JPH08209384A - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

Info

Publication number
JPH08209384A
JPH08209384A JP7016087A JP1608795A JPH08209384A JP H08209384 A JPH08209384 A JP H08209384A JP 7016087 A JP7016087 A JP 7016087A JP 1608795 A JP1608795 A JP 1608795A JP H08209384 A JPH08209384 A JP H08209384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
plating
main body
cylinder
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7016087A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Ikegaya
裕彦 池ケ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP7016087A priority Critical patent/JPH08209384A/ja
Priority to US08/593,494 priority patent/US5804043A/en
Priority to EP96101348A priority patent/EP0725167A1/en
Publication of JPH08209384A publication Critical patent/JPH08209384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D7/00Electroplating characterised by the article coated
    • C25D7/04Tubes; Rings; Hollow bodies
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/027Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle four

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機種変更に容易に対応できるようにするとと
もに、管理やメンテナンス等の作業を軽減する。 【構成】 処理個所に設置されるめっき装置本体10
と、めっき装置本体10に着脱自在に装着されるユニッ
ト部材18とからめっき処理部Eを構成した。そして、
めっき装置本体10に、ユニット部材18の装着部とな
るベース16と、ポンプ5Eを介してめっき液貯蔵タン
ク4Eに接続される処理液供給管17及びベース部16
の通路16aからなる処理液導入通路と、処理液導出通
路15とを設ける一方、ユニット部材18を、流路構成
部材としての電極20と、ベース16への装着部分とな
るホルダー19とから構成するとともに、このホルダー
19に、めっき装置本体10の処理液導入通路と連通す
る貫通孔19aを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのシリンダブ
ロックのシリンダ内周面にめっき処理やめっきのための
前処理を施す表面処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、エンジンのシリンダブロック
のシリンダ内面にめっき処理を施す装置として、上記シ
リンダブロックのシリンダ内にめっき液を供給してシリ
ンダ内でめっき液を流動させることにより、電流密度を
高めて高速でめっきを施すことができるようにする装置
が考えられている。特に、このような高速めっきのため
のめっき液の給排、流動等を効率的に行わせることので
きる装置として、所定のワーク処理個所にめっき装置本
体を設け、このめっき装置本体のワーク載置部分に筒状
の電極(流路構成部材)を一体に立設し、ワーク載置部
にシリンダブロックをセットしたときにこの電極がシリ
ンダ内に突入してシリンダブロックのシリンダの内周面
に対向するようにするとともに、シリンダ内でめっき液
が流動するようにめっき液を循環させるようにした装置
が提案されている。
【0003】このような装置では、良好にめっきを行う
には、シリンダ内周面と電極との間隔を均一に保つよう
に、シリンダの配置等に応じて電極の配置等を設定する
必要がある。そのため、一般には、めっき装置本体がエ
ンジンの機種毎に設計、製作され、エンジンの機種変更
に応じて交換されるようになっている。すなわち、エン
ジンの機種毎に、シリンダブロックのシリンダの数や配
設間隔、あるいはシリンダのストロークやボア径が異な
るため、電極の形状、めっき液の供給通路及び排出通路
等を各機種毎のシリンダブロックの形状に合うように製
作し、シリンダのめっき処理が適切に行われるようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置のように、各機種毎にめっき装置本体を交換してめっ
き作業を行うのでは、交換作業が大変であり、また、電
極の配設間隔だけを若干変更するような場合であっても
めっき装置本体の全体を製作する必要があるため、装置
の管理やメンテナンス等の作業が煩雑である。従って、
エンジンの機種にかかわらずめっき装置本体を共通して
用いることができれば便利である。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、エンジンの機種変更に容易に対応でき
るようにするとともに、管理やメンテナンス等の作業を
軽減することができる表面処理装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る表面処理
装置は、エンジンのシリンダブロックのシリンダ内周面
に処理液を供給してめっき等の表面処理を施す装置であ
って、ワーク処理個所に設置される処理装置本体と、各
種シリンダブロックに対応して複数種設けられ、処理対
象となるシリンダブロックに応じて選択的に上記処理装
置本体に装着されるユニット部材とからなり、上記処理
装置本体は、処理液供給手段に接続される処理液導入通
路と、処理液導出通路と、上記ユニット部材の装着部と
を有し、上記各ユニット部材は、対応するシリンダブロ
ックのシリンダ内部に処理液の流路を構成する流路構成
部材と、上記処理装置本体に対する被装着部と、ユニッ
ト部材が処理装置本体に装着された状態で、上記処理液
導入通路又は処理液導出通路を上記流路構成部材により
構成される流路と連通するための連通路とを有し、上記
各ユニット部材の流路構成部材の配置が各種シリンダブ
ロックに応じて設定されているものである。
【0007】請求項2に係る表面処置装置は、請求項1
記載の表面処理装置において、上記処理装置本体に上記
処理液導入通路が複数形成されるとともに、一部の処理
液導入通路を閉塞可能にする閉塞手段を有するものであ
る。
【0008】請求項3に係る表面処理装置は、請求項1
又は2記載の表面処理装置において、上記処理装置本体
に、処理液貯留用の処理槽を着脱自在に設けてなるもの
である。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、機種変更の
際、つまりシリンダブロックの種類変更の際には、処理
装置本体に対してユニット部材を交換することにより対
応することが可能となる。このように処理装置本体を共
通化して各機種に対応するユニット部材を交換しながら
処理を行うことにより、機種変更への対応作業が容易と
なり、また管理やメンテナンス作業を軽減することが可
能となる。
【0010】上記請求項2記載の発明によれば、シリン
ダ数の少ない機種に変更する場合等には、ユニット部材
の交換を行うとともに、不要な処理液導入通路の閉塞を
行うことが可能となる。
【0011】上記請求項3記載の発明によれば、2サイ
クルエンジンのシリンダブロックを処理するような場合
には、ポート部分等のシールの簡略化のため、シリンダ
ブロックを上記処理槽内の処理液に浸漬させた状態で処
理液を流動させて高速処理を行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は、本発明に係る表面処理装置が適用
されるめっき処理システム全体の概略を示している。同
図に示すワークは2サイクルエンジンのシリンダブロッ
クW1であり、このめっき処理システムにおいは、シリ
ンダブロックW1のシリンダ内周面にめっき処理を施す
ようになっている。
【0014】このめっき処理システムにおいては、各種
前処理のための処理部A〜Dと、めっき処理部Eと、乾
燥部Fとが作業順序に対応する配列でめっき処理ライン
に沿って配設されている。具体的には、脱脂処理部A、
アルカリエッジング処理部B、混酸エッチング処理部
C、アルマイト処理部D、めっき処理部E及び乾燥部F
がこの順序に配設されている。また、めっき処理ライン
の始端側にはワーク投入部2が設けられ、めっき処理ラ
インの終端側にはワーク搬出部3が設けられている。
【0015】処理ラインの外方には、脱脂液貯蔵タンク
4A、アルカリ液貯蔵タンク4B、混酸液貯蔵タンク4
C、アルマイト液貯蔵タンク4D及びめっき液貯蔵タン
ク4Eが配置されている。各処理液のタンク4A〜4E
とそれそれ対応する処理部A〜Eとの間には、処理液供
給用のポンプ5A,5B,5C,5D,5E及び処理液
供給用の配管(図示せず)が装備されている。
【0016】なお、図示を省略しているが、上記めっき
処理ラインの上方には、上記ワーク投入部2からワーク
搬出部3にわたってワーク搬送手段が移動自在に配設さ
れており、このワーク搬送手段によりワークが吊り下げ
られた状態で、順次めっき処理ラインに沿って搬送され
るようになっている。
【0017】このめっき処理システム全体の処理として
は、2つのシリンダブロックW1が図1中に示す各前処
理部A〜D、めっき処理部E及び乾燥部Fに順次送られ
ながら、各処理部A〜Fで前処理やめっき処理が施され
る。例えば、上記脱脂処理部A、アルカリエッチング処
理部B、混酸エッチング処理部Cでは簡易な方法として
処理槽内の処理液中にシリンダブロックW1が浸漬され
ることでそれぞれの処理が行われる。また、各処理部A
〜Cにおいてはそれぞれ、処理槽での処理後に、処理部
に付属する槽によってシリンダブロックW1に付着した
処理液の回収及びシリンダブロックW1の水洗が行われ
る。例えば、脱脂処理部Aであれば、図2に示すよう
に、脱脂液を貯留する処理槽A1と液回収槽A2と水洗
槽A3とが隣接配置され、水洗槽A3には洗浄水が供給
され、他の槽A1,A2にはそれぞれの片側からオーバ
ーフローした液が流入するようになっている。そして、
シリンダブロックW1は、処理槽A1での処理が済むと
引き上げられ、液回収槽A2上に移動されてこの槽A2
内に降ろされた後、同様に水洗槽A3へと移され、水洗
後は次の処理部へ移される。
【0018】一方、アルマイト処理部D、めっき処理部
Eでは、シリンダブロックW1のシリンダW11の内周
面に処理液を流動させながらそれぞれ高速で処理を行う
ようになっており、図3,4に示すような装置により各
処理が行われるようになっている。以下、めっき処理部
Eを例として説明する。
【0019】図3はめっき処理部Eの構成を概略的に示
しており、図4はめっき処理部Eにおけるめっき装置本
体10のみの構成を概略的に示している。これらの図に
おいて、めっき処理部Eのめっき装置本体10の上部に
は、開口部14を具備した支持プレート13が設けられ
ており、この支持プレート13の上部に処理槽11が位
置決めされた状態で着脱自在に装着されるとともに、さ
らにその上部に治具30が装着されている。
【0020】上記処理槽11は、底板部11aに周壁部
11bを有する箱型とされるとともに、底板部11aに
は左右2個の支持ブロック12が設けられており、これ
らの支持ブロック21上にシリンダブロックW1が支持
されている。
【0021】シリンダブロックW1は、上下両側に開口
するシリンダW11と、これに連通する排気ポートW1
2及び掃気ポートW13とを具備し、上述のように支持
ブロック12に支持された状態では、シリンダW11の
下方開口部が支持ブロック12で塞がれるようになって
いる。また、上記支持ブロック12には上記支持プレー
ト13の開口部14と連通する開口部12aが設けられ
ており、上述のようにシリンダブロックW1が支持ブロ
ック12に支持された状態で、シリンダブロックW1の
シリンダW11の下方開口部が支持ブロック12の開口
部12aと合致するようになっている。
【0022】上記治具30は、めっき処理時に、上記処
理槽11の上部に装着され、処理槽11の上方開口部を
塞いで処理槽内部を密閉状態とするようになっている。
また、治具30には、上記支持ブロック12に対応して
2つの押え部材31が設けられており、上述のように治
具30が処理槽11に装着された状態で、押え部材31
が各支持ブロック12上に支持された各シリンダブロッ
クW1の上部に圧接されて支持ブロック12を上方から
圧した状態で固定するようになっている。
【0023】一方、上記めっき装置本体10において、
支持プレート13の下方となる位置には左右に伸びる処
理液導出通路15が形成されるとともに、この処理液導
出通路15の底部にベース部16(装着部)が設けら
れ、このベース部16にユニット部材18が着脱自在に
装着されている。
【0024】上記ベース部16には、それぞれバルブ等
の開閉手段を介して上記めっき液貯蔵タンク4Eに接続
される処理液供給管17が取付けられており、図示の例
では、4本の処理液供給管17が左右方向に並べて取付
けられている。また、上記ベース部16には、処理液供
給管17にそれぞれ対応して通路16aが設けられると
ともに、その上部には、各通路16aの周囲となる位置
にユニット部材18に対する位置決め用のリブ16bが
立設されている。
【0025】上記ユニット部材18は、ホルダー19
と、上記各シリンダブロックW1に対応してこのホルダ
ー19に立設される一対の電極20(流路構成部材)と
から構成されている。
【0026】電極20は、筒状の電極本体内にペレット
収納部21を備え、このペレット収納部21に可溶性陽
極物質からなる多数のペレット22を収納したものであ
る。上記電極本体は、金属パイプからなる内筒部23と
多孔状金属板等からなる外筒部24とで構成され、その
内外筒部23,24の間にペレット収納部21が形成さ
れている。
【0027】上記電極20は、上記処理液導出通路15
を突き抜けて上記支持プレート13の開口部14から上
方に突出し、支持ブロック12の開口部12aを介して
処理槽11内に支持された各シリンダブロックW1のシ
リンダW11に突入している。そして、電極20の先端
(上端)がシリンダW11の上端に達し、かつ電極20
の外周面とシリンダ内周面との間に一定隙間が保たれる
ようになっている。これにより、各シリンダブロックW
1のシリンダW11内で電極20の内側(内筒部23の
内側)と外側に、上部で互いに連通する流路25,26
が形成されるとともに、外側の流路26が処理液導出通
路15に連通するようになっている。
【0028】上記ホルダー19は、上記リブ16bによ
り位置決めされて上記ベース部16の上部に装着される
ようになっている。ホルダー19には、各電極20の内
筒部23に通じる貫通孔19aが形成されており、この
貫通孔19aにより、上記電極20の内側の流路25
と、上記ベース部16の左右両端の通路16a及びこれ
に対応する処理液供給管17により構成される各処理液
導入通路とを連通するようになっている。
【0029】なお、上記装置に対するめっき液の給排系
統及び電気系統につては図示を省略するが、めっき液は
めっき液貯蔵タンク4Eからポンプ5Eを介して上記め
っき装置本体10の各処理液導入通路に送り込まれ、上
記流路25,26を通って処理槽11内に貯留されると
ともに、処理液導出通路15からめっき液回収管を介し
てめっき液貯蔵タンク4Eに回収されるように給排系統
が構成されている。また、上記電極20が電源回路のプ
ラス側に接続されるとともに、上記シリンダブロックW
1が上記治具30を介して電源回路のマイナス側に接続
されることにより、上記電極20とシリンダブロックW
1との間に電圧が印加されるように電気系統が構成され
ている。
【0030】そして、以上のように構成されためっき処
理部Eにおいては、以下のようにしてめっき処理が行わ
れる。
【0031】めっき処理に際しては、先ず、上記治具3
0が取り外された状態で、シリンダブロックW1が上方
から処理槽11内に搬入されて、支持ブロック12上に
載置される。そして、治具30が装着されることにより
シリンダブロックW1が処理槽11内に固定される。
【0032】このような状態とされてから、上記ポンプ
5Eが作動されることにより、めっき液がめっき液貯蔵
タンク4Eから処理液供給管17を通ってめっき装置本
体10に供給される。この場合、ベース部16に接続さ
れる中央2箇所の処理液供給管17に対しては、めっき
液の給排系統に設けられる図外のバルブ(閉塞手段)が
閉じられることによりめっき液の供給が遮断される。
【0033】そして、めっき装置本体10に供給された
めっき液は、さらに電極20内、外の流路25,26を
経てシリンダW11内に流入する。この際、処理槽11
にめっき液が充満するに至るまでは、流路26に流入し
ためっき液が排気ポートW12や掃気ポートW13から
処理槽11に流出するが、めっき液の供給に伴い処理槽
11内にめっき液が充満する状態となると、各ポートW
12,W13からのめっき液の流出がなくなり、流路2
6に流入しためっき液が処理液導出通路15へと流れる
ようになる。
【0034】つまり、処理槽11にめっき液が充満し
て、シリンダブロックW1がめっき液に浸漬されている
状態では、流路25から流路26に流れ込んだめっき液
が、シリンダW11の内面に沿って流動し、支持ブロッ
ク12の開口部12a及び支持プレート13の開口部1
4を介して処理液導出通路15へと流出する。そして、
このようにめっき液が流動されつつ、上記電極20とシ
リンダブロックW1との間に電圧が印加されることによ
り高速めっきが行われる。
【0035】このとき、めっき液中のめっき成分がシリ
ンダW11の被めっき面に析出するにつれて、電極20
のペレット22がめっき液内に溶出し、これによってめ
っき液の濃度が保たれるようになっている。なお、上記
実施例では、電極20の内側の流路25から外側の流路
26にめっき液が流動されるので、めっき液の流れの影
響を受けてペレット22が下方に押し付けられ、ペレッ
ト収納部21から外部へ飛び出るようなことがない。
【0036】こうして、めっき処理部Eでのめっき処理
が終了した後は、シリンダブロックW1がめっき処理部
Eから、処理液回収部Ea及び水洗部Ebへと移されて
処理液回収及び水洗が行われる。なお、図示を省略する
が、このようなめっき処理後の処理液回収及び水洗も、
基本的には、上記脱脂処理部Aの場合と同様に、シリン
ダブロックW1が隣接配置された液回収槽及び水洗槽に
順次移されながら全面浸漬されることにより行われるよ
うになっている。
【0037】以上はめっき処理部Eの例についての説明
であるが、上記アルマイト処理部Dも、基本的には上記
めっき処理部Eと同様の構成となっており、処理液をシ
リンダW1の内周面に沿って流動させることにより高速
処理を行うようになっている。また、アルマイト処理に
ついての処理液回収部Da及び水洗部Dbについても、
めっき処理後の処理液回収部Ea及び水洗部Ebと同一
の構成とされている。
【0038】ところで、上記めっき処理システムのめっ
き処理部Eでは、2サイクルエンジンのシリンダブロッ
クW1のシリンダW11に対してめっき処理を行うよう
になっているが、このめっき処理部Eにおいては一部の
部材を交換等することにより、めっき装置本体10を共
用して4サイクルエンジンのシリンダブロックにめっき
処理を行うこともできるようになっている。
【0039】以下、この例について図4,5を用いて説
明する。なお、説明の便宜上、めっき処理部をめっき処
理部E′とし、上記めっき処理部Eと区別して説明す
る。
【0040】この図に示すように、めっき処理部E′
は、上記めっき処理部Eにおける上記処理槽11が取り
外され、ユニット部材が、2サイクルエンジン用のユニ
ット部材18から4サイクルエンジン用のユニット部材
40に交換されることによって構成されている。めっき
処理部E′を構成する具体的な手順としては、先ず、め
っき処理部Eにおいて、上記処理槽11及び支持プレー
ト13を順次取り外すことによってめっき装置本体10
の上部を開放し(図4において支持プレート13を取り
外した状態)、この状態で上記ユニット部材18を4サ
イクルエンジン用のユニット部材40に交換する。そし
て、支持プレート13を再びめっき装置本体10に取り
付けることによりめっき処理部E′が構成される。
【0041】めっき処理部E′において、支持プレート
13上には、4サイクルエンジンのシリンダブロックW
2が支持されている。具体的には、並列配置の4つのシ
リンダW21を有するシリンダ構成部分とスカート状の
クランクケース部とが一体に形成されたシリンダブロッ
クW2が、車両への搭載時の状態と比べて上下反転した
状態で支持プレート13に支持されるようになってい
る。
【0042】また、シリンダブロックW2の上部には、
各シリンダW21の、上記支持プレート13側とは反対
側の開口部である上部開口部を塞ぐためのシール治具5
0が装着されている。このシール治具50には、シリン
ダブロックW2の上端に当接するプレート51が設けら
れ、各シリンダW21に対応する位置にそれぞれ、係止
板52と、その下側に位置するシール押え板53と、上
記両板52,53の外周の間に挾み込まれたOリング5
4と、上記シール押え板53に連結されたロッド55と
が設けられている。
【0043】上記ユニット部材40は、ホルダー41及
び電極42を有する点で2サイクルエンジン用の上記ユ
ニット部材18と共通している。しかし、上記ユニット
部材40には、ユニット部材18と異なり、シリンダW
21に対応して4本の電極42が立設されている。
【0044】電極42は、上記ユニット部材18の電極
20と同様、金属パイプからなる内筒部45と多孔状金
属板等からなる外筒部46とによって構成される筒状の
電極本体に、ペレット44を収納するためのペレット収
納部43を有する構造とされており、上記処理液導出通
路15を突き抜けて上記支持プレート13の開口部14
から上方に突出している。そして、上述のように支持プ
レート13上にシリンダブロックW2が支持された状態
で、上記各電極42がシリンダブロックW2の各シリン
ダW21内に突入して電極42の上端がシリンダW21
の上端近傍に達し、かつ電極42の外周面とシリンダ内
周面との間に一定隙間が保たれるようになっている。こ
れにより、シリンダブロックW2の各シリンダW21内
で電極42の内側(内筒部45の内側)と外側に、上部
で互いに連通する流路47,48が形成されるととも
に、外側の流路48が上記開口部14を介して処理液導
出通路15に連通するようになっている。
【0045】上記ホルダー41には、4本の電極42の
各内筒部45に通じる貫通孔41aが形成されており、
この貫通孔41aにより、上記電極42の内側の流路4
7と、上記ベース部16の通路16a及びこれに対応す
る処理液供給管17により構成される各処理液導入通路
とが連通するようになっている。
【0046】以上のように構成されためっき処理部E′
によれば、予めシール治具50が装着された状態のシリ
ンダブロックW2が支持プレート13上に載置される。
【0047】シリンダブロックW2に対するシール治具
50の装着は、先ず、シリンダブロックW2の各シリン
ダW21の下方開口部内に係止板52、シール押え板5
3及びOリング54が一体にセットされ、各ロッド55
の上部がナット部材を介してプレート51に取り付けら
れる。そして、ナット部材の回動操作によりロッド25
が引き上げられることにより、係止板52とシール押え
板53とでOリング54が圧縮、膨出させられる。これ
によってOリング54がシリンダW21の内周面に圧接
させられてシリンダW21の上方開口部のシールが達成
される。
【0048】シール治具50によるシリンダW21のシ
ールが完了すると、ポンプ5Eが作動されることによ
り、めっき液がめっき液貯蔵タンク4Eから処理液供給
管17を通ってめっき装置本体10に供給され、電極4
2内、外の流路47,48を通って処理液導出通路15
から流出する。そして、このようにシリンダW21の内
面に沿ってめっき液が流動しつつ、上記電極42とシリ
ンダブロックW2との間に電圧が印加されることによ
り、高速めっきが行われる。
【0049】なお、上記めっき処理部E′においては、
同図に示すように、シリンダブロックW2の各シリンダ
W21の間隔がめっき装置本体10に接続される処理液
供給管17の接続間隔と同一とされているが、例えば、
シリンダの間隔が処理液供給管17の接続間隔と異なる
ような場合は、図6に示すように、各電極62の内部の
流路と、ベース部16の通路16aとが連通し得るよう
な貫通孔61aをホルダー61に形成したユニット部材
60を用いるようにすることで対応することができる。
この場合、貫通孔61aは同図に示すように傾斜したも
のや、これ以外に蛇行したものであっても構わない。
【0050】また、上記シール治具50に代えて、図7
に示すようなシール治具50′を適用するようにしても
よい。
【0051】このシール治具50′には、各シリンダW
21に対応する位置にそれぞれ円筒状の取付部材52′
を備えた可動プレート51′が設けられており、この可
動プレート51′が図外の作動手段により昇降させられ
るようになっている。各取付部材52′には、その下端
部にゴム等の弾性材料からなる中空の円錐台状のシール
部材53′が設けられるとともに、円盤状のシール押え
部材54aを下端部に一体に備えた可動ロッド54が′
が貫通されている。この可動ロッド54′は、図外のエ
アシリンダにより2段階にストロークし得るような構造
となっており、これによりシール押え部材54aを上昇
端位置と中間位置と下降端位置とに段階的に移動し得る
ようになっている。そして、シール押え部材54aが上
昇端位置にあるときには、取付部材52′とシール押え
部材54aとの圧縮力によりシール部材53′が傘状に
広げられた拡径状態とされる一方、シール押え部材54
aが下降端位置にあるときには、シール部材53′が自
重で閉じた縮径状態となり、また、シール押え部材54
aが中間位置となったときにはシール部材53′が半拡
径状態となるようになっている。
【0052】このシール治具50′を用いる場合には、
先ず、をシリンダブロックW2が支持プレート13上に
載置され、各シール部材53′が各シリンダW2に挿入
され、かつ各シール部材53′が上記電極42の直上方
に配されるようにシール治具50′がシリンダブロック
W2の上方にセットされる。
【0053】この際、同図に示すように、シリンダブロ
ックW2のクランクケース部側に隔壁W22が設けられ
ていて、各隔壁W22の間隔がシリンダ径と比べて狭く
なっているが、上記シール押え部材54aが下降端位置
に保持され、これにより上記記シール部材53′が、こ
の隔壁W22間を容易に通過し得る程度に窄められてい
る。
【0054】各シリンダW21内に各シール部材53′
が配置されると、シール押え部材54aが中間位置まで
上昇させられて、外周部がシリンダW21の内周面に接
しない半拡径状態とされる。そして、再度、各シール部
材53′が上記電極42の直上方に配されるように可動
プレート51′が下降された後、シール押え部材54a
が上昇端位置まで上昇させられ、これによってシール部
材53′が完全に広げられた状態となって各シリンダW
21がシールされる。
【0055】このような上記シール治具50′によれ
ば、可動プレート51及びシール押え部材54aを二段
階に作動させることによって、シール部材53によるシ
ールを電極42に近い適正位置で達成することが可能と
なる。
【0056】以上説明したように、上記めっき処理シス
テムのめっき処理部においては、ユニット部材18(4
0)の交換と処理槽11の着脱を行うだけて、2サイク
ルエンジンのシリンダブロックW1及び4サイクルエン
ジンのシリンダブロックW2といった異なる種類のシリ
ンダブロックのめっき処理を同一のめっき装置本体10
を用いて行うことができるので、従来のこの種の装置の
ように、処理すべきエンジンの機種変更の度にめっき装
置本体を交換する必要がない。従って、めっき処理を施
すべきシリンダブロックに対応するユニット部材や処理
槽を予め製作しておくことで、簡単な作業で容易にエン
ジンの機種変更に対応することができ、このような機種
変更に要する作業の軽減を図ることができる。
【0057】また、めっき装置本体10が共用されるた
め、エンジンの機種毎にめっき装置本体を設計、製作す
る必要がなく、ユニット部材や処理槽の設計等で済み、
設計等に費やす手間やコストを省くことができる。
【0058】なお、めっき処理システムとして、図1に
示す例では、2サイクルエンジンのシリンダブロックW
1のシリンダ内周面にめっき処理を施すシステムについ
て説明したが、4サイクルエンジンのシリンダブロック
W2にめっき処理等を施すシステムとして、図8に示す
ようなめっき処理システムを構成することもできる。以
下、このめっき処理システムについて説明する。
【0059】このめっき処理システムにも、各種前処理
のための脱脂処理部A′、アルカリエッチング処理部
B′、混酸エッチング処理部C′及びアルマイト処理部
D′と、めっき処理部E′と、乾燥部F′とが処理ライ
ンに沿って配設されている。また、各処理部A′〜E′
の間及びめっき処理部E′と乾燥部F′との間にはそれ
ぞれ処理液回収部Aa′,Ba′,Ca′,Da′,E
a′及び水洗部Ab′,Bb′,Cb′,Db′,E
b′が設けられ、めっき処理ラインの始端側及び終端側
にはワーク投入部2及びワーク搬出部3が設けられてい
る。さらに、処理ラインの外方には、脱脂液貯蔵タンク
4A′、アルカリ液貯蔵タンク4B′、混酸液貯蔵タン
ク4C′、アルマイト液貯蔵タンク4D′、めっき液貯
蔵タンク4E′及び処理液供給用のポンプ5A′,5
B′,5C′,5D′,5E′及び処理液供給用の配管
(図示せず)が装備されている。
【0060】このめっき処理システムにおいて、上記脱
脂処理部A′、アルカリエッチング処理部B′、混酸エ
ッチング処理部C′では、例えば、図9に示すようなオ
ーバーフロー方式の装置により各処理が行われる。すな
わち、各処理部A′〜C′の基台70には、左右に延び
る処理液導入通路71及び処理液導出通路72が上下に
設けられている。また、筒状の流路構成部材73が処理
液導入通路71を突き抜けて基台70上方に突出される
とともに、その内部空間が処理液導出通路72に連通し
ている。そして、基台70のワーク載置部70aにシリ
ンダブロックW2が載置された状態で、流路構成部材7
3がシリンダブロックW2の各シリンダ内に突入し、流
路構成部材73の外周面とシリンダの内周面との間に隙
間74が形成されるとともに、この隙間74が、ワーク
載置部70aに形成された開口部75を介して上記処理
液導入通路70に連通するようになっている。
【0061】この装置では、上記ワーク載置部70aに
シリンダブロックW2が載置された状態で、上記処理液
導入通路71に処理液が供給される。そして、処理液導
入通路71に導入された処理液は、矢印で示すように、
流路構成部材73とシリンダ内周面との間の隙間74を
通り、流路構成部材73の上端部からオーバーフローし
てその内部に流れ込み、処理液導出通路72を経て処理
液回収管側に導出されるようになっている。つまり、こ
のように処理液が循環されながら各処理が施されるよう
になっており、処理液を循環、流動させるようにしてい
る。なお、処理液の流れは逆方向であっても構わない。
【0062】また、上記処理液回収部Aa,Ba,C
a,Da,Ea及び水洗部Ab,Bb,Cb,Db,E
bでは、例えば、図10に示すようなシャワー方式の装
置により処理液回収及び水洗が行われる。すなわち、各
処理液回収部Aa,Ba,Ca,Da,Ea及び水洗部
Ab′,Bb′,Cb′,Db′,Eb′には、液排出
口81a及び液排出通路81bを有するワーク載置部8
0と、上記シリンダブロックW2の上部に装着される治
具82が備えられており、この治具82に水を噴出する
ための噴出部83が設けられている。この装置では、上
記ワーク載置部80にシリンダブロックW2が載置され
た状態で、治具82がシリンダブロック1の上部に装着
され、この状態で上記噴出部83から水が噴出されてシ
リンダW21内に付着した処理液が流し落される。そし
て、流し落された処理液と水が上記液排出口81a及び
液排出通路81bを介して回収タンクに回収されるよう
になっている。
【0063】一方、アルマイト処理部D′、めっき処理
部E′では、上記実施例で説明したような装置によって
処理が行われる。
【0064】さらに、上記実施例のめっき処理システム
では、めっき処理部E及びアルマイト処理部Dについて
のみ上述のような高速処理方式の装置を採用している
が、他の処理部A〜Cについてもめっき処理部E及びア
ルマイト処理部Dと同様に高速処理方式の装置を採用す
るようにしてもよい。この場合、処理装置本体とこれに
着脱自在に装着されるユニット部材とから各処理部A〜
Cを構成するようにすれば、上記実施例のめっき処理部
E(E′)同様に、機種変更等に容易に対応できるよう
になる。但し、この場合、他の処理部A〜Dにおいては
電極が不要であるから、電極とほぼ同一の円筒状の部材
をユニット部材に取付けて流路を構成するようにすれば
よい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表面処理
装置によれば、シリンダブロックの種類変更の際には、
処理装置本体に対してユニット部材を交換することによ
り対応することが可能となる。従って、このように処理
装置本体を共通化し、予め処理を施すべき各種シリンダ
ブロックに対応して設けられたユニット部材を交換しな
がら処理を行うことによって、各種シリンダブロックへ
の対応作業が容易となり、また管理やメンテナンス作業
を軽減することができる。
【0066】また、このような装置において、上記処理
装置本体に上記処理液導入通路を複数形成するととも
に、一部の処理液導入通路を閉塞可能にする閉塞手段を
有するようにすれば、シリンダ数の少ないものに変更す
る場合等には、ユニット部材の交換を行うとともに、不
要な処理液導入通路の閉塞を行うことにより対応が可能
となる。
【0067】さらに、処理装置本体に、処理液貯留用の
処理槽を着脱自在に設けるようにすれば、シリンダブロ
ックを処理槽内の処理液に浸漬させた状態で処理液を流
動させて高速処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2サイクルエンジンのシリンダブロックに対す
るめっき処理システム全体を示す概略図である。
【図2】図1に示すシステムの脱脂処理部に適用される
処理装置を示す断面概略図である。
【図3】図1に示すシステムのめっき処理部の構成を概
略的に示す断面図である。
【図4】図1に示すシステムのめっき処理部におけるめ
っき装置本体の構成を概略的に示す断面図である。
【図5】図3に示すめっき処理装置本体を用いて4サイ
クルエンジンのシリンダブロックに対するめっき処理部
を構成した例を示す概略断面図である。
【図6】図3に示すめっき処理装置本体を用いて4サイ
クルエンジンのシリンダブロックに対するめっき処理部
を構成した別の例を示す概略断面図である。
【図7】図5のめっき処理部での処理に適用されるシー
ル治具の他の例を示す概略断面図である。
【図8】4サイクルエンジンのシリンダブロックに対す
るめっき処理システム全体を示す概略図である。
【図9】図8に示すシステムの脱脂処理部、アルカリエ
ッチング処理部、混酸エッチング処理部に適用される処
理装置を示す断面概略図である。
【図10】図8に示す処理液回収部及び水洗部に適用さ
れる処理装置を示す断面概略図である。
【符号の説明】
10 めっき装置本体 11 処理槽 12 支持ブロック 13 支持プレート 12a,14 開口部 15 処理液導出通路 16 ベース部 16a 通路 16b リブ 17 処理液供給管 18 ユニット部材 19 ホルダー 19a 貫通孔 20 電極 21 ペレット収納部 22 ペレット 23 内筒部 24 外筒部 25,26 流路 W1,W2 シリンダブロック W11,W21 シリンダ W12 排気ポート W13 掃気ポート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックのシリンダ
    内周面に処理液を供給してめっき等の表面処理を施す装
    置であって、ワーク処理個所に設置される処理装置本体
    と、各種シリンダブロックに対応して複数種設けられ、
    処理対象となるシリンダブロックに応じて選択的に上記
    処理装置本体に装着されるユニット部材とからなり、上
    記処理装置本体は、処理液供給手段に接続される処理液
    導入通路と、処理液導出通路と、上記ユニット部材の装
    着部とを有し、上記各ユニット部材は、対応するシリン
    ダブロックのシリンダ内部に処理液の流路を構成する流
    路構成部材と、上記処理装置本体に対する被装着部と、
    ユニット部材が処理装置本体に装着された状態で、上記
    処理液導入通路又は処理液導出通路を上記流路構成部材
    により構成される流路と連通するための連通路とを有
    し、上記各ユニット部材の流路構成部材の配置が各種シ
    リンダブロックに応じて設定されていることを特徴とす
    る表面処理装置。
  2. 【請求項2】 上記処理装置本体に上記処理液導入通路
    が複数形成されるとともに、一部の処理液導入通路を閉
    塞可能にする閉塞手段を有することを特徴とする請求項
    1記載の表面処理装置。
  3. 【請求項3】 上記処理装置本体に、処理液貯留用の処
    理槽を着脱自在に設けてなることを特徴とする請求項1
    又は2記載の表面処理装置。
JP7016087A 1995-02-02 1995-02-02 表面処理装置 Pending JPH08209384A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7016087A JPH08209384A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 表面処理装置
US08/593,494 US5804043A (en) 1995-02-02 1996-01-30 Surface treatment device
EP96101348A EP0725167A1 (en) 1995-02-02 1996-01-31 Surface treatment device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7016087A JPH08209384A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 表面処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08209384A true JPH08209384A (ja) 1996-08-13

Family

ID=11906761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7016087A Pending JPH08209384A (ja) 1995-02-02 1995-02-02 表面処理装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5804043A (ja)
EP (1) EP0725167A1 (ja)
JP (1) JPH08209384A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007173A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Suzuki Motor Corp めっき処理装置
JP2012526913A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 複数の被加工品を同時にコーティングするか又は複数の被加工品から同時にコーティングを除去するための装置、方法、装置のためのカートリッジ並びに被加工品

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6544391B1 (en) * 2000-10-17 2003-04-08 Semitool, Inc. Reactor for electrochemically processing a microelectronic workpiece including improved electrode assembly
JP4518059B2 (ja) * 2006-10-06 2010-08-04 トヨタ自動車株式会社 シリンダブロックの加工用治具及び加工方法
DE102008001881A1 (de) * 2008-05-20 2009-11-26 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur elektrochemischen Bearbeitung
JP5338500B2 (ja) * 2009-06-10 2013-11-13 スズキ株式会社 シリンダブロックめっき処理装置のシール治具及びシール方法
JP5400525B2 (ja) * 2009-08-07 2014-01-29 本田技研工業株式会社 シリンダバレル内面の表面処理装置及びその表面処理方法
CN102147391A (zh) * 2011-01-11 2011-08-10 哈尔滨工业大学 带有阵列电极、参比电极和循环系统的电化学测试装置
CN103160897B (zh) * 2011-12-18 2015-09-09 沈阳黎明航空发动机(集团)有限责任公司 高压涡轮轴颈内径窄边镀铬方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE670804C (de) * 1937-04-27 1939-01-26 Ladislav Partsch Vorrichtung zum Ausbuechsen von Maschinenzylindern und Maschinenlagern
DE2051710B2 (de) * 1970-10-21 1975-09-04 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Maschine für die elektrochemische Metallbearbeitung mit mehreren Bearbeitungsstellen
FR2462490A1 (fr) * 1979-08-03 1981-02-13 Centre Techn Ind Mecanique Dispositif de revetement electrolytique
IT1129345B (it) * 1980-10-29 1986-06-04 Fiat Ricerche Disp*sitivo per il trattamento elettrolitico della superficie di pezzi maccanici particolarmente di cilindri di motori a combustione interna
US4399019A (en) * 1981-07-21 1983-08-16 Imperial Clevite Inc. Ultra-high current density electroplating cell
GB8617675D0 (en) * 1986-07-19 1986-08-28 Ae Plc Deposition of bearing alloys
JP2824280B2 (ja) * 1989-06-30 1998-11-11 ヤマハ発動機株式会社 ワークの表面処理装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007173A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Suzuki Motor Corp めっき処理装置
JP2012526913A (ja) * 2009-05-13 2012-11-01 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 複数の被加工品を同時にコーティングするか又は複数の被加工品から同時にコーティングを除去するための装置、方法、装置のためのカートリッジ並びに被加工品
US9200376B2 (en) 2009-05-13 2015-12-01 Robert Bosch Gmbh Device and method for simultaneous coating or de-coating of a plurality of workpieces and workpiece

Also Published As

Publication number Publication date
US5804043A (en) 1998-09-08
EP0725167A1 (en) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101503815B (zh) 表面处理装置
EP1229154A1 (en) Method and apparatus for electroplating
EP0641875B1 (en) Surface treatment device
US20050121317A1 (en) Chambers, systems, and methods for electrochemically processing microfeature workpieces
JPH08209384A (ja) 表面処理装置
KR20070077506A (ko) 도금장치 및 방법
KR101043229B1 (ko) 기판 전기도금장치
JP4846201B2 (ja) めっき装置及びめっき方法
JP2005501180A (ja) 超小型電子ワークピースの電気化学処理のための装置及び方法
US6610182B2 (en) Cup-type plating apparatus and method for plating wafers
JPH07252686A (ja) 表面処理方法及び装置
JPH07118892A (ja) 表面処理装置
KR102502442B1 (ko) 회전식 도금장치
JPH06179991A (ja) 洗浄装置及び洗浄方法
CN115754020A (zh) 循环运转式超声波扫描检测系统
US5682676A (en) Method for surface treatment of work having plural cylinders with different axial alignments
EP0703356A1 (en) Method and apparatus for surface treatment of work having plural cylinders
JP3294703B2 (ja) 表面処理装置
KR20010014676A (ko) 견고한 부품용 그리스 제거 장치
JP3998689B2 (ja) 基板めっき装置
JPH10233203A (ja) 電池の電解液供給方法および装置
JPH08199390A (ja) 表面処理装置における筒状部分のシール方法及び同装置
JPH07249604A (ja) 洗浄方法及び洗浄装置
JPH08104994A (ja) 表面処理装置
JPH10324993A (ja) 管状物内面のめっき処理方法とそのめっき処理装置