JP5162237B2 - ホットディスコネクト交換可能な水フィルタアセンブリ - Google Patents

ホットディスコネクト交換可能な水フィルタアセンブリ Download PDF

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Description

[関連出願の相互参照]
本特許出願は、2001年7月30日に出願された米国仮特許出願第60/308,757号明細書の利益を主張する、発明の名称「HOT DISCONNECT REPLACEABLE WATER FILTER」で2002年7月24日に出願された係属中の米国特許出願第10/202,290号明細書の一部継続出願であり、かつ、発明の名称「HOT DISCONNECT REPLACEABLE WATER FILTER ASSEMBLY」で2004年4月5日に出願された係属中の米国仮特許出願第60/559,593号明細書の優先権を主張する一部継続出願であって、上記出願をそれぞれ、本開示と矛盾しない程度に参照により本明細書に取り込んでいる。
本開示は、主に水濾過製品などの住宅用および商業用の濾過製品の分野に関する。フィルタアセンブリを利用すれば、水、油、生物学的製剤、ビール、ワイン、他の飲料、他の飲用液など、さまざまな流体のどれでも濾過することができる。便宜上、以下の説明では水の濾過に焦点を絞るが、本願明細書の開示内容に基づいて他の用途にフィルタアセンブリを広く利用することが可能である。
住宅環境や商業環境において、POU(point−of−use)水濾過装置などの水フィルタアセンブリが次第に普及してきている。このようなタイプの装置には、水の味と見た目を改善する以外にも多くの利点がある。源水が地方自治体によって処理されるような場合、POU装置を用いると、これに付随して望ましくない微生物汚染を低減しつつ、使用するまで地方自治体での水の消毒性を保つことができる。また、これらのPOU濾過装置を個々に調整して、源水の特定の性質を処理することも可能である。
住宅環境や商業環境でのPOU濾過装置のひとつの欠点に、こうした市場にある装置を収容するのに利用できる限られた空間に嵌合するよう設計しなければならない点がある。この設計は小型で邪魔にならないものでなければならないため、これらの装置についても使用済みや使い古しのフィルタエレメントを頻繁かつ簡単に交換できるように設計する必要がある。商業市場や住宅市場の使用者の多くが加圧装置を使った作業に伴う潜在的な危険性についてあまりよく知らない場合があるため、使用者の安全を念頭において濾過装置を設計しなければならない。
そのためには、圧力がフィルタアセンブリの構造破壊点よりも大きくなる状況が起こった場合に、アセンブリを安全に外せるようにしつつ、POU水濾過装置で利用するフィルタの通常の動作時にフィルタカートリッジがフィルタマニホールドから自然に分断してしまうすなわち、使用者が何もしないのに外れてしまうことがないようにして、不要な漏洩とこれに続くフィルタアセンブリの離脱を防止すべきである。さらに、POU水濾過装置で利用するフィルタカートリッジを、この装置で利用するフィルタマニホールドから分断することで、制御した状態で余分な圧力を緩和して、破損またはPOU水濾過創始の使用者に対する身体のけがの危険性を減らせるようにもすべきである。
本開示の水フィルタアセンブリは、商業市場および住宅市場での上述した要件を満たす。一般に、水フィルタアセンブリの代表的な実施形態は、水フィルタ内の圧力が周囲の圧力と釣り合ったときに、マニホールドアセンブリからカートリッジアセンブリが想定外に急に激しく分離してしまうのに少なくとも耐え、または、好ましくは防止するために、相互連結式のデザインを取り入れたカートリッジアセンブリとマニホールドアセンブリとを含む。通常、カートリッジフィルタをマニホールドに係合するための改善された設計では、フィルタをマニホールドから完全に取り外してしまう前に周囲雰囲気までフィルタを通気する。本願明細書に記載するいくつかの代表的な実施形態では、フィルタアセンブリが、フィルタカートリッジをマニホールドに係合させるための改善された係合機構を備え、改善された係合機構の代表的な実施形態には、同等に有効な係合を行う螺旋ねじ山および等価物を備える。これに加えてまたはこれに代わる代表的な実施形態では、係合機構は、マニホールドからフィルタ経由でマニホールドに戻る流れをフローチャネルによって達成する完全係合構成と、フィルタカートリッジが安定してマニホールドと係合するがフィルタは周囲の圧力まで通気される第2の部分係合構成の2つの係合構成を持つ機構を備える。
本開示の代表的な一フィルタカートリッジは、代表的なマニホールドアセンブリに作動可能に連結された代表的なカートリッジ頂部部材と代表的なカートリッジフィルタハウジングとを備える。代表的なカートリッジ頂部部材は、たとえば、スピン溶接または超音波溶接などの適切な手段で、あるいは所望の機能を十分に果たす接着剤や他の等価な手段を用いるなどして、代表的なカートリッジフィルタハウジングに永久的に取り付けられている。現段階で好ましいいくつかの実施形態では、代表的なカートリッジアセンブリと代表的なマニホールドアセンブリとを、このように作動的に連結するにあたって、少なくとも1つの封止部で代表的なカートリッジアセンブリと代表的なマニホールドとの間を防水封止する。さらに、直列の関係で作動配置された少なくとも2つの封止によって、濾過前の入口水と濾過後の出口水との間を防水封止し、両者間での混入を防止する。他の代表的な実施形態では、濾過前の水流と濾過後の水流とを互いに隔てて、かつ、これらが周囲の環境からも隔離されるように、防水封止を他の適切な構成で配置することが可能である。
マニホールドアセンブリと、これに関連して作動的に連結されたカートリッジ頂部アセンブリの代表的ないくつかの実施形態の一態様は、マニホールドアセンブリのカートリッジアセンブリを交換する間、マニホールドアセンブリに供給されている加圧水を確実に自動遮断し、カートリッジアセンブリをマニホールドアセンブリから外しながらフィルタアセンブリ内の残圧を十分に逃がしてうまく取り外せるようにするような機構を備える。このため、カートリッジ頂部アセンブリのレシーバウェルの側壁に沿って一定の間隔で1つまたはそれ以上の圧力逃がしポートを設け、供給水を遮断した後であるがカートリッジフィルタアセンブリをマニホールドアセンブリから外す前にこの空気抜きを行うことで、使用者の安全性を高めることが可能である。
もうひとつの態様では、本開示の代表的なフィルタアセンブリには、完全ではないにしても少なくとも本質的に、一般的な動作条件下での通常の動作時に代表的なカートリッジフィルタアセンブリが思いがけず代表的なマニホールドアセンブリから外れてしまう可能性を排除する機能がある。このため、代表的ないくつかの実施形態において、本開示では代表的なマニホールドアセンブリ係合機構上の代表的な協働凹部との間を作動可能に連結する代表的なカートリッジ頂部アセンブリ係合機構に代表的なロッキングタブを取り入れ、こうした固有の外れ現象に対する抵抗力を持たせる。さらに、アセンブリまたは周辺の物を破損しかねないフィルタアセンブリの内圧増大が生じた場合に、代表的なフィルタアセンブリを選択的に外せるように代表的なロッキングタブを構成することが可能である。これらのロッキングタブのデザインについては、下記においてさらに説明するように、さまざまなレベルの内圧増大条件に対して選択的に応答するよう改変しても構わない。
水フィルタの設置時またはPOU水濾過装置などからの取り出し時に、たとえば、回転力または摺動力などの力を使用者がフィルタハウジングに印加する。代表的ないくつかの実施形態では、フィルタとマニホールドとがランプアセンブリで摺動式に係合または取り外されるように、フィルタのエンドキャップに設ける相互連結ランプを、水マニホールドの内部ランプアセンブリとの間を連結するよう構成する。フィルタの設置なのか取り出しなのかに応じて、フィルタとマニホールドとが係合するか取り外されると、フィルタのエンドキャップ上の成形係合ランプが、マニホールドの濾過前の水が流れるチャネル内に配置されたスプリングバルブと接触するか接触解除される。マニホールド上に作動可能に配置された成形タブがあるため、フィルタのエンドキャップの相互連結ランプが基本的に端から端まで移動してしまうまで、フィルタがマニホールドから外れて分離することはない。適宜、外す際に係合ランプとの比較で相互連結ランプの長さを十分なサイズにしておくことで、水フィルタアセンブリでは、フィルタとマニホールドが完全に分離してしまう前に空気を逃がして外部の環境との間で圧力平衡状態に達することができる。代表的ないくつかの実施形態では、相互連結ランプよりも短い係合ランプを用いることで流体回路が途切れ、これによってフィルタが周囲雰囲気に通気される。ロッキングタブが係合しているうちに圧力平衡に達するため、外す過程での部品同士の急で激しい分離につながりかねない、利用できるエネルギはなく、よって、装置の使用者への安全性が高まることになる。
もうひとつの代表的な態様では、本開示は、多段式のランプ状相互連結部材を備える代表的なカートリッジフィルタおよび代表的なフィルタマニホールドについて説明するものである。たとえば、カートリッジフィルタとフィルタマニホールドの両方用の相互連結部材は、複数の屈曲部と複数の実質的水平部とを持つランプの形を取り得るものであり、この場合、屈曲部が連結の異なる段階間でカートリッジフィルタとフィルタマニホールドとを遷移させるよう機能するのに対し、水平部は安定した連結構成を提供する機能を果たし、ひとつの安定した構成があればカートリッジフィルタを周囲の圧力に通気する際にフィルタマニホールドとカートリッジフィルタの物理的な離脱が防止される。しかしながら、回転式に係合または摺動式に係合を行う他の代表的な実施形態で、二段階の係合を用いて所望の状態で通気させることも可能である。
もうひとつの代表的な態様では、本開示は、外部源からの水を濾過するための代表的なフィルタアセンブリについて説明するものであり、このフィルタアセンブリは、代表的な器具に装着可能な代表的なマニホールドアセンブリを含むとともに、外部の水源および代表的なカートリッジアセンブリと流体連通状態にあり、カートリッジアセンブリは、交換可能かつ、カートリッジアセンブリが予想外に急に激しくマニホールドアセンブリから取り外されてしまうのを防ぐホットディスコネクト(hot disconnect)によってマニホールドアセンブリに対して流体的に連結可能である。このマニホールドアセンブリは、入口で濾過対象となる水源と作動的かつ流体的に連結可能なものであり、濾過後の水用の出口と、カートリッジ頂部部材に着脱自在に連結するための作動的連結部材とを有し、かつ、カートリッジフィルタの設置、取り出し、交換の目的でカートリッジ頂部部材まで回転移動するマニホールドに取り付けられた装着手段を有する。
本開示によれば、代表的なアダプタを利用して、既存の代表的なマニホールドに所望の取り付け機能を導入することが可能である。フィルタカートリッジと作動可能につなぐために、アダプタを利用して既存のマニホールドを有効な(effective)マニホールドに連結する。こうして、既存のマニホールドに連結されたアダプタから形成される、作動可能に連結されたフィルタカートリッジと有効なマニホールドとが、空気抜きおよび/または二段係合機構などのさまざまな所望の係合機能と取り外し機能とを持ち得るような方法で、上記のようにして得られる有効なマニホールドにアダプタで代表的な所望のフィルタカートリッジを取り付けることができる。代表的ないくつかの実施形態では、代表的なカートリッジ頂部部材が代表的なフィルタカートリッジと作動可能に連結され、流体入口を有し、この入口は、フィルタカートリッジと流体連通可能であり、かつ、アダプタアセンブリバルブと流体連通しており、封止手段をさらに有し、この封止手段が、マニホールドアセンブリの湿っていない部分からフィルタカートリッジに向かう濾過前の水の入口流を隔離して、カートリッジカップラー(coupler)流体出口を有し、この出口は、フィルタカートリッジ出口と流体連通可能であり、かつ、マニホールドカップラー出口と流体連通しており、封止手段をさらに有し、この封止手段が、フィルタカートリッジに向かう濾過前の水の入口流をフィルタカートリッジから出てくる濾過後の水の出口流から隔離する。
もうひとつの代表的な態様では、本開示は、カートリッジアセンブリと、さらにはマニホールドアセンブリからカートリッジアセンブリを取り外す方法とに関するものである。
さらにもうひとつの代表的な態様では、本開示は、カートリッジフィルタとマニホールドアセンブリとを備える濾過アセンブリに関するものである。カートリッジフィルタとマニホールドアセンブリはいずれも、交互に配置された水平部と角度部(angle portion)とで画定される係合部材を備えることが可能であり、ここで、屈曲部がマニホールドアセンブリからのカートリッジフィルタの引き抜きと取り付けを促進するのに対して、水平部は保定的に連結されてマニホールドアセンブリからカートリッジフィルタが早期に外れてしまうのを防止する。
図中、本開示の代表的なフィルタアセンブリまたはPOU水濾過装置を全体として10で図示する。フィルタアセンブリ10には、マニホールドアセンブリ12とカートリッジアセンブリ14という、2つの主要な構成要素がある。カートリッジアセンブリ14はさらに、カートリッジ頂部部材16、カートリッジハウジング18、フィルタエレメント19という、3つの従属部品を備えている。
図1、図2、図3、図4に示されるように、マニホールドアセンブリ12は、現段階で好ましくは、一般的なマニホールド本体20を含む。現段階で好ましくはマニホールドアセンブリ本体20の入口ボア21に入口カートリッジ接続具23が圧接され、入口ポート22が形成されている。現段階で好ましくは、図1に示すギャップ27が入口ボア21と入口カートリッジ接続具23との間に形成されている。入口ポート22は、現段階で好ましくはOリング30などによってギャップ27から封止されている。入口ポート22は、チューブ状の入口流路29に向かって狭くなっている。入口流路29は、バルブウェル42につながっている。現段階で好ましくは、バルブウェル42は、現段階で好ましくは高流量バルブ28と付勢用スプリング26の両方を収容できるように配置されている。バルブウェル42は、カートリッジ挿入部50(図3参照)の入口ボア52に流体作動可能に連結されている。高流量バルブ28は、バルブウェル42に配置され、このバルブウェル内で長手方向に平行移動する。入口ボア52には環状の外面37があり、この上に高流量バルブ28のリッジ33が座して、付勢用スプリング26の圧縮時に防水封止された状態ができる。
図3から、カートリッジ挿入部50には、拡径された上側の本体部54と、これよりも小さめの第2の本体部56という2つの主な部分がある。本体部56は、上側の本体部54の直径に比して直径がかなり小さくなっている。カートリッジ挿入部50は、現段階で好ましくは、図4に示すように封止用外面47で、マニホールドアセンブリ12の基部アセンブリ43に固定作動可能に連結されている。その中には、カートリッジ挿入部50と基部アセンブリ43が、現段階で好ましくは、加圧された入口水と出口水とをマニホールドアセンブリ本体20のキャビティから分離するガスケット48などによって封止されている。基部アセンブリ43は、カートリッジ挿入部50と作動可能に連結され、現段階で好ましくは、マニホールドアセンブリ20の出口44をカートリッジ挿入部50の入口ボア52に、またマニホールドアセンブリ20の入口46をカートリッジ挿入部50の出口ボア40に、流体作動可能に連結する。
拡径された上側の本体部54は、溝38を含む。溝38は、カートリッジ頂部部材16(図6に図示し、後述)のレシーバウェル106内からの加圧水を一般的なマニホールド本体20のキャビティから封止するための現段階で好ましくはOリングである封止34を備える。小さめの本体部56はさらに、一対の溝36を含む。これらの溝36は、直列に設けられ、好ましくはOリングである封止32を保持して、レシーバウェル106内の濾過前の入口水と濾過後の出口水とを分離する。また、小さめの本体部56には、カートリッジアセンブリ14から濾過後の出口水を運ぶために、その長手方向の中心出口ボア40を貫通して孔が設けられている。
ここで図3を参照すると、出口ボア40は、現段階で好ましくは、内側を濾過後の出口水が流れる円錐形の突起59によって、拡径された上側の本体部54を介して続いている。円錐形の突起59は、現段階で好ましくは、先端よりも裾側のほうが直径が大きく、よって、裾側は、現段階で好ましくは、出口流路31との流体カップリング点に向かって狭くなっている。出口ボア40では、現段階で好ましくは、内径が一定の流路が維持されている。図1から、流路31は約90°曲がって出口流路35に向かっている。前述のとおり、出口ポート24は、現段階で好ましくは、出口カートリッジ接続具25をマニホールドアセンブリ本体20の出口ボア39に圧入することで形成されている。現段階で好ましくは、Oリング30と同様の封止手段を用いて、出口カートリッジ接続具25と出口ボア39との間に形成される以後のギャップ27を封止する。
マニホールドアセンブリ12ではさらに、図3に示すようなマニホールドフードコネクタ60を用いて、マニホールドアセンブリ本体20に頂部マニホールドフード62が取り付けられている。
図4を参照すると、マニホールドアセンブリ本体20の下側からは、現段階で好ましくは、カートリッジ頂部部材16との作動可能な連結用のカートリッジレシーバ72が突出されている。カートリッジレシーバ72とカートリッジ頂部部材16との間の作動可能な連結機構は、現段階で好ましくは、カートリッジレシーバ72の内側マージン73上に配置された内部の螺旋タブ70を貫通している。タブ70は、現段階で好ましくは、内側マージン73上で直径方向に対向している。これらのタブ70は、現段階で好ましくは、レシーバ72の底面から延在して面が揃い(extend flush)、現段階で好ましくは、その起点から円周の半分未満の距離だけ離れた位置までマージン73に沿って約8°の角度で、螺旋状に上を向いている。図6に図示し、後述する、これらのタブ70の頂面74は、現段階で好ましくは、カートリッジ頂部部材16の外側の螺旋タブ104用の支持機構となり、現段階で好ましくは、この螺旋タブと作動可能に連結されている。
ここで図6および図7を参照すると、カートリッジ頂部部材16は、現段階で好ましくは、部材本体100を含む。部材本体100には、現段階で好ましくは、マージン101があり、このマージンから外側の螺旋タブ104がカートリッジレシーバ72の内側の螺旋タブ70を作動可能に連結している。内側の螺旋タブ70と同様に、外側の螺旋タブ104も、現段階で好ましくは、その起点から円周の半分未満の距離だけ離れた位置までマージン101に沿って現段階で好ましくは約8°の角度で、現時点で好ましくは螺旋状に上を向いている。これらのタブの下面128は、現段階で好ましくは、図4に示すマニホールドアセンブリ12の内側の螺旋タブ70の頂面74で支持されている。図6および図7から明らかなように、外側の螺旋タブ104は、現段階で好ましくは、その端点に、内側の螺旋タブ70との係合を容易にするためのランプ120を有する。
カートリッジ頂部部材の本体100は、現段階で好ましくは、図1に示すように、マニホールドアセンブリ12のOリング34を用いて封止するための内側マージン112のある内部レシーバウェル106が内側に画定されている。これによって、レシーバウェル106内の濾過前の入口水とマニホールドアセンブリ本体20のキャビティとの間に流体封止が生じる。
図5、図6、図7、図8に示されるように、複数の入口オリフィス114が、現段階で好ましくは、レシーバウェル106の底面内に形成されている。これらのオリフィス114は、現段階で好ましくは、円周方向に互いに一定の距離をあけて配置されているが、当業者であれば理解できるであろうとおり、これ以外の間隔やオリフィス数にすることも可能である。これらのオリフィス114の目立った特徴のひとつに、内面とそのオリフィス内に残っている水との間の接着力によって、現段階で好ましくは、カートリッジアセンブリ14をマニホールドアセンブリ12から取り外したときに毛細管作用が生じて滴が落ちるのを防止できるような方法で、個々のオリフィスの内径が設計されていることがある。これらのオリフィス114は、現段階で好ましくは、入口水をカートリッジハウジング18に導く。
出口ボア122には、現段階で好ましくは、カートリッジ頂部部材16の中心を貫通して孔が設けられている。出口ボア122内で、カートリッジ挿入部50の小さめの本体部56が、現段階で好ましくは、濾過後の水を運ぶために係合されている。リップ124が、現段階で好ましくは、出口ボア122の下側から突出して、カートリッジアセンブリ14内でフィルタ19を適切に位置決めしている。デュアルランプ102は、現段階で好ましくは、レシーバウェル106の底から上方向に延在している。ランプ102のうちの一方または他方が、現段階で好ましくは、高流量バルブ28と接触面41とを半径方向に整列配置され、カートリッジ頂部部材16が、現段階で好ましくは、マニホールドアセンブリ12と作動可能に連結された場所まで回転式に移動したときに、バルブ28を圧縮して開く。
各螺旋タブ104の下面128には、マニホールドアセンブリ12の内側の螺旋タブ70内にある協働凹部109と現段階で好ましくは作動可能に連結するために、現段階で好ましくは、ロッキングタブ108がある。後に明らかなように、これらのロッキングタブ108は、現段階で好ましくは、カートリッジアセンブリ14がマニホールドアセンブリ12と係合してカートリッジアセンブリ14を適所に係止するとともに、フィルタアセンブリ10の部品に対する一定度合いの破裂保護、すなわちマニホールドアセンブリ12からカートリッジアセンブリ14が予想外に外れてしまわないようにする際に、凹部109との間を連結する。ロッキングタブ108は、現段階で好ましくは、それぞれの凹部109から取り外され、現段階で好ましくは、これを良好に取り外すためのあらかじめ定められたレベルの油圧でカートリッジアセンブリ14がマニホールドアセンブリ12から後退できるようになっている。
ロッキングタブ108がないと、流入する給水の常圧レベルとこれに関連した振動とが原因で、カートリッジアセンブリ14がゆっくりとマニホールドアセンブリ12から外れることがあり、結果として漏出が生じて最終的にはカートリッジアセンブリ14全体をマニホールドアセンブリ12から取り外すことになる。図面に示す代表的な実施形態でのロッキングタブ108の特にユニークな特徴のひとつに、通常のライン圧力条件下かつ通常のライン圧力公差内ではフィルタアセンブリが少しずつでも外れることができないが、フィルタアセンブリの構造強度限界未満の特定の圧力条件で外れはじめるような方法で設計可能な点がある。一般に、通常のライン圧力条件は約20psigから約120psigの範囲である。この代表的な実施形態および後述するものなどの他の代表的な実施形態にでは、約120psig、現段階で好ましい実施形態では約150psigから約180psigの値よりも上の圧力で外れるようにフィルタを設計することが可能である。ここに明示した圧力範囲内の他の圧力値の範囲も企図され、本開示に包含されることは、当業者であれば自明であろう。現段階で好ましくは、もっと深い凹部109を用いるなど一層積極的な設計にするか、あるいは凹部109を狭くするなどあまり積極的ではない設計にすることで、ロッキングタブ108の設計次第でこの圧力条件が決まり、一層積極的な設計では、あまり積極的ではない設計よりも凹部109に一層しっかりと配置され、ロッキングタブ108を凹部109から外すのに大きな圧力を必要とする。
図4および図6を参照すると、マニホールドアセンブリ12とカートリッジ頂部部材16にはそれぞれ、現段階で好ましくは、両部品の整列配置とロッキングタブ108の係合を示すためのアライメントマーカー200および202がある。
図7に示されるように、カートリッジ頂部部材16は、現段階で好ましくは、本体100から円周方向に延在するマージン116を有する。外面116の内部面117は、現段階で好ましくは、入口オリフィス114まで中心方向に徐々に傾斜している。この傾斜があることで、外面116内の内部空間からのなめらかな遷移とフローパターンにすることができる。また、内部面117には、現段階で好ましくは、2つの溶着ファシリテータ118がある。溶着ファシリテータ118は、現段階で好ましくは、互いに直径方向に対向している。
図6および図8に示されるように、レシーバウェル106の上側の封止用外面112の周囲に沿って画定されているのは、現段階で好ましくは、複数のベントポート110である。ベントポート110は、現段階で好ましくは、封止用外面112の直径に沿って一定の間隔をあけて配置されている。これらのベントポート110は、現段階で好ましくは、図1に示すように外面112をマニホールドアセンブリ本体20の内部空間から分離させる。後に明らかなように、これらのベントポート110は、現段階で好ましくは、カートリッジアセンブリ14をマニホールドアセンブリ12から分解する際の完全な取り外し前にカートリッジアセンブリ14に閉じこめられた圧力を逃がせるようにするものである。レシーバウェル106の頂部エッジ126を、現段階で好ましくは、面取りし、この圧力を逃がすのを促進する。
図9および図10に示すような代表的なカートリッジハウジングアセンブリ18に移ると、カートリッジハウジングアセンブリ18は、現段階で好ましくは、カートリッジハウジング本体150とその部品ならびに、フィルタアセンブリ19を備える。カートリッジハウジング本体150は、現段階で好ましくは、フィルタアセンブリ19を挿入できるように一端が先細になった円筒形のハウジングである。側方支持材154が、現段階で好ましくは、狭い端から内側に突出し、本願明細書ではフィルタアセンブリ19を適所にて長手方向に支持するための本体150の底として画定される。支持材154と同心かつこれに対する中心になるのが、現段階で好ましくは、上向きの整列配置用突出体156であり、これは、カートリッジハウジング本体150内でフィルタアセンブリ19を支持して心合わせするのにも利用される。ハンドル158が、現段階で好ましくは、ハウジング本体150の底から形成され、現段階で好ましくは、カートリッジアセンブリ14に回転力を印加するのを助ける目的で利用される。
フィルタ19は、現段階で好ましくは、炭素フィルタ180または他のタイプのフィルタを備える。炭素フィルタ180は、現段階で好ましくは、おおざっぱに粒度約1ミクロンの活性炭をバインダに入れたもので作られる。炭素フィルタ180を形成するカーボンブロックには、現段階で好ましくは、軸方向のボア190を画定する内側のマージン191がある。軸方向のボア190が、現段階で好ましくは、フィルタ180の端から端まで延在するのではなくろ材の一部が、現段階で好ましくは、軸方向のボア190の端と整列配置用突出体156との間にある点まで延在する図10に示されるように、成形によるデザインが炭素フィルタ180の現段階で好ましい代表的な実施形態のひとつである。このデザインでは、入口水と流体接触するフィルタ180の外面全体が、現段階で好ましくは、ろ材として機能する。
もうひとつの代表的な他の実施形態は、現段階で好ましくは、軸方向のボア190が炭素フィルタ180の端から端までは延在しない、押出によるデザインのものである。この押出によるデザインでは、濾過前の水が軸方向のボア190に入り込むのを防ぐために、現段階で好ましくは、炭素フィルタ180の底にエンドダム(end dam)を必要とする。押出による実施形態は、図10に示されるように、炭素フィルタ180を介して延在する点線199で画定される。
フィルタエレメント19の出口には、現段階で好ましくは、接着剤182とグルーダム184とを備える。図11および図12に示されるように、グルーダム184は、さらにディスク185と、支持材186と、出口チューブ188とからなる。ディスク185は、現段階で好ましくは、直径がカートリッジハウジング本体150内面の直径未満であり、結果として図10に環状の空間152として示す、フィルタ180に向かう濾過前の水用の流路が得られる。水の流れを促進するには、ディスク185の外側のエッジを外側のエッジ187を介して下向きに曲げる。
ディスク185は、現段階で好ましくは、濾過前の水が通る流路として利用できる環状の空間をさらに画定する外側のエッジ187のまわりに一定の距離で配置されたスペーサ189をさらに含む。曲がった支持材186が、現段階で好ましくは、グルーダム184の頂面のまわりに一定の距離をあけて配置され、出口管188を支持している。出口管188の内側の面を本願明細書では封止用外面192と定義する。封止用外面192は、濾過前の入口水と濾過後の出口水とを分ける目的で、図3において上述したように、現段階で好ましくは、Oリング32などを受け入れる大きさである。封止用外面192の底は、出口面195として定義される。出口面195内に、フィルタボア190の濾過後の出口水をカートリッジ挿入部50の出口ボア40に作動可能に流体連結させるための出口オリフィス194を画定するボアがある。
図9に示されるように、カートリッジ頂部部材16は、カートリッジハウジング150の内面196にマージン116が連結した、カートリッジハウジングアセンブリ18に作動可能に連結されている。
動作時、外部の連結(図示せず)から、濾過前の水は図1の入口ポート22を介して入口流路29に向かい、バルブウェル42に入る方向に流れる。マニホールドアセンブリ12がカートリッジアセンブリ14と係合していないとき、付勢用スプリング26は高流量バルブ28に力をかけ、これをバルブウェル42からカートリッジ挿入部50の入口ボア52まで圧縮する。これによって、バルブウェル42とカートリッジ挿入部50の入口ボア52との間に環状の外面37で防水封止部が得られる。
結合動作時、以下のようにして、マニホールドアセンブリ12を、カートリッジアセンブリ14、具体的にはカートリッジ頂部部材16と係合させる。ランプ120を初期ガイドとして利用して、カートリッジ頂部部材16の外側の螺旋タブ104とマニホールドアセンブリ12の内側の螺旋タブ70とを嵌合させることで、マニホールドアセンブリ12をカートリッジアセンブリ14と係合させる。マニホールドアセンブリ12に対してカートリッジアセンブリ14に回転運動を加えると、作動可能に連結されている螺旋タブ70,104が、マニホールドアセンブリ12をカートリッジアセンブリ14と係合しはじめる。この回転運動は、カートリッジアセンブリ14の長手方向の位置をマニホールドアセンブリ12に伝達し、図8の出口管188の内側の封止用外面192ならびにカートリッジ頂部部材16の封止用外面112の両方を封止する。
マニホールドアセンブリ12のアライメントマーカー200(図4参照)がカートリッジ頂部部材16のアライメントマーカー202(図6参照)と一列に並ぶと、カートリッジ頂部部材16のランプ102は、付勢用スプリング26の圧縮力に対して、マニホールドアセンブリ12のバルブウェル42内に完全に押圧された高流量バルブ28を有する。これによって、入口水が上述したようにして流れられるようになる。マーカー200と202とが整列配置されることからも、ロッキングタブ108が凹部109を係合したことが分かる。
通常の係合時、後述するように、カートリッジ頂部部材16のランプ102によって高流量バルブ28に印加される軸力がバルブ28の本体を伝わり、付勢用スプリング26を圧縮して、入口水が入口流路29からカートリッジ頂部部材16のレシーバウェル106まで流れることができるようになる。
レシーバウェル106内で、加圧水が図7の内側の面117に沿って強制的に入口ボア114(図6参照)に送られ、ディスク185の外側の円周まで案内されて、図9の外側のエッジ187まで降りる。流れは、図10に示すようにフィルタ180の外側とカートリッジハウジング150の内側の面との間に画定された環状の空間152まで進む。フィルタ180の外側と軸方向のボア190との間の差圧によって、この入口水は環状の空間152からフィルタを介して軸方向のボア190まで送られる。これで、ボア190から、濾過後の水がカートリッジ挿入部50の出口ボア40を介して流量制限出口オリフィス194を流れ、マニホールドアセンブリ12の出口流路31に至る。そこから、濾過後の水が出口流路35を介してマニホールドアセンブリ12を出て、出口ポート24を出てこれに連結された外部の手段(図示せず)まで流れる。
他の実施形態では、アダプタを利用してカートリッジアセンブリ14とマニホールドアセンブリ12との相互連結を促進することができる。このようなアダプタを用いると、もともとは互いに利用するようには設計されていないフィルタアセンブリ部品10を用いることができるようになる。
マニホールドアセンブリ12のアライメントマーカー200がカートリッジ頂部部材16のアライメントマーカー202と0°で並んでいる定義(definition)下で、カートリッジアセンブリ14からのマニホールドアセンブリ12の取り外しは以下のようにして進行する。マニホールドアセンブリ12とカートリッジアセンブリ14との間の相対的な回転運動はいずれも長手方向の軸に沿った相対的な運動となる点に注意されたい。カートリッジアセンブリ14をマニホールドアセンブリ12から取り外すために、0°から実質的に整列17°までこれに回転力が印加されると、ロッキングタブ108が凹部109から外れる。同時に、バルブ28がランプ102に乗る(図6参照)と高流量バルブ28を閉じるように付勢用スプリング26の圧縮力が作用する。バルブ28が沈む(長手方向の相対運動)につれて、リッジ33が環状の封止用外面37に近づく。実質的に回転17°で、付勢用スプリング26が高流量バルブ28のリッジ33を完全に押圧して環状の封止用外面37と接触させるため、カートリッジアセンブリへの入口水の流れが止まる。回転が進むにつれて、整列配置から実質的に34°で、封止用外面112が、現段階で好ましくは、Oリング34から長手方向に取り外れ始めるため、開口ベントポート110を周囲に開放し、ベントポート110でカートリッジアセンブリ14内の過剰な圧力を緩和できるようになる。マニホールドアセンブリ20からのカートリッジアセンブリ14の分離が進むにつれて、現段階で好ましくは、整列配置から約120°で、カートリッジアセンブリ14が自由にマニホールドアセンブリ12から取り外せるようになる。
装置圧力および振動の通常の条件下で、ロッキングタブ108および凹部109が存在すると、現段階で好ましくは、上述したようにカートリッジアセンブリ14からマニホールドアセンブリ12を手作業で取り外す必要が出てくる。しかしながら、タブ108および凹部109で用いられる積極的な設計のレベルで定義されたような、フィルタアセンブリの過圧力条件下では、外部手段の助けがなくても、内圧によって、現段階で好ましくは、ロッキングタブ108が凹部109から外れることになり、これで上述したような良好な取り外しシーケンスが始まる。
図13〜図23を参照すると、フィルタキャップ302と、ろ材303と、フィルタ本体304とを備えるフィルタカートリッジ300の代表的な実施形態が図示され、図中、フィルタカートリッジを利用して二段係合機構と競争(compete)することが可能である。ろ材303は、たとえば、ろ材、表層ろ材、砂ろ材、活性炭ろ材、イオン交換ろ材、クロスフローメンブランろ材、中空糸ろ材など、広範囲にわたる濾過材を備え得る。フィルタキャップ302およびフィルタ本体304については、ポリプロピレン、ポリカーボネートまたはポリエチレンなどの好適な高分子材料で製造可能である。あるいは、本開示と矛盾しない程度に参照により本明細書に取り込んでいる米国特許出願第10/377,022号明細書に開示されているように、強度、弾性の増大、あるいいは最終的な伸び率の増大などの都合のよい特性を持つ、たとえば、メタロセン変性ポリプロピレンまたはポリエチレンポリマーおよびコポリマーならびに、高密度ポリエチレンポリマーまたは低密度ポリエチレンポリマーのいずれかなどの変性ポリオレフィンからフィルタカートリッジ300を製造することも可能である。いくつかの実施形態では、たとえば、強度または剛性などの具体的な品質を持つポリプロピレンなどの第1のポリマーでフィルタキャップ302を構成してもよく、一方、フィルタ本体304については、たとえば、最終的な伸び率の増大または強度増大などの設計品質の異なる第2のポリマーで構成し、好適なポリマーとしては、メタロセン変性ポリプロピレンまたはポリエチレンポリマーおよびコポリマーならびに、高密度ポリエチレンポリマーまたは低密度ポリエチレンポリマーのいずれかがあげられる。フィルタキャップ302およびフィルタ本体304は、たとえば、図15に示すような係合可能なねじ山305あるいは、接着剤、熱溶接、スピン溶接、超音波溶接といった他の結合手法など、何らかの好適な結合手法を用いて、作動可能に結合されている。フィルタカートリッジ300は通常、アタッチメント端306と取り扱い端308とを備える。
フィルタキャップ302は、図13〜23に示すようなアタッチメントランプなど、対向し、かつ等しく構成された一対の多段フィルタアタッチメント部材310a、310bを備えることが可能なものである。図17、図20、図21にはっきりと示されているように、多段フィルタアタッチメント部材310aは、第1の屈曲部312a、第1の水平部314a、第2の屈曲部316a、第2の水平部318a、第3の屈曲部319aを備え得るものであり、これに対応して、多段フィルタアタッチメント部材310bは、第1の屈曲部312b、第1の水平部314b、第2の屈曲部316b、第2の水平部318b、第3の屈曲部319bを含み得る。
図18、図20、図21、図23にはっきりと示されているように、フィルタキャップ302は、突出している挿入壁320を備える。複数の空気抜き用ノッチ322が挿入壁320の内側のリムを中心に間隔をあけて設けられているが、ベントは1個でもよいし、図面に示す空気抜き用ノッチに対してこれとは違う数の空気抜き用ノッチを利用することも可能である。フィルタキャップ302は、複数の供給貫通孔326と戻り貫通孔328とを有する中間外面324をさらに備える。図示のように、中間外面324は、一対の弓形キックオフランプ330a、330bをさらに含み得るものである。
以下、図24〜図30を参照すると、フィルタカートリッジ300との作動的連結用に構成されている分配マニホールド332の実施形態が図示されている。分配マニホールド332は通常、フィルタ端334と分配端336を備えるが、他の実施形態では側面に沿っておよび/またはフィルタ端とほぼ同一の方向に分配連結を有し得る。代表的な一実施形態では、分配マニホールド332は、カートリッジフィルタ300などの同じ高分子材料から構成される。あるいは、分配マニホールド332が、強度、剛性、コストおよび/または成形加工のしやすさなどの品質について選択される別の物質であることも可能である。図示のように、図26、図29、図30では、分配端336は、現段階で好ましくは、供給水管340および濾過水管342と相互連結するための一対の管接合具338a、338bを備える。図25、図29、図30に示されるように、フィルタ端334は、現段階で好ましくは、外壁344と、係合外面346と、係合本体348とを備える。係合外面346は、供給バルブアセンブリ349を受け入れるように作動可能に構成された供給貫通孔347aと、戻り貫通孔347bとを備えることが可能なものである。供給バルブアセンブリ349は、バルブ本体349aとスプリング349bとを備えることが可能なものである。係合本体348は、突出している部材350と、突出している供給貫通孔351aと、突出している戻り貫通孔351bと、一対の突起溝352a、352bと、一対の突起封止部353a、353bと、周囲溝354と、円周方向の封止部355と、を備えることが可能なものである。係合本体348は、現段階で好ましくは、突出している供給貫通孔351a、供給貫通孔347a、管接合具338a、供給水管340によって供給流体回路357aが画定される一方、濾過後の流体回路357bについては、突出している戻り貫通孔351b、戻り貫通孔347b、管接合具338b、濾過水管342で画定されるようにして、係合外面346に作動可能に連結されている。戻り貫通孔351bが、現段階で好ましくは、濾過水管342と流体的に相互連結されるのに対し、供給貫通孔347は、供給水管340と流体的に相互連結される。
図25、図28、図33に示されるように、フィルタ端334は、現段階で好ましくは、分配マニホールド332の内周壁359上にアタッチメントランプとして図示される、一対の多段マニホールドアタッチメント部材356a、356bを備える。マニホールドアタッチメント部材356a、356bは、マニホールドアタッチメント部材356aが、現段階で好ましくは、第1の屈曲部358a、第1の水平部360a、第2の屈曲部362a、第2の水平部364a、第3の屈曲部365aを備えるのに対し、マニホールドアタッチメント部材356bは、同様に、第1の屈曲部358b、第1の水平部360b、第2の屈曲部362b、第2の水平部364b、第3の屈曲部365bを備えるようにして、多段フィルタアタッチメント部材310a、310bと対応して構成されている。
図31、図32、図33の外れた構成に示されるように、濾過後の水を得るためにフィルタカートリッジ300は分配マニホールド332に作動可能に連結され、濾過装置366を形成している。第1に、アタッチメント端306が、図32および図33に示すようにフィルタ端334に面するようにする。挿入壁320が外壁344で画定された内部空間に入るように、フィルタカートリッジ300を分配マニホールド332のほうに向ける。同時に、突出している部材350を戻り貫通孔328と整列配置させる。この時点で、たとえば図34に示されるように、フィルタアタッチメント部材310a、310bが、マニホールドアタッチメント部材356a、356bと近接する。フィルタアタッチメント部材310a、310bおよびマニホールドアタッチメント部材356a、356bの係合に関しては、フィルタアタッチメント部材310aおよびマニホールドアタッチメント部材356aについてのみ説明し、図示したが、フィルタアタッチメント部材310bおよびマニホールドアタッチメント部材356bも、現段階で好ましくは、同じようにして同時に係合することは、当業者であれば理解できよう。さらに、いくつかの実施形態では、フィルタアタッチメント部材310a、310bおよびマニホールドアタッチメント部材356a、356bの両方が、現段階で好ましくは、フィルタアタッチメント部材310aがマニホールドアタッチメント部材356a、356bの両方と同様に係合する一方で、フィルタアタッチメント部材310bも、現段階で好ましくは、マニホールドアタッチメント部材356a、356bの両方と係合可能である対向関係で構成されていることも理解できよう。他のいくつかの実施形態では、分配マニホールド332と作動可能に連結されて濾過装置366を形成する上で、フィルタカートリッジ300にとってひとつだけの作動可能な向きが望ましい場合もあり得る。代表的な一例は、本開示と矛盾しない程度に参照により本明細書に取り込んでいる米国特許出願第10/838,140号明細書に開示されているように、たとえば、メンブランまたは中空糸ベースのクロスフロー濾過装置など、フィルタカートリッジ300のあるクロスフローろ材を利用した濾過装置366を備えることが可能なものである。クロスフロー濾過装置に関しては、カートリッジフィルタおよび/またはマニホールドの追加の濃縮流体回路を加えることで、クロスフロー濾過装置に関連した追加の流体回路を適宜画定して完成させるように、フィルタアタッチメント部材310a、310bおよびマニホールドアタッチメント部材356a、356bが、単一の指定された向きで係合することを必要とする場合がある。
図34に示されるように、フィルタアタッチメント部材310aおよびマニホールドアタッチメント部材356aについては、第1の屈曲部312aが第1の屈曲部358aに近接するような方法で位置決めすることが可能である。現段階で好ましくは、分配マニホールド332に対してフィルタカートリッジ300が回転式に挿入されるように、インストーラが取り扱い端308を回転可能に向ける。第1の屈曲部312aおよび第1の屈曲部358aが、現段階で好ましくは、互いに係合すると、フィルタカートリッジ300と分配マニホールド332が互いに近づく方向に一緒に後退する。フィルタカートリッジ300がさらに回転すると、第1の水平部314aおよび第1の水平部360aが、現段階で好ましくは、図35に示すような相互に接触する方向に向く。これは、第1の係合段階に相当し、安定した係合位置である。
フィルタカートリッジ300がさらに回転すると、第1の屈曲部312aが第2の屈曲部362aとの間を連結するのに対し、第2の屈曲部316aは図36に示されるように第1の屈曲部358aと係合するため、突起封止部353a、353bが戻り貫通孔328を囲む壁を密封してかみ合い、一方、円周方向の封止部355が突出している挿入壁320の内周面と密封してかみ合うような形で、フィルタカートリッジ300と分配マニホールド332が一緒にさらに後退する。フィルタカートリッジ300が回転しつづけることで、第1の水平部314aが、現段階で好ましくは、第2の水平部364aと摺動式に接触するのに対し、第2の水平部318aは図37に示されるように第1の水平部360aと係合する。これが第2の係合段階である。水平部は、フィルタカートリッジに加わる標準的な動作圧力に応答して回転に抵抗するという点で実質的に水平であることは、当業者であれば理解できよう。図38に示されるように、第1の角度部分312aが第3の屈曲部365aに対向して座し、第3の角度部分319aが第1の角度部分358aと係合すると、フィルタカートリッジ300の分配マニホールド312への取り付けが完了する。フィルタカートリッジ300と分配マニホールド312とが設置位置に近づくにつれて、スプリング349bが圧縮され、供給流体回路357aが流入してくる水に対して開放されるような形で、弓形キックオフランプ330a、330bのうちのひとつが供給バルブアセンブリ349と係合する。カートリッジフィルタ300の回転が完了すると、カートリッジフィルタ300と分配マニホールド332は、現段階で好ましくは、図40〜図44に示す方向とは逆の方向にカートリッジフィルタ300を回転させない限り取り外すことができなくなる。
動作時、供給水は供給流回路357aを介してフィルタカートリッジ300に流入する。供給水は、濾過後の水がろ材303の中央部にくるような方法で、イオン汚染物、有機汚染物、粒子状汚染物などの選択された汚染物が水から取り出されるような形で、ろ材303に導入される。精製後の水は、戻り貫通孔328および濾過後の流体回路357bによってフィルタカートリッジ300から流出する。
濾過装置366が動作している間、たとえば、水またはガスの圧力などの圧力が、フィルタカートリッジ300に取り込まれ始めることがある。動作している間にフィルタカートリッジ300にガスが取り込まれてしまうと、このガスは装置内の圧力によって圧縮される。フィルタカートリッジ300を装着する向き次第では、圧縮されたガスが原因でフィルタカートリッジ300が分配マニホールド332から激しく外れてしまう可能性がある。たとえば、フィルタカートリッジ300が分配マニホールド332の上にくるようにフィルタカートリッジ300を、現段階で好ましくは、装着した場合、圧縮されたガスはフィルタカートリッジ300の上端で境界を定めることになる。フィルタカートリッジ300を分配マニホールド332から取り出すと、圧縮されたガスが加圧流体をカートリッジフィルタ300の底から追い出し、これによって、取り外しのために圧力を逃がした時点でガスが膨脹してカートリッジフィルタ300が本質的に分配マニホールド332から離れてしまうことがある。
単段取り外し機構のある濾過アセンブリでは、カートリッジフィルタ内に蓄積されたエネルギが原因で、カートリッジフィルタが分配マニホールドから激しく取り外されてしまう可能性がある。本開示にて説明するように、蓄積されたエネルギ(圧縮ガスまたは加圧流体の状態で蓄積される)は、フィルタカートリッジ300と分配マニホールド332が取り外される前に抜ける。たとえば、フィルタカートリッジ300を取り出すために、使用者は、現段階で好ましくは、取り扱い端308を設置方向とは逆の方向に向ける。第1の角度部分312aが第3の角度部分365aを下方に摺動させると、突出している部材350が、現段階で好ましくは、戻り貫通孔328から後退しはじめ、スプリング349bが解放されて供給流体回路357aが流入水に対して閉じられるような方法で、弓形キックオフランプ330a、330bのうちのひとつが供給バルブアセンブリ349から取り外される。これによって、現段階で好ましくは、圧力エネルギがフィルタカートリッジ300に加わるのが防止される。カートリッジフィルタがさらに回転すると、第1の角度部分312aが第2の角度部分362aを下方に摺動させ、突出している部材350を戻り貫通孔328からさらに後退させる。これによって、フィルタカートリッジ300内に取り込まれたエネルギが発散されると、現段階で好ましくは、突起封止部353a、353bによって生成された封止部が崩れる。続いて、流体圧力またはガス圧力として存在するエネルギが、空気抜き用ノッチ322から抜ける。圧力が抜ける間に、フィルタカートリッジ300が分配マニホールド332から外れないような形で第1の水平部314aと第1の水平部360aが係合する。空気抜き用ノッチ322は、取り込まれたガスをすみやかに抜き、フィルタアタッチメント部材310aとマニホールドアタッチメント部材356aとが係合しておらず、フィルタカートリッジ300を分配マニホールド332から完全に取り出すことができるようになるまで第1の角度部分312aが第1の屈曲部358aを下方に摺動させるような形で、使用者がフィルタカートリッジ300の回転式に取り外しを継続できるようにする。
図39に示されるように、アダプタ400を利用して、たとえば、本開示において上述したような制御してエネルギを抜くことや多段係合機構など特徴を、このような特徴のない水濾過装置に持たせることが可能である。アダプタ400は、現段階で好ましくは、マニホールド端402とフィルタ端404とを備えることが可能なものである。図39に示されるように、アダプタ400は、現段階で好ましくは、上述したマニホールドアセンブリ12がフィルタカートリッジ300を作動可能に受け入れることができるように調節される。図39に示されるように、マニホールド端402については、カートリッジ頂部部材16と実質的に似たものとすることができ、一方、フィルタ端404については、フィルタ端334と実質的に似たものとすることができる。マニホールド端402は、たとえば、図39に示すような一対のマニホールドアタッチメント部材406a、406bを、マニホールド端402をマニホールドアセンブリ12に作動可能に連結できるような方法で螺旋係合部材として備えることが可能なものである。フィルタ端404は、フィルタ端404をフィルタカートリッジ300に作動的に連結できるような方法で一対の多段係合機構408を備えることが可能なものである。また、アダプタ400がマニホールドアセンブリ12に対して永久的に作動可能に連結されるか、アダプタ400を一度しかマニホールドアセンブリ12に取り付ける必要がないようにアダプタ400をマニホールドアセンブリ12から取り出すにはフィルタカートリッジ300をフィルタ端404から取り外すのに比べてかなり余分なトルクが必要になるような方法で、マニホールド端402を調節することが可能である。
マニホールドに対するフィルタカートリッジの回転式の係合だけでなく、フィルタカートリッジ500および分配マニホールド502については、たとえば図40に示されるように、フィルタカートリッジ500内に取り込まれたエネルギを抜けるよう、多段で線形に係合させることが可能である。フィルタカートリッジ500は、フィルタ本体504と、一対の係合アーム506a、506bと、フィルタ入口508と、フィルタ出口510とを備えることが可能なものである。係合アーム506a、506bは、係合タブ512を備えることが可能なものである。フィルタ入口508とフィルタ出口510については各々、少なくとも1つの封止用部材514を備えることができる。分配マニホールド502は、マニホールド本体516と、供給サプライ管518と、分配管520と、サプライボア522と、戻りボア524とを備えることが可能である。サプライボア522と戻りボア524については各々、少なくとも1本のベントチャネル526を備えることが可能である。マニホールド本体516は、マニホールド本体516の両側に第1の係合陥凹部528と第2の係合陥凹部530とを備えることが可能なものである。
フィルタ入口508をサプライボア522に向け、フィルタ出口510を戻りボア524に向けることで、フィルタカートリッジ500を分配マニホールド502に摺動式に取り付ける。実質的に同時に、係合アーム506a、506bを、現段階で好ましくは、係合タブ512が対応する第1の係合陥凹部528内に保持可能に位置決めされるように、マニホールド本体516の外側で摺動式に前進させる。この時点で、濾過対象となる水が供給サプライ管518からサプライボア522経由でフィルタ入口508を介してフィルタカートリッジ500に流入し、フィルタ出口510を介してフィルタカートリッジ500から流出して分配管520経由で使用場所まで送られるように、封止用部材514がサプライボア522および戻りボア524の内周と密封してかみ合わされる。
フィルタカートリッジ500を取り外すまたは交換するには、フィルタカートリッジ500を摺動式に分配マニホールド502から離す。係合タブ512が第2の係合陥凹部530に近づくと、封止用部材514とサプライボア522および戻りボア524の内周とによって生成された封止部が、現段階で好ましくは、崩れ、フィルタカートリッジ500に取り込まれたエネルギがベントチャネル526を介して放出または抜けることができるようになる。フィルタカートリッジ500が通気されたら、係合タブ512と第2の係合逃げ530との相互作用によってフィルタカートリッジ500を保持可能に分配マニホールド502に取り付ける。他の実施形態では、流体連結および係合機構またはその一部分をフィルタカートリッジおよびマニホールドアセンブリに対して反転させ、他の摺動式に係合するフィルタアセンブリを形成することが可能である。同様に、摺動式に係合する機構にフローコネクタの他の設計を効果的に利用することも可能である。
本願出願人は、さまざまな代表的な実施形態について開示し、説明したが、本出願の範囲および趣旨の範囲内で他のさまざまな実施形態が企図されることは、当業者であれば理解できよう。したがって、本願出願には、添付の特許請求の範囲によってのみ限定されることを装丁している。
本開示のマニホールドアセンブリ部材を入口ポートおよび出口ポートに沿って切った断面図である。 本開示のマニホールドアセンブリ部材を図1とは垂直に切った断面図である。 マニホールドアセンブリの分解斜視図である。 マニホールドアセンブリの下側の斜視図である。 カートリッジ頂部部材の平面図である。 カートリッジ頂部部材上側の斜視図である。 カートリッジ頂部部材下側の斜視図である。 カートリッジ頂部部材を中心に沿って切った断面図である。 カートリッジアセンブリの分解斜視図である。 カートリッジアセンブリの側断面図である。 カートリッジフィルタのグルーダムの斜視図である。 カートリッジフィルタのグルーダムの平面図である。 多段アタッチメント機構を有するカートリッジフィルタの実施形態のキャップ側の斜視図である。 図13のカートリッジフィルタの基部側の斜視図である。 図13に示すカートリッジフィルタの分解斜視図である。 図13に示すカートリッジフィルタの側面図である。 図13に示すカートリッジフィルタの他の側面図である。 図13に示すカートリッジフィルタのキャップ側の端面図である。 図13に示すカートリッジフィルタの基部側の端面図である。 フィルタキャップの拡大図を含む、図13に示すカートリッジフィルタの部分斜視図である。 図20に示すフィルタキャップのキャップ側の斜視図である。 図20に示すフィルタキャップの拡大図を含む、図13に示すカートリッジフィルタの部分側面図である。 カートリッジの中央に沿って断面を切った、図13に示すカートリッジフィルタの断面図である。 分配マニホールドの分解斜視図である。 図24に示す分配マニホールドのフィルタ連結端面図である。 図24に示す分配マニホールドのインフロー・アウトフロー連結端面図である。 隠れている機構を仮線で示した状態での図24に示す分配マニホールドの側面図である。 図24に示す分配マニホールドを図27の線28−28で切った側断面図である。 図24に示す分配マニホールドの側面図である。 図24に示す分配マニホールドを図29の線30−30で切ったの断面図である。 図13に示すカートリッジフィルタと図24に示す分配マニホールドとを備える水濾過装置の分解斜視図である。 マニホールドとカートリッジフィルタとが取り付け用に整列配置された状態での図31に示す水濾過装置の他の分解斜視図である。 マニホールドの壁の一部を切り欠いて多段ランプ係合機構の一部を示した状態での図31に示す水濾過装置の部分切り欠き側面図である。 多段ランプ係合機構の外れた向きでの側面図である。 図34に示す多段ランプ係合機構の第1の部分的に係合した向きでの側面図である。 図34に示す多段ランプ係合機構の第2の部分的に係合した向きでの側面図である。 図34に示す多段ランプ係合機構の第3の部分的に係合した向きでの側面図である。 図34に示す多段ランプ係合機構の完全に係合した向きでの側面図である。 図1に示すマニホールドアセンブリを作り変えて図13に示すカートリッジフィルタを受け入れるためのアダプタの側面斜視図である。 線形多段相互連結機構を有する分配マニホールドおよびカートリッジフィルタの分解斜視図である。

Claims (5)

  1. フィルタカートリッジにおいて、
    フィルタ入口と;
    ろ材と;
    フィルタ出口と;
    二段カートリッジ係合機構と、前記二段カートリッジ係合機構が、
    前記フィルタカートリッジの適合するマニホールドアセンブリとの完全係合に相
    当する完全係合構成と、
    前記フィルタカートリッジの前記適合するマニホールドアセンブリとの部分係合
    に相当する部分的係合構成と、を有し;
    前記完全係合構成および前記部分的係合構成の少なくとも一方が、水平部を有し
    前記フィルタカートリッジが完全係合構成の状態にあるとき、第1の封止部が前記適合するマニホールドアセンブリの濡れていない部分から流体流を隔てることを可能にするように構成された封止用外面と;
    前記フィルタカートリッジに配置されると共に、前記フィルタカートリッジが前記部分的係合構成の状態にあるとき、前記第1封止部を過ぎた所に流体流路を備えるベントと;
    を備えるフィルタカートリッジ。
  2. 前記ベントが、前記封止用外面にノッチを有する、請求項1に記載のフィルタカートリッジ。
  3. 前記二段カートリッジ係合機構の前記完全係合構成が、第1の水平部を有し、前記二段カートリッジ係合機構の前記部分的係合構成が、第2の水平部を有する、請求項1に記載のフィルタカートリッジ。
  4. 前記二段カートリッジ係合機構が、
    前記第1の水平部を前記第2の水平部に連結する第2の角度部分と、
    前記第1の水平部に隣接している第1の角度部分と、
    を有する、請求項3に記載のフィルタカートリッジ。
  5. 前記二段カートリッジ係合機構が、前記第2の水平部に隣接している第3の角度部分を有する、請求項4に記載のフィルタカートリッジ。
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