JP5169092B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源と負荷との間に配されて両者の間の電力を変換する電力変換部と、上記電源と上記電力変換部との間に配されて該電力変換部におけるスイッチングによる電源リップルを抑制するための平滑コンデンサとを有する電力変換装置に関する。
従来より、インバータやDC−DCコンバータ等の電力変換装置として、半導体素子を内蔵する複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを両主面から冷却するための複数の冷却管とを交互に積層してなる電力変換装置がある。電力変換装置には、半導体素子のスイッチングによる電源リップルを平滑化するための平滑コンデンサが配されている。そして、平滑コンデンサに蓄積された電荷を、電力変換装置の停止時に放電するための放電抵抗を設けた電力変換装置が開示されている(特許文献1)。
上記従来の電力変換装置においては、図8に示すごとく、放電抵抗99は、電源91と電力変換部93との間において、平滑コンデンサ94と並列に接続され、電源91の正極側の電源線901と負極側の電源線902とを繋ぐように接続されている。
これにより、電力変換装置の停止時に、作業者がメンテナンス等する際に、平滑コンデンサに蓄積されていた電荷によって作業者が感電することを防いでいる。
上記放電抵抗は、電源と電力変換部とを遮断したときの電荷放電時以外にも、常時高電圧の電源に接続されているため、電力損失が発生しており、発熱対策も重要な課題である。
この課題に対し、特許文献1においては、上記放電抵抗として、低印加電圧時においては抵抗値が小さく、高印加電圧時においては抵抗値が大きくなる抵抗体であるPTCサーミスタを用いることが提案されている。
しかしながら、放電抵抗としてPTCサーミスタを用いても、放電抵抗の温度上昇を充分に抑制することは困難であり、何らかの冷却手段が必要である。また、放電抵抗を個別の部品として電力変換装置に組み込むことは、電力変換装置の小型化を妨げる要因となると共に、部品点数の増加に伴う生産性の低下にも繋がるという問題もある。また、放電抵抗の端子を電源線に接続する手段として、個別にケーブルやバスバー等を設ける必要があることも、小型化や生産性を妨げる要因となる。
特開2006−042498号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、放電抵抗の冷却を効果的に行うことができると共に、小型化、生産性向上が容易な電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明は、電源と負荷との間に配されて両者の間の電力を変換する電力変換部と、上記電源と上記電力変換部との間に配されて該電力変換部におけるスイッチングによる電源リップルを抑制するための平滑コンデンサとを有する電力変換装置であって、
該電力変換装置は、半導体素子を内蔵する複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを両主面から冷却する複数の冷却管とを有し、
上記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電抵抗が、上記電力変換部における同一相を構成する複数の上記半導体素子に対してそれぞれ並列して接続されるように複数配設され、該複数の放電抵抗は、上記平滑コンデンサと共に閉回路を構成するように配線されており、
かつ、上記放電抵抗は、上記半導体モジュールに内蔵されており、
上記放電抵抗に並列接続された上記半導体素子は、上記半導体モジュールの両主面にそれぞれ露出した一対の導電板の間に挟持された状態で、該一対の導電板に電気的に接続され
上記放電抵抗は、上記一対の導電板の間に挟持され、該放電抵抗の両面は導電性および熱伝導性を有する接合部材を介して、該一対の導電板に電気的に接続されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置においては、上記放電抵抗が、上記電力変換部における同一相を構成する複数の上記半導体素子に対してそれぞれ並列して接続されるように複数配設されている。そして、該複数の放電抵抗は、上記平滑コンデンサと共に閉回路を構成するように配線されている。これにより、電力変換装置の停止時において、平滑コンデンサに蓄積された電荷を、放電抵抗において徐々に放電することができる。その結果、電力変換装置をメンテナンスする作業者の安全を確保することができる。
また、上記放電抵抗は、上記半導体モジュールに内蔵されている。これにより、放電抵抗は、半導体モジュールを両主面から冷却する冷却管によって、半導体素子と共に効果的に冷却することができる。
また、上記放電抵抗が上記半導体モジュールに内蔵されることにより、上記電力変換装置において、個別の部品として放電抵抗を搭載する必要がない。それ故、電力変換装置の小型化が容易となると共に、部品点数を削減して生産性を向上することができる。また、放電抵抗への配線を、半導体モジュールへの配線と別個に行う必要がないという点においても、電力変換装置の小型化、生産性の向上が容易となる。
以上のごとく、本発明によれば、放電抵抗の冷却を効果的に行うことができると共に、小型化、生産性向上が容易な電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明(請求項1)において、上記電力変換装置としては、例えば、DC−DCコンバータやインバータ等がある。また、上記電力変換装置は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いることができる。
また、上記半導体素子としては、例えばスイッチング素子の他に、該スイッチング素子におけるコレクタ−エミッタ間に接続され、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオード、或いは、これら双方の機能を併せ持つ、逆方向導通性を有する半導体素子等がある。
また、上記スイッチング素子としては、例えば、IGBT素子を用いることができる。また、上記ダイオードとしては、例えば、フライホイールダイオードを用いることができる。また、上記逆方向導通性を有する半導体素子としては、例えば、MOSFET等がある。
特に、本発明においては、上記半導体素子は、逆方向導通性を有する半導体素子からなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記半導体素子の数を削減することができるため、半導体モジュールにおける放電抵抗の搭載スペースを充分に確保することができる。そして、半導体モジュールの小型化を図ることができると共に、電力変換装置の小型化を図ることができる。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる電力変換装置につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1に示すごとく、電源11と負荷12との間に配されて両者の間の電力を変換する電力変換部13と、電源11と電力変換部13との間に配されて該電力変換部13におけるスイッチングによる電源リップルを抑制するための平滑コンデンサ14とを有する。
図2に示すごとく、電力変換装置1は、半導体素子2を内蔵する複数の半導体モジュール20と、該半導体モジュール20を両主面から冷却する複数の冷却管3とを有する。
そして、図1に示すごとく、平滑コンデンサ14に蓄積された電荷を放電するための放電抵抗4が、電力変換部13におけ同一相を構成する複数の半導体素子2に対してそれぞれ並列して接続されるように複数配設されている。そして、複数の放電抵抗4は、平滑コンデンサ14と共に閉回路を構成するように配線されている。
電力変換装置1は、図1に示すごとく、電力変換部13に、六個の半導体モジュール20を備えている。半導体モジュール20は、半導体素子2としてのIGBT(Insurated Gate Bipolar Transistor)2aとフライホイールダイオード2bとを備えている。IGBT2aに対して、フライホイールダイオード2bは、逆方向に並列接続されている。
なお、上記電源11は高電圧直流電源であり、上記負荷12は回転電機(三相交流モータージェネレータ)である。
半導体モジュール20は、電力変換部13において、ハイサイド側、ローサイド側にそれぞれ三個ずつ配置されている。このうち、ハイサイド側の半導体モジュール20は、電源11の正極側に接続された正極電源線101に接続され、ローサイド側の半導体モジュール20は、電源11の負極側に接続された負極電源線102に接続されている。そして、ハイサイド側の半導体モジュール20とローサイド側の半導体モジュール20とが互いに直列に接続されており、三相のアームを形成している。また、各アームにおける一対の半導体モジュール20の接続点から、三相交流モータージェネレータである負荷12の各相(U相、V相、W相)の電極とそれぞれ接続する出力線103が配線されている。
そして、電源11と電力変換部13との間における正極電源線101と負極電源線102とを接続するように、平滑コンデンサ14が配設されている。
また、電源11と平滑コンデンサ14との間の正極電源線101には、リレー15が介設されている。
上記三相のアームのうちの一相(たとえばU相)のアームにおけるハイサイド側の半導体モジュール20とローサイド側の半導体モジュール20とには、それぞれ放電抵抗4が内蔵されている。放電抵抗4は、各半導体モジュール20において、IGBT2a及びフライホイールダイオード2bと並列に接続されている。これにより、ハイサイド側の半導体モジュール20に内蔵された放電抵抗4と、ローサイド側の半導体モジュール20に内蔵された放電抵抗4と、平滑コンデンサ14との間に、一つの閉回路が構成されることとなる。
本例においては、上記三相のアームのうちの二相(たとえばV相、W相)の半導体モジュール20には、放電抵抗4を内蔵していないが、これらにも放電抵抗4を内蔵してもよい。
放電抵抗4は、図3、図4に示すような状態で、半導体モジュール20に内蔵されている。
すなわち、各半導体モジュール20は、半導体素子2としてのIGBT2a及びフライホイールダイオード2bと電極端子22と信号端子23と導電板24と樹脂モールド25とを備えている。樹脂モールド25は、絶縁樹脂製であって、積層方向に潰れた矩形板状を呈している。IGBT2aとフライホイールダイオード2bとは、樹脂モールド25内部に封入されている。
そして、所定の半導体モジュール20(本例においてはU相の半導体モジュール20)は、IGBT2aとフライホイールダイオード2bと並列するように、放電抵抗4を内蔵している。IGBT2aとフライホイールダイオード2bと放電抵抗4とは、一対の導電板24によって挟持されている。IGBT2aと一方の導電板24との間、及びフライホイールダイオード2bと一方の導電板24との間には、それぞれスペーサ26が配設されている。また、IGBT2a、フライホイールダイオード2b、放電抵抗4のそれぞれの両面、及びスペーサ26の両面には、はんだなどの導電性及び熱伝導性を有する接合部材27が配されている。
一対の導電板24はそれぞれ一対の電極端子22と接続されている。また、一方の導電板24は、IGBT2aのコレクタ電極及びフライホイールダイオード2bのカソードに電気的に接続され、他方の導電板24は、IGBT2aのエミッタ電極及びフライホイールダイオード2bのアノードに電気的に接続されている。また、IGBT2aのゲート電極は、ボンディングワイヤ(図示略)を介して信号端子23に電気的に接続されている。
また、放電抵抗4は、例えば金属被膜抵抗体、酸化金族被膜抵抗体、若しくは炭素被膜抵抗体からなる。この放電抵抗4を上記のごとく一対の導電板24の間に介在させたことにより、一対の導電板24の間を、例えば20〜50kΩの抵抗で接続したこととなる。
また、図4に示すごとく、一対の導電板24は、その一方の表面を、半導体モジュール20の一対の主面に露出させるようにして配設されている。そして、一対の主面に露出した導電板24に対して、熱伝導性に優れた絶縁部材(図示略)を介して、冷却管3を接触させている(図2)。これにより、半導体モジュール20は、半導体素子2及び放電抵抗4の熱を、両主面から放熱することができるよう構成されている。
冷却管3は、アルミニウム製であって、図3に示すごとく、積層方向に潰れた角筒状を呈している。冷却管3は、内部に冷却媒体を流通させる冷媒流路を有する。電力変換装置1においては、複数の冷却管3を互いに略平行に配置して、隣合う冷却管3の間に、2枚の半導体モジュール20を並べて配置している。
隣り合う冷却管3は、長手方向の両端部において、それぞれ連通管31によって連結されている。
また、積層方向一端の冷却管3の長手方向の両端部には、積層方向の端面側に接続された導入管321と排出管322とを設けてある。そして、放熱装置(図示略)において冷却された冷却媒体は、導入管321を通じて直接あるいは連結管31を介して、冷却媒体Wが各冷却管3に導入される。
そして、冷却媒体は、各冷却管3を流通する際に、冷却管3に接触配置された半導体モジュール20と熱交換することにより、半導体モジュール20を冷却する。すなわち、半導体モジュール20に内蔵された半導体素子2及び放電抵抗4の熱を、冷却管3を流れる冷却媒体が受熱する。
このようにして半導体モジュール20と熱交換を行った冷却媒体は、排出管322を通じて放熱装置に送り返される。
なお、冷却媒体としては、例えば、水やアンモニア等の自然冷媒、エチレングリコール系の不凍液を混入した水、フロリナート等のフッ化炭素系冷媒、HCFC123、HFC134a等のフロン系冷媒、メタノール、アルコール等のアルコール系冷媒、アセトン等のケトン系冷媒等を用いることができる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1においては、放電抵抗4が、電力変換部13における同一相を構成する複数の半導体素子2に対してそれぞれ並列して接続されるように複数配設されている。そして、該複数の放電抵抗4は、平滑コンデンサ14と共に閉回路を構成するように配線されている。これにより、電力変換装置1の停止時において、平滑コンデンサ14に蓄積された電荷を、放電抵抗4において徐々に放電することができる。その結果、電力変換装置1をメンテナンスする作業者の安全を確保することができる。
すなわち、図1に示す電力変換回路において、リレー15をオンしているとき、電力変換部13には高電圧が印加されると共に、平滑コンデンサ14にも高電圧が印加され、高い電荷が蓄積される。そして、リレー15をオフしたとき、平滑コンデンサ14に蓄電された高い電荷が電力変換部13側へ流れ、放電抵抗4を流れることにより徐々に放電され、所定時間内(たとえば10分以内)に、所定電圧値(たとえば42V以下)となるようにすることができる。
また、放電抵抗4は、半導体モジュール20に内蔵されている。これにより、放電抵抗4は、半導体モジュール20を両主面から冷却する冷却管3によって、半導体素子2と共に効果的に冷却することができる。
すなわち、電力変換回路の駆動時には、電力変換部13に高電圧が印加されており、放電抵抗4にも高電圧が印加された状態にあるため、放電抵抗4も半導体素子2と同様に発熱する。このように発熱する放電抵抗4が半導体モジュール20に内蔵され、半導体素子2と同様に両面から冷却管3を介して強力に冷却されるため、放電抵抗4の発熱による温度上昇を防ぎ、発熱抵抗4の破損や周辺部品への熱害を防ぐことができる。
また、放電抵抗4が半導体モジュール20に内蔵されることにより、電力変換装置1において、個別の部品として放電抵抗を搭載する必要がない。それ故、電力変換装置1の小型化が容易となると共に、部品点数を削減して生産性を向上することができる。また、放電抵抗4への配線を、半導体モジュール20への配線と別個に行う必要がないという点においても、電力変換装置1の小型化、生産性の向上が容易となる。
以上のごとく、本例によれば、放電抵抗の冷却を効果的に行うことができると共に、小型化、生産性向上が容易な電力変換装置を提供しようとするものである。
(実施例2)
本例は、図5、図6に示すごとく、逆方向導通性を有する半導体素子2を内蔵した半導体モジュール20を用いた電力変換装置1の例である。
上記逆方向導通性を有する半導体素子2は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)2cからなり、実施例1において示したIGBT2aの機能とフライホイールダイオード2bの機能とを併せ持つ素子である。それ故、半導体モジュール20には、一つの半導体素子2(MOSFET2c)を搭載すればよい。
そして、半導体モジュール20は、この半導体素子2(MOSFET2c)と並列するように、放電抵抗4を一対の導電板24の間に配設している。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合には、半導体素子2の数を削減することができるため、半導体モジュール20における放電抵抗4の搭載スペースを充分に確保することができる。そして、半導体モジュール20の小型化を図ることができると共に、電力変換装置1の小型化を図ることができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、上記逆方向導通性を有する半導体素子2としては、上記MOSFET以外にも、たとえば、IGBT素子にフライホイールダイオード機能を取り込んだ複合素子を用いることもできる。
(実施例3)
本例は、図7に示すごとく、各相のアームのハイサイド側及びローサイド側を、それぞれ2個のIGBT2a及び2個のフライホイールダイオード2bによって構成した例である。
上記実施例1、2においては、図1に示すごとく、電力変換回路における各相のアームのハイサイド側及びローサイド側を、それぞれ1個のIGBT2aと1個のフライホイールダイオード2bとによって構成した例を示したが、各相のアームのハイサイド側及びローサイド側を、それぞれ複数個のIGBT2aと複数個のフライホイールダイオード2bを並列接続して構成してもよい。
本例においては、各相のアームのハイサイド側及びローサイド側において、それぞれ2個ずつのIGBT2a及びフライホイールダイオード2bを並列接続した。そして、本例の電力変換装置1においては、実施例1に示したIGBT2aとフライホイールダイオード2bとを内蔵した半導体モジュール20を、合計12個用いて構成してある。
この場合において、同一相、同一サイド側において並列接続された複数のIGBT2a及び複数のフライホイールダイオード2bのうち、必ずしも全てのIGBT2aとフライホイールダイオード2bに対して放電抵抗4を並列接続する必要はなく、少なくとも一組のIGBT2aとフライホイールダイオード2bに、放電抵抗4を並列接続すればよい。
そこで、本例においては、図7に示すごとく、U相アームにおけるハイサイド側の一つの半導体モジュール20とローサイド側の一つの半導体モジュール20とに、それぞれ放電抵抗4を設けている。
その他は、実施例1と同様である。
本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例1における、電力変換装置の平面図。 実施例1における、半導体モジュールの正面図。 図3のA−A線矢視断面図。 実施例2における、半導体モジュールの正面図。 図5のB−B線矢視断面図。 実施例3における、電力変換装置の回路図。 従来例における、電力変換装置の回路図。
符号の説明
1 電力変換装置
11 電源
12 負荷
13 電力変換部
14 平滑コンデンサ
2 半導体素子
20 半導体モジュール
3 冷却管
4 放電抵抗

Claims (2)

  1. 電源と負荷との間に配されて両者の間の電力を変換する電力変換部と、上記電源と上記電力変換部との間に配されて該電力変換部におけるスイッチングによる電源リップルを抑制するための平滑コンデンサとを有する電力変換装置であって、
    該電力変換装置は、半導体素子を内蔵する複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを両主面から冷却する複数の冷却管とを有し、
    上記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するための放電抵抗が、上記電力変換部における同一相を構成する複数の上記半導体素子に対してそれぞれ並列して接続されるように複数配設され、該複数の放電抵抗は、上記平滑コンデンサと共に閉回路を構成するように配線されており、
    かつ、上記放電抵抗は、上記半導体モジュールに内蔵されており、
    上記放電抵抗に並列接続された上記半導体素子は、上記半導体モジュールの両主面にそれぞれ露出した一対の導電板の間に挟持された状態で、該一対の導電板に電気的に接続され
    上記放電抵抗は、上記一対の導電板の間に挟持され、該放電抵抗の両面は導電性および熱伝導性を有する接合部材を介して、該一対の導電板に電気的に接続されていることを特徴とする電力変換装置。
  2. 請求項1において、上記半導体素子は、逆方向導通性を有する半導体素子からなることを特徴とする電力変換装置。
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