JP2007097355A - インバータ回路 - Google Patents

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Shigeharu Sasaki
重晴 佐々木
Kazuhisa Otagaki
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Abstract

【課題】 電源の高電圧化に対応できる最適なインバータ回路を提供する。
【解決手段】 インバータ回路30は、直流電源1と、この直流電源1の直流電圧をスイッチングにより三相擬似交流電圧に変換するスイッチング素子群12とを備え、前記直流電源1に対して直列に接続されたコンデンサ群36と、このコンデンサ群36を形成するコンデンサ37及びコンデンサ38に並列に接続された抵抗55及び抵抗56から成る抵抗群54を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電圧をスイッチングにより三相疑似交流電圧に変換するためのスイッチング素子群をモールドパッケージ内に設けて成るインバータモジュールに関する。
近年、電気自動車用の空調装置としてバッテリーからの電源で駆動される電動コンプレッサを搭載した空調装置が開発されている。このような空調装置の一例として、特許文献1に開示されている空調装置につき、図4を参照して説明する。図4はインバータ回路を備えた電気自動車用空調装置の電源回路図である。
図4に示すように空調装置100は、バッテリー101と、このバッテリー101に直列に接続される開閉器102と、この開閉器102と並列に接続され、抵抗104を備えた開閉器103と、インバータモジュール105と、コンデンサ106と、電動コンプレッサ110から構成されている。
前記インバータモジュール105は、スイッチング素子114とスイッチングサージ吸収用の図示しないダイオードから成るスイッチング素子群112をモールドパッケージ115内にモールドすることにより構成されている。このスイッチング素子群112は、バッテリー101からの直流電圧を三相疑似交流電圧に変換し電動コンプレッサ110に印加し、当該電動コンプレッサ110を駆動するためのものである。コンデンサ106は、スイッチング素子群112に電圧を安定的に供給するために設けられている。
バッテリー101と接続するためには、開閉器103を最初に接続し、突入電流防止用の正特性サーミスタ104を通してコンデンサ106を充電し、充電が終了した後、開閉器102を接続し、開閉器103を解裂して通常接続状態となる。これによりスイッチング回路108に電力が供給され、スイッチング素子群112を制御して電動コンプレッサ110を駆動する。
特許第3341327号
電気自動車に搭載するこの種の空調装置のバッテリー電源は、電気自動車を駆動するためのバッテリー電源と共用とすることが一般的であり、空調装置内に昇降圧回路等の電圧を調整する回路が存在しなければ、コンプレッサに印加される擬似三相交流電圧の最大値は、バッテリー電源の最大値とほぼ等しいことになる。
ところで、上記のようなバッテリー電源の電圧は、電気自動車の主軸駆動装置の高出力化や軽量化のため、高電圧化する傾向にある。このためバッテリー電源を共有する空調装置においても高電圧入力に対応した回路構成をとる必要がある。
しかしながら、上記のような高電圧化に伴う回路構成の変更では、各部品の耐圧を高電圧レベルに合わせた仕様にする必要があり、部品によっては一般的なものが無く、必要以上にスペックアップした部品を使用することになり、機器の大型化やコストアップを招き現実的ではなかった。
特にインバータ入力部に配置するコンデンサは、高電圧化に合わせた耐圧レベルを確保しようとすると汎用的なものが普及していないため、必要以上に耐圧レベルの高いものを使用せざるをえず、大型化やコストアップの問題が生じていた。
本発明は係る従来の課題に鑑みて成されたものであり、電気自動車の主軸駆動装置とバッテリー電源を共有する空調装置において、バッテリー電源が高電圧化した場合でも耐圧の低いコンデンサを使用して安価でコンパクトなインバータ回路を構成でき、高電圧化に対して最適なインバータ回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段として、請求項1記載のインバータモジュールは、直流電源と、この直流電源の直流電圧をスイッチングにより三相擬似交流電圧に変換するスイッチング素子群とを備え、前記直流電源に対して直列に接続されたコンデンサ群と、このコンデンサ群のコンデンサ夫々に並列に接続された抵抗から成る抵抗群を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のインバータモジュールにおいて、前記抵抗群及び前記スイッチング素子群を同一のモールドパッケージ内に収納して成ることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1及び請求項2記載のインバータモジュールにおいて、直列接続されたコンデンサとコンデンサの接続点と、モールドされたバランス抵抗とバランス抵抗の接続点とを接続するピンを設けたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、請求項2及び請求項3記載のインバータモジュールにおいて、前記コンデンサ群のコンデンサの放電電圧を、前記抵抗群の抵抗の端子電圧より検出することにより、前記コンデンサの状態を判断するコンデンサ異常判定手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、電気自動車の主軸駆動装置とバッテリー電源を共有する空調装置において、バッテリー電源が高電圧化した場合でも耐圧の低いコンデンサを使用して安価でコンパクトなインバータ回路を構成でき、高電圧化に最適なインバータ回路を提供することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。
図1は、本発明の一実施例のインバータモジュールを備えた電気自動車用空調装置のインバータ回路図、図2は同インバータモジュールの斜視図、図3は同インバータモジュールにコンデンサ等の周辺回路を組み込んだコンプレッサドライブモジュールの斜視図をそれぞれ示している。
図1に示す空調装置のインバータ回路30において、1は電気自動車のメインバッテリーであり、自動車を駆動するための主軸駆動装置60に電力を供給すると同時に、空調装置のインバータ回路30の電動コンプレッサ10に開閉器2や充電回路7、インバータモジュール35等を介して電源を供給している。ここで、バッテリー1は直流電源であり、電動コンプレッサ10には後述するようにインバータモジュール35により三相疑似交流電圧に変換された電圧が供給される。
インバータモジュール35は、電圧をスイッチングにより三相疑似交流電圧に変換するためのスイッチング素子群12をモールドパッケージ40内に設けてなるものであり、このスイッチング素子群12は、スイッチング素子14とスイッチングサージ吸収用の図示しないダイオードにて構成され、バッテリー1のプラスライン4とマイナスライン6間に接続される。
ヒューズ25は、開閉器2と、スイッチング回路8との間に接続されており、スイッチング回路8に過電流が流れるのを防止するためのものである。
充電回路7は、開閉器3と正特性サーミスタ18およびダイオード19の直列回路から成り、開閉器2に並列に接続されている。この充電回路7は、バッテリー1の電圧を印加する際に、コンデンサ37とコンデンサ38から構成されているコンデンサ群36に流れる突入電流と、同コンデンサ群36に発生する突入電圧を抑制するためのものである。
ここで、コンデンサ群36は、スイッチング素子群12に電圧を安定的に供給するためのものであり、開閉器2とスイッチング素子群12との間のプラスライン4とマイナスライン6間に接続される。また、コンデンサ群36におけるコンデンサ37とコンデンサ38には、各コンデンサと並列に抵抗55と抵抗56が接続され、抵抗55と抵抗56により抵抗群54が構成されている。そして、抵抗群54とスイッチング素子群12とをモールドパッケージ40内に一体にモールドすることによりインバータモジュール35が構成されている。
コンデンサ異常判定手段26は、図3のインバータモジュール35に取り付けられた基板51上の図示しないマイクロプロセッサの機能の一部であり、マイクロプロセッサより抵抗群54の抵抗55と抵抗56に接続されている。
抵抗群54は、バッテリー1を接続する際のコンデンサ群36の充電時に、コンデンサ37とコンデンサ38の充電の偏りを抑えるために設けられたものである。コンデンサ37、コンデンサ38に並列に接続された抵抗55と抵抗56の値をコンデンサに合わせて適切な値に設定することで、各コンデンサに加わる電圧の入力電圧に対する比率が決定され、コンデンサの耐圧を超えた充電を防止する働きをしている。本実施例ではコンデンサ37およびコンデンサ38は同一の容量であり、同様に抵抗55と抵抗56も同一の抵抗値であることから、コンデンサの耐圧設計を入力電圧の半分で考えることができる。
また本実施例では抵抗群54の抵抗55と抵抗56はスイッチング素子群12と共にモールドパッケージ40内に一体にモールドされている。
ここで、上記従来例では係るコンデンサ電圧のバランスをとる抵抗は回路基板上に配置されていたため、インバータ回路が拡大するという問題が生じていた。一方、係るインバータ回路を本実施例の如く電気自動車用空調装置の電動コンプレッサ駆動のために車両に搭載する場合には、設置スペースが限られた狭いエンジンルーム内に設置しなければならない関係上、その小型化を図る必要があった。
そこで、本実施例では、上述のように抵抗55と抵抗56をモールドパッケージ40内に一体にモールドしたことにより、インバータ回路30の小型化が可能となる。これにより、インバータモジュール35を備えたインバータ回路30の設置スペースを削減することができる。
また、抵抗群36はコンデンサ群36に充電された電荷を放電させる放電抵抗としても機能することから、抵抗55と抵抗56をモールドすることで、抵抗55と抵抗56の放熱もインバータモジュール35の放熱手段(放熱フィン等)にて行うことが可能となる。従って、抵抗の放熱のために格別な放熱手段を設置する必要が無くなり、部品点数の削減も図ることができる。更に、各抵抗の絶縁距離も確保することが可能となる。従って、本実施例によれば、高性能のインバータ回路30を提供することができる。
尚、モールドパッケージ40には、当該モールドパッケージ40内のスイッチング素子群12とコンプレッサ10とを接続するためのピン20が取り付けられ、当該モールドパッケージ内の抵抗55、抵抗56とバッテリー1およびコンデンサ群36と接続するためのピン22、ピン24が取り付けられている。本実施例の如く抵抗55、抵抗56をモールドパッケージ40内に設けた場合であっても、係るピン22、ピン24により抵抗55と抵抗56をコンデンサに支障なく接続できるようになると共に、抵抗55および抵抗56の端子電圧も支障なくコンデンサ異常判定手段26に出力することができるものである。
また、電源遮断時には、抵抗55および抵抗56の電圧を計測することによって、コンデンサ37およびコンデンサ38の放電電圧を観測することが可能である。
コンデンサ異常判定手段26は、スイッチング回路8の最初の稼動時の放電電圧特性を記憶しておいて、これと現在の放電電圧特性とを比較することでコンデンサ容量の減少等のコンデンサ異常を判定することができる。また、コンデンサ37とコンデンサ38の放電電圧特性を比較し、特性に偏りがあることを検出して異常と判断することもできる。
以上、上記実施例により本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更実施が可能であることは云うまでもない。
本発明の一実施例におけるインバータモジュールを備えた電気自動車用空調装置の電源回路図である。 モールドパッケージ内にモールドされた状態のインバータモジュールの斜視図である。 インバータモジュールに周辺部品を組み込んだコンプレッサドライブモジュールの斜視図である。 従来のインバータモジュールを備えた電気自動車用空調装置の電源回路図である。
符号の説明
1 バッテリー
2、3 開閉器
7 充電回路
8 スイッチング回路
10 電動コンプレッサ
12 スイッチング素子群
14 スイッチング素子
18 正特性サーミスタ
19 ダイオード
20、22、24 ピン
26 コンデンサ異常判定手段
30、100 空調装置のインバータ回路
35 インバータモジュール
36 コンデンサ群
37 コンデンサ
38 コンデンサ
40 モールドパッケージ
54 抵抗群
55、56 抵抗
60 主軸駆動装置


Claims (4)

  1. 直流電源と、この直流電源の直流電圧をスイッチングにより三相擬似交流電圧に変換するスイッチング素子群とを備え、
    前記直流電源に対して直列に接続されたコンデンサ群と、このコンデンサ群のコンデンサ夫々に並列に接続された抵抗から成る抵抗群を設けたことを特徴とするインバータ回路。
  2. 前記抵抗群及び前記スイッチング素子群を同一のモールドパッケージ内に収納して成ることを特徴とする請求項1のインバータ回路。
  3. 前記抵抗群の抵抗同士の接続点と、前記コンデンサ群のコンデンサ同士の接続点と、
    を接続するためのピンを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインバータ回路。
  4. 前記コンデンサ群のコンデンサの放電電圧を、前記抵抗群の抵抗の端子電圧より検出することにより、前記コンデンサの状態を判断するコンデンサ異常判定手段を設けたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のインバータ回路。








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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009071935A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Denso Corp 電力変換装置
JP2018011420A (ja) * 2016-07-13 2018-01-18 オムロン株式会社 電力変換装置
JP2018196272A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 三菱電機株式会社 インバータ装置

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