JP5160141B2 - 給湯システム - Google Patents

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Description

本発明は,所定の加熱手段によって加熱された後の温水が貯溜される貯湯タンクを備えてなり,その貯湯タンク内の温水や該貯湯タンク内の温水との間の熱交換によって加熱された後の温水を複数の供給対象機器に供給する給湯システムに関し,特に,貯湯タンクと複数の供給対象機器との接続構造に関するものである。
従来から,ヒートポンプサイクル等の所定の加熱手段によって加熱された後の温水が貯溜される貯湯タンクを備えてなり,その貯湯タンクから複数の供給対象機器に温水を供給する給湯システムがある(例えば,特許文献1参照)。
ここに,図8は従来の給湯システムYの配置図である。図8に示すように,従来の給湯システムYでは,ヒートポンプユニット101で加熱された後の温水が貯溜される貯湯タンクユニット102の貯湯タンク121と,洗面給湯口201,浴室給湯口202,台所給湯口203,温水床暖房機器204,及び温水床暖房機器205などの供給対象機器各々とが,複数の温水経路301〜305で接続されている。
また,温水床暖房機器204,205に接続される温水経路304,305には,貯湯タンク121から温水床暖房機器204,205に温水を供給する配管と,温水床暖房機器204,205で熱媒体として用いられた後の温水を貯湯タンク121に還流させるための配管とが含まれている。
特開2001−146771号公報
しかしながら,前述した従来の給湯システムYでは,貯湯タンク121から複数の温水経路301〜305に別々に温水が供給されるため,例えば温水暖房機器204が稼働されて温水経路304内に温水が循環されても,温水床暖房機器205が稼働されていなければ温水経路305内には温水が循環されない。そのため,寒冷地や冬場などに,温水床暖房機器205を長時間稼働しなければ,温水経路305内で水が凍結してしまうおそれがあり問題である。
さらに,給湯システムYでは,複数の温水経路301〜305各々を,貯湯タンク121から複数の供給対象機器に別々に引き回す必要があり配管距離が長くなるため,例えばコスト高や配管作業が煩雑であるなどの問題がある。
なお,特許文献1では,貯湯タンクに接続する配管数は一つでよいが,貯湯タンクの近傍に配置されたヘッダーから複数の供給対象機器各々まで配管を引き回す必要があることにかわりはないため,前述した給湯システムYと同様の問題が生じる。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,当該給湯システム全体の配管経路の長さを極力短縮すると共に,その配管経路内の水の凍結防止を図ることのできる給湯システムを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,所定の加熱手段で加熱された後の温水が貯溜される貯湯タンクを備えてなり,前記貯湯タンクに貯溜された温水や該貯湯タンク内の温水との間の熱交換によって加熱された後の温水を複数の供給対象機器に給湯する給湯システムに適用されるものであって,前記貯湯タンクから複数の前記供給対象機器の近傍を順に経由して前記貯湯タンクに戻る温水循環経路と,前記温水循環経路上における前記供給対象機器各々の近傍に設けられ,該温水循環経路上の温水を該供給対象機器に分流させる複数の温水分流手段と,を備えてなることを特徴とする給湯システムとして構成される。
本発明によれば,複数の前記供給対象機器各々の近傍において前記温水循環経路から温水を取り出すことができるため,該供給対象機器各々から前記貯湯タンクまで別々に配管を引き回す必要がなく,当該給湯システム全体の配管経路の長さを極力短縮することができる。また,本発明によれば,一つの前記温水循環経路を複数の前記供給対象機器で共用しているため,いずれか一つの前記供給対象機器に温水を供給する際に,前記温水循環経路に温水が循環されることになるため,該温水循環経路上における水の凍結を防止することができる。
ところで,前記供給対象機器は,例えば洗面所,台所,浴室などに設けれる給湯口であることが考えられるが,特に,本発明は,複数の前記供給対象機器のいずれか一つ又は複数が,前記温水循環経路から供給される温水を熱媒体として用いる加熱サイクルである場合に好適である。なお,前記加熱サイクルは,例えば温水床暖房機器や浴室乾燥器などに用いられる。従来では,前記加熱サイクル毎に,該加熱サイクルと前記貯湯タンクとの間を往復する二つの配管が設けられていたが,本発明によれば,一つの前記温水循環経路を兼用することができ,配管経路の長さを短縮することができる。
具体的には,前記温水循環経路が,前記貯湯タンクから複数の前記供給対象機器の近傍を順に経由する温水供給経路と,前記温水供給経路の終端部から複数の前記供給対象機器の近傍を逆順に経由して前記貯湯タンクに戻る温水還流経路とを含む構成であって,前記供給対象機器が前記加熱サイクルである場合に,該加熱サイクルの近傍に設けられる前記温水分流手段に,前記温水供給経路上の温水を前記加熱サイクルに向けて分流する分流部と,前記加熱サイクルからの温水を前記温水還流経路上の温水に合流させる合流部とを設けておけばよい。
さらに,前記加熱サイクルから前記温水還流経路に続く第一の温水経路上の温水を,前記温水供給経路から前記加熱サイクルに続く第二の温水経路上に導く加熱サイクル温水循環手段を更に備えてなる構成が望ましい。これにより,前記加熱サイクルから排出される温水を再度前記加熱サイクルに循環させて利用することができる。例えば,前記第二の温水経路から前記加熱サイクルに供給される温水の温度が高すぎる場合に,前記第一の温水経路上の温水を前記第二の温水経路上に導くことによって該第二の温水経路上の温水の温度を下げることが可能である。
特に,前記加熱サイクル温水循環手段に,前記第一の温水経路上から前記第二の温水経路上に向けて流れる温水量と,前記温水供給経路から前記加熱サイクルに向けて流れる温水量とを制御する流量制御手段を設けておくことが望ましい。この場合には,前記第二の温水経路から前記加熱サイクルに供給される温水の温度が高すぎる場合に,前記第一の温水経路上の温水をその温水に混合することで,該加熱サイクルに供給される温水の温度を任意に調節することができる。
本発明によれば,複数の前記供給対象機器各々の近傍において前記温水循環経路から温水を取り出すことができるため,該供給対象機器各々から前記貯湯タンクまで別々に配管を引き回す必要がなく,当該給湯システム全体の配管経路の長さを極力短縮することができる。また,本発明によれば,一つの前記温水循環経路を複数の前記供給対象機器で共用しているため,いずれか一つの前記供給対象機器に温水を供給する際に,前記温水循環経路に温水が循環されることになるため,該温水循環経路上における水の凍結を防止することができる。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る給湯システムXの配置を示すブロック図,図2は本発明の実施の形態に係る給湯システムXの概略構成を示すブロック図,図3は本発明の実施の形態に係る給湯システムXに設けられる温水分流部61の概略構成を示す模式図である。
図1に示すように,給湯システムXは,ヒートポンプユニット1(所定の加熱手段の一例),貯湯タンクユニット2,温水床暖房機器51,52(供給対象機器の一例)などを備えて構成されている。ヒートポンプユニット1と貯湯タンクユニット2に設けられた貯湯タンク21とは温水配管3で接続されており,ヒートポンプユニット1で加熱された後の温水は,温水配管3を介して貯湯タンクユニット2に設けられた貯湯タンク21に供給される。
また,貯湯タンク21と温水床暖房機器51,52とは,貯湯タンク21内の温水が循環される一つの温水循環経路400で接続されている。
温水循環経路400は,貯湯タンク21から温水床暖房機器51,52各々の近傍を順に経由して貯湯タンク21に戻る温水の循環経路である。温水循環経路400上における温水床暖房機器51,52の近傍には,温水循環経路400上の温水を温水床暖房機器51,52に分流するための温水分流部61,62(温水分流手段の一例)が設けられている。なお,温水分流部61,62については,後段で詳説する。
温水床暖房機器51,52は,該温水床暖房機器51,52の近傍に設けられた温水分流部61,62に,分流経路510,520を介して接続されている。
このように,給湯システムXでは,温水床暖房機器51,52各々の近傍に設けられた温水分流部61,62で温水循環経路400から温水を取り出すことができるため,該温水床暖房機器51,52各々から貯湯タンク21まで別々に配管を引き回す必要がなく,当該給湯システムX全体の配管経路の長さを極力短縮することができる。具体的に,本実施の形態では,当該給湯システムX全体の配管経路の長さ=温水循環経路の長さ+分流経路の長さ=温水循環経路400の長さ+分流経路510の長さ+分流経路520の長さとなる。また,一つの温水循環経路400を温水床暖房機器51,52で共用しているため,温水床暖房機器51,52のいずれか一つに温水を供給する際でも,温水循環経路400に温水が循環されることになるため,該温水循環経路400全体において水の凍結を防止することができる。
以下,図2及び図3を用いて,給湯システムXの具体的な構成例について説明する。
図2に示すように,ヒートポンプユニット1は,圧縮機11,水熱交換器12,膨張弁13及び室外空気熱交換器14が順に接続されたヒートポンプサイクル(冷凍サイクル)10と,水熱交換器12及び貯湯タンクユニット2の貯湯タンク21の間に接続された温水配管3に水を循環させるための循環ポンプ15と,当該ヒートポンプサイクル1を統括的に制御する不図示のヒートポンプ制御部とを備えている。なお,前記ヒートポンプ制御部(不図示)は,CPUやRAM,ROMなどの制御機器を有してなり,該ROMに記憶された制御プログラムに従って処理を実行するものである。
ここで,ヒートポンプサイクル10に循環される冷媒には,水を90℃程度の高温まで加熱することができる炭酸ガス冷媒の一例であるCO2冷媒などが用いられる。
水熱交換器12には,ヒートポンプサイクル10に循環されるCO2冷媒が流通される冷媒配管121と,温水配管3に循環される水が流通される水配管122とが設けられている。水熱交換器12では,冷媒配管121内のCO2冷媒と水配管122内の水との間で熱交換が行われることにより水が加熱される。
ヒートポンプサイクル10では,圧縮機11において圧縮して吐出された高温高圧のCO2冷媒が,水熱交換器12において温水配管3内を流れる水と熱交換されて冷却された後,膨張弁13において膨張する。その後,膨張弁13で膨張した低温低圧のCO2冷媒は,室外空気熱交換器14において送風ファンで送風される室外空気と熱交換されて吸熱し気化した後,再度圧縮機11に流入する。
一方,貯湯タンクユニット2は,貯湯タンク21と,直接給湯経路22と,温度センサ31a〜31cと,攪拌部材32と,駆動モータ33と,当該貯湯タンクユニット2を統括的に制御する不図示のタンク制御部とを備えている。なお,前記タンク制御部(不図示)は,CPUやRAM,ROMなどの制御機器を有してなり,該ROMに記憶された制御プログラムに従って処理を実行するものである。また,前記タンク制御部(不図示)及び前記ヒートポンプ制御部(不図示)に換えて,両方の機能を達成する一つの制御部を設ける構成であってもよい。
貯湯タンク21は,水熱交換器12で加熱された後の温水を貯溜するものであって,該貯湯タンク21の下層及び上層は水熱交換器12を介して温水配管3で接続されている。温水配管3は,貯湯タンク21の下層の水を,水熱交換器12を経由させた後に該貯湯タンク21の上層に還流させるための水の流通経路である。
直接給湯経路22は,給水口24から給水された水を,貯湯タンク21内の温水との間で熱交換を行うことにより加熱して給湯口25から給湯するための水の流通経路である。なお,給湯口25は,洗面所や浴室,台所などに設けられた給湯口である。
直接給湯経路22には,貯湯タンク21内を通過するように配された給湯配管221と,該給湯配管221から給湯口25に流れる温水に給水口24からの水を混合するための給湯混合弁222とが含まれている。給湯混合弁222の開閉は,前記タンク制御部(不図示)によって,予め設定された給湯温度に基づいて制御される。
このように構成された給湯システムXでは,例えば深夜時間帯などに予めヒートポンプサイクル10によって加熱した後の温水を貯湯タンク21に貯湯しておき,該貯湯タンク21内に貯溜された温水との間の熱交換によって水を加熱して給湯することができるため,給湯の度にヒートポンプサイクル10を稼働させる必要がなく,貯湯式のヒートポンプ式給湯機と同様に,高いエネルギー消費効率を得ることができる。なお,貯湯タンク21内の温水の沸き上げは,深夜時間帯に限られず,例えば貯湯タンク21に容量の小さいもの(例えば150L程度)を用いる場合には,貯湯タンク21内の温水の温度(温度センサ31a〜31cによる検出温度など)が低くなったときに,その都度ヒートポンプサイクル10を稼働して貯湯タンク21内の温水を沸き上げることも他の実施例として考えられる。また,給湯システムXでは,貯湯タンク21に貯湯された温水をそのまま給湯するのではなく,該貯湯タンク21に貯湯された温水との間の熱交換によって加熱した新鮮な温水を供給することができる。
なお,給湯配管221に換えて貯湯タンク21内に内蔵される給湯タンクを設けておき,該給湯タンク内の水を貯湯タンク21内の温水との間の熱交換により加熱して給湯する構成も他の実施例として考えられる。
温度センサ31a〜31cは,貯湯タンク21内の上層,中層,下層に配置されたサーミスタ等の温度センサであって,その配置された位置における水の温度を検出するものである。温度センサ31a〜31cで検出された温度は,前記タンク制御部(不図示)に入力される。
攪拌部材32は,駆動モータ33によって回転駆動されることにより,貯湯タンク21内において温水を攪拌することにより,貯湯タンク21内の温水温度を均一化するためのものであって,例えばスクリュー形状やプロペラ形状を成している。駆動モータ33の稼働の有無は,前記タンク制御部(不図示)によって制御される。具体的に,前記タンク制御部(不図示)は,温度センサ31a〜31cによる検出結果や当該給湯システムXの運転内容などに基づいて,駆動モータ33の稼働の有無を判断する。なお,この点については,後段で詳述する。また,駆動モータ33の制御は,前記ヒートポンプ制御部(不図示)によって行われるものであってもよい。
また,温水床暖房機器51,52は,貯湯タンク21に接続された温水循環経路400に循環される温水を熱媒体として用いる加熱サイクルの一例であって,床暖房パネル,輻射パネル,温風機などを有している。
なお,温水床暖房機器に限られず,温水を熱媒体として用いる空気調和機(暖房機器)や浴室乾燥器などの他の加熱サイクルを備える構成であってもよい。また,給湯システムXでは,貯湯タンク21内の温水が給湯口25から給湯されるのではなく,給水口24から供給される新鮮な水が直接給湯経路22で加熱されて給湯されるため,貯湯タンク21に貯溜される液体はブライン(不凍液)などであってもよい。
温水循環経路400は,貯湯タンク21から温水床暖房機器51,52の近傍を順に経由する温水供給配管(温水供給経路の一例)411と,温水供給配管411の終端部411aから温水床暖房機器51,52の近傍を逆順に経由して貯湯タンク21に戻る温水還流配管(温水還流経路の一例)412と,温水還流配管412から温水供給配管411に温水を供給するための制御弁421,422及び循環配管423と,温水床暖房機器51,52の近傍に設けられた温水分流部61,62と,を有している。
温水循環経路400では,制御弁421,422が前記タンク制御部(不図示)によって制御されることにより,温水供給配管411上に流れる温水の温度が調整される。具体的には,温水床暖房機器51,52などからの温水還流配管412上の低温の温水を循環配管423を通じて,温水供給配管411上の温水に混合させることにより,該温水供給配管411上の温水の温度が下げられる。
温水床暖房機器51,52は,分流経路510,520を介して温水分流部61,62に接続されている。
分流経路510は,温水分流部61から温水床暖房機器51に温水を供給するための分流供給配管511と,温水床暖房機器51から温水分流部61に温水を還流するための分流還流配管512とを有している。なお,分流経路520も同様に構成される。
温水床暖房機器51,52では,該温水床暖房機器51,52に設けられた不図示の循環ポンプが稼働されることにより貯湯タンク21から温水循環経路400上に循環される温水の供給を受けて床暖房が実現される。
ここで,図3を用いて,温水分流部61の概略構成について説明する。なお,温水分流部62については温水分流部61と同様に構成されているため説明を省略する。
図3に示すように,温水分流部61は,温水供給配管411の分岐点611aに接続され,該温水供給配管411上の温水を温水床暖房機器51に向けて分流する分岐配管611(分流部の一例)と,温水還流配管412の分岐点612aに接続され,分流還流配管512からの温水を温水還流経路412上の温水に合流させる分岐配管612(合流部の一例)と,分岐配管611及び分流供給配管511と分岐配管612及び分流還流配管512とを各々接続する流路制御部613とを備えている。ここに,分流還流配管512及び分岐配管612が第一の温水経路の一例,分流供給配管511及び分岐配管611が第二の温水経路の一例である。なお,流路制御部613には,分岐配管612から温水還流配管412への温水の逆流を防止するための逆止弁72が設けられている。
流路制御部613は,ステッピングモータ等の不図示の駆動手段によって制御弁71を回動させることにより,温水供給配管411から分岐配管611を通じて分流供給配管511に供給される温水の量と,分流還流配管512から分岐配管612を通じて温水還流配管412に還流される温水の量と,分流還流配管512から分流供給配管511に循環される温水の量とを同時に調整するためのものである。以下,具体的に説明する。
図3(a)に示すように,温水床暖房機器51において高い暖房能力が要求されている場合などには,前記タンク制御部(不図示)によって制御弁71が制御されることにより分岐配管611が完全に開放される状態となる。
この場合には,温水床暖房機器51に設けられた不図示の循環ポンプが稼働され,貯湯タンク21内の温水が温水循環経路400上に循環されると,温水供給配管411から分岐配管611を通じて分流供給配管511に供給された全ての温水は,温水床暖房機器51を経由した後,分流還流配管512から分岐配管612を通じて温水還流配管412に還流される。なお,前述したように,温水床暖房機器51を稼働すると温水循環経路4上に温水が循環されることになるため,例えば温水床暖房機器52を長時間運転していなくても,該温水床暖房機器52まで引き回されている温水循環経路400上の水の凍結を防止することができる。
一方,図3(b)に示すように,前記タンク制御部(不図示)によって制御弁71が制御されることにより分岐配管611が半分開放される状態となった場合には,温水供給配管411から分岐配管611を通じて分流供給配管511に供給される温水は,図3(a)の状態に比べて半分になる。また,温水床暖房機器51から出力された温水は,制御弁71によって二分され,一方は分流還流配管512から分岐配管612を通じて温水還流配管412に還流され,他方は分流還流配管512から分流供給配管511に導かれる。ここに,分流還流配管512からの温水を分流供給配管511を通じて温水床暖房機器51に導くときの温水分流部61が加熱サイクル温水循環手段に相当する。
また,図3(c)に示すように,前記タンク制御部(不図示)によって制御弁71が制御されることにより分岐配管611が完全に遮断される状態となった場合には,温水供給配管411から分流供給配管511には温水が供給されない。一方,温水床暖房機器51から分流還流配管512を通じて出力された温水の全ては,制御弁71によって分流供給配管511に導かれる。したがって,温水床暖房機器51に設けられた不図示の循環ポンプが稼働された場合には,分流供給配管511,温水床暖房機器51,分流還流配管512の間だけで温水が循環されることになる。
以上,説明したように,給湯システムXでは,前記タンク制御部(不図示)によって温水分流部61の制御弁71が制御されることにより,温水供給配管411から温水床暖房機器51に供給される温水量と,分流還流配管512から分流供給配管511に向けて流れる温水量と,温水供給配管411から温水床暖房機器51に向けて流れる温水量とが制御される。ここに,かかる温水量の制御を具現するときの制御弁71が流量制御手段に相当する。
なお,給湯システムXでは,制御弁421,422や制御弁71,温水床暖房機器51,52などを駆動させるための電源供給配線や制御線などを,温水循環経路400に沿って配線すれば,その配線と温水循環経路400とをひとまとめにすることができるので,据付しやすくなる。このとき,電源供給配線は,複数の電源供給先を経由する一つのメイン供給路から,その電源供給先各々の近傍で分岐して該電源供給先に接続するように構成することで配線距離をできるだけ短くすることができる。なお,制御線は,タンク制御部(不図示)から,制御弁421,422や制御弁71,温水床暖房機器51,52などの制御対象機器ごとに配線すればよい。
また,本実施の形態では,貯湯タンク21内の温水が直接温水床暖房機器51や52に供給される構成について説明したが,分流経路510や520上に,貯湯タンク21内から供給される温水と温水床暖房機器51や52に循環される温水やブライン(不凍液)との間で熱交換を行う熱交換器を設けておくことも他の実施例として考えられる。
前記実施の形態では,本発明を直湯式の給湯システムXに適用する場合を例に挙げて説明した。本実施例1では,図4及び図5を用いて,貯湯式の給湯システムX1に適用する場合について説明する。なお,前記実施の形態で説明した給湯システムXと同様の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
ここに,図4は本発明の実施例1に係る給湯システムX1の配置を示すブロック図,図5は本発明の実施例1に係る給湯システムX1の概略構成を示すブロック図である。
図4及び図5に示すように,給湯システムX1では,貯湯タンク21に接続された温水循環経路400に,洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83など(給湯対象機器の一例)が接続されている。
温水循環経路400上における洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83の近傍には,温水循環経路400上の温水を分流するための温水分流部91〜93(温水分流手段の一例)が設けられており,該洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83は,分流供給配管911,921,931を介して温水分流部91〜93に接続されている。温水分流部91〜93は,例えば分流供給配管911,921,931を接続するための接続口や弁構造などである。
そして,給湯システムX1では,例えば洗面給湯蛇口81が開かれると,給水口24から給水経路22aを通じて貯湯タンク21の下層部にかかる水圧によって,該貯湯タンク21の上層部の温水が,温水循環経路400,温水分流部91,給湯混合弁222,分流供給配管911を経て洗面給湯蛇口81から出力される。なお,洗面給湯蛇口81から出力される温水の温度は,給湯混合弁222における給水口24からの水との混合によって調節される。図5では,給湯混合弁222が給水口24に接続されている状態を示しているが,該給湯混合弁222は,洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83各々に配管された水道管などに接続すればよい。
このように,給湯システムX1では,洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83各々の近傍において共通の温水循環経路400から温水を取り出すことができるため,該洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83各々から貯湯タンク21まで別々に配管を引き回す必要がなく,当該給湯システムX1全体の配管経路の長さを極力短縮することができる。
また,給湯システムX1では,洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83や,温水床暖房機器51,52のいずれか一つに温水が供給される際に,温水循環経路400上に温水が循環されることになるため,該温水循環経路400上における水の凍結を防止することができる。
なお,給湯システムX1では,温水循環経路400に洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83なども接続されているため,該温水循環経路400上の温水を直接温水床暖房機器51や52に供給しないように,分流経路510や520上に,貯湯タンク21内から供給される温水と温水床暖房機器51や52に循環される温水やブライン(不凍液)との間で熱交換を行う熱交換器を設けておくことが望ましい。
次に,本実施例2では,図6及び図7を用いて,貯湯式の給湯システムX2に適用する場合について説明する。なお,前記実施の形態で説明した給湯システムXや前記実施例1で説明した給湯システムX1と同様の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
ここに,図6は本発明の実施例2に係る給湯システムX2の配置を示すブロック図,図7は本発明の実施例2に係る給湯システムX2の概略構成を示すブロック図である。
図6及び図7に示すように,給湯システムX2は,温水循環経路400(図1,図2参照)に換えて,貯湯タンク21から洗面給湯蛇口81や浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83の近傍を経由して貯湯タンク21に戻る温水循環経路401と,貯湯タンク21から温水床暖房機器51,52の近傍を経由して貯湯タンク21に戻る温水循環経路402とを有している。
温水循環経路402には,貯湯タンク21内に貯溜された温水との間の熱交換によって該温水循環経路402内の温水を加熱する熱交換部430が設けられている。例えば,熱交換部430は,貯湯タンク21内を通過するように配された銅管である。
即ち,給湯システムX2では,2系統の循環経路によって,洗面給湯蛇口81や浴室給湯蛇口82,台所給湯蛇口83などに供給される温水と,温水床暖房機器51,52などに供給される温水とが切り分けられているため,それらの温水が混合されることがない。
また,このように構成された給湯システムX2でも,洗面給湯蛇口81,浴室給湯蛇口82及び台所給湯蛇口83で温水循環経路401が共用され,温水床暖房機器51及び52で温水循環経路402が共用されるため,個別に配管を引き回す場合に比べて当該給湯システムX2全体の配管経路の長さを短縮することができる。なお,温水循環経路401でも,該温水循環経路401の接続先のいずれか一つだけに温水を供給する場合に,該温水循環経路401全体に温水が循環されるように構成することで,該温水循環経路401における水の凍結のおそれを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る給湯システムの配置を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る給湯システムの概略構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る給湯システムに設けられる温水分流部の概略構成を示す模式図。 本発明の実施例1に係る給湯システムの配置を示すブロック図。 本発明の実施例1に係る給湯システムの概略構成を示すブロック図。 本発明の実施例2に係る給湯システムの配置を示すブロック図。 本発明の実施例2に係る給湯システムの概略構成を示すブロック図。 従来の給湯システムの配置を示すブロック図。
符号の説明
1…ヒートポンプユニット
2…貯湯タンクユニット
3…温水配管
11…圧縮機
12…水熱交換器
121…冷媒配管
122…水配管
13…膨張弁
14…室外空気熱交換器
15…循環ポンプ
21…貯湯タンク
22…直接給湯経路
22a…給水経路
221…給湯配管
222…給湯混合弁
24…給水口
25…給湯口
31a〜31c…温度センサ
32…攪拌部材
33…駆動モータ
400,401,402…温水循環経路
411…温水供給配管
412…温水還流配管
421,422…制御弁
423…循環配管
430…熱交換部
51,52…温水床暖房機器(供給対象機器の一例)
510,520…分流経路
511…分流供給配管
512…分流還流配管
61,62,91〜93…温水分流部(温水分流手段の一例)
611,612…分岐配管
613…流路制御部
71…制御弁
72…逆止弁
81…洗面給湯蛇口(供給対象機器の一例)
82…浴室給湯蛇口(供給対象機器の一例)
83…台所給湯蛇口(供給対象機器の一例)
X,X1…給湯システム

Claims (5)

  1. 所定の加熱手段で加熱された後の温水が貯溜される貯湯タンクを備え、前記貯湯タンクに貯溜された温水及び/又は前記貯湯タンク内の温水との間の熱交換によって加熱された後の温水を複数の供給対象機器に給湯する給湯システムであって、
    前記貯湯タンクから複数の前記供給対象機器の近傍を順に経由して前記貯湯タンクに戻る温水循環経路と、
    前記温水循環経路上における前記供給対象機器各々の近傍に設けられ、前記温水循環経路上の温水を前記供給対象機器に分流させる複数の温水分流手段とをさらに備え、
    前記温水循環経路は、前記貯湯タンクから複数の前記供給対象機器の近傍を順に経由する温水供給経路および前記温水供給経路の終端部から複数の前記供給対象機器の近傍を逆順に経由して前記貯湯タンクに戻る温水還流経路を含み、
    前記複数の温水分流手段の各々は、
    前記温水供給経路に接続される第1の分岐配管と、
    前記複数の供給対象機器の一方端に接続される分流供給配管と、
    前記温水還流経路に接続される第2の分岐配管と、
    前記複数の供給対象機器に他方端に接続される分流還流配管と、
    前記第1および第2の分岐配管と前記分流供給配管および前記分流還流配管との間に設けられる流路制御部を有し、
    前記流路制御部は、
    前記第1および第2の分岐配管と、前記分流供給配管および前記分流還流配管とが接続されている温水合流室と、
    前記温水合流室を2分するための制御弁とを有し、
    前記流路制御部は、前記制御弁の位置を調整することにより、前記温水合流室に流入する前記温水供給経路からの温水量および前記温水合流室に流入する前記分流還流配管からの温水量の比率の調整を行なうことにより、前記温水合流室から前記分流供給配管に流出する温水の状態が決定される、給湯システム。
  2. 前記制御弁は、
    弁本体と、
    前記弁本体の一方端に設けられる蓋部とを有し、
    前記流路制御部は、前記第1および第2の分岐配管、前記分流供給配管および前記分流還流配管のうち1つの配管の温水量を前記蓋部を用いて制限する、請求項1に記載の給湯
    システム。
  3. 前記複数の供給対象機器のいずれか一つ又は複数は、前記温水循環経路から供給される温水を熱媒体として用いる、請求項1に記載の給湯システム。
  4. 前記温水還流経路上の温水を、前記温水供給経路上に導く加熱サイクル温水循環手段をさらに備える、請求項3に記載の給湯システム。
  5. 前記加熱サイクル温水循環手段が、前記温水還流経路上から前記温水供給経路上に向けて流れる温水量と、前記温水供給経路から前記供給対象機器に向けて流れる温水量とを制御する流量制御手段を有する、請求項4に記載の給湯システム。
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