JP5167635B2 - 燃料電池 - Google Patents
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Description
A−1.燃料電池の全体構成:
図1は、燃料電池10の全体構成を示す説明図である。燃料電池10は、燃料電池10の外部から供給を受けた反応ガスの電気化学反応によって発電する。本実施例では、燃料電池10は、固体高分子型の燃料電池を含む。本実施例では、燃料電池10で用いられる反応ガスは、水素を含有する燃料ガスと、酸素を含有する酸化ガスとを含む。燃料電池10で用いられる燃料ガスは、水素タンクや水素吸蔵合金に貯蔵した水素ガスであっても良いし、炭化水素系燃料を改質して得られる水素ガスであっても良い。燃料電池10で用いられる酸化ガスは、例えば、外気から取り込んだ空気を用いることができる。
図3は、アノードガス拡散部材310のセパレータ側積層面を示す説明図である。図4は、アノードガス拡散部材310のセパレータ側積層面の一部を示す拡大斜視図である。アノードガス拡散部材310のセパレータ側積層面には、前述したように、セパレータ200との間に画定される空隙314となる溝を形成する凹部312と、セパレータ200に当接する集電部316とが設けられている。なお、図3および図4では、集電部316にハッチングが施されている。
以上説明した燃料電池10によれば、セパレータ200のアノード供給口237からアノードガス拡散部材310に供給された燃料ガスの少なくとも一部を、アノードガス拡散部材310の多孔体よりも圧力損失が低いセパレータ200とアノードガス拡散部材310との間の空隙314を介して、アノードガス拡散部材310の内部へと拡散させることができる。したがって、アノードガス拡散部材310における燃料ガスの拡散性は、セパレータ200とアノードガス拡散部材310との間に空隙314がない場合に比べて向上する。その結果、デッドエンド方式の燃料電池10において、アノード側における燃料の欠乏に起因する窒素のクロスリークを抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論であり、例えば、次のような変形も可能である。
図5は、第1変形例におけるアノードガス拡散部材510のセパレータ側積層面を示す説明図である。第1変形例は、上述の実施例と比較して、アノードガス拡散部材310とは構成の異なるアノードガス拡散部材510を、アノードガス拡散部材310に代えて用いる点で相違し、その他の構成は同一である。第1変形例のアノードガス拡散部材510は、アノードガス拡散部材310と比較して、セパレータ側積層面から見た凹部および集電部の形状が異なる点で相違し、その他の構成は同一である。
図6は、第2変形例におけるアノードガス拡散部材610のセパレータ側積層面を示す説明図である。第2変形例は、前述の実施例と比較して、アノードガス拡散部材310とは構成の異なるアノードガス拡散部材610を、アノードガス拡散部材310に代えて用いる点で相違し、その他の構成は同一である。第2変形例のアノードガス拡散部材610は、アノードガス拡散部材310と比較して、セパレータ側積層面から見た凹部および集電部の形状が異なる点で相違し、その他の構成は同一である。
図7は、第3変形例におけるアノードガス拡散部材710のセパレータ側積層面を示す説明図である。第3変形例は、前述の実施例と比較して、アノードガス拡散部材310とは構成の異なるアノードガス拡散部材710を、アノードガス拡散部材310に代えて用いる点で相違し、その他の構成は同一である。第3変形例のアノードガス拡散部材710は、アノードガス拡散部材310と比較して、セパレータ側積層面から見た凹部および集電部の形状が異なる点で相違し、その他の構成は同一である。
前述の実施例では、いわゆるデッドエンド方式の燃料電池について説明したが、他の実施形態として、アノードオフガスを燃料電池に再び導入して燃料ガスを循環させる循環方式の燃料電池に本発明を適用しても良い。また、アノードガス拡散部材の凹部による溝は、セパレータから反応ガスの供給を受ける位置や、アノードガス拡散部材の全体形状,材料,ガス透過率に応じて、溝の深さ,幅,長さ,方向,本数などを適宜変更することができる。また、アノードガス拡散部材の凹部による溝の幅Wcおよび深さDcは、アノードガス拡散部材の全域に亘って略同一としたが、他の実施形態として、反応ガスの供給口から遠ざかるに連れて大きくしても良いし、逆に、反応ガスの供給口から遠ざかるに連れて小さくしても良い。また、アノードガス拡散部材の全体形状は長方形に限るものではなく、共に積層されるMEAの形状に合わせて適宜変更することができる。また、前述の本実施例では、アノードガス拡散部材のセパレータ側積層面のみに凹部を設けたが、他の実施形態として、カソードガス拡散部材のセパレータ側積層面にも凹部を設けても良い。
100…エンドプレート
200…セパレータ
210…カソードプレート
211,213,214,215,216…流路
217…カソード供給口
218…カソード排出口
220…中間プレート
221,223,224,225…流路
230…アノードプレート
231,233,234,235,236…流路
237…アノード供給口
300…MEAプレート
310…アノードガス拡散部材
312…凹部
314…空隙
316…集電部
320…膜電極接合体(MEA)
321…電解質膜
322…アノード触媒層
323…カソード触媒層
326…アノードガス拡散層
327…カソードガス拡散層
330…カソードガス拡散部材
340…シールガスケット
510…アノードガス拡散部材
512…凹部
516…集電部
610…アノードガス拡散部材
612…凹部
616…集電部
710…アノードガス拡散部材
712…凹部
716…集電部
Claims (11)
- 反応ガスを用いて電気化学的に発電する燃料電池であって、
前記反応ガスの電気化学反応を促進させる触媒を含む電極層を、プロトン伝動性を有する電解質膜に積層した膜電極接合体であって、
前記反応ガスのうちの燃料ガスが供給される前記電解質膜のアノード側に前記電極層の一部として積層され、前記触媒が担持されたアノード触媒層と、
前記アノード触媒層に前記電極層の一部として積層され、前記燃料ガスを前記アノード触媒層に拡散させるアノードガス拡散層と
を含む膜電極接合体と、
前記アノードガス拡散層とは異なるガス拡散部材であって、導電性を有すると共に連続した複数の気孔を形成する多孔体から成り、前記アノードガス拡散層に接して積層され、前記燃料ガスを前記アノードガス拡散層に拡散させるガス拡散部材と、
前記ガス拡散部材に接して積層され、該ガス拡散部材に前記燃料ガスを供給するセパレータと
を備え、
前記セパレータと前記ガス拡散部材との間に前記気孔よりも大きな空隙を画定する凹部を、前記ガス拡散部材に形成した燃料電池。 - 前記凹部によって画定される空隙は、溝状の空隙を含む請求項1記載の燃料電池。
- 前記凹部によって画定される空隙は、前記セパレータに接する側の前記ガス拡散部材の面における第1の辺から該第1の辺に対向する第2の辺へと延びた溝状の空隙を含む請求項1記載の燃料電池。
- 前記第1の辺から前記第2の辺へと延びた溝状の空隙は、前記第1の辺から前記第2の辺に亘って略同一の幅を有する請求項3記載の燃料電池。
- 前記凹部によって画定される空隙は、略同一の形状を有し略同一の間隔で配置された複数の空隙を含む請求項1ないし4のいずれか記載の燃料電池。
- 前記凹部によって画定される空隙は、格子溝状の空隙を含む請求項1ないし5のいずれか記載の燃料電池。
- 前記セパレータに接する側の前記ガス拡散部材の面において前記空隙が占める領域は、該面において前記セパレータと当接する集電部が占める領域よりも大きい請求項1ないし6のいずれか記載の燃料電池。
- 前記セパレータに接する側の前記ガス拡散部材の面において前記空隙が占める領域は、該面において前記セパレータと当接する集電部が占める領域よりも小さい請求項1ないし6のいずれか記載の燃料電池。
- 前記凹部によって画定される空隙の深さは、前記ガス拡散部材が有する総厚の半分よりも小さい請求項1ないし8のいずれか記載の燃料電池。
- 前記凹部によって画定される空隙の深さは、前記ガス拡散部材が有する総厚の三分の一よりも小さい請求項1ないし9のいずれか記載の燃料電池。
- 請求項1ないし10のいずれか記載の燃料電池であって、
前記セパレータから前記ガス拡散部材に供給される反応ガスは、燃料ガスを含み、
前記ガス拡散部材に一旦供給された燃料ガスが該ガス拡散部材から流出するのを阻止するデッドエンド部を、前記セパレータに形成した燃料電池。
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