JP5166267B2 - アザビシクロヘキサン誘導体の使用 - Google Patents

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Description

本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシス(hyperchondriasis)などの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯(nonparaphilic)性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療のための医薬の製造;ならびに早漏の治療のための医薬の製造における、国際特許出願WO2005/08032に開示される、式(I)のDアンタゴニストの新規の使用を提供する。
DSM−IVは、強迫の2つの兆候を示す。第一に、ヒトは、ヒトが強迫に応じてまたは厳格に適用されなければならない規則にしたがって実行せざるを得ないと感じる反復性行動または精神活動を有する。反復性行動には、手洗い、整理することおよび点検することが含まれ、一方、精神行動には、祈ること、数えることおよび黙って発言を繰り返すことが含まれる。第二に、該行動または精神活動は、いくつかの恐ろしい出来事または状況を回避することを目的とする;しかしながら、これらの行動または精神活動は、無効にするかまたは回避することを意図とする現実的方法に関係しないか、または明らかに過剰であるかのいずれかである。
OCDのDSM−IV基準を満たす個体は、エール・ブラウン大学 強迫性障害評価尺度(Yale−Brown Obsessive−Compulsive Scale)(Y−BOCS)を用いて記録されうる。Y−BOCSスコアは、0〜40の範囲である。一般に、0〜7は無症状症候群と考えられ、8−15は軽度と考えられ、19−23は中程度と考えられ、24−31は重度と考えられ、32−40は極めて重度と考えられる。
広範囲の精神障害および精神神経障害は、OCDに関し、強迫性(OC)スペクトル障害と呼ばれる関連障害の群を形成するように思われる。強迫性スペクトル障害には、身体醜形障害およびハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、ならびにトゥレット・シンドロームを含む運動障害が含まれる。
身体表現性障害には、身体醜形障害(BDD)およびハイパーコンドリアシスが含まれる。身体醜形障害(BDD)は、著しい苦痛または機能障害をもたらす外見上は想像による若干の異常を有する先入観である。BDDを患っている個体は、OCD強迫と同様である先入観を有し、一方、それらは、反復性侵入思考を有し、多くの場合時間をかけ、繰り返し、時々儀礼的行動を行う。心気症は、身体上の兆候または症状のヒトの謝った解釈に基づく重大な疾患をヒトが有しているという恐怖または考えを有する先入観である。それらを侵入的かつ持続的によく経験し、個体がよく繰り返しチェック行動を見せるという点において、心気性先入観は、OCD強迫に類似する。
DSM−IVは、最小限に正常な体重を維持することを拒絶すること;たとえ体重が不足していても体重が増えることまたは脂肪になることへの強い恐怖;体型または大きさの著しい知覚障害;ならびに、女性では、無月経として神経性無食欲症を定義する。DSM−IVは、過食症の再発エピソード、次いで、体重増加を防ぐことを意図とする不適当な代償行動として神経性過食症を定義する。BEDは、不適当な代償行動の常用がない場合に過食症の再発エピソードにより特徴付けられる。神経性無食欲症、神経性過食症、およびBEDの間に重複部分がある。しかしながら、3つ全ての障害は、食物および体重への中心的先入観により特徴付けられる。これらの障害を患っている個体は、大抵特定の儀式を行い、食物および体重への異常な先入観を有する。
性的倒錯および非倒錯性依存症(NPSA)を患っている個体は、行動する時に、行動する前に強まる緊張感または不安感、次いで、喜び、満足感または安堵と同様の経験をする。
トゥレット・シンドロームは、18歳の年齢前に始まっている運動性チックおよび1つまたは複数の音声チックにより特徴付けられる慢性精神神経障害である。DSM−IVは、突発性、急性、再発性、非律動性、常同的運動または発声としてチックを定義する。トゥレット・シンドローム患者は、時間の長さを変化させるチックを抑制しうるが、最終的にそれらを抵抗なしに経験し、実施する。トゥレット患者は、OCD強迫に類似する強迫を示す、例えば、多くの場合「頃合い」であると感じるまでチックを行う必要性を感じる。
自閉症は、社会的相互作用、スピーチおよび伝達との相違、ならびに強迫性中心により特徴付けられる。自閉症個体は、大抵、強迫性、反復性行動を示す。
したがって、上記の身体表現性障害を患っている患者の治療のための治療薬が必要である。
本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療のための医薬の製造における;ならびに早漏の治療のための医薬の製造におけるDアンタゴニストの新規の使用を提供する。
身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療;ならびに早漏の治療における使用のためのD3アンタゴニストがまた提供される。
別の実施態様において、本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;あるいは早漏の治療方法であって、有効量のDアンタゴニストをそれを必要とする哺乳類に投与することを含む方法を提供する。
本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療のための医薬製造;ならびに早漏の治療のための医薬の製造におけるDアンタゴニストの新規の使用を提供する。
身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療;ならびに早漏の治療における使用のためのDアンタゴニストがまた提供される。
別の態様において、本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療方法であって、有効量のDアンタゴニストをそれを必要とする哺乳類に投与することを含む方法を提供する。
「治療」には、関連病態(複数でも可)に適当である、予防法が含まれる。
一の実施態様において、本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療のための医薬の製造における;ならびに、哺乳類の早漏の治療における、式(I):
Figure 0005166267
[式中:
Gは、フェニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、およびインダゾリルからなる群より選択され;
pは、0〜5の整数であり;
は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択されるか;または基Rに相当し;
は、水素またはC1−4アルキルであり;
は、C1−4アルキルであり;
は、水素、またはフェニル基、ヘテロシクリル基、5もしくは6員芳香族複素環基、または8〜11員二環式基であり、その基のいずれもが、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;
は、イソオキサゾリル、−CH−N−ピロリル、1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニル、チエニル、チアゾリル、ピリジル、および2−ピロリジノニルからなる群より選択される部分であり、かかる基は、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはC1−4アルカノイルから選択される1または2個の置換基で所望により置換されていてもよく;
が塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在することはなく;RがRに相当する場合、pは1である]
で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の新規の使用を提供する。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害または早漏を治療する方法であって、有効量の本明細書に記載の式(I)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害の治療;ならびに、哺乳類の早漏の治療に用いるための式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物がまた提供される。
一の実施態様において、身体表現性障害は過食症である。
「治療」には、関連病態(複数でも可)に適当である、予防法が含まれる。
縮合シクロプロパンの存在のために、式(I)で示される化合物は、「シス」配置の置換基を有すると考えられている(二環系に結合する両方の基は、該二環系の同一面上にある)。
本発明の別の実施態様において、太字表示の結合によって表される、「シス」配置を有する式(I)で示される化合物に相当する式(I)’:
Figure 0005166267
[式中:G、p、R、R、R、R、およびRは、上記の式(I)で示される化合物についての記載と同義である]
で示される化合物およびその塩の場合、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害;および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(I)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(I)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
一の実施態様において、身体表現性障害は、過食症である。
本発明のさらなる実施態様において、配置(1S,5R)(またはGが2−ピリジルである場合、(1R,5R))が豊富な、式(I)’で示される化合物の立体化学異性体に相当する式(IA):
Figure 0005166267
[式中:G、p、R、R、R、R、およびRは、上記の式(I)で示される化合物またはその塩についての記載と同義である]
で示される化合物の場合、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IA)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IA)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
一の実施態様において、身体表現性障害は過食症である。
本発明の文脈にて、一の実施態様において、式(IA)の配置(1S,5R)または(1R,5R)が豊富な立体化学異性体が、少なくとも90%(鏡像体過剰率)に相当することが意図とされる。別の実施態様において、異性体は、少なくとも95%(鏡像体過剰率)に相当する。別の実施態様において、異性体は、少なくとも99%(鏡像体過剰率)に相当する。
本発明の別の実施態様において、以下の配置(1R,5S)が豊富な立体化学異性体:
5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(4−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー2;
5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー1;
5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー1;
(1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1R,5S)−1−(3−クロロフェニル)−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
1−[5−[(1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン、エナンチオマー2;
2−メチル−5−[(1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール、エナンチオマー2;
またはその塩の身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の上記リストからの化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための上記リストからの化合物またはその塩がまた提供される。
一の実施態様において、身体表現性障害は過食症である。
「5または6員芳香族複素環基」なる語は、O、NまたはSから選択される1、2、3または4個のヘテロ原子、例えば、1〜3個のヘテロ原子を含有する単環式5または6員の複素環基をいう。該基が2〜4個のヘテロ原子を含有する場合、1つはO、NまたはSから選択され、残りのヘテロ原子はNであってもよい。5および6員の芳香族複素環基の例として、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、イソチアゾリル、チアゾリル、フリル、チエニル、チアジアゾリル、ピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、ピリダジニル、ピリミジニルおよびピラジニルが挙げられる。
「C1−4アルキル」なる語は、全ての異性形態において、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチルおよびtert−ブチルをいう。「n−C1−4アルキル」なる語は、分枝していない上記のアルキルをいう。
「C1−4アルコキシ」なる語は、1〜4個の炭素原子を有する直鎖または分枝鎖アルコキシ(またはアルキルオキシ)基、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシおよびtert−ブトキシをいう。
「ハロゲン」なる語およびその略語「ハロ」は、フッ素(F)、塩素(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)をいう。「ハロ」なる語が別の基の前に使用される場合、該基が1、2または3個のハロゲン原子で置換されていることを示す。例えば、「ハロC1−4アルキル」なる語は、トリフルオロメチル、ブロモエチル、トリフルオロプロピルのような基、および上記のC1−4アルキル基から誘導される他の基をいい、「ハロC1−4アルコキシ」なる語は、トリフルオロメトキシ、ブロモエトキシ、トリフルオロプロポキシ、および上記のC1−4アルコキシ基から誘導される他の基をいう。
「8〜11員の二環式基」なる語は、全部で8、9、10または11個の炭素原子を含有し、該炭素原子のうち1、2、3または4または5個がO、SまたはNから独立して選択されるヘテロ原子によって置換されていてもよい二環系をいう。該用語は、両方の環が芳香族である二環系、ならびに1方の環が部分的または完全に飽和されている二環系を包含する。両方の環が芳香族である8〜11員の二環式基の例は、インデニル、ナフチニルおよびアズレニルを包含する。両方の環が芳香族である1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する8〜11員の二環式基の例は、6H−チエノ[2,3−b]ピロリル、イミダゾ[2,1−b][1,3]チアゾリル、イミダゾ[5,1−b][1,3]チアゾリル、[1,3]チアゾロ[3,2−b][1,2,4]トリアゾリル、インドリル、イソインドリル、インダゾリル、ベンゾイミダゾリル、例えば、ベンゾイミダゾール−2−イル、ベンゾオキサゾリル、例えば、ベンゾオキサゾール−2−イル、ベンゾイソオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ナフトリジニル、キノリル、キノキサリニル、キナゾリニル、シンノリニル、およびイソキノリルを包含する。一方の環が部分的または完全に飽和されている1、2、3、4または5個のヘテロ原子を有する8〜11員の二環式基の例は、ジヒドロベンゾフラニル、インダニル、テトラヒドロナフチル、インドリニル、イソインドリニル、テトラヒドロイソキノリニル、テトラヒドロキノリル、ベンゾオキサジニルおよびベンゾアゼピニルを包含する。
「ヘテロシクリル」なる語は、炭素原子のうち1、2、3、4または5個がO、SまたはNから独立して選択されるヘテロ原子によって置換されており、且つ、部分的または完全に飽和された5または6員の単環式あるいは8〜11員の二環式基をいう。完全に飽和された5または6員の単環である「ヘテロシクリル」基の例は、ピロリジニル、イミダゾリジニル、ピラゾリジニル、イソチアゾリル、チアゾリル、テトラヒドロフラニル、ジオキソラニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロチエニル、ジオキサニル、テトラヒドロ−2H−ピラニルおよびジチアニルを包含する。部分的に飽和された5または6員の単環である「ヘテロシクリル」基の例は、オキサゾリニル、イソオキサゾリニル、イミダゾリニル、ピラゾリニル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジルおよび3,6−ジヒドロ−2H−ピラニルを包含する。完全に飽和された8〜11員の二環である「ヘテロシクリル」基の例は、デカヒドロキノリニル、オクタヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジニルおよびオクタヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピリジニルを包含する。部分的に飽和された8〜11員の二環である「ヘテロシクリル」基の例は、2,3−ジヒドロ−1H−インドリル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリニルおよび2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−3−ベンゾアゼピニルを包含する。
これらの基のいずれも、いずれかの適当な位置で該分子の残部に結合しうる。
本明細書中で使用される場合、「塩」なる語は、無機もしくは有機酸または塩基から調製される本発明の化合物のいずれかの塩、第四級アミン塩および内部形成塩をいう。生理学上許容される塩は、親化合物に比して高い水溶性のために、特に、医学的用途に適当である。かかる塩は、明らかに、生理学上許容されるアニオンまたはカチオンを有さなければならない。本発明の化合物の適当な生理学上許容される塩は、無機酸、例えば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、メタリン酸、硝酸および硫酸など、あるいは有機酸、例えば、酒石酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、フマル酸、安息香酸、ギ酸、プロピオン酸、グリコール酸、グルコン酸、マレイン酸、コハク酸、カンファー硫酸、イソチオン酸、粘液酸、ゲンチシン酸、イソニコチン酸、糖酸、グルクロン酸、フロ酸、グルタミン酸、アスコルビン酸、アントラニル酸、サリチル酸、フェニル酢酸、マンデル酸、エンボン(embonic)酸(パモン(pamoic)酸)、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、パントテン酸、ステアリン酸、スルフィン酸、アルギン酸、ガラクツロン酸、およびアリールスルホン酸、例えば、ベンゼンスルホン酸およびp−トルエンスルホン酸と形成される酸付加塩;アルカリ金属およびアルカリ土類金属および有機塩基、例えば、N,N−ジベンジルエチレンジアミン、クロロプロカイン、コリン、ジエタノールアミン、エチレンジアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)、リジンおよびプロカインと形成される塩基付加塩;および内部形成塩を包含する。生理学上許容されないアニオンまたはカチオンを有する塩は、本発明の範囲内で、生理学上許容される塩の製法に有用な中間体として、および/または非治療的、例えば、インビトロでの使用目的で本発明の範囲内にある。
一の実施態様において、Rは、ハロゲン、シアノ、アセチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシである。
一の実施態様において、Rは、水素である。別の実施態様において、Rは、C1−4アルキル(例えば、メチル)である。
一の実施態様において、Rは、ハロゲン、シアノ、C1−2アルキル(例えば、メチル)、ハロC1−2アルキル(例えば、トリフルオロメチル)、C1−2アルコキシ(例えば、メトキシ)、C1−3アルカノイル(例えば、アセチル)から選択される1または2個の置換基で所望により置換されていてもよいイソオキサゾリル、2−ピロリジノニル、1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニルから選択される基である。
適当には、Rは、ブロモ、フルオロ、トリフルオロメトキシ、シアノ、ヒドロキシ、クロロ、メトキシ、tert−ブチル、トリフルオロメチルである。
適当には、Rは、イソオキサゾリル、2−ピロリジノニル、−CH−N−ピロリル、1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニル、2−チエニル、2−ピリジル、2−チアゾリルである。
一の実施態様において、pは1または2である。
別の実施態様において、pは0である。
一の実施態様において、Rは、所望により置換されていてもよいフェニル(例えば、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、3,4−ジフルオロフェニル)、キノリニル(例えば、2−メチルキノリン、8−フルオロ−2−メチルキノリン)、所望により置換されていてもよいピラニル(例えば、4−テトラヒドロ−2H−ピラニル)、所望により置換されていてもよいピリジニル(例えば、3−メチル−2−ピリジニル、2−メチル−3−ピリジニル、3−ピリジニル、2−メチル−6−トリフルオロメチル−3−ピリジニル)、所望により置換されていてもよいピラゾリル(例えば、5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−イル、1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいピリミジル(例えば、5−ピリミジニル)、所望により置換されていてもよいピリダジニル(例えば、4−ピリダジニル)、所望により置換されていてもよいピラジニル(例えば、5−メチル−2−ピラジニル)、所望により置換されていてもよいフラニル(例えば、3−メチル−2−フラニル、2,5−ジメチル−3−フラニル)、所望により置換されていてもよいチエニル(例えば、5−クロロ−2−チエニル)、所望により置換されていてもよいオキサゾリル(例えば、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル、2−メチル−5−トリフルオロメチル−1,3−オキサゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいイソオキサゾリル(例えば、3−メチル−5−イソオキサゾリル)、所望により置換されていてもよいチアゾリル(例えば、2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)、所望により置換されていてもよいトリアゾリル(例えば、1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)などの所望により置換されていてもよい二環式基であってもよい。
一の実施態様において、Rはメチルである。
一の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IB):
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
で示される化合物またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IB)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IB)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IB)では、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、C1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在することはない。
の例として、所望により置換されていてもよいフェニル(例えば、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、3,4−ジフルオロフェニル)、キノリニル(例えば、2−メチルキノリン、8−フルオロ−2−メチルキノリン)、所望により置換されていてもよいピラニル(例えば、4−テトラヒドロ−2H−ピラニル)、所望により置換されていてもよいピリジニル(例えば、3−メチル−2−ピリジニル、2−メチル−3−ピリジニル、3−ピリジニル、2−メチル−6−トリフルオロメチル−3−ピリジニル)、所望により置換されていてもよいピラゾリル(例えば、5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−イル、1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいピリミジル(例えば、5−ピリミジニル)、所望により置換されていてもよいピリダジニル(例えば、4−ピリダジニル)、所望により置換されていてもよいピラジニル(例えば、5−メチル−2−ピラジニル)、所望により置換されていてもよいフラニル(例えば、3−メチル−2−フラニル、2,5−ジメチル−3−フラニル)、所望により置換されていてもよいチエニル(例えば、5−クロロ−2−チエニル)、所望により置換されていてもよいオキサゾリル(例えば、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル、2−メチル−5−トリフルオロメチル−1,3−オキサゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいイソオキサゾリル(例えば、3−メチル−5−イソオキサゾリル)、所望により置換されていてもよいチアゾリル(例えば、2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)、所望により置換されていてもよいトリアゾリル(例えば、1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)などの所望により置換されていてもよい二環式基が含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IC):
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
で示される化合物またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IC)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるために式(IC)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IC)中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、C1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、化合物(IB)について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(ID):
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは式(I)と同義である]
で示される化合物またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の式(ID)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(ID)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(ID)中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、C1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、化合物(IB)について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IE):
Figure 0005166267
[式中:Gは、2−ピリジルまたは3−ピリジルであって、R、p、RおよびRは式(I)と同義である]
で示される化合物またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IE)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IE)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IE)中、一の実施態様において、以下に示されるように、Gは2−ピリジルに相当し(化合物(IE))、別の実施態様において、3−ピリジルに相当する(化合物(IE)):
Figure 0005166267
式(IE)、(IE)および(IE)中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。
の例として、化合物(IB)について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IF):
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
で示される化合物またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IF)で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IF)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IF)中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。
の例として、化合物(IB)について前述したものが含まれる。
本発明のさらなる実施態様は、(1S,5R)配置が豊富な上記の式(IB)、(IC)、(ID)、および(IF)で示される化合物それぞれの立体化学異性体に相当する式(IB)’、(IC)’、(ID)’、および(IF)’で示される化合物の新規の使用である。
式(IE)’で示される化合物は、2−ピリジン環の存在に依存する(1R,5R)または(1R,5S)配置が豊富な上記の式(IE)で示される化合物の立体化学異性体に相当する。
一の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IB)’:
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
の(1S,5R)配置が豊富な立体化学異性体またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IB)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IB)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IB)’中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。
の例として、所望により置換されていてもよいフェニル(例えば、フェニル、4−トリフルオロメチル−フェニル、3,4−ジフルオロフェニル)、キノリニル(例えば、2−メチルキノリン、8−フルオロ−2−メチルキノリン)、所望により置換されていてもよいピラニル(例えば、4−テトラヒドロ−2H−ピラニル)、所望により置換されていてもよいピリジニル(例えば、3−メチル−2−ピリジニル、2−メチル−3−ピリジニル、3−ピリジニル、2−メチル−6−トリフルオロメチル−3−ピリジニル)、所望により置換されていてもよいピラゾリル(例えば、5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル、1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−イル、1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいピリミジル(例えば、5−ピリミジニル)、所望により置換されていてもよいピリダジニル(例えば、4−ピリダジニル)、所望により置換されていてもよいピラジニル(例えば、5−メチル−2−ピラジニル)、所望により置換されていてもよいフラニル(例えば、3−メチル−2−フラニル、2,5−ジメチル−3−フラニル)、所望により置換されていてもよいチエニル(例えば、5−クロロ−2−チエニル)、所望により置換されていてもよいオキサゾリル(例えば、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル、2−メチル−5−トリフルオロメチル−1,3−オキサゾール−4−イル)、所望により置換されていてもよいイソオキサゾリル(例えば、3−メチル−5−イソオキサゾリル)、所望により置換されていてもよいチアゾリル(例えば、2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)、所望により置換されていてもよいトリアゾリル(例えば、1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)などの所望により置換されていてもよい二環式基が含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IC)’:
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
の(1S,5R)配置が豊富な立体化学異異性体またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IC)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IC)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IC)’中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、式(IB)’について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(ID)’:
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
の(1S,5R)配置が豊富な立体化学異性体またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(ID)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(ID)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(ID)’中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、式(IB)’について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(ID)’:
Figure 0005166267
[式中:Gは、2−ピリジルまたは3−ピリジルであり、R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
の(1S,5R)配置または(1R,5R)配置が豊富な立体化学異性体またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IE)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IE)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IE)’中、一の実施態様において、以下に示されるように、Gは、2−ピリジルに相当し(化合物(IE)’)、別の実施態様において、3−ピリジルに相当する(化合物(IE)’):
Figure 0005166267
式(IE)’、(IE)’および(IE)’中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、式(IB)’について前述したものが含まれる。
別の実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、式(IF)’:
Figure 0005166267
[式中:R、p、RおよびRは、式(I)と同義である]
の(1S,5R)配置が豊富な立体化学異性体またはその塩の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の本明細書に記載の式(IF)’で示される化合物またはその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための式(IF)’で示される化合物またはその塩がまた提供される。
式(IF)’中、一の実施態様において、Rはメチルである。Rはフェニル、ヘテロシクリル、5もしくは6員の芳香族複素環基または9〜11員の二環式基であってもよく、そのいずれもが、ハロゲン、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1−4アルキル、フルオロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、フルオロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で所望により置換されていてもよく;Rが塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在しない。Rの例として、式(IB)’について前述したものが含まれる。
本発明のある種の化合物は、1未満または1以上の等価の酸と酸付加塩を形成していてもよい。本発明は、その範囲内に、全ての可能な化学量論的および非化学量論的形態を含む。
塩はまた、常法を用いて式(I)で示される化合物の他の塩から調製されてもよい。
投与されると、本発明に用いられる処方は、医薬上許容される量および医薬上許容される組成物に適用される。かかる製剤は、通常、塩、緩衝剤、保存剤、相溶性担体、および所望の他の治療成分を含んでいてもよい。
本発明において、式(I)で示される化合物は、安全かつ有効な量で投与される。有効量は、治療されている特定の病態の発症を遅延、進行の抑制、発症もしくは進行を完全に中止または診断するのに必要な量を表す。一般的に、強迫性スペクトル障害を治療するための有効量は、インサイツ(in−situ)の特定の強迫性スペクトル障害の哺乳類の兆候を抑制するのに必要な量であろう。対象に投与すると、有効量は、もちろん、治療されている特定の病態;病態の重篤度;年齢、健康状態、大きさおよび体重を含む個々の患者パラメータ;併用療法;治療頻度;ならびに投与方法に依存するであろう。これらの要因は当業者に既知であり、所定の実験のみで扱われうる。最小量、すなわち、症状の適当な軽減を提供する最低の安全量を用いることが、一般には好ましい。
用量は、局所的または全身的に、所望の薬物濃度を達成するために適当に調製されてもよい。
様々な投与経路が利用可能である。選択される特定の方法は、当然、選択される特定の薬物、治療されている病状(複数でも可)の重篤度および治療効果に必要な用量に依存するであろう。本発明の方法は、一般的に言えば、臨床上許容されない副作用を引き起こすことなく活性化合物の有効濃度をもたらす方法を表す、医学上許容される投与方法を用いて実施されうる。かかる投与方法には、経口、直腸、舌下、局所、鼻腔、経皮または非経口投与が含まれる。「非経口」なる語は、皮下、静脈内、筋肉内、または注入を含む。静脈内投与が好ましい。
組成物は、好都合に、単位剤形中に含まれていてもよく、薬学分野にて既知ないずれかの方法により調製されてもよい。一般に、組成物は、均一かつ密接に、化合物に液体担体、微粉個体担体、または両方を加えること、さらに、必要に応じて、生成物を成形することにより調製される。
経口投与に適当な組成物は、各々、所定量の活性化合物を含む、カプセル(capsule)、カプセル(cachet)、錠剤、またはドロップなどの不連続単位として存在しうる。他の組成物は、水性アルコール中懸濁液またはシロップ、エリキシル剤、または乳剤などの非水性液体を含む。
他の送達システムは、持続放出型、遅延放出型または徐放性伝達システムを含みうる。かかるシステムは、本発明の活性化合物の反復投与を回避し、対象および医師の利便性を増加しうる。多種の放出型送達システムは利用可能であり、当業者に既知である。
一の実施態様において、本発明は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、以下:
5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン;
5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー1;
5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン;
5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー2;
2−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]キノリン;
2−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1S,5R)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]キノリン、エナンチオマー2;
5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン;
5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー1;
5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン;
5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー2;
4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルキノリン−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル;
4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルキノリン−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェノール;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
1−[5−[(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン;
1−[5−[(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−クロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−1−(3−クロロフェニル)−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(3−クロロフェニル)−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−1−(3−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(3−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
5−[5−({3−[(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン;
5−[5−({3−[(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、ジアステレオ異性体1;
(1S,5R)−3−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、ジアステレオ異性体2;
(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン;
1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−ピリダジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(5−ピリミジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−2−フラニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(5−メチル−2−ピラジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
2−メチル−6−{4−メチル−5−[(3−{(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}プロピル)チオ]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}キノリン;
8−フルオロ−2−メチル−5−{4−メチル−5−[(3−{(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}プロピル)チオ]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}キノリン;
2−メチル−5−{4−メチル−5−[(3−{(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}プロピル)チオ]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}キノリン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−ピリダジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(5−ピリミジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(5−メチル−2−ピラジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
1−{4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}−2−ピロリジノン;
5−{5−[(3−{(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}プロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン;
(1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
1−(2−(メチルオキシ)−5−{(1R,5S/1S,5R)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル}フェニル)エタノン;
1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン;
1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン;
1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン;
1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン;
1−(2−ヒドロキシ−5−{(1R,5S/1S,5R)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル}フェニル)エタノン;
1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン;
1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン;
1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン;
1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン;
1−[5−[(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン、エナンチオマー1;
2−メチル−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール;
2−メチル−5−[(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール、エナンチオマー1;
2−メチル−6−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール;
1−メチル−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1H−インダゾール;
1−メチル−5−[(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1H−インダゾール、エナンチオマー1;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−ピリダジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(5−クロロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(5−ピリミジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−[3−({4−メチル−5−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−2−フラニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−5−イソオキサゾリル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(5−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−[3−({4−メチル−5−[2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−1,3−オキサゾール−4−イル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−メチル−2−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(2,5−ジメチル−3−フラニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(5−クロロ−2−チエニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−エチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−[3−({4−メチル−5−[2−メチル−6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン.
5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−チエノ[2,3−c]ピラゾール;
3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R/1S,5S)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R/1S,5S)−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(1H−ピロール−1−イルメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(5−メチル−2−ピラジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−{3−[(4−メチル−5−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)チオ]プロピル}−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R/1R,5S)−2−メチル−5−[3−(3−{[4−メチル−5−(5−メチル−2−ピラジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール;
(1S,5R/1R,5S)−2−メチル−5−[3−(3−{[4−メチル−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール;
(1S,5R/1R,5S)−2−メチル−5−(3−{3−[(4−メチル−5−フェニル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル)チオ]プロピル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−1,3−ベンゾチアゾール;
(1S,5R/1R,5S)−5−[3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール;
(1S,5R/1R,5S)−2−メチル−5−{3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル}−1,3−ベンゾチアゾール;
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(4−クロロ−2−フルオロフェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ [3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−(2−クロロ−4−メチルフェニル)−3−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−クロロ−4−(メチルオキシ)フェニル]−3−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(5−メチル−2−チエニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
およびその塩からなる群より選択される式(I)で示される化合物の新規の使用を提供する。
したがって、上記の身体表現性障害および早漏の治療方法であって、有効量の上記の化合物のリストから選択される式(I)で示される化合物をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
上記の身体表現性障害および早漏の治療に用いるための上記の化合物のリストから選択される式(I)で示される化合物またはその塩がまた提供される。
本発明のさらなる実施態様において、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療のための医薬の製造における、以下:
(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−ピリダジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−ピリダジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
(1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(6−メチル−3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー2;
(1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、エナンチオマー1;
(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン;
およびその塩からなる群より選択される化合物の新規の使用が提供される。
したがって、本発明のさらなる態様は、身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療方法であって、有効量の上記のリストから選択される式(I)で示される化合物およびその塩をそれを必要とする哺乳類(例えば、ヒト)に投与することを含む方法を提供する。
身体醜形障害またはハイパーコンドリアシスなどの身体表現性障害、神経性過食症、神経性無食欲症、過食症、性的倒錯および非倒錯性依存症、シデナム舞踏病、斜頸、自閉症、トゥレット・シンドロームを含む運動障害;ならびに哺乳類の早漏の治療に用いるための上記化合物のリストから選択される式(I)で示される化合物およびその塩がまた提供される。
さらなる態様において、身体表現性障害は過食症である。
特定の化合物に関する出典明示により、該化合物の塩、溶媒和物およびプロドラッグをまた用いてもよいことも本明細書の一部が意味することを意図としている。
本発明は、さらに、下記の非限定的な実施例によって説明される。調製例1〜5は、J.Med.Chem.1981,24,481−490に記載の合成経路と同様に実施された。
全ての温度は、℃を示す。赤外線スペクトルは、FT−IR装置で測定した。化合物は、陽電子スプレー(ES+)イオン化様式において作動される質量分析計中に、アセトニトリル中に溶解した試料を直接注入することによって分析された。プロトン磁気共鳴(H−NMR)スペクトルは、400MHzで記録され、化学シフトは、内部標準として使用されるMeSiからのppm低磁場(d)において記録され、一重線(s)、広幅一重線(bs)、二重線(d)、二重線の二重線(dd)、三重線(t)、四重線(q)または多重線(m)として帰属される。
実験的振動円偏光二色性(VCD)スペクトルは、2000−800cm−1振動数範囲において作動するChiralIRTM VCDスペクトロメーターを用いて測定された。スペクトルは、室温(23℃)にて、フッ化バリウム窓および路長100ミクロンを有する密閉した透過セルを用いて測定された。(スキャン時間は、異性体ごとに60〜120分で変化した。)試料溶液は、典型的に、10mgの各エナンチオマーを100μlのジュウテリオ−クロロホルム(CDCl)中に溶解することによって調製された。アプイニシオ帰属の場合、VCDおよび非極性IRスペクトルは、Gaussian98ソフトウェアパッケージ1を用いて計算された。
旋光度は、589nm(ナトリウム源)にて作動する(Perkin Elmer Model 241)偏光計を用いて測定された。測定は、23℃のサーモスタットを付けられた1デシメーターのミクロセルを用いて行われた。濃度は、典型的に、10mg/ml(c=0.01)であった。アプイニシオOR帰属の場合、Dalton Quantum Chemistry Programを用いた。
カラムクロマトグラフィーは、シリカゲル上で行われた(Merck AG Darmstaadt,Germany)。明細書中、下記の略語が使用される。NBS=N−ブロモスクシンイミド、Vitride=「Red−Al(登録商標)」、HOBt=1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、EtOAc=酢酸エチル、EtO=ジエチルエーテル、DMF=N,N’−ジメチルホルムアミド、MeOH=メタノール、TFA=トリフルオロ酢酸、tetrahydrofuran=テトラヒドロフラン、IPA=イソプロパノール、TEA=トリエチルアミン、DCC=1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド、SCX=強陽イオン交換樹脂、Tlcはシリカペレット上の薄層クロマトグラフィーを表す、driedは無水硫酸ナトリウムで乾燥させた溶液を表す、r.t.(RT)は室温を表す、Rt=保持時間、DMSO=ジメチルスルホキシド。
調製例1:ブロモ(4−メトキシフェニル)酢酸メチル
Figure 0005166267
4−メトキシフェニル酢酸メチル(20g、0.11mol)およびNBS(0.11mol)のCCl(0.2l)中の混合物に3滴の48%HBrを滴下し、該混合物を8時間加熱還流した。冷却溶液をシリカゲルの一部に通して濾過し、濾液を真空中で蒸発し、淡黄色油として29gの混合物を得、さらに精製することなく次の工程に用いた。
NMR(H,CDCl):δ 7.3(d,2H)、6.8(d,2H)、5.1(s,1H)、3.8(s,3H)、3.5(s,3H)。
調製例2:1−(4−メトキシフェニル)−1,2−シクロプロパンジカルボン酸ジメチル
Figure 0005166267
NaH(4.4g、鉱油中60%)の無水EtO(0.3l)の攪拌スラリーに、メタノール(10.3mL)、次いで、0℃で30分かけて調製例1で得られたブロモエステル、ブロモ(4−メトキシフェニル)酢酸メチル(29g)のアクリル酸メチル(19.8mL)(例えば、各々、フェニル酢酸エチル誘導体から開始し、エタノールおよびアクリル酸エチルを用いた)およびメタノール(3mL)中溶液を添加した。混合物を25℃で24時間攪拌し、次いで、未反応NaHを3mLメタノールで分解した。水を添加し(75mL)、有機相を分離し、NaSOで乾燥し、濾過した。揮発物を真空中で蒸発し、油として31.5gの標記化合物を得、さらに精製することなく次の工程に用いた。
NMR(H,CDCl):δ 7.3(d,2H)、6.8(d,2H)、3.77(s,3H)、3.73(s,3H)、3.64(s,3H)、2.18(dd,1H)、2.05(dd,1H)、1.46(dd,1H)。MS(m/z):265.4[MH]
調製例3:1−(4−メトキシフェニル)−1,2−シクロプロパンジカルボン酸
Figure 0005166267
調製例2で得られたジエステル(31.5g)およびKOH(13.5g)の1:1のEtOH:HO(240mL)中混合物を6時間加熱還流し、次いで、原容量を半分に濃縮した。水性溶液をEtOで抽出し、氷で冷却し、次いで、25mLの12NのHClで酸性化した。白色結晶生成物を濾過により回収し、真空下で乾燥し、12.8gの標記化合物を得た(ブロモ(4−メトキシフェニル)酢酸メチルから全収率:50%)。
NMR(H,DMSO):δ 12.5(bs,2H)、7.25(d,2H)、6.85(d,2H)、3.7(s,3H)、2.0(dd,1H)、1.85(dd,1H)、1.38(dd,1H)。MS(m/z):235.0[M−H]
調製例4:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メトキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
Figure 0005166267
12.8gの調製例3で得られた二塩基酸および6.5gの尿素の300mLのm−キシレン中混合物を、8時間加熱還流し、次いで、真空中で濃縮乾固した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(AcOEt:シクロヘキサン=1(?):10〜4:6)に付して精製し、5.5gの標記化合物を得た(y=46%)。
MS(m/z):218.1[MH]
調製例5:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メトキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
5.5gの調製例4で得られたイミドの170mLのトルエン中攪拌スラリーに、N下、45mLのビトライド(Vitride)(トルエン中3.4M)をゆっくりと添加した。該溶液を2時間攪拌還流した。冷却した溶液に、水性NaOH(10M、40mL)を慎重に添加し、有機層を水で2回洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を濾過し、濾液を真空中で蒸発し、4.8gの標記化合物を得た(y=100%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.10(d,2H)、6.82(d,2H)、3.77(s,3H)、3.35−2.98(m,4H)、2.58(dd,1H)、0.87(dd,1H)、0.78(dd,1H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):190.1[MH]
調製例6:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
下、0℃で攪拌した20mLの1MのBH−テトラヒドロフランに、調製例4と同様に調製された、1.32g(5mmol)の(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオンの20mLの乾テトラヒドロフラン中溶液をゆっくりと添加した。該溶液を室温で15分間攪拌し、次いで、1時間水蒸気浴上で加温した。次いで、溶液を氷浴で冷却し、2.5mLの6MのHClを慎重に添加し、溶媒を真空中で除去した。残留物質を12.5mLの5MのNaOHと合わせ、混合物をエーテルで抽出した。エーテル抽出物を水で2回洗浄し、NaSOで乾燥し、濾過し、1.19gの標記化合物を得た(y=100%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.35(d,2H)、7.02(d,2H)、3.25−2.96(m,4H)、1.63(dd,1H)、1.55(dd,1H)、1.30(dd,1H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):238.1[MH]、1Br。
調製例7:(1R,5S/1S,5R)−4−[3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル
Figure 0005166267
トリフルオロ酢酸無水物(0.21mL)を、0℃で4−[3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル(280mg、調製例5に記載の方法と同様に調製)、およびトリエチルアミン(0.25mL)のジクロロメタン(15mL)中溶液に添加した。反応混合物を2時間かけて室温に加温し、次いで、飽和NaHCOで洗浄し、有機層を乾燥し、蒸発し、269mgの標記化合物を得た。
MS(m/z):281.2[MH]
調製例8:(1R,5S/1S,5R)−4−[3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンズアルデヒド
Figure 0005166267
4−[3−(トリフルオロアセチル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル(283mg)、Ni−Al合金450mg)、ギ酸(3.9mL)および水(1.1mL)の混合物を、80℃で3時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、有機相をNaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥し、真空中で蒸発し、黄色油として195mgの標記化合物を得た。
MS(m/z):284.2[MH]
調製例9:(1R,5S/1S,5R)−4−[3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンズアルデヒドオキシム
Figure 0005166267
4−[3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンズアルデヒド(195mg)の5mLのピリジン中溶液に、塩酸ヒドロキシルアミン(57.5mg)を添加し、混合物を室温で3時間攪拌した。溶媒を蒸発し、粗生成物を酢酸エチルで溶解し、有機相を10%水性NaCOおよびブラインで洗浄し、NaSOで乾燥し、真空中で蒸発し、黄色油として225mgの標記化合物を得た。
MS(m/z):299.2[MH]
調製例10:塩化(1R,5S/1S,5R)−4−[3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−N−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドイル
Figure 0005166267
4−[3−(トリフルオロアセチル)−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンズアルデヒドオキシム(0.69mmol)の3.5mLのジメチルホルムアミドの溶液に、0℃でN−クロロスクシンイミド(97mg)を滴下した。40℃で1.5時間攪拌した後、溶媒を蒸発した。粗生成物をジエチルエーテル/ジクロロメタン(4/1)で溶解し、有機相を水で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空中で濃縮し、褐色油として243mgの標記化合物を得た。
調製例11:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
塩化4−[3−(トリフルオロアセチル)3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−N−ヒドロキシベンゼンカルボキシイミドイル(0.69mmol)の6mLのクロロホルム中溶液に、トリエチルアミン(0.24mL)および2−クロロプロパン(0.29mL)を添加し、反応物を室温で18時間攪拌した。溶液を水で洗浄し、NaSOで乾燥し、揮発物を真空中で蒸発した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(AcOEt:シクロヘキサン=1:10〜4:6)に付して精製し、180mgの標記化合物を得た。
MS(m/z):337.2[MH]
調製例12:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(0.54mmol)およびKCO(296mg)のメタノール(5mL)および水(5mL)中混合物を、50℃で4時間攪拌した。溶媒を真空中で蒸発し、生成物をジクロロメタン/イソプロパノール(1/1)で処理し、濾過した。濾液をNaSOで乾燥し、揮発物を真空中で蒸発し、105mgの標記化合物を得た(y=81%)。
MS(m/z):241.2[MH]
調製例13:5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン
Figure 0005166267
1−ブロモ−3−クロロプロパン(2.0mL)を含むエタノール(60mL)中4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(3.6g、WO200240471に記載の方法と同様に調製)に、水素化ナトリウム(0.60g、石油中60%)を攪拌しながら慎重に添加した。混合物を45分間加熱還流した。揮発物を真空中で蒸発し、残渣をカラムクロマトグラフィー(EtOAcアセトン勾配)に付した。したがって、得られた物質を、石油エーテル(40−60、50mL)を加えることにより熱EtOAc(20mL)から沈殿させ、冷却し、濾過により回収し、無色結晶として標記化合物を得た(2.1g)。
NMR(H,CDCl):δ 8.18(d,1H)、8.12(d,1H)、7.76(t,1H)、7.55(d,1H)、7.30(d,1H)、3.75(t,2H)、3.50(t,2H)、3.40(s,3H)、2.76(s,3H)、2.37(m,2H)。
調製例14:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
Figure 0005166267
エチル−2−クロロアセト酢酸塩(1重量;1当量、1000g)を、ホルムアミド(0.68容量;約2.8当量)で熟成し、得られた溶液を120℃に加熱した。5時間後、混合物を室温に冷却し、一晩窒素下にて熟成した。混合物をNaOH(3M、6容量、中程度の発熱反応)で処理し、室温で4時間攪拌した。酢酸エチル(6容量)を添加し、相を分離した。有機層を処分し、一方、水層を濃(32%)水性HClでpH2(約2.0容量)に酸性化した。沈殿を形成し始めた。懸濁液をAcOEt(8容量)で処理し、大量の沈殿が溶解するまで激しく攪拌した。水相をAcOEtで2回さらに抽出し(各々6容量)、合した有機層を低容量に蒸留した(再度、懸濁液を低容量で観察した)。新しいAcOEt(8容量)を添加し、混合物を蒸発乾固した。回収した固体を、減圧下で一晩40℃のオーブン中に静置し、4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸を得た(498g、64.5%)。
該物質(498g、1重量)を、窒素下、乾テトラヒドロフラン(5容量)で溶解し、0℃に冷却した。DCC(1.62重量、1当量)を、次いで、HOBt(1.07重量、1当量)を滴下した。混合物を25±2℃に加温し、30分間攪拌した。次いで、4−メチル−3−チオセミカルバジド(0.83重量、1当量)を添加し、混合物を25±2℃で2時間さらに攪拌した。混合物を濾過し、ケークを新しいテトラヒドロフラン(1容量)で洗浄し、数時間フィルター上で乾燥した。ケークを1M水性NaOH(13容量)で懸濁し、30分間70℃に加熱した。その後、混合物を25±2℃に冷却し、固体を濾過により除去した。ケークを1M水性NaOH(10容量)で洗浄した。合した母液を0℃に冷却し、約pH5にHClで酸性化した(水性、16%;注意:+10℃以下でHClを添加しながら温度を保つ)。懸濁した生成物を、水で洗浄しながら(2x3容量)、濾過により単離した。ケークを高真空中で40℃にて18時間乾燥し、4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオンを得た(各々、その互変異性型;290g、37%)。
NaOEt(EtOH中21%溶液、2.08容量、1.1当量)を、窒素雰囲気下でEtOH(20容量)に添加した。4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(各々、その互変異性型;290g、1重量)を1滴ずつ滴下し、得られた混合物を、透明溶液を得るまで25±2℃で攪拌した。次いで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.54容量、1.1当量)を添加し、溶液を40℃で24時間攪拌し、次いで、25℃に冷却した。濾過後、水(20容量)を添加し、エタノール相を真空蒸留(内部温度約40℃)により除去した。混合物をEtOAc(41容量)で抽出した。水層を除去し、有機相を蒸発乾固した。ジクロロメタン(4容量)を添加した。有機溶液を、EtOAc(200容量)で溶出しながら、短シリカゲルカラム(18重量のシリカ)に通して精製し、固体発泡体として標記化合物を得た(267.64g、66%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.90(s,1H)、3.70(s,5H)、3.40(t,2H)、2.52(s,3H)、2.30(m,2H)。
調製例15:3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピロール−2,5−ジオン
Figure 0005166267
塩酸(37%、285mL)および水(190mL)の混合物を、室温で激しく攪拌しながら4−(トリフルオロメチル)アニリン(150g、116mL)に添加し、形成された沈殿をさらに30分間攪拌した。温度を0℃に下げ、180mLの水中亜硝酸ナトリウム(70.6g)を、攪拌懸濁液に滴下した。ジアゾ化後に、透明な黄色溶液を得た。アセトン(1.1l)中マレイミド(180g)を0℃で滴下し、次いで、酢酸ナトリウムを添加することにより溶液のpHを3−3.5に調整した。塩化銅(II)(18.8g)を、激しく攪拌した混合物に添加した。数分後、気体が発生し始めた(著しい泡立ち)。反応混合物を、0℃で1時間および室温で一晩攪拌した。
アセトンを真空中で除去し、残渣を濾過し、真空中で一晩乾燥し、淡褐色固体として標記化合物(155g)を得た(y=63%)。
MS(m/z):242.2[MH]
調製例16:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
Figure 0005166267
粉砕した水酸化ナトリウム(40g)を、ヨウ化トリメチルスルホキソニウム(219g)のDMSO(無水,2l)中攪拌溶液に少量ずつ添加した。得られた混合物を、室温で1.5時間攪拌した。
次いで、DMSO(無水、0.5l)で溶解された3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピロール−2,5−ジオン(調製例15、120g)を滴下し、得られた混合物を室温で20分間攪拌した。次いで、温度を0℃に下げ、NHCl(水性飽和溶液、2l)を、次いで、EtO(1l)をゆっくりと添加した。二相に分離した後、水層をEtO(3x1l)で繰り返し抽出した。合した有機層をブライン(2x1l)で洗浄し、次いで、NaSOで乾燥した。溶媒を蒸発し、淡褐色固体を得、1lのジクロロメタンおよび1lのシクロヘキサン中で懸濁した。混合物を室温で45分間攪拌し、次いで、濾過し、白色固体として標記化合物(116g)を得た(y=71%)。
MS(m/z):256.1[MH]
調製例17:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
ボラン(テトラヒドロフラン中1M、1.4l)を、N下にて5l反応装置に充填し、0℃で冷却した。次いで、激しく攪拌しながらテトラヒドロフラン(無水、1l)で溶解された(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン(調製例16、101g)を滴下するために、温度を常に5℃以下に保ち、気体発生をモニターした。添加後、得られた混合物を0℃で1時間、次いで、室温で一晩攪拌した。
次いで、混合物を0℃に冷却し、気体発生をモニターしながらメタノール(200mL)、次いで、塩酸(6M溶液、0.8l)を慎重に添加した。次いで、テトラヒドロフランを真空中で除去し、残渣を0℃に冷却し、pH9−10に至るまで水酸化ナトリウム(5M溶液)を滴下した。水層をEtO(3x1l)で抽出した。溶媒を真空中で除去し、無色油として標記化合物(140g)を得た。
MS(m/z):228.1[MH]
調製例18:(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(S)−(+)−マンデル酸(94g)を、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例17、140g)の1.4lのテトラヒドロフラン中攪拌溶液に滴下した。得られた混合物を、白色沈殿が形成するまで室温で2時間攪拌した。次いで、混合物を還流温度で処理し、45分間攪拌し、次いで、室温にゆっくりと冷却した。白色固体を濾過により回収し、真空中で乾燥した。該物質をテトラヒドロフラン(10容量)から4回再結晶し、32.5gの白色固体を得た。
次いで、該物質を、水酸化ナトリウム(1M溶液、400mL)およびEtO(400mL)中で懸濁し、完全に溶解するまで室温で攪拌した。二相に分離した後、水層を再度、EtO(3x250mL)で抽出した。合した有機層を水酸化ナトリウム(1M溶液、3x200mL)で洗浄し、次いで、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で蒸発し、白色固体として標記化合物(19g)を得た(y=37%)。
光学異性体の絶対配置は、比較VCD(振動円偏光二色性)およびOR(旋光度)分析によって帰属された。
標記化合物の配置は、その実験VCDスペクトルを比較することによって帰属され、参照試料として(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例48を参照)について観測されたデータに対する比旋光度を観測した。
本発明の絶対配置の帰属は、(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、(S)−(+)−マンデル酸塩の結晶から得られた単結晶X線構造によって確認された。(S)−(+)−マンデル酸の既知配置に基づく分析および異常分散効果に基づく分析のどちらも、標題化合物の帰属が(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンであることを確証した。
NMR(H,CDCl):δ 7.51(d,2H)、7.25(d,2H)、3.20(d,1H)、3.0−3.1(m,3H)、1.69(m,1H)、0.8−1.0(m,2H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):228.1[MH]
分析的クロマトグラフィー
カラム:キラルセルOD 10um、250x4.6mm
移動相:A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール 0.1% イソプロピルアミン
勾配: アイソクラチック2%B
流速: 1mL/分
UV波長域: 200−400nm
分析時間 25分
保持時間(分) %a/a
16.5 0.4 (1R,5S)−1−[4−(トリフルオロメチ
ル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0
]ヘキサン
21.7 99.6 標記化合物
比旋光度:[α]=−10°(CDCl,T=20℃,c≡0.004g/0.8mL)。
調製例19:3−{(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}−1−ブタノール
Figure 0005166267
(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例18、100mg)のテトラヒドロフラン(1.1mL)中懸濁液に、4−ヒドロキシ−2−ブタノン(0.66mmol)、酢酸(0.66mmol)およびNaBH(OAc)(0.88mmol)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌した。NaOH(1M)の添加後、溶媒を真空下で除去し、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機層をHOで洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を真空中で濃縮し、130mgの標記化合物を得、さらに精製することなく用いた。
MS(m/z):300[MH]
調製例20:(1S,5R)−3−(3−クロロ−1−メチルプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
3−{(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}−1−ブタノール(調製例19、130mg)のクロロホルム(4mL)中溶液に、塩化チオニル(0.87mmol)を添加し、混合物を室温で6時間攪拌した。NaOH(1M)の添加後、ジクロロメタンを添加し、有機層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を真空中で濃縮し、粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(酢酸エチル:シクロヘキサン=5:95)に付して精製し、106mgの標記化合物を得た。
MS(m/z):318[MH]
調製例21:1−{5−[(1S,5R/1R,5S)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−2−(メチルオキシ)フェニル}エタノン
Figure 0005166267
標記化合物は、調製例34の記載のように、1−[4−(メチルオキシ)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(94mg)から収量32mgで調製した。
MS(m/z):232[MH]+。HPLC条件1、Rt=3.393分。
調製例22:(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物は、調製例1、2、3、4、6に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な4−クロロフェニル酢酸メチル(1g、5.5mmol)から収量230mgで調製した。
MS(m/z):194[MH]+。
調製例23:(1S,5R/1R,5S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物は、調製例1、2、3、4、6に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な4−フルオロフェニル酢酸メチル(1g、6mmol)から収量160mgで調製した。
MS(m/z):178[MH]+。
調製例24:(1S,5R/1R,5S)−1−(3−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物は、調製例1、2、3、4、5に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3−クロロフェニル酢酸メチル(5g、27mmol)から収量1.25gで調製した。
MS(m/z):194[MH]+。HPLC:条件1、Rt=3.469分。
調製例25:(1S,5R/1R,5S)−1−(3−フルオロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物は、調製例1、2、3、4、5に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3−フルオロフェニル酢酸メチル(5g、29.7mmol)から収量1.97gで調製した。
MS(m/z):178[MH]+。
調製例26:(1S,5R/1R,5S)−1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例1、2、3、4、5に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3−メトキシフェニル酢酸メチル(5g、27.7mmol)から収量1.2gで調製した。
MS(m/z):190[MH]+。HPLC:条件1、Rt=3.219分。
調製例27:(1S,5R/1R,5S)−1−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例15、16、17に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な2−メチル−4−(トリフルオロメチル)アニリン(1g、5.7mmol)から収量71mgで調製した。
MS(m/z):242[MH]+。
調製例28:ブロモ{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}酢酸メチル
Figure 0005166267
4−トリフルオロメトキシフェニル酢酸(5g、23mmol)の四塩化炭素中溶液に、塩化オキサリル(25mmol)および2滴のDMFを0℃で添加した。室温で1時間溶液を攪拌した後、NBS(25mmol)および数滴の48%HBrを添加し、混合物を4時間加熱還流した。溶液を冷却し、MeOH(5mL)を添加し、混合物を室温で1時間攪拌した。
シリカゲルの一部に通して濾過した後、濾液を真空中で蒸発し、黄色泡として7.2gの標記化合物を得、さらに精製することなく次の工程に用いた。
MS(m/z):314[MH]+。
調製例29:(1S,5R/1R,5S)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例2、3、4、5に記載の方法にしたがって、3−トリフルオロメトキシフェニル酢酸メチル(調製例M、23mmol)から収量1.2gで調製した。
MS(m/z):244[MH]+。HPLC:条件1、Rt=3.942分。
調製例30:(1S,5R/1R,5S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例28、2、3、4、5に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3−トリフルオロメチルフェニル酢酸(5g、24.5mmol)から収量1.5gで調製した。
MS(m/z):228[MH]+。HPLC:条件1、Rt=3.665分。
調製例31:(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例28、2、3、4、6に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3−ブロモフェニル酢酸(5g、23.2mmol)から収量1.6gで調製した。
MS(m/z):239[MH]+。HPLC:条件1、Rt=3.528分。
調製例32:(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(S)(+)アセチルマンデル酸(3.22g)を、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−ブロモフェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例6、3.96g)の80mLのIPA中攪拌溶液に少量ずつ添加した。得られた混合物を、白色沈殿が形成するまで室温で2時間攪拌した。次いで、混合物を還流温度まで加温し、45分間攪拌し、次いで、ゆっくりと室温に冷却した。白色固体を濾過により回収し、真空中で乾燥した。該物質をIPA(10容量)から4回再結晶し、2.3gの白色固体を得た。
次いで、該物質を、水酸化ナトリウム(1M水性溶液、400mL)およびEtO(400mL)中で懸濁し、完全に溶解するまで室温で攪拌した。二相に分離した後、水層を再度、EtO(3x250mL)で抽出した。合した有機層を水酸化ナトリウム(1M溶液、3x200mL)で洗浄し、次いで、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で蒸発し、白色固体として標記化合物を得た(1.24g)。
光学異性体の絶対配置は、調製例18に記載のように帰属された。
標記化合物の絶対配置の帰属は、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン、(S)−(+)−O−アセチルマンデル酸塩の結晶から得られた単結晶X線構造によって確認された。(S)(+)−アセチルマンデル酸の既知配置に基づく分析および異常分散効果に基づく分析のどちらも、標題化合物の帰属が(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンであることを確証した。
NMR(H,CDCl):δ 7.43(d,2H)、7.09(d,2H)、3.25(d,1H)、3.15(m,2H)、3.06(d,1H)、1.71(m,1H)、0.95(dd,1H)、0.89(t,1H)、NHは観察されなかった。
MS(m/z):239[MH]
分析的クロマトグラフィー
カラム:キラルセルOD 5μm、250x4.6mm
移動相:A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン
勾配:アイソクラチック2%B
流速:1mL/分
UV波長域:200−400nm
分析時間:25分
保持時間:22.3分。純度>99% a/a
比旋光度:[α]=−86°(CDCl、T=20℃、c=0.0053g/0.8mL)。
調製例33:(1R,5S/1S,5R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例1、2、3、4および5に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な[2−(トリフルオロメチル)フェニル]酢酸メチル(944mg)から収量53mgで調製した。
MS(m/z):228[MH]
調製例34:1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン
Figure 0005166267
AlCl(2当量)の1,2−ジクロロエタン(無水、9mL)中混合物に、0℃で塩化アセチル(1.05当量)を添加した。反応混合物を0℃で15分間攪拌し、1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.1g、1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンから調製例7に記載の方法と同様に得られた)の1,2−ジクロロエタン(無水、9mL)中溶液を加えた。反応混合物を室温で1.5時間攪拌した。HCl(1M、4mL)、次いで、水(20mL)を添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和水性NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン:EtOAc 6:4)に付して精製し、無色液体として593mgの保護アミンを得た。143mgの保護アミンをMeOH:HO(3mL:3mL)で溶解し、混合物を50℃で2.5時間攪拌しながらKCO(4当量)を添加した。反応混合物をジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和水性NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮し、白色固体として標記化合物を得た(88mg)。
MS(m/z):232[MH]
HPLC:条件1
分析的
カラム:Supelcosil ABZ+Plus 33x4.6mm、3μm
移動相:A:H2O+0.1%HCOOH、B:CH3CN
勾配:1分間0%(B)、5分間0%(B)〜95%(B)、2分間95%(B)
流速:1mL/分
UV波長:285nm、バンド幅:130nm
質量範囲:100−1000amu
イオン化:ES+
:2.971分
調製例35:1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例34の記載のように、1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.07g)から705mgで得られた保護アミンの147mgから収量106mgにて、塩化アセチルの代わりに塩化プロピオニルを用いて調製した。
MS(m/z):246[MH]
HPLC:条件1
:3.249分
調製例36:1(1R,5S/1S,5R)−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例37および6に記載の製法にしたがって、2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリン(1.09g)から収量112mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.45(m,2H)、7.1(m,1H)、3.2(m,2H)、3.05(m,2H)、1.7(m,1H)、0.95(m,1H)、0.9(m,1H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):246[MH]
調製例37:1(1R,5S/1S,5R)−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
Figure 0005166267
0℃で、マレイミド(1.7当量)、無水CuCl(1.2当量)およびtert−ブチル亜硝酸塩(1.5当量)のCHCN(35mL)のスラリーに、2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)アニリン(16.3g)のCHCN(6.5mL)中溶液を滴下した。反応混合物を室温で1時間攪拌し、HCl(10%、水性、196mL)を添加した。混合物をEtOAcで抽出し、有機層を飽和水性NaClで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。NMR分析によって、粗混合物を、アリール化マレイミド塩化水素付加物(成分A)および未反応マレイミド(成分B)の1:4混合物を得た。
該粗生成物のDMSO(140mL)溶液を、NaH(成分Aについて3当量+成分Bについて2当量)を滴下し、予め調製されたヨウ化トリメチルスルホキソニウム(成分Aについて2当量+成分Bについて2当量)の無水DMSO(412mL)中溶液に滴下した。反応混合物を30分間攪拌し、AcOH(2当量)、次いで、水を添加した。反応混合物をEtO、次いで、EtOAcで抽出し、合した有機層を飽和水性NaClで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。得られた粗生成物を水、次いで、シクロヘキサンで磨砕し、淡褐色固体として標記化合物を得た(5.98g)。
NMR(H,CDCl):δ 7.55−7.3(m,3H)、2.8−2.7(m,1H)、2.1(m,1H)、2.0(m,1H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):274[MH]
調製例38(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
0℃で、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン(2.6g)の無水テトラヒドロフラン(56mL)中溶液に、テトラヒドロフラン中BH(1M、4当量)を添加した。反応混合物を65℃で24時間攪拌し、室温に冷却し、気体発生が終わるまでMeOHを添加した。溶媒を真空中で除去し、MeOH(200mL)を添加し、p−トルエンスルホン酸(3当量)を添加し、反応混合物を85℃で6時間攪拌し、反応混合物を室温に冷却し、KCO(1.7当量)の飽和溶液を添加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和水性NaClで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮し、無色油として標記化合物を得た(2.1g)。
NMR(H,CDCl):δ 7.2−7.4(m,3H)、3.2(m,2H)、3.1(m,2H)、1.8(m,1H)、0.8(m,2H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):246[MH]
調製例39:(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(1R)−(−)−10−カンファースルホン酸(4.19g)を、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(4.4g)のCHCN(44mL)中攪拌溶液に少量ずつ添加した。得られた混合物を、白色沈殿が形成するまで室温で20分間攪拌した。次いで、混合物を還流温度まで加温し、45分間攪拌し、次いで、ゆっくりと室温に冷却した。白色固体を濾過により回収し、真空中で乾燥した。該物質をCHCN(25mL/g固体)から2回再結晶し、1.57gの白色固体を得た。
次いで、該物質を水酸化ナトリウム(1M溶液、1.1当量)およびジクロロメタン(100mL)中で懸濁し、完全に溶解するまで室温で攪拌した。二相に分離した後、水層を再度ジクロロメタンで抽出した。合した有機層を、水酸化ナトリウムで洗浄し、次いで、NaSOで乾燥した。真空中で溶媒を蒸発し、無色液体として標記化合物を得た(874mg)。
分析的クロマトグラフィー
カラム:キラルセルOD 10μm、250x4.6mm
移動相:A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン
勾配:アイソクラチック2%B
流速:0.8mL/分
UV波長域:200−400nm
分析
保持時間(分) % a/a
17.18 >99.5 (1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(ト
リフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ
[3.1.0]ヘキサン
調製例40:(1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.00g)の乾テトラヒドロフラン(5mL)中溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(2.4mL)および1−ブロモ−3−クロロプロパン(3.7mL)を添加し、得られた混合物を3時間加熱還流した。室温で冷却した後、酢酸エチル(30mL)で希釈し、NHClの水(20mL)中飽和溶液で2回、NaHCOの水(20mL)中飽和溶液で1回洗浄し、無水NaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(7:3)で溶出しながら、シリカゲルクロマトグラフィーに付して精製し、無色油として標記化合物を得た(1.26g)。
NMR(H,CDCl):δ 7.50(d,2H)、7.19(d,2H)、3.59(t,2H)、3.33(d,1H)、3.09(d,1H)、2.58(m,2H)、2.66(dd,1H)、2.46(dd,1H)、1.92(m,2H)、1.74(m,1H)、1,67(t,1H)、0.81(dd,1H)。MS(m/z):304[MH]
調製例41:(1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(300mg)の乾テトラヒドロフラン(3mL)中溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.65mL)および1−ブロモ−3−クロロプロパン(1.01mL)を添加し、得られた混合物を3時間還流した。室温で冷却した後、酢酸エチル(15mL)で希釈し、NHClの水(10mL)中飽和溶液で2回、NaHCOの水(10mL)中飽和溶液で1回洗浄し、無水NaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、シクロヘキサン/EtOAc(6:4)で溶出しながら、クロマトグラフィー(シリカゲル)に付して精製し、黄色油として標記化合物を得た(345mg)。
NMR(H,CDCl):δ 7.24(d,2H)、7.16(t,1H)、3.51(t,2H)、3.18(dd,1H)、3.03(d,1H)、2.54(t,2H)、2.48(dd,1H)、2.37(d,1H)、1.83(m,2H)、1.69(m,1H)、1.34(t,1H)、0.70(dd,1H)。MS(m/z):322[MH]
調製例42:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例37および6に記載の製法にしたがって、3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)アニリン(2g)から収量338mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.5(m,1H)、6.9(m,2H)、3.3−3.0(m,4H)、1.7(m,1H)、0.95(m,2H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):246[MH]
調製例43:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例7に記載の方法にしたがって、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メトキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.25g)から収量1.80g(95%)で調製した。
MS(m/z):286[MH]
調製例44:1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノンおよび1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン
Figure 0005166267
0℃で、AlCl(12.6mmol)の乾1,2−ジクロロエタン(16mL)中懸濁液に、塩化アセチル(6.6mmol)を添加し、混合物を該温度で15分間攪拌した。次いで、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)フェニル]−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(1.81g、6.3mmol)の1,2−ジクロロエタン(16mL)中溶液を添加した。反応混合物を0℃で15分間、室温で一晩攪拌した。次いで、1M水性HClを添加し、混合物をジクロロメタンで抽出した。有機相を5%NaHCOおよび水で洗浄し、NaSOで乾燥し、真空中で濃縮した。2種の生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シクロヘキサン/酢酸エチル 95/5〜80/20)に付して精製し、黄色油として965mgの1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン(48%)および266mgの1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン(18%)を得た。
MS(m/z):328[MH]、1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン;312[M−H]、1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン。
調製例45:1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン
Figure 0005166267

標記化合物を、調製例12に記載の方法と同様に、1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン(965mg)から無色油として収量624mg(91%)で調製した。
MS(m/z):232[MH]
調製例46:1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例12に記載の方法と同様に、1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(トリフルオロアセチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン(266mg)から無色油として収量151mg(82%)で調製した。
MS(m/z):216[M−H]
調製例47:(1S,5R/1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−クロロプロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
ラセミ体(1S,5R/1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(0.12g)の乾テトラヒドロフラン(2mL)中溶液に、ジイソプロピルエチルアミン(0.22mL)および1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.062mL)を添加し、得られた混合物を3時間加熱還流した。室温に冷却した後、溶媒を除去し、得られた原油をジクロロメタン(10mL)で処理した。次いで、該溶液をNHClの水(5mL)中飽和溶液で2回洗浄し、無水NaSOで乾燥し、減圧下で濃縮した。粗生成物を、シクロヘキサン〜シクロヘキサン/EtOAc(7:3)の溶出勾配で試料を2gシリカカートリッジ(Varian)に通して無色油として標記化合物を得た(0.10g)。
NMR(H,DMSO):δ 7.45(d,2H)、7.10(d,2H)、3.65(t,2H)、3.30(d,1H)、3.00(d,1H)、2.55(t,2H)、2.45(m,1H)、2.40(dd,1H)、1.85(m,2H)、1.80(m,1H)、1.30(t,1H)、0.70(m,1H)。MS(m/z):314、316、318[MH]
調製例48:(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
粗標記化合物を、調製例1、2、3、4、6に記載の方法にしたがって、商業上入手可能な3,4−ジクロロフェニル酢酸メチル(1g、4.57mmol)から収量0.36gで調製した。
標記化合物を分離し、キラルカラム キラルセルAD 10um、250x21mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 2%B、流速 7mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、調製用クロマトグラフィーにより分離エナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルセルAD 5um、250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 2%B、流速 1.2mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、分析的HPLCにより得た。
エナンチオマー1、(1R,5S)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量20mgで回収した。保持時間=41分。
エナンチオマー2、(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量28mgで回収した。保持時間=43.4分。
(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンの絶対配置は、アブイニシオ(ab initio)VCDおよびアブイニシオOR分析を用いて帰属された。
(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンの比旋光度:[α]=−67.9°(CDCl、T=20℃、c≡0.01g/mL).
NMR(H,CDCl):δ 7.35(d,1H)、7.27(s,1H)、7.02(dd,1H)、3.25(d,1H)、3.13(bm,2H)、3.06(d,1H)、1.71(m,1H)、0.93(m,2H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):228[MH]
調製例49:1−(フェニルメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール
Figure 0005166267
ジイソピノカンフェイルボランを、J.Org.Chem.1984,49,945−947で報告された製法にしたがって調製した。2−[(1Z)−3−クロロ−1−(クロロメチル)−1−プロペン−1−イル]−4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン(前述のTetrahedron Lett.1993,34,4827−4828に記載)を、1,4−ジクロロ2−ブチンを用いて、Tetrahedron Lett.1989,30,2929で報告される一般法にしたがって調製した。したがって、得られた物質を、Synlett 2002,5,829−831で報告される製法にしたがってさらに変換した。該後者の製法は、標記生成物の単離が、(蒸留よりむしろ)粗反応生成物のアセトニトリル中溶液のシクロヘキサンでの抽出により達成され、シクロヘキサン相から揮発物を蒸発した後標記化合物(ベンジルアミンのモルの約10%を含む)を得られるように変更された。
調製例50:2−[1−(フェニルメチル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン
Figure 0005166267
2−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(4.42mmol)の乾テトラヒドロフラン(45mL)中溶液に、1−(フェニルメチル)−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロールe(3.4mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.196mmol)およびフッ化セシウム(13,2mmol)を室温で添加した。得られた混合物を、80℃で1.5時間攪拌した。冷却した後、溶媒を減圧下で蒸発し、残渣をジクロロメタン(25mL)および水酸化ナトリウム(15mL、1M)間に分配した。有機相を減圧下で蒸発した。粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(AcOEt:シクロヘキサン=1:10〜4:6)に付して精製し、0.33gの標記化合物を得た(y=24%)。
NMR(H,CDCl):δ 9.8(s,1H)、7.85(dd,1H)、7.5−7.2(m,6H)、6.7(s,1H)、3.95(m,2H)、3.9(s,2H)、3.75(m,2H)。MS(m/z):305[MH]
調製例51:2−[1−(フェニルメチル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジン
Figure 0005166267
2−[1−(フェニルメチル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル]−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを、油として0.56g(y=42%)で調製例50に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.7(t,1H)、7.85(dd,1H)、7.4−7.1(m,6H)、6.5(s,1H)、3.90(sb,2H)、3.8(s,2H)、3.6(m,2H)。MS(m/z):305[MH]
調製例52:3−(フェニルメチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
水素化ナトリウム(83mg)およびヨウ化トリメチルスルホキソニウム(0.46g)のスラリーに、DMSO(無水、3mL)を滴下した(気体発生)。得られた混合物を室温で0.5時間攪拌した。2−[1−(フェニルメチル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル]−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(330mg)のDMSO(無水、6mL)中溶液を室温で添加した。1時間後、塩化アンモニウム(4mL)の飽和溶液を添加し、混合物をジクロロメタン(2x10mL)で抽出した。有機相からの揮発物を減圧下で蒸発し、残渣をSCXカラム上で充填し、MeOH、次いで、MeOH/NH 0.25Mで溶出した。メタノール/アンモニア画分を減圧下で濃縮し、0.31gの標記化合物を得た(y=89%)。
NMR(H,CDCl):δ 8.78(s,1H)、8.03(dd,1H)、7.32(m,5H)、7.25(m,1H)、3.66(dd,2H)、3.25(d,1H)、2.96(d,1H)、2.80(d,1H)、2.46(sb,1H)、2.05(q,1H)、1.58(m,1H)、1.22(m,1H)。MS(m/z):317[MH]
調製例53:3−(フェニルメチル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
3−(フェニルメチル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、油として調製例52に記載の方法と同様に調製した(0.46g、79%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.7(t,1H)、7.4(d,1H)、7.35(m,5H)、7.2(d,1H)、3.7(s,2H)、3.4(d,1H)、3.1(d,1H)、2.85(d,1H)、2.55(m,1H)、2.1(m,1H)、1.7(m,1H)、1.3(m,1H)。MS(m/z):317[MH]
調製例54:1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
3−(フェニルメチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンをエタノール(15mL)で溶解し、塩酸(3M、0.76mL)、次いで、不活性雰囲気下において、10重量%Pd/C(120mg)を添加した。20時間後、水素雰囲気下(1atm)にて混合物を濾過した。溶媒を減圧下で除去した。重炭酸ナトリウムの飽和溶液(10mL)を添加し、混合物をジエチルエーテル(2x10mL)で抽出し、揮発物の蒸発後標記化合物を得た(0.14g、81%)。
NMR(H,DMSO−d):δ 8.7(s,1H)、7.8(d,1H)、7.15(d,1H)、3.4−3.2(dd,2H)、3.1(m,2H)、2.05(m,1H)、1.4(m,1H)、1.05(t,1H)。
調製例55:2−フルオロ−4−[1−(フェニルメチル)−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−3−イル]ベンゾニトリル
Figure 0005166267
標記化合物を、油として0.44g(y=31%)で調製例50に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.55(t,1H)、7.4−7.2(m,5H)、7.2(d,1H)、7.1(d,1H)、6.4(bs,1H)、3.9(s,2H)、3.8(m,2H)、3.75(m,2H)。MS(m/z):279[MH]
調製例56:2−フルオロ−4−[3−(フェニルメチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル
Figure 0005166267
標記化合物を、油として0.39gで調製例52に記載の方法と同様に調製した(y=84%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.41(t,1H)、7.25−7.15(m,5H)、6.85−6.8(dd,2H)、3.64−3.56(dd,2H)、3.19(dd,1H)、3.01(dd,1H)、2.53(dd,1H)、2.47(dd,1H)、1.73(q,1H)、1.67(m,1H)、0.81(m,1H)。MS(m/z):293[MH]
調製例57:1−[3−フルオロ−4−(1H−ピロール−1−イルメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
1.1mmolの2−フルオロ−4−[3−(フェニルメチル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリから出発する調製例54に記載の方法と同様に調製し、さらに精製することなく用いられる、{[4−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−2−フルオロフェニル]メチル}アミン二塩酸塩のメタノール/テトラヒドロフラン(無水、1/1、5mL)中溶液に、2,5−ビス(メチルオキシ)テトラヒドロフラン(2.53mmol)、HSO(4.4mmol)のメタノール/テトラヒドロフラン(無水、1/1、5mL)中溶液を室温で5分かけて滴下した。室温で一晩静置した後、NaHCOの飽和溶液をゆっくりと添加し、2x15mLのジクロロメタンで抽出し、次いで、調製用HPLCに付して精製し、油として14mgの標記化合物を得た(y=5%)。
NMR(H,CDCl):δ 6.88−6.82(m,3H)、6.67(t,2H)、6.14(t,2H)、5.04(s,2H)、3.21(d,1H)、3.1(d,1H)、3.09(d,1H)、3.01(d,1H)、1.67(m,1H)、0.88(m,2H)。MS(m/z):257[MH]
調製例58:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例40に記載の方法と同様に、(1R,5S/1S,5R)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(584mg)から無色油として収量522mgで調製した(84%)。
NMR(H,CDCl):δ 8.47(s,1H)、7.55(m,2H)、3.59(t,2H)、3.33(d,1H)、3.09(d,1H)、2.6(m,3H)、2.52(dd,1H)、1.92(m,2H)、1.78(m,1H)、0.85(m,1H)、0.81(dd,1H)。MS(m/z):305[MH]
調製例59:5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例40に記載の方法と同様に、5−[(1R,5S/1S,5R5)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール(374mg)から無色油として収量480mgで調製した(84%)。
NMR(H,CDCl):δ 7.70(m,2H)、7.11(d,1H)、3.59(t,2H)、3.38(d,1H)、3.09(d,1H)、2.8(s,3H)、2.66(m,3H)、2.53(dd,1H)、1.95(m,2H)、1.74(m,1H)、1,44(t,1H)、0.83(dd,1H)。MS(m/z):307[MH]
調製例60:1(1R,5S/1S,5R)−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
Figure 0005166267
マレイミド(1.8当量)、無水CuCl(1.2当量)およびtert−ブチル亜硝酸塩(1.5当量)のCHCN(5mL)中スラリーに、0℃で3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)アニリン(2.2g)のCHCN(4mL)中溶液を滴下した。反応混合物を室温で2時間攪拌し、HCl(水性6M、30mL)を添加した。混合物をEtOAcで抽出し、有機層をNaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。濾液を水で磨砕し、真空中で乾燥した。
該粗生成物のDMSO(10mL)溶液を、NaH(15当量)を滴下し、予め調製したヨウ化トリメチルスルホキソニウム(2当量)の無水DMSO(20mL)中溶液に滴下した。反応混合物を30分間攪拌し、水、次いで、NHClの飽和溶液を添加した(pH6.5まで)。反応混合物をEtOで抽出し、合した有機層を飽和水性NaClで洗浄し、NaSOで乾燥した。溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。得られた混合物をシクロヘキサンで磨砕し、淡緑色固体として標記化合物を得た(1.02g)。
NMR(H,CDCl):δ 7.4−7.20(m,3H)、2.85−2.75(m,1H)、2.0(m,1H)、1.85(m,1H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):274[MH]
調製例61:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例38に記載の製法にしたがって、(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオンから収量650mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.05−7.40(m,3H)、3.1−3.3(m,4H)、1.7(m,1H)、0.9(m,2H)、NHは観察されなかった。MS(m/z):246[MH]
調製例62:(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)アニリン(3g)から収量947mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.2(m,2H)、6.9(m,1H)、3.0−2.7(m,4H)、1.6(m,1H)、0.7(m,2H);MS(m/z):246[MH]
調製例63:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)アニリン(2.2g)から収量430mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.4−7.3(m,2H)、6.9(m,1H)、3.9(s,3H)、3.2−3.0(m,4H)、1.9(s,1H)、1.65(m,1H)、0.8(m,2H)。MS(m/z):258[MH]
調製例64:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、4−クロロ−2−フルオロアニリン(1.87g)から収量360mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.2−7.0(m,3H)、3.2−3.0(m,4H)、2.0(s,1H)、1.75(m,1H)、0.8(m,2H)。MS(m/z):212[MH]
調製例65:(1R,5S/1S,5R)−1−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、3−トリフルオロメチルオキシアニリン(2.65g)から収量600mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.3−7(m,4H)、3.3−3.0(m,4H)、1.8(s,1H)、1.75(m,1H)、0.95(m,2H);MS(m/z):212[MH]
調製例66:(1R,5S/1S,5R)−1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、2−フルオロ−4−メチルアニリン(2.18g)から収量148mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.2(m,1H)、6.85(m,2H)、3.2−2.9(m,4H)、2.25(s,3H)、1.75(s,1H)、1.65(m,1H)、0.9(m,2H);MS(m/z):192[MH]
調製例67:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−クロロ−4−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、調製例60および38に記載の製法にしたがって、2−クロロ−4−メチルアニリン(2.36g)から収量60mgで調製した。
NMR(H,CDCl):δ 7.15−7(m,2H)、6.85(m,1H)、3.85(s,3H)、3.2−2.9(m,4H)、1.8−1.6(m,2H)、0.75(m,2H);MS(m/z):224[MH]
調製例68:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
Figure 0005166267
室温で、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例6、1.3g)のジクロロメタン(20mL)中攪拌溶液に、トリエチルアミン(0.99mL)およびビス(1,1−ジメチルエチル)重炭酸塩を添加した。6時間攪拌し続け、次いで、反応混合物を真空下で濃縮し、粗生成物をジエチルエーテルおよび水で処理した。有機相を飽和塩化アンモニウム溶液で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を真空下で蒸発し、粗生成物を得、シリカゲル上のクロマトグラフィー(シクロヘキサン/ETOAC 9/1)に付して精製し、標記化合物を得た(1.68g、91%)。
MS(m/z):282.1[MH−C、1Br。
調製例69:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
Figure 0005166267
室温で、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(2g)のDMF(30mL)中攪拌溶液に、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.25g)、酢酸カリウム(1.75g)およびPdCl(dppf)(0.15g)を続けて添加した。反応混合物を85℃で1.5時間加熱し、水に注ぎ込み、ジエチルエーテルで2回抽出し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を真空下で蒸発し、粗生成物をシリカゲル上のクロマトグラフィー(シクロヘキサン/ETOAC 9/1)に付して精製し、白色固体として標記化合物を得た(2.1g、92%)。
MS(m/z):330.3[MH−C、1Br。
調製例70:(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(7.4g)から出発して、調製例68に記載の方法と同様に、白色固体として収率94%で調製した。
MS(m/z):282.1[MH−C、1Br。
調製例71:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(2.5g)から出発して調製例69に記載の方法と同様に、白色固体として収率84%で調製した。
MS(m/z):330.3[MH−C、1Br。
調製例72:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
室温および窒素雰囲気下、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(0.3g)のテトラヒドロフラン(12mL)中攪拌溶液に、5−ブロモ−2,4−ジメチル−1,3−チアゾール(0.22g)、フッ化セシウム(0.47g)およびテトラキス−(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.06g)を続けて添加した。反応混合物を80℃で4時間加熱し、溶媒を真空下で蒸発した。粗生成物を、ジエチルエーテルおよび飽和水性塩化アンモニウム溶液で処理し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮した。粗生成物を、シリカゲル上のクロマトグラフィー(シクロヘキサン/ETOAC 8/1)に付して精製した。次いで、精製された生成物をCHCl(10mL)で溶解し、トリフルオロ酢酸(4mL)を添加した。2時間後、反応混合物を固体炭酸ナトリウムで処理し、溶媒を蒸発した。残渣を水で処理し、CHClで抽出し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発し、標記化合物を得た(0.1g、34%)。
MS(m/z):271.2[MH]
調製例73:(1R,5S/1S,5R)−1−{4−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、収率60%で(2−ブロモ−6−(トリフルオロメチル)ピリジンを用いて)調製例72に記載の方法と同様に調製した。
MS(m/z):305.3[MH]
調製例74:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
室温および窒素雰囲気下、(1R,5S/1S,5R)−1,1−ジメチルエチル 1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸(0.37g)のトルエン(5mL)およびエチルアルコール(2mL)中の攪拌溶液に、(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)ボロン酸(0.25g)、テトラキス−(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)(0.03g)および炭酸カリウムの飽和溶液(2mL)を続けて添加した。反応混合物を88℃で2時間加熱し、溶媒を真空下で蒸発した。粗生成物をジエチルエーテルおよび水で処理し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空下で濃縮し、エーテルで2回抽出した。溶媒を蒸発し、粗生成物を、シリカゲル上のクロマトグラフィー(シクロヘキサン/ETOAC 8/1)に付して精製した。次いで、回収された生成物をCHCl(10mL)で溶解し、トリフルオロ酢酸(4mL)を添加した。3時間後、反応混合物を固体炭酸ナトリウムで処理し、溶媒を蒸発した。残渣を水で処理し、CHClで抽出し、有機相をブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、標記化合物を得た(0.12g、45%)。
MS(m/z):255.2[MH]
調製例75:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、50%収率で(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(中間体4)を用いて、調製例72に記載の方法と同様に調製した。
MS(m/z):271.3[MH]
調製例76:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(5−メチル−2−チエニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、収率55%で(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−3−カルボン酸1,1−ジメチルエチル(中間体4)を用いて、調製例72に記載の方法と同様に調製した。
MS(m/z):256.2[MH]
調製例77:5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン
Figure 0005166267
2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸(0.8g)、N−メチルヒドラジンカルボキシアミド(0.6g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(1.09g)、HOBt(0.038g)およびトリエチルアミン(0.86ml)を、窒素雰囲気下、室温で乾DMF(15ml)にて溶解した。混合物を一晩攪拌し、次いで、DMFを真空下で除去し、NaOH(0.75M、10ml)を添加し、混合物を80℃で3時間加熱した。反応混合物を0℃に冷却し、HCl(水性、37%)で約pH5に酸性化した。懸濁された生成物を、水で洗浄しながら(2x3ml)、濾過により単離した。ケークを、真空下にて室温で一晩乾燥し、固体泡として2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸との3:2混合物にて標記化合物を得た(0.68g、収率57%)。
NMR(H,CDCl):δ 3.80(s,3H)、2.60(s,3H)、2.40(s,3H)、NH/SHは観察されなかった。
調製例78:3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール
Figure 0005166267
調製例77からの生成混合物をEtOH(10ml)で懸濁し、NaOEt(EtOH中21%溶液、1.14ml)を、次いで、1−ブロモ−3−クロロプロパン(0.41ml)を添加し、溶液を90℃で45分間攪拌し、次いで、25℃に冷却した。酢酸(0.1当量)を添加し、次いで、溶媒を真空下で除去した。固体を、シクロヘキサン/EtOAcで溶出しながらカラムクロマトグラフィーに付して精製し、固体泡沫として標記化合物を得た(0.44g、収率54%)。
NMR(H,CDCl):δ 3.70(t+s,5H)、3.35(t,2H)、2.50(s,3H)、2.4(s,3H)、2.30(m,2H)。MS(m/z):287[MH]
実施例1:5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メトキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例5、42mg)、5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(0.26mmol)、NaCO(0.44mmol)およびNaI(0.22mmol)のDMF(無水、0.4mL)中混合物を、60℃で24時間加熱した。真空下で溶媒を除去した後、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機層を飽和水性NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、65mgの遊離塩基の標記化合物を得た。該物質のジクロロメタン(0.2mL)中溶液に、0.14mmolのHCl(EtO中1M)を添加し、溶媒を真空下で蒸発し、次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色のわずかに吸湿性の固体として69mgの標記化合物を得た(収率59%)。
[製法は、1−置換3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンおよび3−置換5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾールの他の組み合わせに同様に適合させてもよい。等モル量のKCOをNaCOに代えて用いてもよい。]
NMR(H,DMSO):δ 10.57(bs,1H)、8.28(bs,1H)、8.2(d,1H)、7.94(t,1H)、7.82(d,1H)、7.56(d,1H)、7.25(d,2H)、6.91(d,2H)、4.01(dd,1H)、3.7(m,1H)、3.74(s,3H)、3.6−3.2(m,6H)、3.42(s,3H)、2.75(s,3H)、2.24(quint,2H)、2.08(quint,1H)、1.62/1.05(t/t,2H)。MS(m/z):486.3[MH]
実施例1を分離し、キラルカラム キラルパックAD−H、25x2.1cm、溶出液 20%含有CO(エタノール+0.1%イソプロパノール)、流速 25mL/分、P 194bar、T 35℃、220nmの検出UV、ループ1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAD−H、25x0.46cm、溶出液 20%含有CO(エタノール+0.1%イソプロパノール)、流速 2.5mL/分、P 194bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量15mgで回収した(y=27%)。保持時間=39.2分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量17mgで回収した(y=30%)。保持時間=43.4分。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例2:5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量39mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=40%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.28(bs,1H)、8.16(dd,2H)、7.89(dd,1H)、7.76(d,1H)、7.55(d,2H)、7.49(d,1H)、7.28(d,2H)、4.06(bm,1H)、3.77(bm,1H)、3.6(bm,2H)、3.44(s,3H)、3.5−3.2(bm,4H)、2.71(s,3H)、2.23(m,3H)、1.58/1.14(t/m,2H)。MS(m/z):534.1[MH]、1Br。
実施例2を分離し、キラルカラム キラルセルOJ−H、25x2.1cm、溶出液 12%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 196bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルセルOJ−H、25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 196bar、T 35℃、220nmのUV検出を用いて分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(39mg)から塩酸塩の白色固体として収量7mgで回収した。保持時間=56.8分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(39mg)から塩酸塩の白色固体として収量7mgで回収した。保持時間=62.5分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1の絶対配置は、5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリンである対応する遊離塩基の比較VCDおよび比較OR分析を用いて帰属された。(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例48を参照)を参照として用いた。
エナンチオマー2の絶対配置は、5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリンであるエナンチオマー1に記載のように帰属された。
エナンチオマー1:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=+47°(CHCl、T=20℃、c=0.066g/mL)。
エナンチオマー2:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=−42°(CHCl、T=20℃、c=0.065g/mL)。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例3:2−メチル−5−[4−メチル−5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]キノリン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量74mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=59%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.4(bs,1H)、8.3(bs,1H)、8.2(d,1H)、7.9(t,1H)、7.8(d,1H)、7.6(bd,1H)、7.4−7.3(m,5H)、4.0−3.5(m/m,2H)、3.7−3.45(m/m,2H)、3.5−3.3(m,7H)、2.73(s,3H)、2.3(m,3H)、1.60、1.1(t,t,2H)。MS(m/z):456.3[MH]
実施例3を分離し、キラルカラム キラルセルOD 10μm、250x20mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール、勾配 アイソクラチック 35%B、流速 7mL/分、200−400nmの検出UV、CD 230nmを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルセルOD 5μm、250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール、勾配 アイソクラチック 25%B、流速 1mL/分、200−400nmの検出UVを用いて分析的HPLCにより得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量15mgで回収した(y=27%)。保持時間=39.2分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(60mg)から白色固体として収量17mgで回収した(y=30%)。保持時間=43.4分。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例4:5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(50mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として65mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=52%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.6(s,1H)、8.32(bs,1H)、8.21(d,1H)、7.96(d,1H)、7.84(d,1H)、7.66(d,1H)、7.61(d,1H)、7.6(d,1H)、7.31(dd,1H)、4.06(m,2H)、3.74(m,2H)、3.7−3.2(m,4H)、3.36(s,3H)、2.76(s,3H)、2.25(m,4H)、1.69(m,1H)、1.2(m,1H)。MS(m/z):524.3[MH]、2Cl。
実施例4を分離し、実施例1に記載のように、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(56mg)から白色固体として収量19mgで回収した(y=36%)。保持時間=26.9分。
エナンチオマー1の絶対配置は、5−[5−({3−[(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリンである対応する遊離塩基の比較VCDおよび比較OR分析を用いて帰属された。(1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例48を参照)を参照として用いた。
エナンチオマー2の絶対配置は、5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリンであるエナンチオマー1の記載のように帰属された。
エナンチオマー1:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=−38.4°(CDCl、T=20℃、c=0.010g/mL)。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(56mg)から白色固体として収量14mgで回収した(y=26%)。保持時間=31.4分。
エナンチオマー2:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=+34.4°(CDCl、T=20℃、c=0.010g/mL)。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>0.6log単位を示した。
実施例5:5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(29mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量38mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=51%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.16(bs,1H)、8.15(dd,2H)、7.89(t,1H)、7.76(d,1H)、7.49(d,1H)、7.36(d,2H)、7.23(d,2H)、4.05(dd,1H)、3.77(dd,1H)、3.58(m,2H)、3.44(s,3H)、2.7(bm,4H)、2.34(s,3H)、2.23(t,2H)、2.15(t,1H)、1.51(t,1H)、1.27(s,9H)、1.14(m,1H)。MS(m/z):512.4[MH]
実施例5を分離し、実施例1の記載のとおりであるが、194barの代わりに200barの圧力を適用し、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(23mg)から白色固体として収量6.5mgで回収した(y=30%)。保持時間=7.0分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(23mg)から白色固体として収量5mgで回収した(y=23%)。保持時間=7.8分。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>0.9log単位を示した。
実施例6:4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルキノリン−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]ベンゾニトリル塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−シアノフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(25mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量19mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=27%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.45(bs,1H),8.26(bd,1H),8.17(d,1H),7.93(t,1H),7.8(d/d,3H),7.5(d,1H),7.46(d,2H),4.09(d,1H),3.76(d,1H),3.67(t,1H),3.6−3.2(bm,5H),3.43(s,3H),2.73(s,3H),2.34(m,1H),2.25(quint.,2H),1.71/1.22(dt,2H)。
実施例7:4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチルキノリン−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェノール塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ヒドロキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(38mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量10mgで実施例1の記載の方法と同様に調製した(y=11%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.17(bs,1H),9.4(s,1H),8.15(bd,2H),7.89(d,1H),7.75(d,1H),7.48(d,1H),7.12(d,2H),6.73(d,2H),3.98(dd,1H),3.74(m,1H),3.5(bm,2H),3.44(s,3H),3.5−3.2(bm,4H),2.7(s,3H),2.22(bquint.2H),2.03(m,1H),1.46/1.03(dm,2H)。MS(m/z):486.2[MH]
実施例8:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−フェニル−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量75mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=70%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.46(bs,1H),8.58(s,1H),7.4−7.2(m,5H),4.04(dd,1H),3.73(m,1H),3.7(s,3H),3.7−3.4(m,2H),3.4−3.2(m+t,4H),2.39(s,3H),2.17(m,3H),1.64,1.1(2t,2H)。
実施例9:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量24mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=28%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.29(bs,1H),8.58(s,1H),7.55(dd,2H),7.27(dd,2H),4.03(dd,1H),3.73(dd,1H),3.7(s,3H),3.55(m,2H),3.5−3.2/3.28(m+t,4H),2.39(s,3H),2.19(m,3H),1.59/1.12(2t,2H)。MS(m/z):474.1[MH]
実施例9を分離し、キラルカラム キラルセル AS−H、25x2.1cm、溶出液 11%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 2mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間は、キラルカラム キラルパック AS−H、25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 199bar、T 35℃、220nmのUV検出を用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(138mg)から塩酸塩の白色固体として収量59mgで回収した。保持時間=22.2分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(138mg)から塩酸塩の白色固体として収量50mgで回収した。保持時間=30.8分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1の絶対配置は、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンである対応する遊離塩基の比較VCDおよび比較OR分析を用いて帰属された。(1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例32を比較)を参照として用いた。
エナンチオマー2の絶対配置は、(1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンであるエナンチオマー1に記載のように帰属された。
エナンチオマー1:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=−51°(CHCl、T=20℃、c=0.00913g/mL)。
エナンチオマー2:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=+27°(CHCl、T=20℃、c=0.0113g/mL)。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例10:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−tert−ブチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量52mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=57%)。
NMR(H,CD3OD):δ 8.4(s,1H),7.42(d,2H),7.28(d,2H),4.11(d,1H),3.88(d,1H),3.8(s,3H),3.65(m,2H),3.43(t,2H),3.39(t,2H),2.47(s,3H),2.29(m,2H),2.21(m,1H),1.44(m,1H),1.33(s,9H),1.3(m,1H)。MS(m/z):452.3[MH]
実施例11:(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3,4−ジクロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(50mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量35mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=32%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.11(vbs,1H),8.58(s,1H),7.6(d+d,2H),6.29(dd,1H),4.04/3.74(2dd,2H),3.7(s,3H),3.6−3.2(m,4H),3.28(t,2H),2.39(s,3H),2.26(quint,1H),2.15(quint.,2H),1.53/1.2(2t,2H)。MS(m/z):464.1[MH]、2Cl。
実施例11を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H、25x2.1cm、溶出液 8%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 194bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間は、キラルカラム キラルパック AS−H、25x0.46cm、溶出液 8%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(29mg)から塩酸塩の白色固体として収量12.5mgで回収した。保持時間=38.0分。UVによる純度98.6% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(29mg)から塩酸塩の白色固体として収量12.5mgで回収した。保持時間=40.8分。UVによる純度98.6% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>0.5log単位を示した。
実施例12:(1R,5S/1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量38mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=39%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.18(bs,1H),8.58(s,1H),7.24(d,2H),6.91(d,2H),3.97(dd,1H),3.74(s,3H),3.7(s,3H),3.7(m,1H),3.6−3.2(m,4H),3.27(t,2H),2.39(s,3H),2.15(quint,2H),2.07(quint.,1H),1.49/1.05(2t,2H)。MS(m/z):426.2[MH]
実施例12を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H、25x2.1cm、溶出液 9%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H、25x0.46cm、溶出液 8%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(30mg)から塩酸塩の白色固体として収量5mgで回収した。保持時間=28.7分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(30mg)から塩酸塩の白色固体として収量12.5mgで回収した。保持時間=36.4分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例13:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(5−メチル−3−イソオキサゾリル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(55mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量30mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=25%)。
NMR(H,CDOD):δ 8.37(s,1H),7.8(d,2H),7.43(d,2H),6.55(s,1H),4.16/3.88(2d,2H),3.78(s,3H),3.7(m,2H),3.48−3.4(2t,4H),2.48(s,3H),2.45(s,3H),2.29(m,3H),1.51/1.37(2t,2H)。MS(m/z):477.2[MH]
実施例14:(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例18、10.4g)、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(調製例14、15.0g)、KCO(7.5g)およびNaI(8.23g)のDMF(無水、100mL)中混合物を、60℃で15時間加熱した。次いで、混合物を室温に冷却し、EtO(250mL)および水(200mL)で希釈した。二相に分離した後、水層を再度、EtO(2x200mL)で抽出した。合した有機層を水(2x150mL)で洗浄し、次いで、NaSOで乾燥した。溶媒を真空中で蒸発した後、粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、16.5gの黄色固体を得た。次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色固体として標記化合物を得た(13g)(y=61%)。
標記化合物の配置帰属は、二筋の証拠:(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(既知配置、調製例14を参照)から調製されたということ、および(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)−フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンについて得られた分光分析データとの比較によって:標記化合物のVCDスペクトルにおけるバンドは、(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンのスペクトルにおける対応するバンドと一致しており、さらに、比旋光度の表示は、両化合物についで同一であるという事実に基づく。
NMR(H,CDCl):δ 7.89(m,1H)、7.49(d,2H)、7.18(d,2H)、3.67(s,3H)、3.31(m,2H)、3.30(d,1H)、3.09(d,1H)、2.61(m,2H)、2.56(d,1H)、2.5(s,3H)、2.45(d,1H)、1.97(m,2H)、1.73(m,1H)、1.47(t,1H)、0.8(dd,1H)。MS(m/z):464[MH]
実施例15:(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
塩酸(EtO中1M溶液、19.4mL)を、N下、(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(実施例14、9g)のEtO(無水、135mL)中溶液に滴下した。得られた懸濁液を、室温で2時間攪拌した。次いで、固体を濾過し、EtOで洗浄し、真空中で一晩乾燥し、灰白色固体(y=92%)として標記化合物を得た(8.9g)。
NMR(H,DMSO):δ 10.16(bs,1H),8.58(s,1H),7.72(d,2H),7.51(d,2H),4.1(dd,1H),3.78(dd,1H),3.70(s,3H),3.66(m,2H),3.29(t,2H),2.5(bm,2H),2.39(s,3H),2.33(quint,2H),2.19(m,1H),1.62/1.23(t/t,2H)。MS(m/z):464[MH]
実施例16:(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例38、700mg、2.8mmol)、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(調製例14、3.4mmol)、NaCO(3.4mmol)およびNaI(3.4mmol)のDMF(無水、6mL)中混合物を、60℃で24時間加熱した。真空下で溶媒を除去した後、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機層を飽和水性NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、503mgの遊離塩基の標記化合物を得た。
NMR(H,CDCl):δ 7.89(s,1H),7.32−7.2(m,3H),3.70(s,3H),3.30(t,2H),3.26(dd,1H),3.10(dd,1H),2.60(t,2H),2.52(dd,1H),2.51(s,3H),2.43(dd,1H),1.94(m,2H),1.74(m,1H),1.40(t,1H),0.76(dd,1H)。MS(m/z):482.2[MH]
標記化合物を、実施例15に記載の方法にしたがって白色固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.28(bs,1H),8.58(s,1H),7.73(d,1H),7.6(m,2H),4/3.57(d/m,2H),3.79(d,1H),3.69(s,3H),3.5−3.2(vbm,1H),3.27(t,2H),2.5(m,2H),2.4(m,1H),2.38(s,3H),2.14(quint.,2H),1.62/1.16(2t,2H)。
実施例16を分離し、キラルカラム キラルパック AD 10μm、250x21mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 9%B、流速 7mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H 5μm、250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール、勾配 アイソクラチック 15%B、流速 0.8mL/分、200−400nmの検出UVを用いて分析的HPLCにより得た。
エナンチオマー1を白色固体として回収した。保持時間=15.4分。
エナンチオマー2を白色固体として回収した。保持時間=16.3分。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例17:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、調製例15、16および17に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって、白色のわずかに吸湿性の固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.5(bs,1H),8.58(s,1H),7.7−7.5(m,4H),4.09(m,1H),3.8−3.2(m,8H),3.29(t,2H),2.39(s,3H),2.3(m,1H),2.18(m,2H),1.68(t,1H),1.21(t,1H)。MS(m/z):464[MH]
実施例17を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H、25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロパノール)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いてセミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H、25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロパノール)、流速22mL/分、P 190bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を白色固体として回収した。保持時間=17.6分。
エナンチオマー2を白色固体として回収した。保持時間=18.4分。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例18:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、調製例15、16および17に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって、白色のわずかに吸湿性のある固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.2(bs,1H),8.58(s,1H),7.75(dm,1H),7.72(m,1H),7.53(t,1H),4.06(dd,1H),3.74(dd,1H),3.7(s,3H),3.6(m,2H),3.4(m,2H),3.28(t,2H),2.39(s,3H),2.26(m,1H),2.18(m,2H),1.54(t,1H),1.22(dd,1H)。MS(m/z):481[MH]
実施例19:1−[5−[(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[5−(3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(32mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量25mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.31(bs,1H),8.58(s,1H),7.52(d,1H),7.49(dd,1H),7.16(d,1H),3.98(dd,1H),3.89(s,3H),3.7(m,4H),3.6−3.2(bm,4H),3.27(t,2H),2.5(m,3H),2.39(s,3H),2.15(quint,2H),2.09(quint,1H),1.54−1.08(2t,2H)。MS(m/z):468[MH]
実施例19を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H,25x2.1cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 196bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H,25x0.46cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量14mgで回収した。保持時間=12.5分。VUによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量16mgで回収した。保持時間=16.8分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例20:(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(58mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量99mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 9.93(bs,1H)、8.58(s,1H)、7.42(d,2H)、7.33(d,2H)、4.04(dd,1H)、3.75(dd,1H)、3.7(s,3H)、3.5(m,2H)、3.3(bm,4H)、2.39(s,3H)、2.2(m,1H)、2.15(m,2H)、1.47−1.14(2t,2H)。MS(m/z):431[MH]
実施例20を分離し、キラルカラム キラルパックAS−H、25x2.1cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAS−H、25x0.46cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量17mgで回収した。保持時間=7.8分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量17mgで回収した。保持時間=9.7分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1の絶対配置は、(1S,5R)−1−(4−クロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンである対応する遊離塩基の比較VCDおよび比較OR分析を用いて帰属された。5−[5−({3−[(1R,5S)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン(実施例2を比較)を参照として用いた。
エナンチオマー2の絶対配置は、(1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンであるエナンチオマー1に記載のように帰属された。
エナンチオマー1:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=−25°(CHCl、T=20℃、c=0.0066g/mL)。
エナンチオマー2:対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=+29°(CHCl、T=20℃、c=0.0068g/mL)。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例21:(1S,5R/1R,5S)−1−(4−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−フルオロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(49mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量78mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.06(bs,1H)、8.58(s,1H)、7.36(dd,2H)、7.19(t,2H)、4.02(dd,1H)、3.74(dd,1H)、3.7(s,3H)、3.55(m,2H)、3.5−3.2(bm,4H)、2.39(s,3H)、2.15(m,3H)、1.49−1.1(2t,2H)。MS(m/z):414[MH]
実施例21を分離し、キラルカラム キラルパックAS−H、25x2.1cm、溶出液 7%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 196bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAS−H、25x0.46cm、溶出液 6%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量14mgで回収した。保持時間=26.2分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量16mgで回収した。保持時間=32.4分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例22:(1S,5R/1R,5S)−1−(3−クロロフェニル)−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(116mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量184mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 9.88(bs,1H)、8.58(s,1H)、7.43(d,1H)、7.4−7.2(m,3H)、4.06(dd,1H)、3.75(dd,1H)、3.7(s,3H)、3.62−3.54(t/m,2H)、3.5−3.3(bm,4H)、2.39(s,3H)、2.25(m,1H)、2.15(m,2H)、1.46−1.19(2m,2H)。MS(m/z):431[MH]
実施例22を分離し、キラルカラム キラルパックAD−H、25x0.46cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV,ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAD−H、25x0.46cm、溶出液 15%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量18mgで回収した。保持時間=29.6分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量16mgで回収した。保持時間=32.0分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例23:(1S,5R/1R,5S)−1−(3−フルオロフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−フルオロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(116mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量150mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.21(bs,1H)、8.58(d,1H)、7.4(m,1H)、7.2−7.0(m,3H)、4.03(dd,1H)、3.75(dd,1H)、3.7(s,3H)、3.61(t/m,1H)、3.52(m,1H)、3.3(m,2H)、3.28(t,2H)、2.38(s,3H)、2.25(m,1H)、2.16(m,2H)、1.57−1.17(t/m,2H)。MS(m/z):414[MH]
実施例23を分離し、キラルカラム キラルパックAS−H、25x2.1cm、溶出液 7%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 1mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAS−H、25x0.46cm、溶出液 6%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 190bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量12mgで回収した。保持時間=24.6分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量14.5mgで回収した。保持時間=26.0分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例24:(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−メトキシフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(116mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量140mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.16(bs,1H),8.58(d,1H),7.26(dd,1H),6.85(m,3H),4.03(dd,1H),3.77(s,3H),3.72(dd,1H),3.7(s,3H),3.6−3.3(bm,4H),3.28(t/m,2H),2.39(s,3H),2.18(m,3H),1.53−1.1(t/m,2H)。MS(m/z):426[MH]
実施例24を分離し、キラルカラム キラルセルOJ−H,25x2.1cm、溶出液 13%含有CO(2−プロパノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 200bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)に付して分離したエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルセル OJ−H,25x0.46cm、溶出液 13%含有CO(2−プロパノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量13.5mgで回収した。保持時間=24.2分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量13.5mgで回収した。保持時間=26.8分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例25:(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例32、30mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として33mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 7.54(d,2H),7.28(d,2H),4.08(m,3H),3.8−3.6(m,2H),3.72(s,3H),3.65(m,3H),3.47(t,2H),3.3(m,3H),2.25(m,3H),1.93(m,4H),1.48−1.34(2m,2H)。MS(m/z):478[MH]
実施例26:(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例32、30mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量36mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 7.96(m,4H),7.54(d,2H),7.29(t,2H),4.14(d,1H),3.90(m,1H),3.75(s,3H),3.66(m,2H),3.50(m,2H),3.43(t,2H),2.30(m,3H),1.50(m,1H),1.34(t,1H)。MS(m/z):578[MH]
実施例27:(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例32、30mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量49mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H, CD3OD):δ 8.97(m,1H),8.82(m,1H),8.31(m,1H),7.75(m,1H),7.53(d,2H),7.29(t,2H),4.15(d,1H),3.90(d,1H),3.75(s,3H),3.67(m,2H),3.50(m,2H),3.42(t,2H),2.29(m,3H),1.51(m,1H),1.34(t,1H)。MS(m/z):471[MH]
実施例28:(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例32、30mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量26mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 7.72(m,1H),7.55(m,4H),7.28(d,2H),4.13(d,1H),3.89(d,1H),3.7(s,3H),3.64(m,2H),3.43(t,2H),3.38(m,2H),2.29(m,3H),1.48(m,1H),1.34(t,1H)。MS(m/z):506[MH]
実施例29:6−[5−({3−[(1S,5R/1R,5S)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−クロロフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(87mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量110mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.95(d,1H),8.39(d,1H),8.28(t,1H),8.13(d,1H),7.96(d,1H),7.37(m,4H),4.17(d,1H),3.93(d,1H),3.71(m,2H),3.62(s,3H),3.5(2m,4H),3.04(s,3H),2.37(m,2H),2.27(m,1H),1.55(m,1H),1.31(m,1H)。MS(m/z):490[MH]
実施例29を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液 25%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 199bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液 25%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量13.5mgで回収した。保持時間=24.3分。UVによる純度87.6% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量5mgで回収した。保持時間=26.5分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例30:(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(205mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量246mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.33(bs,1H),8.58(s,1H),7.43(d,2H),7.36(d,2H),4.04(dd,1H),3.73(dd,1H),3.7(s,3H),3.6−3.2(bm,6H),2.39(s,3H),2.2(m,3H),1.61−1.16(2t,2H)。MS(m/z):480[MH]
実施例30を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H,25x2cm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール、勾配 アイソクラチック 15v/v%B、流速 7mL/分、220nmの検出UVを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルセルOD,25x0.46cm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール、勾配 アイソクラチック 10v/v%B、流速 1mL/分、220nmの検出UVを用いて得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として収量15mgで回収した。保持時間=28.3分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(40mg)から塩酸塩の白色固体として16mg収量で回収した。保持時間=50.6分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例31:(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−メチル−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(71.5mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量46mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.25(bs,1H),8.58(s,1H),7.6(m,3H),3.97−3.7(dd/m,2H),3.79/3.4(dd/m,2H),3.69(s,3H),3.27(t,2H),2.5(m,2H),2.48(s,3H),2.38(s,3H),2.2(m,1H),2.13(quint.,2H),1.61−1.01(2t,2H)。MS(m/z):478[MH]
実施例32:不使用
実施例33:(1S,5R/1R,5S)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−{4−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(100mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量72mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.45(bs,1H),7.44(d,2H),7.36(d,2H),4.04(bm,1H),3.94(dm,2H),3.73(bm,1H),3.55(s,3H),3.6−3.3(bm,6H),3.22(t,2H),3.13(m,1H),2.23(m,1H),2.21(m,2H),1.9−1.7(m,4H),1.63−1.16(2t,2H)。MS(m/z):483[MH]
実施例33を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H,25x2.1cm、溶出液 8%含有CO(2−プロパノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 200bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H,25x0.46cm、溶出液 8%含有CO(2−プロパノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(65mg)から塩酸塩の白色固体として15mgで回収した。保持時間=23.2分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(65mg)から塩酸塩の白色固体として収量12mgで回収した。保持時間=24.6分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例34:(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、実施例1に記載の方法と同様に、(1R,5S/1S,5R)−1−(3−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(140mg)から白色のわずかに吸湿性のある固体として23mgで調製し、カラムX Terra MS C18 5μm、100x19mm、溶出液A:HO+0.1%TFA;B:CHCN+0.1%TFA、勾配 1分間10%(B)、12分間10%(B)〜35%(B)、流速 17mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、分取HPLCにより遊離塩基の標記化合物を精製した。所定の保持時間を、カラムX Terra MS C18 5μm,50x4.6mm、溶出液A:HO+0.1%TFA;B:CHCN+0.1%TFA、勾配 アイソクラチック 25v/v%B、流速 1mL/分、200−400nmの検出UVを用いて得た。保持時間=6.26分。UVによる純度96.4% a/a。
NMR(1H,DMSO):δ 9.9(bs,1H),8.58(s,1H),7.57(s,1H),7.47(m,1H),7.3(m,2H),4.04(m,1H),3.75(dd,1H),3.7−3.2(m,6H),3.7(s,3H),2.39(s,3H),2.23(m,1H),2.15(m,2H),1.47(t,1H),1.2(t,1H)。MS(m/z):512[MH]
実施例35:(1S,5R)−3−(1−メチル−3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1S,5R)−3−(3−クロロ−1−メチルプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例20、105mg)、4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(0.43mmol)、TEA(0.46mmol)およびNaI(0.43mmol)のDMF(無水、1.6mL)中混合物を60℃で12時間加熱した。真空下で溶媒を除去した後、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機層をHOで洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を真空中で濃縮し、シクロヘキサンで処理し、濾過し、125mgの遊離塩基の標記化合物を得た。該物質のジクロロメタン(0.2mL)中溶液に、0.34mmolのHCl(EtO中1M)を添加し、溶媒を真空下で蒸発し、次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色のわずかに吸湿性の固体として105mgの標記化合物を得た。
MS(m/z): 478[MH]
実施例35を分離し、キラルカラム キラルパックAD,25x2cm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1% イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 15v/v%B、流速 7mL/分、UV波長域 220−400nmを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたジアステレオ異性体を得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1% イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 17v/v%B、流速 1mL/分、UV波長域 200−400nmを用いて得た。
ジアステレオ異性体1を、ジアステレオマー混合物(105mg)から塩酸塩の白色固体として30mg収量で回収した。保持時間=17.9分。UVによる純度99.4% a/a。
NMR(H,DMSO):δ 10.33(bs,1H),8.58(s,1H),7.71(d,2H),7.53(d,2H),4.07(dd,1H),3.78(dd,1H),3.7(s,3H),3.7(m,1H),3.56(bs,2H),3.4(m,1H),3.18(m,1H),2.4(s,3H),2.4−2.3(m,1H),2.26−2.09(m,2H),1.72(m,1H),1.42(d,3H),1.2(m,1H)。MS(m/z):478[MH]
ジアステレオ異性体2を、ジアステレオマー混合物(105mg)から塩酸塩の白色固体として収量46mgで回収した。保持時間=21.2分。UVによる純度>99% a/a。
NMR(H,DMSO):δ 10.26(bs,1H),8.58(s,1H),7.7(d,2H),7.51(d,2H),4.14(dd,1H),3.8−3.6(m,3H),3.7(s,3H),3.53(bs,1H),3.4(m,1H),3.18(m,1H),2.38(s,3H),2.4−2.25(m,2H),2.1(m,1H),1.69(m,1H),1.39(d,3H),1.2(m,1H)。MS(m/z):478[MH]
実施例36:(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(109mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として144mg収量で実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDOD):δ 8.41(s,1H),7.8(m,1H),7.74(m,1H),7.39(t,1H),4.13(d,1H),3.95(d,1H),3.81(s,3H),3.73(bd,1H),3.54(d,1H),3.48(m,2H),3.41(m,2H),2.48(s,3H),2.39(m,1H),2.28(q,2H),1.58(m,1H),1.35(m,1H)。MS(m/z):482[MH]
実施例36を分離し、キラルカラム キラルパックAS−H,25x2cm、溶出液A:n−ヘキサン;B:イソプロパノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 10v/v%B、流速 7mL/分、検出UV 220nmを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液 7%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、検出UV 220nmを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(138mg)から塩酸塩の白色固体として収量48mgで回収した。保持時間=21.2分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(138mg)から塩酸塩の白色固体として収量46mgで回収した。保持時間=22.7分。UVによる純度99% a/a。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例37:1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[4−[(1S,5R/1R,5S)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(87mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として70mg収量で実施例1に記載の方法と同様に調製した。
対応する遊離塩基のNMR(H,CDCl):δ 8.0(s,1H),7.7(d,1H),6.7−6.8(m,2H),3.9(s,3H),3.7(s,3H),3.35(m,4H),3.1(d,1H),2.6(m,3H),2.55(s,3H),2.5(s,3H),2.45(m,1H),2.0(m,2H),1.75(m,1H),0.8(m,1H)。MS(m/z):468[MH]
実施例38:1−[4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[(1S,5R/1R,5S)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル)−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン(106mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量75mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
遊離塩基NMR(H,CDCl):δ 7.9(s,1H),6.65(d,1H),6.7(m,2H),3.9(s,3H),3.7(s,3H),3.35(m,3H),3.1(d,1H),2.9(m,2H),2.6(m,3H),2.5(s,3H),2.45(m,1H),2.0(m,2H),1.8(m,1H),1.1(m,3H),0.8(m,1H)。MS(m/z):482[MH]
実施例39:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(53mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量7mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 10.48(bs,1H),8.55(s,1H),7.9−7.6(m,4H),3.9−3.1(bm,8H),3.68(s,3H),2.36(s,3H),2.13(m,2H),1.66(m,1H),1.2(m,1H),1.1(m,1H)。MS(m/z):464[MH]
実施例40:(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物の遊離塩基を、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンから実施例1に記載の方法と同様に調製した。(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例39、727mg、2.97mmol)、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(調製例14、3.6mmol.)、KCO(3.6mmol)およびNaI(2.97mmol)の無水DMF中混合物を、60℃で24時間加熱した。真空下で溶媒を蒸発した後、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機層を飽和水性NaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥した。該溶液を濾過し、濾液を真空中で濃縮した。粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、940mgの遊離塩基の標記化合物を得た。
該遊離塩基(886mg)を、実施例1に記載の方法にしたがって塩酸塩(847 mg)に変換した。標記化合物を白色固体として得た。
分析的キラルHPLCは、実施例16のエナンチオマー2と同一である生成物を確認した。
NMRおよびMSデータは、実施例16に記載のものに相当した。
標記化合物の絶対配置は、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンである対応する遊離塩基の比較VCDおよび比較OR分析を用いて確認された。(1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(実施例14を参照)を参照として用いた。
対応する遊離塩基の比旋光度:[α]=−42°(CDCl、T=25℃、約0.005g/0.8mL)。
実施例41−52:
各3−チオ−5−アリール−1,2,4−トリアゾール(調製例13に記載の方法と同様に調製、0.131mmol)の乾アセトニトリル(2mL)中溶液に、ポリスチレン上の2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチルペルヒドロ−1,3,2−ジアザ−ホスホリン(90mg、2.2mmol/g)を添加し、得られた混合物を室温で30分間振盪した。(1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)を添加し、得られた混合物を70℃で3時間振盪した。冷却後、樹脂を濾過により除去し、メタノール(2mL)で洗浄し、次いで、溶媒を減圧下で除去した。以下の条件を用いて、Waters XTerra分取MS C18 10μm、30x150mmカラムによるマスディレクティドHPLCに付して精製した:
Figure 0005166267
A=H2O+0.1%ギ酸
B=ACN+0.1%ギ酸
次いで、溶媒を減圧下で除去しギ酸塩として各化合物を得た。残渣をメタノール(1mL)で処理し、SCX SPEカートリッジ(1g)上に充填し、メタノール(3mL)で洗浄し、2Mのメタノール中アンモニア溶液(3mL)で溶出し、次いで、溶媒を減圧下で除去した。残渣をジクロロメタン(1mL)で処理し、1.0Mのジエチルエーテル中HCl溶液(0.131mmol)を添加し、次いで、溶媒を減圧下で除去し、塩酸塩として表1に要約された生成化合物を得た。
分析的クロマトグラフィー条件:
カラム:X Terra MS C18 5mm、50x4.6mm
移動相:A:NH4HCO3溶液10mM、pH10;B:CH3CN
勾配:1分間10%(B)、12分間10%(B)〜95%(B)、3分間95%(B)
流速:1mL/分
UV波長域:210−350nm
質量範囲:100−900amu
イオン化:ES+
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267

Figure 0005166267
実施例53−58:
各3−チオ−5−アリール−1,2,4−トリアゾール(0.124mmol)の乾アセトニトリル(2mL)中溶液に、ポリスチレン上の2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチルペルヒドロ−1,3,2−ジアザ−ホスホリン(85mg、2.2mmol/g)を添加し、得られた混合物を室温で30分間振盪し、次いで、(1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)を添加し、得られた混合物を50℃で一晩振盪した。冷却後、樹脂を濾過により除去し、メタノール(2mL)で洗浄し、次いで、溶媒を減圧下で除去した。マスディレクティドHPLCに付して精製した:
分取クロマトグラフィー条件(6化合物のうちの6個についての分取HPLC)
カラム:X Terra MS C18 5mm,100x19mm
移動相:A:NH4HCO3溶液10mM,pH10;B:CH3CN
勾配: 1分間30%(B)、9分間30%(B)〜95%(B)、3分間95%(B)
流速: 17mL/分
UV波長域: 210−350nm
質量範囲: 100−900amu
イオン化: ES+
次いで、溶媒を減圧下で除去し、遊離塩基として化合物を得た。残渣をジクロロメタン(2mL)で処理し、1.0Mのジエチルエーテル中HCl溶液を添加し(0.124mmol)、次いで、溶媒を減圧下で除去し、塩酸塩として表2に要約される生成化合物を得た。
分析的クロマトグラフィー条件
カラム: X Terra MS C18 5mm,50x4.6mm
移動相:A:NH4HCO3溶液10mM,pH10;B:CH3CN
勾配: 1分間30%(B)、9分間30%(B)〜95%(B)、3分間95%(B)
流速: 1mL/分
UV波長域: 210−350nm
質量範囲: 100−900amu
イオン化: ES+
Figure 0005166267
Figure 0005166267
実施例59:1−{4−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}−2−ピロリジノン塩酸塩
Figure 0005166267
ジュレンク管を、5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン(参照、実施例2;0.15g)、2−ピロリジノン(32mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(6mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(10mg)、炭酸セシウム(130mg)および1,4−ジオキサン(2mL)で充填した。ジュレンク管をテフロンねじキャップで密封し、反応混合物を100℃で12時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、ジクロロメタン(10mL)で希釈し、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物をフラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、60mgの遊離塩基の標記化合物を得た。該物質のジクロロメタン(0.4mL)中溶液に、HCl(0.11mL, EtO中1M)を添加し、溶媒を真空中で蒸発し、次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色固体として64mgの標記化合物を得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.48(bs,1H),8.24(bd,1H),8.18(d,1H),7.93(t,1H),7.81(d,1H),7.62(d,2H),7.54(d,1H),7.31(d,2H),4.04(dd,1H),3.82(t,2H),3.76(dd,1H),3.70/3.10(bm,8H),3.45(s,3H),2.74(s,3H),2.25(m,2H),2.16(m,1H),2.07(m,2H),1.63/1.10(t/t,2H)。MS(m/z):539[MH]
実施例60:5−{5−[(3−{(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル}プロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン塩酸塩
Figure 0005166267
ジュレンク管を、5−[5−({3−[(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−3−イル]プロピル}チオ)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]−2−メチルキノリン(参照、実施例2;0.15g)、イソチアゾリジン1,1−ジオキシド(46mg)、トリス(ジベンジリデンアセトン)−ジパラジウム(0)(6mg)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(10mg)、炭酸セシウム(130mg)および1,4−ジオキサン(2mL)で充填した。ジュレンク管をテフロンねじキャップで密封し、反応混合物を100℃で12時間攪拌した。反応混合物を室温に冷却し、ジクロロメタン(10mL)で希釈し、濾過し、真空中で濃縮した。粗生成物を、フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、50mgの遊離塩基の標記化合物を得た。該物質のジクロロメタン(0.3mL)中溶液に、HCl(0.087mL、EtO中1M)を添加し、溶媒を真空中で蒸発し、次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色固体として52mgの標記化合物を得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.57(bs,1H),8.27(bd,1H),8.19(d,1H),7.94(t,1H),7.82(d,1H),7.55(d,1H),7.32(d,2H),7.18(d,2H),4.03(dd,1H),3.72(m,3H),3.60/3.20(bm,8H),3.45(s,3H),2.75(s,3H),2.41(m,2H),2.25(m,2H),2.14(m,1H),1.66/1.10(t/m,2H)。MS(m/z):575[MH]
実施例61:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−5−メチル−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(338mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量247mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.4(s,1H),7.55(t,1H),7.37(d,1H),7.32(d,1H),4.2(d,1H),3.91(d,1H),3.81(s,3H),3.76(d,1H),3.67(d,1H),3.51(t,2H),3.43(t,2H),2.47(s,3H),2.41(m,1H),2.31(m,2H),1.61(t,1H),1.45(t,1H)。MS(m/z):496[MH]
実施例61を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H,25x2.1cm、溶出液 12%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 194bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Berger)により得た
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量42mgで回収した。保持時間=27.1分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量34mgで回収した。保持時間=31.0分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>2log単位を示した。
実施例62:1−(2−(メチルオキシ)−5−{(1R,5S/1S,5R)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル}フェニル)エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(35mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(60mg、調製例13に記載の同様な方法にて調製)から白色固体(y=60%)として収量51mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 7.80−7.70(m,4H),7.50(s,1H),7.27−7.20(m,1H),6.85(d,1H),3.86(s,3H),3.62(s,3H),3.40−3.24(m,3H),3.15(d,1H),2.58(s,3H),2.65−2.55(m,2H),2.54−2.45(m,2H),2.10−1.90(quint,2H),1.65−1.57(m,1H),1.35(m,1H),0.75(m,1H)。MS(m/z):531[MH]
実施例63:1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(35mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(54mg、調製例13に記載の方法と同様に調製)から白色固体として収量40mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=50%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 7.56−7.19(m,5H),6.84(d,1H),3.86(s,3H),3.62(s,3H),3.38−3.24(m,3H),3.10(d,1H),2.58(s,3H),2.65−2.42(m,4H),2.10−1.90(quint,2H),1.65−1.57(m,1H),1.35(m,1H),0.75(m,1H)。MS(m/z):499[MH]
実施例64:1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(3−ピリジニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(35mg)および3−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}ピリジン(48mg、調製例13に記載の方法と同様に調製)から黄色固体として収量32mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=42%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 8.87(s,1H),8.70(d,1H),8.0(d,1H),7.48(s,1H),7.43(m,1H),7.23(m,1H),6.84(d,1H),3.86(s,3H),3.62(s,3H),3.40−3.25(m,3H),3.10(d,1H),2.58(s,3H),2.67−2.42(m,4H),2.10−1.90(quint,2H),1.65−1.57(m,1H),1.35(m,1H),0.75(m,1H)。MS(m/z):464[MH]
実施例65:1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(35mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(60mg)から黄色固体として収量50mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=60%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.38(bs,1H),8.2(m,2H),7.91(t,1H),7.78(d,1H),7.5(m,3H),7.17(d,1H),4.02(d,1H),3.89(s,3H),3.74(dd,1H),3.6−3.2(m,6H),3.45(s,3H),2.72(s,3H),2.5(s,3H),2.23(quint,2H),2.11(quint,1H),1.57(t,1H),1.1(t,1H)。MS(m/z):528[MH]
実施例66:1−{2−(メチルオキシ)−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]エタノン(35mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(50mg、調製例13に記載の方法と同様に調製)から白色固体として収量24mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=32%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 7.49(s,1H),7.24(m,1H),6.85(d,1H),4.14−4.05(m,2H),3.86(s,3H),3.62(s,3H),3.57−3.40(m,2H),3.29−3.15(m,3H),3.05(d,1H),2.82−2.95(m,1H),2.63−2.40(m,4H),2.58(s,3H),2.15−1.77(m,6H),1.62(m,1H),1.32(m,1H),0.70(m,1H).MS(m/z):471[MH]
実施例67:1−(2−ヒドロキシ−5−{(1R,5S/1S,5R)−3−[3−({4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}チオ)プロピル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル}フェニル)エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン(43mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−4H−1,2,4−トリアゾール(80mg、調製例13に記載の方法と同様に調製)から白色固体として35mg収量で実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=33%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 12.2(s,1H),7.80−7.70(m,4H),7.50(s,1H),7.30(m,1H),6.88(d,1H),3.86(s,3H),3.40−3.25(m,3H),3.10(d,1H),2.58(s,3H),2.65−2.35(m,4H),2.0(quint,2H),1.58(m,1H),1.35(m,1H),0.70(m,1H)。MS(m/z):517[MH]
実施例68:1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン(40mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(3,4−ジフルオロフェニル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(67mg、調製例13に記載の方法と同様に調製)から白色固体(y=29%)として収量27mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,DMSO):δ 11.82(s,1H),10.26(bs,1H),7.85(m,1H),7.76(d,1H),7.67(m,1H),7.61(m,1H),7.51(dd,1H),6.97(d,1H),4.02(dd,1H),3.74(dd,1H),3.64(s,3H),3.55(m,2H),3.3(m,4H),2.67(s,3H),2.15(m,3H),1.52(t,1H),1.13(t,1H)。MS(m/z):485[MH]
実施例69:1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン(38mg)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(57mg)から白色固体として収量36mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=43%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 12.2(s,1H),7.88(s,1H),7.50(s,1H),7.24(m,1H),6.58(d,1H),3.68(s,3H),3.32(m,3H),3.10(d,1H),2.58−2.47(m,4H),2.58(s,3H),2.47(s,3H),2.0(m,2H),1.62(m,1H),1.35(m,1H),0.68(m,1H)。MS(m/z):454[MH]
実施例70:1−{2−ヒドロキシ−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(2−メチル−5−キノリニル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]フェニル}エタノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−{5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−ヒドロキシフェニル}エタノン(30mg)および5−{5−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル}−2−メチルキノリン(55mg)から黄色固体として収量24mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=32%)。
NMR(H,CDCl,遊離塩基):δ 12.1(s,1H),8.10(dd,2H),7.67(t,1H),7.50(m,2H),7.23(m,2H),6.85(d,1H),3.45−3.23(m,3H),3.40(s,3H),3.08(d,1H),2.67(s,3H),2.65−2.41(m,4H),2.55(s,3H),2.02(m,2H),1.58(m,1H),1.32(m,1H),0.64(m,1H)。MS(m/z):514[MH]
実施例71:1−[5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−[(1R,5S)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−(メチルオキシ)フェニル]−1−プロパノン(52mg、調製例43−45に記載の方法と同様に調製)および3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(69mg)から白色固体として収量51mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=47%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.24(bs,1H),8.52(m,1H),7.42(d,1H),7.40(dd,1H),7.08(d,1H),3.93(dd,1H),3.81(s,3H),3.67(dd,1H),3.64(s,3H),3.48(m,2H),3.28(m,2H),3.22(t,2H),2.86(q,2H),2.33(s,3H),2.1(m,2H),2.03(m,1H),1.48(t,1H),1.0(t,1H),1.04(t,3H)。MS(m/z):482[MH]
標記化合物を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H 5μm,250x21mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 40%B、流速 7mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H 5μm,250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 40%B、流速 0.8mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、分析的HPLCにより得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(66mg)から白色固体として収量10mgで回収した(y=30%)。保持時間=17.2分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(66mg)から白色固体として収量10mgで回収した(y=30%)。保持時間=19.1分。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例72:2−メチル−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール塩酸塩
Figure 0005166267
5−[(1R,5S)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾールを、2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−5−アミン二塩酸塩から調製例15、16および17に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって、黄色固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.54(bs,1H),8.58(m,1H),8.0(d,1H),7.9(d,1H),7.34(dd,1H),4.0(dd,1H),3.75(dd,1H),3.70(s,3H),3.65(m,1H),3.57(m,1H),3.35(m,2H),3.30(t,2H),2.8(s,3H),2.39(s,3H),2.27(m,1H),2.19(m,2H),1.7(t,1H),1.19(t,1H)。MS(m/z):467[MH]
標記化合物を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H 5μm,250x21mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 13%B、流速 7mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H 5μm,250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 13%B、流速 1mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、分析的HPLCにより得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(55mg)から白色固体として収量17mgで回収した(y=62%)。保持時間=17.1分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(55mg)から白色固体として収量18mgで回収した(y=65%)。保持時間=19.3分。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例73:2−メチル−6−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1,3−ベンゾチアゾール塩酸塩
Figure 0005166267
6−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾールを、2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール−6−アミンから調製例15、16および5に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって黄色固体として得た。
NMR(H,CDOD):δ 8.39(s,1H),7.98(d,1H),7.89(d,1H),7.5(dd,1H),4.19(d,1H),3.92(d,1H),3.8(s,3H),3.72(d,2H),3.52(t,2H),3.42(t,2H),2.85(s,3H),2.47(s,3H),2.31(m,3H),1.54(t,1H),1.41(t,1H)。MS(m/z):467[MH]
実施例74:1−メチル−5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1H−インダゾール塩酸塩
Figure 0005166267
5−[(1R,5S/1S,5R)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−1−メチル−1H−インダゾールを、1−メチル−1H−インダゾール−5−アミンから調製例15、16および5に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって、黄色固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.4(bs,1H),8.58(m,1H),8.01(s,1H),7.70(d,1H),7.63(d,1H),7.39(dd,1H),4.05(m,1H),4.04(s,3H),3.75(d,1H),3.70(s,3H),3.59(m,2H),3.39(t,2H),3.26(t,2H),2.39(s,3H),2.18(m,3H),1.61(t,1H),1.14(t,1H)。MS(m/z):450[MH]
標記化合物を分離し、キラルカラム キラルパック AS−H,250x21mm、修飾剤(modifier):エタノール+0.1%イソプロピルアミン 12%、流速 22mL/分、P 200bar、T 36℃、220nmの検出UVを用いて、セミ分取SFC(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AS−H 5μm,250x46mm、修飾剤:エタノール+0.1%イソプロピルアミン 12%、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的SFC(Berger)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(80mg)から白色固体として収量25mgで回収した(y=62%)。保持時間=19.5分。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(80mg)から白色固体として収量28mgで回収した(y=70%)。保持時間=22.8分。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例75:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを、6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジンアミンから調製例37および5に記載の方法と同様に調製した。該物質から、標記化合物を、実施例14および15に記載の方法にしたがって黄色固体として得た。
NMR(H,DMSO):δ 10.46(bs,1H),8.73(bs,1H),8.58(m,1H),8.0(dd,1H),7.90(d,1H),4.12(m,1H),3.78(d,1H),3.70(s,3H),3.7(m,1H),3.54(m,1H),3.39(t,2H),3.29(s,2H),2.39(m,3H),2.47(m,1H),2.18(m,2H),1.71(m,1H),1.33(m,1H)。NMR(19F,DMSO):δ −66.2(s)。MS(m/z):465[MH]
実施例76−94:
各3−チオ−5−アリール−1,2,4−トリアゾール(調製例13に記載の方法と同様に調製、0.063mmol)の乾アセトニトリル(2mL)中溶液に、ポリスチレン上の2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチルペルヒドロ−1,3,2−ジアザ−ホスホリン(43mg、2.2mmol/g)を添加し、得られた混合物を室温で1時間振盪し、次いで、(1R,5S/1S,5R)−1−(4−ブロモフェニル)−3−(3−クロロプロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(20mg)を添加し、得られた混合物を70℃で3.5時間振盪した。冷却した後、樹脂を濾過により除去し、ジクロロメタン(2mL)およびメタノール(2mL)で洗浄し、収集された液体相を減圧下で蒸発した。2種の異性体をS−およびN−アルキル化により形成し、主要な異性体は、所望によりS−アルキル化されたものである。該異性体を、以下の条件を用いて、Waters XTerra分取MS C18 10μm,30x150mmカラムを用いてマスディレクティドHPLCにより分離した:
Figure 0005166267
A=H2O+0.1%ギ酸
B=アセトニトリル+0.1%ギ酸
次いで、溶媒を減圧下で除去し、ギ酸塩として標記化合物を得た。
実施例93および94の場合において、異性体を、シリカゲルフラッシュクロマトグラフィーにより分離した。S−アルキル化異性体を乾ジエチルエーテルで溶解し、0℃で冷却し、1.2当量のHCl(ジエチルエーテル中1.0M溶液として)をゆっくりと添加した。得られた沈殿をデカントし、ペンタンで洗浄し、濾過し、塩酸塩として生成物を得た。
分析条件:
実施例76−90:
Figure 0005166267
実施例91:
Figure 0005166267
実施例93:
Figure 0005166267
実施例94:
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
実施例96:3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R/1S,5S)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンから白色のわずかに吸湿性のある固体(70mg、45%)として実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(対応する遊離塩基,H,CDOD):δ 8.71(s,1H),7.93(s,1H),7.78(dd,1H),7.15(d,1H),3.72(s,3H),3.41(d,1H),3.36(t,2H),3.13(d,1H),2.8(d,1H),2.68(m,2H),2.54(s,3H),2.48(dd,1H),2.04(m,3H),1.6(m,1H),1.26(dd,1H)。MS(m/z):465[MH]
実施例96を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H 5μm,250x4.6mm、溶出液A:n−ヘキサン;B:エタノール+0.1%イソプロピルアミン、勾配 アイソクラチック 30%Bv/v、流速 6mL/分、270nmの検出UVを用いて、セミ分取HPLCにより分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAD−H 5μm,250x4.6mm、溶出液 A:n−ヘキサン;B:エタノール、勾配 アイソクラチック 30%Bv/v、流速 0.8mL/分、200−400nmの検出UVを用いて得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(70mg)から塩酸塩の白色と帯として収量18mgで回収した。保持時間=19.09分。UVによる純度100% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(70mg)から塩酸塩の白色固体として18mgで回収した。保持時間=21.6分。UVによる純度99% a/a。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例97:3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−(1R,5R/1S,5S)−1−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン二塩酸塩
Figure 0005166267
3−(フェニルメチル)−1−[5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(0.19mmol)を、1,2−ジクロロエタン(1mL)で溶解し、クロリド炭酸1−クロロエチル(0.21mmol)を添加した。2回のマイクロ波サイクル後(120℃で5分および140℃で10分)、溶媒を減圧下で除去した。メタノール(2mL)を添加し、溶液を付加的なマイクロ波サイクル(10分、120℃)にかけた。溶媒を減圧下で除去し、47mgの中間体を得、さらに精製することなく用い、実施例1に記載の方法と同様に処理し、白色のわずかに吸湿性の固体として標記化合物を得た(5mg、5%)。
NMR(H,CDOD):δ 8.38(s,1H),7.99(dd,1H),7.67(dd,1H),7.48(dd,1H),4.18(d,1H),4.06(d,1H),3.88(d,1H),3.79(s,3H),3.63(dd,1H),3.50(m,2H),3.41(t,2H),2.49(m,1H),2.44(s,3H),2.31(m,2H),1.69(m,1H),1.65(dd,1H)。MS(m/z):465[MH]
実施例98:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−4−(1H−ピロール−1−イルメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[3−フルオロ−4−(1H−ピロール−1−イルメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例57)から、白色のわずかに吸湿性の固体(5.4mg、収率=19%)として実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(ギ酸塩として)(1H,CDCl3):δ 7,9(s,1H),6.8(m,4H),6.65(s,2H),6.15(s,2H),5.05(s,2H),3.66(s,3H),3.4(d,1H),3.25(t,2H),3.2(d,1H),2,75(t,2H),2.6(d,1H),2.55(m,1H),2.5(s,3H),2.0(m,2H),1.7(m,1H),1.45(t,1H),0.8(m,1H);酸プロトンは観察されなかった。MS(塩酸塩)(m/z):475[MH]
実施例99−104:
実施例99−104を、実施例53−58に記載の方法と同様に、(1R,5S/1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−1−[6−(トリフルオロメチル)−3−ピリジニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として調製した。
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
実施例105−109:
実施例105−109を、実施例53−58に記載の方法と同様に、5−[(1R,5S/1S,5R)−3−(3−クロロプロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキシ−1−イル]−2−メチル−1,3−ベンゾチアゾール(40mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として調製した。
Figure 0005166267
Figure 0005166267
Figure 0005166267
実施例110:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(400mg)から白色のわずかに吸湿性のある固体として収量383mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=46%)。
NMR(H,CD3OD):δ 8.46(s,1H),7.54(bs,1H),7.47(bd,1H),7.41(bd,1H),4.19(d,1H),3.09(d,1H),3.87(s,3H),3.71(m,2H),3.51(t,2H),3.46(t,2H),2.49(s,3H),2.33(m,3H),1.67(m,1H),1.39(m,1H)。MS(m/z):482[MH]
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩を分離し、キラルカラム キラルセルAD−H、25x2.1cm、溶出液 9%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 2mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパックAD−H,25x0.46cm、溶出液 10%含有CO(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量19.4mgで回収した。保持時間=12.6分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量18.3mgで回収した。保持時間=14.7分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を得た。
実施例110:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(400mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量383mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=46%)。
NMR(H,CD3OD):δ 8.46(s,1H),7.54(bs,1H),7.47(bd,1H),7.41(bd,1H),4.19(d,1H),3.09(d,1H),3.87(s,3H),3.71(m,2H),3.51(t,2H),3.46(t,2H),2.49(s,3H),2.33(m,3H),1.67(m,1H),1.3(m,1H)。MS(m/z):481[MH]
(1R,5S/1S,5R)−1−[3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩を分離し、キラルカラム キラルセル AD−H,25x2.1cm、溶出液 9%含有CO2(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 22mL/分、P 192bar、T 36℃、220nmの検出UV、ループ 2mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,25x0.46cm、溶出液 10%含有CO2(エタノール+0.1%イソプロピルアミン)、流速 2.5mL/分、P 180bar、T 35℃、220nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量19.4mgで回収した。保持時間=12.6分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量18.3mgで回収した。保持時間=14.7分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー1は、エナンチオマー2より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例111:(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(400mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量349mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=45%)。
NMR(H,CD3OD):δ 8.46(s,1H),7.75−7.65(m,2H),7.38(t,1H),4.1(d,1H),3.93(d,1H),3.78(s,3H),3.71(d,1H),3.54(d,1H),3.48(t,2H),3.38(t,2H),2.45(s,3H),2.36(m,1H),2.25(m,2H),1.54(m,1H),1.34(m,1H)。MS(m/z):481[MH]
(1R,5S/1S,5R)−1−[2−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H,250x4.6mm、溶出液 n−ヘキサン/エタノール 88/12(アイソクラチック)、流速 1mL/分、P 200−400bar、T 36℃、200−400nmの検出UV、ループ 2mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,250x4.6mm、溶出液 n−ヘキサン/エタノール 88/12(アイソクラチック)、流速 1mL/分、P 200−400bar、T 36℃、200−400nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(98mg)から塩酸塩の白色固体として収量37mgで回収した。保持時間=20.4分。UVによる純度98.5% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(98mg)から塩酸塩の白色固体として収量35mgで回収した。保持時間=23.0分。UVによる純度99.5% a/a。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>1log単位を示した。
実施例112:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(430mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量658mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した(y=76%)。
NMR(H,CD3OD):δ 8.37(s,1H),7.57(m,2H),7.17(d,1H),3.9(m,4H),3.77(s,3H),3.74(m,1H),3.65−3.30(m,6H),2.44(s,3H),2.21(m,2H),2.13(m,1H),1.43(t,1H),1.24(m,1H)。MS(m/z):494[MH]
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(メチルオキシ)−5−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩を分離し、キラルカラム キラルパック AD−H,250x4.6mm、溶出液 n−ヘキサン/エタノール+0.1%イソプロピルアミン 70/30(アイソクラチック)、流速 6mL/分、270nmの検出UV、ループ 2mLを用いて、セミ分取超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により分離されたエナンチオマーを得た。所定の保持時間を、キラルカラム キラルパック AD−H,250x4.6mm、溶出液 n−ヘキサン/エタノール 70/30(アイソクラチック)、流速 0.8mL/分、200−400nmの検出UVを用いて、分析的超臨界流体クロマトグラフィー(Gilson)により得た。
エナンチオマー1を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量18.3mgで回収した。保持時間=15.5分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2を、ラセミ化合物(100mg)から塩酸塩の白色固体として収量22.2mgで回収した。保持時間=17.5分。UVによる純度>99% a/a。
エナンチオマー2は、エナンチオマー1より高いfpKi(D3)>2log単位を示した。
実施例113:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(4−クロロ−2−フルオロフェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、(1R,5S/1S,5R)−1−[4−クロロ−2−フルオロフェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(130mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量112mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.27(s,1H),7.3(t,1H),7.1(m,2H),3.95(d,1H),3.8(d,1H),3.67(s,3H),3.56(dd,1H),3.4−3.2(m,5H),2.34(s,3H),2.15(m,3H),1.4(t,1H),1.18(t,1H)。MS(m/z):448[MH]
実施例114:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−{3−[(トリフルオロメチル)オキシ]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(150mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量160mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.41(s,1H),7.49(t,1H),7.3(s,1H),7.37(d,1H),7.24(m,1H),4.17(d,1H),3.9(d,1H),3.8(s,3H),3.69(d,2H),3.51(t,2H),3.42(t,2H),2.47(s,3H),2.3(m,3H),1.57(dd,1H),1.36(t,1H)。MS(m/z):480[MH]
実施例115:(1R,5S/1S,5R)−1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−(2−フルオロ−4−メチルフェニル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(148mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量60mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.39(s,1H),7.26(t,1H),7.01(m,2H),3.93(m,1H),3.77(m,4H),3.61(m,1H),3.41−3.38(m,5H),2.47(s,3H),2.36(s,3H),2.23(m,2H),2.19(m,1H),1.45(t,1H),1.21(t,1H)。MS(m/z):428[MH]
実施例116:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−クロロ−4−(メチルオキシ)フェニル]−3−(2−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、1−[3−クロロ−4−(メチルオキシ)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(60mg)から白色のわずかに吸湿性の固体として収量56mgで実施例1に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CD3OD):δ 8.4(s,1H),7.35(m,1H),7.1(m,2H),4.01(m,1H),3.89(m,4H),3.8(s,3H),3.6−3.3(m,6H),2.47(s,3H),2.23(m,2H),2.19(m,1H),1.4(m,1H),1.2(m,1H)。MS(m/z):460[MH]
実施例117:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(70mg)、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(85mg)、炭酸カリウム(43mg)、NaCOおよびヨウ化ナトリウム(45mg)の無水DMF(0.6mL)中混合物を、60℃で24時間加熱した。真空中で溶媒を除去した後、残渣を酢酸エチルで溶解し、有機相を飽和水性重炭酸ナトリウムで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で濃縮した。粗生成物を。フラッシュクロマトグラフィー(ジクロロメタン〜ジクロロメタン中10%MeOH)に付して精製し、65mgの遊離塩基の標記化合物を得た。該物質のジクロロメタン(1mL)中溶液にHCl(EtO中1M、0.13mL)を添加し、溶媒を真空下で蒸発し、次いで、得られた物質をEtOで磨砕し、白色固体として69mgの標記化合物を得た(収率50%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.39(bs,1H),8.56(s,1H),7.39(d,2H),7.35(d,2H),4.02(m,1H),3.72(m,1H),3.68(s,3H),3.60(t,1H),3.51(bm,1H),3.27(m,4H),2.60(s,3H),2.37(s,3H),2.35(s,3H),2.19(m,1H),2.16(m,2H),1.62(m,1H),1.15(m,1H);MS(m/z):507.2[MH]
実施例118:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−{4−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、白色固体として収率55%で((1R,5S/1S,5R)−1−{4−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジニル]フェニル}−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを用いて)実施例117に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl):δ 10.44(bs,1H),8.56(s,1H),8.29(d,1H),8.17(t,1H),8.09(d,2H),7.84(d,1H),7.43(d,2H),4.08(m,1H),3.75(m,1H),3.68(s,3H),3.64(t,1H),3.53(bm,1H),3.28(m,4H),2.37(s,3H),2.27(m,1H),2.17(m,2H),1.68(m,1H),1.17(m,1H);MS(m/z):541.2[MH]
実施例119:(1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、白色固体として収率53%で((1R,5S/1S,5R)−1−[3−(2,4−ジメチル−1,3−チアゾール−5−イル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを用いて)実施例117に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl):δ 10.53(b,1H),8.58(s,1H),7.43(d,1H),7.28−7.38(m,3H),4.07(dd,1H),3.73(dd,1H),3.70(s,3H),3.61(t,1H),3.53(m,1H),3.34(m,2H),3.29(t,2H),2.64(s,3H),2.39(s,3H),2.73(s,3H),2.23(m,1H),2.20(m,2H),1.68(t,1H),1.16(t,1H);MS(m/z):507.1[MH]
実施例120:(1R,5S/1S,5R)−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[3−(5−メチル−2−チエニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
標記化合物を、白色固体として収率51%で((1R,5S/1S,5R)−1−[3−(5−メチル−2−チエニル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを用いて)実施例117に記載の方法と同様に調製した。
NMR(H,CDCl):δ 10.44(b,1H),8.58(s,1H),7.49(d,1H),7.45(dt,1H),7.37(t,2H),7.18(dt,1H),6.84(t,1H),4.08(dd,1H),3.76(dd,1H),3.70(s,3H),3.62(t,1H),3.54(tm,1H),3.28(t,4H),2.48(s,3H),2.39(s,3H),2.24(m,1H),2.19(t,2H),1.65(t,1H),1.16(t,1H);MS(m/z):472.0[MH]
実施例121:(1R,5S/1S,5R)−1−[4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン
Figure 0005166267
標記化合物を、白色固体として収率55%で((1R,5S/1S,5R)−1−[4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンを用いて)実施例117に記載の方法と同様に調製した。
MS (m/z):491.2[MH]
実施例122:(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
(1S,5R)−1−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン(調製例18、60mg)、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(調製例78、78mg)、ポリスチレン上の2−tert−ブチルイミノ−2−ジエチルアミノ−1,3−ジメチルペルヒドロ−1,3,2−ジアザ−ホスホリン(2.2mmol/g、140mg)および触媒量のNaIの乾アセトニトリル(3ml)中混合物を70℃で4時間、次いで、55℃で一晩加熱した。樹脂を濾過により除去し、アセトニトリル(2x3ml)で洗浄した。溶媒を真空下で除去し、残りの固体を乾DMF(0.5ml)で溶解し、3−[(3−クロロプロピル)チオ]−5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール(調製例78、60mg)を、次いで、炭酸カリウム(118mg)を添加した。得られた懸濁液を60℃で一晩加熱した。室温で重炭酸ナトリウムの飽和溶液(4ml)を添加し、懸濁液をDCMで抽出した(2x6ml)。得られた溶液をSCXカラム上に充填し、MeOHで、次いで、MeOH/NH 0.25Mで溶出した。得られた物質を、分取HPLCに付して精製し、次いで、実施例15に記載の方法にしたがって塩酸塩に変換し、白色のわずかに吸湿性の固体として標記化合物を得た(37mg、収率27%)。
NMR(H,DMSO):δ 10.38(b,1H),7.71(d,1H),7.64(t,1H),7.59(d,1H),3.98(bd,1H),3.76(bd,1H),3.65(s,3H),3.54(b,1H),3.44(bt,1H),3.31(b,2H),3.24(t,2H),2.47(s,3H),2.35(m,1H),2.29(s,3H),2.11(m,2H),1.63(t,1H),1.13(t,1H)。MS(m/z):496[MH]
実施例123:(1S,5R)−3−(3−{[5−(2,4−ジメチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4−メチル−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
Figure 0005166267
HPLC方法
HPLCアッセイ(短期):
カラム型 Phenomenex LUNA
カラム長さ[cm] 5
内径[cm] 0.2
粒径[um] 3.0
移動相 A:水中0.05v/v%TFA/B:アセトニトリ
ル中0.05v/v%TFA
工程1:時間−保持(Reserv.)A−保持B 時間0分100%A
工程2:時間−保持A−保持B 時間8分5%A
工程3:時間−保持A−保持B 時間8.01分100%A
流速[mL/分] 1
カラム温度[℃] 40
オートサンプラー温度[℃] AMB
検出型 UV
波長[nm] 220
注入量[uL] 1
実行時間 8分。
HPLC キラル1
カラム型 キラルセル OD−H
カラム長さ[cm] 25
内径[cm] 4.6
粒径[um] 5
移動相 ヘプタン/IPA 85/15v/v%
流速[mL/分] 1
カラム温度[℃] 30
オートサンプラー温度[℃] AMB
検出型 UV
波長[nm] 220
注入量[uL] 10
希釈因子 5
HPLCアッセイ(長時間):
カラム型 LUNA 3u フェニル−ヘキシル
カラム長さ[cm] 15
内径[cm] 0.46
粒径[um] 3.0
移動相 A:水中0.05v/v%TFA/B:アセトニトリ
ル中0.05v/v%TFA
工程1:時間−保持A−保持B 時間0分95%A−5%B
工程2:時間−保持A−保持B 時間30分5%A−95%B
工程3:時間−保持A−保持B 時間30.01分95%A−5%B
流速[mL/分] 1
カラム温度[℃] 40
オートサンプラー温度[℃] AMB
検出型 UV
波長[nm] 220
注入量[uL] 10
実行時間 30分.
HPLC キラル2
カラム型 キラルパック AD
カラム長さ[cm] 25
内径[cm] 4.6
粒径[um] 10
移動相 ヘプタン/IPA 85/15v/v%
流速[mL/分] 0.8
カラム温度[℃] 25
オートサンプラー温度[℃] AMB
検出型 UV
波長[nm] 270
注入量[uL] 10
希釈因子 10
調製例123(1):3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
Figure 0005166267
調製例123(1A):4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸
Figure 0005166267
エチル−2−クロロアセト酢酸塩(28.6g、24.0mL)をDMF(28.6mL)で溶解し、ホルムアミド(19.5mL)を添加した。得られた溶液を、窒素下で21時間、120℃(内部温度)まで加熱した。混合物を、20℃まで冷却し、tert−ブチルメチルエーテル(172mL)で希釈し、水(115mL)で洗浄した。水相を再度、115mLのtert−ブチルメチルエーテルで抽出し、合した有機層を水(86mL)で2回洗浄し、3NのNaOH(86mL)で処理した。得られた混合物を、20℃で3時間攪拌した。有機層を処分し、一方、水層を10分かけてpH2まで20mLの濃HCl(37%溶液)で酸性化した。沈殿が溶液から粉砕し始めた。懸濁液を20℃で2時間攪拌し、濾過し、ケークを14.3mLの冷水(約10℃)で洗浄した。収集した固体を、40℃で16時間高真空下にて乾燥した。標記化合物を理論的収率の35.3%で得た(7.81g)。
NMR(1H,DMSO−d6,δ ppm):13.5(bs,1H),8.47(s,1H),2.38(s,3H)
MS(m/z):128[MH]
調製例123(1B):4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン
Figure 0005166267
4−メチル−1,3−オキサゾール−5−カルボン酸(調製例1Aの方法にしたがって調製、12.9g)を、DMF(60mL)で溶解し、4−メチル−3−チオセミカルバジド(11.61g)で処理した。次いで、20℃でジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)(31.0mL)を添加した。氷浴で冷却しながら、酢酸エチル中50重量% T3P(90mL)を、15℃以下の温度を保持しながら20分かけて滴下した。次いで、得られた混合物を、20℃で6時間攪拌した。
混合物を、4MのNaOH(120.0mL)で希釈した。得られた二相性混合物を分離し、上層の有機層を処分した。水層(pH=8)を、付加的に4MのNaOH(60mL)でpH=11に調整し、次いで、30分間70℃(内部温度)に加熱した。一晩冷却した後、37%HClを、pH=5に達するまでゆっくりと添加した。懸濁液を8時間攪拌し、次いで、固体を濾過し、水(60mL)で洗浄し、40℃で一晩真空オーブンにて乾燥した。標記化合物を53%の理論的収率で得た(10.48g)。
NMR(1H,DMSO−d6,δ ppm):14.11(bs,1H),8.60(s,1H),3.61(s,3H),2.33(s,3H)
MS(m/z):197[MH]
3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール
Figure 0005166267
4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン(調製例2Aの方法にしたがって調製、380g)を、メタノール(1140mL)およびアセトン(2660mL)、次いで、KCO(380g)および1−ブロモ−3−クロロプロパン(251mL)の混合物に添加した。懸濁液を20±2℃で4時間攪拌した。溶媒の容量を減らし、次いで、酢酸エチル(4800mL)を添加し、有機層を水で2回洗浄した(各2400mL)。有機層を約3300mLに蒸留し、酢酸エチル(3800mL)で希釈し、再度同水準に蒸留した。30分間攪拌した混合物を冷却すると、いくつかの沈殿気体でに観察された。ヘプタン(3800mL)を、30分かけてゆっくりと添加し、より良い生成物を、細かく、重い固体として粉砕した。懸濁液を、20±2℃でさらに4時間攪拌した。固体を濾過により収集し、1140mLの酢酸エチル/ヘプタン(1:2)混合物で洗浄した。固体を減圧下で一晩、40℃で乾燥機にて乾燥し、59.3%の理論的収率で3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾールを得た(314g)。
NMR(1H,DMSO−d6,δ ppm):8.55(s,1H),3.76(t,2H),3.68(s,3H),3.26(t,2H),2.37(s,3H),2.14(m,2H)
MS(m/z):273[MH]
調製例123(2):3−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピロール−2,5−ジオン
Figure 0005166267
マレイミド(48.6g)を、N下にてアセトニトリル(300mL)で懸濁し、tert−ブチル亜硝酸塩(38mL)、次いで、塩化銅(II)(45g)を添加した。得られた懸濁液を0℃まで冷却し、純粋な4−アミノ−2−フルオロトリフルオロベンゼン(50g、35.2mL)を約45分で滴下した。アニリン付加中、内部温度を10℃以下に保ち、気体発生を観察した。反応混合物を0℃で1時間、次いで、20℃で一晩攪拌した。次いで、10%HCl(300mL)を添加した。得られた二相性混合物をAcOEt(300mL)で抽出した。有機層を水(300mL、6容量)で、次いで、10%NaCl(300mL)で洗浄した。溶媒の蒸発乾固後、残渣をIPA(200mL)で溶解し、乾燥するまで再蒸留した。次いで、IPA(100mL、2容量)および2,6−ルチジン(17.5mL)を添加し、懸濁液を20分間還流し、透明な暗色溶液を得た。20℃まで冷却した後、懸濁液を一晩攪拌し、次いで、水(200mL)でフィルター上にて洗浄することにより固体を濾過した。真空下で50℃にて乾燥した後、生成物を30.6%の理論的収率でベージュ色固体として得た(22.13g)。
1H NMR(DMSO−d6)ppm:11.29(br.s.,1H);8.21(t,1H);7.90(d,1H);7.75(d,1H);7.15(s,1H)
調製例123(3):1(1R,5S/1S,5R)−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
Figure 0005166267
調製例123(3A):1(1R,5S/1S,5R)−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオン
水酸化ナトリウム(258.1g)を、N下、ヨウ化トリメチルスルホキソニウム(1013g)のジメチルスルホキシド(4470mL)中攪拌懸濁液に添加した。得られた混合物を、室温で1時間(または透明溶液を観察するまで)攪拌した。
次いで、ジメチルスルホキシド(1490mL)で溶解された3−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピロール−2,5−ジオン(調製例2の方法にしたがって調製、596.0g)を、内部温度を25℃以下に保ちながら30分間かけて滴下し、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。
次いで、混合物をtert−ブチルメチルエーテル(6000mL)で希釈し、2NのHCl(4800mL)を室温でゆっくりと添加した。二相に分離した後、水層を再度、tert−ブチルメチルエーテル(3000mL)で抽出し、収集した有機層を水(3000mL)、次いで、NaCl 10%(3000mL)で2回洗浄した。
有機層を1800mLに濃縮し、次いで、4800mLのテトラヒドロフランを添加し、溶液を再度、1800mLに濃縮した。得られた1(1R,5S/1S,5R)−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−2,4−ジオンのテトラヒドロフラン溶液その物を次の工程に用いた。
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩
下、NaBH(351g)、次いで、テトラヒドロフラン(3600mL)を充填し、次いで、前工程で調製された1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンのテトラヒドロフラン中溶液を1時間かけて滴下し、得られた懸濁液を室温で1時間攪拌した。
次いで、BF−THF複合体(1440mL)を、内部温度を約25℃に保ちながら1時間30分かけて滴下し、得られた懸濁液を25℃で24時間攪拌した。
混合物を0℃まで冷却し、メタノール(2400mL)を、気体発生を観察しながら2.5時間かけて慎重に滴下した。次いで、懸濁液を、30分間加熱還流し、大気圧で2400mLまで蒸留した。得られた懸濁液をtert−ブチルメチルエーテル(6000mL)および2NのHCl(3600mL)で希釈し、次いで、混合物を室温で1時間攪拌した。水相を処分し、有機相を、2NのNaOH(2400mL)で、次いで、10%NaCl溶液(3000mL)で2回洗浄した。
有機相を1800mLに蒸留し、次いで、3000mLのtert−ブチルメチルエーテルで希釈し、再度1800mLに蒸留した。
3000mLのtert−ブチルメチルエーテル、次いで、780mLのイソプロパノール中HCl(5−6N)を添加するとすぐに、沈殿を観察した。
懸濁液を一晩熟成し、次いで、ert−ブチルメチルエーテル(1200mL)で洗浄しながら固体を濾去した。40℃で16時間乾燥した後、1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(369.1g)を、57mol%の理論的収率で白色固体として得た。
NMR(1H,DMSO−d6,δ ppm):9.64(bs,2H);7.70(dd,1H);7.64(t,1H);7.58(dd,1H);3.62(dd,1H);3.50(dd,1H);3.42(d,1H);3.35(d,1H);2.24(m,1H);1.41(t,1H);1.15(m,1H)
調製例123(4):(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン[(1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプト−1−イル]メタンスルホン酸塩
Figure 0005166267
調製例3から得られた1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩(369.0g)を、tert−ブチルメチルエーテル(2950ml)で懸濁し、1NのNaOH(1850ml)で処理した。混合物を15分間攪拌し、完全に溶解し、次いで、分離した。有機層を水(1850ml)、次いで、1850mlの10重量%NaCl溶液で2回洗浄した。有機層を1110mlに濃縮し、より多くのtert−ブチルメチルエーテル(1850ml)で希釈し、1110mlに蒸留した。
溶液をアセトニトリル(1850ml)で希釈し、再度1110mlに蒸留した。
得られた溶液を2960mlに希釈し、(−)−(R)−カンファースルホン酸(171.63g)を添加した。出発物質のw/wアッセイに基づく補正を導入しながら、正確な量の(−)−(R)−カンファースルホン酸を決定した。
完全に溶解し、次いで、30分後沈殿が観察された。スラリーをN下、20℃で22時間熟成し;次いで、濾過し、ケークを付加的なアセトニトリル(740ml)で洗浄した。収集した固体を、減圧下、40℃でオーブンにて18時間静置した。223.5gの標記化合物を35.8mol%の理論的収率で得た。
1H NMR(DMSO−d6)ppm:9.12(br.s.;2H);7.72(dd,1H);7.63(t,1H);7.60(m,1H);3.67(dd,1H);3.56(dd,1H);3.47(d,1H);3.42(d,1H);2.90(d,1H);2.67(m,1H);2.41(d,1H);2.26(m,2H);1.95(t,1H);1.87(m,1H);1.79(d,1H);1.30(m,3H);1.19(m,1H);1.05(s,3H);0.76(s,3H)
HPLCアッセイ(短時間):>99% a/a
HPLCキラル1:鏡像体過剰率(e.e.)>80%
(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン酒石酸塩
前述の調製例123(4)と同様の方法で調製された、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン[(1R,4S)−7,7−ジメチル−2−オキソビシクロ[2.2.1]ヘプト−1−イル]メタンスルホン酸塩(310g)を、tert−ブチルメチルエーテル(3.1L)で懸濁し、1NのNaOH(1.55L)で処理した。相分離後、有機層を水(各1.55L)で2回洗浄し、次いで、約620mLに蒸発した。新たなtert−ブチルメチルエーテル(620mL)を添加し、溶液を再度620mLに蒸発した。DMF(0.93L)の添加後、溶液を約0.93Lに蒸発し、325メッシュのKCO(143g)、KI(171g)および調製例123(1)と同様に調製された3−[(3−クロロプロピル)チオ]−4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール(283g)を室温で添加した。次いで、得られた混合物を62−63℃で5時間加温し、次いで、20℃に冷却した。酢酸エチル(1.55L)で希釈した後、水(1.55L)を添加し、相を分離した。有機層を水(各775mL)で2回洗浄し、さらに酢酸エチル(0.31L)で希釈し、620mLに濃縮し、付加的な酢酸エチル(620mL)で希釈し、再度蒸発乾固した。得られた黄色ろう状固体の一部(全330gに対して315g)をアセトン(2.30L)で溶解し、L−酒石酸(93.3g)を20℃で添加した。20分後、水(74mL)を添加し、酸を完全に溶解した。すぐに白色固体の沈殿が生じた。混合物を20℃で3時間攪拌し、次いで、濾過し、ケークをアセトン/水(2/1)混合物(0.9L)で洗浄した。真空下で40にて20時間乾燥した後、標記化合物を灰白色固体として得(347g)、HPLC(短時間)に付して特有の純度97.8% a/aを得た。
NMR(1H,DMSO−d6):8.55(s,1H)、7.61(d,1H)、7.53(m,2H)、4.27(s,2H)、3.67(s,3H)、3.33(d,1H)、3.19(t,2H)、3.13(d,1H)、2.64(t,2H)、2.58(dd,1H)、2.50(m,1H)、2.37(s,3H)、1.94(m,1H)、1.86(m,2H)、1.35(t,1H)、0.82(dd,1H)。MS(m/z):482[MH]
実施例124:雄ラットの性的欲求および完了行動に対する(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン塩酸塩の急性投与の効果
背景:自然の恩恵に対する効果を評価ならびに臨床上活性なゴールド基準と比較して該アプローチを潜在的に識別するために、性的欲求および完了行動に対する標記化合物(0.03、0.3および3mg/kg腹腔内;−1時間、実施例40と同様な方法で調製)の効果は、急性投与後ラットにおいて評価された。標記化合物の効果は、雄(到着時約300g)および雌(到着時250g)Wistarラットにおけるラテン(Latin)方格実験計画にしたがって評価された。
方法−性的に経験を積んだ雄ラットを標記化合物で処理し、1時間後、雄ラットを、個々に受容的な雌に接触させ、雄の意欲を活性化する性的誘因動機付け試験(10分)を行った(Agmo A.,Journal of Comparative Psychology.117(1),Mar 2003,3−14)。以下のパラメータを記録した:(1)(刺激ケージの近くの)刺激区域で費やした時間;(2)該区域の訪問数、および好みのスコア(性的誘因区域で費やした時間/(性的誘因区域での時間+社会的誘因区域での時間))。誘因動機付け試験直後、各対象を、受容的な雌が存在する観察ケージに移し、次いで、その交尾行動を、1回目の射精後間隔の終わりまで記録した。観察ケージにおいて、以下の行動パラメータを記録した:(1)背乗り時間(雌の紹介から骨盤を押しながら最初の背乗りまでの時間);(2)挿入時間(雌の紹介から膣へ挿入しながら最初の背乗りまでの時間);(3)射精時間(1回目の挿入から射精までの時間);(4)射精後の間隔(射精から次の挿入までの時間);(5)背乗りの数、および(6)挿入の数。
結果−データを平均値±標準誤差として表す。
Figure 0005166267
Figure 0005166267
結論−性的および社会的刺激に曝される場合、標記化合物は、雄ラットの性的誘因動機付けに影響を及ぼさない。興味深いことに、標記化合物の特異的効果は、背乗りの数、射精時間および射精後の間隔の著しい増加により示されるように射精パターンで観察された。
実施例125:ストレス誘導性食物摂取に対する(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン酒石酸塩の効果
過食症の動物モデル
ダイエットは、ストレスに対する過食の最大の兆しである。該特別な場合において、過食症または食欲異常行動は、ヒトの疾患(各々、多食症または拒食症)の重要な特徴として認められる。2種の臨界因子は、過食症の提示;食事制限の前歴および(脂肪および砂糖が濃密な)高級で味のよい(HP)食物の利用および環境ストレスとの相互作用を調節しているように思われる。これらの根拠に基づいて、前臨床モデルは、過食症に対する試験化合物の起こり得る治療効果を探索するために開発されうる。用いられてもよいあるモデルは、Haganら(Hagan,M.M.ら,Physiol and Beh 77(2002):45−54)に記載されている。
以下のような少し変更は、それらのモデルに適用されうる、例えば:
FSを伝達する機器:受動回避(Gemini Avoidance System,Coubourn Instrument,San Diego)は、金属棒室を備えた4つの閉ざされた通路の代わりに用いられてもよい(Coulbourn Instruments Habitest System,Allentown,PA)。
リフィーディング:6日の代わりに4日
HP食物:Oreo(登録商標)ビスケットの代わりにBaiocchi(登録商標)(Barilla)
薬物治療に対する動物の提示について:Placidiら,Int J Eat Disord 2004 36(3) 328−41を参照。
上記の変更を一部とする、Haganらによるモデルに基づき、過食症のモデルを、以下のとおり示してもよい。雌Sprague Dawleyラット(7週齢)は、21±1℃および12時間/12時間の明/暗サイクル(暗期:18:00−06:00)下で全実験期間1匹ごとに飼育されうる。開始前に、ラットは、7日間これらの条件に慣れさせうる。次いで、ラットは、2群に分けられうる(16匹の動物/群)。ある群は、実験の24日間適宜食物をとってもよく(非制限群:NR)、一方、他の群(制限群:R)は、4日間食事制限を受け(他の対照群が食事している食物摂取量の66%)、次の4日間適宜食事をしてもよい。該サイクルを3回繰り返しうる。栄養補給の最終日後、各群は、2群に再分類されうる。NR群の8匹の動物およびR群の8匹の動物は、ストレス刺激を受けうる(15秒間隔で分離される0.6mAの4回のフット・ショック(FS))、一方、他の2つの小群は、FSが同一時間に供給される同一のケージ中にとどめておくことができるが、FSを受けていない(ショックを受けていない:NS)。4群は、S/NR、NS/NR、S/RおよびNS/Rである。ショック装置の時間後すぐに、ラットは、薬物治療(試験化合物またはビヒクルの投与)を受け、次いで、動物群体に戻りうる。予め測定された量のペレットまたはHP食物(Baiocchi(登録商標))を各ケージに置くことができ、4時間後の食物摂取量を測定した。食物摂取量は、kcalで表されうる。
他の関連のある前臨床モデルは、例えば、Hudson A.L.,Man J.,Willems R.,Nutt D.J.およびAshton D.,at the 28th Annual Meeting Canadian College of Neuropsychopharmacology,July 2−5,2005,St John’s,Newfoundland,Canadaに記載されている。
論理的根拠−実施例123と同様な方法で調製された、標記化合物の効果は、上記の動物モデルで試験した。本研究の目的は、ヒトの過食症と同様の食事(制限された:R)およびストレス(ショックを受けた)条件の3サイクルを受けた動物における該化合物の効果を評価することであった。
方法−雌Sprague Dawleyラット(7週齢)を、21±1℃および12時間/12時間の明/暗サイクル(暗期:18:00−06:00)下で全実験期間1匹ごとに飼育した。ラットは、4日間食事制限を受け(66%の食物摂取量対対照群)、次の4日間適宜食事を取った。該サイクルを3回繰り返した。さらに、他の2群は、(制限なく:NR)適宜食事を取っている群とさらにショックを受けた群(NR/S)であった。栄養補給の最終日後、動物はストレス刺激を受け(15秒間隔で分離された0.6mAの4回のフット・ショック(FS))、ショックの直後にビヒクルまたは標記化合物(0.03、0.3または3mg/kg;腹腔内)を受けた。これらは、S/R(ショックを受けた/制限を受けた)ラットであった。S/NRラットは、S/R群と同一の方法でショックおよびビヒクルまたは標記化合物(実施例123と同様な方法で調製;3mg/kg;腹腔内)を受けた。ショック装置で費やした時間の直後に、ラットは動物群体に戻した。予め測定した量のChow(ペレット)またはHP食物(Baiocchi(登録商標))は、各ケージに置き、食物摂取量を4時間後に測定した。
結果−
Figure 0005166267
最初の4群の分析(S/R):全食物摂取量に対して標記化合物の著しい効果があった(1方向ANOVA(F(1,36)=7.75;p=0.008);最も高用量の3mg/kgは、全食物摂取量を著しく減少した。
HPに対して標記化合物の著しい効果があった(ANOVA(F(1,36)=11.6,p=0.002);最も高用量の3mg/kgは、HP摂取量を著しく減少した(Dunnett’s:p<0.01)。Chowに対して標記化合物の著しい効果があった(F(1,36)=4.29、p=0.04);最も高用量の3mg/kgは、chow摂取量を著しく減少した(Dunnett’s、p<0.05)。
化合物は、対照に対して、ストレスのない動物の抑制効果を示さなかった。
結論標記化合物は、ストレス誘導性過食に対する著しい抑制効果をもたらした。ストレスのない動物には、著しい効果は観察されなかった。
限定するものではないが、特許および特許出願を包含する本明細書中に引用される全ての出版物は、出典明示により、あたかも個々の出版物が特別かつ個別に、出典明示によりその全体が示されているかの如く本明細書の一部となることが示されているかのように、本明細書の一部とされる。
その記載および請求の範囲が一部を形成する本出願は、いずれの後の出願に関しても優先権の基礎として使用することができる。かかる後の出願の請求の範囲は、本明細書中に記載されるいずれの特徴または特徴の組み合わせに向けられたものであってもよい。それらは、生産物、組成物、方法または使用のクレームの形態を取ってもよく、例示として、限定するものではないが、添付の請求の範囲を包含しうる。

Claims (12)

  1. 食症または早漏の治療のための医薬の調製における式(I):
    Figure 0005166267
    [式中:
    Gは、フェニル、ピリジル、ベンゾチアゾリル、およびインダゾリルからなる群より選択され;
    pは、0〜5の範囲の整数であり;
    は、独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、ハロC1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択されるか;または基Rに相当し;
    は、水素またはC1−4アルキルであり;
    は、C1−4アルキルであり;
    は、水素、またはフェニル基、ヘテロシクリル基、5もしくは6員の芳香族複素環基、または8〜11員の二環式基であり、そのいずれもがハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、およびC1−4アルカノイルからなる群より選択される1、2、3または4個の置換基で置換されていてもよく;
    は、イソオキサゾリル、−CH−N−ピロリル、1,1−ジオキシド−2−イソチアゾリジニル、チエニル、チアゾリル、ピリジル、および2−ピロリジノニルからなる群より選択される部分であり、かかる基は、ハロゲン、シアノ、C1−4アルキル、ハロC1−4アルキル、C1−4アルコキシ、またはC1−4アルカノイルから選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
    が塩素であって、pが1である場合、かかるRは、分子の残部への結合部分に対してオルト位で存在することなく;RがRに相当する場合、pは1である]
    で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の使用。
  2. 過食症の治療のための医薬の調製における請求項1記載の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の使用。
  3. 早漏の治療のための医薬の調製における請求項1記載の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物の使用。
  4. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項1記載の使用。
  5. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項2記載の使用。
  6. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその塩もしくは溶媒和物である、請求項3記載の使用。
  7. 求項1記載の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を含む、過食症または早漏の治療のための医薬
  8. 求項1記載の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を含む、過食症の治療のための医薬
  9. 求項1記載の式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物を含む、早漏の治療のための医薬
  10. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロ-メチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項7記載の過食症または早漏の治療のための医薬
  11. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロ-メチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項8記載の過食症の治療のための医薬
  12. 式(I)で示される化合物またはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物が、(1S,5R)−1−[2−フルオロ−4−(トリフルオロ-メチル)フェニル]−3−(3−{[4−メチル−5−(4−メチル−1,3−オキサゾール−5−イル)−4H−1,2,4−トリアゾール−3−イル]チオ}プロピル)−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサンまたはその医薬上許容される塩もしくは溶媒和物である、請求項9記載の早漏の治療のための医薬
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