JP5171471B2 - 内視鏡用処置具 - Google Patents

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Description

本発明は、経内視鏡的に体腔内に挿入して各種手技に使用される内視鏡用処置具に関する。
従来、先端の処置部に組織を把持するための鉗子等を備えた内視鏡用処置具が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような鉗子等を用いて体腔内組織に対して処置を行う際に、体腔内に突出した鉗子の開閉方向が処置対象の組織の位置に対して適切でない等の理由で鉗子の開閉向きの調節が必要となることがある。
特許文献1に記載の内視鏡用処置具では、一対の鉗子片を開閉操作するための操作軸部材はスライダに接続されている。また鉗子片は操作軸部材が挿通された挿入管に、軸線回りの相対回転が不能となるように固定されており、挿入管の基端は操作部に固定されている。
したがって、鉗子の開閉向きを調節する場合、ユーザは操作部全体を軸線回りに回転させる。すると、挿入管が軸線回りに回転し、最終的に鉗子片が軸線回りに回転して開閉向きが調節される。
特許第4056989号公報
しかしながら、特許文献1に記載の内視鏡用処置具では、操作部全体を回転させなければ鉗子の開閉向きを調節することができず、所定の回転角度以上鉗子片を回転させたい等の場合、操作部の持ち替えが必要となるため、操作が煩雑になるという問題がある。
また、コイル等で形成される挿入管は、操作部の回転によって発生するトルクを好適に先端の鉗子片に伝達するが、細径の操作軸部材は当該トルクの伝達率が挿入管に比して低いため、両者の伝達率の差により回転ひずみが発生して操作軸部材に蓄積される。これによって、鉗子片が操作部の回転に良好に追随せず、ある程度操作部が回転されたところで操作軸部材に蓄積された回転ひずみが一気に開放されて鉗子片が一度に大きな角度量回転する、いわゆる回転とびが発生する。したがって、鉗子片の開閉向きの微細な調節が困難となるという問題も存在する。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、処置部の回転とび等を発生させずに、容易な操作で処置部の向き調節を適切に行うことができる内視鏡用処置具を提供することを目的とする。
本発明の内視鏡用処置具は、体腔内組織に対して処置を行うための処置部と、前記処置部の基端に接続された操作ワイヤと、前記操作ワイヤが挿通された可撓性を有するコイルシースと、前記コイルシースが挿通された絶縁性の被覆管と、前記処置部を操作するための操作部とを備え、前記操作部は、前記操作ワイヤの基端が軸線回りに回転自在に接続された進退操作部と、前記進退操作部が軸線方向に進退可能に取り付けられた本体と、前記本体に対して軸線回りに回転可能に取り付けられ、前記コイルシースの基端が軸線回りに回転不能に取り付けられた回転操作部とを有し、前記被覆管の先端は、前記コイルシースの先端に軸線回りに回転可能かつ軸線方向に進退不能に取り付けられており、前記被覆管の基端側は、前記コイルシースに対して軸線方向に相対移動可能となるように離間しており、かつ前記コイルシースが湾曲しても前記コイルシースが露出しないように、所定の長さ以上前記操作部によって被覆されていることを特徴とする。
本発明の内視鏡用処置具によれば、回転操作部を回転させることによって本体を回転させずに処置部を回転させることができる。そして、回転操作によって操作ワイヤに蓄積される回転ひずみは、操作ワイヤの基端が軸線回りに回転自在に進退操作部に接続され、かつ被覆管の基端側がコイルシースに対して軸線方向に相対移動可能となるように離間していることにより、随時好適に開放される。
前記操作ワイヤの前記基端は、導電体からなるボールベアリングを用いて、前記進退操作部に対して軸線回りに回転自在に接続されており、前記進退操作部は、電源と接続されるためのプラグを有し、前記プラグは、前記ボールベアリングを介して前記操作ワイヤと導通してもよい。
この場合、操作ワイヤに蓄積される回転ひずみを好適に開放させつつ、プラグと操作ワイヤとを確実に導通し、処置部に通電して各種処置を行うことができる。
本発明の内視鏡用処置具によれば、処置部の回転とび等を発生させずに、容易な操作で処置部の向き調節を適切に行うことができる。
以下、図1から図4を参照して本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具について説明する。図1に示すように、本実施形態の内視鏡用処置具(以下、単に「処置具」と称する。)1は、体腔内組織に対して処置を行うための処置部2と、処置部2の基端に接続された操作ワイヤ3と、操作ワイヤ3と接続された、処置部2を操作するための操作部4と、処置部2と操作部4とを接続するための挿入部5とを備えて構成されている。
図2は処置部2を含む処置具1の先端部分の拡大断面図である。処置部2は、第1鉗子部材6と第2鉗子部材7との一対の鉗子部材が、回動軸8で互いに回動自在に連結されて構成されている。各鉗子部材6、7の回動軸8よりも基端側には、操作ワイヤ3が接続されており、挿入部5内を通って操作部4に接続されている。
挿入部5は、コイルシース9と、コイルシース9の外周を覆う絶縁チューブ(被覆管)10とを備えている。
コイルシース9は、金属の素線をループ状に密に巻いて形成されており、後述する処置部2を回転するための操作を良好に処置部2まで伝える。コイルシース9の構成について、一本の金属素線を巻く単条か複数本の金属素線を巻く多条型とするか、及び径方向に巻き重ねない単層型か複数回巻き重ねる多層型とするか等は、処置具1の用途等に鑑みてコイルシース9に要求される特性によって適宜決定されてよい。
コイルシース9の先端には、処置部2を固定するためのカバー11が取り付けられており、カバー11によって回動軸8とコイルシース9とが一体に接続されている。これによって、回動軸8は、コイルシース9の軸線方向に相対移動不能となっている。
絶縁チューブ10は、絶縁性の材料で形成され、コイルシース9の外面を被覆して絶縁性を確保している。絶縁チューブ10の先端には、略円筒状の係合部材12が圧入等によって取り付けられている。係合部材12は、コイルシース9の先端付近に周方向にわたって形成された係合溝9Aと係合している。
このような構成をとることで、絶縁チューブ10の先端は、コイルシース9に対して、軸線回りに回転自在かつ軸線方向に相対移動不能に取り付けられている。
図3は、操作部4の拡大断面図である。操作部4は、細長の本体13と、本体13に対して軸線まわりに回転自在に取り付けられた回転操作部14と、本体13に対して軸線方向に一定範囲摺動可能に取り付けられたスライダ(進退操作部)15とを備えて構成されている。
本体13は、内部に操作ワイヤ3や挿入部5の基端側の領域を収容可能な溝やスリット等の空間を有する。本体13の基端には、指掛用のハンドル16が設けられている。
回転操作部14は、挿入部5の基端側が挿通される管状部材17と、管状部材17に取り付けられたダイヤル部材18とからなる。
管状部材17には、軸線方向に延びる貫通孔17Aが形成されており、挿入部5の基端側の領域が貫通孔17Aに挿入されている。そして、コイルシース9の基端は管状部材17の基端側に、管状部材17に対して軸線回りに回転不能に接続固定されている。
一方、絶縁チューブ10は基端側が所定の長さ、例えば30ミリメートル程度貫通孔17Aに挿入されており、操作部4によって被覆されている。そして、絶縁チューブ10の基端10Aはコイルシース9の基端よりも先端側に位置し、なおかつ管状部材17及びコイルシース9のいずれにも固定されずに離間した状態とされている。これによって、基端10Aは、コイルシース9に対して軸線方向に移動可能となっている。なお、処置具1の使用時における基端10Aの挙動については後述する。
ダイヤル部材18は、管状部材17に対して略同軸となるように取り付けられているが、管状部材17とダイヤル部材18との接続部位17Bにおいて、管状部材17の軸線方向に直行する断面が略正方形に形成されているため、両者は相対回転不能となっている。したがって、ダイヤル部材18を軸線回りに回転操作すると、管状部材17も連動して軸線回りに回転し、その結果回転操作部14全体が軸線回りに回転される。
スライダ15には、図示しない高周波電源と接続された図示しない電源ケーブルが接続されるためのプラグ19が取り付けられている。本体13の内部に位置するプラグ19の端部には、プラグ19の軸線方向に延びる回転溝19Aが形成されている。
回転溝19Aには、略円盤状の回転プレート20が配置されている。回転プレート20には、操作ワイヤ3の座屈を防ぐためのパイプ21が、回転プレート20と同軸となるように固定されている。管状部材17の基端を通って延びてきた操作ワイヤ3の基端は、パイプ21に挿入されて、ロウ付け等によりパイプ21に一体に固定されている。
これらの構成により、操作ワイヤ3の基端は、パイプ21及び回転プレート20を介して、スライダ15に対して軸線回りに回転可能に接続されている。
上記のように構成された処置具1の使用時の動作について説明する。
まずユーザは、患者の体内に図示しない内視鏡を挿入し、処置対象の体腔内組織付近まで当該内視鏡の先端を進める。
続いて、ユーザはスライダ15を本体13に対して後退させて処置部2を閉じた状態とし、内視鏡の図示しない鉗子チャンネルに処置具1の処置部2及び挿入部5を挿入する。そして、処置部2を鉗子チャンネルから突出させた後、高周波電源とプラグ19とを電源ケーブルで接続する。
処置を行う際には、スライダ15を本体13に対して前進移動させる。すると、スライダ15に接続された操作ワイヤ3がコイルシース9に対して前進する。上述のように、回動軸8は挿入部5に対して相対移動不能であるので、第1鉗子部材6及び第2鉗子部材7は、それぞれ回動軸8を中心に回動して、処置部2が開く。
ユーザが対象組織を処置部2の開いた鉗子部材6、7間に位置させて、スライダ15を本体13の基端側に引き戻すと、鉗子部材6、7の先端側が再び閉じられ、処置部2に対象組織が挟み込まれる。
この状態で、ユーザが高周波電源から高周波電流を供給すると、高周波電流はプラグ19から操作ワイヤ3を通って処置部2まで供給され、高周波電流によって対象組織が焼灼される。
処置終了後、ユーザは、高周波処置具1を鉗子チャンネルから抜去し、かつ、内視鏡を体外へ抜去させて手技を終了する。
以上が処置具1の通常の使用時の動作であるが、鉗子チャンネルから突出した処置部2の鉗子部材6、7の開閉の向きが、処置対象の組織に対して適切でない場合、そのままでは処置部2による処置を好適に行えないことがある。このような場合、ユーザは回転操作部14を操作して処置部2を軸線回りに回転させる調節操作を行う。以下、この調節操作時における処置具1の各部の動作について説明する。
調節操作を行う場合、ユーザは回転操作部14のダイヤル部材18を軸線回りに所望の方向へ回転させる。すると、管状部材17、及び管状部材17に相対回転不能に取り付けられたコイルシース9が連動してダイヤル部材18と同一方向に回転する。
コイルシース9が回転すると、カバー11によってコイルシース9と一体となった処置部2が回転されて鉗子部材6、7の開閉向きが調節できる。
このとき、処置部2の回転に伴い、処置部2の基端に接続された操作ワイヤ3も回転されるが、操作ワイヤ3のトルク伝達性はコイルシース9に比較して低いので、操作ワイヤ3には回転ひずみが蓄積されやすくなる。
しかし、操作ワイヤ3の基端は、パイプ21及び回転プレート20を介してスライダ15のプラグ19に対して回転自在に接続されているので、蓄積された回転ひずみは、この基端で随時開放され、回転とびが発生することが防止される。
また、回転操作時には処置具1は内視鏡の鉗子チャンネルに挿通されているため、絶縁チューブ10が鉗子チャンネルの内壁との間に生じる摩擦力によって、実質的に内壁に対して相対回転不能に固定される。しかし、絶縁チューブ10の先端はコイルシース9に対して相対回転可能に取り付けられているので、上述のように絶縁チューブ10が鉗子チャンネルに固定されていても、当該固定状態はコイルシース9を介した処置部2の回転操作に影響を与えない。
さらに、絶縁チューブの基端10Aは、管状部材17やコイルシース9に対して固定されておらず、離間したフリーの状態となっている。したがって、図4に示すように、内視鏡が体腔内で蛇行する等によってコイルシース9が湾曲したときは、湾曲に伴うコイルシース9の変形に対応して、基端10Aが先端側に移動する。基端10Aが管状部材17やコイルシース9に固定されていると、湾曲に伴うコイルシース9の変形によって絶縁チューブ10が軸線方向に圧縮されたり引き伸ばされたりして可撓性が低下し、回転とび発生の一つの原因となるが、基端10Aがフリーの状態になることで、絶縁チューブ10の圧縮や引き伸ばしが好適に抑制される。
本実施形態の処置具1によれば、上述したそれぞれの効果があいまって、操作ワイヤ3に回転ひずみが蓄積されることによる回転とびの発生を抑えつつ、回転操作部14を操作することによって、所望の回転量だけ確実に処置部2を回転させ、処置部2の向きの調節を好適に行うことができる。
また、挿入部5の絶縁チューブ10の基端10Aが、所定の長さだけ操作部4の管状部材17に挿通され、絶縁チューブの10の基端10A側の領域が一定範囲操作部4に覆われている。したがって、図4に示すように挿入部5が湾曲して基端10Aが先端側に移動しても、コイルシース9の導電性の外面が露出することがなく、絶縁状態をより確実に保持することができる。
本実施形態においては、プラグ19を備えて処置部2が通電される処置具の例を説明したが、本発明は処置部に通電をしない処置具についても適用することが可能である。すなわち、スライダ15にプラグ19を設けず、スライダ15の一部に回転溝19Aと同等の形状を形成して回転プレート20を配置することによって、処置部に通電をしない処置具であっても同様に上述した効果を得ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図5を参照して説明する。本実施形態の処置具31と上述の処置具1との異なるところは、操作ワイヤとスライダとの接続態様である。
なお、第1実施形態の処置具1と共通する構成については、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図5は、処置具31の操作部32の部分拡大断面図である。パイプ21とプラグ19とは、ボールベアリング33を介して相対回転可能に接続されている。
ボールベアリング33としては、公知の構成のものを採用することができるが、ボール(不図示)を含むすべての部材がステンレス等の導電体で形成されると、プラグ19と操作ワイヤ3とをボールベアリング33を介して電気的に接続できるため好ましい。
なお、この場合、導通を良好にするために、ボールには潤滑性を高めるためのグリスを塗布しないのが好ましい。通常、処置具2の回転操作に伴うボールベアリング33の回転量は一般的なボールベアリングに比較して著しく少ないので、ボールベアリング33を構成する各部材の表面が充分滑らかに加工されていれば、グリスを塗布しなくても問題はない。
本実施形態の処置具31においても、上述の処置具1と同様の効果を得ることができる。
また、操作ワイヤ3とスライダ15のプラグ19とがボールベアリング33を介して接続されているので、両者の相対回転がより円滑となり、操作ワイヤ3に蓄積される回転ひずみをより好適に開放させることができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、処置部が一対の鉗子部材からなる例を説明したが、本発明の処置具における処置部はこれには限定されない。すなわち、処置対象の組織に対して向きの調節をする必要がある処置部であれば、例えばスネアワイヤやいわゆる二脚鉗子等、あらゆる処置部に適用することができる。
本発明の第1実施形態の内視鏡用処置具の全体図である。 同内視鏡用処置具の先端側の拡大断面図である。 同内視鏡用処置具の操作部の拡大断面図である。 同内視鏡用処置具の使用時の動作を示す図である。 本発明の第2実施形態の内視鏡用処置具の操作部を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
1、31 内視鏡用処置具
2 処置部
3 操作ワイヤ
4、32 操作部
9 コイルシース
10 絶縁チューブ(被覆管)
13 本体
14 回転操作部
15 スライダ(進退操作部)
33 ボールベアリング

Claims (2)

  1. 体腔内組織に対して処置を行うための処置部と、
    前記処置部の基端に接続された操作ワイヤと、
    前記操作ワイヤが挿通された可撓性を有するコイルシースと、
    前記コイルシースが挿通された絶縁性の被覆管と、
    前記処置部を操作するための操作部と、
    を備え、
    前記操作部は、
    前記操作ワイヤの基端が軸線回りに回転自在に接続された進退操作部と、
    前記進退操作部が軸線方向に進退可能に取り付けられた本体と、
    前記本体に対して軸線回りに回転可能に取り付けられ、前記コイルシースの基端が軸線回りに回転不能に取り付けられた回転操作部と、
    を有し、
    前記被覆管の先端は、前記コイルシースの先端に軸線回りに回転可能かつ軸線方向に進退不能に取り付けられており、
    前記被覆管の基端側は、前記コイルシースに対して軸線方向に相対移動可能となるように離間しており、かつ前記コイルシースが湾曲しても前記コイルシースが露出しないように、所定の長さ以上前記操作部によって被覆されていることを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 前記操作ワイヤの前記基端は、導電体からなるボールベアリングを用いて、前記進退操作部に対して軸線回りに回転自在に接続されており、
    前記進退操作部は、電源と接続されるためのプラグを有し、
    前記プラグは、前記ボールベアリングを介して前記操作ワイヤと導通していることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡用処置具。
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