JP5171051B2 - 電子楽器用スタンド - Google Patents

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Description

本発明は、クランプ部材によりパイプ同士を連結する電子楽器用スタンドに関し、特に、パイプ同士を連結する際の作業性の向上を図ることができる電子楽器用スタンドに関するものである。
電子楽器用スタンドは、様々な演奏者によって演奏されることが前提にあり、演奏者の体格や好みに応じて、電子楽器の設置される高さ、角度、及び演奏者との距離を調整する必要がある。そのため、電子楽器用スタンドは、スタンド本体を構成するパイプと、楽器を支持するパイプとの連結位置を変更することで、電子楽器の設置される高さ、角度、及び演奏者との距離を調整する。
両パイプの連結には、例えば、実開昭58−180594号公報や特開2000−214845号公報などに開示されるように、クランプ部材が使用される。ここで、図10を参照して、従来の電子楽器用スタンドについて説明する。
図10は従来の電子楽器用スタンドに使用されるクランプ部材100の断面図である。図10に示すように、クランプ部材100は、第1及び第2パイプ101a,101bが挟持される部位となる第1及び第2挟持部100a,100bを有するクランプ本体102と、そのクランプ本体102に対向して配置される第1及び第2押え部材103a,103bと、それら第1及び第2押え部材103a,103bをクランプ本体102に締結する複数のボルト部材104a〜105bとを備え、第1及び第2押え部材103a,103bがクランプ本体102に対してボルト部材104a〜105bにより離接自在に構成されている。
このクランプ部材100によれば、第1及び第2パイプ101a,101bを長手方向に位置を変えると共に周方向に回転させて固定することができるので、両パイプの連結位置を変更して、電子楽器が設置される高さ、角度、或いは演奏者との距離を調整することができる。
実開昭58−180594号公報(第3図など) 特開2000−214845号公報(第4図など)
しかしながら、上述した従来の電子楽器用スタンドでは、スタンド本体を構成するパイプを固定するためのボルト部材と、楽器を支持するパイプを固定するためのボルト部材とが別々に設けられているため、ボルト部材の締結作業を両パイプに対して別々に行う必要があり、両パイプの連結作業が繁雑であるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、パイプ同士を連結する際の作業性の向上を図ることができる電子楽器用スタンドを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の電子楽器用スタンドは、第1パイプと、第2パイプと、それら第1パイプ及び第2パイプを連結する連結部材とを備えたものであり、前記第1パイプは、中空状に構成され、外周面から内周面に貫通した少なくとも1個の孔と、内周面から径方向内側へ向けて凸設される又は内周面に径方向外側へ向けて凹設されると共に前記第1パイプの長手方向に沿って延設されるガイドとを備え、前記連結部材は、前記第2パイプを挟んで配設される第1クランプ及び第2クランプと、それら第1クランプ及び第2クランプを締結するボルト部材とを備え、前記第1クランプは、前記第1パイプの内周に嵌合される第1嵌合部と、前記ボルト部材が締結される第1被締結部と、それら前記第1嵌合部及び前記第1被締結部を接続する第1狭持部とを備え、前記第2クランプは、前記第1パイプの内周に嵌合される第2嵌合部と、前記ボルト部材が締結される第2被締結部と、それら前記第2嵌合部及び前記第2被締結部を接続する第2狭持部とを備え、前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方は、前記第1パイプの内周面に押圧される側に突設される突起と、その突起が形成される前記第1嵌合部または前記第2嵌合部の外周面の反対側に形成され前記第1狭持部または前記第2狭持部から離間するにつれて前記第1嵌合部または前記第2嵌合部の外周面側へ向けて傾斜される斜面と、前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方の外周面に径方向内側へ向けて凹設される又は前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方の外周面から径方向外側へ向けて凸設されると共に前記第1クランプ及び第2クランプの長手方向に沿って延設されるガイド受けとを備え、前記第1パイプの前記孔は、前記突起の外径よりも大きな内径を有し、前記第1パイプにおける前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部が嵌合される開口部側の端部と前記孔の外縁における前記第1パイプの開口部側に位置する部分とが離間する位置に形成され、前記ガイドを前記ガイド受けに嵌合させつつ前記第1嵌合部および前記第2嵌合部が前記第1パイプの開口部側から前記第1パイプの内部に挿入されることで前記突起が前記孔へ移送され、前記第1被締結部及び前記第2被締結部が前記ボルト部材によって締結されることにより、前記第2パイプを挟んで配設される第1狭持部及び第2狭持部により前記第2パイプが狭持されると共に、前記第2パイプを支点として前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部が前記第1パイプの内周面に押圧されることで前記突起が前記孔に嵌合されるように構成されている。
請求項1記載の電子楽器用スタンドによれば、第1パイプは、中空状に構成され、連結部材は、第2パイプを挟んで配設される第1クランプ及び第2クランプと、それら第1クランプ及び第2クランプを締結するボルト部材とを備え、第1クランプは、第1パイプの内周に嵌合される第1嵌合部と、ボルト部材が締結される第1被締結部と、それら第1嵌合部及び第1被締結部を接続する第1狭持部とを備え、第2クランプは、第1パイプの内周に嵌合される第2嵌合部と、ボルト部材が締結される第2被締結部と、それら第2嵌合部及び第2被締結部を接続する第2狭持部とを備え、第1被締結部及び第2被締結部がボルト部材によって締結されることにより、第2パイプを挟んで配設される第1狭持部及び第2狭持部により第2パイプが狭持されると共に、第2パイプを支点として第1嵌合部及び第2嵌合部が第1パイプの内周面に押圧される。これにより、第1クランプ及び第2クランプを1個のボルト部材によって締結することで、第1パイプと第2パイプとを連結することができるので、その連結作業の際の作業性の向上を図ることができるという効果がある。
また、第1嵌合部及び第2嵌合部の少なくとも一方は、第1パイプの内周面に押圧される側に突設される突起と、その突起が形成される第1嵌合部または第2嵌合部の外周面の反対側に形成され第1狭持部または第2狭持部から離間するにつれて第1嵌合部または第2嵌合部の外周面側へ向けて傾斜される斜面とを備え、第1パイプは、第1パイプの外周面から内周面に貫通した少なくとも1個の孔を備え、孔は、突起の外径よりも大きな内径を有し、第1パイプにおける第1嵌合部及び第2嵌合部が嵌合される開口部側の端部と孔の外縁における第1パイプの開口部側の位置する部分とが離間する位置に形成されている。そして、突起が孔に嵌合されるように構成されると共に、第1パイプにおける第1嵌合部及び第2嵌合部が嵌合される開口部側の端部と孔の外縁における第1パイプの開口部側に位置する部分とが離間する位置に形成されているので、第1パイプから第1クランプ及び第2クランプを抜け難くできるという効果がある。また、突起が孔に嵌合されることで第1クランプ及び第2クランプが固定される位置を第1パイプの孔の位置に応じて所望の位置へ一義的に位置決めすることができるという効果がある。
また、第1パイプは、その内周面から径方向内側へ向けて凸設される又は内周面に径方向外側へ向けて凹設されると共に第1パイプの長手方向に沿って延設されるガイドを備え、第1嵌合部及び第2嵌合部の少なくとも一方は、第1嵌合部及び第2嵌合部の少なくとも一方の外周面に径方向内側へ向けて凹設される又は第1嵌合部及び第2嵌合部の少なくとも一方の外周面から径方向外側へ向けて凸設されると共に第1クランプ及び第2クランプの長手方向に沿って延設されるガイド受けを備えている。そして、
ガイドをガイド受けに嵌合させつつ第1嵌合部および第2嵌合部が第1パイプの開口部側から第1パイプの内部に挿入されることで突起が前記孔へ移送されるので、第1クランプ及び第2クランプを第1パイプに嵌合する際に、ガイドとガイド受けによって円周方向の位置あわせを行い、また、孔と突起によって軸方向の位置あわせを行なうことができる。
よって、例えば、突起と孔のみを備える構成では、円周方向の位置あわせと軸方向の位置あわせとを作業者が目視などにより行う必要があり、その位置あわせ作業が繁雑であったが、本発明によれば、位置あわせ簡潔になるので第1クランプ及び第2クランプを第1パイプに円滑に嵌合させることができ、その結果、第2パイプを第1パイプに円滑に連結させることができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態である電子楽器用スタンド10を使用した電子楽器システム1について説明する。図1は本発明の一実施の形態である電子楽器システム1の外観正面図である。
図1に示すように、電子楽器システム1は、床面に設置される設置台11と、その設置台11の一方(図1右側)にパイプ12aを介して接続されるフットペダル40aと、設置台11の他方(図1左側)にパイプ12bを介して接続されるフットペダル40bと、設置台11から床面に対して垂直に上方へ立設されるセンターパイプ13a及びセンターパイプ13bと、そのセンターパイプ13a及びセンターパイプ13bの上端を連結し、音源30を載置する音源ホルダー14と、センターパイプ13aに固着される音源ホルダー14の下方に配設され、アームホルダー15aを介してセンターパイプ13aに対して略直角に配設されるアームパイプ17aと、そのアームパイプ17aの下側に配設されると共にアームホルダー16aを介してセンターパイプ13aに対して略直角に配設されるアームパイプ18aと、アームパイプ17aと略同一の高さであると共にアームホルダー15bを介してセンターパイプ13bに対して略直角に配設されるアームパイプ17bと、そのアームパイプ17bの下側に配設されると共にアームパイプ18aと略同一の高さであってアームホルダー16bを介してセンターパイプ13bに対して略直角に配設されるアームパイプ18bとを主に備えている。
アームパイプ17aには、タムパッド53aが固着されると共にそのアームパイプ17aの端部に連結部材19aを介してロッド20aが固着されており、そのロッド20aによってシンバルパッド51aが支持されている。また、アームパイプ18aには、タムパッド54が固着されている。
アームパイプ17bには、タムパッド53bが固着されると共にそのアームパイプ17bの端部に連結部材19bを介してロッド20bが固着されており、そのロッド20bによってシンバルパッド51bが支持されている。また、アームパイプ18bには、ハイハットシンバル52が固着され、センターパイプ13bには、スネアパッド50が固着されている。
また、電子楽器用スタンド10は、アームパイプ17a,17bと、連結部材19a,19bと、ロッド20a,20bとによって構成されており、電子楽器システム1の左右にそれぞれ配設されている。
次に、図2を参照して、電子楽器用スタンド10の構成について説明する。電子楽器システム1の左右にそれぞれ配設されている電子楽器用スタンド10は同じ構成であるので、右側の電子楽器用スタンド10を用いて説明する。図2(a)は、電子楽器用スタンド10の外観斜視図であり、図2(b)は、電子楽器用スタンド10の分解斜視図である。
図2(a)に示すように、電子楽器用スタンド10は、断面略円形のアームパイプ17aの端部に連結部材19aを介してロッド20aがアームパイプ17aの長手方向に対して直角方向に固着されている。
ロッド20aは、金属材料から円柱形状に構成され、その先端部には、シンバルパッド51a(図1参照)が連結される部位が略くの字状に折り曲げて形成されている。連結部材19aは、アルミニウム材を鋳造して成形された部材にて主に構成されており、アームパイプ17aに嵌合されている。この連結部材19aがロッド20aを狭持することで、ロッド20aがアームパイプ17aに対し固定される。
図2(b)に示すように、ロッド20aは、ブッシュ63に嵌合され、そのロッド20aを挟むように、連結部材19aを構成する第1クランプ61及び第2クランプ62が配設される。
アームパイプ17aは、略円筒形状のパイプであり、アルミニウム材を押し出し加工して作られている。よって、アームパイプ17aを、その断面形状が後述する第1クランプ61及び第2クランプ62の一部である第1嵌合部75(図3(c)参照)及び第2嵌合部76(図3(c)参照)の断面の外縁形状と略同一の内縁形状を有する断面になるように加工することもできる。
即ち、第1クランプ61及び第2クランプ62の一部である第1嵌合部75(図3参照)及び第2嵌合部76(図3(c)参照)に凹部を形成した場合には、そのアームパイプ17aの内周面にアームパイプ17aの長手方向に連成される凸部を形成することもできる。また、第1クランプ61及び第2クランプ62の一部である第1嵌合部75(図3参照)及び第2嵌合部76(図3(c)参照)に凸部を形成した場合も同様である。
また、第1クランプ61及び第2クランプ62が、ロッド20aを挟んだ状態でアームパイプ17aに嵌合されると共に、後述する第1クランプ61及び第2クランプ62の一部である第1締結部71(図3(b)参照)及び第2締結部72(図3(b)参照)がボルト64とナット64aとによって締結されることで、ロッド20aが、アームパイプ17aに連結される。
ブッシュ63は、ゴム状弾性体から略円筒形状に構成され、ブッシュ63の内径d1は、略円柱状の外形を有するロッド20aの外径d2より小さく形成されている。即ち、ロッド20aがブッシュ63に嵌合されると、ロッド20aの外径に沿ってブッシュ63の内径が広がるように変形される。その変形により発生される弾性力によってブッシュ63がロッド20aを保持する。
次に、図3を参照して、電子楽器用スタンド10の詳細な構成について説明する。図3(a)は、電子楽器用スタンド10の側面図であり、図3(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線における電子楽器用スタンド10の断面図であり、図3(c)は、図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンド10の断面図である。
図3(b)に示すように、第1クランプ61及び第2クランプ62は、柱状の形状を有しており、第1クランプ61は、第1締結部71と、第1狭持部73と、第1嵌合部75とを備え、同様に、第2クランプ62は、第2締結部72と、第2狭持部74と、第2嵌合部76とを備えている。なお、第1クランプ61及び第2クランプ62は、同じ材料から同形状に構成されるものであり、部品の共用化が図られている。
図3(b)に示すように、第1締結部71は、第1クランプ61の一端(図3(b)上側)に形成されている。同様に、第2締結部72は、第2クランプ62の一端(図3(b)上側)に形成されている。これら第1締結部71及び第2締結部72は、ボルト64を貫通させる孔を備えており、その孔の直径は、ボルト64のおねじ部の直径より大きく、ボルト64の頭部の直径より小さく、且つ、ナット64aのめねじ部の内径より大きく、ナット64aの外径より小さく構成されている。
即ち、第1締結部71及び第2締結部72のボルト64を貫通させる孔にボルト64が貫通され、ボルト64にナット64aが螺着されることで、第1締結部71及び第2締結部72が離接自在に構成されている。
また、ボルト64とナット64aとを螺着する構成としたので、ボルト64とナット64aとのいずれかのネジ溝を破損した場合には、ボルト64及びナット64aのいずれかを交換すれば良い。且つ、第1締結部71及び第2締結部72は、ボルト64を貫通させる孔を備える構成としたので、ボルト軸部の直径と長さとがその孔に合えば、入手が容易である汎用品のボルト及びナットでボルト64及びナット64aの代用をすることもできる。よって、電子楽器用スタンド10を素早く修復することができる。
第1嵌合部75は、アームパイプ17aに嵌合される部位であり、第1狭持部73を介して第1締結部71と接続されている。同様に、第2嵌合部76は、アームパイプ17aに嵌合される部位であり、第2狭持部74を介して第2締結部72と接続されている。
第1狭持部73は、一対の第1壁部73aを備えており、それら一対の第1壁部73aは、ロッド20aに向かって立設されている。同様に、第2狭持部74は、一対の第2壁部74aを備えており、それら一対の第2壁部74aは、ロッド20aに向かって立設されている。なお、一対の第1壁部73aは、所定間隔を隔てつつ互いに対向して配設されており、その対向面間にブッシュ63が位置している(図4(b)参照)。第2壁部74aも同様である。
これにより、第1締結部71及び第2締結部72が締結されると、ロッド20aが、一対の第1壁部73a及び一対の第2壁部74aによって狭持される。ボルト64及びナット64aが更に締め込まれると第1締結部71及び第2締結部72が近接され、ロッド20aを支点として、第1嵌合部75及び第2嵌合部76が離間される。その結果、第1嵌合部75及び第2嵌合部76がアームパイプ17aの内周面に押圧され、連結部材19a(図3(a)参照)がアームパイプ17aに固定され、連結部材19a(図3(a)参照)がロッド20aに固定される。
よって、アームパイプ17a及びロッド20aが1個のボルト64及びナット64aによって締結されることにより、その1度の締結で、作業者は、ロッド20aをアームパイプ17aに連結することができるので作業性の向上を図ることができる。
また、アームパイプ17aとロッド20aとは、第1クランプ61及び第2クランプ62を介して1個のボルト64及びナット64aによって締結されるため、アームパイプ17aとロッド20aとをそれぞれ別のボルト等によって締結する場合に比べて電子楽器用スタンド10を構成する部品の数を少なくできる。
なお、本実施の形態では、第1壁部73a及び第2壁部74aの高さ寸法(第1狭持部73及び第2狭持部74からの立設寸法、図4(d)左右方向寸法)は、ブッシュ63の内周面から外周面までの厚み寸法より大きな寸法値になるように設定されている。
図3(b)及び図3(c)に示すように、第1嵌合部75及び第2嵌合部76の外周面(第1嵌合部75及び第2嵌合部76のアームパイプ17aの内周面に対向する面)には、平面視略円形の第1突起67及び第2突起66が突接されている。アームパイプ17aは、アームパイプ17aの外周面から内周面に貫通すると共に対向して(即ち、円周方向に180°ずれて)配設される一対の略円形の孔65を備える。その孔65の直径d4は、第1突起67及び第2突起66の外径d3より大きい。
よって、第1突起67及び第2突起66を孔65に嵌合させることにより、第1クランプ61及び第2クランプ62をアームパイプ17aに係止させ、アームパイプ17aから連結部材19aを抜け難くすることができると共に、アームパイプ17aの孔65の位置に応じて第1クランプ61及び第2クランプ62がアームパイプ17aに対して固定される位置を一義的に決めることができる。
図3(b)に示すように、第1嵌合部75及び第2嵌合部76は、その外周面の反対側に第1斜面79及び第2斜面80を備え、その第1斜面79及び第2斜面80は、先端に近づくにつれて外周面側へ向けて傾斜されている。よって、第1斜面79及び第2斜面80の間には空間Sが形成され、第1嵌合部75及び第2嵌合部76は、その空間Sを移動領域として利用することができる。
即ち、第1斜面79と第2斜面80とが接近する方向に動くことにより、第1嵌合部75及び第2嵌合部76の外周面に配設される第1突起67及び第2突起66が孔65から離間される。よって、第1突起67及び第2突起66は、孔65によって係止されなくなり第1クランプ61及び第2クランプ62をアームパイプ17aから円滑に取り外すことができる。
ここで、本実施の形態では、第1狭持部73と第2狭持部74とがロッド20aの径方向に所定間隔を隔てつつ互いに対向して配設されており、その間にブッシュ63が位置されている。よって、ブッシュ63の弾性力により第1クランプ61及び第2クランプ62が近接する方向に移動することを防いでいる。
また、本実施の形態では、一対の第1壁部73aは、ブッシュ63の軸心方向に所定間隔を隔てつつ互いに対向して配設されており、その対向面間にブッシュ63が位置している(図4(b)参照)。第2壁部74aも同様である。よって、ブッシュ63の弾性力により第1クランプ61及び第2クランプ62がブッシュ63の軸心方向に移動することを防いでいる。
よって、図3(b)に示す連結状態から、ボルト64及びナット64aによる締結をゆるめてロッド20aを連結部材19a(図3(a)参照)から抜き取った場合にでも、ブッシュ63の外形は、その弾性力によりロッド20aを嵌合していた時と略同一形状(ブッシュ63の内径d1(図1参照)がロッド20aの外径d2(図1参照)より小さいので、その差の分の形状変化は生じるが、微小な形状変化であるため問題とならない。)に保持されるので、第1クランプ61及び第2クランプ62は、組み合わせられた位置を維持し、第1クランプ61及び第2クランプ62が備える第1突起67及び第2突起66は、孔65に嵌合された状態を維持する。よって、第1クランプ61及び第2クランプ62がアームパイプ17aから安易に落下することを防ぐことができる。
次に、図4を参照して、第1クランプ61及び第2クランプ62によってロッド20aが固定される時の動作について説明する。図4(a)は、第1クランプ61及び第2クランプ62の側面図であり、第1クランプ61及び第2クランプ62によって狭持されるロッド20aの軸方向から見た状態が図示されている。
また、図4(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における第1クランプ61及び第2クランプ62の断面図であり、図4(a)の紙面手前側を紙面下側に配置している。なお、図4(b)に示す矢印Xは、ロッド20aの軸方向を示しており、矢印Yは、ロッド20aの軸直角方向を示している。
また、図4(c)は、第1クランプ61及び第2クランプ62の側面図であり、第1クランプ61及び第2クランプ62と離間しているロッド20aの軸方向から見た状態が図示されている。
また、図4(d)は、図4(c)のIVd−IVd線における第1クランプ61及び第2クランプ62の断面図であり、図4(c)の紙面手前側を紙面下側に配置している。なお、図4(d)に示す矢印Xは、ロッド20aの軸方向を示しており、矢印Yは、ロッド20aの軸直角方向を示している。
図4(b)に示すように、ロッド20aは、第1クランプ61によって固定されている。即ち、第1狭持部73は、一対の第1壁部73aを備えており、一対の第1壁部73aは、ブッシュ63の軸方向(図4(b)矢印X方向)にブッシュ63を挟んで対向して配設されると共に、ロッド20aに向かって立設されている。また、図4(a)に示すように、第1壁部73aの第1外縁73bは、側面視V字形状を有しているのでロッド20aの外径の2箇所に接する。
同様に、図4(b)に示すように、ロッド20aは、第2クランプ62によって固定されている。即ち、第2狭持部74は、一対の第2壁部74aを備えており、一対の第2壁部74aは、ブッシュ63の軸方向(図4(b)矢印X方向)にブッシュ63を挟んで対向して配設されると共に、ロッド20aに向かって立設されている。また、図4(a)に示すように、第2壁部74aの第2外縁74bは、側面視V字形状を有しているのでロッド20aの外径の2箇所に接する。よって、ロッド20aは、第1壁部73a及び第2壁部74aにより狭持され、第1クランプ61及び第2クランプ62によって固定される。
図4(c)に示すように、第1クランプ61及び第2クランプ62は、空間Sを移動領域として利用することで第1斜面79と第2斜面80とが接する位置まで移動することができる。その場合、第1嵌合部75と第2嵌合部76とは、第1嵌合部75及び第2嵌合部76の外周面に配設される第1突起67及び第2突起66が孔65から離間される。よって、第1突起67及び第2突起66は、孔65によって係止されなくなり、第1クランプ61及び第2クランプ62をアームパイプ17aから円滑に取り外すことができる。
同様に、第1斜面79と第2斜面80とが接する位置まで第1クランプ61及び第2クランプ62を移動させた場合、第1狭持部73及び第2狭持部74は、それぞれが離間する方向に移動されることになり、第1壁部73a及び第2壁部74aは、ロッド20aから離間される。
また、図4(c)及び図4(d)に示すように、第1斜面79と第2斜面80とが接する位置まで第1クランプ61及び第2クランプ62を移動しても、第1外縁73b及び第2外縁74bに内接する円Cの直径d5よりブッシュ63の外径d6の方が大きくなるように設定されている。よって、第1壁部73a及び第2壁部74aがロッド20aから離間してもブッシュ63の軸方向(図4(d)矢印X方向)の両側には、第1壁部73a及び第2壁部74aが位置されている。
よって、第1壁部73a及び第2壁部74aがロッド20aから離間しても、ブッシュ63が第1壁部73a及び第2壁部74aによって係止されるので、ロッド20aは、前述したようにブッシュ63を介して第1壁部73a及び第2壁部74aに保持される。よって、ロッド20aが第1クランプ61及び第2クランプ62から落下することを防ぐことができる。
次に、図5(a)を参照して、第2実施の形態について説明する。図5(a)は、第2実施の形態における電子楽器用スタンド10の断面図であり、図3(a)のIIIc−IIIc線における断面図に対応する。第1実施の形態(図3(c)参照)では、第1嵌合部75及び第2嵌合部76の外周面に第1突起67及び第2突起66を備えると共に、アームパイプ17aに一対の孔65を備える構成としたが、第2実施の形態では、第1突起67及び第2突起66と孔65とを省略して構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第1嵌合部275及び第2嵌合部276は、第1突起67及び第2突起66を備えておらず、外周面がアームパイプ217aの内周面に対応する円弧形状に形成されている。アームパイプ217aは、略円形の孔65を備えていない。よって、第1嵌合部275及び第2嵌合部276は、アームパイプ217aの内周面で円周方向に自由に位置を変えて固定される。
これにより、第1クランプ261及び第2クランプ262もアームパイプ217aの円周方向に自由に位置を変えることができるので、ロッド20aをアームパイプ217aの円周方向に自由に位置を変えて連結することができる。
また、第2実施の形態では、孔65の形成工程を不要とすることができるので、加工コストを削減して、その分アームパイプ217aの製品コストを削減することもできる。
また、第2実施の形態では、第1突起67及び第2突起66が不要となるので、材料の使用量が少なくてすみ、アームパイプ217aの製品コストを削減すると共にアームパイプ217aの軽量化を図ることもできる。
次に、図5(b)を参照して、第3実施の形態について説明する。図5(b)は、第3実施の形態における電子楽器用スタンド10の断面図であり、図3(a)のIIIc−IIIc線における断面図に対応する。第1実施の形態(図3(c)参照)では、アームパイプ17aに一対の孔65を備える構成としたが、第3実施の形態では、アームパイプ317aの円周方向に伸びる一対の孔である孔365を備えて構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
アームパイプ317aは、アームパイプ317aの軸方向(紙面前後方向)より円周方向に長い径を備える一対の孔である孔365を備えており、その孔365は、互いにアームパイプ317aの円周方向に180°ずれて配設されている。なお、本実施の形態では、孔365のアームパイプ317aの円周方向の径をアームパイプ317aの外周面上において、アームパイプ317aの軸芯を中心とする中心角90°の角度に設定しており、第1突起67及び第2突起66の外径は中心角に直すと、その中心角90°の内の20°を占めている。即ち、第1突起67及び第2突起66をアームパイプ317aの円周方向に中心角70°の範囲で移動させることができる。
よって、第1突起67及び第2突起66が孔365に嵌合された状態のまま、アームパイプ317aに対してアームパイプ317aの円周方向に中心角70°の範囲で、第1嵌合部75及び第2嵌合部76の固定される位置を変えて連結することができる。
これにより、ボルト64(図3(b)参照)及びナット64a(図3(b)参照)の螺着を少しゆるめることで、アームパイプ317aの円周方向に中心角70°の範囲で第1クランプ61及び第2クランプ62を固定することができるので、アームパイプ317aに対してアームパイプ317aの円周方向に中心角120°の範囲で、ロッド20aの位置を変えて連結することができる。
また、第3実施の形態では、孔365のアームパイプ317aの円周方向の径をアームパイプ317aの外周面上においてアームパイプ317aの軸芯を中心とする中心角130°の角度に設定しているので、材料の使用量が少なくてすみ、アームパイプ317aの軽量化を図ることができる。
次に、図6(a)を参照して、第4実施の形態について説明する。図6(a)は、第4実施の形態における電子楽器用スタンド10の断面図であり、図3(a)のIIIc−IIIc線における断面図に対応する。第1実施の形態(図3(c)参照)では、互いに対向して(円周方向に180°ずれて)配設される一対の略円形の孔65を備える構成としたが、第4実施の形態では、互いに対向して配設される一対の略円形の孔465をアームパイプ417aの円周方向に複数組(本実施の形態では3組)備えて構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
アームパイプ417aは、アームパイプ417aの外周面から内周面に貫通すると共に互いに対向して配設される一対の略円形の孔465をアームパイプ417aの円周方向に所定の間隔を保って複数組備えている。よって、第1突起67及び第2突起66がアームパイプ417aの円周方向に所定の間隔(本実施の形態では、アームパイプ417aの軸芯を中心とする中心角で60°間隔)を保って複数組設けられる一対の孔465に嵌合されるので、第1嵌合部75及び第2嵌合部76を複数組の孔465の内から選ばれた孔465に固定することができる。
これにより、孔465の位置に応じて第1クランプ61及び第2クランプ62もアームパイプ417aに対して固定される位置を変えることができるので、ロッド20aをアームパイプ417aに対して複数の取付け角度を選んで連結することができる。なお。本実施の形態では、ロッド20aをアームパイプ417aに対して3組の取付け角度を選んで連結することができる。
また、第4実施の形態では、一対の孔465が複数組設けられるので、材料の使用量が少なくてすみ、アームパイプ417aの製品コストを削減すると共にアームパイプ417aの軽量化を図ることができる。
次に、図6(b)を参照して、第5実施の形態について説明する。図6(b)は、第5実施の形態における電子楽器用スタンド10の断面図であり、図3(a)のIIIc−IIIc線における断面図に対応する。第1実施の形態(図3(c)参照)では、第1突起67及び第2突起66を平面視略円形に構成したが、第5実施の形態では、第1傾斜面671及び第2傾斜面661を備えて構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
第1傾斜面671及び第2傾斜面661は、第1嵌合部575及び第2嵌合部576の外周面から第1突起567及び第2突起566の先端までを緩やかに接続する面であり、第1突起567及び第2突起566のアームパイプ17aの円周方向左側(図6(b)反時計周り側)に配設されている。よって、第1嵌合部575及び第2嵌合部576が円周方向左周り(図6(b)反時計周り)に回転されると第1突起567及び第2突起566は、第1傾斜面671及び第2傾斜面661によって孔65から離間される方向に移送される。
これにより、ロッド20aの連結される位置を調整するために、ボルト64及びナット64aによる締結をゆるめて第1クランプ561及び第2クランプ562をアームパイプ17aから取り外す場合には、第1クランプ561及び第2クランプ562を円周方向左周り(図6(b)反時計周り)に回転させて引き抜くことで、第1クランプ561及び第2クランプ562をアームパイプ17aから取り外すことができる。
一方、孔65に第1突起67及び第2突起66を嵌合させた場合には、ロッド20aの連結される位置を調整するために、ボルト64及びナット64aによる締結をゆるめて第1クランプ61及び第2クランプ62を両手を使って開く必要がある(図4(a),図4(c)参照)。
これに対し、第5実施の形態では、第1クランプ561及び第2クランプ562を片手でつかんで円周方向左周り(図6(b)反時計周り)に回転させることにより嵌合をはずすことができ、更にその状態のまま引き抜くことができるので、アームパイプ17aから第1クランプ561及び第2クランプ562を円滑に取り外すことができる。
次に、図7を参照して、第6実施の形態について説明する。図7は、第6実施の形態におけるアームパイプ617aと第1嵌合部675及び第2嵌合部676との分解側面図である。第1実施の形態(図3(b)参照)では、アームパイプ17aが第1嵌合部75及び第2嵌合部76に嵌合される構成としたが、第6実施の形態の電子楽器用スタンド10は、アームパイプ617aの内周面から立設すると共に、アームパイプ617aの長手方向に連成されるパイプガイド90と、第1嵌合部675及び第2嵌合部676の外周面に凹設されるガイド受け91とを備えて構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図7に示すように、アームパイプ617aの内周面には、複数列(本実施の形態では4列)のパイプガイド90が突設されており、孔65を挟んでアームパイプ617aの軸方向(図7左右方向)に向かって延設されている。また、第1嵌合部675及び第2嵌合部676の外周面には、複数列(本実施の形態では2列)のガイド受け91が第1突起67及び第2突66を挟んで第1クランプ661及び第2クランプ662の長手方向に向かって凹設されている。
また、パイプガイド90とガイド受け91とは、アームパイプ617aに第1嵌合部675及び第2嵌合部676が挿入される方向(図7左方向)に対してそれぞれ平行に配設されており、2列のパイプガイド90の間隔L1と、2列のガイド受け91の間隔L2とは同一に設定されている。さらに、パイプガイド90の円周方向の幅(図7上下幅)がガイド受け91の円周方向の幅(図7上下幅)より小さく、パイプガイド90の突設される高さ寸法は、ガイド受け91の凹設される深さ寸法より小さい寸法値なので、パイプガイド90をガイド受け91に嵌合させることができる。よって、第1クランプ661及び第2クランプ662がアームパイプ617aの円周方向に対して所定の位置に固定される。
さらに、パイプガイド90の中心から孔65の中心までの距離L3と、ガイド受け91の中心から第1突起67及び第2突起66の中心までの距離L4とは同一に設定されている。
さらに、パイプガイド90とガイド受け91とが平行になるように第1嵌合部675及び第2嵌合部676の端部をアームパイプ617aの端部に対向させて配接した場合、パイプガイド90の両先端のうち開口部(第1嵌合部675及び第2嵌合部676が嵌合されるアームパイプ617aの開口部)側に位置する一の先端からガイド受け91の両先端のうち嵌合部(第1クランプ661及び第2クランプ662の端部で第1嵌合部675及び第2嵌合部676が配接される端部)側に位置する一の先端までの距離L5より、孔65から第1突起67及び第2突起66までの距離L6の方が長く設定されている。
よって、アームパイプ617aに第1嵌合部675及び第2嵌合部676を挿入する際には、まず、パイプガイド90がガイド受け91に嵌合され、ついで孔65が第1突起67及び第2突起66に嵌合されるので、第1クランプ661及び第2クランプ662をアームパイプ617aの円周方向に対して固定してから軸方向に対して固定することができる。
これにより、パイプガイド90がガイド受け91によって案内されるので、その案内に従って第1クランプ661及び第2クランプ662を挿入するだけで第1突起67及び第2突起66を孔65に嵌合することができる。
一方、例えば、第1突起67及び第2突起66と孔65のみを備える構成では、円周方向の位置あわせと軸方向の位置あわせとを作業者が目視などにより行う必要があり、その位置あわせ作業が繁雑であった。
これに対し、第6実施の形態では、パイプガイド90の先端からガイド受け91の先端までの距離L5より、孔65から第1突起67及び第2突起66までの距離L6の方が長く設定されているので、パイプガイド90をガイド受け91に嵌合させることにより円周方向の位置あわせが完了し、さらに、第1クランプ661及び第2クランプ662を押し進めると第1突起67及び第2突起66が孔65に移送されて嵌合されることができる。その結果、ロッド20a(図3(a)参照)をアームパイプ617aに円滑に連結させることができる。
次に、図8及び図9を参照して、第7実施の形態について説明する。図8は、第7実施の形態におけるアームパイプ717aと第1嵌合部775及び第2嵌合部776との分解側面図であり、図9(a)は、第7実施の形態におけるアームパイプ717aと第1嵌合部775及び第2嵌合部776との側面図であり、図9(b)は、図9(a)のIXb−IXb線におけるアームパイプ717aと第1嵌合部775及び第2嵌合部776との断面図である。なお、図9(a)は、アームパイプ717aを第1嵌合部775及び第2嵌合部776に対して嵌合させた状態を図示しており、2点鎖線はアームパイプ717aが第1嵌合部775及び第2嵌合部776に対して嵌合され、それら両部材をアームパイプ717aの円周方向に相対的に回転させた状態を示している。
第1実施の形態(図3(b)参照)では、アームパイプ17aが第1嵌合部75及び第2嵌合部76に嵌合される構成としたが、第7実施の形態では、第1嵌合部775及び第2嵌合部776がパイプガイド790とガイド受け791とにより案内されることで嵌合され、さらに、回転方向ガイド受け792により第1嵌合部775及び第2嵌合部776がアームパイプ717aの円周方向に嵌合される位置を変えるように構成されている。なお、上記各実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図8に示すように、アームパイプ717aの内周面には、複数列(本実施の形態では4列)のパイプガイド790が突設されており、孔765を挟んでアームパイプ717aの軸方向(図8左右方向)に向かって延設されている。また、第1嵌合部775及び第2嵌合部776の外周面には、複数列(本実施の形態では2列)のガイド受け791が第1突起767及び第2突起766を挟んで第1クランプ761及び第2クランプ762の長手方向に向かって凹設されている。
また、パイプガイド790とガイド受け791とは、アームパイプ717aに第1嵌合部775及び第2嵌合部776が挿入される方向(図8左方向)に対してそれぞれ平行に配設されており、2列のパイプガイド790の間隔L1と、2列のガイド受け791の間隔L2とは同一に設定されている。
さらに、パイプガイド790の円周方向の幅(図8上下幅)がガイド受け791の円周方向の幅(図8上下幅)より小さく、パイプガイド790の突設される高さ寸法は、ガイド受け791の凹設される深さ寸法より小さい寸法値なので、パイプガイド790をガイド受け791に嵌合させることができる。
さらに、パイプガイド790の中心から孔765の中心までの距離L3と、ガイド受け791の中心から第1突起767及び第2突起766の中心までの距離L4とは同一に設定されている。
さらに、図8に示すように、パイプガイド790とガイド受け791とが平行になるように第1嵌合部775及び第2嵌合部776の端部をアームパイプ717aの端部に対向させて配接した場合、パイプガイド790の両先端のうち開口部(第1嵌合部775及び第2嵌合部776が嵌合されるアームパイプ717aの開口部)側に位置する一の先端からガイド受け791の両先端のうち嵌合部(第1クランプ761及び第2クランプ762の端部で第1嵌合部775及び第2嵌合部776が配接される端部)側に位置する一の先端までの距離L5より、孔765から第1突起767及び第2突起766までの距離L6の方が長く設定されている。
即ち、図9(a)に示すように、パイプガイド790をガイド受け791に嵌合させ第1クランプ761及び第2クランプ762をアームパイプ717aに押し込むと、突起67,66は、孔765と嵌合され、孔765の中心位置に嵌合される。
また、図8に示すように、パイプガイド790は、開口部からアームパイプ717aの軸心方向(図8左右方向)に長さL9に形成されている。孔765は、アームパイプ717aの円周方向に長径を有する長孔形状に構成されており、その孔765の外縁の一部で開口部側に位置する外縁の一部は、パイプガイド790の一の先端に対向する位置に配接された他の先端からアームパイプ717aの軸心方向(図8左右方向)に距離L7の位置に形成されている。
また、ガイド受け791は、嵌合部を始端として第1クランプ761及び第2クランプ762の長手方向(図9左右方向)に向かって延びており、ガイド受け791は、回転方向ガイド受け792に連接されている。回転方向ガイド受け792は、パイプガイド790をアームパイプ717aの円周方向に案内するものであり、ガイド受け791と同等の深さ寸法に構成されている。
また、ガイド受け791と回転方向ガイド受け792とが接続されている位置は、突起67,66の外周面のうち嵌合部からもっとも離れた位置の外周面よりアームパイプ717aの軸心方向(図8左右方向)に距離L8の位置である。距離L8の寸法値は、孔765の外縁とパイプガイド790の一の先端までの距離L7の寸法値よりわずかに大きな寸法値に設定されている。
さらに、図9(a)に示すように、回転方向ガイド受け792の幅L10は、パイプガイド790の長さL9より大きな寸法値に設定されているので、図9(a)に2点鎖線で示したように回転方向ガイド受け792がパイプガイド790全体を収容することができる。
即ち、パイプガイド790がガイド受け791に嵌合されて、第1クランプ761及び第2クランプ762がアームパイプ717aに押し込まれていくと、パイプガイド790は、ガイド受け791に案内され突起67,66が孔765に嵌合される。突起67,66が孔765に嵌合されるとパイプガイド790がガイド受け791を通り抜け回転方向ガイド受け792に嵌合される。
この場合、図9(b)に示すように、突起67,66もパイプガイド790もアームパイプ717aの円周方向に移動することができるが、第1クランプ761及び第2クランプ762がアームパイプ717aに対して円周方向に移動することができる範囲は、突起67,66が孔765に対して移動できる範囲と同等である。
例えば、第1突起67及び第2突起66と孔65のみを備える構成では、円周方向の位置あわせと軸方向の位置あわせとを作業者が目視などにより行う必要があり、その位置あわせ作業が繁雑であった。
これに対し、第7実施の形態では、孔756からパイプガイド790までの距離L7より、突起67,66からガイド受け791が回転方向ガイド受け792に接続される位置までの距離L8の方が大きく設定されているので、突起67,66が孔765に嵌合されるとパイプガイド790は、ガイド受け791を通り抜け回転方向ガイド受け792に嵌合される。
また、パイプガイド790の長さL9の寸法値より回転方向ガイド受け792の幅L10の寸法値を大きく設定されているので、パイプガイド790は、回転方向ガイド受け792の中をアームパイプ717aの円周方向に移動することができる。即ち、第1クランプ761及び第2クランプ762がアームパイプ717aに円滑に嵌合された後、アームパイプ717aの円周方向に第1クランプ761及び第2クランプ762が嵌合される位置を変えることができる。
よって、パイプガイド790とガイド受け791とを嵌合させることで第1クランプ761及び第2クランプ762をアームパイプ717aに円滑に嵌合させることができ、さらに、第1クランプ761及び第2クランプ762の連結される位置をアームパイプ717aの回転方向に変えることができる。
これにより、第1クランプ761及び第2クランプ762の挿入時の位置合わせ作業が簡素化され、さらに、第1クランプ761及び第2クランプ762をアームパイプ717aに挿入した後でも第1クランプ761及び第2クランプ762がアームパイプ717aに嵌合される位置を変えることができるので、ロッド20a(図3(a)参照)がアームパイプ717aに連結される際の作業性を向上させることができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記各実施の形態で挙げた数値(例えば、各構成の数量や寸法・角度など)は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。
第1実施の形態では、ブッシュ63が略円筒形状に構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、略円筒形状の一部を切り取った断面C型にしても良い。この場合には、ブッシュ63の体積が小さくなるので、材料の使用量が少なくてすみ、ブッシュ63の製品コストを削減すると共にブッシュ63の軽量化を図ることができる。
第1実施の形態では、第1壁部73a及び第2壁部74aの高さ寸法をブッシュ63の内周面から外周面までの厚さ寸法より大きな寸法値になるように構成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、第1壁部73a及び第2壁部74aの高さ寸法がブッシュ63の内周面から外周面までの厚さ寸法より小さな寸法値になるように構成しても良い。この場合には、ロッド20aは、ブッシュ63と第1壁部73a及び第2壁部74aとによって狭持されるので、同一の締結力でもロッド20aの保持力を増加させることができる。
さらに、ブッシュ63の変形した部分を収容する空間を備えても良い。この場合には、ブッシュ63の弾性変形が円滑におこなわれることになり、第1壁部73a及び第2壁部74aによってロッド20aが確実に狭持される。
第1実施の形態では、アームパイプ17aが押し出し加工された場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、アームパイプ17aを引き抜き加工しても良い。即ち、引き抜き加工では、汎用の中空のアルミパイプを素材に使い、押し出し加工ほどの高い熱を素材に与えることなく加工するため、熱による素材のひずみが少なく、製造するために消費される熱エネルギーも抑えられる。よって、アームパイプ17aの製造コストを削減することができると共に加工精度も高めることもできる。
本発明の第1実施の形態である電子楽器システムの正面図である。 電子楽器用スタンドの外観斜視図である。 電子楽器用スタンドの連結構造を示す図であり、(a)は、電子楽器用スタンドの側面図であり、(b)は、図3(a)のIIIb−IIIb線における電子楽器用スタンド10の断面図であり、(c)は、図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンド10の断面図である。 第1クランプ及び第2クランプの動作を示す図であり、(a)は、第1クランプ61と第2クランプとの側面図であり、(b)は、図4(a)のIVb−IVb線における第1クランプ及び第2クランプの断面図であり、(c)は、第1クランプ及び第2クランプの側面図であり、(d)は、図4(c)のIVd−IVd線における第1クランプ及び第2クランプの断面図である。 (a)は、第2実施の形態における図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンドの断面図であり、(b)は、第3実施の形態における図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンドの断面図である。 (a)は、第4実施の形態における図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンドの断面図であり、(b)は、第5実施の形態における図3(a)のIIIc−IIIc線における電子楽器用スタンドの断面図である。 第6実施の形態におけるアームパイプと第1嵌合部及び第2嵌合部との分解側面図である。 第7実施の形態におけるアームパイプと第1嵌合部及び第2嵌合部との分解側面図である。 (a)は、第7実施の形態におけるアームパイプと第1嵌合部及び第2嵌合部との分解側面図であり、(b)は、第7実施の形態における図9(a)のIXb−IXb線におけるアームパイプと第1嵌合部及び第2嵌合部との断面図である。 従来の電子楽器用スタンドに使用されるクランプ部材の断面図である。
10 電子楽器用スタンド
17a,17b、217a,317a,417a,617a,717a
アームパイプ(第1パイプ)
19a,19b 連結部材
20a,20b ロッド(第2パイプ)
63 ブッシュ
61,261,561,661,761 第1クランプ
62,262,562,662,762 第2クランプ
64 ボルト(ボルト部材の一部)
64a ナット(ボルト部材の一部)
71 第1締結部
73 第1狭持部
75,275,575,675,775 第1嵌合部
73a 第1壁部(第1狭持部の一部,第1壁部)
73b 第1外縁(第1狭持部の一部,第1壁部の一部)
72 第2締結部
74 第2狭持部
76,276,576,676,776 第2嵌合部
74a 第2壁部(第2狭持部の一部,第2壁部)
74b 第2外縁(第2狭持部の一部,第2壁部の一部)
65,365,465,765 孔
67,567 第1突起(突起)
66,566 第2突起(突起)
79 第1斜面(斜面、第1嵌合部の一部)
80 第2斜面(斜面、第2嵌合部の一部)
671 第1傾斜面(突起の一部)
661 第2傾斜面(突起の一部)
90,790 パイプガイド(ガイド)
91,791 ガイド受け
792 回転方向ガイド受け(ガイド受けの一部)
d1 ブッシュの内径
d2 ロッドの外径
d3 第1突起及び第2突起の外径
d4 孔の直径
d5 第1外縁及び第2外縁に内接する円の直径
d6 ブッシュの外径
S 空間
L1 2列のパイプガイドの間隔
L2 2列のガイド受けの間隔
L3 パイプガイドから孔までの距離
L4 ガイド受けから第1突起及び第2突起までの距離
L5 パイプガイドの先端からガイド受けの先端までの距離
L6 孔から第1突起及び第2突起までの距離
L7 孔からパイプガイドまでの距離
L8 突起からパイプガイドまでの距離
L9 パイプガイドの長さ
L10 回転方向ガイド受けの長さ

Claims (1)

  1. 第1パイプと、第2パイプと、それら第1パイプ及び第2パイプを連結する連結部材とを備えた電子楽器用スタンドにおいて、
    前記第1パイプは、中空状に構成され、外周面から内周面に貫通した少なくとも1個の孔と、内周面から径方向内側へ向けて凸設される又は内周面に径方向外側へ向けて凹設されると共に前記第1パイプの長手方向に沿って延設されるガイドとを備え、
    前記連結部材は、前記第2パイプを挟んで配設される第1クランプ及び第2クランプと、それら第1クランプ及び第2クランプを締結するボルト部材とを備え、
    前記第1クランプは、前記第1パイプの内周に嵌合される第1嵌合部と、前記ボルト部材が締結される第1被締結部と、それら前記第1嵌合部及び前記第1被締結部を接続する第1狭持部とを備え、
    前記第2クランプは、前記第1パイプの内周に嵌合される第2嵌合部と、前記ボルト部材が締結される第2被締結部と、それら前記第2嵌合部及び前記第2被締結部を接続する第2狭持部とを備え、
    前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方は、前記第1パイプの内周面に押圧される側に突設される突起と、その突起が形成される前記第1嵌合部または前記第2嵌合部の外周面の反対側に形成され前記第1狭持部または前記第2狭持部から離間するにつれて前記第1嵌合部または前記第2嵌合部の外周面側へ向けて傾斜される斜面と、前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方の外周面に径方向内側へ向けて凹設される又は前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部の少なくとも一方の外周面から径方向外側へ向けて凸設されると共に前記第1クランプ及び第2クランプの長手方向に沿って延設されるガイド受けとを備え、
    前記第1パイプの前記孔は、前記突起の外径よりも大きな内径を有し、前記第1パイプにおける前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部が嵌合される開口部側の端部と前記孔の外縁における前記第1パイプの開口部側に位置する部分とが離間する位置に形成され、
    前記ガイドを前記ガイド受けに嵌合させつつ前記第1嵌合部および前記第2嵌合部が前記第1パイプの開口部側から前記第1パイプの内部に挿入されることで前記突起が前記孔へ移送され、前記第1被締結部及び前記第2被締結部が前記ボルト部材によって締結されることにより、前記第2パイプを挟んで配設される第1狭持部及び第2狭持部により前記第2パイプが狭持されると共に、前記第2パイプを支点として前記第1嵌合部及び前記第2嵌合部が前記第1パイプの内周面に押圧されることで前記突起が前記孔に嵌合されるように構成されていることを特徴とする電子楽器用スタンド。
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