JP5164022B2 - 水洗式大便器のタンク構造 - Google Patents
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また、特許文献2には、手洗鉢から落下した水が排水孔を通り、水受け部材のトレー上に落下するようにされた手洗付ロータンクが開示されている。このロータンクでは、落下した水がロータンク本体の内面に注ぎ掛けられるため、水が直接水面を叩くことがなく、排水落下音が小さくなるようにしたものである。
一方、特許文献2に記載の構造によれば、斜め下方に向いたトレーにより、落下した水がロータンク本体の内面に注ぎ掛けられるようになっており、水が直接水面を叩くことが無いが、トレーが斜め下方に延びることによりタンク内のスペースを大きく使ってしまうことが問題である。
供給して洗浄する水洗式大便器のタンク構造であって、便器本体のリム吐水口へ供給する
洗浄水を貯水するリムタンクとこのリムタンクの下方に配置されジェット吐水口へ供給す
る洗浄水を貯水するジェットタンクとを備えた貯水タンクと、リムタンクに洗浄水を供給
する供給手段と、リムタンクに設けられ洗浄水の供給停止を行うリム排水弁及びジェット
タンクに設けられ洗浄水の供給停止を行うジェット排水弁と、リムタンクに形成されリム
タンクから洗浄水を溢れ出させてジェットタンクにその洗浄水を供給するためのジェット
タンク洗浄水供給口と、このジェットタンク洗浄水供給口に接続され洗浄水をジェタンク
へ導くジェットタンク導水路であって、このジェットタンク導水路の少なくとも上部はリ
ムタンクの外壁に沿って延び且つジェットタンク導水路の下端はジェットタンクに貯留さ
れた洗浄水の排水後の残留水位より下方に位置しているジェットタンク導水路と、を有す
ることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、リムタンクの洗浄水が、ジェットタンク洗浄水給水口から滑らかに溢れ出すことが出来、平面視の凹状により、ジェットタンク導水路に流れる洗浄水を左右に振れないようにガイドしながら導いて、水はね音を防止することができる。
このように構成された本発明においては、平面視でほぼ矩形形状に形成されることにより、より多くの洗浄水を第2タンクへ流出することが出来、角部のR形状により、より滑らかに洗浄水が溢れ出すことが出来、それによりジェットタンク導水路に洗浄水を導いて、水はね音を防止することができる。
このように構成された本発明においては、リムタンクの洗浄水が、その粘性或いは表面張力により、法線が上方から側方に向けて傾くように変化する面に沿ってより確実にジェットタンク洗浄水給水口から、より滑らかに溢れ出すことが出来、それによりジェットタンク導水路に洗浄水を導いて、水はね音を防止することができる。
このように構成された本発明においては、リムタンクの洗浄水が、その粘性或いは表面張力により、湾曲形状の曲面に沿ってより確実にジェットタンク洗浄水給水口から、より滑らかに溢れ出すことが出来、それによりジェットタンク導水路に洗浄水を導いて、水はね音を防止することができる。
このように構成された本発明においては、ジェットタンク洗浄水給水口から溢れ出た洗浄水は、板状部材及びリムタンクの側面部に向けて傾斜した下端部により、導水路に向けて流され、今度は、その洗浄水の粘性或いは表面張力により、導水路から離れることなく下方まで流れるようになっている。そして、ジェットタンク導水路の下端はリムタンクに貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置しているので、ジェットタンク洗浄水給水口から溢れ出た洗浄水は、リムタンク内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。また、このような板状部材を設けるだけなので、簡易な且つ低コストで第1タンク洗浄水給水口から溢れ出た洗浄水を第1のタンク内の洗浄水に滑らかに着水するようにすることが出来る。
このように構成された本発明においては、リムタンクの洗浄水が、その粘性或いは表面張力により、ジェットタンク洗浄水供給口の平面視で凹状に形成された部分が下方に延出した部分に沿ってより確実にジェットタンク洗浄水給水口に滑らかに溢れ出すことが出来、それによりジェットタンク導水路に洗浄水を導いて、水はね音を防止することができる。
このように構成された本発明においては、リムタンクから溢れ出す洗浄水をより確実にジェットタンク導水路へと剥離することなく導き且つ下方に流すことがことが出来る。
このように構成された本発明においては、案内手段により、幅方向に均一な水量で溢れる洗浄水は、その粘性或いは表面張力により導水路に沿って流れやすくなるため、その洗浄水がジェットタンク導水路から剥離することなく、導水路を伝って下方まで流れる。
このように構成された本発明においては、リムタンクから溢れ出す洗浄水を、その粘性或いは表面張力により、ジェットタンク洗浄水供給口を覆う網状部材によって、より確実にジェットタンク導水路へと剥離することなく導き且つ下方に流すことがことが出来る。
このように構成された本発明においては、リムタンクから溢れ出す洗浄水が、中空円筒状の部材によって、周りに飛び散ることなく、より確実に下方に流れるようにすることが出来る。
このように構成された本発明においては、ジェットタンク導水路の導水室の上流部は幅が広くなっているので、ジェットタンク洗浄水供給口から流入する洗浄水の流速を遅くすることができ、それにより、ジェットタンク洗浄水供給口からジェットタンクへの水飛び等を防止することができ、さらに、ジェットタンク導水室の下流部は幅が狭くなっているので、下部導水路も小さくでき、ジェットタンク導水路をコンパクトにすることができる。
このように構成された本発明においては、ジェットタンク導水路の導水室の下流部において、上流部の下流部の上方に位置する部分と水溜部からの水が合流するが、このとき、水溜部に設けられた流速減速手段により水溜部の流下する水流の勢いを落としているので、合流のときの騒音を低下させることができる。
このように構成された本発明においては、洗浄水が導水室の下流部から下部導水路に流れ込む際に、この洗浄水が下部導水路の斜め上方に向くように傾いて形成された導水面により受け止められるため、下部導水路を流下する洗浄水は剥離することなくジェットタンクに給水される。そのため、ジェットタンクへの水飛び等を防止することができ、水はね音等の騒音を低下させることができる。
このように構成された本発明においては、ジェットタンク導水路の下部導水路の導水面に上下方向に平行に延びる複数のリブが形成されているので、ジェットタンク導水路内の洗浄水の流れを幅方向に均一な流れとすることができ、これにより、洗浄水の流れが幅方向に集中することにより発生する騒音を防止することができる。
先ず、図1により、本発明の実施形態による水洗式大便器のタンク構造が適用可能な水洗式大便器の一例を説明する。図1は、本発明の実施形態による水洗大便器のタンク構造が適用可能な水洗式大便器の一例を示す断面図である。
ジェット吐水口8は、ボウル部4の底部に形成されており、排水トラップ管路6の入口に指向してほぼ水平に配置され、洗浄水を排水トラップ管路6に向けて吐水するようになっている。リム吐水口10は、ボウル部4の左側上部後方に形成されており、ボウル部4の上縁に沿って洗浄水を吐出するようになっている。
先ず、導気室24は、導気孔28により排水トラップ管路6と連通しているため、サイホン作用により、導気室24内の溜水は導気孔28を経て排水トラップ管路6内に引き込まれ、導気室24内の水位が降下する。そして、サイホン作用が継続することにより、導気室24内の溜水のほとんどが導気孔28から排水トラップ管路6内に引き出され、導気室24内の水位が導気孔28の上縁よりも降下すると、導気室24内の溜水の排水がほぼ終了する。そして、導気室24内の空気が、導気孔28を経て排水トラップ管路6内へ引き込まれ、大気が導気通路24を通って排水トラップ管路6内に導入され始める。
図2及び図3に示すように、本実施形態による洗浄水タンク(水洗式大便器のタンク構造)は、貯水タンクとして、上述したリム吐水口10へ供給する洗浄水を供給するリムタンク16と、このリムタンク16の下方に配置されたジェットタンク14を備えている。ジェットタンク14の底面には、ジェット吐出口14aを開閉可能なジェット排水弁30が設けられている。このジェット排水弁30は、玉鎖(図示せず)によって、洗浄操作レバー32に連結された操作機構部34に接続されている。そして、洗浄操作レバー32を回すと、このジェット排水弁30が引き上げられて所定時間ジェット吐出口14aが開放され、ジェットタンク14内に収容されている洗浄水がジェット吐水口8に流れるようになっている。
本実施形態では、一度の操作でジェット排水弁30とリム排水弁36を開弁することができるように設定されている。
凸状又は矩形のリムタンクにおいて、ジェットタンク洗浄水給水口の部分のリムタンク外側にリブを設置し、ジェットタンク洗浄水給水口とリブにて平面視で凹状に形成しても良い。この平面視で凹状に形成された部分が下方に延出されて導水路となる。
このように、湾曲形状の曲面50eが設けられることにより、ジェットタンク洗浄水給水口50から溢れ出た洗浄水は、その粘性或いは表面張力により、その湾曲形状の曲面50eから離れることなく、そして、その曲面50eに連続的に接続されたジェットタンク導水路52から離れることなく、ジェットタンク導水路52を伝って下方まで流れる。
従って、リムタンク16から溢れ出た洗浄水は、ジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。
例えば、リフィール水の水量が1.7(l)であり、ジェットタンク洗浄水給水口50からの水量が4.7(l)である。
先ず、本発明の第1実施形態では、リムタンク16はジェットタンク14の内側に配置され、このリムタンク16には給水管48から洗浄水が供給されるようになっている。リムタンク16には、このリムタンク16から洗浄水を溢れ出させてジェットタンク14にその洗浄水を供給するためのジェットタンク洗浄水供給口50が設けられている。ジェットタンク洗浄水供給口50にはジェットタンク14へ洗浄水を導くほぼリムタンク16の外壁に沿って延びるジェットタンク導水路52が接続され、この導水路52の下端はジェットタンク14に貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置している。
詳しくは、ジェットタンク導水路52は、ジェットタンク14内において、給水管やボールタップなどの部材とリムタンク16の外壁との間の空間に納まるようにほぼリムタンク外壁16に沿って延びている。また、ジェットタンク導水路52はリムタンク16の外壁に離間して設置されても良い。
第2実施形態においては、ジェットタンク洗浄水給水口及びジェットタンク導水路の構成が第1実施形態と異なっているので、ここでは、この異なる部分のみ説明する。
なお、板状部材154は、リムタンク16から溢れ出した洗浄水が、リムタンク16の壁面部の一部であるジェットタンク導水路152に向けて流れるように、その全体が傾斜していても良い。
先ず、ジェットタンク洗浄水給水口150から溢れ出た洗浄水は、板状部材154及びその傾斜部分154aとにより、ジェットタンク導水路152に向けて流され、今度は、その洗浄水の粘性或いは表面張力により、ジェットタンク導水路152から離れることなく、ジェットタンク導水路152を伝って下方まで流れるようになっている。そして、ジェットタンク導水路152の下端はジェットタンク14に貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置している。従って、リムタンク16から溢れ出た洗浄水は、ジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。
また、このような板状部材154を設けるだけなので、簡易な且つ低コストでリムタンク16から溢れ出た洗浄水をジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようにすることが出来る。
第3実施形態においては、ジェットタンク洗浄水給水口及びジェットタンク導水路の構成が第1実施形態と異なっているので、ここでは、この異なる部分のみ説明する。
先ず、ジェットタンク洗浄水給水口250から溢れ出た洗浄水は、整流部材254により、ジェットタンク洗浄水給水口250の幅方向にわたって、各スリット254を流れる水量がほぼ均一になるようになっている。即ち、整流部材254を設けることにより、リムタンク16から溢れる洗浄水が、その幅方向の位置によって多かったり少なかったりすることなく、幅方向に均一な水量で流れるようになっている。
第4実施形態においては、ジェットタンク洗浄水給水口及びジェットタンク導水路の構成が第1実施形態と異なっているので、ここでは、この異なる部分のみ説明する。
先ず、ジェットタンク洗浄水給水口350から溢れ出た洗浄水は、網状部材354により、より大きな表面張力を得て、ジェットタンク導水路352に向けて流される。そして、その洗浄水の粘性或いは表面張力により、ジェットタンク導水路352から離れることなく、網状部材354が設けられたジェットタンク導水路352を伝って下方まで流れるようになっている。そして、ジェットタンク導水路352の下端はジェットタンク14に貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置している。従って、リムタンク16から溢れ出た洗浄水は、ジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。
このように網状部材354によれば、ジェットタンク洗浄水給水口350及びジェットタンク導水路352と、網状部材354との間の表面張力が増すので、リムタンク16から溢れ出した洗浄水が勢いよく飛び出すことなく且つ洗浄水が剥離することなくジェットタンク14内の貯水まで流すことが出来る。
第5実施形態においては、ジェットタンク洗浄水給水口及びジェットタンク導水路の構成が第1実施形態と異なっているので、ここでは、この異なる部分のみ説明する。
先ず、リムタンク16から溢れる洗浄水は、ガイド板454及びガイド面456によって囲まれた空間に流れ込み、この流れ込んだ洗浄水は孔458を通って、中空円筒部材452に流れ込み、さらに、中空円筒部材452に沿って下方に流れるようになる。ここで、中空円筒部材452の下端はジェットタンク14に貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置している。従って、リムタンク16から溢れ出た洗浄水は、ジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。
ジェットタンク導水路552の導水室553は、図29に示すように、L字形状をしており、その上流部555は幅が広く形成され、その下流部556は幅が狭く形成されている。さらに、上流部555は、下流部556の上方に位置する部分555aとこの部分555aの水平方向横方向に位置する水溜部555bとから形成されている。この水溜部555bには、上下方向に平行に延びる複数のリブ555cがリムタンク16の外壁面上に形成されている。
次に、図28及び図30に示されているように、ジェットタンク導水路552の下部導水路554の導水面554aには、上下方向に平行に延びる複数のリブ554bが形成されている。また、下部導水路554の上端面には、リムタンク16に取り付けるための、位置決め用突起554cとネジ取付用スロット554dが設けられている。
先ず、本実施形態においては、ジェットタンク洗浄水供給口550の下縁部550aを越えて溢れ出た洗浄水は、先ず、ジェットタンク導水路552の導水室553内に流入し、次に、上流部555の部分555aと水溜部555bに流入した洗浄水が下流部556において合流する。さらに、洗浄水は、この導水室553の下流部556から下部導水路554に流れる。そして、ジェットタンク導水路552の下端はジェットタンク14に貯留された洗浄水の排水後の残留水位(DWL)より下方に位置しているので、リムタンク16から溢れ出た洗浄水は、ジェットタンク14内の洗浄水に滑らかに着水するようになる。
2 便器本体
4 ボウル部
6 排水トラップ管路
8 ジェット吐水口
10 リム吐水口
12 洗浄水タンク
14 ジェットタンク
16 リムタンク
20 導気通路(補給水路)
22 導気管路(補給水路)
24 導気室(補給水路)
30 ジェット排水弁
36 リム排水弁
40 ボールタップ
48 給水管
50、150、250、350、450、550 ジェットタンク洗浄水供給口
50e 湾曲形状の曲面
52、152、252、352、552 ジェットタンク導水路
452 中空円筒部材
553 導水室
554 下部導水路
554b リブ
555 導水室の上流部
555a 部分
555b 水溜部
555c リブ
556 導水室の下流部
Claims (15)
- 貯水タンクに貯水された洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗式大便器のタンク構
造であって、
便器本体のリム吐水口へ供給する洗浄水を貯水するリムタンクとこのリムタンクの下方
に配置されジェット吐水口へ供給する洗浄水を貯水するジェットタンクとを備えた貯水タ
ンクと、
上記リムタンクに洗浄水を供給する供給手段と、
上記リムタンクに設けられ洗浄水の供給停止を行うリム排水弁及びジェットタンクに設
けられ洗浄水の供給停止を行うジェット排水弁と、
上記リムタンクに形成されリムタンクから洗浄水を溢れ出させて上記ジェットタンクに
その洗浄水を供給するためのジェットタンク洗浄水供給口と、
このジェットタンク洗浄水供給口に接続され洗浄水をジェットタンクへ導くジェットタ
ンク導水路であって、このジェットタンク導水路の少なくとも上部は上記リムタンクの外
壁に沿って延び且つジェットタンク導水路の下端は上記ジェットタンクに貯留された洗浄
水の排水後の残留水位より下方に位置している上記ジェットタンク導水路と、
を有することを特徴とする水洗式大便器のタンク構造。 - 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、側面視で上記リムタンクの上縁部から下方に凹状に切り欠かれて形成されると共に平面視で上記リムタンクの内方に向かって凹状になるように形成され、上記ジェットタンク導水路はこの平面視で凹状に形成された部分が下方に延出されて構成されている請求項1に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記平面視で凹状に形成された部分は、平面視でほぼ矩形形状を有し、その角部がR形状に形成されている請求項2に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、その下端部の断面の法線が、その断面において上方から下方に向かうにつれて上方から側方に向けて傾くように変化する面を有する請求項2又は請求項3に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、その下端部が、側方且つ斜め上方に向けて突出した湾曲形状の曲面を有する請求項2乃至4の何れか1項に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、側面視で上記リムタンクの上縁部から下方に凹状に切り欠かれて形成され、
上記導水路は、このジェットタンク洗浄水供給口を覆うように且つ上記ジェットタンク洗浄水供給口から離間して下方に延びる板状部材を有し、この板状部材は、その板状部材に衝突した洗浄水が上記リムタンクの側面部のジェットタンク導水路に向けて流れるように上記リムタンクの側面に向けて傾斜した下端部を有している請求項1に記載の水洗式大便器のタンク構造。 - 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、平面視で上記リムタンクの内方に向かって凹状になるように形成され、上記リムタンクの側面部のジェットタンク導水路は上記第1タンク洗浄水供給口の平面視で凹状に形成された部分が下方に延出した部分である請求項6に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク導水路には、上記ジェットタンク洗浄水供給口から溢れ出した洗浄水が上記ジェットタンク導水路に沿って流れるように洗浄水が上記ジェットタンク導水路から剥離することを防止する剥離防止手段が設けられている請求項1乃至7の何れか1項に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口には、このジェットタンク洗浄水供給口から溢れる洗浄水が上記ジェットタンク導水路に向かってほぼ幅方向に均一に流れるように誘導する案内手段が設けられている請求項1乃至8の何れか1項に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口には、このジェットタンク洗浄水供給口を覆うように網状部材が設けられ、この網状部材は上記ジェットタンク導水路に沿って下方に延びており、この網状部材が、上記ジェットタンク洗浄水供給口から溢れ出した洗浄水が上記ジェットタンク導水路に沿って流れるように洗浄水が上記ジェットタンク導水路から剥離することを防止する剥離防止手段を構成している請求項8又は9に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク洗浄水供給口は、側面視で上記リムタンクの上縁部から下方に凹状に切り欠かれて形成され、上記ジェットタンク導水路は、このジェットタンク洗浄水供給口に接続された中空円筒状の部材で構成されている請求項1に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク導水路は、上記リムタンクの外壁に沿って形成された導水室とこの導水室の下方に接続された下部導水路とからなり、上記導水室が上記ジェットタンク洗浄水供給口と接続された上流部の幅は広く、この上流部より下流側に位置する下流部の幅は狭くなるようにほぼL字形状に形成されている請求項1に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク導水路の導水室の上流部は下流部の上方に位置する部分とこの部分の水平方向横方向に位置する水溜部とからなり、この水溜部には水の流速を減速させる流速減速手段が設けられている請求項12に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク導水路の下部導水路は、その導水面が斜め上方に向くように傾いて形成されている請求項12又は13に記載の水洗式大便器のタンク構造。
- 上記ジェットタンク導水路の下部導水路の導水面に上下方向に平行に延びる複数のリブが形成されている請求項12乃至14の何れか1項に記載の水洗式大便器のタンク構造。
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