JP6309695B2 - 地下水の検出方法、ボーリング装置およびコア採取装置 - Google Patents

地下水の検出方法、ボーリング装置およびコア採取装置 Download PDF

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Description

本発明は、地質調査を行いながら、地下水を検出する地下水の検出方法、ボーリング装置およびコア採取装置に関する。
地質調査においては、地質の調査と共に地下水の調査が必要になる場合がある。このような場合、従来は、コアチューブを備えるボーリング装置で地盤を掘削してコアチューブ内にコアを収集し、コアチューブを掘削孔から引き抜いた後に、コアチューブやロッドの濡れを確認したり、水の有無を検知する計測器を掘削孔内に挿入したりするなどして、地下水の検出やその水位の計測を行っていた。
地質調査に用いられるボーリング装置としては、コアチューブのビットの焼き付きを防止するとともに掘削した土砂を掘削孔から排出するために、コアチューブから水などの流体を放出させながら地盤の掘削を行う装置がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、このようなボーリング装置を用い、上記のような方法で地下水を検出しようとすると、掘削孔内の流体が、地下水であるか、それともコアチューブから流出した流体であるかを判別することができないので、正確に地下水の存在を特定することができなかった。
また、上記の従来の地下水の検出方法では、地下水の層が深さ方向に複数存在する場合、掘削孔に各地下水層の水が流れ込むため、最も上側に位置する地下水しか計測できず、それより下方に位置する地下水の存在を特定することはできなかった。このような理由により、上記の従来の地下水の検出方法では、地盤の深さ方向に複数存在する地下水の層を検出することはできなかった。
特開2012−154039号
本発明は、地質調査を行いながら正確に地下水を検出する地下水の検出方法ならびにこれに用いるボーリング装置およびコア採取装置を提供することを目的とする。
地下水の検出方法は、ロッドに連結するコアチューブから流体を放出しながらロッドを回転または並進させることにより地盤の掘削およびコアチューブへのコアの収容を行いつつ、掘削孔内の流体または掘削孔から排出される流体の特性を計測部により計測し、計測部により計測した流体の特性から地下水を検出する。
また、地下水の検出方法は、流体の特性として流体の濃度または温度を計測部により計測するものであってもよい。
また、地下水の検出方法は、掘削孔の孔壁にケーシング部材をあてがってもよい。
また、地下水を検出した場合、地下水の水位を水位の基準位置から地下水を検出した時点における前記コアチューブの位置までの距離より求めてもよい。
ボーリング装置は、コアチューブと、コアチューブに連結されるロッドと、ロッドを回転および並進させる駆動部を有するボーリング装置本体と、コアチューブから流体を放出するための流体の流路と、流路の流体を移流させる移流部と、掘削孔内の流体または掘削孔から排出される流体の特性をセンサで計測する計測部と、を備える。
また、ボーリング装置は、計測部がコアチューブに備えられるものであってもよい。
また、ボーリング装置は、計測部の計測信号を情報処理装置に送信するための送信部を備え、コアチューブは、ロッドの一端に連結する外管ヘッドを有する管状の外管と、外管と間隔を保ち、同軸で外管内に配され、外管に対し回転不能に連結する管状の内管と、を有するダブルコアチューブであり、計測部が、外管に備えられ、ロッドが、管状であって、内部に空間を有し、送信部が、ケーブルと、回転体と非回転体とを電気的に接続する回転コネクタと、を備え、ケーブルが、一端が前記計測部に接続され、前記コアチューブおよびロッドの内部を通って前記ロッドの外側に延び、他端が前記情報処理装置に接続可能となっており、ケーブルのうち一部のケーブルが、コアチューブおよびロッドの両方または一方に固定され、ロッドの回転に伴い回転するものであり、一部のケーブル以外のケーブルは、ロッドの回転に伴い回転しない情報処理装置に接続可能なものであり、一部のケーブルと情報処理装置に接続可能なケーブルが、回転コネクタを介して接続されているものであってもよい。
また、ボーリング装置は、外管ヘッドの側部に、内側に窪む凹部を備え、計測部のセンサが、外管ヘッド内から凹部を貫通し凹部に突き出ており、センサの先端が、外管ヘッドの側面より内側に位置しているものであってもよい。
また、ボーリング装置は、計測部が濃度計または温度計であってもよい。
コア採取装置は、ボーリング装置のロッドの一端に着脱自在であり、流体を放出する流路を有し、内部に地盤のコアが収容される空間を有する管状のコアチューブと、コアチューブに設けられ、掘削孔内の流体または掘削孔から排出される流体の特性をセンサで計測する計測部と、を備えている。
また、コア採取装置は、コアチューブが、ロッドの一端に連結する外管ヘッドを有する管状の外管と、外管と間隔を保ち、同軸で外管内に配され、外管に対し回転不能に連結する管状の内管と、を有するダブルコアチューブであり、外管ヘッドの側部には、内側に窪む凹部が備えられ、計測部のセンサが、外管ヘッド内から凹部を貫通して凹部に突き出ており、センサの先端が、外管ヘッドの側面より内側に位置しているものであってもよい。
地下水の検出方法、ボーリング装置およびコア採取装置は、地質調査を行いながら正確に地下水を検出することができる。
第一実施形態のボーリング装置を模式的に示す図である。 ボーリング装置のコアチューブ周辺を示す一部縦断面図である。 ボーリング装置のコアチューブ周辺を模式的に示す図である。 ボーリング装置の使用状況を模式的に示す図であって、コアチューブが地下水に到達する前の状況を示す図である。 ボーリング装置の使用状況を模式的に示す図であって、コアチューブが地下水に到達した状況を示す図である。 ボーリング装置の使用状況を模式的に示す図であって、コアチューブが上から二番目の地下水に到達する前の状況を示す図である。 ボーリング装置の使用状況を模式的に示す図であって、コアチューブが上から二番目の地下水に到達した状況を示す図である。 第二実施形態のボーリング装置を模式的に示す図である。 ボーリング装置のコアチューブ周辺を示す一部縦断面図である。 ロッド体を示す正面図である。 コアチューブ、ロッド体およびケーブル体の接続前の状態を示す一部縦断面図である。 図11のXII−XII線端面図である。 図8の回転コネクタ周辺を拡大して示す図である。
以下、本発明の実施形態のボーリング装置およびこれを用いた地下水の検出方法について説明する。
第一実施形態のボーリング装置は、図1に示すように、コアチューブ10と、ロッド20と、ボーリング装置本体30と、流路(第一流路42、第二流路44、第三流路46)と、移流部と、計測部としての第一の計測部60と、を備えている。
コアチューブ10は、地盤Gを掘削しつつ、コアCを収集するものである。コアチューブ10は、いわゆるダブルコアチューブであり、図2に示すように、上端を塞ぐ外管ヘッド11を有する管状の外管12と、外管12と間隔を保って外管12と同軸で外管12内に配され、内部にコアCの収容空間を有し、上端を塞ぐ内管ヘッド16を有する管状の内管17と、流体Fが流れる流路であって、外管ヘッド11からコアチューブ10の先端にかけて外管ヘッド11および外管12と内管17との間に設けられる第一流路42と、を備えている。内管17は、内管ヘッド16が連結ロッド18により外管ヘッド11に連結している。内管ヘッド16がベアリングを介して連結ロッド18と連結しているので、内管17は、外管12に回転不能に支持されている。外管12は、その(下端)先端に、地盤を掘削するための環状のビット13を備えている。
ロッド20は、その一端(下端)が外管ヘッド11に着脱自在に連結する。外管ヘッド11に連結したロッド20は、外管12と同軸となる。ロッド20は、単一のロッド体22または複数のロッド体22を長手方向に連結したものにより構成される。
ロッド体22は、図1ないし図7並びに図10ないし図12に示すように、管状であって、一端に雄ネジ24が設けられており、他端にこの雄ネジ24に締結可能な雌ネジ26が設けられている。ロッド体22は、一方のロッド体22の雄ネジ24を他方のロッド体22の雌ネジ26に締結することにより連結される。ロッド体22を連結してなるロッド20の内部は、流体Fが流れる流路である第二流路44となっている。第二流路44は、コアチューブ10の第一流路42と接続している。
ボーリング装置は、ロッド体22を継ぎ足してロッド20の長さを延長することにより、掘削深度を深くすることができる。
ロッド20は、その長手方向を上下方向に略平行とした状態で、ボーリング装置本体30に支持されている。ボーリング装置本体30は、ロッド20を駆動する駆動部32を備えている。ロッド20は駆動部32により昇降(並進)し、その軸(長手方向)を中心として回転する。ロッド20を昇降または回転させると、これに伴ってコアチューブ10が昇降または外管12およびビット13が回転し、地盤Gが掘削される。この際、内管17は、ロッド20および外管12の回転に伴って回転せず、内管17内にコアCが収容されていく。
ロッド20の他端(上端)には、ホース47の一端がスイベル48を介して連結されている。ホース47の内部は、流体Fが流れる流路である第三流路46となっている。第三流路46は、ロッド20の内部にある第二流路44と接続している。ホース47の他端は、タンク52に接続している。タンク52は、流体Fの供給源として機能するものであり、箱状であって内部に流体Fが貯留される。
第三流路46には、移流部が備えられている。移流部は、流路を通じて流体Fを移流させるためのものである。本実施形態では、移流部として、ポンプ54が用いられている。タンク52の流体Fは、移流部により流路である第三流路46、第二流路44および第一流路42を通ってコアチューブ10の先端から放出される。
第一の計測部60は、流体Fの特性を計測するものである。第一の計測部60は、流体Fの特性を計測するセンサ62を備えている。第一の計測部60は、流体Fの特性を計測できるものであればどのようなものであってもよいが、例えば、流体Fの濃度を計測する濃度計や流体Fの温度を計測する温度計とすることができる。本実施形態では、第一の計測部60として、流体Fの塩分濃度を計測する濃度計が用いられている。また、第一の計測部60のセンサ62は、掘削孔Hの開口付近に配されている。
なお、第一の計測部60のセンサ62の位置は、コアチューブ10から放出された流体Fを計測できる位置であればどこであってもよい。また、第一の計測部60は、それ自体が流体Fの特性値を表示する表示部を備えるものであってもよいし、表示部を備えないものであってもよい。また、第一の計測部60は、計測信号を、後述の第二実施形態のように情報処理装置120に送信可能なものであってもよい。この場合、第一の計測部60から情報処理装置120への計測信号の送信は、ケーブル90などの有線であってもよいし、無線であってもよい。情報処理装置120は、少なくとも流体Fの特性を示すデータを記憶または表示もしくは出力するものであればどのようなものであってもよい。本実施形態では、第一の計測部60は、塩分濃度を表示する表示部を備えるものであり、情報処理装置120には接続されていない。
ボーリング装置は、図1に示すように、タンク52の流体Fの特性を把握するため、タンク52に第一の計測部60と同じ流体Fの特性を計測する第二の計測部70を備えてもよい。本実施形態において、第二の計測部70は、第一の計測部60と同様に、塩分濃度を計測し、塩分濃度を表示する表示部を備えるものであり、情報処理装置120には接続されていない。第二の計測部70のセンサ72はタンク52内に備えられている。
ボーリング装置は、図3に示すように、ボーリング装置により掘削した掘削孔Hの孔壁HWにあてがわれるケーシング部材80を備えるものであってもよい。ケーシング部材80としては、管状のケーシング管などを用いることができる。
次に、上記ボーリング装置を用いた地下水の検出方法について説明する。本実施形態では、地下水GWは、淡水であるものとする。また、流体Fには塩水を用いるものとし、タンク52には塩水が貯留されているものとする。
まず、図4に示すように、タンク52の塩水を移流部によりコアチューブ10に供給し、コアチューブ10の先端から塩水を放出しつつ、ボーリング装置本体30でロッド20とこれに連結する外管12を下降させながら回転させることにより地盤Gを掘削し、コアチューブ10の内管17にコアCを収容していく。コアチューブ10の先端から放出される塩水は、掘削孔H内を上昇し、掘削した土砂または岩とともに地表の掘削孔Hの開口から排出される。掘削孔Hの開口から排出する塩水の塩分の濃度を第一の計測部60により計測する。
コアチューブ10内に所定の長さのコアCを収容したら、コアチューブ10を掘削孔Hから引き揚げ、コアCを回収する。このような地盤Gの掘削からコアCの回収までの一連の作業を深さ方向における所定の範囲のコアCを収集するまで繰り返す。なお、掘削深度が深くなり、ロッド20の長さを長くする必要がある場合には、ロッド20にロッド体22を継ぎ足し、ロッド20を延長して掘削を行う。
地盤Gがもろい場合または深さ方向に存在する複数の地下水GWの層を検知する場合には、地盤Gの掘削と共に、掘削孔Hに上から順次ケーシング部材80を挿入し、掘削孔Hの孔壁HWにケーシング部材80をあてがっていく(図3参照)。ケーシング部材80は、ボーリングの深度に応じて掘削孔Hに複数挿入することにより、継ぎ足して用いられる。ケーシング部材80を用いる場合、第一の計測部60のセンサ62は、ケーシング部材80の上端(開口)付近に設置しておく。
次に地下水GWの検出について説明する。図5に示すようにコアチューブ10の先端が地下水GWに到達すると、コアチューブ10の先端から放出される塩水は、地下水GWと混じり、塩分の濃度が低下する。そこで、第一の計測部60(濃度計)で計測した塩分の濃度COが濃度の閾値CO*より高い場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在しないものと判定し、第一の計測部60(濃度計)で計測した塩分の濃度COが濃度の閾値CO*より小さくなった場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在するものと判定する。第一の計測部60(濃度計)で計測した塩分の濃度COは、第一の計測部60の表示から読み取る。濃度の閾値CO*の値は、使用する塩水の濃度に応じて適宜設定する。例えば、濃度の閾値CO*の値は、第二の計測部70で計測したタンク52内の塩水の濃度またはこれに任意定数を増減した値とすることができる。
地下水GWが存在すると判定した場合には、水位の基準位置からその判定した時点におけるコアチューブ10の位置までの距離を算定することにより地下水GWの水位が求められる。ここで、水位の基準位置およびコアチューブ10の位置は特に限定されるものではないが、例えば、地下水GWの水位は、水位の基準位置を地表面とし、コアチューブ10の位置をコアチューブ10の先端とすると、地下水GWの水位は、ロッド20のうち地表面からコアチューブ10までの部分の長さとコアチューブ10の長さの和として求めることができる。なお、地下水GWの水位は、コアチューブ10の位置を変位計で計測することにより求めてもよい。
タンク52の塩水の濃度は、特に限定されるものではないが、上記地下水GWの検知の精度の観点からは、0.01%以上であることが好ましい。
図6および図7に示すように、ボーリング装置による掘削に伴って、掘削孔Hにケーシング部材80を順次挿入し、孔壁HWにケーシング部材80をあてがうと、既に検出した地下水GWが掘削孔Hに流入しなくなるので、その地下水GWの下方にある地下水GW(地下水層)、言い換えれば、深さ方向に存在する複数の地下水GW(地下水層)をそれぞれ検出することができる。
地下水GWが海水であるような場所において、コアチューブ10の先端から普通の水を放出し、放出した水に地下水GWが混じると、水の塩分の濃度が上昇する。そこで、地下水GWが、海水であるような場所では、流体Fとして通常の水を用いる。この場合、第一の計測部60で計測した塩分の濃度COが濃度の閾値CO*より小さい場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在しないものと判定し、第一の計測部60で計測した塩分の濃度COが濃度の閾値CO*より大きくなった場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在するものと判定する。濃度の閾値CO*の値は、例えば上記と同様に、第二の計測部70で計測したタンク52内の水の塩分濃度またはこれに任意定数を増減した値とすることができる。
なお、地下水GWの検知に関して、第一の計測部60が導電率に基づき濃度を計測するものである場合には、濃度COおよび濃度の閾値CO*に代えて、導電率および導電率の閾値を用いて同様の判断を行ってもよい。また、地下水GWの有無の判断は、濃度、温度またはこれらの導電率の変化量または変化速度に基づいて判定してもよい。
次に、第一の計測部60として、温度計を用いる場合について説明する。地下水GWが水であるような場所において、コアチューブ10の先端から地下水GWより温度の高い温水を放出し、放出した温水に地下水GWが混ざると、温水の温度が低下する。そこで、地下水GWが冷水である場合には、流体Fとして地下水GWより温度の高い温水を用いる。この場合、ボーリング装置による掘削において、第一の計測部60で計測した温度Tが温度の閾値T*より高い場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在しないものと判定し、第一の計測部60で計測した温度Tが温度の閾値T*より低くなった場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在するものと判定する。温水の温度は、地下水GWの温度より高い温度となるよう適宜調整する。温度の閾値T*の値は、使用する温水の温度に応じて適宜設定する。温度の閾値T*の値は、例えば温度計である第二の計測部70で計測したタンク52内の温水の温度またはこれに任意定数を増減した値とすることができる。
また、地下水GWが温水であるような場所において、コアチューブ10の先端から温水より温度の低い水を放出し、放出した水に地下水GWが混ざると、水の温度が上昇する。そこで、地下水GWが温水であるような場所では、流体Fとして温水より温度の低い水を用いる。この場合、ボーリング装置による掘削において、温度計の温度Tが温度の閾値T*より低い場合には、コアチューブ10の先端付近に地下水GWが存在しないものと判定し、温度計の温度Tが温度の閾値T*より高くなった場合には、コアチューブ10が地下水GWに到達し、そこに地下水GWが存在するものと判定する。
地下水GWの有無の判断は、温度の変化量または変化速度に基づいて判定してもよい。
上記濃度または温度による地下水GWの判定は、第一の計測部60および第二の計測部70の計測信号をパーソナルコンピュータなどの情報処理装置120に送信し、上記濃度または温度による判定を行うプログラムを情報処理装置120が実行することにより判定してもよい。
上記の地下水の検出方法およびボーリング装置によると、コアCを収集する地質調査(ボーリング作業)を行いながら正確に地下水GWを検出することができる。また、検出した地下水GWの水位を求めることもできる。また、地下水GWを検出し、その水位を計測することにより、地すべりの危険性の高い位置を特定することもできる。また、ボーリング装置は、構成が簡易であるため、地質調査を行いながら地下水GWを検知できるボーリング装置を低コストで提供することができる。また、ボーリング装置は、既存のボーリング装置を利用して製造することも可能であり、この場合より低コストで提供することができる。
また、地下水の検出方法およびボーリング装置は、掘削孔Hの孔壁HWのうち少なくとも地下水GWが存在すると判断された部分にケーシング部材80をあてがうことにより、地下水GWの層が地盤Gの深さ方向に複数存在する場合であっても、各地下水GWの層の存在を特定し、各地下水GWの層の水位を計測することができる。
次に、第二実施形態のボーリング装置およびこれを用いた地下水の検出方法について説明する。図8は第二実施形態のボーリング装置を示す。第二実施形態のボーリング装置は、第一実施形態のボーリング装置と比較して、第一の計測部60の位置および送信部を備える点で異なる。
第一の計測部60は、濃度計や温度計などの流体Fの特性を計測できるものであれば、どのようなものであってもよいが、本実施形態では温度計が用いられている。第一の計測部60は、図9に示すように、コアチューブ10の外管ヘッド11内に備えられている。コアチューブ10の外管ヘッド11の側部には内側(外管12の軸側)に窪む凹部14が設けられており、第一の計測部60のセンサ62は、外管ヘッド11内から凹部14を貫通して凹部14に突き出ている。センサ62の先端は、外管ヘッド11の側面より内側(外管12の軸側)に位置している。第一の計測部60のセンサ62が外管ヘッド11の側面より内側に位置しているので、ボーリング装置で地盤Gを掘削する際、センサ62を孔壁HWに接触させずに掘削することができる。
以上の第一の計測部60を備えるコアチューブ10がコア採取装置となる。
第一の計測部60で計測した計測信号は送信部により情報処理装置120に送信される。送信部は、有線であっても無線であってもかまわないが、本実施形態では、図8ないし図11に示すように、有線であるケーブル90が用いられている。ケーブル90は、全体としては、一端が第一の計測部60に接続し、コアチューブ10およびロッド20(ロッド体22)の内部を通って、地上においてロッド20の外側に延びている。ケーブル90の他端は、地上に位置しており、情報処理装置120に接続可能となっている。ケーブル90は、第一の計測部60の計測信号を送信可能なケーブル体92により構成されている。ケーブル体92は、コアチューブ10内、各ロッド体22内および地上においてロッド20の外側に配されている。コアチューブ10内のケーブル体92は、ケーブル固定部100により外管12内に固定されている。また、コアチューブ10内のケーブル体92は、一端が第一の計測部60に接続し、他端が外管12のうちロッド体22が接続される部分周辺に位置している。この他端にはケーブル体92同士を接続するために接続部94が備えられている。ロッド体22内のケーブル体92は、ケーブル固定部100によりロッド体22に固定されている。ロッド体22内のケーブル体92は、その一端または両端に接続部94を備えている。コアチューブ10とロッド体22を連結する際またはロッド体22どうしを連結する際、これらに備えられるケーブル体92の接続部94同士を接続することにより、各ケーブル体92が電気的に接続する。
なお、ケーブル体92のケーブル固定部100による固定は、コアチューブ10またはロッド20の一方だけでなされていてもよい。
ケーブル固定部100は、図12に示すように、外枠部102と、固定部104と、支持部106と、を備えている。外枠部102は、環状であり、その外周面がロッド体22の内面に接した状態でロッド体22に固定されている。固定部104は、外枠部102の中心に位置しており、複数の支持部106により外枠部102と連結している。固定部104には、貫通孔108が設けられており、この貫通孔108にケーブル体92が通されている。ケーブル固定部100は、外枠部102、支持部106および固定部104により囲まれる部分が空間(孔)になっている。この空間により、流体Fは、ケーブル固定部100に遮られることなく、第一流路42および第二流路44を流れるようになっている。
コアチューブ10内およびロッド20内に備えられるケーブル90(ケーブル体92)はロッド20の回転に伴って回転するため、地上においてケーブル90をロッド20内から外側に延ばすと、ロッド20の回転に伴ってロッド20の外側に延びたケーブル90がロッド20に巻き付けられるという不具合が生じる。そこで、図8に示すように、コアチューブ10内およびロッド20内に備えられ、ロッド20の回転に伴って回転するケーブル90と、ロッド20の外側に備えられ、ロッド20の回転に伴って回転しないケーブル90とを回転コネクタ110を介して接続する。回転コネクタ110は、回転体と非回転体とを電気的に接続するコネクタである。回転コネクタ110は、地上に位置するロッド体22に備えられている。
回転コネクタ110は、いわゆるスリップリングであり、図13に示すように、リング部111と、ブラシ部114と、を備えている。
回転コネクタ110のリング部111は、環状のリング部本体112と、リング部本体112の外周に設けられる金属製の環状のリング113と、を備えている。回転コネクタ110のリング部111は、リング部本体112の中空部分をロッド体22に通した状態でロッド体22に固定されている。リング部111のリング113は、回転コネクタ110が取り付けられたロッド体22のケーブル体92の一端に接続している。このケーブル体92は、他端に接続部94を備えており、このロッド体22の下側に連結するロッド体22のケーブル体92と、それぞれの接続部94を接続することにより接続される。このような構成により、第一の計測部60とリング部111はケーブル90(ケーブル体92)より電気的に接続している。第一の計測部60、リング部111およびこれらをつなぐケーブル90(ケーブル体92)はロッド20の回転に伴って回転する。
回転コネクタ110のブラシ部114は、ブラシ部本体115と、ブラシ部本体115に設けられる金属製のブラシ116とを有している。ブラシ部114は、ロッド20の回転に伴って回転せず、そのブラシ116がロッド20の回転に伴って回転するリング113に接するようになっている。ブラシ部114のブラシ116には、地上においてロッド20の外側に位置するケーブル体92の一端が接続している。このケーブル体92の他端は情報処理装置120に接続している。ブラシ部114、情報処理装置120およびこれらをつなぐケーブル90(ケーブル体92)はロッド20の回転に伴って回転しない。
以上のように、第一の計測部60と情報処理装置120とを、回転コネクタ110を介してケーブル90(ケーブル体92)で接続することにより、回転するロッド20にケーブル90を巻き付かせることなく第一の計測部60で計測した計測信号を情報処理装置120に送信することができる。
タンク52には、タンク52の流体Fの特性を計測する第二の計測部70が備えられている。本実施形態では、第二の計測部70には、第一の計測部60と同様に温度計が用いられている。第二の計測部70のセンサ72はタンク52内に備えられている。第二の計測部70は、ケーブル体92により情報処理装置120に接続しており、計測信号を情報処理装置120に送信するようになっている。
情報処理装置120は、第一の計測部60および第二の計測部70で計測した計測信号を記憶したり、表示したり、計測信号を各種処理したりするものである。情報処理装置120は、CPUやメモリを含む制御部と、計測信号などを送受信する通信部と、ディスプレイやプリンタなどの出力部と、ハードディスクなどの記憶部と、キーボードやマウスなどの入力部と、を備えており、これらの構成はバスなどにより接続されている。情報処理装置120としては、例えばパーソナルコンピュータを用いることができる。
情報処理装置120は、機能的構成として、第一の実施形態で説明した第一の計測部60で計測した温度データと温度の閾値T*に基づいて地下水GWを検知し、地下水GWを検知した場合には地下水GWの水位を算定する地下水検知部を有する。温度の閾値T*は、第二の計測部70で計測した温度のある時刻の値または平均値に任意定数を増減して設定する。地下水検知部を実行するプログラムは、記憶部などに記憶されており、制御部がこのプログラムを実行することによりその機能が実現される。
第二実施形態のボーリング装置による地盤Gの掘削およびコアCの採取は、基本的には第一実施形態のボーリング装置と同様である。ボーリング装置による掘削の際、第一の計測部60により温水の温度の計測を行う。第二の計測部70は、タンク52の流体Fの温度を把握できるデータを採取できればよく、地盤Gの掘削中またはその前後において所定の時間計測すればよい。
また、ボーリング装置による地盤Gの掘削の際、情報処理装置120で、制御部が地下水検知部を実行することにより、第一の計測部60で計測した温度データに基づいて地下水GWの有無を判定し、地下水GWが存在する場合には地下水GWの水位を算定する。
なお、情報処理装置120は、第一の計測部60および第二の計測部70が濃度計など他の流体Fの特性を計測するものであっても、上記と同様に地下水GWの検知や地下水GWの水位の算定を行うことができる。
第二実施形態のボーリング装置および地下水の検出方法によると、第一の計測部60が、地下水GWの層に近い場所に位置することにより、計測精度が向上するため、地下水GWの有無の判定および地下水GWの水位の算定の精度が向上する。しかも、地下水GWの層が地盤Gの深さ方向に複数の層に分かれて存在する場合であっても、ケーシング部材80を用いることなく各地下水GWの層を検出し、検出した各地下水GWの層の水位を計測することができる。なお、地盤Gが軟弱な場合には、孔壁HWの崩落を抑えるため、ケーシング部材80を併用してもよい。
第二実施形態のボーリング装置によると、第一の計測部60と情報処理装置120を、回転コネクタ110を介してケーブル90(ケーブル体92)で接続することにより、ロッド20の回転に伴ってケーブル90をロッド20に巻き付かせることなく第一の計測部60で計測した計測信号を情報処理装置120に送信することができる。
第二実施形態のボーリング装置によると、コアチューブ10およびロッド体22にそれぞれケーブル体92を備えているので、ロッド体22を継ぎ足してロッド20を延伸する場合やコアチューブ10やロッド20を各ロッド体22に分解する場合に、その作業時間を大幅に短縮することができる。
本発明の地下水の検出方法およびボーリング装置は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変更することができる。
10 コアチューブ
11 外管ヘッド
12 外管
13 ビット
14 凹部
15 ベアリング
16 内管ヘッド
17 内管
18 連結ロッド
20 ロッド
22 ロッド体
24 雄ネジ
26 雌ネジ
30 ボーリング装置本体
32 駆動部
42 第一流路(流路)
44 第二流路(流路)
46 第三流路(流路)
47 ホース
48 スイベル
52 タンク
54 ポンプ
60 第一の計測部(計測部)
62 センサ
70 第二の計測部
72 センサ
80 ケーシング部材
90 ケーブル(送信部)
92 ケーブル体
94 接続部
100 ケーブル固定部
102 外枠部
104 固定部
106 支持部
108 貫通孔
110 回転コネクタ
111 リング部
112 リング部本体
113 リング
114 ブラシ部
115 ブラシ部本体
116 ブラシ
120 情報処理装置
C コア
F 流体(塩水、水)
G 地盤
GW 地下水
H 掘削孔
HW 孔壁

Claims (12)

  1. ロッドに連結するコアチューブから流体を放出しながら前記ロッドを回転または並進させることにより地盤の掘削および前記コアチューブへのコアの収容を行いつつ、掘削孔内の流体の特性を、前記コアチューブの外側にセンサが備えられた計測部により計測し、前記計測部により計測した流体の特性から地下水を検出することを特徴とする地下水の検出方法。
  2. 前記流体の特性として流体の濃度を前記計測部により計測することを特徴とする請求項1記載の地下水の検出方法。
  3. 前記コアチューブから塩水を放出することを特徴とする請求項2記載の地下水の検出方法。
  4. 前記流体の特性として流体の温度を前記計測部により計測することを特徴とする請求項1記載の地下水の検出方法。
  5. 掘削孔の孔壁のうち地下水が存在すると判断された部分にケーシング部材をあてがうことを特徴とする請求項1、2、3または4記載の地下水の検出方法。
  6. 地下水を検出した場合、地下水の水位を水位の基準位置から地下水を検出した時点における前記コアチューブの位置までの距離より求めることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の地下水の検出方法。
  7. コアチューブと、
    前記コアチューブに連結されるロッドと、
    前記ロッドを回転および並進させる駆動部を有するボーリング装置本体と、
    前記コアチューブから流体を放出するための流体の流路と、
    前記流路の流体を移流させる移流部と、
    掘削孔内の流体の特性をセンサで計測する計測部と、を備え、
    前記計測部が前記コアチューブに備えられ
    前記センサが前記コアチューブの外側に備えられることを特徴とするボーリング装置。
  8. コアチューブと、
    前記コアチューブに連結されるロッドと、
    前記ロッドを回転および並進させる駆動部を有するボーリング装置本体と、
    前記コアチューブから流体を放出するための流体の流路と、
    前記流路の流体を移流させる移流部と、
    掘削孔内の流体または掘削孔から排出される流体の特性をセンサで計測する計測部と、
    前記計測部の計測信号を情報処理装置に送信するための送信部と、を備え、
    前記計測部が前記コアチューブに備えられ、
    前記コアチューブは、前記ロッドの一端に連結する外管ヘッドを有する管状の外管と、前記外管と間隔を保ち、同軸で前記外管内に配され、前記外管に対し回転不能に連結する管状の内管と、を有するダブルコアチューブであり、
    前記ロッドは、管状であって、内部に空間を有し、
    前記送信部は、ケーブルと、回転体と非回転体とを電気的に接続する回転コネクタと、を備え、
    前記ケーブルは、一端が前記計測部に接続され、前記コアチューブおよびロッドの内部を通って前記ロッドの外側に延び、他端が前記情報処理装置に接続可能となっており、
    前記ケーブルのうち一部のケーブルは、前記コアチューブおよび前記ロッドの両方または一方に固定され、前記ロッドの回転に伴い回転するものであり、
    前記一部のケーブル以外のケーブルは、前記ロッドの回転に伴い回転しない前記情報処理装置に接続可能なものであり、
    前記一部のケーブルと前記情報処理装置に接続可能なケーブルが、前記回転コネクタを介して接続されていることを特徴とするボーリング装置。
  9. 前記コアチューブは、前記ロッドの一端に連結する外管ヘッドを有する管状の外管と、前記外管と間隔を保ち、同軸で前記外管内に配され、前記外管に対し回転不能に連結する管状の内管と、を有するダブルコアチューブであり、
    前記外管ヘッドの側部に、内側に窪む凹部を備え、前記計測部のセンサが、前記外管ヘッド内から前記凹部を貫通して凹部に突き出ており、前記センサの先端が、前記外管ヘッドの側面より内側に位置していることを特徴とする請求項7記載のボーリング装置。
  10. 前記計測部が濃度計または温度計であることを特徴とする請求項7、8または9記載のボーリング装置。
  11. ボーリング装置のロッドの一端に着脱自在であり、流体を放出する流路を有し、内部に地盤のコアが収容される空間を有する管状のコアチューブと、
    前記コアチューブに設けられ、掘削孔内の流体の特性をセンサで計測する計測部と、を備え、
    前記センサが前記コアチューブの外側に備えられることを特徴とするコア採取装置。
  12. 前記コアチューブは、前記ロッドの一端に連結する外管ヘッドを有する管状の外管と、前記外管と間隔を保ち、同軸で前記外管内に配され、前記外管に対し回転不能に連結する管状の内管と、を有するダブルコアチューブであり、
    前記外管ヘッドの側部に、内側に窪む凹部を備え、前記計測部のセンサが、前記外管ヘッド内から前記凹部を貫通して前記凹部に突き出ており、前記センサの先端が、前記外管ヘッドの側面より内側に位置していることを特徴とする請求項11記載のコア採取装置。
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