JP5167986B2 - めっき処理装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係るめっき処理装置の第1の実施の形態の要部を示し、図3のI−I線に沿う断面図である。図2は、図1のめっき処理装置の一部を拡大して示し、図3のII−II線に沿う断面図である。図3は、図1及び図2のめっき処理装置を示す平面図である。
次に、作用を説明する。
次に、ワーク押え治具18をエアシリンダの動作で下降させ、このワーク押え治具18によりシリンダヘッド104一体型のシリンダブロック100におけるシリンダヘッド頂面113を押圧する。これにより、シリンダブロック100がワーク押え治具18とワーク載置台17との間に挟持される。このとき、筒状電極12の上端部24に設置された第1シール部材11が、シリンダヘッド104に設置されたバルブシート108のバルブシート面109に圧接して、このバルブシート面109をシールする。と同時に、ワーク載置台17に立設された第2シール部材16が、シリンダ内周面106の下端部に圧接して、この下端部をシールする。
図11は、本発明に係るめっき処理装置の第2の実施の形態の要部を示す図8に対応する側面図である。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
12 筒状電極
14 位置決めピン
17 ワーク載置台
41 挿入ガイド
42 補助ガイド
43 規制ガイド
44 位置決めガイド
41A、42A、43A スライド面
45 エリアセンサ
46、48、50 テーパ
47、49、51 テーパ下端
60 めっき処理装置
61 挿入ガイド
62 角柱部
63 円柱部
62A、63A スライド面
64、65 テーパ
100 シリンダブロック
102 クランクケース
103 シリンダボア
106 シリンダ内周面
110 クランクケース面(接合面)
115 ノックピン穴
116、117、118 平面部
O、P 軸心
A、B、C、D、E 距離
H0、H1、H2、H3 高さ
α、β 高さ
θ1、θ2、θ3 角度
Claims (12)
- エンジンにおけるシリンダブロックのクランクケース下面の接合面を鉛直下向きにしてワーク載置台に載置し、前記シリンダブロックのシリンダボア内に、このシリンダボアを形成するシリンダ内周面に対向して電極が前記ワーク載置台から突設されて配置可能に設けられ、前記シリンダ内周面に処理液を流動して導き、前記電極及び前記シリンダブロックに通電することで、前記シリンダ内周面にめっき前処理及びめっき処理を施すめっき処理装置において、前記シリンダブロックのクランクケース側外壁であって、前記シリンダブロックの平面視で、クランクケースの略四方のそれぞれの外壁端部には、クランクケースの接合面に垂直で、且つ前記シリンダボアの軸方向に平行な平面部がそれぞれ形成される一方、前記ワーク載置台に、前記シリンダブロックを前記ワーク載置台に載置するときシリンダブロックを位置合わせして規制するワークガイド部材を備え、このワークガイド部材は、挿入ガイドと補助ガイドおよび一対の規制ガイドとから成り、前記挿入ガイドと前記補助ガイドは、前記クランクケースの一側外壁の両側に形成した前記平面部にそれぞれ正対可能な位置に、また、前記一対の前記規制ガイドは、前記クランクケースの他側外壁の両側に形成した前記平面部にそれぞれ正対可能な位置に、それぞれ前記電極と平行に立設させるとともに、前記挿入ガイド、補助ガイドおよび規制ガイドから成る前記ワークガイド部材の前記平面部と対向する面にはそれぞれスライド面を形成して、前記クランクケースの平面部と前記ワークガイド部材のスライド面によって、シリンダブロックをめっき処理装置に着脱する際に、シリンダブロックの平面部をワークガイド部材のスライド面にスライドさせながら、シリンダブロックの着脱を実施可能に構成されたことを特徴とするめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材を構成する挿入ガイドは、角柱、三角柱または平板形状に形成され、平面形状のスライド面を有する少なくとも1本であることを特徴とする請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材を構成する補助ガイドは、ワーク載置台において、平面視でワーク載置台の略中央部に位置する電極に対して一側方に配置した挿入ガイドと反対側の側方に配置されると共に、円柱形状に形成され、前記平面部と対向する面に形成したスライド面は円弧状の曲面形状であることを特徴とする請求項1または2に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材を構成する規制ガイドは、ワーク載置台において、前記クランクケースの外壁の両側に形成した前記平面部にそれぞれ正対可能な位置に少なくも2本設けられて、この2本の規制ガイドの間にシリンダブロックを挟むことで規制ガイドの軸心を結ぶ線と平行な方向のシリンダブロックの移動を規制する構成であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のめっき処理装置。
- 前記電極の軸心とシリンダブロックのシリンダボアの軸心とが一致した状態で、ワークガイド部材と前記シリンダブロックの平面部との距離が、前記電極と前記シリンダブロックのシリンダ内周面との距離よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材を構成する挿入ガイド、補助ガイドおよび一対の規制ガイドのうち少なくとも挿入ガイドの高さが、電極の高さよりも高く設定されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のめっき処理装置。
- 前記ワーク載置台には、シリンダブロックのクランクケース面に形成されたノックピン穴に係合可能な位置決めピンが立設されると共に、この位置決めピン近傍に、この位置決めピンの高さよりも高くに形成されて、前記ノックピン穴を前記位置決めピンへ案内する位置決めガイドが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のめっき処理装置。
- 前記電極の軸心とシリンダブロックのシリンダボアの軸心とが一致した状態で、位置決めガイドと前記シリンダブロックの外壁との距離が、前記挿入ガイドと前記シリンダブロックの平面部との距離よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項1および請求項7に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材の先端に、先端側へ向かって先細り形状のテーパが形成され、このテーパの角度がスライド面に対して45度以下に設定されたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材の先端におけるテーパの下端位置は、電極上端位置よりも上方に設定されたことを特徴とする請求項9に記載のめっき処理装置。
- 前記シリンダブロックがワーク載置台に載置されたときに、このシリンダブロックの上端の高さを検出するエリアセンサがワーク載置台に設置され、このエリアセンサは、エリアセンサとシリンダブロックの上端との高度差が位置決めガイドの高さよりも小さく設定されていて、前記シリンダブロックをワーク載置台に載置したときに正規位置にセッティングできなかった誤組み付け時のシリンダブロックをエリアセンサが検出することで、めっき前処理及びめっき処理の不良を未然に回避する構成としたことを特徴とする請求項1または7に記載のめっき処理装置。
- 前記ワークガイド部材を構成する挿入ガイドは、角柱形状の角柱部と、この角柱部の先端側に一体に設けられた円柱形状の円柱部とを有してなり、前記角柱部と円柱部の前記シリンダブロックの前記平面部と対向する面にスライド面を形成し、更に前記円柱部の先端に、先端側へ向かって先細り形状のテーパが形成されたことを特徴とする請求項1に記載のめっき処理装置。
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