JP5164601B2 - 改質装置 - Google Patents

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Description

本発明は、改質装置に関する。
従来の燃料電池用燃料ガス改質装置内の改質水通路の一形式として、特許文献1に示されているものが知られている。改質水は改質用燃料と混合されて燃料を改質する為に、まず蒸発されなければならない。効率的に蒸発され、かつ小型軽量化を実現するためには、熱交換効率を上げることが必要であり、特許文献1の図1に示されているように、改質水通路は幅の狭い2重管構造となっており、効果的に周りと熱交換ができるようになっている。また特許文献2についても、同様な理由により、改質水の通路で蒸発すると思われる部位は、単管状となっている。
上記システムにおいて使用される改質水は、ほとんどはそのシステム内で回収された水、いわゆる自立水であるが、数%〜数10%は水道から補給された水が使用されている。そしてその水道水が自立水に混合され、イオン交換等の処理がされた後、水ポンプで改質装置に供給されている。しかしながら、水道水中にイオン状態で存在する微量のシリカ成分(Siを含む化合物)は、イオン交換樹脂を通す際、イオン吸着力が弱いため、自立水に含まれるイオン吸着力の強い多量の炭酸陰イオンに押し流され水にシリカ成分が残留され、そのまま改質装置に供給される。シリカ成分は水蒸気中には存在できないため、水が沸騰し蒸発される場合には、析出され水中に残留し、長時間運転で濃縮されて、やがて固化する。
特開2003−321206号公報 特開2002−372395号公報
従来技術においては、改質水が蒸発する部位では流路が狭いため、シリカ成分などの濃縮または蓄積した成分が流路をふさぎやすく改質用燃料供給の圧損が上昇して、所定流量が得られないため、所定出力が低下することがある。また、水道水がそのまま改質装置に供給される場合にも、濃縮または蓄積した成分が析出され濃縮される。また、水道水は気化しにくい成分を含む。気化しにくい成分は改質装置に供給され濃縮される、もしくは改質装置内に蓄積される。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、気化しにくい成分を含む水を改質水に用いても、濃縮または蓄積した成分が流路をふさがず所定流量が確保され、所定出力が低下することのない信頼性の高い改質装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項に係る発明の構成上の特徴は、改質水を加熱して水蒸気を生成する蒸発部と、該蒸発部で蒸発された水蒸気に改質用燃料が投入されて供給され改質ガスを生成する改質部と、前記改質部から前記改質ガスを導入し同改質ガス中の一酸化炭素を低減する一酸化炭素低減部と、前記改質部と前記一酸化炭素低減部との間に配置され、前記改質部で生成された改質ガスを冷却するとともに、前記蒸発部で生成された水蒸気を加熱する冷却部と、を備え、前記改質水が前記蒸発部を経て、前記冷却部で加熱され前記改質部に送出される改質装置において、前記一酸化炭素低減部を前記冷却部の下方に設け、前記一酸化炭素低減部と前記冷却部との間に前記蒸発部で生成された水蒸気が導入され前記冷却部に導出されるマニホールドを設け、前記改質水より濃縮または蓄積される成分を溜める溜り部を、前記改質水が蒸発される界面より下方で、前記マニホールドの下方かつ前記一酸化炭素低減部の上面に接して設けたことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、改質水を加熱して水蒸気を生成する蒸発部と、該蒸発部で蒸発された水蒸気に改質用燃料が投入されて供給され改質ガスを生成する改質部と、前記改質部から前記改質ガスを導入し同改質ガス中の一酸化炭素を低減する一酸化炭素低減部と、前記改質部と前記一酸化炭素低減部との間に配置され、前記改質部で生成された改質ガスを冷却するとともに、前記蒸発部で生成された水蒸気を加熱する冷却部と、を備え、前記改質水が前記蒸発部を経て、前記冷却部で加熱され前記改質部に送出される改質装置において、前記一酸化炭素低減部を前記冷却部の下方に設け、前記一酸化炭素低減部と前記冷却部との間に前記蒸発部で生成された水蒸気が導入され前記冷却部に導出されるマニホールドを設け、前記改質水より析出され、固化されるシリカ成分に対し所定の容積を持つ溜り部を、前記改質水が蒸発される界面より下方で、前記マニホールドの下方かつ前記一酸化炭素低減部の上面に接して設けたことである。
上記のように構成した請求項に係る発明によれば、改質水が蒸発される界面より下方に、改質水より濃縮または蓄積される成分を溜める溜り部が設けられる。これにより、水が蒸発する条件下では気化しにくく、水が蒸発されるにつれて濃縮される成分である、例えば塩分、カルシウムイオンまたはマグネシウムイオンを含む海水、硬水等、水が蒸発する条件下では気化しにくい成分であり、かつイオン化しにくい、すなわち電子が着脱しやすく析出されやすいシリカのような、水が蒸発されるにつれて濃縮される成分を含む100%水道水、井戸水等、または粒子状固形物である砂などの、水が蒸発されるにつれて蓄積される成分を含む水道水、海水、井戸水等が、改質水として使用されたとき、改質水より濃縮または蓄積される成分は、改質水が蒸発される界面より下方に設けられた溜り部に溜められる。よって濃縮または蓄積された成分により流路がふさがれ流路の圧損が上昇して所定流量が得られず、所定出力が低下することはない。また、改質水が溜まる、大きな面積を持つ溜り部は、一酸化炭素低減部の上面に接して設けられるため、一酸化炭素低減部の温度制御を適切に高い熱交換効率で行うことができる。即ち、一酸化炭素低減部の温度は、S(スチーム)/C(カーボン)比の増減により制御されるが、その温度調整を一酸化炭素低減部との接触面積が大きい溜り部に溜る改質水および溜り部を通過する水蒸気によって行うことにより、熱交換効率が向上するため、改質装置のエネルギー変換効率、すなわち、かかる改質装置を用いた燃料電池システムの発電効率も向上する。さらに、溜り部にシリカが蓄積された場合は、溜り部の水量が減少してシリカ固形分よりも水の界面が下方になってしまった時にも、シリカは親水性が高く水を多く含むことができるため、水が十分溜まっている時と同様、一酸化炭素低減部の温度制御効果を保持することができ、改質装置の機能を低下させることがない。
上記のように構成した請求項2に係る発明によれば、改質水が蒸発される界面より下方に、改質水より析出され、固化されるシリカ成分に対し所定の容積をもつ溜り部が設けられる。これにより、析出され固化されたシリカ成分は、改質水中を沈殿し、溜り部に蓄積される。ここで所定の容積とは、例えば、求められる改質装置の耐用年数に対して、100%の水道水を使用したときを想定し、水のシリカ含有量、使用量等の最悪条件を考慮に入れ、かつ安全率も含めて、溜まるシリカ量が推定され決定される容積である。よって、耐用年数経過時も、蓄積されたシリカ固形分により流路がふさがれ、流路の圧損が上昇して、所定流量が得られず所定出力が低下することはない。また、溜り部は、改質水の流路の底部から下方に突設されているので、シリカ固形分が流出して下流の補機類に悪影響を及ぼし、性能低下に至ることもない。また、改質水が溜まる、大きな面積を持つ溜り部は、一酸化炭素低減部の上面に接して設けられるため、一酸化炭素低減部の温度制御を、適切に高い熱交換効率で行うことができる。即ち、一酸化炭素低減部の温度は、S(スチーム)/C(カーボン)比の増減により制御されるが、その温度調整を、一酸化炭素低減部との接触面積が大きい溜り部に溜る改質水および溜り部を通過する水蒸気によって行うことにより、熱交換効率が向上するため、改質装置のエネルギー変換効率、すなわち、かかる改質装置を用いた燃料電池システムの発電効率も向上する。さらに、溜り部にシリカが蓄積された状態で、溜り部の水量が減少し、シリカ固形分よりも水の界面が下方になってしまった時にも、シリカは親水性が高く水を多く含むことができるため、水が十分溜まっている時と同様、一酸化炭素低減部の温度制御効果を保持することができ、改質装置の機能を低下させることがない。
以下、本発明に係る改質装置の実施の形態について説明する。図1はこの改質装置を備えた燃料電池システムの概要を示す図である。この燃料電池システムは燃料電池10と、この燃料電池10に必要な水素ガスを含む改質ガスを生成する改質装置20を備えている。
燃料電池10は、燃料極11と酸化剤極である空気極12と両極11,12間に介在された電解質13を備えており、燃料極11に供給された改質ガスおよび空気極12に供給された酸化剤ガスである空気(カソードエア)を用いて発電するものである。
改質装置20は、改質用燃料を水蒸気改質し、水素リッチな改質ガスを燃料電池10に供給するものであり、改質部21、冷却部22、一酸化炭素低減部23および一酸化炭素選択酸化反応部(以下、CO選択酸化部という)24、燃焼部25、および蒸発部26から構成されている。改質用燃料としては天然ガス、LPGなどの改質用気体燃料、灯油、ガソリン、メタノールなどの改質用液体燃料があり、本実施の形態においては天然ガスにて説明する。
改質部21は、改質水が蒸発部26にて加熱され生成された水蒸気に、改質用燃料が投入され混合された混合ガスが送出されて、改質ガスが生成され導出されるものである。この改質部21は有底円筒状に形成されており、環状筒部内に軸線に沿って延在する環状の折り返し流路21aを備えている。
改質部21の折り返し流路21a内には、触媒21b(例えば、RuまたはNi系の触媒)が充填されており、改質用燃料と水蒸気供給管51から導入された水蒸気との混合ガスが冷却部22で加熱されて導入され、触媒21bによって反応し改質されて水素ガスと一酸化炭素ガスが生成されている(いわゆる水蒸気改質反応)。これと同時に、水蒸気改質反応にて生成された一酸化炭素と水蒸気が反応して水素ガスと二酸化炭素とに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。これら生成されたガス(いわゆる改質ガス)は冷却部(熱交換部)22に導出されるようになっている。なお、水蒸気改質反応は吸熱反応であり、一酸化炭素シフト反応は発熱反応であり、改質部21の触媒21bの活性温度域は400℃から800℃である。また改質部21内には、改質部21内の温度例えば燃焼部25との間の壁付近の温度を測定する図示しない温度センサが設けられている。
冷却部22は、改質部21と一酸化炭素低減部23の間に配置され、改質部21で生成され導出された改質ガスと、改質用燃料と改質水(水蒸気)との混合ガスとの間で熱交換が行われる熱交換器(熱交換部)であって、高温である改質ガスを低温である混合ガスによって冷却して一酸化炭素低減部23に導出するとともに混合ガスを改質ガスによって加熱して改質部21に送出するようになっている。
冷却部22と、一酸化炭素低減部23との間に、蒸発部26で生成された水蒸気が導入され冷却部22に導出されるマニホールド92が設けられており、溜り部91がマニホールド92の下方で一酸化炭素低減部23の上面に接して設けられている。溜り部91は、水蒸気となった改質水の流路をなすマニホールド92の底部から下方に突設されている。図2に示すように、マニホールド92および溜り部91は改質部21で生成された改質ガスが、一酸化炭素低減部23へ導出されるための上下に貫通する空間を中央部に備えている。また貫通する空間の周囲に環状に形成され、環状空間の上方部分がマニホールド92を構成し、下方部分が所定の容積を持つ溜り部91を構成して一酸化炭素低減部23と当接している。マニホールド92には、蒸発部26に接続された水蒸気供給管51が接続されている。またマニホールド92には図示しない燃料供給源(例えば都市ガス管)に接続された改質用燃料供給管41が接続され、改質用燃料供給管41には、上流から順番に燃料ポンプ42、脱硫器46および改質用燃料バルブ43が設けられている。改質用燃料バルブ43は改質用燃料供給管41を開閉するものであり、燃料ポンプ42は改質用燃料および燃焼用燃料を供給しその供給量を調整するものである。脱硫器46は燃料中の付臭成分(例えば、硫黄化合物)を除去するものである。燃料のうち改質部21に供給されて改質されるものを改質用燃料といい、燃焼部25に供給されて燃焼されるものを燃焼用燃料という。
また、改質用燃料供給管41の脱硫器46と改質用燃料バルブ43との間には燃焼部25に接続された燃焼用燃料供給管44が接続されており、燃焼用燃料供給管44には燃焼用空気供給管64が接続されている。燃焼用燃料供給管44には燃焼用燃料バルブ45が設けられている。燃焼用燃料バルブ45は燃焼用燃料供給管44を開閉するものである。燃料ポンプ42が駆動され改質用燃料バルブ43が閉じられ燃焼用燃料バルブ45が開かれている場合、燃焼部25に燃焼用燃料が供給され、また、燃料ポンプ42が駆動され改質用燃料バルブ43が開かれ燃焼用燃料バルブ45が閉じられている場合、改質部21に改質用燃料が供給される。
マニホールド92への改質用燃料の供給管41および水蒸気の供給管51の各接続部は、各供給管41、51がマニホールド92に開口する開口部の下端が溜り部91の上端(二点鎖線)より上方に位置するよう接続されている。溜り部91の所定の容積とは、例えば、改質装置に求められる耐用年数に対して、改質水として100%の水道水が使用されると想定し、水のシリカ含有量、使用量等の最悪条件を考慮に入れ、かつ安全率も含めて、蓄積されるシリカの最大量を推定し、決定される容積のことをいう。
なお、本実施の形態においては、改質用燃料の供給管41および水蒸気の供給管51が2方向から別々にマニホールド92に接続されているが、その形態に限らず、マニホールド92に接続されるより上流にて改質用燃料の供給管と水蒸気の供給管が接続され、改質用燃料と水蒸気が混合された状態でマニホールド92に導入される形態についても本発明は適用可能である。この場合も、改質用燃料と水蒸気が混合された状態でマニホールド92に接続される1本の接続管がマニホールド92に開口する開口部の下端は所定の容積にて設定される溜り部91の上端より上方に位置するよう接続される。
一酸化炭素低減部23は、改質部21から冷却部22で冷却されてマニホールド92および溜り部91の中央部空間を通って供給された改質ガス中の一酸化炭素を低減するものである。一酸化炭素低減部23は、内部に上下方向に沿って延在する折り返し流路23aを備えている。折り返し流路23a内には触媒23b(例えば、Cu−Zn系の触媒)が充填されている。一酸化炭素低減部23においては、冷却部22から導入された改質ガスに含まれる一酸化炭素と水蒸気が、触媒23bにより反応して水素ガスと二酸化炭素ガスとに変成するいわゆる一酸化炭素シフト反応が生じている。この一酸化炭素シフト反応は発熱反応である。一酸化炭素低減部23内には、一酸化炭素低減部23の触媒23bの温度を測定する図示しない温度センサが設けられている。
CO選択酸化部24は、一酸化炭素低減部23から供給された改質ガス中の一酸化炭素をさらに低減して燃料電池10に供給する。CO選択酸化部24は、円筒状に形成されて、蒸発部26の外周壁を覆って当接して設けられている。CO選択酸化部24の内部には、触媒24a(例えば、RuまたはPt系の触媒)が充填されている。
このCO選択酸化部24の側壁面下部および側壁面上部には、一酸化炭素低減部23に接続された接続管89および燃料電池10の燃料極11に接続された改質ガス供給管71がそれぞれ接続されている。接続管89には、酸化用空気供給管61が接続されており、このためCO選択酸化部24には、一酸化炭素低減部23からの改質ガスと大気からの酸化用空気が導入される。なお、酸化用空気供給管61には、上流から順番に酸化用空気ポンプ62および酸化用空気バルブ63が設けられている。酸化用空気ポンプ62は酸化用空気を供給しその供給量を調整するものであり、酸化用空気バルブ63は酸化用空気供給管61を開閉するものである。
したがって、CO選択酸化部24内に導入された改質ガス中の一酸化炭素は、酸化用空気中の酸素と反応(酸化)して二酸化炭素になる。この反応は発熱反応であり、触媒24aによって促進される。これにより、改質ガスは酸化反応によって一酸化炭素濃度がさらに低減されて(10ppm以下)導出され、燃料電池10の燃料極11に供給される。
燃料電池10の燃料極11の導入口には改質ガス供給管71を介してCO選択酸化部24が接続され、燃料極11の導出口にはオフガス供給管72を介して燃焼部25が接続されている。バイパス管73は燃料電池10をバイパスして改質ガス供給管71およびオフガス供給管72を直結するものである。改質ガス供給管71にはバイパス管73との分岐点と燃料電池10との間にアノードガスバルブ74が設けられている。オフガス供給管72にはバイパス管73との合流点と燃料電池10との間にアノードオフガスバルブ75が設けられている。バイパス管73にはバイパスバルブ76が設けられている。
燃料電池システムの起動開始から発電開始までは、改質装置20から一酸化炭素濃度の高い改質ガスを燃料電池10に供給するのを回避するため、アノードガスバルブ74およびアノードオフガスバルブ75を閉じバイパスバルブ76を開き、発電運転時には、改質装置20からの改質ガスを燃料電池10に供給するため、アノードガスバルブ74およびアノードオフガスバルブ75を開きバイパスバルブ76を閉じている。
また、燃料電池10の空気極12の導入口には、カソード用空気供給管67が接続され、空気極12の導出口には、排気管82が接続されている。カソード用空気供給管67には上流から順にカソード用空気ポンプ68およびカソード用空気バルブ69が設けられている。カソード用空気ポンプ68はカソード用空気を供給しその供給量を調整するものである。カソード用空気バルブ69はカソード用空気供給管67を開閉するものである。
燃焼用燃料供給管44には、燃焼部25と燃焼用燃料バルブ45との間に、燃焼用燃料管64が接続され、燃焼用空気供給管64が接続され、燃焼用燃料、改質部21から供給される改質ガス、および燃料電池10からのアノードオフガスの少なくとも何れか一を、燃焼用空気ポンプ65によって供給される燃焼用空気により燃焼させ、その燃焼ガスによって改質部21を加熱する。この燃焼部25は、改質部21を加熱して水蒸気改質反応に必要な熱を供給するための燃焼ガスを生成するものであり、改質部21の内周壁内に下端部が空間をおいて挿入されている。
燃焼部25には、燃料供給源(例えば都市ガス管)に接続された燃焼用燃料供給管44が接続されるとともに、燃料極11の導出口に一端が接続されているオフガス供給管72の他端が接続されている。基本的には、燃料電池10の起動当初、燃焼用燃料が燃焼部25に供給され、燃料電池10の起動時のうち一酸化炭素低減部23の温度が所定温度未満である場合、CO選択酸化部24からの改質ガスが燃料電池10を経由しないで燃焼部25に供給され、一酸化炭素低減部23の温度が所定温度以上となり燃料電池10の発電が開始されると、燃料電池10から排出されるアノードオフガス(燃料極11にて未使用な水素や改質部で未改質な改質用燃料などを含んだ改質ガス)が燃焼部25に供給されるようになっている。
また、発電運転中に、改質ガスやアノードオフガスによる燃焼熱量では改質部を所定温度に加熱するのに足りない場合には、その不足分の燃焼熱量に相当する量の燃焼用燃料を追加供給して補うようにしている。このように、燃焼部25においてアノードオフガスだけでなく不足熱量を燃焼用燃料で補うシステムを追い焚きシステムという。なお、燃料電池システムには、この追い焚きシステム以外に、発電運転中に、アノードオフガスのみ燃焼部25に供給し、追い焚きシステムのように燃焼用燃料などの可燃ガスを追加供給しない、追い焚きレスシステムがある。本発明は追い焚きシステムだけでなく追い焚きレスシステムにも適用可能である。
また、燃焼部25には、燃焼用空気供給管64が接続されており、燃焼用燃料、アノードオフガス、改質ガスなどの可燃ガスを燃焼(酸化)させるための燃焼用空気が大気から供給されるようになっている。燃焼用空気供給管64には上流から順番に燃焼用空気ポンプ65および燃焼用空気バルブ66が設けられている。燃焼用空気バルブ66は燃焼用空気供給管64を開閉するものである。
このように構成された燃焼部25は着火されると、供給されている燃焼用燃料、改質ガスまたはアノードオフガスが燃焼用空気によって燃焼されて高温の燃焼ガスが発生する。燃焼ガスは、燃焼ガス流路27を流通し、排気管81を通って燃焼排ガスとして排気される。これにより、燃焼ガスは改質部21および蒸発部26をこの順番で加熱する。燃焼ガス流路27は、改質部21の内周壁に沿って形成され、折り返されて改質部21の外周壁と断熱部28の内周壁との間に形成されて、折り返され断熱部28の外周壁と蒸発部26の内周壁との間に形成された流路である。
蒸発部26は、改質水を沸騰(蒸発)させて水蒸気を生成して冷却部22を介して改質部21に供給するものである。蒸発部26は、円筒状に形成されて燃焼ガス流路27の外周壁を形成している。
この蒸発部26の下部には図示しない改質水タンクに接続された給水管52が接続されている。また給水管52の下方で蒸発部26の下端部には所定の容積を持つ溜り部93が備えられている(図1B部、図3)。ここでいう所定の容積とは、前述の溜り部91に対する所定の容積と同様に、例えば、改質装置に求められる耐用年数に対して、改質水として100%の水道水が使用されると想定し、水のシリカ含有量、使用量等の最悪条件を考慮に入れ、かつ安全率も含めて、蓄積されるシリカの最大量を推定し、決定される容積のことをいう。ここで溜り部93は隣接する燃焼ガス流路27の下端より下方に設けられていることが望ましい。また溜り部93は燃焼ガス流路27とは反対側となる外径側に突出していることが望ましい。
蒸発部26の上部には水蒸気供給管51が接続されている。改質水タンクから導入された改質水は、蒸発部26内を流通する途中にて燃焼ガスからの熱およびCO選択酸化部24からの熱によって加熱されて、水蒸気となって水蒸気供給管51および冷却部22を介して改質部21へ送出されるようになっている。なお、給水管52には、上流から順番に改質水ポンプ53および改質水バルブ54が設けられている。改質水ポンプ53は、蒸発部26に改質水を供給するものである。改質水バルブ54は給水管52を開閉し改質水供給量を調整する改質水調整手段である。なお、改質水ポンプ53で改質水の供給量を調整するようにしてもよい。蒸発部26には、蒸発部26内の温度を検出する図示しない温度センサが設けられている。温度センサは蒸発部26内の下流部(出口側)に設けることが好ましい。
次に、上述した燃料電池システムの作動について説明する。起動運転が開始されると、図示しない制御装置は、燃焼用空気バルブ66を開き、燃焼用空気ポンプ65を駆動して、燃焼用空気を燃焼部25に供給する。また、制御装置は、燃焼部25の点火用電極に通電する。さらに、燃焼用燃料バルブ45を開いて燃料ポンプ42を駆動して、燃焼用燃料を燃焼部25に供給する。これにより、燃焼用燃料が燃焼部25で燃焼され、その燃焼ガスにより改質部21および蒸発部26が加熱される。なお、このとき、改質用燃料バルブ43、改質水バルブ54、酸化用空気バルブ63、アノードガスバルブ74、バイパスバルブ76およびアノードオフガスバルブ75は閉じられている。
そして、まず改質水バルブ54が開かれ、改質水ポンプ53が駆動されて蒸発部26に所定量の水が供給された後、一旦、水の供給が停止される。その後、蒸発部26の温度が所定値(例えば、100℃)以上になったら水蒸気が発生したと判断し、改質水バルブ54が再度開かれ、改質水ポンプ53が駆動されて蒸発部26に所定流量の水が供給開始される。蒸発部26に導入される水は、その90%以上はシステム内で回収されたものを再利用しているが、残りの分については、水道から補給される。そして蒸発部に供給される水はイオン交換樹脂を通して浄化されるが、シリカ成分が残留することがある。
蒸発部26に導入された改質水は蒸発部26の上部に接続されている水蒸気供給管51との接続部よりも下方に水面上端が位置するように供給され、蒸発部26の改質水界面で蒸発され水蒸気が発生する。改質水中に含まれるシリカ成分は水と一緒に蒸発されないため析出され、蒸発部26の改質水中に残留し固化され沈殿し、時間の経過とともに溜り部93に溜められていく。
蒸発部26で蒸発された水蒸気が水蒸気供給管51に案内され、冷却部22の下方で溜り部91の上方に設けられたマニホールド92に導入される。しかし現実には気化した水蒸気のみがマニホールド92に導入される場合だけではない。沸騰により飛散された水等も同時に導入されるためマニホールド92にも水が溜まる場合が発生する。その場合にはマニホールド92が蒸発部としての機能を持つこととなり、マニホールド92に溜まった水の界面から水が蒸発して冷却部に導出されていく。ここでも改質水に含まれるシリカ成分(水中ではHSiO などの形でイオン化されている)は水と一緒に蒸発されないため析出し、水中に残留し固化され沈殿し(固形分は通常SiO)、時間の経過とともに溜り部91に溜められていく。
その後、改質用燃料バルブ43が開かれ、燃料ポンプ42が駆動されて改質用燃料がマニホールド92に供給される。これにより、改質部21に改質用燃料と水蒸気の混合ガスが供給され、上述した水蒸気改質反応および一酸化炭素シフト反応が生じて改質ガスが生成される。そして、改質部21から導出された高温の改質ガスは一酸化炭素低減部23に順次供給され、供給された改質ガスの温度により一酸化炭素低減部23は上流側から順に昇温され、昇温された上流部分が一酸化炭素低減部23の活性温度になると触媒反応の発熱による昇温も加わる。この結果、一酸化炭素低減部23は、起動後、所定温度以上の領域が上流から下流に順に広がっていき、所定温度以上となった触媒領域では、改質ガス中の一酸化炭素濃度を所定の濃度以下に低減することができる。
そして、一酸化炭素低減部23の触媒中の所定場所に設置された温度計の温度が、所定温度以上であるか否かが判定される。温度が所定温度未満である場合には暖機が完了されていない、すなわち改質ガス中の一酸化炭素濃度が所定の濃度より高いと判断される。このときの改質ガスは、一酸化炭素低減部23を通過後、CO選択酸化部24にて、改質用燃料バルブ43が開かれるのと同時に開かれ駆動を開始される酸化用空気バルブ63および酸化用空気ポンプ62とによりCO選択酸化部24に供給される酸化用空気によって、一酸化炭素を低減されて導出され、燃料電池10を通らずに、バイパス管73を通って直接燃焼部25に供給され燃焼される。
温度が所定温度以上となれば、暖機は完了し、改質ガス中の一酸化炭素濃度が所定の濃度以下になったと判断して、アノードガスバルブ74およびアノードオフガスバルブ75が開かれ、バイパスバルブ76が閉じられてCO選択酸化部24が燃料電池10の燃料極11の導入口に接続されるとともに燃料極11の導出口が燃焼部25に接続され、改質ガスが供給されて、カソード用空気バルブ69が開かれ、カソード用空気ポンプ68が駆動されて発電が開始される。
運転終了後、燃料電池システム停止時には、燃料ポンプ42の駆動および改質用燃料の供給が順次停止され、改質用燃料バルブ43が閉じられる。その後、改質水ポンプ53が停止され、改質水バルブ54が閉じられる。さらに酸化用空気ポンプ62が停止された後、酸化用空気バルブ63が閉じられ、その後、燃料ポンプ42が停止され、燃焼用燃料バルブ45が閉じられる。最後に、燃焼用空気ポンプ65、カソード用空気ポンプ68が停止され、その後、燃焼用空気バルブ66、アノードガスバルブ74、アノードオフガスバルブ75、バイパスバルブ76、カソード用空気バルブ69が順次閉じられる。これにより、燃料電池10の発電が停止され、本プログラムが終了される。
上述の説明から明らかなように、本実施形態においては、マニホールド92の下部に、所定の容積を備えた溜り部91が設けられているため、100%水道水の改質水が使用され、改質装置が最悪条件にて耐用年数分使用された場合でも、接続された改質用燃料供給管41および水蒸気供給管51がマニホールド92と接続され開口する開口部の下端が溜り部91の上端(2点鎖線)より上方に設定されているので、蓄積されたシリカ固形分は改質用燃料供給管41および水蒸気供給管51の流路をふさぐことはなく流路の圧損が上昇して所定流量が得られず、所定出力が低下することはない。
また溜り部91はマニホールド92より下方に設けられるため、シリカ固形分が流出して下流の補機類に悪影響を及ぼし、性能低下に至ることもない。
さらに、一酸化炭素低減部23の温度制御を行なう際は、水蒸気分子量とカーボン分子量の比であるS/C比の増減により制御の調整を行なっているが、その調整は従来より、冷却部22下方の一酸化炭素低減部23寄りに溜まる水または水蒸気によりなされている。溜り部91が下方に配置されたマニホールド部92が冷却部の下方に、かつ一酸化炭素低減部23の上面に設けられたことにより、広い面積を持つ水溜り部が確保され、これによって一酸化炭素低減部23との熱交換効率が向上されるため、S/C比の増減の調整がし易くなり、よって一酸化炭素低減部23の温度制御が容易になる。また熱交換効率が向上されることにより、改質装置のエネルギー変換効率が向上し、延いてはシステムの発電効率が向上する。
また溜り部91の改質水の量が減少して固化されたシリカよりも改質水の界面が下方になっても、シリカ自体が高い親水性をもち、保水力があるため、シリカに含水された水が蒸発されてS/C比の増減による温度制御の調整を担うことができ、改質装置の機能を損なうことがない。
また本実施形態において、所定の容積を持つ溜り部93が蒸発部26の下端部に備えられたことにより、改質水が蒸発部で蒸発される際、水に含まれるシリカ成分は水と一緒に蒸発されないため析出し、水中に残留し固化され沈殿し、時間の経過とともに溜り部93に溜まり固形化される。しかし改質水供給管52が蒸発部26と接続され開口する開口部の下端が溜り部93の上端(二点鎖線)94より上方に配置されるため、100%水道水の改質水が使用され、改質装置が最悪条件にて耐用年数分使用された場合でも、蓄積されたシリカ成分は改質水供給管52および蒸発部26の流路をふさぐことはない。よって流路の圧損が上昇し所定流量が得られないために所定出力が低下することはない。また溜り部93は蒸発部26の下端部に設けられるため、シリカ固形分が流出して下流の補機類に悪影響を及ぼし、性能低下に至ることもない。
上記実施の形態では、改質水とし、主として自立水を使用し、不足した場合、水道水を補充している。しかしながら、改質水として使用される水として、自立水と水道水を混合させたものだけでなく、水が蒸発する条件下では気化しにくく、水が蒸発されるにつれて濃縮される成分、例えば塩分、カルシウムイオンまたはマグネシウムイオンを含む海水、硬水等、水が蒸発する条件下では気化しにくい成分であり、かつイオン化しにくい、すなわち電子が着脱しやすく析出されやすいシリカのような、水が蒸発されるにつれて濃縮される成分を含む水道水、井戸水等、または粒子状固形物である砂などの、水が蒸発されるにつれて蓄積される成分を含む水道水、海水、井戸水等を使用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることは勿論である。
本発明に係る燃料電池システムの実施の形態の概要を示す概要図。 本実施形態に係る図1A部の溜り部91の拡大断面図。 本実施形態に係る図1B部の溜り部93の拡大断面図。
符号の説明
10…燃料電池、20…改質装置、21…改質部、22…冷却部、23…一酸化炭素低減部、24…一酸化炭素選択酸化反応部(CO選択酸化部)、25…燃焼部、26…蒸発部、27…燃焼ガス流路、41…改質用燃料供給管、42…燃料ポンプ、51…水蒸気供給管、52…給水管、53…改質水ポンプ、54…改質水バルブ、91…溜り部、92…マニホールド、93…溜り部、94…溜り部93上端。

Claims (2)

  1. 改質水を加熱して水蒸気を生成する蒸発部と、
    該蒸発部で蒸発された水蒸気に改質用燃料が投入されて供給され改質ガスを生成する改質部と、
    前記改質部から前記改質ガスを導入し同改質ガス中の一酸化炭素を低減する一酸化炭素低減部と、
    前記改質部と前記一酸化炭素低減部との間に配置され、前記改質部で生成された改質ガスを冷却するとともに、前記蒸発部で生成された水蒸気を加熱する冷却部と、を備え、
    前記改質水が前記蒸発部を経て、前記冷却部で加熱され前記改質部に送出される改質装置において、
    前記一酸化炭素低減部を前記冷却部の下方に設け、前記一酸化炭素低減部と前記冷却部との間に前記蒸発部で生成された水蒸気が導入され前記冷却部に導出されるマニホールドを設け、前記改質水より濃縮または蓄積される成分を溜める溜り部を、前記改質水が蒸発される界面より下方で、前記マニホールドの下方かつ前記一酸化炭素低減部の上面に接して設けたことを特徴とする改質装置。
  2. 改質水を加熱して水蒸気を生成する蒸発部と、
    該蒸発部で蒸発された水蒸気に改質用燃料が投入されて供給され改質ガスを生成する改質部と、
    前記改質部から前記改質ガスを導入し同改質ガス中の一酸化炭素を低減する一酸化炭素低減部と、
    前記改質部と前記一酸化炭素低減部との間に配置され、前記改質部で生成された改質ガスを冷却するとともに、前記蒸発部で生成された水蒸気を加熱する冷却部と、を備え、
    前記改質水が前記蒸発部を経て、前記冷却部で加熱され前記改質部に送出される改質装置において、
    前記一酸化炭素低減部を前記冷却部の下方に設け、前記一酸化炭素低減部と前記冷却部との間に前記蒸発部で生成された水蒸気が導入され前記冷却部に導出されるマニホールドを設け、前記改質水より析出され、固化されるシリカ成分に対し所定の容積を持つ溜り部を、前記改質水が蒸発される界面より下方で、前記マニホールドの下方かつ前記一酸化炭素低減部の上面に接して設けたことを特徴とする改質装置。
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