JP5155726B2 - 遠隔制御システムのコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、宅内に設置された1乃至複数の機器を制御するコントローラと、ネットワークを通じてコントローラにアクセスし前記機器の制御要求を与える通信端末とを備え、通信端末からネットワーク経由で与えられる制御要求に応じてコントローラが宅内の機器を制御する遠隔制御システムのコントローラに関するものである。
従来、宅内に設置された1乃至複数の機器を制御するコントローラと、ネットワークを通じてコントローラにアクセスし前記機器の制御要求を与える通信端末とで構成され、通信端末からネットワーク経由で与えられる制御要求に応じてコントローラが宅内の機器を制御するようにした遠隔制御システムが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−173995号公報
ところで、このような遠隔制御システムのコントローラは、複数のコントローラを識別するための識別番号等の設定情報を記憶する記憶手段(メモリ)と、ディップスイッチや押釦スイッチなどの操作部を有し操作部の操作による設定情報の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付ける操作入力に応じた設定情報を記憶手段に記憶させる設定手段とを備えており、設定情報が不用意に変更されることを防止するためにハウジングの背面や側面などに操作部が配置されていた。このため、設定情報が不用意に変更されることが防止できる反面、設定情報を設定する際に操作部が操作しづらいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、設定情報が不用意に変更されることを防止しつつ設定時の操作性を向上することができる遠隔制御システムのコントローラを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、宅内に設置された1乃至複数の機器を制御するコントローラと、ネットワークを通じてコントローラにアクセスし前記機器の制御要求を与える通信端末とを備え、コントローラは、無線通信機能を有するとともに機器の動作状態を制御するための制御信号を当該機器に対して出力する1乃至複数のコントローラ子機と、無線通信機能を有し、通信端末からネットワーク経由で与えられる制御要求を当該制御要求の対象である機器を制御対象とするコントローラ子機へ無線通信によって送信するコントローラ親機とで構成される遠隔制御システムのコントローラであって、コントローラ子機は、信号線を介して制御対象の機器に制御信号を送信する制御信号送信手段と、制御要求に対応した制御信号を生成して制御信号送信手段から送信させる制御手段と、制御手段が制御要求に対応した制御信号を生成するために必要となる設定情報を記憶する記憶手段と、1乃至複数の操作部を有し操作部の操作による設定情報の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付ける操作入力に応じた設定情報を記憶手段に記憶させる設定手段と、これら全ての手段を内蔵する箱形のボディと、ボディの前面に着脱自在に取り付けられて当該ボディの前面を覆うカバーと、埋込配線用のスイッチボックスに取り付けるためのボックス取付部を有しボディの背面側に固定される取付部材と、ボディの背面側に設けられて信号線が接続される信号端子部と、ボディの背面側に信号端子部から離間して設けられ給電用の電源線が接続される電源端子部とを具備し、操作入力受付手段の操作部がカバーに覆われるボディの前面に露出して配置されており、ボディは、後方へ突出する周壁が背面側に設けられるとともに通線用の複数のノックアウトが当該周壁に設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ボディの前面に着脱自在に取り付けられて当該ボディの前面を覆うカバーを具備し、操作入力受付手段の操作部がカバーに覆われるボディの前面に露出して配置されているので、カバーに覆われていることで操作入力受付手段の操作部が不用意に操作されることを防止することができるとともに、ボディからカバーを取り外せば、ボディの前面に露出する操作部を容易に操作することができる。また、取付部材を用いてスイッチボックスに取り付けることができ、しかも、信号端子部と電源端子部とがボディの背面側で離間して設けられているから、信号線と電源線をスイッチボックス内で容易に分離することが可能であり、さらに、ボディの周壁に設けられている複数のノックアウトのうちから設置状況に応じた適正なノックアウトを選択して使用できるため、スイッチボックスを使わずに露出配線する場合においては信号線の引出位置が限定されずに施工性が向上する。
本発明によれば、設定情報が不用意に変更されることを防止しつつ設定時の操作性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態における遠隔制御システムは、図6に示すように宅内に設置された複数の機器4,5をそれぞれ制御する複数(図示例では2台)のコントローラ子機2,3と、各コントローラ子機2,3との間で無線通信を行うコントローラ親機1と、ネットワーク(LAN<ローカル・エリア・ネットワーク>並びにインターネット)を通じてコントローラ親機1にアクセスし宅内の機器4,5の制御要求を与える通信端末8,9とで構成される。ここで、コントローラ親機1並びに宅内のモニタ画面付きの通信端末(例えば、パーソナルコンピュータやネットワーク通信機能を有したテレビ受像機など)8は、通信ケーブル(エンハンストカテゴリー5若しくはカテゴリー6のLANケーブル)Lsを介して構成管理サーバ6が具備する複数の通信ポート(図示せず)にそれぞれ個別に接続されている。この構成管理サーバ6は、宅内の機器4,5を制御するためのウェブページの入り口となるホームページHP(図7(a)参照)を作成して通信端末8,9に提供するウェブサーバ機能と、LAN内並びにLANとインターネットとの間でパケットを転送するネットワーク通信機能とを有するものである。なお、構成管理サーバ6は、インターネットに接続するための回線の種類(電話回線、CATV回線、光ファイバ回線など)に応じてADSLモデムやケーブルモデムあるいはONU(Optical Network Unit)などのインターネット接続装置7と通信ケーブルLsによって接続され、インターネット接続装置7が介在することで後述するセンタ装置Sとコントローラ親機1とがインターネットを介してデータ通信を行うことができる。但し、かかる構成管理サーバ6やインターネット接続装置7は従来周知の技術を用いて実現可能であるから、詳細な構成の図示並びに説明は省略する。
センタ装置Sは、インターネットを介して通信端末9により宅内の機器4,5の制御を行おうとする利用者が正規の利用者か否かを検証する機能、正規の利用者の通信端末9と構成管理サーバ6並びにコントローラ親機1とのデータ通信を仲介する機能を有し、例えば、インターネット接続機能を有する携帯電話機やノートパソコンなどの通信端末9からインターネットを介してセンタ装置Sにアクセスし、センタ装置Sを経由して宅内のコントローラ親機1に制御要求を与える(リクエストする)とともに当該制御要求に対する応答(レスポンス)を受け取ることができる。但し、このような機能を有するセンタ装置Sや通信端末9は従来周知であるから詳細についての図示並びに説明は省略する。
コントローラ親機1は、マイコンからなる親機制御部10と、通信ケーブルLsを介して構成管理サーバ6と接続されるLANインタフェース(I/F)部11と、電波を媒体とした無線通信を行う無線通信部12と、EEPROMのような書換可能な不揮発性半導体メモリからなるメモリ部13とを具備している。また、図示は省略しているが、商用電源から所望の直流電源を作成して各部に動作電源を供給するための電源回路も備えている。
LANインタフェース部11は、例えばIEEE 802.3uとして標準化されている100BASE−TXなどのファースト・イーサネット(登録商標)に準拠し、親機制御部10から受け取ったデータをイーサネット(登録商標)のパケットに変換して通信ケーブルLsを介して送信するとともに通信ケーブルLsを介して受信したイーサネット(登録商標)のパケットを元のデータに変換して親機制御部10に渡す機能を有している。また親機制御部10においては、メモリ部13に記憶しているプログラムを実行することで後述する種々の機能を実現している。また、無線通信部12は、電波法施行規則第6条に規定される「特定小電力無線局」に準拠して電波を媒体とする無線通信を行うものである。
本発明に係る一方のコントローラ子機3は、マイコンからなる子機制御部30と、コントローラ親機1の無線通信部12との間で無線通信を行う無線通信部31と、日本電機工業会(JEMA)の統一規格に適合した機器(エアコンや給湯器など)5と子器制御部30のインタフェースを行うHAインタフェース(I/F)部32と、EEPROMのような書換可能な不揮発性半導体メモリからなり機器5の動作状態などの制御情報や後述する設定情報などを記憶するメモリ部33と、複数の操作部を有し操作部による操作入力を受け付けて子機制御部30に渡す操作入力受付部34と、商用電源から所望の直流電源を作成して各部に動作電源を供給するための電源部35とを具備している。
他方のコントローラ子機2は、マイコンからなる子機制御部20と、コントローラ親機1の無線通信部12との間で無線通信を行う無線通信部21と、制御対象の機器4に赤外線を媒体とする制御信号を送信するとともに機器4に付属する赤外線リモートコントローラ(図示せず)が送信する赤外線信号を受信する赤外線通信部22と、EEPROMのような書換可能な不揮発性半導体メモリからなり機器4に対応した制御コードなどを記憶するメモリ部23とを具備している。また、図示は省略しているが、商用電源から所望の直流電源を作成して各部に動作電源を供給するための電源回路も備えている。
このコントローラ子機2が制御対象とする機器4は、エアコンディショナ(空調機)やリモコン式の照明器具のように、その機器に付属している赤外線リモートコントローラから送信される制御信号(赤外線信号)で動作状態(運転/停止、点灯/消灯など)が制御可能な機器である。但し、制御信号の内容(制御コード)は機器4の製造者や種類によって異なっているので、それぞれの機器4に対応した制御コードが予めコントローラ子機2のメモリ部23に記憶されている。このように制御対象とする機器4に対応した制御コードをコントローラ子機2のメモリ部23に記憶しておけば、後述するようにコントローラ親機1からコントローラ子機2へ送信する制御信号に制御コードを含める必要がなく、制御コードを送信する場合と比較して制御信号が簡素化できるため、コントローラ親機1とコントローラ子機2との間で行う無線通信が低速であっても機器4の動作状態を即座に制御することができる。
コントローラ親機1の親機制御部10は、制御要求伝達機能と情報提供機能を有している。制御要求伝達機能は、メモリ部13に記憶している機器情報を参照して、制御要求の対象である機器4,5を制御するコントローラ子機2,3の識別情報(子機2,3に固有の識別番号<子機番号>など)を取得し、取得した子機番号を宛先アドレスに設定して、通信端末8,9からネットワーク経由で受け取った制御要求を無線通信部12に送信させる機能である。また情報提供機能は、メモリ部13に記憶されている機器情報並びに識別情報を開示するウェブページを作成してネットワーク経由で通信端末8,9に提供する機能(ウェブサーバ機能)である。例えば、図7(b)に示すように機器4,5が設置されている場所(リビング、寝室、子供部屋)でグループ化したウェブページWP1を作成し、各グループ(設置場所)のリンクをクリックすると当該グループ(例えば、リビング)に属する機器4,5の名称と動作状態を一括して表示するウェブページWP2(図7(c)参照)にリンクするように階層化したり、あるいは、図7(d)に示すように機器4,5の設置場所(1階と2階)でグループ化するとともに当該グループを一括して表示するウェブページWP3を作成してメモリ部13に記憶しており、通信端末8,9からの要求に応じてメモリ部13に記憶しているウェブページWPn(n=1,2,3)を適宜読み出してネットワーク経由で通信端末8,9に送信する。
次に、図8(a)を参照して通信端末8,9から宅内の機器4を制御する場合の動作を説明する。
まず、通信端末8(又は9)において、例えば、ウェブページWP2又はWP3に表示されている機器(コントローラ子機2の制御対象である機器4)の動作状態のリンクがクリックされると、宅内の通信端末8の場合は構成管理サーバ6のみを介して、宅外の通信端末9の場合はセンタ装置S、インターネット接続装置7、構成管理サーバ6を介して、それぞれコントローラ親機1に通信端末8(又は9)から制御要求が送信される(S1)。コントローラ親機1では、親機制御部10がメモリ部13に記憶されている機器4の機器情報並びに識別情報を参照し、当該制御要求の対象である機器4を制御するコントローラ子機2の子機番号を宛先アドレスとして、当該制御要求(機器4の動作状態を反転させる、あるいは機器の動作状態を規定の動作状態<例えば、点灯又は消灯>とする要求)をデータとする無線信号を無線通信部12から送信させる(S2)。そして、制御要求を受け取ったコントローラ子機2では、子機制御部20がメモリ部23に記憶している制御コードの中から当該制御要求に対応した制御コードを読み出し、赤外線通信部22より当該制御コードの制御信号(赤外線信号)を送信させる(S3)。制御信号を受信した機器4では、受信した制御信号(制御コード)に応じて動作状態が反転するか、あるいは規定の動作状態となる。
次に、図8(b)を参照して通信端末8,9から宅内の機器5を制御する場合の動作を説明する。
通信端末8(又は9)において、例えば、ウェブページWP2又はWP3に表示されている機器(コントローラ子機3の制御対象である機器5)の動作状態のリンクがクリックされると、宅内の通信端末8の場合は構成管理サーバ6のみを介して、宅外の通信端末9の場合はセンタ装置S、インターネット接続装置7、構成管理サーバ6を介して、それぞれコントローラ親機1に通信端末8(又は9)から制御要求が送信される(S1)。コントローラ親機1では、親機制御部10がメモリ部13に記憶されている機器5の機器情報並びに識別情報を参照し、当該制御要求の対象である機器5を制御するコントローラ子機3の子機番号を宛先アドレスとして、当該制御要求(機器5の動作状態を規定の動作状態<例えば、運転又は停止>とする要求)をデータとする無線信号を無線通信部12から送信させる(S2)。そして、制御要求を受け取ったコントローラ子機3では、機器5を制御するための制御指令をHAインタフェース部32に与え、HAインタフェース部32から信号線を介して当該機器5に制御信号が出力されて機器5の動作状態が変更される(S3)。動作状態が変更された機器5からは、変更後の動作状態が制御結果としてコントローラ子機3に返信される(S4)。そして、機器5からの制御結果を受け取ったコントローラ子機3からコントローラ親機1に当該制御結果が無線通信によって返送され(S5)、コントローラ親機1において、親機制御部10が、受け取った制御結果に基づいてウェブページWP2の当該機器5の動作状態を書き換えて要求元の通信端末8(又は9)に返信する(S6)。その結果、通信端末8(又は9)の画面に表示されるウェブページWP2によって機器5の動作状態が要求通りに変更されたことが確認できる。
次に、図1〜図5を参照して本発明の要旨であるコントローラ子機3の構造について詳細に説明する。
コントローラ子機3は、箱形のボディ100と、ボディ100の前面に着脱自在に取り付けられてボディ100の前面を覆うカバー120とを具備している。ボディ100は、前面が開口した矩形箱形の合成樹成形品からなる後ボディ101と、背面が開口した矩形箱形の合成樹脂成形品からなり、後ボディ101の開口を塞ぐ形で後ボディ101の前面に被着される前ボディ102とで構成されている。
後ボディ101の内部には、子機制御部30,無線通信部31,HAインタフェース部32,メモリ部33,操作入力受付部34,電源部35を構成する回路部品が実装されたプリント配線板130が収納される(図1(a)参照)。プリント配線板130の前面(図1(a)における上面)には、操作入力受付部34の操作部たるスライドスイッチS1、ロータリスイッチS2、ディップスイッチS3、3個の押釦スイッチS4〜S6が実装されるとともに、無線通信部31が無線信号を送受信するためのアンテナ部140が実装されている。アンテナ部140は、プリント配線板130を介して後ボディ101にねじ止めされる平板状の固定部141と、底面が固定部141の端面と結合した円筒形状の軸部142と、軸部142の先端部分に回動自在に連結された支持部143と、支持部143に支持されたロッドアンテナ144とで構成されており、ボディ100の側面に開口した孔を通して軸部142の一部と固定部141がボディ100内に収納されている。
スライドスイッチS1は、電源部35から各部への電源供給を入/切するための電源スイッチである。ロータリスイッチS2とディップスイッチS3は、子機番号を設定するためのものであり、またディップスイッチS3については無線通信部31で使用する周波数チャネルの設定や、制御対象の機器として電気錠を含めるか否かの設定などにも用いられる。押釦スイッチS4は機器5の動作確認を行うためのテストスイッチであって、押釦スイッチS4が押操作されて操作入力受付部34で操作入力が受け付けられると、子機制御部30が機器5を制御するための制御指令をHAインタフェース部32に与え、HAインタフェース部32から信号線を介して当該機器5に制御信号が出力されて機器5の動作状態が変更される。押釦スイッチS5はコントローラ親機1に対してテスト用の無線信号を送信するためのものであって、押釦スイッチS5が押操作されて操作入力受付部34で操作入力が受け付けられると、子機制御部30が無線通信部31よりコントローラ親機1宛の無線信号を送信させてコントローラ親機1から受信確認の応答(ACK)が返信されてくるか否かを確認するのである。押釦スイッチS6は子機制御部30に対してソフトウェアリセットを行わせるためのスイッチであり、押釦スイッチS6が押操作されて操作入力受付部34で操作入力が受け付けられると、子機制御部30がソフトウェアリセットを実行するのである。尚、本実施形態では子機制御部30が設定手段を兼ねており、ロータリスイッチS2とディップスイッチS3が操作されることで操作入力受付部34が受け付けた操作入力に対応した子機番号をメモリ部33に記憶させている。
後ボディ101の背面側には略全周に渡って後方へ突出する周壁103が突設されている。後ボディ101の背面には、HAインタフェース部32から機器5,5に対して制御信号を伝送するための信号線300が接続される信号端子部36と、電源部35に商用電源を給電するための電源線200が接続される電源端子部37とが設けてある。ここで、
信号端子部36は背面から見て右端の上下方向の略中央に配置され、電源端子部37は信号端子部36から離間した位置、すなわち、背面から見て左端の上部に配置されている(図5参照)。尚、図5に示すように後ボディ101の背面における左右方向の略中央には、信号端子部36と電源端子部37との間を隔絶する隔絶壁105が突設されている。
信号端子部36は、4つのねじ端子36aが後ボディ101の長手方向(上下方向)に沿って一列に並ぶ形で配設され、それぞれのねじ端子36aの周囲には絶縁壁104が突設されている。また、絶縁壁104の後端部には短冊状の透光性板材からなる信号端子カバー36bが取り付けられる。信号線300は、図5に示すように4芯の通信ケーブルからなり、後ボディ101の背面における信号端子部36の近傍にねじ止めされたケーブル押さえ用金具150で後ボディ101に固定され、露出配線の場合は周壁103の上部側方に設けられた通線溝103aから外部に引き出される。但し、通線溝103aと左右方向に対向する周壁103の反対側の上部側方、並びに信号端子部36の下方に位置する周壁103の下部には通線用のノックアウト103cがそれぞれ設けられており、施工状況に応じて何れか一方のノックアウト103cを切除することで信号線300を通線溝103aと反対側の側方若しくは下方へ引き出すことができる。
電源端子部37は従来周知の速結端子からなり、下面に設けられた一対の電線挿入孔37aから電源線200の芯線を挿入するだけで結線することができる。尚、後ボディ101における電源端子部37の下側には、電源線200を保護するための矩形板状の電源端子カバー37bが取り付けられる。また、電源線200は、図2(b)及び図5に示すように後ボディ101の背面にねじ止めされる張力除去部材151によって後ボディ101に固定され、露出配線の場合は周壁103の下部に設けられた通線溝103bから外部に引き出される。
前ボディ102は、図1(a)並びに図3に示すように前方から見て右側の上部に後方へ落ち込む凹部106が設けられ、当該凹部106の底面に貫通する貫通孔106aにスライドスイッチS1の操作摘みが挿通される。また前ボディ102の前面下部には後方に一段下がった段部107が設けられている。段部107には、ロータリスイッチS2の操作摘みが挿通される略円形の挿通孔107aと、ディップスイッチS3の操作面(前面)を露出させる矩形の露出窓107bとが貫設されるとともに、押釦スイッチS4〜S6の押釦を押操作するための3つの操作ハンドル108が設けられている(図1(a)及び図3参照)。これら3つの操作ハンドル108は、長手方向の一端部(基端部)が段部107に連結されるとともに長手方向の他端部(先端部)が前後方向において各押釦スイッチS4〜S6の押釦と対向する形状に形成されており、段部107に連結されている基端部を支点として前後方向に撓み自在となっている。したがって、先端部が指で押されると操作ハンドル108が後方へ撓むことで押釦スイッチS4〜S6の押釦が操作ハンドル108の先端部で押操作されることになる。また段部107には、プリント配線板130に実装されている表示用の発光ダイオードLED1〜LED3に対向する位置に各々透孔107bが設けられており、発光ダイオードLED1〜LED3の発する光が各透孔107bを通して前方へ照射される。尚、段部107の前面には、弾性を有するシート状の部材から成り、スイッチS2〜S6の機能や発光ダイオードLED1〜LED3の表示内容等を表す文字や記号等が前面に記された保護シート109が貼着されている。
前ボディ102の四隅にねじ挿通孔102aが貫設されており、後ボディ101の前面に前ボディ102を被着した後、各ねじ挿通孔102aに挿通された組立ねじ110を後ボディ101に設けられているねじ孔111に螺合することで後ボディ101と前ボディ102を結合してボディ100を組み立てることができる。
ボディ100は、取付部材160によって壁材若しくは壁面に埋め込まれたスイッチボックス(図示せず)に取り付けられる。取付部材160は、金属製の板材を打ち抜き及び曲げ加工することで矩形枠状に形成され、長手方向(上下方向)に対向する一対の取付片161,162には長円形のねじ挿通孔161a,162aが貫設されている。これら2つのねじ挿通孔161a,162aのピッチはスイッチボックスに設けられているボックスねじ用のねじ孔のピッチと等しい寸法に設定されており、ねじ挿通孔161a,162aに挿通したボックスねじをスイッチボックスのねじ孔に螺合させることで取付部材160をスイッチボックスに固定することができるようになっている。
取付部材160の左右方向に対向する両側片163は略L字形に曲成されており、その上端部には上方に突出する係合突起163aが突設されている。また、下側の取付片162の下端中央部には樋状の固定部164が形成されており、固定部164の底面中央にはねじ孔164aが設けられている。而して、後ボディ101背面の上部両側に設けられている一対の係合凹部112に両側片163の係合突起163aをそれぞれ係合し、さらに、ボディ100の下部中央を貫通するねじ挿通孔100aに挿通された固定ねじ113を固定部164のねじ孔164aに螺合することでボディ100の背面側に取付部材160が固定される(図2(b)及び図4参照)。尚、取付部材160がスイッチボックスに固定される場合、電源線200並びに信号線300はスイッチボックスから取付部材160の開口を通して電源端子部37及び信号端子部36にそれぞれ接続される。ここで、信号端子部36と電源端子部37が後ボディ101の背面に互いに離間して設けられているから、信号線300と電源線200をスイッチボックス内で容易に分離することが可能である。
カバー120は、背面が開口した矩形箱形の合成樹脂成形品からなり、図4に示すように長手方向(上下方向)に対向する側壁121,122の中央部には各々内向きに突出する係合爪121a,122aが一体に突設されている。また、後ボディ101の上下両側の側面中央には、カバー120の係合爪121a,122aとそれぞれ前後方向に係合する係合段部114が設けられている。従って、ボディ100の前面に被せるようにしてカバー120を後方へ移動させると、係合爪121a,122aがボディ100の側面に摺接することで側壁121,122が外側に撓み、内側に前ボディ102が収まる位置までカバー120を移動させると、係合爪121a,122aがボディ100側面の係合段部114,114とそれぞれ係合することでカバー120がボディ100に取り付けられる(図2参照)。一方、カバー120の側壁121,122を外側に撓ませて係合爪121a,122aと係合段部114,114との係合を解除すれば、ボディ100からカバー120を取り外すことができる。尚、カバー120の発光ダイオードLED1〜LED3と対向する位置にはそれぞれ導光孔123が貫設されており、露出窓107bを通過した発光ダイオードLED1〜LED3の光が導光孔123を通してカバー120の前方へ放射されるようになっている。尚、これら3つの発光ダイオードLED1〜LED3は、子機制御部30によって駆動され、電源の入/切、電波の受信状態、無線通信の動作状態を表示するものである。
而して、本実施形態のコントロール子機3では、ボディ100の前面に着脱自在に取り付けられてボディ100の前面を覆うカバー120を具備し、操作入力受付部34の操作部(スイッチS1〜S6)がカバー120に覆われるボディ100の前面に露出して配置されているので、カバー120に覆われていることで操作入力受付部34の操作部が不用意に操作されることを防止することができるとともに、ボディ100からカバー120を取り外せば、ボディ100の前面に露出する操作部を容易に操作することができる。
本発明の実施形態を示し、(a)は前方から見た分解斜視図、(b)は後方から見た分解斜視図である。 同上を示し、(a)は前方から見た斜視図、(b)は後方から見た斜視図である。 同上を示し、カバーを外した状態の正面図である。 同上を示し、プリント配線板を省略した分解断面図である。 同上を示し、取付部材を外した状態の後方から見た斜視図である。 同上を備えた遠隔制御システムのシステム構成図で有る。 同上の遠隔制御システムにおける通信端末の画面に表示されるウェブページの説明図である。 (a)(b)は同上の動作説明用のタイムチャートである。
符号の説明
3 コントローラ子機
30 子機制御部(制御手段,設定手段)
31 無線通信部
32 HAインタフェース部(制御信号送信手段)
33 メモリ部(記憶手段)
34 操作入力受付部(操作入力受付手段)
100 ボディ
120 カバー
S1〜S6 スイッチ(操作部)

Claims (1)

  1. 宅内に設置された1乃至複数の機器を制御するコントローラと、ネットワークを通じてコントローラにアクセスし前記機器の制御要求を与える通信端末とを備え、
    コントローラは、無線通信機能を有するとともに機器の動作状態を制御するための制御信号を当該機器に対して出力する1乃至複数のコントローラ子機と、無線通信機能を有し、通信端末からネットワーク経由で与えられる制御要求を当該制御要求の対象である機器を制御対象とするコントローラ子機へ無線通信によって送信するコントローラ親機とで構成される遠隔制御システムのコントローラであって、
    コントローラ子機は、信号線を介して制御対象の機器に制御信号を送信する制御信号送信手段と、制御要求に対応した制御信号を生成して制御信号送信手段から送信させる制御手段と、制御手段が制御要求に対応した制御信号を生成するために必要となる設定情報を記憶する記憶手段と、1乃至複数の操作部を有し操作部の操作による設定情報の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、操作入力受付手段で受け付ける操作入力に応じた設定情報を記憶手段に記憶させる設定手段と、これら全ての手段を内蔵する箱形のボディと、ボディの前面に着脱自在に取り付けられて当該ボディの前面を覆うカバーと、埋込配線用のスイッチボックスに取り付けるためのボックス取付部を有しボディの背面側に固定される取付部材と、ボディの背面側に設けられて信号線が接続される信号端子部と、ボディの背面側に信号端子部から離間して設けられ給電用の電源線が接続される電源端子部とを具備し、
    操作入力受付手段の操作部がカバーに覆われるボディの前面に露出して配置されており、ボディは、後方へ突出する周壁が背面側に設けられるとともに通線用の複数のノックアウトが当該周壁に設けられていることを特徴とする遠隔制御システムのコントローラ
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