JP5163208B2 - 表示装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画素の色を書き換えて画像を表示する技術に関する。
パーソナルコンピュータや携帯電話といった情報処理装置の表示装置には、CRT(Cathode Ray Tube)やTN(Twisted Nematic)液晶などが広く用いられている。これらの表示装置は、電力が供給されていない状態では表示を行うことができない、いわば「揮発性表示装置」である。電力が供給されている状態において、これらの揮発性表示装置は、1秒間に数十回の書き換えを行うため、ユーザが入力装置を介して行った変更は即時に表示装置に反映される。例えば、図11(a)に示すような表示状態で、ユーザに特定の表示項目を選択させる状況を想定する。図11(b)は、選択した表示項目を反転表示(ハイライト表示)することで、選択中の表示項目を明示する表示例である。ここでは「3 新聞休刊のお知らせ」が選択されている。図11(c)は、特定の形状のカーソルを用いることで、選択中の表示項目を明示する表示例である。ここでは、白抜きで左に向いた三角形のアイコンをカーソルとし、これを選択中の表示項目の左側に表示することで、図11(b)と同様に、「3 新聞休刊のお知らせ」が選択されていることが示されている。
これらの改良技術として、例えば特許文献1には、表示項目のスクロール速度とカーソルの移動速度を異ならせることで、視認性を高める技術が開示されている。
また、昨今、EPD(Electrophoresis Display:電気泳動ディスプレイ)やコレステリック液晶ディスプレイといった記憶性を有する表示装置(以下、「記憶性表示装置」という)の開発が行われている。ここで、記憶性とは、別段の保持動作を行わなくても表示内容が保持されることを意味する。一般に、この種の記憶性表示装置には、揮発性表示装置と比べると、書き換えに時間がかかるという短所がある。
そこで、記憶性表示装置を用いてユーザに表示項目を選択させる場合に、表示装置の一部分のみを書き換える、いわゆる「部分書き換え」を利用することが考えられる。
コレステリック液晶ディスプレイの場合、単純パッシブマトリックス方式を利用することができる。単純パッシブマトリックス方式とは、表示装置の表示面の行方向と列方向にそれぞれ複数の電極を配置し、その交点の画素を駆動する方法である。この場合、特定の行または列を同時に書き換えることになるため、行単位または列単位で部分書き換えを行うと効率的である。例えば、図11(b)の場合は、「3 新聞休刊のお知らせ」が表示された行のみを書き換えればよいし、図11(c)の場合は、表示項目を選択するアイコンが表示される列のみを書き換えればよい。特許文献2および特許文献3には、このような部分書き換えを行う方法が開示されている。
EPDの場合、アクティブマトリックス方式を利用することができる。アクティブマトリックス方式とは、単純パッシブマトリックス方式と異なり、それぞれの画素毎に用意されたトランジスタを使用して、画素を制御する方式である。アクティブマトリックス型EPDとしては、具体的には、低温ポリシリコン膜を用いたTFT(thin film transistor:薄膜トランジスタ)などで形成されたアクティブマトリックス型素子のアレイ上に、カプセル化した電気泳動素子をコーティングしたものなどがある。特許文献4には、上記アクティブマトリックス型素子である画素電極を全て同じ電位にした上で、共通電極と画素電極の間に電圧を印加することにより、表示内容を全て消去するリフレッシュ表示方法が開示されている。
特開2007−240925号公報 特開2007−3754号公報 特開2007−4223号公報 特開2002−149115号公報
ところで、上記のようなアクティブマトリックス型EPDにおいて、ユーザが選択した表示項目を明示しようとした場合、各画素にトランジスタを備えているため、理論的には、部分書き換えを画素単位で行うことができる。しかし、電気泳動素子を駆動するために要する電圧とトランジスタが耐え得る電圧とが近いということや、一つの表示面につき一つの共通電極を用いているという事情から、アクティブマトリックス型EPDには、1回の画像書き込み工程において、ある画素を白から黒へ書き換えると同時に他の画素を黒から白へ書き換えることができないという制約がある。特に、画素電極側にトランジスタとキャパシタを併用するアクティブマトリックス型EPDの場合には、キャパシタを蓄電する時間が必要になるため、共通電極の電荷を切り替えるタイミングと画素電極の電荷を切り替えるタイミングが一致しない。その結果、このようなアクティブマトリックス型EPDにおいては、白から黒へ書き換える動作から黒から白へ書き換える動作へ移行するために、数百ミリ秒〜数秒の時間を要することがある。したがって、アクティブマトリックス型EPDに、例えば図11(a)に示したようなリストを表示させ、そのリストの中から表示項目を選択したときに、図11(b)のような反転表示で、選択中の表示項目を明示させようとした場合、例えば「3 新聞休刊のお知らせ」の文字部分だけをまず黒から白へ書き換えた後に、その文字以外の部分を白から黒へ書き換える必要があり、これだけで、画像書き込み工程の2回分の時間を要する。また、例えばリストの最上位から最下位へと各表示項目を次々と選択したような場合には、各表示項目について上記のような2回の画像書き込みを順次行わなければならず、場合によっては、リストの最下位の表示項目に至るまでに10秒を超える時間を要することとなり、操作の快適性が著しく損なわれてしまう。
本発明は、上述した背景に鑑みてなされたものであり、表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられるという制約があっても、どの表示項目が選択されているかを短期間で表示することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る表示装置は、複数の画素からなる表示領域を有し、当該表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられる表示手段と、前記表示領域に複数の表示項目を表示させる項目表示制御手段と、表示された複数の前記表示項目のうち、利用者により選択された表示項目を特定する特定手段と、複数の前記表示項目のうち前記特定手段により第1の表示項目が特定されると、当該第1の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第1の表示項目が特定されたことを表す第1の特定画像を前記表示領域に表示させ、前記第1の表示項目が特定された後に前記特定手段により第2の表示項目が特定されると、前記第1の特定画像を表示させたまま、当該第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表す第2の特定画像を前記表示領域に表示させる特定画像表示制御手段とを具備することを特徴とする。
好ましくは、前記特定画像表示制御手段は、前記第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表し、且つ、前記第1の表示項目と前記第2の表示項目との特定順を識別し得る前記第2の特定画像を前記表示領域に表示させるとよい。
また、好ましくは、前記特定画像表示制御手段は、過去に前記特定手段により特定された表示項目が、利用者により選択されて、前記特定手段により再び特定されると、過去に前記特定手段により特定されたときに表示された前記特定画像とは異なる位置であって、前記特定手段により再び特定された前記表示項目に対応する位置に、前記第2の特定画像を表示するとよい。
また、好ましくは、前記特定画像表示制御手段は、前記第1の表示項目に対応する位置に、前記第1の特定画像として所定形状の画像を表示させ、前記第2の表示項目に対応する位置であって、前記第1の表示項目に対応して表示された前記所定形状の画像から見て前記表示項目の配列方向にある位置に、前記第2の特定画像として所定形状の画像を表示させるとともに、前記第1の表示項目に対応する位置に表示されている所定形状の画像と前記第2の表示項目に対応する位置に表示される所定形状の画像とを結ぶ軌跡画像を、前記第2の特定画像として表示させ、前記表示領域における前記表示項目の配列順序に基づいて、前記第1の表示項目から前記第2の表示項目に向かう方向を記憶しておき、記憶している前記方向が変化したときに前記第2の特定画像を表示させる際には、既に表示されている前記軌跡画像及びその軌跡画像の延長上の位置とは異なる位置に、前記第2の特定画像を表示させるとよい。
また、好ましくは、前記特定画像表示制御手段は、前記方向の変化回数が閾値を超えた場合には、表示されている前記特定画像を表す画素の色を前記第2の色から前記第1の色に書き換えて、当該特定画像を消去するとよい。
また、好ましくは、前記特定画像表示制御手段は、前記第2の特定画像を表示したときからの経過時間を計測し、当該経過時間が閾値を超えた場合には、前記第2の特定画像よりも前に表示した特定画像を表す複数の画素のうち、少なくとも一部の画素の色を前記第2の色から前記第1の色に書き換えるとよい。
また、本発明に係るプログラムは、複数の画素からなる表示領域を有し、当該表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられる表示手段を有する表示装置のコンピュータを、前記表示領域に複数の表示項目を表示させる項目表示制御手段と、表示された複数の前記表示項目のうち、利用者により選択された表示項目を特定する特定手段と、複数の前記表示項目のうち前記特定手段により第1の表示項目が特定されると、当該第1の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第1の表示項目が特定されたことを表す第1の特定画像を前記表示領域に表示させ、前記第1の表示項目が特定された後に前記特定手段により第2の表示項目が特定されると、前記第1の特定画像を表示させたまま、当該第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表す第2の特定画像を前記表示領域に表示させる特定画像表示制御手段として機能させるためのプログラムである。
本発明に係る表示装置によれば、表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられるという制約があっても、どの表示項目が選択されているかを短期間で表示することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(A:構成)
(A−1:表示端末の構成)
図1は、表示端末1の外観の一例を示す外観図である。また、図2は、表示端末1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、表示端末1の前面には、操作部16と表示体152とが設けられている。
図2に示すように、表示端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、記憶部14、表示部15および操作部16を備えている。これらの各構成11〜16は、バス19に接続されているとともに、図示しない電力線により図示しない電源部に接続されている。CPU11は、ROM12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、表示端末1の各部を制御する。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶装置であり、上述のコンピュータプログラムが記憶されている。RAM13は、CPU11がプログラムを実行する際のワークエリアとして利用される。また、RAM13は、選択された表示項目の遷移状態を表示するときに使用するパラメータである「選択中表示項目」「方向」「回数」をそれぞれ記憶する項目記憶領域131、方向記憶領域132および回数記憶領域133を有する。記憶部14は、例えばフラッシュメモリなどの書き換え可能な不揮発性記憶装置であり、上述した「回数」の上限値である閾値を記憶する閾値記憶領域141と、表示データを記憶する表示データ記憶領域142とを有する。表示データは、選択肢としての複数の表示項目が列挙されたリストや、このリストにてユーザにより選択された表示項目に対応する情報などを表すデータである。操作部16は、リスト画面に表示されたリスト中のいずれかの表示項目を選択するための方向ボタンやスイッチなどを備えており、ユーザによる操作を受け付けてその操作内容に応じた信号(以下、操作信号という)をCPU11に供給する。表示部15は、CPU11の制御の下で画像を表示する表示手段である。表示部15は、多数の電気泳動素子や電極を備えた反射型の表示体152と、CPU11が送信する描画命令を駆動信号に変換し、この駆動信号により各電気泳動素子を駆動する駆動部151とを備えている。表示体152は、複数の画素からなる表示領域を有する。この表示部15は、表示体152の表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられる表示手段として機能する。
(A−2:表示端末の表示体の構成)
ここで、図3は、表示端末1の表示体152の構造を模式的に示した図である。
図3に示すように、表示体152は、第1基板1521、第2基板1522、電気泳動素子P、バインダ1523および反射防止フィルム1524により構成されている。図3においては、上方向が表示面の表面側であり、下方向が裏面側である。表示体152は、ユーザによって上方向から、例えば矢線Vの方向から視認される。第1基板1521は、ガラス基板であり、その上方の表面には複数の画素電極PEが規則的な格子状に配列されている。この画素電極PEは、全て略同一の大きさ(数十ミクロン程度)の正方形であり、具体的には、低温ポリシリコン膜を用いたTFTで形成されたアクティブマトリックス型素子である。また、第1基板1521に対向する第2基板1522は、ポリエチレンテレフタラート(Polyethylene terephthalate)などの透明な樹脂基板であり、その下方には酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)などの透明な共通電極CEが設けられている。複数の画素電極PEと共通電極CEの間には、複数の電気泳動素子Pが、光透過性を有するバインダ1523により固定されている。この電気泳動素子Pは、約数十ミクロン程度の大きさで略球状ではあるが、それぞれの大きさおよび形状は完全に同一ではなく、互いに近接して並べられている。第2基板1522の上方には、反射防止フィルム1524が貼りつけられている。この反射防止フィルム1524は、太陽光や照明などが表示体152の表面へ映り込むことを防ぐ。
図4は、電気泳動素子Pの構造および状態を模式的に示す断面図である。より詳細には、図4(a)は、黒色を表示するときの電気泳動素子Pの状態を示し、図4(b)は、白色を表示するときの電気泳動素子Pの状態を示すものである。また、図4(c)は、図中左側部分に黒色を、右側部分に白色をそれぞれ表示するときの電気泳動素子Pの状態を示すものである。
電気泳動素子Pは、図4(a)〜(c)に示すように、マイクロカプセル化されている。カプセル壁CWとしてのポリマー膜内には、プラス(+)に帯電した黒色顔料粒子BGおよびマイナス(−)に帯電した白色顔料粒子WGを含む、液体の分散媒DMが封入されている。黒色顔料粒子BGおよび白色顔料粒子WGの位置は、外部から与えられる電界により規定され、さらに分散媒DMにより安定的に維持される。なお、実際の黒色顔料粒子BGおよび白色顔料粒子WGの粒径は、図に示すよりも小さく、数ナノメートル程度である。上述したように、この電気泳動素子Pは、大きさおよび形状が完全に同一ではなく、いわば不規則に並べられた状態でバインダ1523により固定されているから、必ずしも画素電極PEと一対一の対応関係にはない。図4においては、簡略に説明するため、電気泳動素子Pの裏面側には、2つの画素電極PE1およびPE2が配置されている場合を図示したが、画素電極の大きさによっては、1つの画素電極と複数の電気泳動素子Pとが対応する場合も3つ以上の画素電極と複数の電気泳動素子Pとが対応する場合もある。
電気泳動素子Pによって黒色を表示しようとするときには、図4(a)に示すように、画素電極PE1と共通電極CEとの間および画素電極PE2と共通電極CEとの間に図中矢印E1方向の向きを持つ電界を生じさせるような電圧が駆動部151により印加される。これにより、プラス(+)に帯電している黒色顔料粒子BGは、上記の電界によってマイナス(−)に帯電している表面側に近付くようにカプセル壁CW内を移動する。同様に、マイナス(−)に帯電している白色顔料粒子WGは、上記の電界によってプラス(+)に帯電している裏面側に近付くようにカプセル壁CW内を移動する。このようにして、電気泳動素子Pの表面側に黒色顔料粒子BGが集められるので、ユーザが表面側から矢線Vに沿ってこの電気泳動素子Pを観察したときには、黒色を認識する。他方で、電気泳動素子Pは、白色を表示しようとするときには、図4(b)に示すように、画素電極PE1と共通電極CEとの間および画素電極PE2と共通電極CEとの間に図中矢印E2方向の向きを持つ電界を生じさせるような電圧が駆動部151により印加される。これにより、白色顔料粒子WGは、表面側に近付くように移動すると共に、黒色顔料粒子BGは、裏面側に近付くように移動する。このようにして、電気泳動素子Pの表面側に白色顔料粒子WGが集められるので、ユーザが表面側から矢線Vに沿ってこの電気泳動素子Pを観察したときには、白色を認識する。
また、一つの電気泳動素子Pが同時に表示することができる色は一色ではなく、図4(c)に示すように、一つの電気泳動素子Pが同時に白色と黒色の両方を表示する状態もある。この場合、電気泳動素子Pの図中右側においては、画素電極PE1と共通電極CEとの間に図中矢印E1方向の向きを持つ電界を生じさせるような電圧が駆動部151により印加され、電気泳動素子Pの図中左側においては、画素電極PE2と共通電極CEとの間に図中矢印E2方向の向きを持つ電界を生じさせるような電圧が駆動部151により印加される。これにより、電気泳動素子Pの図中左側においては、黒色顔料粒子BGが表面側に近付くように移動すると共に、白色顔料粒子WGが裏面側に近付くように移動する。また、電気泳動素子Pの図中右側においては、白色顔料粒子WGが表面側に近付くように移動すると共に、黒色顔料粒子BGが裏面側に近付くように移動する。
ここで、表示端末1の表示体152が、1回の画像書き込み工程において、ある画素を白から黒へ書き換えると同時に他の画素を黒から白へ書き換えることができない理由について説明する。
図5(a)は、この理由を説明するための模式図である。また、図5(b)〜(d)は、共通電極CEおよび画素電極PE1〜PE4の電荷、電界の向きおよび表面から認識される画素の色を示した図である。表示体152の内部において、4つの電気泳動素子P1〜P4と、この電気泳動素子P1〜P4の下方にそれぞれ備えられた画素電極PE1〜PE4と、この電気泳動素子P1〜P4の上方に備えられた共通電極CEとが、図5(a)に示すように、配置されている場合を想定する。この表示体152は図中の上方からユーザにより視認される。なお、上述したように、電気泳動素子Pと画素電極PEとは一対一の対応関係になくてもよいが、ここでは説明の便宜のため、電気泳動素子P1〜P4のそれぞれに対応して画素電極PE1〜PE4があるとする。また、電気泳動素子P1〜P4の内部には、複数の黒色顔料粒子BGおよび白色顔料粒子WGが存在しているが、図5(a)においては、各粒子を描画することを省略し、黒色または白色の複数の粒子が表面または裏面に移動している様子を半円で表現する。
図5(a)に示す電気泳動素子P1〜P4は、初期状態であり、電気泳動素子P1、P2が黒を表示しており、電気泳動素子P3、P4が白を表示している。この初期状態をCASEIと呼ぶ。ここで、仮に画素電極PEのTFTが30Vの電圧に耐えられると仮定するCASEIIを説明する。CASEIIにおいては、共通電極CEに15V電圧を、画素電極PE1およびPE3に30V電圧を印加し、画素電極PE2およびPE4を0Vにする(図5(b)参照)。このようにすると、画素電極PE1およびPE3の電荷は共通電極CEの電荷を上回り、上向きに+15Vの電位差が発生する。したがって、画素電極PE1およびPE3に対向して配置されている電気泳動素子P1およびP3は、いずれも黒を表示する。一方、画素電極PE2およびPE4の電荷は共通電極CEの電荷を下回り、上向きに−15Vの電位差が発生する。したがって、画素電極PE2およびPE4に対向して配置されている電気泳動素子P2およびP4は、いずれも白を表示する。このように、画素電極PEのTFTが30Vの電圧に耐えられるのであれば、共通電極CEの電荷を0Vと30Vの中間である15Vに固定しても、画素電極を0Vと30Vに切り替えることで、ある画素を白から黒へ書き換えることと他の画素を黒から白へ書き換えることを同時に行うことができ、EPDの直前の状態によらず任意の画素状態に書き換えることが可能である。しかし、実際には、一般的なTFTは30Vの電圧に耐えられず、かつ、一般的な大きさの電気泳動素子を書き換えるためには共通電極と画素電極との間に15V程度の電位差が必要であるため、このような構成をとることはできない。
このような制約があるため、表示端末1の表示体152は以下のような構成をとっている。すなわち、表示端末1は、表示体152に黒を上書きするためにはCASEIIIのように、白を上書きするためにはCASEIVのように、各電極に印加する電圧を制御する。以下にその詳細を説明する。
CASEIIIにおいては、共通電極CEと画素電極PE2およびPE4を0Vにし、画素電極PE1およびPE3に15V電圧を印加する(図5(b)参照)。こうすると、電気泳動素子P2およびP4には上下方向に電位差がなく、電界が発生しないので、電気泳動素子P2およびP4は直前の状態(CASEI)を保ったままになる。つまり、電気泳動素子P2は黒を、電気泳動素子P4は白をそれぞれ表示したままになる。一方、電気泳動素子P1およびP3には上向きの電界が発生するので(図5(c)参照)、黒が表示される。つまり、電気泳動素子P1は直前の状態と変わらず黒を表示し続け、電気泳動素子P3は、白から黒に表示状態が変わる(図5(d)参照)。
CASEIVにおいては、画素電極PE1〜PE4は上述と同様にし、共通電極CEを15Vに印加する。このようにすると、電気泳動素子P1およびP3が直前の状態(CASEI)を保ったままになる一方、電気泳動素子P2およびP4には下向きの電界が発生するので(図5(c)参照)、白が表示される。つまり、電気泳動素子P4は直前の状態と変わらず白を表示し続け、電気泳動素子P2は、黒から白に表示状態が変わる(図5(d)参照)。
以上のようにCASEIIIにおいては、白から黒への書き換えのみが行われ、黒から白への書き換えは行われない。逆にCASEIVにおいては、黒から白への書き換えのみが行われ、白から黒への書き換えは行われない。CASEIIIとCASEIVは、共通電極CEの電荷が異なっているから、表示端末1の表示体152は、ある画素を白から黒へ書き換えると同時に他の画素を黒から白へ書き換えることができないのである。
(B:動作)
次に、表示端末1の動作を説明する。
図6は、表示端末1が、ユーザにより選択された表示項目の遷移を表示体152の表示領域に表示する動作の流れを説明するフロー図である。
図6において、まず、ユーザが、操作部16のスイッチを押下すると、表示端末1のCPU11は、記憶部14の表示データ記憶領域142から表示データを読み出して、表示部15の駆動部151を駆動させることにより、この表示データに応じたリストを表示体152に表示させる(ステップS01)。このとき、CPU11は、表示体152の表示領域に複数の表示項目を表示させる項目表示制御手段として機能する。
リストを構成する複数の表示項目は、「1」から始まる連番数字を左端に含んだ横書きの文字列である。これら各表示項目は、表示体152の矩形平面の縦方向に、上から連番数字の若い順に配列される。次に、表示端末1のCPU11は、上述したパラメータである「選択中表示項目」「方向」「回数」をそれぞれ初期化する(ステップS02)。「選択中表示項目」は、現在、ユーザにより選択されている表示項目を示すパラメータである。ここでいう「選択」とは、いわゆるフォーカスのことであり、複数の表示項目のうち、一の表示項目に対して焦点を当てることを意味する。そして、この焦点が当てられた表示項目に応じた指示をすることを「選択確定」と呼び、「選択」と区別する。なお、ユーザによって、いずれかの表示項目が「選択確定」されると、CPU11は、予め読み込まれたプログラムに従って、その表示項目に応じた様々な処理を行う。
「方向」は、表示体152の表示領域における表示項目の配列順序に基づいて、直前に選択されていた表示項目から新しく選択された表示項目に向かう方向であり、上を示す値である「上」または下を示す値である「下」のいずれかである。「回数」とは、上記の「方向」が変化した回数である。
初期化によって項目記憶領域131には、「選択中表示項目」としてリストの一番上を示す値である「1」が記憶される。そして、同様に初期化によって、方向記憶領域132には「方向」として「下」が記憶され、回数記憶領域133には「回数」として0回を示す「0」が記憶される。
図7は、表示端末1が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を説明するための図である。図7(a)は、上記の初期状態における表示の一例を示す図である。上述したように、初期状態において項目記憶領域131には「選択中表示項目」としてパラメータ値「1」が記憶されている。ここで、ユーザが現実に選択した表示項目がこのパラメータ値「1」に対応する表示項目というわけではないが、ここでは、パラメータ値「1」に対応する表示項目が選択されているとみなしている。よって、CPU11は、この「選択中表示項目」の値である「1」を参照することで、複数の表示項目のうち、利用者により選択されたとみなす表示項目を特定することとなる。この場合、CPU11は、特定した「選択中表示項目」に対応する位置にある画素の色を白(第1の色)から黒(第2の色)に書き換えて、その表示項目が選択されたことを表す画像(以下、特定画像という)を表示体152の表示領域に表示させる。つまり、CPU11は、表示された複数の表示項目のうち、利用者により選択された表示項目を特定する特定手段として機能すると共に、複数の表示項目のうち特定手段により第1の表示項目が特定されると、当該第1の表示項目に対応する位置にある画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第1の表示項目が特定されたことを表す第1の特定画像を表示領域に表示させる特定画像表示制御手段として機能する。
これにより、図7(a)に示すように、表示体152においては、「1 研修の案内」の左側に、第1の特定画像として黒色の丸印が描かれる。この黒色の丸印をカーソルという。次に、ユーザが、操作部16の十字ボタンを操作すると、操作部16はユーザによるこの操作を受け付けてその操作信号をCPU11に供給する。具体的には、操作部16は、十字ボタンの下方向を押下した場合には、指示された表示項目として現在の「選択中表示項目」に1を加算した値を、指示された移動方向として「下」を、それぞれ操作信号としてCPU11に供給する。同様に、操作部16は、十字ボタンの上方向を押下した場合には、指示された表示項目として現在の「選択中表示項目」に1を減算した値を、指示された移動方向として「上」を、それぞれ操作信号としてCPU11に供給する。表示端末1のCPU11は、操作部16から上記の操作信号を受け取り、利用者により新しい表示項目が選択されているか否かを判断する(ステップS03)。新しい表示項目が選択されていない場合には(ステップS03;NO)、表示端末1のCPU11は、操作終了の指示がされているか否かを判断する(ステップS04)。ここで、操作終了の指示がされている場合には(ステップS04;YES)、CPU11は表示端末1の電源を切断し、表示端末1の制御を終了する(ステップS05)。一方、操作終了の指示がされていない場合には(ステップS04;NO)、CPU11はステップS03に処理を戻す。このようにして、CPU11は、操作部16からの操作信号を待ち続ける。
一方、新しい表示項目が選択されている場合には(ステップS03;YES)、表示端末1のCPU11は、利用者により選択された表示項目を特定する。そしてCPU11は、表示体152の表示領域における表示項目の配列順序に基づいて、現在の「選択中表示項目」から新しく特定された表示項目に向かう方向(すなわち、指示された移動方向)とRAM13の方向記憶領域132に記憶されている「方向」とを比較し、この「方向」と指示された移動方向が同じか否かを判断する(ステップS06)。「方向」と指示された移動方向が同じ場合には(ステップS06;YES)、CPU11は、既に表示しているカーソル(第1の特定画像)を表示させたまま、新たなカーソル(第2の特定画像)を新しく特定された表示項目の左側に表示し、直前のカーソルと新しく表示したカーソルとを結ぶ軌跡を表示し(ステップS07)、「選択中表示項目」を新しく特定された表示項目で更新して(ステップS08)、ステップS03に処理を戻す。なお、ここでいう軌跡とは、図に示すように、カーソル(黒丸)の直径よりも小さい幅を有する直線である。
このように、CPU11は、第1の表示項目が特定された後に特定手段により第2の表示項目が特定されると、第1の特定画像を表示させたまま、当該第2の表示項目に対応する位置にある画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表す第2の特定画像を表示領域に表示させる特定画像表示制御手段として機能する。
一方、「方向」と指示された移動方向が異なっている場合には(ステップS06;NO)、CPU11は、「回数」に1を加算し(ステップS09)、続いて記憶部14の閾値記憶領域141に記憶された閾値を読み出して、この「回数」と比較し、「回数」が閾値以上であるか否かを判断する(ステップS10)。ここでこの閾値とは「3」である。「回数」が閾値以上である場合には(ステップS10;YES)、CPU11は、「回数」をリセットするとともに、カーソルと軌跡を表す画素の色を黒(第2の色)から白(第1の色)に書き換えて、これらを全て消去し(ステップS11)、新しく特定された表示項目の左側に始点となるカーソルを描画する(ステップS12)。ここで、「回数」のリセットとは、回数記憶領域133に「回数」として0回を表す「0」を記憶させることをいう。そしてCPU11は、新しく特定された表示項目で「選択中表示項目」を更新し、指示された移動方向で「方向」を更新し(ステップS13)、ステップS03に処理を戻す。「回数」が閾値未満である場合には(ステップS10;NO)、現在のカーソルから予め定められた方向へ所定の長さの軌跡を表示し(ステップS14)、その軌跡の先端から指示された移動方向へ軌跡を表示するとともに、カーソルを既に表示されているカーソルとは異なる位置であって、新しく特定された表示項目に対応する位置(ここでは左側)に表示する(ステップS15)。ここで予め定められた方向(以下、規定の方向という)とは右方向である。したがって、ステップS15において、表示されるカーソルは、既に表示されている軌跡及びその軌跡の延長上の位置とは異なる位置に表示される。そして、その後、CPU11は、新しく特定された表示項目で「選択中表示項目」を更新し、指示された移動方向で「方向」を更新し(ステップS13)、ステップS03に処理を戻す。
次に、図7および図8を参照して、ユーザが選択する動作に応じて表示端末1が表示する選択状態の変化を説明する。上述したように、初期状態において、表示端末1が表示する選択状態は図7(a)に示すようになっている。ここで、ユーザが操作部16の十字ボタンを操作して下方向を2回押下すると、表示項目は「1」→「2」→「3」と遷移し、表示端末1の表示体152には、図7(b)に示すようなカーソルと軌跡が描画される。このとき選択されている表示項目は「3 新聞休刊のお知らせ」である。さらにユーザが十字ボタンを操作して下方向を2回押下した後、上方向を1回押下すると、表示項目は「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「4」と遷移し、表示端末1の表示体152には、図7(c)に示すようなカーソルと軌跡が描画される。この状態において方向記憶領域132には「方向」として「上」が記憶されており、回数記憶領域133には「回数」として「1」が記憶されている。また、このとき選択されている表示項目は「4 人事異動 他」である。
さらに、ユーザがこの後、十字ボタンを操作して上方向を2回押下した後、下方向を2回押下すると、表示項目は「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「4」→「3」→「2」→「3」→「4」と遷移し、表示端末1の表示体152には、図8(a)に示すようなカーソルと軌跡が描画される。この状態において方向記憶領域132には「方向」として「下」が記憶されており、回数記憶領域133には「回数」として「2」が記憶されている。ここで、ユーザが十字ボタンを操作して上方向を押下すると、指示された移動方向とRAM13の方向記憶領域132に記憶された「方向」が異なるため、「回数」は1加算されて「3」になり、さらに、この「回数」と閾値記憶領域141に記憶されている閾値「3」と比較される。したがって、CPU11は、「回数」が閾値以上であると判断し、カーソルと軌跡を全て消去して(ステップS11)、新しく特定された表示項目の左側に始点となるカーソルを描画する(ステップS12)。すなわち、表示端末1の表示体152には、「3 新聞休刊のお知らせ」の左側にカーソルが表示される。なお、上記のカーソルの表示に加えて、直前にカーソルがあった位置からこのカーソルまでの間の軌跡を表示してもよい。この場合、例えば、図8(b)に示すようなカーソルと軌跡が描画される。このようにして、カーソルと軌跡を描画することにより、この表示端末1は、白(第1の色)から黒(第2の色)に書き換えることのみが可能な状態のまま、ユーザに対して表示項目の選択状態の遷移を認識させることができる。
以上説明した実施形態によれば、表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられるという制約があっても、表示端末1に、どの表示項目が選択されているかを短期間で表示することができる。
なお、実施形態では、選択中表示項目「1」の表示項目から始まるという前提があるから、「1」を起点として軌跡を辿ることで特定順を識別し得る。このような前提がない場合であっても、ユーザはリスト画面を実際に見ながら表示項目を選択しているので、カーソルと軌跡の表示を見れば、どのような順序で選択していったかを知ることは可能である。
(C:変形例)
上述の実施形態を以下のように変形してもよい。
(変形例1)上述の実施形態においては「方向」が変化した回数を示す「回数」が、選択された表示項目の遷移状態を表示するときに使用するパラメータとして用いられていたが、「回数」をパラメータとして用いなくてもよい。この場合、ステップS06で、「方向」と指示された移動方向が異なっていると、CPU11が判断した場合には(ステップS06;NO)、CPU11は、ステップS09およびステップS10を行わずに(すなわち、ステップS14およびステップS15も行わず)、ステップS11とステップS12およびステップS13のみを行えばよい。この場合には、規定の方向は定められていなくてもよい。方向が変わった時点で、表示されているカーソルと軌跡が消去されるからである。
また、ステップS12において、指示された表示項目の左側に始点となるカーソルを描画するとともに、直前にカーソルがあった位置から新しく描画するカーソルに向けて軌跡を描画してもよい。図9(a)は、このような態様において、選択される表示項目が「1」→「2」→「3」→「4」→「3」と遷移した直後の表示状態を示す図である。図9(a)において、直前にカーソルがあった「4」の位置から、現在カーソルがある「3」の位置に向けて軌跡が描かれている。このようにすると、ユーザが選択する方向が変わった場合に、現在選択されている表示項目がいずれの方向から移動して選択されたのかが明確になる。
(変形例2)上述の実施形態においては、表示端末1の表示内容は、操作部16を介してユーザが操作した時点からの経過時間に応じて変化することは無かったが、この経過時間に応じて、表示端末1の表示内容を変化させてもよい。例えば、図9(b)のように、過去に選択され描画されたカーソルおよび軌跡のうち、一部の画素を黒から白へ書換えることにより、これらのカーソルおよび軌跡が薄く見えるようにしてもよい。具体的には、CPU11は、水晶振動子を有する発振回路を備えたタイマを内蔵しており、操作部16から操作信号が供給され、カーソルを表示するたびに、タイマが示す時刻をカーソル表示時刻としてRAM13に記憶する。そして、CPU11は、タイマが示す現在時刻とRAM13に記憶した直前のカーソル表示時刻との差を、カーソルを表示したときからの経過時間として計測し、経過時間が、記憶部14に予め記憶されている閾値を超えたか否かを判断する。上記の経過時間が閾値を超えたと判断した場合には、CPU11は、上記のカーソル表示時刻よりも前に描画されたカーソルおよび軌跡に対して、所定のパターンにしたがって一部の画素を黒から白へ書き換える。ここで所定のパターンとは、例えば市松模様や斜線群などハーフトーンを表現するためのパターンである。上述したように、アクティブマトリックス型EPDには1回の画像書き込み工程において、ある画素を白から黒へ書き換えると同時に他の画素を黒から白へ書き換えることができないという制約がある。しかし、ある画素を白から黒へ書き換えてから、しばらくの間、操作がないときには、ユーザは自分の操作に即応した描画を要求していないことが多く、画面を注視していないことすらある。つまり、このような場合には、描画態様を切り替える充分な時間があるので、表示端末1は、画素を白から黒へ書き換える描画態様から黒から白へ書き換える描画態様に切り替えて、上述の描画を行ってもユーザの操作の快適性は失われることは無い。そして、このようにすると、ユーザは、直前に特定された表示項目と現在特定されている表示項目との特定順をより明確に識別することができる。なお、カーソル表示時刻よりも前に描画されたカーソルおよび軌跡の全ての画素を黒から白へ書き換えてもよい。この場合には、これらのカーソルおよび軌跡は消去される。
(変形例3)上述の実施形態においては、表示端末1はカーソルとともに軌跡を描画したが、軌跡は描画しなくてもよい。例えば、カーソルとして黒丸のみを描画してもよい。また、カーソルには黒丸以外にも様々な形状の図形を適用することができる。例えば、カーソルとして、中心を通る縦線と横線によって、上述の黒丸を4つに分割した図形、すなわち中心角が90度の扇形を用いてもよい。図9(c)は、この変形例において、表示端末1が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を示す図である。図に示すように、一度目に選択された表示項目は、そのカーソルのうち右上の扇形を表示し、二度目に選択された表示項目は、右上の扇形に加えて、左上の扇形を表示し、三度目に選択された表示項目は、さらに左下の扇形を加えて表示するというようにしてもよい。このようにすると、各表示項目をその上下の表示項目と比較することで、ユーザは表示項目の選択順序を類推することができるので、直前に特定された表示項目と特定選択されている表示項目との特定順を識別することができる。
(変形例4)上述の実施形態においては、カーソルは黒丸であり、軌跡はこの黒丸の直径よりも小さい幅を有する直線であったが、カーソルと軌跡を合わせて矢印で表現してもよい。図10(a)は、この変形例において、表示端末1が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を示す図である。上述の実施形態においては、カーソルが上下方向に対称な黒丸であったために、例えば図7(b)のような表示を解釈するにあたって、選択表示項目は、「1」→「2」→「3」と遷移したと解釈する仕方と、「3」→「2」→「1」と遷移したと解釈する仕方の両方が成り立ち得た。特に、ユーザが選択中表示項目「1」の表示項目から始まるという前提を知らない場合や、複数の操作が行われた後のリスト画面を最初に見たような場合には、どのような順序で選択していったかが明確にならない場合もあった。しかし、表示端末1が図10(a)のように各表示項目間の移動を矢印で表現することにより、ユーザは、表示されている画像のみから、直前に特定された表示項目と現在特定されている表示項目との特定順をより明確に識別することができる。
(変形例5)また、カーソルは一律に同じ黒丸ではなく、文字表記を伴っていてもよい。例えば、図10(b)に示すように、選択順に沿って、「0」「1」「2」・・・「9」というように、カーソルの内部に数字を表記するようにしてもよい。このようにしても、ユーザは、直前に特定された表示項目と現在特定されている表示項目との特定順をより明確に識別することができる。
(変形例6)また、現在選択されている表示項目を示すカーソルとして白抜きの円を用いるとともに、過去選択された表示項目を示すカーソルとして黒丸を用いてもよい。初期状態において、表示端末1は図10(c)のように「1 研修の案内」の左側に、現在選択されている表示項目を示すカーソルとして白抜きの円を描画する。ここでユーザが十字ボタンの下方向を1回押下すると、表示端末1は「2 「技術指導会」開催・・・」の左側に、現在選択されている表示項目を示すカーソルとして白抜きの円を描画するとともに、直前に描画されていた白抜きの円の内側を黒に塗り替えて黒丸にする。そして、表示端末1は、この黒丸と白抜きの円の間に黒丸の直径よりも小さい幅を有する線である軌跡を描画する。その結果、表示端末1は図10(d)のように選択された表示項目の遷移状態を表示する。このようにしても、ユーザは、直前に特定された表示項目と現在特定されている表示項目との特定順をより明確に識別することができる。
(変形例7)上述の実施形態においては、リストを構成する複数の表示項目は、表示体152の矩形平面の縦方向に、上から連番数字の若い順に配列されていたが、具体的な配列方法はこれに限られない。例えば、表示体152の矩形平面の横方向に、右から配列されていてもよい。この場合、「方向」は左を示す「左」か、右を示す「右」のいずれかをとる。そして、「規定の方向」は上または下であればよい。
(変形例8)本発明を上述したCPU11が実行するプログラムとして実現してもよい。また、これらプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、フラッシュメモリなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
表示端末の外観の一例を示す外観図である。 表示端末の機能構成の一例を示すブロック図である。 表示端末の表示体の構造を模式的に示した図である。 電気泳動素子の構造および状態を模式的に示す断面図である。 表示端末の表示体が、ある画素を白から黒へ書き換えると同時に他の画素を黒から白へ書き換えることができない理由について説明するための模式図である。 表示端末が、ユーザにより選択された表示項目を示すカーソルを表示体の表面に表示する動作の流れを説明するフロー図である。 表示端末が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を説明するための図である。 表示端末が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を説明するための図である。 変形例において、表示端末が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を示す図である。 変形例において、表示端末が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を示す図である。 従来技術において、表示端末が表示項目選択の状態遷移を表示する様子を示す図である。
符号の説明
1…表示端末、11…CPU、12…ROM、13…RAM、131…項目記憶領域、132…方向記憶領域、133…回数記憶領域、14…記憶部、141…閾値記憶領域、142…表示データ記憶領域、15…表示部、151…駆動部、152…表示体、1521…第1基板、1522…第2基板、1523…バインダ、1524…反射防止フィルム、16…操作部、19…バス、21…CPU、BG…黒色顔料粒子、CE…共通電極、CW…カプセル壁、DM…分散媒、P,P1,P2,P3,P4…電気泳動素子、PE,PE1,PE2,PE3,PE4…画素電極、WG…白色顔料粒子。

Claims (7)

  1. 複数の画素からなる表示領域を有し、当該表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられる表示手段と、
    前記表示領域に複数の表示項目を表示させる項目表示制御手段と、
    表示された複数の前記表示項目のうち、利用者により選択された表示項目を特定する特定手段と、
    複数の前記表示項目のうち前記特定手段により第1の表示項目が特定されると、当該第1の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第1の表示項目が特定されたことを表す第1の特定画像を前記表示領域に表示させ、前記第1の表示項目が特定された後に前記特定手段により第2の表示項目が特定されると、前記第1の特定画像を表示させたまま、当該第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表す第2の特定画像を前記表示領域に表示させる特定画像表示制御手段と
    を具備することを特徴とする表示装置。
  2. 前記特定画像表示制御手段は、
    前記第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表し、且つ、前記第1の表示項目と前記第2の表示項目との特定順を識別し得る前記第2の特定画像を前記表示領域に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記特定画像表示制御手段は、
    過去に前記特定手段により特定された表示項目が、利用者により選択されて、前記特定手段により再び特定されると、
    過去に前記特定手段により特定されたときに表示された前記特定画像とは異なる位置であって、前記特定手段により再び特定された前記表示項目に対応する位置に、前記第2の特定画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記特定画像表示制御手段は、
    前記第1の表示項目に対応する位置に、前記第1の特定画像として所定形状の画像を表示させ、
    前記第2の表示項目に対応する位置であって、前記第1の表示項目に対応して表示された前記所定形状の画像から見て前記表示項目の配列方向にある位置に、前記第2の特定画像として所定形状の画像を表示させるとともに、前記第1の表示項目に対応する位置に表示されている所定形状の画像と前記第2の表示項目に対応する位置に表示される所定形状の画像とを結ぶ軌跡画像を、前記第2の特定画像として表示させ、
    前記表示領域における前記表示項目の配列順序に基づいて、前記第1の表示項目から前記第2の表示項目に向かう方向を記憶しておき、
    記憶している前記方向が変化したときに前記第2の特定画像を表示させる際には、既に表示されている前記軌跡画像及びその軌跡画像の延長上の位置とは異なる位置に、前記第2の特定画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記特定画像表示制御手段は、前記方向の変化回数が閾値を超えた場合には、表示されている前記特定画像を表す画素の色を前記第2の色から前記第1の色に書き換えて、当該特定画像を消去する
    ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記特定画像表示制御手段は、前記第2の特定画像を表示したときからの経過時間を計測し、当該経過時間が閾値を超えた場合には、前記第2の特定画像よりも前に表示した特定画像を表す複数の画素のうち、少なくとも一部の画素の色を前記第2の色から前記第1の色に書き換える
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 複数の画素からなる表示領域を有し、当該表示領域に対する1回の画像書き込み工程において各画素の色が一方の色から他方の色にのみ書き換えられる表示手段を有する表示装置のコンピュータを、
    前記表示領域に複数の表示項目を表示させる項目表示制御手段と、
    表示された複数の前記表示項目のうち、利用者により選択された表示項目を特定する特定手段と、
    複数の前記表示項目のうち前記特定手段により第1の表示項目が特定されると、当該第1の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を第1の色から第2の色に書き換えて、当該第1の表示項目が特定されたことを表す第1の特定画像を前記表示領域に表示させ、前記第1の表示項目が特定された後に前記特定手段により第2の表示項目が特定されると、前記第1の特定画像を表示させたまま、当該第2の表示項目に対応する位置にある前記画素の色を前記第1の色から前記第2の色に書き換えて、当該第2の表示項目が特定されたことを表す第2の特定画像を前記表示領域に表示させる特定画像表示制御手段と
    して機能させるためのプログラム。
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