JP5162575B2 - 冗長な機械式及び電子式遠隔シールシステム - Google Patents

冗長な機械式及び電子式遠隔シールシステム Download PDF

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Description

本発明は、一般に産業用プロセス制御システムで使用されるプロセス計器に関する。より具体的には、本発明は、冗長な機械式及び電子式遠隔シールシステムを有する圧力トランスミッタに関する。
圧力トランスミッタを使用して、プロセス流体の圧力を遠隔モニタすることができる。圧力トランスミッタは、圧力センサに関する信号を調整する回路を含むと共に遠隔位置へ出力を伝送し、該遠隔位置において圧力の大きさを示すものとしてこの出力をモニタすることができる。圧力トランスミッタを危険な測定環境から遠ざけるために、或いは圧力トランスミッタを不便な所にあるプロセス流体と連接させるために、しばしば遠隔シール又は遠隔ダイヤフラム組立体が使用される。例えば、遠隔シールは、化学プラント又は石油精製所などで腐食性の又は高温のプロセス流体と共に使用されることが多い。
通常、このような環境では、ダイヤフラム組立体及びキャピラリチューブを有する機械式遠隔シールを使用して、圧力トランスミッタをプロセス流体に結合させる一方、離れた安全な場所に圧力トランスミッタを設置することができる。これらの流体遠隔シールシステムは、細い弾力性のあるダイヤフラムを介してプロセス流体と連通し、このダイヤフラムを使用して、キャピラリチューブ内で使用される充填流体からプロセス流体を分離する。ダイヤフラムが屈曲すると、非圧縮性の充填流体が、キャピラリチューブを介して圧力トランスミッタ内に設置されたダイヤフラムに圧力変化を伝える。圧力トランスミッタダイヤフラムの屈曲が別の充填流体を介して圧力センサへ伝えられ、このセンサがプロセス流体の圧力に関する信号を生成する。
キャピラリチューブは、圧力トランスミッタをプロセス流体と結合させるために25メートルまで延びる場合があり、これが機械的なキャピラリチューブによる遠隔シールのいくつか難点の一因となる。例えば、キャピラリチューブが非常に長いことにより応答時間が遅くなり、接続ポイントが多くなることにより、充填流体が漏れる可能性があり、結果として検出が不正確なものになる。また、差圧を測定するために、バランスのとれた構成、又は同調済みの構成のいずれかの構成による2つの遠隔シールを使用する必要がある。差圧の検出に関しては、2つの遠隔シールがトランスミッタ内の差圧センサに2つの圧力を中継する。バランスのとれた構成では、背圧を等しくするために2つの同じ長さのキャピラリチューブを使用する場合、これらのキャピラリの一方は、通常、その用途に必要な長さよりも長くなる。この構成にはコストがかかると共に、圧力測定に追加的な不確実性が発生するという両方の可能性がある。同調済みの構成では、トランスミッタが、異なる長さのキャピラリ内に生じる背圧を調整するように較正されている場合、作業環境における温度変化により、この較正にドリフトが生じる可能性があり、同様に圧力測定に不確実さが加えられる。
遠隔シールがプロセストランスミッタと電子通信を行う電子式遠隔シールシステムもまた提案されてきた。これらの構成では、遠隔シール上にゲージ圧センサが配置され、有線ベースの、又は無線による電子通信システムのいずれかを介してセンサ出力信号がプロセストランスミッタに伝えられる。差圧測定に関しては、次に遠隔シールのゲージ圧が、圧力トランスミッタ又は別の遠隔シールのいずれかにおいて検出された別のゲージ圧と比較される。その後、圧力トランスミッタ回路が差圧を計算する。このようにして、遠隔シールはキャピラリチューブに関連する難点を解消する。しかしながら、差圧センサで差圧を直接検出する際ではなく、2つのゲージ圧から得られる差圧を計算する際に難点が存在する。差圧センサでは、個々の圧力が中心で検出されるため、温度の影響又はライン圧力エラーなどの共通のモードエラーは、大半が取り消される。2つのゲージ圧を比較した場合、共通の評価基準が失われ、個々の圧力測定に独自のエラーが生じるようになる。
本発明は、プロセス流体の圧力を測定するための冗長なプロセストランスミッタに関する。このプロセストランスミッタは、トランスミッタハウジングと、トランスミッタ回路と、第1の圧力センサを含む遠隔シール組立体と、トランスミッタハウジング内に配置された第2の圧力センサとを含む。遠隔シール組立体はまた、遠隔シールフランジと、通信システムと、キャピラリチューブとを含む。遠隔シールフランジはプロセス流体に結合し、第1の圧力センサは、遠隔シールハウジングにおいてプロセス流体圧を検出する。通信システムは、第1の圧力センサの出力をトランスミッタ回路に中継し、キャピラリチューブは、充填流体を介してプロセス流体圧をトランスミッタハウジングに通信し、そこで第2の圧力センサが充填流体を介してプロセス流体の圧力を検出する。
図1は、プロセス制御システム10を示す図であり、該システムは、遠隔シール12と、プロセストランスミッタ14と、制御室16と、容器フランジ17と、容器18と、プロセス流体20とを含む。遠隔シール12は、プロセスフランジ22と、第1の遠隔圧力トランスミッタ26と、プロセスポート28と、分離ダイヤフラム30と、キャピラリチューブ32と、キャピラリ結合器35と、通信リンク34とを含む。プロセストランスミッタ14は、ハウジング36と、第1のセンサ38と、トランスミッタ回路40と、キャピラリ結合器42と、トランスミッタダイヤフラム43と、通路44と、配線用導管46とを含む。制御室16は、制御ループ48と、電源50と、通信システム52とを含む。プロセストランスミッタ14は、プロセス流体20のゲージ圧を検出するためのゲージ圧構成で示される。別の実施形態では、図3に示すように、プロセストランスミッタ14に第2の遠隔シールシステムが取り付けられることにより、差圧を検出できるようになる。プロセス制御システム10は冗長な圧力検出システムを提供し、該システムにおいて、プロセス流体20の圧力が個別の電子式及び機械式の手段により遠隔で測定され、検出された圧力は、トランスミッタ電子回路40を利用して比較され、その後制御室16においてモニタされ、診断される。
遠隔シール12のプロセスフランジ22は、通常4つのボルト54及びナット56で容器フランジ17に取り付けられる。プロセス流体20は、プロセスポート28及びダイヤフラム30を介して遠隔シール12を加圧する。プロセスポート28及び分離ダイヤフラム30は、プロセス流体20の圧力を検出するための2つの流出口に2つの個別の検出システムを設ける。第1の流出口であるプロセスポート28は、圧力トランスミッタ26と共に使用され、容器18の部位でプロセス流体20の圧力を検出する。第2の流出口であるダイヤフラム30は、キャピラリ32と連動して使用され、プロセス流体20の圧力をトランスミッタ14の第1のセンサ38に中継する。
第1のセンサ38は、ダイヤフラム30の屈曲に基づいて、プロセス流体20の圧力を示す第1の圧力信号を生成する。プロセス流体20の圧力は、流体遠隔シールシステムを利用する第1のセンサ38に機械的に伝えられる。ダイヤフラム30は、プロセス流体20の圧力によって屈曲し、キャピラリ32は、第1の充填流体を介してトランスミッタ14に圧力を中継する。キャピラリ32は通常ステンレス鋼管を含む。キャピラリ32は、結合器35によって遠隔シール12と接続され、結合器42によってトランスミッタ14と接続される。結合器42において、キャピラリ32は通路44と接続され、この通路44が第1のセンサ38と接触する。通路44は、トランスミッタダイヤフラム43によりキャピラリ32から分離され、第2の充填流体で満たされる。プロセス流体20の圧力によるダイヤフラム30の屈曲は、キャピラリ32に存在する第1の充填流体及び通路44に存在する第2の充填流体によって第1のセンサ38に伝えられる。このようにして、第1のセンサ38を含む機械式遠隔シールサブシステムは、容器18内のプロセス流体20の圧力を検出すると共に第1の圧力信号を生成し、この信号がトランスミッタ回路40へ送られる。
圧力トランスミッタ26は、プロセス流体20の圧力を示す第2の圧力信号を生成する。第2の圧力信号は、通信リンク34を介してトランスミッタ14のトランスミッタ回路40へ電子的に伝送される。通信リンク34は、配線導管46を介してトランスミッタ回路40と接続し、この導管はトランスミッタ回路40を制御ループ48と接続するためにも使用される。通信リンク34は、HART、Fieldbus、又はCANなどの有線ベースのプロトコル、或いは無線システムなどの任意の適当な通信手段であってもよい。有線ベースのシステムでは、通信リンク34はまた、プロセストランスミッタ14から圧力トランスミッタ26への電源供給手段も含む。無線システムでは、バッテリなどの独立した電源を介して検出装置26に電力が供給される。このようにして、圧力トランスミッタ26を含む電子式遠隔シールサブシステムは、容器18内のプロセス流体20の圧力を検出すると共に第2の圧力信号を生成し、この信号がトランスミッタ回路40へ送られる。
プロセストランスミッタ14のトランスミッタ回路40は、第1のセンサ38及び通信リンク34からそれぞれ第1及び第2の圧力信号を受信する。制御室16は、電源50を使用してプロセストランスミッタ14に電力を供給し、通信システム52を使用して制御ループ48を介してトランスミッタ回路40と通信する。このようにして、トランスミッタ14は、第1及び第2の圧力信号の様々な分析を行うことができ、プロセス流体20の圧力を遠隔モニタするために、この結果を制御室16へ送る。プロセス制御ループ48は、例えば4〜20mAの制御ループ、有線デジタル通信ネットワーク、無線ネットワーク、又はその他の任意の適当な通信システムであってもよい。別の実施形態では、トランスミッタ回路40は、第1及び第2の圧力信号を制御室16へ伝送し、上記の代わりに又は上記に加えてここで分析を行うことができる。別の実施形態では、プロセストランスミッタ14は、LCDディスプレイ又は手持ち式読み取り装置などにより、圧力をローカルにモニタする手段を含む。さらに別の実施形態では、プロセストランスミッタ14が制御ループ48を含まない。
図2Aは、冗長な遠隔シール12のプロセス流体界面側を示す図であり、これにはフランジ22と、プロセスポート28と、分離ダイヤフラム30と、取り付け穴60A〜60Dとが含まれる。図2Bは、冗長な遠隔シール12のハードウエア側を示す図であり、これにはフランジ22と、プロセスポート28と、結合器35とが含まれる。フランジ22は、取り付け穴60A〜60Dと、例えばボルト54などのねじ部分とを利用して容器18の容器フランジ17に固定される。図2A及び図2Bには4つの取り付け穴を示しているが、任意の適当な数の取り付け穴を使用してもよい。フランジ22は、ステンレス鋼又はその他の適当な材料から成る。任意の所望の配向で、遠隔シール12を容器18に取り付けることができる。1つの実施形態では、ポート28とダイヤフラム30とで遠隔シール12を水平配置の形で取り付けることにより、このポート28とダイヤフラム30とが容器18内の同じ圧力を検出するようになる。
プロセスポート28及びダイヤフラム30は、境界面にプロセス流体20を与える。プロセスダイヤフラム30は、キャピラリ32内の充填流体からプロセス流体20を分離する。プロセスダイヤフラム30は、当業で公知の形で構成され、通常、ステンレス鋼又はその他の耐食性材料から成り、フランジ22に溶接される。圧力ポート28は、圧力トランスミッタ26などの遠隔伝送ハードウエアに接触点を提供する。
図2Cは、図2A及び図2Bの2−2で切断した断面であり、遠隔モニタハードウエアを取り付けた冗長な遠隔シール12を示す図である。遠隔シール12は、フランジ22と、プロセスポート28と、ダイヤフラム30と、第1の流路66と、及び第2の流路68とを含む。遠隔シール12は、遠隔伝送ハードウエア、すなわち圧力トランスミッタ26と、キャピラリ32と、結合器35と、その他の関連部品とを備える。圧力トランスミッタ26は、第2のセンサ62とセンサ電子回路64とを含む。
フランジ22は、プロセスポート28とダイヤフラム30との間の接続、及び遠隔伝送ハードウエアを提供する。プロセスポート28は、第1の流路66を介して第2のセンサ62と連接される。センサ62は、例えばねじ接続でアクセスホール28内の第1の流路66に固定される。第2の流路68は、結合器35を受け入れるために、例えば溶接又はねじ接続でキャピラリ32と連接される。第2の流路68は、第1の充填流体で満たされると共にダイヤフラム30の屈曲をトランスミッタダイヤフラム43に伝える。
第2のセンサ62は、ゲージ圧センサを含むと共に、プロセス流体20で検出された圧力に比例する出力信号を生成することが好ましい。第2のセンサ62及び第1のセンサ38は、例えば、キャパシタンスベースの圧力セルであってもよく、この圧力セルにおいて、センサのキャパシタンスは、プロセス流体20の圧力の関数として変化するか、或いはピエゾ抵抗ひずみゲージ技術などの別の公知の検出原理で動作することができる。センサ電子回路64は、温度センサを含むと共に第2のセンサ62の出力信号を受信し、調整することが好ましい。センサ電子回路64は、通信リンク34を越えてトランスミッタ回路40へ第2の圧力信号として出力を伝える。1つの実施形態では、通信リンク34は有線通信ケーブルを含む。同時に、センサ電子回路64及び通信リンク34は電子通信システムを含む。
また、このプロセス流体20の圧力によって、ダイヤフラム30が屈曲し、この屈曲により流路68及びキャピラリ32の第1の充填流体がプロセストランスミッタ14のトランスミッタダイヤフラム43にぶつかるようになる。続いて、トランスミッタダイヤフラム43が、通路44の第2の充填流体を第1のセンサ38に押し付け、このようにして第1の圧力信号が生成され、この信号がトランスミッタ電子回路40に中継される。その後、品質管理又は評価尺度のために、第1の圧力信号及び第2の圧力信号を分析し、診断し、比較し、或いは評価することができる。
トランスミッタ回路40は、第1及び第2の圧力信号の様々な分析を、例えば個別に、或いは同時に行えることが好ましい。トランスミッタ回路40は、この2つの圧力信号が、互いの許容できる誤差帯域内に存在するかどうかを判定する。2つの信号が誤差帯域内に存在すれば、トランスミッタ14は、正確な情報を基に動作を継続することができ、操作者がさらなるステップを行う必要はない。信号が誤差帯域外に存在すれば、トランスミッタ14は、制御ループ48を介して制御室16内の操作者に、或いはローカルなLCD画面で、データに問題があり、正しいステップを行う必要がある旨を通信する。特定用途、又はプロセス流体20に対して必要な制御量に基づいて、この誤差帯域の幅をプログラムすることができる。トランスミッタ回路40はまた、2つの信号のパターンもモニタする。例えば、信号が分岐している場合、トランスミッタ14は、予防保全を行えるように操作者に初期警告を与えることができる。
トランスミッタ回路40はまた、2つの信号の時間応答の比較も行う。通常、電子式遠隔シールサブシステムで発生する信号、すなわち通信リンク34から出される第2の信号は、機械式遠隔シールサブシステムから出される信号、すなわちセンサ38から出される第1の信号よりも速くトランスミッタ14に中継される。従って、トランスミッタ回路40が、第2の信号を受信した時と比べて第1の信号の受信の遅れが大きくなっていることを検出した場合、これはキャピラリ32内の充填流体の漏れを示す可能性がある。同様に、トランスミッタ回路40が、遅れが大きくなっていることを第2の信号から検出した場合、これは圧力ポート28が詰まりそうになっていることを示す可能性がある。その後、トランスミッタ14は、制御室16又はローカルディスプレイを介して任意の必要と思われる修正措置を伝えることができる。
トランスミッタ回路40はまた、例えば、電子式及び機械式遠隔シールの両方の機能に対して、温度補正機能及び同調較正機能などの濾過機能及び調整機能も実行することが好ましい。トランスミッタ回路40及びトランスミッタ26は温度センサを含み、この温度センサを使用して周囲温度及び局部温度の変動に基づいてセンサ38及びセンサ62を補正する。これらの温度センサを使用して、機械式遠隔シールシステムを補正することもできる。遠隔シール12と圧力トランスミッタ24との間の温度差は、キャピラリ32内の充填流体の圧力を伝える能力に影響を及ぼす。例えば、充填流体の密度又は体積に対する変更は、センサ38に伝えられる圧力に影響を及ぼすことになる。トランスミッタ回路40は、センサ38及びセンサ62の温度データを使用して、キャピラリ32を介して中継された圧力の任意の変更に対してセンサ38を補正することができる。
また、トランスミッタ回路40は、最適な性能条件に基づいて第1の圧力信号と第2の圧力信号との間で選択を行うことができる。例えば、温度及びプロセス流体20のレベルが安定している場合、機械式遠隔シールサブシステム及び第1の信号の方がより正確なものとなる。温度が急速に変化している場合、或いは遠隔シール12と圧力トランスミッタ14との間の温度差が大きい場合、電子式遠隔シールサブシステム及び第2の信号の方がより正確なものとなる。このようにして、トランスミッタ回路40は急速に変化する状態をモニタし、どちらのシステムがより正確な結果をもたらすことになるかを選択し、この信号を操作者へ送ることができる。
図3はプロセス制御システム70を示す図であり、この図では、トランスミッタ71がバランスのとれた差圧測定構成にある。プロセス制御システム70は、図1のプロセス制御システム10で使用した部品を含み、適用可能な場合には共通の付与番号を使用している。プロセス制御システム70は、遠隔シール12と、制御室16と、容器18と、プロセス流体部分20Aと、プロセス流体部分20Bと、プロセストランスミッタ71と、第2の遠隔シール72とを含む。遠隔シール72は、フランジ76と、第2の遠隔圧力トランスミッタ78と、プロセスポート80と、分離ダイヤフラム82と、キャピラリ84と、通信リンク86とを含む。キャピラリ84は、結合器88によって遠隔シール72と接続され、結合器90によってトランスミッタ71と接続される。第2の遠隔シール72は、遠隔シール12の構造に従って構成される。ボルト54及びナット56などを有するねじ部分を使用して、遠隔シール12及び遠隔シール72をプロセスフランジ17及びプロセスフランジ98とそれぞれ接続することができる。
トランスミッタ71は、通路92と、差圧センサ94と、トランスミッタ回路96とを含む。第1の遠隔シール12及び第2の遠隔シール72は容器18に沿って配置され、プロセス流体20の2つの異なる部分、すなわち部分20A及び20Bにおいて圧力を検出する。1つの実施形態では、部分20A及び20Bを、圧力容器に収容されたプロセス流体の垂直部分とすることにより、容器の異なる高さにおいて差圧を検出できるようになる。別の実施形態では、部分20A及び20Bを、プロセス流体の輸送管路内の流量制限装置のいずれかの側におけるプロセス流体の部分とすることにより、流量測定を計算できるようになる。
上述の内容と同様に、プロセスポート28を第1の圧力トランスミッタ26と共に使用して、第1のプロセス流体部分20Aの圧力が検出され、次にこの圧力が通信リンク34を介して回路96に送られる。また、分離ダイヤフラム30をキャピラリ32と共に使用して、プロセス流体20Aの圧力をトランスミッタ71に機械的に伝える。
同様に、プロセスポート80を第2の遠隔圧力トランスミッタ78と共に使用して、第2のプロセス流体部分20Bの圧力を検出する。圧力トランスミッタ78は、通信リンク86を介してトランスミッタ回路96に電子圧力信号を中継するための回路を含む。分離ダイヤフラム82をキャピラリ84と共に使用して、別の充填流体を介してプロセス流体部分20Bの圧力をトランスミッタ71に中継する。通路92及び差圧センサ94に圧力が伝えられる。このようにして、圧力センサ94は、遠隔シール12のキャピラリ32及び遠隔シール72のキャピラリ84により送られた圧力間の差圧を検出して、プロセス流体部分20Aと20Bとの間の差圧を示す差圧値を生成する。この差圧が回路96に送られる。回路96はまた、第1の圧力トランスミッタ26により生成された第1のゲージ圧信号と、第2の圧力トランスミッタ78により生成された第2のゲージ圧信号とを受信し、この2つのゲージ圧信号から第2の差圧値を導き出すことができる。このようにして、トランスミッタ回路96は差圧信号を比較分析して、正常に動作しないセンサ及び電子回路、並びに遠隔シールシステム内の漏れを判断する際の支援を行うことができる。特に、トランスミッタ回路96は、トランスミッタ回路40について説明したものと同じ機能及び分析を実行することができる。例えば、トランスミッタ回路96は、導き出された差圧及び検出された差圧が互いの誤差帯域内に存在するかどうかを判定し、温度補正を行い、どちらの信号がより正確であるかを判断し、或いは現在の及び潜在的なハードウエアの誤動作を診断することができる。
プロセス制御システム70の別の実施形態では、プロセストランスミッタ71を、遠隔シール72の部位で容器18に直接設置するか、或いは別の同調済みの構成で設置することができる。このような構成では、差分センサ94に対して第2の機械的に検出した圧力を得るために、トランスミッタハウジング36が容器18と結合され、第2の遠隔シール72の必要性は無くなる。
好ましい実施形態とともに本発明について説明してきたが、当業者であれば、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく形態及び詳細の変更を行うことができることを理解するであろう。
本発明の冗長なプロセストランスミッタを使用したプロセス制御システムを示す図である。 本発明の冗長な遠隔シールのプロセス流体界面側を示す図である。 本発明の冗長な遠隔シールのハードウエア側を示す図である。 図2A及び図2Bの2−2で切断した断面であり、遠隔モニタハードウエアを取り付けた冗長な遠隔シール12を示す図である。 差圧測定用に構成された本発明の冗長なプロセストランスミッタを示す図である。
符号の説明
10 プロセス制御システム
12 遠隔シール
14 プロセストランスミッタ
16 制御室
17 容器フランジ
18 容器
20 プロセス流体
22 プロセスフランジ
26 第1の遠隔圧力トランスミッタ
28 プロセスポート
30 分離ダイヤフラム
32 キャピラリチューブ
34 通信リンク34
35 キャピラリ結合器
36 ハウジング
38 第1のセンサ
40 トランスミッタ回路
42 キャピラリ結合器
43 トランスミッタダイヤフラム
44 通路
46 配線用導管
48 制御ループ
50 電源
52 通信システム
54 ボルト
56 ナット

Claims (33)

  1. プロセス流体の圧力を測定するためのプロセストランスミッタであって、該プロセストランスミッタは、
    トランスミッタハウジングと、
    前記トランスミッタハウジング内に配置されたトランスミッタ回路と、
    遠隔シール組立体と、
    を備え、前記遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体と連通する遠隔シールフランジと、
    前記プロセス流体との接触を通じて前記プロセス流体の圧力を検出するための、前記遠隔シールフランジに取り付けられた第1の圧力センサと、
    前記第1の圧力センサの出力を前記トランスミッタ回路に中継するための電子通信システムと、
    充填流体を介して前記プロセス流体の圧力を前記トランスミッタハウジングに伝えるためのキャピラリチューブと、
    を含み、前記プロセストランスミッタは、
    前記キャピラリチューブの前記充填流体を介して前記プロセス流体の圧力を検出するための、前記トランスミッタハウジング内に配置された第2の圧力センサをさらに備える、
    ことを特徴とするプロセストランスミッタ。
  2. 前記遠隔シールフランジは、第1の圧力センサを取り付けるために前記遠隔シールフランジを貫いて延びるプロセスポートを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  3. 前記遠隔シールフランジは、前記プロセス流体と前記キャピラリチューブとの間に配置された分離ダイヤフラムを含むことにより、前記プロセス流体の圧力が、前記分離ダイヤフラムから前記キャピラリチューブを介して前記第2の圧力センサへ伝えられるようになる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  4. 前記分離ダイヤフラムと前記第2の圧力センサとの間の前記キャピラリチューブ内に配置された充填流体をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロセストランスミッタ。
  5. 前記電子通信システムは回路及び通信ケーブルを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  6. 前記電子通信システムは無線通信リンクを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  7. 前記第1の圧力センサは第1の圧力信号を生成し、前記第2の圧力センサは第2の圧力信号を生成し、前記トランスミッタ回路は前記第1及び第2の圧力信号を受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセストランスミッタ。
  8. 前記トランスミッタ回路は、前記第1及び第2の圧力信号の時間応答の比較を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロセストランスミッタ。
  9. 前記トランスミッタ回路は、前記第1及び第2の圧力信号の温度補正を行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロセストランスミッタ。
  10. 前記トランスミッタ回路は、前記第1及び第2の圧力信号が互いの許容できる誤差帯域内に存在するかどうかを判定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロセストランスミッタ。
  11. 前記トランスミッタ回路は、前記第1及び第2の圧力信号を制御ループを介して制御室に中継する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロセストランスミッタ。
  12. プロセス流体の圧力を測定するためのプロセストランスミッタであって、該プロセストランスミッタは、
    トランスミッタハウジングと、
    該トランスミッタハウジング内に配置されたトランスミッタ回路と、
    第1の遠隔シール組立体と、
    を備え、前記第1の遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体と連通する第1の遠隔シールフランジと、
    前記プロセス流体の第1の圧力を検出するための、前記遠隔シールフランジに取り付けられた第1の圧力センサと、
    前記第1の圧力センサの出力を前記トランスミッタ回路に中継するための第1の通信システムと、
    前記プロセス流体の前記第1の圧力を第1の充填流体を介して前記トランスミッタハウジングに伝えるための第1のキャピラリチューブと、
    を含み、前記プロセストランスミッタは、
    前記第1のキャピラリチューブの前記第1の充填流体を介して前記プロセス流体の圧力を検出するための、前記トランスミッタハウジング内に配置された第2の圧力センサと、
    第2の遠隔シール組立体と、
    をさらに備え、前記第2の遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体と連通する第2の遠隔シールハウジングと、
    前記プロセス流体の第2の圧力を検出するための、前記第2の遠隔シールハウジングに取り付けられた第3の圧力センサと、
    前記第3の圧力センサの出力を前記トランスミッタ回路に中継するための第2の通信システムと、
    前記プロセス流体の前記第2の圧力を第2の充填流体を介して前記トランスミッタハウジングの前記第2の圧力センサに伝えるための第2のキャピラリチューブと、
    を含む、
    ことを特徴とするプロセストランスミッタ。
  13. 前記第2の圧力センサは差圧センサであり、前記キャピラリチューブの前記第1の充填流体と前記第2のキャピラリチューブの前記第2の充填流体とを介して前記プロセス流体の差圧を検出する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のプロセストランスミッタ。
  14. 前記第1の圧力センサ及び前記第3の圧力センサは、前記トランスミッタ回路が受信する出力信号を生成し、前記トランスミッタ回路は、前記出力信号から差圧を導き出す、
    ことを特徴とする請求項13に記載のプロセストランスミッタ。
  15. 前記第2の圧力センサの前記検出した差圧と、前記トランスミッタ回路の前記導き出した差圧とが、前記トランスミッタ回路により受信される、
    ことを特徴とする請求項14に記載のプロセストランスミッタ。
  16. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧とが互いの許容できる誤差帯域内に存在するかどうかを判定する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプロセストランスミッタ。
  17. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧との温度補正を行う、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプロセストランスミッタ。
  18. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧との時間応答の比較を行う、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプロセストランスミッタ。
  19. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧とを制御ループを介して制御室に中継する、
    ことを特徴とする請求項15に記載のプロセストランスミッタ。
  20. プロセス流体の第1の圧力を冗長的に測定するための圧力測定システムであって、該圧力測定システムは、
    トランスミッタ回路を含むプロセストランスミッタと、
    第1の遠隔シール組立体と、
    を備え、前記第1の遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体の第1の圧力を直接検出するための第1の検出手段と、
    検出した第1の圧力信号を前記第1の検出手段から前記トランスミッタ回路へ通信するための第1の電子的手段と、
    前記プロセス流体の第1の圧力を前記プロセストランスミッタに物理的に伝えるための第1の機械的手段と、
    を備え、前記圧力測定システムは、
    物理的に伝えられた第1の機械的手段の圧力を利用して前記プロセス流体の前記第1の圧力を検出するための、前記プロセストランスミッタ内に配置された第2の検出手段をさらに備える、
    ことを特徴とする圧力測定システム。
  21. 前記第1及び第2の検出手段はゲージ圧センサを含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の圧力測定システム。
  22. 前記電子的手段は回路及び通信ケーブルを含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の圧力測定システム。
  23. 前記機械的手段は流体遠隔シールシステムを含む、
    ことを特徴とする請求項20に記載の圧力測定システム。
  24. 前記トランスミッタ回路は、第1及び第2の検出手段から検出された第1の圧力信号を受信し、前記受信した検出された第1の圧力信号の分析を行う、
    ことを特徴とする請求項20に記載の圧力測定システム。
  25. プロセス流体の第1の圧力を冗長的に測定するための圧力測定システムであって、該圧力測定システムは、
    トランスミッタ回路を含むプロセストランスミッタと、
    第1の遠隔シール組立体と、
    を備え、前記第1の遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体の第1の圧力を検出するための第1の検出手段と、
    前記トランスミッタ回路と通信するための第1の電子的手段と、
    前記プロセス流体の第1の圧力を前記プロセストランスミッタに伝えるための第1の機械的手段と、
    を備え、前記圧力測定システムは、
    前記機械的手段を利用して前記プロセス流体の前記第1の圧力を検出するための第2の、前記プロセストランスミッタ内に配置された検出手段と、
    第2の遠隔シール組立体と、
    をさらに備え、前記第2の遠隔シール組立体は、
    前記プロセス流体の第2の圧力を検出するための第3の検出手段と、
    前記トランスミッタ回路と通信するための第2の電子的手段と、
    前記プロセス流体の前記第2の圧力を前記プロセストランスミッタの前記第2の検出手段に伝えるための第2の機械的手段と、
    を備える、
    ことを特徴とするプロセス測定システム。
  26. 前記第2の検出手段は差圧センサであり、前記第1の機械的手段と前記第2の機械的手段とを通じて前記プロセス流体の差圧を検出する、
    ことを特徴とする請求項25に記載の圧力測定システム。
  27. 前記第1の検出手段及び前記第3の検出手段は、前記トランスミッタ回路が受信する出力信号を生成し、前記トランスミッタ回路は、前記出力信号から差圧を導き出す、
    ことを特徴とする請求項26に記載の圧力測定システム。
  28. 前記第2の検出手段の前記検出した差圧と、前記トランスミッタ回路の前記導き出した差圧とが、前記トランスミッタ回路により比較される、
    ことを特徴とする請求項27に記載の圧力測定システム。
  29. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧とが互いの許容できる誤差帯域内に存在するかどうかを判定する、
    ことを特徴とする請求項28に記載の圧力測定システム。
  30. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧に対して温度補正を行う、
    ことを特徴とする請求項28に記載の圧力測定システム。
  31. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧との時間応答の比較を行う、
    ことを特徴とする請求項28に記載の圧力測定システム。
  32. 前記トランスミッタ回路は、前記検出した差圧と前記導き出した差圧とを制御ループを介して制御室に中継する、
    ことを特徴とする請求項28に記載の圧力測定システム。
  33. プロセストランスミッタと共に使用するための冗長な遠隔シールであって、
    プロセス流体と接する分離ダイヤフラムを有するプロセスフランジと、
    前記プロセスフランジに結合されたゲージ圧センサであって、前記ゲージ圧センサが前記プロセス流体と連通するように前記プロセスフランジを貫いて延びるプロセスポートを介して前記プロセス流体の圧力を検出するための前記ゲージ圧センサと、
    前記ゲージ圧センサから圧力信号を受信し、前記プロセストランスミッタと通信するための通信システムと、
    前記分離ダイヤフラムを前記プロセストランスミッタに連接させるキャピラリチューブと、
    を含むことを特徴とする冗長な遠隔シール。
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