JP5159186B2 - ビードフィラー用ゴム組成物およびそれを用いたビードフィラーを有するタイヤ - Google Patents

ビードフィラー用ゴム組成物およびそれを用いたビードフィラーを有するタイヤ Download PDF

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Description

本発明は、ビードフィラー用ゴム組成物およびそれを用いたビードフィラーを有するタイヤに関する。
タイヤのビードフィラーに使用されるゴム組成物は、剛性(E*)を高く、転がり抵抗(tanδ)を低く、破断時伸び(EB(%))に優れる(操縦安定性、転がり抵抗特性および縁石ピンチカット性能に優れる)必要がある。
これらの要求を満足するために、ゴム成分に、カーボンブラック、ガラス短繊維などの無機短繊維および変性フェノール樹脂などの硬化性樹脂を配合させたビードフィラー用ゴム組成物(例えば、特許文献1参照)が知られている。そこで、ゴム組成物の補強効果を大きくし、ゴムの硬度を高く(剛性を高く)させる目的や、ゴム組成物の耐久性を上げるために、カーボンブラックなどの充填剤やフェノール樹脂の配合量を多くする必要がある。しかし、近年、タイヤの転がり抵抗を低減する市場ニーズや、低コスト化のための加工性の改善など、さまざまな改善の余地がある。
ところで、天然ゴムは、合成ゴムと比較して優れた生ゴム強度(グリーンストレングス)を有しており、加工性に優れている。また、加硫ゴムとしても機械的強度が高く、耐摩耗性に優れているため、トラック/バス用タイヤなど大型タイヤに多く使用されている。しかしながら、近年、省資源や炭酸ガス排出抑制の規制強化などの環境問題的観点より、大型タイヤの低燃費性が重要視されてきており、天然ゴムの優れた特性である耐摩耗性などを低下させることなく、低燃費性の向上が急務となっている。
また、天然ゴムは、天然ゴム中に存在している蛋白質や脂質などの非ゴム成分が起因となって分子同士が絡み合い、ゲル化がおこるとされている。ゲル化がおこるとゴムの粘度が上昇し、加工性が悪化するという欠点がある。一般的に、天然ゴムの加工性を改良するために、練りロール機や密閉式混合機で素練りし、分子量を下げるという方法が用いられているが、このような素練りは分子主鎖をランダムに切断してしまうため、燃費特性の悪化を引きおこす。一方、ゲル化の要因の一つとしてあげられている蛋白質を除去する方法が、ゲル化を抑制する方法として提案されている。
そこで、機械的特性を損ねることなく、低燃費性および加工性に優れたタイヤトレッド用ゴム組成物を得るために、ゴム成分に重量平均分子量が140万以上、チッ素含有率が0.1重量%以下である脱蛋白質天然ゴムを含有するタイヤトレッド用ゴム組成物が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−72312号公報 特開2005−47993号公報
本発明は、操縦安定性、転がり抵抗特性および縁石ピンチカット性能をバランスよく向上させ(つまり、剛性(E*)が高く、転がり抵抗(tanδ)が低く、破断時伸び(EB(%))に優れる)、さらにコストを抑えとゴム加工性を向上することができるビードフィラー用ゴム組成物およびそれを用いたビードフィラー用ゴム組成物を有するタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、蛋白質の指標としての総チッ素含有率が0.3重量%以下である脱蛋白天然ゴムを含むゴム成分を含有するビードフィラー用ゴム組成物に関する。
前記脱蛋白天然ゴムの総チッ素含有率は、0.1重量%以下であることが好ましい。
前記ゴム成分中の脱蛋白天然ゴムの含有率は、10〜100重量%であることが好ましい。
前記ゴム成分中の脱蛋白天然ゴムの含有率は、50〜100重量%であることが好ましい。
前記ゴム成分中の脱蛋白天然ゴムの含有率は10〜80重量%、天然ゴムの含有率は0〜70重量%であり、スチレン−ブタジエンゴムの含有率は10〜30重量%であることが好ましい。
前記ビードフィラー用ゴム組成物において、ゴム成分100重量部に対して、充填剤を40〜90重量部含有することが好ましい。
前記ビードフィラー用ゴム組成物において、充填剤はカーボンブラックであることが好ましい。
前記ビードフィラー用ゴム組成物において、充填剤中のシリカの含有率は、0〜45重量%であることが好ましい。
また、本発明は、前記ビードフィラー用ゴム組成物を用いたビードフィラーを有するタイヤに関する。
本発明によれば、所定の脱蛋白天然ゴムを所定量含有することで、操縦安定性、転がり抵抗特性および縁石ピンチカット性能をバランスよく向上させ(つまり、剛性(E*)が高く、転がり抵抗(tanδ)が低く、破断時伸び(EB(%))に優れる)、さらにコストを抑えとゴム加工性を向上することができるビードフィラー用ゴム組成物およびそれを用いたビードフィラー用ゴム組成物を有するタイヤを提供することができる。
本発明のビードフィラー用ゴム組成物は、所定の脱蛋白天然ゴム(以下、DPNRということもある)を含むゴム成分を含有する。
図1は、本発明のビードフィラー8から構成されるタイヤ1の断面図を示したものである。
タイヤ1は、トレッドゴムからなるトレッド2と、その両端部からタイヤ半径方向内方に伸び、タイヤ外皮をなすサイドウォールゴムからなる一対のサイドウォール3と、各サイドウォール3の内方端に設けられたクリンチエイペックス4とを有し、この例では乗用車用のタイヤが示されている。
タイヤ1は、例えば各クリンチエイペックス4のビードコア5、ビードコア5間をトロイド状にまたがってのびているカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド2の内部に配されたトレッド補強コード層7とを含んで構成されている。
前記カーカス6は、例えばラジアル構造の1枚のカーカスプライから形成される。前記カーカスプライは、例えばビードコア5をまたがるトロイド状の本体部6aと、その両側に連なりビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に向けて折り返された一対の折返し部6bとを有する。
そして、ビードフィラーゴム8Gからなるビードフィラー8は、カーカスプライの本体部6aと折返し部6bとの間で、ビードコア5から半径方向外側にのびるように配されている。
また、前記トレッド補強コード層7は、金属コードをタイヤ周方向に対して配列した2枚のベルトプライ(9Aおよび9B)を重ねて構成したベルト9と、そのタイヤ半径方向外側に配されたタイヤ周方向にのびるコードを有したバンドプライからなるバンド10とを含んで構成されている。なおバンド10は、必要に応じて省略することもできる。
また、タイヤ1は、前記トレッド補強コード層7のタイヤ半径方向外側に、ベースゴム11を介してトレッド2が配され、ベースゴム11のタイヤ軸方向の両側縁は、前記サイドウォールに接続されている。
また、同タイヤ半径方向の内端は、金属製のリムRに接触することができる。
本発明では、天然ゴム(NR)中に5〜10重量%程度含まれ、ゲル化を引きおこす蛋白質を除去し、蛋白質の指標としての総チッ素含有率を0.3重量%以下にした脱蛋白天然ゴム(DPNR)をゴム成分の一部として配合することで、加工時のゴム粘度を下げ加工性を改善している。なお、天然ゴムを脱蛋白する処理としては、特開2005−47993号公報などに記載されている従来から公知の方法を採用することができる。また、脱蛋白するNRとしては、RSS#3やTSR20など、従来から使用されるグレードのものを使用することができる。
本発明では、脱蛋白天然ゴムの蛋白質含有量の指標として総チッ素含有率を用いている。脱蛋白天然ゴムの総チッ素含有率は、ゲル化を引き起こさないという理由から、0.3重量%以下、好ましくは0.1重量%以下である。なお、脱蛋白天然ゴムの総チッ素含有率の下限値は低い方が好ましく、できればチッ素を含有しないことが望ましい。
脱蛋白天然ゴムの重量平均分子量は、生ゴム強度が高い点から、140万以上が好ましい。なお、脱蛋白天然ゴムの重量平均分子量の上限値はとくに制限はない。
また、脱蛋白天然ゴムはゲル分が減少した天然ゴムであり、トルエン不溶分として測定される脱蛋白天然ゴムのゲル含有率は、未加硫ゴムの粘度の上昇を抑制でき、加工性に優れる点から、10重量%以下が好ましい。なお、脱蛋白天然ゴムのゲル含有率は低い方が好ましく、できればゲル分を含有しないことが望ましい。
ゴム成分中の脱蛋白天然ゴムの含有率は10重量%以上、好ましくは50重量%以上である。脱蛋白天然ゴムの含有率が10重量%未満では、脱蛋白天然ゴムを配合することによる改善効果が小さくなるため好ましくない。また、ゴム成分中の脱蛋白天然ゴムの含有率の上限値は、とくに制限はなく、100重量%でもよい。
本発明では、ゴム成分として、DPNR以外のゴム成分を使用する場合、DPNRと併用するゴム成分としては、例えば、NR、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などがあげられるが、強度に優れる点から、NRが好ましく、コスト面から物性を大きく劣化させない範囲で、SBRを用いることが好ましい。
NRとしては、DPNRに使用するNRと同様に、RSS#3やTSR20など、従来から使用されるグレードのものを使用することができる。
NRを含む場合、ゴム成分中のNRの含有率は、強度とコスト面のバランスに優れる点から、0〜70重量%が好ましく、0〜30重量%がより好ましい。
SBRとしては、とくに制限はなく、従来から使用される住友化学工業(株)製のSBR1502やSBR SE2148などを使用することができる。
SBRを含む場合、ゴム成分中のSBRの含有率は、コストに優れる点から、10〜30重量%が好ましく、15〜25重量%がより好ましい。
本発明のビードフィラー用ゴム組成物は、DPNRに加えて、充填剤、オイルおよび樹脂を含むことが好ましい。
充填剤としては、とくに制限はないが、従来から使用されるカーボンブラックやシリカがよく知られている。また、これら以外にも、炭酸カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、クレー、タルクなどもあげられる。なかでも、強度、加工性、コスト面という理由からカーボンブラックを使用することが好ましく、低転がり抵抗性という理由からシリカが好ましい。
充填剤としてカーボンブラックを配合する場合、カーボンブラックの配合量は、操縦安定性、コストに優れる点から、ゴム成分100重量部に対して50〜90重量部が好ましく、80〜90重量部がより好ましい。
充填剤としてシリカを配合する場合、シリカの配合量は、低転がり抵抗性に優れる点から、ゴム成分100重量部に対して5〜30重量部が好ましく、15〜30重量部がより好ましい。
充填剤としてシリカを配合する場合、充填剤中のシリカの含有率は、低転がり抵抗性と加工性とのバランスに優れる点から、7〜43重量%が好ましく、7〜29重量%がより好ましい。
本発明では、充填剤としてシリカを使用する場合、シランカップリング剤を含有することが好ましい。本発明で好適に使用できるシランカップリング剤は、従来からシリカと併用される任意のシランカップリング剤とすることができる。具体的には、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリメトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド等のスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシラン等のメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等のビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン等のグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシラン等のニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシシラン等のクロロ系等があげられる。カップリング剤添加効果とコストの両立からビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が好適に用いられる。これらシランカップリング剤は1種、または2種以上組み合わせて用いてもよい。
シランカップリング剤の配合量は、適正なコストでカップリング効果が得られ、より一層良好な補強性や耐摩耗性が達成できる点から、シリカ100重量部に対して0.5〜1.3重量部が好ましく、0.7〜1.1重量部がより好ましい。
オイルとしては、プロセスオイル、植物油脂、動物油脂などがあげられる。
プロセスオイルとしてはパラフィン系プロセスオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセスオイルなどがあげられる。
植物油としては、ひまし油、綿実油、あまに油、なたね油、大豆油、パーム油、やし油、落花生油、ロジン、パインオイル、パインタール、トール油、コーン油、こめ油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、パーム核油、椿油、ホホバ油、マカデミアナッツ油、サフラワー油、桐油などがあげられる。
動物油脂としては、オレイルアルコール、魚油、牛脂などがあげられる。
なかでも、耐久性とコスト面に優れる点から、プロセスオイルが好ましく、芳香族系プロセスオイルがより好ましい。
オイルの配合量は、硬度(Hs)を維持して、操縦安定性に優れる点から、ゴム成分100重量部に対して0〜5重量部が好ましく、1〜3重量部がより好ましい。
樹脂(レジン)としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂などがあげられる。
フェノール樹脂としては、住友デュレツ(株)製のスミライトレジンPR12686などがあげられる。
なかでも、安価で、耐熱性および耐水性に優れる点から、フェノール樹脂が好ましい。
樹脂(レジン)の配合量は、ゴムの硬度(Hs)のバランスに優れる点から、ゴム成分100重量部に対して0.1〜30重量部が好ましく、15〜25重量部がより好ましい。
本発明のビードフィラー用ゴム組成物は、前記ゴム成分、充填剤、シランカップリング剤、オイルおよび樹脂(レジン)以外にも、従来からタイヤ工業において使用される配合剤、例えば、ワックス、老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄などの加硫剤、加硫促進剤などを適宜配合することができる。
本発明のビードフィラー用ゴム組成物は、一般的な方法で製造される。すなわち、バンバリーミキサーやニーダー、オープンロールなどで前記ゴム成分、必要に応じてその他の配合剤を混練りし、その後加硫することにより、本発明のビードフィラー用ゴム組成物を製造することができる。
ここで、ビードフィラー8は、ビードフィラーを有するタイヤの部分断面図である図1に示すように、カーカスプライの6aおよび6bとの間で、ビードコア5から半径方向外側にのびるように配されるゴム部であり、タイヤをリム部に保持する役割、ビード部の耐久性を維持する役割や操縦安定性を維持する役割がある。
本発明のビードフィラー用ゴム組成物は、硬度(Hs)が高いという理由から、タイヤ部材のなかでもビードフィラーとして使用するものである。
本発明のタイヤは、本発明のビードフィラー用ゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。すなわち、必要に応じて前記配合剤を配合した本発明のゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤのビードフィラーの形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧してタイヤを製造する。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
以下、実施例、参考例および比較例で使用した各種市販薬品について説明する。
天然ゴム(NR):一般的なRSS#3グレード(ハイアンモニア天然ゴムラテックス)
0.3%−DPNR:以下の脱蛋白天然ゴムの調製に従い調製した。
0.1%−DPNR:以下の脱蛋白天然ゴムの調製に従い調製した。
スチレン−ブタジエンゴム(SBR):住友化学工業(株)製のSBR1502
カーボンブラック:東海カーボン(株)製のシーストN
シリカ:デグサ製のVN3
シランカップリング剤:デグサのSi−69
樹脂:住友デュレツ(株)製のPR12686(変性フェノール樹脂混合物)
アロマオイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスP523
ステアリン酸:日本油脂(株)製の桐
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
硫黄:日本乾留工業(株)製のセミサルファー
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS−P
加硫促進剤(2):三新化学工業(株)製のサンセラーH
下記に示す方法により脱蛋白天然ゴムを作製し、各々分析を行なった。
(脱蛋白天然ゴム(DPNR)の調製方法−1)
ソクテック社(マレーシア)製の高アンモニアタイプの天然ゴムラテックス(固形分60.2%)150mlをゴム固形分が10%になるように2Lの蒸留水で希釈し、0.12%のナフテン酸ソーダで安定化させ、リン酸二水素ナトリウムを添加してpHを9.2に調節した。ついで、脱蛋白酵素アルカラーゼ2.0M(ノボノルディスクバイオインダストリー(株))2.0gを100mlの蒸留水に分散させて、前記希釈天然ゴムラテックスに加えた。ラテックスのpHを再度9.2に調整した後、37℃で24時間維持して脱蛋白処理を行なった。脱蛋白処理を完了したラテックスに対して、陰イオン性界面活性剤ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(花王(株)製のKP4401)を1重量%の割合で添加し、10,000rpmで30分間遠心分離を行なった。遠心分離後、上層に分離したクリーム状のゴム分を取り出し、さらに水で希釈することにより、ゴム固形分60%の脱蛋白処理された脱蛋白質天然ゴムラテックスを得た。
得られた脱蛋白質天然ゴムラテックスをガラス板上にキャストし、室温で乾燥させた後、減圧下で乾燥させてポリマーを得た。得られたポリマーをガラス板上に流延し、室温で乾燥させた後、減圧下で乾燥させた。乾燥後、アセトンと2−ブタノンの混合溶媒(3:1)で抽出し、ホモポリマー等の不純物を除去し、0.3%−脱蛋白質天然ゴム(0.3%−DPNR)を得た。
(脱蛋白天然ゴム(DPNR)の調製方法−2)
脱蛋白天然ゴム(DPNR)の調製方法−1の調製方法において、脱蛋白酵素アルカラーゼ2.0Mを7.8gに代えた他は脱蛋白天然ゴム(DPNR)の調製方法−1の調製方法と同様にして脱蛋白質天然ゴムラテックスを得た。
得られた脱蛋白質天然ゴムラテックスをガラス板上にキャストし、室温で乾燥させた後、減圧下で乾燥させてポリマーを得た。得られたポリマーをガラス板上に流延し、室温で乾燥させた後、減圧下で乾燥させた。乾燥後、アセトンと2−ブタノンの混合溶媒(3:1)で抽出し、ホモポリマー等の不純物を除去し、0.1%−脱蛋白質天然ゴム(0.1%−DPNR)0.1%−DPNRを得た。
(チッ素含有率)
ケルダール試験法によりチッ素含有率を測定した。
NR、0.3%−DPNRおよび0.1%−DPNRについての分析の結果を表1に示す。
Figure 0005159186
実施例15〜20、参考例1〜14および比較例1
(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、硫黄および加硫促進剤を除く各種材料を150℃排出で8分間混練りして混練り物を得た。その後、オープンロール上で、得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を加えて80℃の条件下で6分間練り込み、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を150℃の条件下で30分間プレス加硫することで、実施例15〜20、参考例1〜14および比較例1のビードフィラー用ゴム組成物を得た。
(硬度(Hs)測定)
JIS K 6253「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴムの硬さ試験方法」の試験方法に準じて、タイプAデュロメーターを用いて、25℃における加硫ゴム組成物の硬度(Hs)を測定した。
(ゴム加工性)
JIS K 6300「未加硫ゴムの試験方法」に準じて、(株)島津製作所製のムーニー粘度試験機を用い、1分間の予熱によって熱せられた130℃の温度条件にて、小ローターを回転させ、4分間経過した時点での未加硫ゴム組成物のムーニー粘度を測定した。なお、ムーニー粘度が小さいほど、加工性に優れる。そして、基準配合(比較例1)のゴム加工性指数を100とし、以下の計算式により、各配合のムーニー粘度をそれぞれ指数表示した。ゴム加工性指数が大きいほど、加工しやすく、加工性が優れていることを示す。
(ゴム加工性指数)=(基準配合のムーニー粘度)
÷(各配合のムーニー粘度)×100
(粘弾性試験)
(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターVESを用いて、初期歪み10%、動歪み2%および振動周波数10Hzの条件下で70℃におけるtanδおよびE*を測定した。なお、tanδが小さいほど転がり抵抗が小さく低燃費性に優れ、E*が大きいほど剛性が高く操縦安定性が優れる。そして、基準配合(比較例1)の転がり抵抗指数および操縦安定性指数を100とし、以下の計算式により、各配合のtanδおよびE*をそれぞれ指数表示した。転がり抵抗指数が大きいほど低燃費性に優れることを示し、操縦安定性指数が大きいほど剛性が高く、操縦安定性が優れることを示す。
(転がり抵抗指数)=(比較例1のtanδ)÷(各配合のtanδ)×100
(操縦安定性指数)=(各配合のE*)÷(比較例1のE*)×100
(引張試験)
前記加硫ゴム組成物からからなる3号ダンベル型試験片を用いて、JIS K 6251「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴム−引張特性の求め方」に準じて引張試験を実施し、破断時伸びEB(%)を測定した。なお、EB(%)が大きいほど、縁石ピンチカット性能に優れる。そして、基準配合(比較例1)の破断時伸び指数を100とし、以下の計算式により、各配合のEB(%)をそれぞれ指数表示した。破断時伸び指数が大きいほど、縁石ピンチカット性能に優れることを示す。
(破断時伸び指数)=(各配合のEB(%))÷(比較例1のEB(%))×100
(コスト)
表2において、コストとは、原材料の単位重量当たりの価格のことである。そして、基準配合(比較例1)のコストをコスト指数100とし、以下の計算式により、各配合のコストをそれぞれ指数表示した。
(コスト指数)=(基準配合の単位重量価格)÷(各配合の単位重量価格)×100
(トータル)
表2において、トータルとは、ゴム加工性指数、操縦安定指数、転がり抵抗指数、破断時伸び指数およびコスト指数の単純合計であり、大きいほど総合力に優れる。
上記評価結果を表2に示す。
Figure 0005159186
参考例1のゴム組成物の評価結果からわかるように、0.3%−DPNRを用いることで、硬度を高く維持し、転がり抵抗が小さく低燃費性に優れ、剛性が高く操縦安定性が優れ、ゴム加工性とも向上する。
参考例5のゴム組成物の評価結果からわかるように、0.3%−DPNRをゴム成分中に10重量%含むことで効果(硬度、低燃費性、操縦安定性、ゴム加工性)が現れ、参考例1〜5にあるように0.3%−DPNRの含有率が高いほど、高い効果を得ることができる。
参考例1および2のゴム組成物の評価結果からわかるように、コストも考慮すると、0.3%−DPNRをゴム成分中に65重量%含むことが最適であるとわかる。つまり、0.3%−DPNRのゴム成分中の含有率が大きいほど性能は向上するが、0.3%−DPNRを多量に使用することで、0.3%−DPNRを配合しないときよりもコストがかかる結果となることがわかる。
参考例6のゴム組成物の評価結果からわかるように、0.1%−DPNRを用いることで、硬度を高く維持し、さらに転がり抵抗が小さく低燃費性に優れ、剛性が高く操縦安定性が優れ、ゴム加工性ともに、0.3%−DPNRを使用したゴム組成物よりも向上することがわかる。しかし、参考例3および6のゴム組成物の評価結果からわかるように、0.1%−DPNRは0.3%−DPNRに比べて高価であるため、0.1%−DPNRを用いることでコストが上がるという背反する結果となることがわかる。
参考例1、7〜14のゴム組成物の評価結果からわかるように、充填剤を増やすと、硬度を高く維持し、剛性が高く操縦安定性が優れるが、燃費性(転がり抵抗)やゴム加工性の向上は見込めない結果となることがわかる。これら結果より、ゴム成分100重量部に対して、充填剤の配合量は、好ましくは55〜85重量部、さらに好ましくは60〜75重量部であることがわかる。
参考例1、実施例15〜20のゴム組成物の評価結果からわかるように、カーボンの一部をシリカで置き換えることで、さらに低燃費性(転がり抵抗)を改善できることがわかる。ただし、シリカを増量すると、硬度が下がり、操縦安定性やゴム加工性の向上は見込めない結果となることがわかる。これら結果より、充填剤中のシリカの含有率は43%以下が好ましく、29%以下がより好ましく、7〜22%の範囲がさらに好ましいことがわかる。
本発明のビードフィラーから構成されるタイヤの断面図を示したものである。
符号の説明
1 タイヤ
2 トレッド
3 サイドウォール
4 クリンチエイペックス
5 ビートコア
6 カーカス
6a カーカスプライの本体部
6b カーカスプライの折返し部
7 コード層
8 ビードフィラー
8G ビードフィラーゴム
9 ベルト
9A、9B ベルトプライ
10 バンド
11 ベースゴム
R リム

Claims (5)

  1. 蛋白質の指標としての総チッ素含有率が0.3重量%以下である脱蛋白天然ゴムを含むゴム成分100重量部に対して、充填剤40〜90重量部を含有するビードフィラー用ゴム組成物であって、
    ゴム成分中の脱蛋白天然ゴム以外のゴム成分がスチレン−ブタジエンゴムであり、そのゴム成分中の含有率が10〜30重量%であって、
    充填剤がカーボンブラックとシリカからなるものであり、シリカの充填剤中の含有率が7〜43重量%であるビードフィラー用ゴム組成物
  2. 脱蛋白天然ゴムの総チッ素含有率が0.1重量%以下である請求項1記載のビードフィラー用ゴム組成物。
  3. シリカ100重量部に対して、シランカップリング剤0.5〜1.3重量部を、さらに含有する請求項1または2記載のビードフィラー用ゴム組成物。
  4. ゴム成分100重量部に対して、オイル1〜3重量部および/または樹脂0.1〜30重量部をさらに含有するビードフィラー用ゴム組成物であって、
    オイルがプロセスオイル、植物油脂および動物油脂から選択されるものであり、
    樹脂がフェノール樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂およびユリア樹脂から選択されるものである請求項1〜3のいずれかに記載のビードフィラー用ゴム組成物。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載のビードフィラー用ゴム組成物を用いたビードフィラーを有するタイヤ。
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