JP5166002B2 - 電子制御システムおよびこれに用いるロータリエンコーダ - Google Patents

電子制御システムおよびこれに用いるロータリエンコーダ Download PDF

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本発明は、被検出軸の回転に伴いA相信号とB相信号とを生成出力するロータリエンコーダと、上記A、B相両信号に基づいて被検出軸の回転動作を制御する電子制御装置とを備えた電子制御システムおよびこれに用いるロータリエンコーダに関するものである。
図7を参照して例えばエレベータ装置を電子制御する電子制御システムを説明すると、エレベータ装置1は、巻上機3を駆動用モータ5により駆動してロープ7を介して乗りかご9を昇降させる一方、被検出軸である駆動用モータ5のモータ軸10に取り付けたロータリエンコーダ11からの検出信号であるA、B相両信号を電子制御装置13に入力する(例えば特許文献1参照)。電子制御装置13では、マイクロコンピュータを内蔵しており、ロータリエンコーダ11からの検出信号により駆動用モータ5を駆動制御するようになっている。電子制御装置13によるエレベータの制御内容はその他種々あるが、その説明は略する。
以上の電子制御システムにおいて、電子制御装置13側にA、B相両信号に基づいて上記被検出軸の回転動作の制御を行うシステム制御部に加えて、上記システム制御部のダウン時に上記A、B相両信号に基づいて上記被検出軸の回転動作のバックアップ制御を行うバックアップ制御部を設けることが行われる場合がある。そしてこの場合、システム制御部だけにマイクロコンピュータを搭載するのではなくバックアップ制御部にもマイクロコンピュータを搭載することが行われた場合に、ロータリエンコーダ11においても、この電子制御装置13に対応することが要求されてくるようになる。
図8で示すように、ロータリエンコーダ11は、一般的に、投光素子LEDと2つの受光素子PD1,PD2との間に、円周方向等間隔に投光素子LEDからの光を透過することができる複数のスリット(以下回転スリットと言う)を有する回転スリット板RSと、この回転スリット板RSの一方側に上記スリットと同様に投光素子LEDからの光を透過することができるスリット(以下固定スリットと言う)を有する固定スリット板FSとを対向配置している。
この固定スリット板FSの固定スリットは、投光素子LEDからの光を電気角で順次90度ずつずれさせて回転スリット板RSの回転スリットを通過させて光信号を形成するようになっている。
図9で示すように、受光素子PD1,PD2では検出部として上記光信号を受光し、この受光素子PD1,PD2の受光出力を信号生成部としての比較回路CP1,CP2で基準電圧と比較することにより、比較回路CP1,CP2それぞれからは180度ごとに反転するA相信号と、A相信号から90度位相ずれし180度ごとに反転するB相信号とが生成出力され、図示略の出力部を介して、上記A、B相両信号が電子制御装置13に入力されるようになっている。電子制御装置13ではA、B相両信号から被検出軸の回転状態すなわちその回転方向や回転速度を検出することができるようになっている。
このようなロータリエンコーダ11では、電子制御装置13側にシステム制御部とバックアップ制御部との双方にマイクロコンピュータを搭載して電子制御システムとしての安全性を図るようにしても、その安全性の基礎であるロータリエンコーダ11側に異常等が存在していれば、上記安全性は容易に損なわれてしまうことが考えられる。そこで、電子制御システムのさらなる安全性の向上を期すべく、本出願人はロータリエンコーダ11に対して自己診断機能を付加することを考え、鋭意研究を行った。
特開平07−134048号公報
本発明により解決すべき課題は、ロータリエンコーダ出力により電子制御装置が安全にシステム運転を行うことを可能とした電子制御システムおよびこれに用いるロータリエンコーダを提供することである。
本発明による電子制御システムは、被検出軸の回転に伴いA相信号とB相信号とを生成出力するロータリエンコーダと、上記A、B相両信号に基づいて被検出軸の回転動作を制御する電子制御装置とを備えた電子制御システムにおいて、上記ロータリエンコーダ側にそれぞれ上記A、B相両信号を出力するメインとサブ2つのA、B相回路を設ける一方、電子制御装置側にそれぞれマイクロコンピュータ内蔵のシステム制御部とバックアップ制御部とを相互監視可能に設け、メインA、B相回路出力を電子制御装置のシステム制御部に、サブA、B相回路出力をシステムとバックアップ両制御部にそれぞれ出力する一方で、ロータリエンコーダ側で両A、B相回路の正常、異常を自己診断し、その自己診断結果をフェイルセーフ信号として電子制御装置側のシステムとバックアップ両制御部に出力することを特徴とするものである。
本発明では、ロータリエンコーダ側にメインとサブ2つのA、B相回路を設け、メインA、B相回路出力を電子制御装置のシステム制御部に、サブA、B相回路出力をシステムとバックアップ両制御部にそれぞれ出力する一方で、両A、B相回路の正常、異常を自己診断し、その自己診断結果をフェイルセーフ信号として電子制御装置側のシステムとバックアップ両制御部に出力するようにしたので、電子制御装置側ではシステムとバックアップ両制御部にマイクロコンピュータを搭載して電子制御システムとしての安全性を図ることができる一方、その安全性の基礎であるロータリエンコーダ側ではメインとサブ両A、B相回路の一方に異常等が存在しても、電子制御装置側には他方からA、B相両信号を入力して安全性を維持することができ、電子制御システム全体としてのさらなる安全性を図ることができるようになる。
また、ロータリエンコーダ側から電子制御装置側に対して上記故障等によりフェイルセーフ信号が出力された場合、電子制御装置側では、フェイルセーフ信号入力によりシステム運転を即座に停止する必要がなくなりシステム運転を安全に行うことができる。また、ロータリエンコーダ側でメインA、B相回路からサブA、B相回路に切り替わった場合では、メインA、B相回路に故障等が存在するので、システム管理者等はロータリエンコーダの故障等に対してメンテナンスを実施しその故障要因等を無くすことができる。
本発明では、電子制御装置側にシステムとバックアップ両制御部でシステム運転の安全性の向上を図る場合に、ロータリエンコーダ側でもメインA、B相回路に異常があっても、電子制御装置側では安全にシステム運転を継続することが可能となる。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る電子制御システムを詳細に説明する。実施の形態ではエレベータを制御する電子制御システムに適用しているが、他の電子制御システムにも適用することができる。
図1を参照して電子制御システムの概略構成を説明すると、ロータリエンコーダ11は、メインA、B相回路Mainと、サブA、B相回路Subと、マイクロコンピュータMCとを備える。電子制御装置13は、システム制御部SCと、バックアップ制御部BCとを備える。
ロータリエンコーダ11において、メインとサブの両A、B相回路Main,Subは、それぞれ、A、B相両信号を生成出力する。マイクロコンピュータMCは、両A、B相回路Main,Sub出力から当該両A、B相回路Main,Subの正常、異常を自己診断により判定しその判定出力をフェイルセーフ信号としてシステム制御部SCとバックアップ制御部BCとに出力する。
電子制御装置13において、システム制御部SCは、図示略のマイクロコンピュータを内蔵し、メインとサブの両A、B相回路Main,Subのうち一方からのA、B相両信号に基づいて駆動用モータ5の回転動作のシステム制御を行ない、バックアップ制御部BCは、図示略のマイクロコンピュータを内蔵し、システム制御部SCのダウン時にサブA、B相回路SubからのA、B相両信号に基づいて駆動用モータ5の回転動作のバックアップ制御を行う。両制御部SC,BCではロータリエンコーダ11からのフェイルセーフ信号によりロータリエンコーダ11の状態を監視すると共に、システム制御部SCがダウンしたときにバックアップ制御部BCがサブA、B相回路SubからのA、B相両信号に基づいて駆動用モータ5の回転動作をバックアップ制御するようになっている。システム制御部SCとバックアップ制御部BCは内蔵するマイクロコンピュータにより通信して相互監視可能であり、バックアップ制御部BCはシステム制御部SCがダウンしたか否かを監視している。
図2を参照してロータリエンコーダ11は、単一の投光素子LED、単一の固定スリット板FS、単一の回転スリット板RSを備える。投光素子LEDは電源と接地との間に電流制限抵抗R0、トランジスタTR0と共に直列に挿入接続され、後述するマイクロコンピュータMCの制御出力でオンオフするトランジスタTR0を通じて投光動作する。
また、メインA、B相回路Mainは、投光素子LEDからの投光を回転スリット板RSと、固定スリット板FSとを介して受光素子PD1(a+),PD1(a−),PD1(b+),PD1(b−)で受光する。これら受光素子PD1(a+),PD1(a−),PD1(b+),PD1(b−)、それぞれの出力は比較回路CP1,CP2で比較され、比較回路CP1,CP2からのメインA相信号(A)、比較回路CP2からはメインB相信号(B)が出力回路部RD1を介して電子制御装置13に出力されると共に、メインA相信号、メインB相信号は制御手段であるマイクロコンピュータMCに入力される。
サブA、B相回路Subも同様に投光素子LEDからの投光を回転スリット板RSと、固定スリット板FSとを介して受光素子PD2(a+),PD2(a−),PD2(b+),PD2(b−)で受光する。これら受光素子PD2(a+),PD2(a−),PD2(b+),PD2(b−)、それぞれの出力は比較回路CP3,CP4で比較され、比較回路CP3,CP4からのメインA相信号(A)、メインB相信号(B)が出力回路部RD2を介して電子制御装置13に出力されると共に、メインA相信号、メインB相信号は制御手段であるマイクロコンピュータMCに入力される。
マイクロコンピュータMCでは、メインA、B相回路MainとサブA、B相回路SubそれぞれからのメインとサブのA、B相両信号の正常、異常を判定すると共に、その判定に対応してフェイルセーフ信号を出力する。
図3、図4を参照して、実施の形態のロータリエンコーダ11の機械的構成を説明する。図3では投光素子LED、固定スリット板FS、回転スリット板RS、受光素子PD1(a+),PD1(a−),PD1(b+),PD1(b−),PD2(a+),PD2(a−),PD2(b+),PD2(b−)を示す。投光素子LEDからの投光は固定スリット板FS、回転スリット板RS、を介して各受光素子で受光される。
図4(a)にメインA、B相回路Main、図4(b)にサブA、B相回路Subに対応する構成を示すが、図4(a)、図4(b)それぞれに示す回転スリット板RS、固定スリット板FSは共に同一のものでもよい、図解の都合で図4(a)と図4(b)に分けて示す。
図4(a)、図4(b)において、rsは回転スリット板RSに円周方向等間隔に形成された回転スリットである。図中、回転スリット板RSにおいて、回転スリットrsの部分は図解上は白抜きで、回転スリットrs間は投光素子LEDの投光を遮光する部分であり、図解上はハッチングで示す。固定スリット板FSはこの回転スリットrsに対向する固定スリットfsを有する。
固定スリットfsは説明の都合で、投光素子LEDの光を180度ごとに反転する光信号a+を生成する固定スリットをfs(a+)、光信号a+に対して電気角で180度ずれて180度ごとに反転する光信号a−を生成する固定スリットをfs(a−)、投光素子LEDの光を光信号a+に電気角で90度ずれ180度ごとに反転する光信号b+を生成する固定スリットをfs(b+)、光信号b+に対して電気角で180度ずれて180度ごとに反転する光信号b−を生成する固定スリットをfs(b−)、と称する。固定スリットfsは説明ならびに図解の複雑化を避けるため、メインA、B相回路Main、サブA、B相回路Subそれぞれの受光素子共通の符号を用いている。
メインA、B相回路MainとサブA、B相回路Subそれぞれの受光素子もそれぞれの固定スリットfs(a+),fs(a−),fs(b+),fs(b−)に合わせて、PD1(a+),PD1(a−),PD1(b+),PD1(b−),PD2(a+),PD2(a−),PD2(b+),PD2(b−)と称しており、それぞれの受光素子PD1(a+),PD1(a−),PD1(b+),PD1(b−),PD2(a+),PD2(a−),PD2(b+),PD2(b−)は、対応する固定スリットfs(a+)、fs(a−)、fs(b+)、fs(b−)、を通過した光信号a+,a−,b+,b−,を受光する。
メインA、B相回路Mainにおいて、光信号a+、a−をそれぞれ受光した受光素子PD1(a+)とPD1(a−)それぞれの出力は上記したように比較回路CP1で比較されてA相信号が生成され、光信号b+、b−をそれぞれ受光した受光素子PD1(b+)とPD1(b−)それぞれの出力は上記したように比較回路CP2で比較されてB相信号が生成される。
サブA、B相回路Subにおいて、光信号a+、a−をそれぞれ受光した受光素子PD2(a+)とPD2(a−)それぞれの出力は上記したように比較回路CP3で比較されてA相信号が生成され、光信号b+、b−をそれぞれ受光した受光素子PD2(b+)とPD2(b−)それぞれの出力は上記したように比較回路CP4で比較されてB相信号が生成される。
図5(a)〜(c)を参照して上記メインA、B相回路Main、サブA、B相回路SubそれぞれのA相信号とB相信号は出力回路部RD1,RD2内部で図5(a)、図5(b)で示すデジタルのA相信号、B相信号に変換される。バイナリーコードではA相信号が「0」、B相信号が「0」のタイミングでは「0」、A相信号が「1」、B相信号が「0」のタイミングでは「2」、A相信号が「1」、B相信号が「1」のタイミングでは「3」、A相信号が「0」、B相信号が「1」のタイミングでは「1」となり、この「0」「2」「3」「1」の順序では背景技術で説明したように回転方向が一方側例えば時計回り、逆順序では反時計回りと検出判定することができる。また、A相信号等の単位時間当たりの数のカウントにより回転速度を検出することができる。
そして、マイクロコンピュータMCはメインA、B相回路MainとサブA、B相回路SubそれぞれからA相信号、B相信号を入力すると共に、入力したA相信号、B相信号からこれらの正常、異常を判定し、その判定に対応したフェイルセーフ信号を出力する。
図6を参照して、ロータリエンコーダ11のマイクロコンピュータMCを説明すると、このマイクロコンピュータMCは、相信号入力部M1と、投光素子駆動部M2と、フェイルセーフ信号出力部M3と、CPUM4と、メモリM5とを備える。これらは内部バスM6で相互接続されている。
マイクロコンピュータMCにおいて、相信号入力部M1はメインA、B相回路MainとサブA、B相回路SubそれぞれのA相信号、B相信号を入力処理する。投光素子駆動部M2はトランジスタTR0に駆動信号を出力する。フェイルセーフ信号出力部M3はロータリエンコーダ11が動作異常であるときにフェイルセーフ信号を電子制御装置13に出力する。電子制御装置13はフェイルセーフ信号に応答して駆動用モータ5の回転を安全側に制御して電子制御システムの安全性を確保する。
メモリM5は、フラッシュメモリ、マスクROM、RAM等の各種メモリで構成されている。メモリM5は、CPUM4がロータリエンコーダ11全体の動作を実行するための実行プログラム、CPUM4が動作異常判定を行うための動作異常判定プログラム、その他のプログラムが格納されている。
CPUM4は、A相信号、B相信号が故障したかを検出する検出手段を構成する。例えば、CPUM4とフェイルセーフ信号出力部M3は、A、B相両信号の相のうち、メインA、B相回路MainのA相が異常の場合、フェイルセーフ信号を「00」、サブA、B相回路SubのA相が異常の場合、フェイルセーフ信号を「01」として電子制御装置13側に出力し、メインA、B相回路MainのB相が異常の場合、フェイルセーフ信号を「10」、サブA、B相回路SubのB相が異常の場合、フェイルセーフ信号を「11」として電子制御装置13側に出力する。電子制御装置13では、フェイルセーフ信号の値からメインA、B相回路MainまたはサブA、B相回路SubのいずれのA相、B相が異常か否かを把握することができる。
なお、実施の形態ではCPUM4により上記異常か否かを自己診断するが、上記以外の異常の形態も含むことができる。
以上説明したように実施の形態では、電子制御装置13側がシステム制御部SCによりメインA、B相回路MainからのA、B相両信号に基づいて駆動用モータ5の回転動作を制御している途中等で、メインA、B相回路Mainに異常があった場合、フェイルセーフ信号によりその異常が分かるので、メインA、B相回路MainからのA、B相両信号の入力からサブA、B相回路SubからのA、B相両信号の入力に切り替えて駆動用モータ5の回転動作の制御に切り換える。そして、システム制御部SCがダウンした場合、電子制御装置13側ではバックアップ制御部BCに切り替わると共に、バックアップ制御部BCでは、サブA、B相回路SubからのA、B相両信号によりバックアップ制御することができる。この場合、フェイルセーフ信号によりサブA、B相回路Subが異常であった場合、バックアップ制御を停止し、メンテナンスを行うことができる。
図1は本発明の実施の形態に係る電子制御システムの概略構成を示す図である。 図2は本発明の実施の形態に係るロータリエンコーダの電気的な概略構成を示す図である。 図3は投光素子、回転スリット、固定スリット、受光素子の対応関係の説明に供する図である。 図4は図3の要部を拡大して示す平面図である。 図5はA相信号、B相信号、その他を示す図である。 図6は実施の形態のロータリエンコーダのマイクロコンピュータと電子制御装置(ECU)と駆動用モータとを示すブロック図である。 図7はエレベータ装置とロータリエンコーダと電子制御装置とを示す図である。 図8は従来のロータリエンコーダの機構的な概略構成を示す図である。 図9は従来のロータリエンコーダの電気的な概略構成を示す図である。
符号の説明
11 ロータリエンコーダ
13 電子制御装置
PD 受光素子
MC マイクロコンピュータ(制御手段)

Claims (3)

  1. 被検出軸の回転に伴いA相信号とB相信号とを生成出力するロータリエンコーダと、上記A、B相両信号に基づいて被検出軸の回転動作を制御する電子制御装置とを備えた電子制御システムにおいて、
    上記ロータリエンコーダ側にそれぞれ上記A、B相両信号を出力するメインとサブ2つのA、B相回路を設ける一方、電子制御装置側にそれぞれマイクロコンピュータ内蔵のシステムとバックアップの両制御部を相互監視可能に設け、メインA、B相回路出力を電子制御装置のシステム制御部に、サブA、B相回路出力を上記両制御部にそれぞれ出力する一方で、ロータリエンコーダ側で両A、B相回路の正常、異常を自己診断し、その自己診断結果であるフェイルセーフ信号を電子制御装置側の上記両制御部に出力する、ことを特徴とする電子制御システム。
  2. 上記ロータリエンコーダに、上記両A、B相回路の正常、異常の自己診断を行うと共にその診断結果であるフェイルセーフ信号を上記電子制御装置側に出力するマイクロコンピュータ、を設けた、ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御システム。
  3. 被検出軸の回転に伴いA相信号とB相信号とを生成出力するロータリエンコーダにおいて、上記A、B相両信号を生成するメインとサブ少なくとも2つのA、B相回路と、上記両A、B相回路の正常、異常の自己診断を行うと共にその診断結果であるフェイルセーフ信号を出力するマイクロコンピュータと、を設けてなり、請求項1に記載の電子制御システムに用いられる、ことを特徴とするロータリエンコーダ。
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