JP5165048B2 - 地盤探査器 - Google Patents
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Description
また本発明によれば、上記計測器4は、比抵抗又は塩分濃度を測定する際、正弦波信号を外部へ出力しているから、電解質をもつ液体を測定する際、直流電圧のように電気分解が発生することがないため、安定した測定が可能となる。それゆえ、より高精度な測定が可能となる。
さらに本発明によれば、塩分濃度を測定する際用いられる正弦波信号の周波数を、比抵抗を測定する際用いられる正弦波信号の周波数より高周波としているため、センサーケーブルにクロストークが発生したとしても、クロストークの影響を無視することができる。それゆえ、より高精度な測定が可能となる。
またさらに本発明によれば、上記PH測定電極部20A,20A1は、ガラス電極22,101と比較電極(比較参照電極23)を有し、該比較電極(比較参照電極23)には、ナフィオン膜が形成されているから、PH測定に際してアルカリ性まで正確に測定することができる。それゆえ、さらに高精度な測定を行うことができる。
以下、本発明に係る地盤探査器の第1実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る地盤探査器は、5芯線で形成される長尺(例えば10m)のセンサーケーブル1と、そのセンサーケーブル1の一端部に設けられている地盤測定部2と、そのセンサーケーブル1の他端部に接続されている計測器4とで構成されている。このように構成される地盤探査器は、地盤Gの調査をするにあたって、図1に示すように使用される。すなわち、地盤G内に掘削機等で形成された掘削孔G1内に、作業者がセンサーケーブル1の一端部に設けられた地盤測定部2を貫入し、被測定物である地下水Wに浸入するまで貫入する。これにより、地下水Wに浸入した地盤測定部2が当該地下水WのPH,ORP等を測定し、その測定値が計測器4に表示される。それゆえ、作業者は、本実施形態に係る地盤探査器を用いることで、地盤Gの調査を行うことができる。
すなわち、PH測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「PH」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、ガラス電極点40a及び比較参照電極点40bが接点ST1と電気的に接続され、他の電極点40c〜40eは接点ST1と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、PHの測定値のみが計測器4に表示されることとなる。
一方、ORP測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「ORP」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、比較参照電極点40b及び比抵抗作用電極点40cが接点ST2と電気的に接続され、他の電極点40a,40d,40eは接点ST2と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、ORPの測定値のみが計測器4に表示されることとなる。
また一方、比抵抗測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「比抵抗」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、比抵抗作用電極点40c及び比抵抗温度電極40dが接点ST3と電気的に接続され、他の電極点40a,40b,40eは接点ST3と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、比抵抗の測定値のみが計測器4に表示されることとなる。なお、比抵抗を測定するのは、特許文献3に記載のように、地下水位を測定するために用いるものである。
(数1)
Vrec=Vsin×R/(R+r)
他方、高比抵抗測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「高比抵抗」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、比抵抗作用電極点40c及び比抵抗温度電極40dが接点ST4と電気的に接続され、他の電極点40a,40b,40eは接点ST4と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、高比抵抗の測定値のみが計測器4に表示されることとなる。なお、高比抵抗を測定するのは、地下水Wの水質が良くなると比抵抗が高くなることが一般的に知られており、水質の良い地下水Wの測定にも対応できるようにするためである。
一方、塩分濃度測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「塩分」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、比抵抗作用電極点40c及び比抵抗温度電極40dが接点ST5と電気的に接続され、他の電極点40a,40b,40eは接点ST5と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、塩分濃度の測定値のみが計測器4に表示されることとなる。
他方、温度測定を行う場合は、作業者はスイッチ切替部40に設けられている矢印Pが「温度」を示すように、スイッチ切替部40を切り替える。これにより、図4に示すように、比抵抗温度電極40d及び温度センサ電極点40eが接点ST6と電気的に接続され、他の電極点40a〜40cは接点ST6と電気的に接続されず切断状態となる。それゆえ、温度の測定値のみが計測器4に表示されることとなる。
次に、本発明の第2実施形態を図7に基づいて説明すると、図7は、本発明の第2実施形態に係るセンサーケーブルと地盤測定部の要部拡大縦断面図である。なお、第1実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
次に、本発明の第3実施形態を図8に基づいて説明すると、図8は、本発明の第3実施形態に係る地盤測定部の側面図である。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
次に、本発明の第4実施形態を図9に基づいて説明すると、図9(a)は、本発明の第4実施形態に係る地盤測定部の側面図、(b)は(a)のX−X線断面図である。なお、第1実施形態〜第3実施形態と同一構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
1b 目盛り
2,100,200,300 地盤測定部
4 計測器
10 錘
11 カバー体
20A,20A1 PH測定電極部
20B,20B1 酸化還元電位測定部
20C,20C1 比抵抗塩分測定電極部
(比抵抗測定電極部、塩分濃度測定電極部)
22,101 ガラス電極
23 比較参照電極
24,102 保護部材
25 比抵抗作用電極
27 比抵抗温度電極(比抵抗用電極)
33 温度センサ
40 スイッチ切替部(切替手段)
301 比抵抗作用電極(比抵抗用電極)
G 地盤
G1 掘削孔
W 地下水(被測定物)
Claims (7)
- 一端部に地盤測定部を有するセンサーケーブルと、該センサーケーブルの他端部に接続される計測器とを有してなる地盤の地下水を探査する地盤探査器であって、
前記地盤測定部は、少なくとも、PHを測定するPH測定電極部と、酸化還元電位を測定する酸化還元電位測定電極部と、比抵抗を測定する比抵抗測定電極部と、塩分濃度を測定する塩分濃度測定電極部とを有し、
前記計測器は、当該計測器と前記各測定電極部それぞれを個々別々に電気的に接続あるいは切断可能な切替手段を設けると共に、前記各測定電極部によって測定されたそれぞれの測定値を表示し、さらに、前記比抵抗又は前記塩分濃度を測定する際、正弦波信号を外部へ出力し、その外部へ出力する正弦波信号の周波数を、前記比抵抗を測定する際出力する正弦波信号の周波数より、前記塩分濃度を測定する際出力する正弦波信号の周波数の方が高周波となるように変化させてなり、
前記PH電極部は、ガラス電極と比較電極を有し、該比較電極には、ナフィオン膜が形成されてなることを特徴とする地盤探査器。 - 前記地盤測定部は、さらに温度センサを有し、
前記切替手段は、前記計測器と前記各測定電極部及び温度センサそれぞれを個々別々に電気的に接続あるいは切断可能とし、
前記計測器は、前記温度センサにて測定された測定値も表示してなることを特徴とする請求項1に記載の地盤探査器。 - 前記地盤測定部の基端側には、錘が設けられてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の地盤探査器。
- 前記地盤測定部の基端側及び/又は前記錘の基端側には、前記センサーケーブルを覆うようなカバー体が設けられてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の地盤探査器。
- 前記ガラス電極は、前記地盤測定部の先端側に設けられ、その先端側にはさらに当該ガラス電極を保護する保護部材が設けられてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の地盤探査器。
- 前記地盤測定部は、先端部に比抵抗測定電極部を設け、該比抵抗電極部は、一対の比抵抗用電極を有し、その一対の比抵抗用電極は、同軸上に設けられてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の地盤探査器。
- 前記センサーケーブルには、目盛りが設けられてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の地盤探査器。
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