JP5165094B2 - 開閉器運転支援装置 - Google Patents

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Description

この発明は、開閉器の運転を支援する開閉器運転支援装置に関する。
発変電所に設置される屋外の線路接地開閉器(以下LEと言う)などの開閉器は、送電線作業時などに際して電路を接地することによって作業員の安全を確保する。開閉器を含む電力系統における送電線作業に対する作業に際しては、遠隔監視制御により開閉制御をおこなっている開閉器が、たとえば、「入不能」などの動作不良を生じた場合は、送電線作業に着手することができない。
従来、開閉器が動作不良となった場合は、作業者が緊急に現地に出向き、手動で開閉器を投入するなどして対応していた。開閉器が「入不能」となる動作不良は、特に、開閉器の操作機構部に積雪したり、開閉器の操作機構部が凍結したりしやすくなる冬季に多発する傾向がある。
しかしながら、上述した従来の技術では、開閉器が「入不能」となる動作不良が発生した場合は手動で開閉器を投入するまでの間は送電線作業に着手できないにもかかわらず、開閉器を手動で投入する作業をおこなう作業者の手配に時間がかかったり、当該作業者が現地に到着するまでに時間がかかったりして、送電線作業への着手および当該送電線作業の完了が遅れてしまうという問題があった。
また、上述した従来の技術では、開閉器が「入不能」となる動作不良が発生する環境は、開閉器の周囲および当該開閉器の設置場所までに到着するまでの道のりが積雪したり凍結している場合が多く、積雪や凍結していない場合と比較して、開閉器を手動で投入する作業をおこなう作業者が現地に到着するまでに一層時間がかかる傾向にあり、送電線作業への着手および当該送電線作業の完了が遅れてしまうという問題があった。
たとえば、トラブルなどに起因するために緊急性が高い送電線作業の場合、作業自体ではなく、作業者の手配や当該作業者の現場到着が遅れてしまうことにより送電線作業への着手が遅れてしまうために、当該送電線作業の完了が遅れてしまうという問題があった。
従来、屋根や構造体面の積雪を除去する技術として、具体的には、たとえば、市販されている一般業務用のコンプレッサーにより圧縮された圧縮空気を圧力タンクに蓄積し、積雪深センサーからの信号に応じて電磁弁を開閉制御して屋根や構造体面に対して圧縮空気を噴出させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、従来、降雪中の雪や屋根の積雪を吹き飛ばす技術として、具体的には、たとえば、屋内に設けられた送風機と、屋根の上の稜線部に設置されて送風機から送られた圧搾空気を噴出させるノズルと、送風機から導入された圧搾空気によってノズルを回転させる回転装置とを備え、ノズルから噴出した圧搾空気でノズルを回転させながら当該圧搾空気を屋根のほぼ全面に吹き付けるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
また、従来、タンクの屋根部に降り積もった雪を除去する技術として、具体的には、たとえば、タンクの屋根部に設けられかつ屋根部に向けた多数の吐出口を有する配管と、配管に圧縮空気を送給可能な空気送給弁および空気貯留タンクとを備え、空気送給弁を開いて配管へ送給した圧縮空気を配管の吐出口より噴出させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献3を参照。)。
また、従来、線路の切り換えポイントにおける可動部分に挟まった雪塊(雪、氷、及び石やゴミ等の異物)を除去する技術として、具体的には、たとえば、気体貯蔵室から放出される圧縮気体により液体貯蔵室に貯蔵されている液体を可動部分に向けて発射させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献4を参照。)。
また、従来、積雪を除去する技術として、具体的には、たとえば、コンプレッサーから供給される高圧の圧縮空気をノズルから噴出させ、屋根および地上などに降り積もった雪を吹き飛ばして除去し、該雪を除去した箇所に温水を吹き付けて残りの雪を液化または気化させるようにした技術があった(たとえば、下記特許文献5を参照。)。
特開2001−323687号公報 特開2008−190291号公報 特開2003−276796号公報 特開2001−279633号公報 特開2004−346584号公報
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に記載された従来の技術は、積雪を検知するセンサーからの信号に基づいて動作するように制御しているため、開閉器の操作機構部に積雪した場合の当該開閉器の動作不良にしか対応することができず、対応範囲が限定されるという問題があった。上述した特許文献3に記載された従来の技術も同様に、降雪が開始した場合に動作するように制御しているため、開閉器の操作機構部に積雪した場合の当該開閉器の動作不良にしか対応することができず、対応範囲が限定されるという問題があった。このため、上述した特許文献1〜3に記載された従来の技術では、たとえば、開閉器の操作機構部が凍結した場合は対応することができないという問題があった。
また、上述した特許文献3および特許文献4に記載された従来の技術は、降雪する状況下において水を保持しておく機構が必要となり、装置が複雑化したり大型化したりしてしまうという問題があった。さらに、上述した特許文献5に記載された従来の技術は、温水を用いて積雪を除去するため、降雪する状況下において温水を保持する機構や水を加温する機構などが必要となり、装置が複雑化したり大型化したりしてしまうという問題があった。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、開閉器の設置環境に左右されることなく当該開閉器を常時正常に動作させることができる開閉器運転支援装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、外部装置から入力された動作指示信号に基づく開閉器の動作に用いる空気を圧縮するコンプレッサーのタンクの二次側に接続され、前記開閉器の操作機構部およびブレード部の少なくとも一方に対向する位置に設けられた空気吐出口を備えた管路部材と、前記管路部材に設けられ、当該管路部材中において前記タンクから前記空気吐出口へ流れる空気の流路を開閉する電磁弁と、前記開閉器の周辺温度を検出する温度検出手段と、前記動作指示信号が入力されたことを検出する動作指示信号検出手段と、前記温度検出手段および前記動作指示信号検出手段による検出結果に基づいて前記電磁弁を開閉制御する開閉制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記開閉制御手段が、前記動作指示信号が入力された時点における前記開閉器の周辺温度が3℃以下である場合に前記電磁弁を開くように開閉制御することを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記タンクの二次側における空気圧を検出する空気圧検出手段を備え、前記開閉制御手段が、前記温度検出手段、前記動作指示信号検出手段および前記空気圧検出手段による検出結果に基づいて前記電磁弁を開閉制御することを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記開閉制御手段が、前記タンクの二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に前記電磁弁を開くように開閉制御することを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記開閉制御手段が、前記タンクの二次側における空気圧が13.5kg/cm2以下である場合に前記電磁弁を閉じるように開閉制御することを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記空気吐出口が、複数設けられていることを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記管路部材における前記空気吐出口の近傍に設けられ、当該管路部材の外周方向に突出するバイザー部材を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、上記の発明において、前記バイザー部材が、前記空気吐出口から吐出された空気を前記操作機構部および前記ブレード部の少なくとも一方に案内する形状をなすことを特徴とする。
この発明にかかる開閉器運転支援装置によれば、開閉器の操作機構部やブレード部における積雪や開閉器の操作機構部やブレード部において凍結した水分などを圧縮空気によって除去することができるという効果を奏する。
これによって、この発明にかかる開閉器運転支援装置によれば、開閉器の設置環境に左右されることなく当該開閉器を常時正常に動作させることができるという効果を奏する。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置および当該開閉器運転支援装置が設けられる開閉器の構成を示す説明図(その1)である。 この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置および当該開閉器運転支援装置が設けられる開閉器の構成を示す説明図(その2)である。 この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置および当該開閉器運転支援装置が設けられる開閉器の構成を示す説明図(その3)である。 コンプレッサーを示す説明図である。 この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の機能的構成を示すブロック図である。 この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の処理手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる開閉器運転支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の構成について説明する。図1、図2および図3は、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置および当該開閉器運転支援装置が設けられる開閉器の構成を示す説明図である。
図1においては、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置および当該開閉器運転支援装置が設けられる開閉器を斜め上方から見た状態を示している。図2においては、図1におけるA矢視図の一部を示している。図3においては、図2における一部を拡大した状態を示している。
図1、図2および図3において、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置が設けられる開閉器(断路器)100は、三相分のベース101(101a、101b、101c)を備えている。ベース101(101a、101b、101c)は、架台102上において平行に設置されている。
ベース101において、当該ベース101の長手方向における中央部であって鉛直方向上面には、それぞれ、スラストベアリング103を介して回転碍子104が設けられている。回転碍子104は、鉛直方向に沿って延出し、軸心を中心として回転可能に設けられている。
回転碍子104におけるベース側の端部には、回転機構105が設けられている。回転機構105は、後述する制御部によって駆動制御される駆動モータ(図5を参照)を備えている。回転機構105は、駆動モータを駆動することにより、回転碍子104を当該回転碍子104の軸心を中心として回転させる。
ベース101において、当該ベース101の長手方向における両端部であって鉛直方向上面には、それぞれ、固定碍子106が設けられている。固定碍子106は、それぞれ、鉛直方向に沿って延出した状態で、ベース101に固定されている。固定碍子106の頂部(ベース101とは反対側の端部)には、それぞれ、送電線107(107a、107b)に対する電気的接続点となる電極108(108a、108b)が取り付けられている。電極108aには送電線107aが電気的に接続されており、電極108bには送電線107bが電気的に接続されている。
回転碍子104の鉛直方向における上端には、導電ブレード109が設けられている。導電ブレード109は、金属材料などの導電性に優れた導電性材料を用いて形成されている。導電ブレード109は、水平方向に沿って延出した状態で、回転碍子104に固定されている。導電ブレード109は、回転碍子104の回転にともなって、回転碍子104と一体に回転する。
導電ブレード109は、回転碍子104の回転にともなって、当該導電ブレード109における両端部が電極108(108a、108b)にそれぞれ電気的に接続される入り状態から、当該導電ブレード109における両端部と電極108(108a、108b)との電気的な接続が切断される切り状態側に回転する。また、導電ブレード109は、回転碍子104の回転にともなって、当該導電ブレード109における両端部と電極108(108a、108b)との電気的な接続が切断される切り状態から、当該導電ブレード109における両端部が電極108(108a、108b)にそれぞれ電気的に接続される入り状態側に回転する。
架台102には、上記の制御部を実現する制御基板を収容する操作箱111が設けられている。操作箱111には、上記の回転機構105の一部を構成する操作ロッド110の一端が設けられている。操作ロッド110は、回転機構105が備える駆動モータの回転駆動力によって回転駆動され、駆動モータの回転駆動力を導電ブレード109に伝達する。制御部は、回転機構105が備える駆動モータを駆動制御することによって操作ロッド110を回転駆動する。
制御部は、外部装置である遠隔制御装置から出力された、「導電ブレード109を入り状態から切り状態へ切り換える」動作指示信号、および、「導電ブレード109を切り状態から入り状態へ切り換える」動作指示信号のいずれか一方が入力された場合に、回転機構105が備える駆動モータを駆動制御して操作ロッド110を所定方向に回転駆動させることによって、開閉器(断路器)100を動作させる。
操作ロッド110は、作業者が手動によって回転させることも可能とされている。具体的には、制御部は、たとえば、操作箱111内に設けられた所定の操作スイッチに対して、「導電ブレード109を入り状態から切り状態へ切り換える」入力操作、および、「導電ブレード109を切り状態から入り状態へ切り換える」入力操作のいずれか一方がおこなわれた場合に、回転機構105が備える駆動モータを駆動制御して操作ロッド110を所定方向に回転駆動することができる。
操作ロッド110において、鉛直方向上側の端部(ベース101側の端部)は、上記の回転機構105を介してスラストベアリング103に接続されている。操作ロッド110と接続されたスラストベアリング103は、操作ロッド110を介して、他の相のスラストベアリング103に接続されている。
開閉器100において、回転機構105が備える駆動モータで発生する回転力は、操作ロッド110などを介してスラストベアリング103に伝達されるとともに、操作棒112を介して他の相のスラストベアリング103に伝達される。各相の回転碍子104は、それぞれ、回転機構105が備える駆動モータで発生する回転力が各スラストベアリング103を介して伝達されることにより同期して回転する。
これにより、各相の電極108(108a、108b)に対して各導電ブレード109の両端を離反あるいは接触させ、送電線107(107a、107b)間を開閉することができる。開閉器100においては、各相の導電ブレード109が同一の開閉動作をおこなう。
一対の電極108(108a、108b)のうち母線(送電線や構内母線)に接続される側の電極(この実施の形態においては、図2における右側に設けられた電極)108bは、接地装置113によって接地できるように構成されている。接地装置113は、大地に接地(アース)された導電性支持体114と導電性の接地ブレード115とを備えている。
接地ブレード115は、導電性支持体114の先端部(鉛直方向における上端部)に設けられた回動支軸116を中心として回動可能とされている。接地ブレード115は、回動支軸116を中心として、接地ブレード115の長手方向が鉛直方向と略平行となる入り状態から当該接地ブレード115の長手方向が水平方向と略平行となる切り状態までの略90度の範囲で回動することが可能とされている。
回動支軸116には、接地用駆動モータ(図5を参照)が連結されている。接地ブレード115は、接地用駆動モータの駆動力によって回動される。この実施の形態においては、接地ブレード115の回動にかかわる各部によって操作機構部を実現することができる。具体的には、操作機構部は、たとえば、接地ブレード115が回動する際に、当該接地ブレード115とともに回動する部材、接地ブレード115の回動軌跡上に存在する部材などによって操作機構部を実現することができる。
上記の制御部は、接地用駆動モータを駆動制御することによって接地ブレード115を回動制御する。制御部は、たとえば、外部装置である遠隔制御装置から出力された、「接地ブレード115を入り状態から切り状態へ切り換える」動作指示信号、および、「接地ブレード115を切り状態から入り状態へ切り換える」動作指示信号のいずれか一方が入力された場合に、接地用駆動モータを駆動制御することによって接地ブレード115を所定方向に回動させる。この実施の形態においては、接地ブレード115の回動動作によって、外部装置から入力された動作指示信号に基づく開閉器の動作を実現することができる。
接地ブレード115は、作業者が手動によって回動させることも可能とされている。制御部は、操作箱111内に設けられた所定の操作スイッチに対して、「接地ブレード115を入り状態から切り状態へ切り換える」入力操作、および、「接地ブレード115を切り状態から入り状態へ切り換える」入力操作のいずれか一方がおこなわれた場合に、接地用駆動モータを駆動制御することによって接地ブレード115を所定方向に回動させる。
接地ブレード115は、接地用駆動モータの駆動力によって回転駆動され、入り状態に位置付けられた状態において、電極108bに電気的に接続された電極117に電気的に接続する。電極117は、導電アーム118を介して、電極108bに電気的に接続されている。接地ブレード115が電極117に電気的に接続することにより、電極108b側の送電線(母線に接続される側の送電線)107bが大地に接地(アース)される。
開閉器100は、接地ブレード115の状態を検出する開閉検知機構を備えている。開閉検知機構は、たとえば、接地ブレード115が入り状態であるか否かに応じて出力が変化する接地状態検出センサー201aと、接地ブレード115が切り状態であるか否かに応じて出力が変化する接地状態検出センサー201bと、を備え、各接地状態検出センサー201a、201bから出力される信号に基づいて接地ブレード115の状態を検出する。
操作箱111の鉛直方向における上方には、温度検出手段としての温度センサー130が設けられている。温度センサー130は、操作箱111すなわち当該操作箱111を備えた開閉器100が設置されている環境温度を測定し、測定結果を示す信号を出力する。温度センサー130は、具体的には、たとえば、サーミスタ(thermistor)などと称される、温度変化に対して電気抵抗の変化の大きい抵抗体によって実現することができる。温度センサー130の出力値は、制御部に入力される。
また、制御部は、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動制御する制御部を兼ねていてもよい。この場合、制御部は、たとえば、接地ブレード115の状態に関する判断結果に基づいて、接地ブレード115の状態を出力する制御をおこなってもよい。
さらに、この場合、制御部は、たとえば、接地ブレード115の状態に応じて、所定のLEDランプを点灯あるいは消灯することによって接地ブレード115の状態を出力することができる。また、この場合、制御部は、たとえば、接地ブレード115の状態に応じて、当該接地ブレード115の状態を示す信号を遠隔制御装置などの外部装置に出力することによって接地ブレード115の状態を出力するようにしてもよい。
制御部には、外部装置である遠隔制御装置(図示を省略する)から、開閉器100の動作を指示する信号が入力される。開閉器100の動作を指示する信号は、たとえば、外部装置である遠隔制御装置から出力された、「接地ブレード115を入り状態から切り状態へ切り換える」動作指示信号や、「接地ブレード115を切り状態から入り状態へ切り換える」動作指示信号によって実現することができる。
導電ブレード109や接地ブレード115の駆動制御に際しては、開閉器100の近傍に設けられたコンプレッサー(図4を参照)により圧縮された圧縮空気を用いる。コンプレッサーは、配管119を介して、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部に連結されている。配管119には、配管119内に形成される空気の流路を開閉する駆動用電磁弁(図5を参照)が設けられている。駆動用電磁弁は、手動または遠隔制御装置からの動作指示信号に基づいて動作して、配管119内に形成される空気の流路を開閉する。
駆動用電磁弁は、流体の流れを制御する弁(バルブ)の一種であって、コイルと当該コイルの中に設けられたプランジャと称される可動鉄片とによって構成されるソレノイドを備え、可動鉄片の動きによって弁(バルブ)を開閉することにより配管119における空気の流路を開閉する。駆動用電磁弁を用いて配管119における空気の流路を開閉することにより、当該開閉動作の高速化を図ることができる。
具体的には、制御部は、動作指示信号が入力された場合に駆動用電磁弁を駆動制御して配管119における空気の流路を開閉し、圧縮された圧縮空気の圧力を利用して導電ブレード109や接地ブレード115が入り状態および切り状態のいずれか一方の状態になるように駆動制御する。
コンプレッサーのタンクの二次側と、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部とを連結する配管119において、当該機構部の近傍には、当該配管119から分岐する管路部材120の一端が設けられている。具体的には、管路部材120の一端は、操作箱111の外側であって、当該操作箱111の近傍に設けられている。
管路部材120において、管路部材120の内周側であって、配管119と管路部材120との分岐点の近傍には、管路部材120における空気の流路を開閉する電磁弁121が設けられている。電磁弁121は、配管119内に形成される空気の流路を開閉する上記の電磁弁と同様に、流体の流れを制御する弁(バルブ)の一種であって、コイルと可動鉄片とによって構成されるソレノイドを備え、可動鉄片の動きによって弁(バルブ)を開閉することにより管路部材120における空気の流路を開閉する。電磁弁121を用いて管路部材120における空気の流路を開閉することにより、当該開閉動作の高速化を図ることができる。
電磁弁121は、上記の制御部によって駆動制御される。制御部は、たとえば、温度センサー130の出力値および外部装置から入力された動作指示信号に基づいて、電磁弁121を駆動制御する。具体的には、制御部は、たとえば、外部装置から接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された時点における開閉器100の周辺温度が3℃以下である場合に、管路部材120内に形成される流路を開く、すなわち、電磁弁121を開くように開閉制御する。この実施の形態においては、制御部によって開閉制御手段を実現することができる。
管路部材120は、操作箱111の近傍から架台102の下側を経由し、回動支軸116よりも開閉器100の外側を経由して、他端側が接地ブレード115の近傍に位置するように引き回されている。管路部材120の他端側は、接地ブレード115に沿って設けられている。
管路部材120において、接地ブレード115の回動中心となる回動支軸116の近傍は、加えられた外力に応じて変形可能な高圧ホース120aによって形成されている。管路部材120において、高圧ホース120a以外の部分は、銅製の管状部材120b、120cによって形成されている。
管路部材120において、接地ブレード115に沿って設けられる管状部材120cは、接地ブレード115が回動支軸116を中心として回動した場合に、当該接地ブレード115の回動にともなって変位する。管状部材120bと管状部材120cとを高圧ホース120aによって接続することにより、管路部材120内に形成される空気の流路を潰すことなく、接地ブレード115の回動にともなって管状部材120cを変位させることができる。
管路部材120において、操作機構部および接地ブレード115に対向する位置には、空気吐出口301が設けられている。具体的には、たとえば、高圧ホース120aには、操作機構部に対向する位置に空気吐出口301が設けられている。また、具体的には、たとえば、管状部材120cには、接地ブレード115に対向する位置に空気吐出口301が設けられている。
空気吐出口301は、管路部材120の軸心を中心とする円の半径方向すなわち管路部材120を構成する管状部材120cの厚み方向に沿って、当該管状部材120cを貫通している。空気吐出口301の開口径は、管路部材120の内径よりも小さい。これにより、タンクから配管119に供給され、配管119から分流された空気(圧縮空気)は、空気吐出口301から接地ブレード115に向けて吐出される。空気吐出口301の開口径を調整することにより、配管119から分流された空気(圧縮空気)の圧力を低下させることなく、当該空気(圧縮空気)を適切な圧力で接地ブレード115に向けて吐出させることができる。
管路部材120(高圧ホース120a、管状部材120c)において、空気吐出口301は、複数設けられている。これにより、配管119から分流された空気(圧縮空気)を広範囲にわたって吹き付けることができる。空気吐出口301を複数設けた場合にも、上記のように、空気吐出口301の開口径を調整することにより、配管119から分流された空気(圧縮空気)の圧力を低下させることなく、当該空気(圧縮空気)を適切な圧力で接地ブレード115に向けて吐出させることができる。
複数の空気吐出口301は、それぞれ、配管119から分流された空気(圧縮空気)を、操作機構部や接地ブレード115に対して異なる方向から吹き付けるように、操作機構部や接地ブレード115に対する開口方向が異なるように設けられていてもよい。これにより、タンクから配管119に供給され、配管119から分流された空気(圧縮空気)を、接地ブレード115に向けて複数方向から吐出させることができる。
具体的には、たとえば、一の空気吐出口301は圧縮された空気を操作機構部や接地ブレード115に対して水平方向に吹き付けるように開口し、別の空気吐出口301は圧縮された空気を操作機構部や接地ブレード115に対して上方から吹き付けるように開口するように、管路部材120における空気吐出口301の位置を調整することによって、接地ブレード115に対する開口方向を異ならせることができる。
あるいは、具体的には、たとえば、一の空気吐出口301は圧縮された空気を操作機構部や接地ブレード115に対して水平方向における右側から吹き付けるように開口し、別の空気吐出口301は圧縮された空気を操作機構部や接地ブレード115に対して水平方向における左側から吹き付けるように開口するように、管路部材120cの形状を蛇行形状とするなどして調整することによって、操作機構部や接地ブレード115に対する開口方向を異ならせることができる。
管路部材120(管状部材120c)において、各空気吐出口301の近傍には、それぞれ、バイザー部材302が設けられている。バイザー部材302は、雨水、土、砂、塵芥などの異物が管路部材120(管状部材120c)内の流路に入り込むことを低減する。バイザー部材302は、接地ブレード115が入り状態にある場合にも切り状態にある場合にも、管路部材120(管状部材120c)内の流路に異物が入り込むことを低減できるように設けることが好ましい。
具体的には、たとえば、管路部材120(管状部材120c)や空気吐出口301に対するバイザー部材302の位置を調整することにより、管路部材120(管状部材120c)内の流路への異物の入り込みを低減することができる。また、具体的には、たとえば、バイザー部材302の形状を調整することにより、管路部材120(管状部材120c)内の流路への異物の入り込みを低減するようにしてもよい。
図4は、コンプレッサーを示す説明図である。図4において、コンプレッサー400は、空気を圧縮する圧縮機構部401と、当該圧縮機構部401において圧縮した空気を貯蔵するタンク402と、を備えている。コンプレッサー400は、たとえば、ピストン式コンプレッサー、ダイヤフラム式コンプレッサー、スクリュー式コンプレッサー、ベーン式コンプレッサー、ターボ式コンプレッサーなど公知の各種の方式によって空気を圧縮する。各方式のコンプレッサー400については、公知の技術であるため説明を省略する。
コンプレッサー400は、中圧(10kgf/cm2)以上の吐出圧となるように空気を圧縮することができる圧縮機構部401を備えている。圧縮された空気の吐出圧を中圧以上とするため、コンプレッサー400は、一旦圧縮された空気をさらに圧縮する多段圧縮をおこなう圧縮機構部401を備えたものであってもよい。
コンプレッサー400は、コンプレッサー400から供給する空気の圧力が一定になるように制御する圧力制御機構(図示を省略する)を備えている。圧力制御機構は、具体的には、たとえば、圧縮機構部401を動作させるモータを回転させ続け、圧力が所定値を超えるとリリーフ弁から余分な空気を大気中に放出し、圧力が所定値よりも低下した場合に放出を停止する構成とすることができる。
また、圧力制御機構は、具体的には、たとえば、圧力スイッチの出力によりモータをON/OFFすることによって、コンプレッサー400から供給する空気の圧力が一定になるように制御する構成であってもよい。また、圧力制御機構は、具体的には、たとえば、圧縮した空気の圧力が所定値を超えた場合に、モータを停止させずに圧力スイッチによりアンロード弁を動作させることによりモータを空運転状態とし、圧力が所定値よりも低下した場合にふたたびアンロード弁を動作させることにより圧縮を再開する構成であってもよい。
また、コンプレッサー400は、圧縮機構部401によって圧縮することにより高温となった空気を冷却するアフタークーラーを備えていてもよい。アフタークーラーは、空冷式や水冷式など、公知の各種のものを用いることができる。コンプレッサー400が備えるタンク402の二次側における圧力は、図示を省略する空気圧センサーによって検出することができる。空気圧センサーによる検出信号は、たとえば、上記の制御部に入力される。
制御部は、外部装置から入力された動作指示信号に基づいて、導電ブレード109や接地ブレード115を回動させるように、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部を駆動制御する。導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部の駆動制御に際して、制御部は、コンプレッサー400が備えるタンク402の二次側の圧力に基づいて、当該機構部の駆動制御をおこなう。
また、制御部は、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部に対して直接おこなわれた入力操作に基づいて、導電ブレード109や接地ブレード115を駆動制御する。上記の配管119は、一端が操作箱111内において導電ブレード109や接地ブレード115を駆動させる機構部に連結され、他端がコンプレッサー400のタンク402の二次側に接続されている。
コンプレッサー400のタンク402の二次側は、当該タンク402の二次側における空気圧を検出する空気圧検出手段としての空気圧センサー(図示を省略する)が設けられている。空気圧センサーの出力値は、操作箱111内に設けられた制御部に入力される。
図5は、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の機能的構成を示すブロック図である。図5において、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の機能的構成は、通信部501、制御部502、温度センサー130、空気圧センサー503、接地状態検出センサー201a、接地状態検出センサー201b、駆動用電磁弁504、電磁弁121、駆動モータ505、接地用駆動モータ506によって実現される。この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置において、通信部501および制御部502の機能は、操作箱111内に設けられた制御基板に搭載された各種の集積回路によって実現することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置において、通信部501、制御部502、空気圧センサー503、接地状態検出センサー201a、接地状態検出センサー201b、駆動用電磁弁504、駆動モータ505、接地用駆動モータ506は、それぞれ、開閉器100の一部を構成し、開閉器運転支援装置に兼用されている。すなわち、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、開閉器100が備える各部を流用して構成されている。
この発明にかかる実施の形態においては、通信部501、制御部502、温度センサー130、空気圧センサー503、接地状態検出センサー201a、接地状態検出センサー201b、駆動用電磁弁504、電磁弁121、駆動モータ505、接地用駆動モータ506、管路部材120(120a、120b、120c)、空気吐出口301、バイザー部材302によって、開閉器運転支援装置を実現することができる。
通信部501は、遠隔制御装置などの外部装置との間で通信をおこなう。具体的には、通信部501は、たとえば、外部装置から出力された動作指示信号の入力を受け付け(受信し)、入力を受け付けた動作指示信号を制御部502に出力する。また、具体的には、通信部501は、たとえば、接地状態検出センサー201a、201bから出力される信号に基づいて検出した接地ブレード115の状態を示す信号を、外部装置に出力する。
制御部502は、外部装置から出力された動作指示信号の入力を受け付けた場合に、入力を受け付けた動作指示信号に基づいて駆動モータ505、接地用駆動モータ506、駆動用電磁弁504などを駆動制御する。制御部502は、操作箱111内に設けられた所定の操作スイッチに対して入力操作がおこなわれた場合に、当該入力操作に基づいて駆動モータ505、接地用駆動モータ506、駆動用電磁弁504などを駆動制御してもよい。
また、制御部502は、温度センサー130からの出力値や、空気圧センサー503からの出力値に基づいて、電磁弁121を駆動制御する。制御部502は、通信部501において外部装置から出力された動作指示信号の入力を受け付けた場合における温度センサー130からの出力値や、空気圧センサー503からの出力値に基づいて、電磁弁121を駆動制御する。
具体的には、制御部502は、たとえば、タンク402の二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に電磁弁121を開くように開閉制御する。また、具体的には、制御部502は、たとえば、タンク402の二次側における空気圧が13.5kg/cm2以下である場合に電磁弁を閉じるように開閉制御する。
すなわち、この実施の形態において、制御部502は、外部装置から動作指示信号が入力された時点における開閉器100の周辺温度が3℃以下であって、かつ、タンク402の二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に、電磁弁121を開くように開閉制御する。また、具体的には、制御部502は、たとえば、電磁弁121を開いた状態においてタンク402の二次側における空気圧が13.5kg/cm2以下となった場合に、電磁弁121を閉じるように開閉制御する。
制御部502は、たとえば、電磁弁121を開いてから所定時間が経過した場合に、電磁弁121を閉じるように開閉制御してもよい。この場合、具体的には、制御部502は、たとえば、電磁弁121を開いてから2秒が経過した場合に、電磁弁121を閉じるように開閉制御することができる。電磁弁121を開いてから閉じるまでの時間は、2秒に限るものではなく、2秒よりも短い時間であってもよいし、2秒よりも長い時間であってもよい。
また、制御部502は、たとえば、外部装置から接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された時点における開閉器100の周辺温度が3℃以下であって、かつ、タンク402の二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に、所定時間ごとに複数回電磁弁121を開閉するように開閉制御してもよい。
この場合、具体的には、制御部502は、たとえば、電磁弁121を開いてから2秒が経過した場合に電磁弁121を閉じ、電磁弁121を閉じてから1秒が経過した場合にふたたび電磁弁121を2秒間開くように開閉制御することができる。また、この場合、電磁弁121の開閉を繰り返す回数は、2回に限るものではなく、3回以上であってもよい。
つぎに、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の処理手順について説明する。図6は、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置の処理手順を示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、開閉器100が、接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けたか否かを判断する(ステップS601)。
ステップS601において、接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けていない場合(ステップS601:No)は、当該動作指示信号の入力を受け付けるまで待機する。一方、ステップS601において、接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けた場合(ステップS601:Yes)は、温度センサー130の出力値に基づいて、開閉器100が設置された環境温度(外気温)が3℃以下であるか否かを判断する(ステップS602)。
ステップS602において、開閉器100が設置された環境温度(外気温)が3℃以下ではない場合(ステップS602:No)は、一連の処理を終了する。一方、ステップS602において、開閉器100が設置された環境温度(外気温)が3℃以下である場合(ステップS602:Yes)は、空気圧センサー503の出力値に基づいて、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上であるか否かを判断する(ステップS603)。
ステップS603において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上である場合(ステップS603:Yes)は、接地用駆動モータ506を駆動制御して電磁弁121を開閉制御することにより、電磁弁121を開く(ステップS604)。これにより、操作機構部および接地ブレード115に対して、空気吐出口301から吐出された圧縮空気を吹き付けることができる。
この実施の形態において、開閉器100は、接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けてから、操作機構部や接地ブレード115に対して圧縮空気が吹き付けられるまでに要する時間が経過した後に、駆動用電磁弁504や接地用駆動モータ506などを駆動制御して、接地ブレード115の回動動作をおこなう。すなわち、開閉器100による接地ブレード115の回動動作は、開閉器運転支援装置が操作機構部および接地ブレード115に対して圧縮空気を吹き付けた後におこなわれる。
つぎに、接地状態検出センサー201aからの出力信号に基づいて、接地ブレード115が正常に動作したか否かを判断する(ステップS605)。ステップS605において、接地ブレード115が正常に動作した場合(ステップS605:Yes)は、空気圧センサー503の出力値に基づいて、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が13.5kg/cm2以下となったか否かを判断する(ステップS606)。
ステップS606において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が13.5kg/cm2以下となった場合(ステップS606:Yes)は、接地用駆動モータ506を駆動制御して電磁弁121を開閉制御することにより電磁弁121を閉じて(ステップS607)、一連の処理を終了する。
一方、ステップS606において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が13.5kg/cm2以下ではない場合(ステップS606:No)は、ステップS604において電磁弁121を開いてから所定の動作時間が経過したか否かを判断する(ステップS608)。ステップS608においては、たとえば、「2秒」、「5秒」などのようにあらかじめ設定された動作時間に基づいて、「ステップS604において電磁弁121を開いてから2秒が経過した場合」、あるいは、「ステップS604において電磁弁121を開いてから5秒が経過した場合」にステップS604において電磁弁121を開いてから所定の動作時間が経過したと判断する。
ステップS608において、ステップS604において電磁弁121を開いてから所定の動作時間が経過していない場合(ステップS608:No)は、ステップS606へ戻り、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が13.5kg/cm2以下となったか否かを判断する(ステップS606)。
一方、ステップS608において、ステップS604において電磁弁121を開いてから所定の動作時間が経過した場合(ステップS608:Yes)は、ステップS607へ移行し、接地用駆動モータ506を駆動制御して電磁弁121を開閉制御することにより電磁弁121を閉じて(ステップS607)、一連の処理を終了する。これにより、電磁弁121が長時間開いたままの状態となって、タンク402内の圧縮空気を過剰に消費することを抑制することができ、タンク402内の圧縮空気を操作機構部や接地ブレード115に吹き付けた場合にも、開閉器100を正常に動作させることができる。
ステップS605において、接地ブレード115が正常に動作しなかった場合(ステップS605:No)は、遠隔制御装置などの外部装置に対してエラー信号を出力して(ステップS609)、一連の処理を終了する。ステップS609においては、たとえば、「接地ブレードが正常に動作しませんでした。確認をお願いします。」などのメッセージを、遠隔制御装置などの外部装置に出力する。これにより、開閉器100の遠隔にいる作業者に対して、開閉器運転支援装置が接地ブレード115に対して圧縮空気を吹き付けたにもかかわらず、接地ブレード115が正常に動作しなかったことを迅速に案内することができる。
ステップS603において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上ではない場合(ステップS603:No)は、ステップS601:Yesにおいて接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けてから、あらかじめ設定された所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS610)。
ステップS610においては、たとえば、コンプレッサー400によって空気の圧縮がおこなわれることにより、14kg/cm2未満に低下しているタンク402内の空気の圧力の上昇を認めるまでに要する時間が経過したか否かを判断する。また、ステップS610においては、たとえば、あらかじめ設定された所定時間が経過するまでの間、開閉器100に対して、接地ブレード115の回動の待機を要求する信号を出力してもよい。
これにより、接地ブレード115が正常に動作できる環境が整うまでの間、開閉器100に対して接地ブレード115の動作を待機させることができ、電磁弁121が動作していないにもかかわらず接地ブレード115が動作されることを防止することができる。
ステップS610において、ステップS601:Yesにおいて接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けてから、あらかじめ設定された所定時間が経過していない場合(ステップS610:No)は、当該所定時間が経過するまで待機する。一方、ステップS610において、ステップS601:Yesにおいて接地ブレード115にかかる動作指示信号の入力を受け付けてから、あらかじめ設定された所定時間が経過した場合(ステップS610:Yes)は、ふたたび、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上であるか否かを判断する(ステップS611)。
ステップS611において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上である場合(ステップS611:Yes)は、ステップS604へ移行し、接地用駆動モータ506を駆動制御して電磁弁121を開閉制御することにより電磁弁121を開いて(ステップS604)、タンク402内の圧縮空気を接地ブレード115に吹き付ける。
一方、ステップS611において、コンプレッサー400のタンク402における二次側の圧力が14kg/cm2以上ではない場合(ステップS611:No)は、遠隔制御装置などの外部装置に対して、開閉器運転支援装置が正常に動作しなかったことを示す不動作信号を出力して(ステップS612)、一連の処理を終了する。
ステップS612においては、たとえば、「開閉器運転支援装置が正常に動作しませんでした。確認をお願いします。」などのメッセージを、遠隔制御装置などの外部装置に出力する。これにより、開閉器100の遠隔にいる作業者に対して、開閉器運転支援装置が正常に動作せず、操作機構部や接地ブレード115に対する圧縮空気の吹き付けがおこなわれなかったことを迅速に案内することができる。
この実施の形態においては、コンプレッサー400の圧縮空気を操作機構部および接地ブレード115に吹き付ける開閉器運転支援装置について説明したが、開閉器運転支援装置は、操作機構部および接地ブレード115の少なくともいずれか一方にコンプレッサー400の圧縮空気を吹き付けるものであればよい。
また、この実施の形態においては、接地ブレード115の回動にかかわる各部によって操作機構部を実現するようにしたが、操作機構部は接地ブレード115の回動にかかわる各部によって実現されるものに限らない。操作機構部は、たとえば、導電ブレード109の回転にかかわる各部によって実現されるものであってもよい。
この場合、外部装置から入力された導電ブレード109にかかる動作指示信号に基づく開閉器100の動作を、導電ブレード109の回転動作によって実現することができる。また、この場合、開閉器100の動作を指示する信号は、たとえば、外部装置である遠隔制御装置から出力された、「導電ブレード109を入り状態から切り状態へ切り換える」動作指示信号や、「導電ブレード109を切り状態から入り状態へ切り換える」動作指示信号によって実現することができる。
以上説明したように、この実施の形態の開閉器運転支援装置は、外部装置から入力された接地ブレード115にかかる動作指示信号に基づく開閉器100の動作に用いる空気を圧縮するコンプレッサー400のタンク402の二次側に接続され、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115の少なくとも一方に対向する位置に設けられた空気吐出口301を備えた管路部材120と、管路部材120に設けられ、当該管路部材120中においてタンク402から空気吐出口301へ流れる空気の流路を開閉する電磁弁121と、開閉器100の周辺温度を検出する温度検出手段としての温度センサー130と、を備え、接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力されたことを検出した場合は温度センサー130の検出結果に基づいて電磁弁121を開閉制御するようにしたことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、外部装置から接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された場合は、開閉器100の周辺温度に応じて電磁弁121を開閉制御することによってタンク402から空気吐出口301へ流れる空気の流路を開閉し、タンク402内の圧縮空気を空気吐出口301から管路部材120の外に吐出させることにより、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115に圧縮空気を吹き付けることができる。
これにより、接地ブレード115にかかる動作指示信号に応じて開閉器100が動作する際には、当該動作にかかわる操作機構部および接地ブレード115などに圧縮空気を吹き付け、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部および接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって除去することができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115における積雪や操作機構部および接地ブレード115において凍結した水分(すなわち操作機構部や接地ブレード115の凍結)に起因する開閉器100の動作不良の発生を抑制することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115の少なくとも一方に圧縮空気を吹き付けることによって開閉器100の正常動作を確保しているため、たとえば、水などの液体を吹き付けることによって当該液体が吹き付け対象箇所とは別の箇所において凍結することにより開閉器100の動作不良が発生する2次的な問題の発生を防止することができる。
このように、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の設置環境に左右されることなく当該開閉器100を常時正常に動作させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、動作指示信号が入力された時点における開閉器100の周辺温度が3℃以下である場合に電磁弁121を開くように開閉制御することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、降雪の可能性や、操作機構部および接地ブレード115周辺の水分が凍結する可能性がある状況下において開閉器100に対して接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された場合に、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115の少なくとも一方に圧縮空気を吹き付け、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって除去することができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、降雪の可能性や、操作機構部や接地ブレード115周辺の水分が凍結する可能性が低い状況下で開閉器運転支援装置を動作させることによる不要な電力消費を抑制しつつ、開閉器100を常時正常に動作させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、タンク402の二次側における空気圧を検出する空気圧センサー503を備え、外部装置から接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された場合は、温度センサー130および空気圧センサー503による検出結果に基づいて電磁弁121を開閉制御することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分を除去するために十分な空気圧が確保できる状況下において開閉器100に対して接地ブレード115にかかる動作指示信号が入力された場合に、開閉器100の操作機構部および接地ブレード115の少なくとも一方に圧縮空気を吹き付け、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって除去することができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを除去する効果が低いと想定される状況下で開閉器運転支援装置を動作させることによる不要な電力消費を抑制しつつ、当該積雪や水分を除去する効果を確保できる状況下でのみ開閉器運転支援装置を動作させることができ、開閉器100を常時正常に動作させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、タンク402の二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に電磁弁121を開くように開閉制御することを特徴としている。この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを確実に除去することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを除去する効果が低いと想定される、圧力の低い空気を吐出させることによって圧縮空気を無駄に消費することを抑制し、当該積雪や水分を除去する効果を確保できる状況下でのみ開閉器運転支援装置を動作させることができ、開閉器100を常時正常に動作させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、タンク402の二次側における空気圧が13.5kg/cm2以下である場合に電磁弁121を閉じるように開閉制御することを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを除去する効果が低いと想定される、圧力の低い空気を吐出させることによって圧縮空気を無駄に消費することを抑制し、当該積雪や水分を除去する効果を確保できる状況下でのみ開閉器運転支援装置を動作させることができ、開閉器100を常時正常に動作させることができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、空気吐出口301が、複数設けられていることを特徴としている。この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、広範囲にわたって圧縮空気を吹き付けることができるので、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって効果的に除去することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、管路部材120における空気吐出口301の近傍に設けられ、当該管路部材120の外周方向に突出するバイザー部材302を備えたことを特徴としている。この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、雨水、土、砂、塵芥などの異物が空気吐出口301を介して管路部材120の内側に入り込むことを抑制することができる。
これによって、空気吐出口301を介して管路部材120の内側に入り込んだ異物が空気吐出口301に詰まるなどして圧縮空気の吹き付けが妨害されることを防止し、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって効果的に除去することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置は、バイザー部材302が、空気吐出口301から吐出された空気を操作機構部および接地ブレード115の少なくとも一方に案内する形状をなすことを特徴としている。
この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、空気吐出口301から吐出された空気が四方に拡散することを抑制し、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115に確実に吹き付けることができる。これによって、空気吐出口301から吐出される圧縮空気を有効に利用することができ、開閉器100の操作機構部や接地ブレード115における積雪や開閉器100の操作機構部や接地ブレード115において凍結した水分などを圧縮空気によって効果的に除去することができる。
このように、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、積雪時や凍結時における開閉器100の動作確保をおこなうことができる。また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、温度センサー130の出力値に基づいて電磁弁121を動作させることにより、積雪のみではなく凍結の場合も開閉器100の動作確保をおこなうことができる。
これによって、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、開閉器100が動作不能となったために作業員が現地におもむいて対応する機会を低減することができる。そして、作業員が現地におもむいて対応する機会を低減することにより、たとえば、現地におもむく作業員や移動に用いる車両および当該車両が使用する燃料の確保など、現地での対応にかかる費用を削減することができる。
また、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、接地ブレード115を確実に動作させることができるので、従来、現地におもむいた作業員が当該現地で作業を完了するまで待機せざるをえなかった送電線作業への着手待ち時間を低減することができる。さらに、この発明にかかる実施の形態の開閉器運転支援装置によれば、積雪、降雪、凍結時などにおいて車両を運転する必要がなくなるため、積雪、降雪、凍結時に運転することによる作業車の危険を回避することができる。
以上のように、この発明にかかる開閉器運転支援装置は、開閉器の運転を支援する開閉器運転支援装置に有用であり、特に、積雪や凍結の可能性が高い環境下に設置された開閉器の運転を支援する開閉器運転支援装置に適している。
100 開閉器
115 接地ブレード
120 管路部材
120a 高圧ホース
120b、120c 管状部材
121 電磁弁
130 温度センサー
301 空気吐出口
400 コンプレッサー
402 タンク
501 通信部
502 制御部
506 接地用駆動モータ

Claims (8)

  1. 外部装置から入力された動作指示信号に基づく開閉器の動作に用いる空気を圧縮するコンプレッサーのタンクの二次側に接続され、前記開閉器の操作機構部およびブレード部の少なくとも一方に対向する位置に設けられた空気吐出口を備えた管路部材と、
    前記管路部材に設けられ、当該管路部材中において前記タンクから前記空気吐出口へ流れる空気の流路を開閉する電磁弁と、
    前記開閉器の周辺温度を検出する温度検出手段と、
    前記動作指示信号が入力されたことを検出する動作指示信号検出手段と、
    前記温度検出手段および前記動作指示信号検出手段による検出結果に基づいて前記電磁弁を開閉制御する開閉制御手段と、
    を備えたことを特徴とする開閉器運転支援装置。
  2. 前記開閉制御手段は、前記動作指示信号が入力された時点における前記開閉器の周辺温度が3℃以下である場合に前記電磁弁を開くように開閉制御することを特徴とする請求項1に記載の開閉器運転支援装置。
  3. 前記タンクの二次側における空気圧を検出する空気圧検出手段を備え、
    前記開閉制御手段は、前記温度検出手段、前記動作指示信号検出手段および前記空気圧検出手段による検出結果に基づいて前記電磁弁を開閉制御することを特徴とする請求項1または2に記載の開閉器運転支援装置。
  4. 前記開閉制御手段は、前記タンクの二次側における空気圧が14kg/cm2以上である場合に前記電磁弁を開くように開閉制御することを特徴とする請求項3に記載の開閉器運転支援装置。
  5. 前記開閉制御手段は、前記タンクの二次側における空気圧が13.5kg/cm2以下である場合に前記電磁弁を閉じるように開閉制御することを特徴とする請求項4に記載の開閉器運転支援装置。
  6. 前記空気吐出口は、複数設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の開閉器運転支援装置。
  7. 前記管路部材における前記空気吐出口の近傍に設けられ、当該管路部材の外周方向に突出するバイザー部材を備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の開閉器運転支援装置。
  8. 前記バイザー部材は、前記空気吐出口から吐出された空気を前記操作機構部および前記ブレード部の少なくとも一方に案内する形状をなすことを特徴とする請求項7に記載の開閉器運転支援装置。
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