JP5157570B2 - 重合性イミダゾール塩、その重合体および機能性膜 - Google Patents
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しかしながら、電解質溶液として用いる場合には、イオン液体自身もイオンからなるために、電位勾配に沿って移動してしまうという欠点を有しており、イオンの伝導場としては適していない。
そこで、目的イオンが電位勾配に沿って移動してしまわないように、イオン液体を高分子量化する試みがなされている。しかし、イオン液体を高分子量化することによりフレキシビリティが低下する。このため、モノマーに比べて電気伝導度が低下するといった問題が生じる(非特許文献1)。
この様な問題を解決するために、分子内に複数個のイミダゾール塩を有するイオン性モノマーの設計を行い、電気伝導度の低下を防ぐ試みがなされている(特許文献1)。また、イミダゾール塩と重合性基の間に、様々な長さのアルキル鎖あるいはポリエチレンオキシド鎖を有する化合物について、合成および評価を行った報告がなされている(非特許文献2−4)。
更に、透明導電膜/帯電防止膜として導電性無機酸化物粒子と樹脂バインダーにイオン液体を加えることにより、導電性を向上させる試みがなされている(特許文献2)。しかし、この場合、イオン液体成分がバインダー樹脂に対して化学的に結合されていないため、膜からのイオン液体のブリードアウトが問題になる。またこのような場合、イオン液体が可塑剤成分として作用するために、膜の力学的特性、特にハードコート特性が低下するといった問題がある。
本発明の別の課題は、上記本発明の機能性膜等に利用することができる、新規な重合性イミダゾール塩及び重合体を提供することである。
また本発明によれば、上記重合性イミダゾール塩を含む組成物を重合して得た重合体が提供される。
更に本発明によれば、平均粒径3nm〜200nmである、酸化インジウム、スズドープ酸化インジウム、アンチモンドープ酸化スズ、酸化亜鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、ガリウムドープ酸化亜鉛、酸化スズ及びリンドープ酸化スズからなる群より選択される少なくとも1種の微粒子である、導電性を有する微粒子と、上記重合体を含み、膜厚が0.1〜50μmである機能性膜が提供される。
更にまた本発明によれば、平均粒径3nm〜200nmである導電性を有する微粒子と、上記重合体を含み、膜厚が0.1〜50μmである透明導電膜が提供される。
本発明の機能性膜は、上記重合性イミダゾール塩を利用した重合体を、導電性を有する微粒子の樹脂バインダーとして用いるので、高い基材接着性、良好な帯電防止性あるいは導電性、光学特性および力学的特性を高次元で満足することができる。従って、本発明の機能性膜は、透明導電膜や透明帯電防止膜としての利用が期待できる。
本発明の重合性イミダゾール塩は、上記式(1)で表される塩である。
式(1)においてRは、水素原子またはメチル基を表す。また、nは0〜4の整数、mは2〜3の整数である。式(1)において、−(CH2CH2O)n(CH2)m−は具体的に、−(CH2)2−、−(CH2)3−、−CH2CH2O(CH2)2−、−CH2CH2O(CH2)3−、−(CH2CH2O)2(CH2)2−、−(CH2CH2O)2(CH2)3−−(CH2CH2O)3(CH2)2−、−(CH2CH2O)3(CH2)3−、−(CH2CH2O)4(CH2)2−、−(CH2CH2O)4(CH2)3−である。
まず、式(2)で示されるエチレンブロモヒドリンと、式(3)で示されるN−エチルイミダゾールとを反応させ、式(4)に示される四級アンモニウム塩を得る。
この四級アンモニウム塩化反応の反応温度は、通常−20℃〜150℃であり、好ましくは0℃〜100℃、最も好ましくは20℃〜60℃である。反応温度が−20℃より低い場合、反応の終結までに長時間を要するおそれがある。反応温度が150℃を超える場合、エチレンブロモヒドリンの沸点を超えるため、新たに冷却管あるいはオートクレーブといった付帯設備が必要になる。反応時間は、通常、5時間〜72時間である。
式(3)で示されるN−エチルイミダゾールの仕込み量は、式(2)で示されるエチレンブロモヒドリンに対して1.2〜2倍当量が好ましい。N−エチルイミダゾールが1.2倍当量より少ない場合、反応完結に長時間を要するおそれがある。N−エチルイミダゾールが2倍当量より多い場合、コストの問題から好ましくない。
この反応の反応温度および反応時間は、通常、室温程度で、5分〜5時間程度である。
式(5)に示されるLiTFSIの仕込み量は、式(4)で示される四級アンモニウム塩に対して理論当量以上であれば特に問題はないが、量が多すぎるとコストの問題から好ましくない。
式(7)で表されるイソシアネートモノマーとしては、例えば、アクリロイルオキシエチルイソシアネート、メタクリロイルオキシエチルイソシアネート、メタクリロイルオキシエチルオキシエチルイソシアネートが挙げられる。
上記ウレタン化反応の反応温度は、−20℃〜100℃が好ましく、更に好ましくは0℃〜80℃であり、最も好ましくは20℃〜50℃である。反応温度が−20℃より低い場合、反応の終結までに長時間を要するおそれがある。反応温度が100℃より高い場合、熱重合等の副反応が起こり易くなるおそれがある。
上記反応は通常無触媒で行われるが、ウレタン化反応を促進するための触媒を用いることもできる。該触媒としては、例えば、トリエチルアミン、ジアザビシクロオクタン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、ピリジン等の3級アミン、塩化スズ、ジブチルスズジアセテート、ジブチルジラウリン酸スズ等のスズ系化合物が挙げられる。
本発明の重合体を得るための上記組成物は、式(1)で示される重合性イミダゾール塩である、ウレタン結合とイミダゾール塩を有する(メタ)アクリレート化合物と共重合が可能な他のモノマーを含むことが好ましい。
該溶媒としては、組成物中のモノマー及び得られる重合体に対して良好な溶解性を示し、且つ、適度な揮発性を有するものであれば特に限定されない。例えば、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート、アセトン、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、アセトニトリル、水からなる群より選択される1種または2種以上の混合溶媒が好ましく挙げられる。
ラジカル重合法の場合は、例えば、上記組成物に、アゾビスイソブチロニトリルに代表されるアゾ系重合開始剤あるはベンゾイルパーオキシドに代表される有機過酸化物を加え、基材上に塗布した後、通常50℃〜150℃において熱処理することにより塗膜を硬化させることができる。
光重合法の場合は、例えば、上記組成物に、ベンゾフェノンに代表される光重合開始剤を加え、基材上に塗布した後、通常10mJ〜1J/cm2の紫外線を照射することにより塗膜を硬化させることができる。
前記導電性を有する微粒子としては、例えば、酸化インジウム、スズドープ酸化インジウム(以下、ITOと略す)、アンチモンドープ酸化スズ、酸化亜鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、ガリウムドープ酸化亜鉛、酸化スズ、リンドープ酸化スズが好ましく用いられる。
導電性を有する微粒子の平均粒径は、3nm〜200nmが好ましく、更に好ましくは5nm〜150nm、最も好ましくは10nm〜100nmである。微粒子の平均粒径が200nmを超える場合、得られる膜の透明性が損なわれるおそれがある。
導電性を有する微粒子の形状は特に制限はなく、球状、針状、燐片状等であっても何ら問題なく使用することができる。
ここで、本発明において「透明性」とは、可視光の全光線透過率が80%以上であり、且つ、ヘイズが3%以下であることを意味する。また、「導電性」とは、100Vの電圧を印加した場合の表面抵抗率が109(Ω/□)以下であることを意味する。
後者の製造方法において硬化は、上述した本発明の重合体の製造条件に基づいて、ラジカル重合法または光重合法の何れにおいても行うことができる。但し、基材が耐熱性に劣る樹脂の場合は、光重合法が好ましい。
本発明の機能性膜の製造に用いる基材としては、例えば、ガラス、ポリエチレンテレフタレート(以下、PETと略す)、ポリエチレンナフタレート、ポリカーボネート等、透明性を有するものであれば特に限定されないが、光学特性およびコストのバランスによりPETフィルムが好ましく用いられる。
前記製膜のための、基材への塗布方法としては、例えば、スピンコート法、バーコート法、スプレーコート法、ディップコート法あるいは印刷法が挙げられる。
製造例1 N−エチル−N'−ヒドロキシエチルイミダゾールビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドの合成
10℃以下に設定した水浴中でエチレンブロモヒドリン5.00g(40mmol)にN−エチルイミダゾール5.76g(60mmol)を滴下した。室温まで昇温後2時間、更に50℃に昇温した後21時間撹拌した。この際、ガスクロマトグラフィーによりエチレンブロモヒドリンの消失を確認した。次いで、反応混合物をジエチルエーテル200mlに滴下した後、デカンテーションによりジエチルエーテルを分離した。更に、ジエチルエーテル100mlにより洗浄を2回することにより精製操作を行った。得られた液体をイオン交換水200mlに溶解した後に、ビストリフルオロメタンスルホニルイミド(以下TFSIと略すこともある)リチウム塩11.84g(40mmol)を加え、室温下4時間アニオン交換反応を行った。続いて、反応溶液に酢酸エチルを加え、生成物を抽出(100ml×2回)した後、減圧乾燥することにより、式(5)で表されるN−エチル−N'−ヒドロキシエチルイミダゾールTFSI塩を得た。この塩は淡黄色液体であり、収量は12.95g、収率は76.2%であった。
室温下、製造例1において合成したN−エチル−N'−ヒドロキシエチルイミダゾールTFSI塩2.12g(5mmol)に、メタクリロイルオキシエチルイソシアネート0.776g(5mmol、カレンズMOI、昭和電工製)を滴下した。45℃に昇温した後、1晩撹拌し、淡黄色透明液体を得た。収量は2.88g、収率は99.4%であった。得られた反応物は、以下の1HNMRの結果から、式(6)で示されるメタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドであることがわかった。
1HNMR(DMSO−d6、80℃):1.44−1.46ppm(t,3H)、1.88ppm(s,3H)、3.24−3.29ppm(q,2H)、4.08ppm(t,2H)、4.20ppm(t,2H)、4.33ppm(t,2H)、4.40ppm(t,2H)、5.64ppm(s,1H)、6.02ppm(s,1H)、7.17ppm(s,1H)、7.75ppm−7.71ppm(d,2H)、9.12ppm(s,1H)。
メタクリロイルオキシエチルイソシアネートの代わりに、アクリロイルオキシエチルイソシアネート(5mmol、カレンズAOI、昭和電工製)を用いた以外は実施例1と同様の操作を行い、淡黄色透明液体を得た。収量は2.79g、収率は98.7%であった。得られた反応物は、以下の1HNMRの結果から、式(7)で示されるアクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドであることがわかった。
1HNMR(DMSO−d6、80℃):1.44−1.46ppm(t,3H)、3.24−3.30ppm(q,2H)、4.08ppm(t,2H)、4.19ppm(t,2H)、4.32ppm(t,2H)、4.41ppm(t,2H)、5.88ppm(d,1H)、6.09ppm(t,1H)、6.31ppm(d,1H)、7.18ppm(s,1H)、7.75ppm−7.70ppm(d,2H)、9.11ppm(s,1H)。
メタクリロイルオキシエチルイソシアネートの代わりに、メタクリロイルオキシエチルオキシエチルイソシアネート(5mmol、カレンズEG、昭和電工製)を用た以外は実施例1と同様の操作を行い、淡黄色透明液体を得た。収量は3.11g、収率は99.8%であった。得られた反応物は、以下の1HNMRの結果から、式(8)で示されるメタクリロイルオキシエチルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドであることがわかった。
1HNMR(DMSO−d6、80℃):1.43−1.46ppm(t,3H)、1.86ppm(s,3H)、3.23−3.27ppm(q,2H)、3.98ppm(t,2H)、4.08ppm(t,2H)、4.20ppm(t,2H)、4.31ppm(t,2H)、4.33ppm(t,2H)、4.40ppm(t,2H)、5.63ppm(s,1H)、6.02ppm(s,1H)、7.15ppm(s,1H)、7.77ppm−7.69ppm(d,2H)、9.10ppm(s,1H)。
実施例1において合成したメタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミド5質量部、ジペンタエリスリトールペンタ/ヘキサアクリレート(日本化薬社製)25質量部、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニルフォスフィンオキサイド(チバ・スペシャリティー・ケミカル社製)1.5質量部、20%ITOイソプロパノール分散液(触媒化成社製)をITO固形分として70質量部及びエチレングリコールモノプロピルエーテル200質量部を混合することにより、透明導電性膜塗工液を調製した。
この塗工液を、基材としての5cm×5cmに裁断したPETフィルム(東洋紡社製)上に、スピンコートした。次いで、80℃に設定したオーブン内で5分間プリベイクした後に、窒素雰囲気下、UV(365nm、500mJ/cm2)を照射することにより膜を硬化させ、基材に透明導電膜を有する透明導電体を作製した。得られた透明導電膜について、以下に示す方法により、全光線透過率、ヘイズ、表面抵抗率、鉛筆硬度試験および碁盤目剥離試験を行った。結果を表1に示す。
全光線透過率/ヘイズ:JIS K7361−1に従い、ヘイズメーター(NDH2000、日本電色工業社製)を用いて評価した。
鉛筆硬度:JIS K5600−5−4に従い評価した。
碁盤目剥離試験:JIS K5600−5−6に従い評価した。
メタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドの代わりに、実施例2において合成したアクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを用いた以外は実施例4と同様の操作を行い、基材に透明導電膜を有する透明導電体を作製した。得られた透明導電膜について、実施例4と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
メタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドの代わりに、実施例3において合成したメタクリロイルオキシエチルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを用いた以外は実施例4と同様の操作を行い、基材に透明導電膜を有する透明導電体を作製した。得られた透明導電膜について、実施例4と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
メタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドの代わりに、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートを用いた以外は実施例4と同様の操作を行い、基材に透明導電膜を有する透明導電体を作製した。得られた透明導電膜について、実施例4と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
メタクリロイルオキシエチル(2−(3−エチルイミダゾリウム−1−イル)エチル)カーバメートビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドの代わりに、N−エチル−N'−ヒドロキシエチルイミダゾールビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドを用いた以外は実施例4と同様の操作を行い、基材に透明導電膜を有する透明導電体を作製した。得られた透明導電膜について、実施例4と同様の評価を行った。結果を表1に示す。
2:基材
3:透明導電膜
Claims (6)
- 式(1)中のX-が、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)イミドアニオンである請求項1記載の重合性イミダゾール塩。
- 請求項1または2記載の重合性イミダゾール塩を含む組成物を重合して得た重合体。
- 平均粒径3nm〜200nmである、酸化インジウム、スズドープ酸化インジウム、アンチモンドープ酸化スズ、酸化亜鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、ガリウムドープ酸化亜鉛、酸化スズ及びリンドープ酸化スズからなる群より選択される少なくとも1種の微粒子である、導電性を有する微粒子と、請求項3記載の重合体を含み、膜厚が0.1〜50μmである機能性膜。
- 平均粒径3nm〜200nmである導電性を有する微粒子と、請求項3記載の重合体を含み、膜厚が0.1〜50μmである透明導電膜。
- 導電性を有する微粒子が、酸化インジウム、スズドープ酸化インジウム、アンチモンドープ酸化スズ、酸化亜鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、ガリウムドープ酸化亜鉛、酸化スズ及びリンドープ酸化スズからなる群より選択される少なくとも1種の微粒子である請求項5記載の透明導電膜。
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