JP5154842B2 - 熱交換器の継ぎ手構造 - Google Patents

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Description

本発明は、上端位置に第1タンクと第2タンクを横並列に配置した熱交換器の一側面に冷媒入口管と冷媒出口管を接続する継ぎ手を備えた熱交換器の継ぎ手構造に関する。
従来、ロウ付けの加熱時間の短縮と軽量化を目的とし、フィン、チューブ、タンクを含む熱交換ユニットに、隣接して冷媒の入口パイプと出口パイプを設け、入口パイプと出口パイプを、継ぎ手部材を用いて相互に固定した熱交換器の継ぎ手構造であって、継ぎ手部材として、少なくとも2分割されており、それぞれが入口パイプと出口パイプの外形形状に近似した複数の切り欠き部を有する第1、第2ブロック材からなり、熱交換器のロウ付け後に、入口パイプと出口パイプの外周を複数の切り欠き部を囲むようにして、第1ブロック材と第2ブロック材を組み付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−185385号公報
しかしながら、従来の熱交換器の継ぎ手構造にあっては、継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴のうち、一方の管接続穴の中心位置を、対応するタンク穴の中心位置から下側方向に乖離した位置設定とする構成であるため、継ぎ手内部に、2つの穴を連通させる通路を熱交換器の側面に沿った方向に形成する必要があり、冷媒循環流の通過抵抗となる冷媒偏流が生じてしまう、という問題があった。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、レイアウト性の向上と、継ぎ手の取り付け性確保と、通過抵抗となる冷媒偏流の抑制を併せて達成することができる熱交換器の継ぎ手構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、上端位置に第1タンクと第2タンクを横並列に配置した熱交換器の一側面に冷媒入口管と冷媒出口管を接続する継ぎ手を備え、冷媒入口管から継ぎ手を経過して冷媒を第1タンクに導入し、第2タンクから継ぎ手を経過して冷媒を冷媒出口管に排出する熱交換器の継ぎ手構造において、
前記継ぎ手の上面を、前記熱交換器の上面と同一面に設定し、
前記継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴は、2つの管接続穴中心位置を2つのタンク穴中心位置よりも下側位置にオフセットし、
前記2つの管接続穴中心位置のオフセット量は、冷媒入口管と冷媒出口管の内径全域が第1タンクと第2タンクの内径全域に含まれる範囲内に設定したことを特徴とする。
よって、本発明の熱交換器の継ぎ手構造にあっては、継ぎ手の上面を、熱交換器の上面と同一面に設定した。このため、継ぎ手の上面が熱交換器の上面から突出する設定の場合には、隣接部材との干渉問題が生じていたのに対し、隣接部材との干渉問題が生じ難く、熱交換器をケース内部等に設置するに際し、レイアウト性が向上する。
継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴は、2つの管接続穴中心位置を2つのタンク穴中心位置よりも下側位置にオフセットした。このため、継ぎ手の上面と熱交換器の上面を面一化しながらも、接続穴中心位置とタンク穴中心位置を一致させる場合に比べ、2つの管接続穴を除く継ぎ手の取り付け面積が広く確保される。つまり、取り付け面積の広さに左右される継ぎ手の取り付け性を確保することができる。
2つの管接続穴中心位置のオフセット量は、冷媒入口管と冷媒出口管の内径全域が第1タンクと第2タンクの内径全域に含まれる範囲内に設定した。このため、管接続穴の中心位置を、対応するタンク穴の中心位置から下側方向に乖離した位置設定とする場合のような冷媒の偏流が抑制される。つまり、冷媒が継ぎ手を通過する際に、通過抵抗を抑えてスムーズに冷媒を流通させることができる。
この結果、レイアウト性の向上と、継ぎ手の取り付け性確保と、通過抵抗となる冷媒偏流の抑制を併せて達成することができる。
以下、本発明の熱交換器の継ぎ手構造を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の継ぎ手構造が適用された積層型エバポレータ(熱交換器の一例)を示す全体正面図である。
実施例1の継ぎ手構造が適用された積層型エバポレータ1は、自動車用空調装置の冷凍サイクルの構成要素として設けられる蒸発器であって、インストルメントパネルの内側の空調ケース内に冷房用熱交換器として設置され、内部を流れる冷媒により通過する風から熱を奪い、冷媒を蒸発気化させて通過風を冷却する。この積層型エバポレータ1は、図1に示すように、継ぎ手2と、気密シール材3と、冷媒入口管4と、冷媒出口管5と、を備えている。
前記積層型エバポレータ1は、垂直方向に多数枚積層されたチューブシート11と、該多数枚積層されたチューブシート11の両側に設定されたサイドプレート12,13と、前記チューブシート11に設定されたアウターフィン14と、を有して構成される。
積層型エバポレータ1の構成を説明すると、一対のチューブシート11,11の間に図外のインナーフィンを挟み込んだ背中合わせ状態でコア要素を形成する。このコア要素を形成することで内部には、中央部の仕切部を隔てて冷媒を垂直方向に流す2本の通路が形成され、該2本の通路の端部に積層方向に連通するタンク部が形成される。そして、このコア要素を多数積層して互いにロウ付け固定することで、上端部と下端部にそれぞれ2本のタンクが形成され、上部タンクと下部タンクと両タンク間を連通する通路によりコア部としての入口側熱交換部と出口側熱交換部が送風方向に隣接して構成される。入口側熱交換部は、積層型エバポレータ1を設置したときの風下側に配置され、出口側熱交換部は、積層型エバポレータ1を設置したときの風上側に配置される。そして、入口側熱交換部と出口側熱交換部のそれぞれは、仕切り等の設定により、熱交換効率を高めるべく複数のパスに区画されている。
前記継ぎ手2は、図1に示すように、積層型エバポレータ1の一側面の位置に冷媒入口管4と冷媒出口管5を接続するために設けられたものである。すなわち、冷媒入口管4からの液化冷媒は継ぎ手2を経過して積層型エバポレータ1の入口側上部タンク15(図2参照)に導入される。また、積層型エバポレータ1での熱交換により気化が進行した冷媒は、出口側上部タンク16(図2参照)から継ぎ手2を経過して冷媒出口管5に排出される。
前記気密シール材3は、図1に示すように、積層型エバポレータ1と継ぎ手2を含めた全体の外周部に沿って1枚巻き付けている。この気密シール材3は、インシュレータとも呼ばれ、スポンジ材等により構成され、空調ケースに対して積層型エバポレータ1を弾性支持すると共に、空調ケースとの取り付け隙間から送風漏れが生じないようにするための部材である。
図2は実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造を示す分解斜視図である。図3は実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造をフランジ側から視た拡大図である。図4は実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造をタンク側から視た拡大図である。図5は実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造のうち冷媒入口管の接続部分を示す図3のA−A線断面図である。図6は実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造のうち冷媒出口管の接続部分を示す図3のB−B線断面図である。
前記積層型エバポレータ1は、図2に示すように、上端位置に入口側上部タンク15(第1タンク)と出口側上部タンク16(第2タンク)を横並列に配置し、サイドプレート12の上部位置に入口側上部タンク連通穴12a(第1タンク連通穴)と出口側上部タンク連通穴12b(第2タンク連通穴)を開口している。
前記継ぎ手2は、図2に示すように、入口側上部タンク連通穴12aと出口側上部タンク連通穴12bを開口した片側のサイドプレート12の上部位置に、積層型エバポレータ1を製造するロウ付け工程にて同時にロウ付け固定された台座部材21と、該台座部材21に対し2本のビス6,7によりビス止め固定されたフランジ部材22により構成されている。
前記台座部材21には、図2に示すように、冷媒入口管接続穴21aと、冷媒出口管接続穴21bと、両管接続穴21a,21bに挟まれた領域に2つのビス止めネジ穴21c,21dを設定している。
前記フランジ部材22には、図2に示すように、切り欠き形状の冷媒入口管接続穴22aと、冷媒出口管接続穴22bと、両管接続穴22a,22bに挟まれた領域に2つのビス穴22c,22dを設定している。
前記冷媒入口管4の端部には、図5に示すように、フランジ部材22の冷媒入口管接続穴22aに横方向の切り欠き部分から嵌合するカシメつば部4aと、台座部材21の冷媒入口管接続穴21aとのシール性を確保するO−リング8が装着されるO−リング溝4bが形成される。
前記冷媒出口管5の端部には、図6に示すように、フランジ部材22の冷媒出口管接続穴22bに挟持嵌合する一対のカシメつば部5a,5bと、台座部材21の冷媒出口管接続穴21bとのシール性を確保するO−リング9が装着されるO−リング溝5cが形成される。
上端位置に入口側上部タンク15と出口側上部タンク16を横並列に配置した積層型エバポレータ1の一側面に冷媒入口4と冷媒出口管5を接続する継ぎ手2を備えた継ぎ手構造において、図1に示すように、継ぎ手2の上面2aを、積層型エバポレータ1のコア部上面1aと同一面に設定している。
前記継ぎ手2に有する冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bは、図3〜図6に示すように、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を2つのタンク穴中心位置OT1,OT2よりも下側位置にオフセットしている。そして、前記2つの管接続穴中心位置OP1,OP2のオフセット量OFF1,OFF2は、冷媒入口管4と冷媒出口管5の内径全域EP1,EP2が入口側上部タンク15と出口側上部タンク16の内径全域ET1,ET2に含まれる範囲内に設定している。なお、冷媒入口管4と冷媒出口管5の内径全域EP1,EP2は、O−リング溝4b,5cにより最も小径となっている部分の内径に囲まれる領域である。
前記継ぎ手2に有する冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bは、図3〜図6に示すように、冷媒入口管接続穴21a,22aの穴径より冷媒出口管接続穴21b,22bの穴径が大径であり、かつ、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を、それぞれについてオフセット量の限界あるいは限界近くまで2つのタンク中心位置OT1,OT2よりも下側位置にオフセット設定している。
つまり、冷媒入口管接続穴21a,22aの穴下端位置は、図4及び図5に示すように、入口側上部タンク15の穴下端位置よりも僅かに上方位置とし、限界近くのオフセット量OFF1とする設定としている。また、冷媒出口管接続穴21b,22bの穴下端位置は、図4及び図6に示すように、出口側上部タンク16の穴下端位置と一致させ、限界のオフセット量OFF2とする設定としている。
このように設定することで、図4に示すように、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線が、2つのタンク穴中心位置OT1,OT2を結ぶ線に対して傾斜し、所定の傾斜角θ(例えば、5°程度)を持たせている。なお、2つのタンク穴中心位置OT1,OT2を結ぶ線は、積層型エバポレータ1のコア部上面1aと平行となるため、図3に示すように、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線は、積層型エバポレータ1のコア部上面1aに対しても傾斜し、所定の傾斜角θを持たせたことになる。
前記台座部材21には、図2に示すように、冷媒入口管接続穴21aと冷媒出口管接続穴21bに挟まれ、両管接続穴21a,21bを傾斜配置することで拡大された領域に2つのビス止めネジ穴21c,21dを設定している。
前記フランジ部材22には、図3に示すように、冷媒入口管接続穴22aと冷媒出口管接続穴22bに挟まれ、両管接続穴22a,22bを傾斜配置することで拡大された領域に2つのビス穴22c,22dを設定している。
前記継ぎ手2を構成する台座部材21とフランジ部材22は、図3に示すように、冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bの2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線Cに対し線対称形状に設定している。
次に、本発明に至る経緯を説明する。
一般に、冷媒配管接続用の継ぎ手を有する積層型エバポレータにおいては、図7に示すように、継ぎ手がエバポレータのコア部上面から突出している構造になっている。
したがって、組立てられた積層型エバポレータを空調ケースに収納する場合、継ぎ手がエバポレータのコア部上面から突出していると空調ケースの小型化が阻まれる。つまり、空調ユニットをコンパクト化する場合の阻害要因となっている。
さらに、積層型エバポレータのコア部上面と継ぎ手の上面に段差が生じている場合、気密シール材(=インシュレータ)として、積層型エバポレータの外周部に巻き付ける気密シール材以外に、継ぎ手の外周に巻き付ける気密シール材が別個に必要となり、組付け性や気密性に劣り部品費用も向上する。
そこで、継ぎ手がコア部上面より突出している場合、継ぎ手の取り付け位置の高さ方向を下げるべく、図8に示すように、冷媒入口間と冷媒出口管のうち、一方の管の中心位置がタンク穴位置から下方向に乖離した設定とする案がある。
しかし、例えば、冷媒入口管接続穴の位置がタンク穴の位置に対し乖離した設定である場合、継ぎ手の内部に、2つの穴を連通させる通路を熱交換器の側面に沿った方向に形成する必要がある。このため、図8の矢印に示すように、冷媒入口管からタンク方向に流れ込んだ冷媒は、継ぎ手内の通路に衝突し、流れの方向を熱交換器の側面に沿った方向に90度変え、再び、継ぎ手内の通路に衝突し、流れの方向を90度変えた後、タンクに導入されるというように、冷媒が中心流線から偏って流れ、継ぎ手を流通する冷媒に通過抵抗を与える。この結果、冷却性能低下や異音発生等の要因となる。
さらに、図7の点線に示すように、継ぎ手を小型化して継ぎ手がエバポレータのコア部上面から突出するという課題の解決を図った場合、エバポレータ側の台座部材を設定することができなくなり、継ぎ手の取り付け強度が不足するし、配管側のフランジ部材を取り付けるビス穴も確保できなくなる。
本発明者は、冷媒入口管及び冷媒出口管の管内径はタンク内径よりも小さく、かつ、冷媒入口管の管内径は冷媒出口管の管内径よりも小さい点に着目した。
上記着目点に基づき、下記の構成を採用した。
・冷媒入口管の内径中心位置(冷媒流入路)と冷媒出口管の内径中心位置(冷媒流出路)をタンクの内径中心位置からずらす。つまり、エバポレータの上面に対して配管接続を傾斜化する。
・冷媒流入路と冷媒流出路の中心位置をずらすことで継ぎ手の上面を平面とし、エバポレータのコア部上面と面一とする。
・冷媒流入路と冷媒流出路に接続する配管内径下端位置をチューブシートのタンク穴内径下端と一致(或いはその範囲内)とする。
上記構成を採用することにより、空調ユニットの小型コンパクト化の要求に応えてレイアウト性の向上を図りながら、継ぎ手の取り付け性確保と通過抵抗となる冷媒偏流の抑制を併せて達成する積層型エバポレータの継ぎ手構造を得ることができた。
次に、作用を説明する。
以下、実施例1の積層型エバポレータ1の継ぎ手構造における作用を、「製造作用」、「組み付け作用」、「熱交換作用」に分けて説明する。
[製造作用]
積層型エバポレータ1は、チューブシート11を多数枚積層し、この多数枚積層されたチューブシート11の両側にサイドプレート12,13を設定し、かつ、チューブシート11にアウターフィン14を設定することで組み立てる。そして、サイドプレート12に継ぎ手2の台座部材21を設定した状態で、ロウ材を必要部分に塗布し、炉の中に入れて加熱し、ロウ材を溶融させて各部品を接合する。
一方、継ぎ手2のフランジ部材22には、冷媒出口管5をカシメにより固定しておく。そして、図2に示すように、次に、フランジ部材22のうち、切り欠き形状の冷媒入口管接続穴22aに対し横方向からの挿入により冷媒入口管4を取り付け、さらに、2本のビス6,7による螺合にて、フランジ部材22を台座部材21に対し固定する。
以上により、継ぎ手2と冷媒入口管4と冷媒出口管5を備えた積層型エバポレータ1が製造される。
この製造時、継ぎ手2に有する冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bは、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を2つのタンク穴中心位置OT1,OT2よりも下側位置にオフセットした。このため、継ぎ手2の上面2aと積層型エバポレータ1のコア部上面1aを面一化しながらも、接続穴中心位置とタンク穴中心位置を一致させる場合(継ぎ手の小型化)に比べ、2つの管接続穴21a,21b,22a,22bを除く継ぎ手2の取り付け面積が広く確保される。つまり、取り付け面積の広さに左右される継ぎ手2の取り付け性を確保することができる。
加えて、冷媒入口間4と冷媒出口管5の配管接続を傾斜させたため、継ぎ手2の上面2aと積層型エバポレータ1のコア部上面1aの面一化と、締結工具の差し込み余裕空間を持つ台座ビス穴の成立と、を両立させるのに最小限の移動量で実現できる。そして、継ぎ手2は台座部材21とフランジ部材22により構成した。つまり、継ぎ手2に台座部材21を設定し、台座部材21に対し2本のビス6,7によりフランジ部材22を螺合固定したため、継ぎ手2に必要な取り付け強度を確保することができる。
[組み付け作用]
継ぎ手2と冷媒入口管4と冷媒出口管5を備えた積層型エバポレータ1を、空調ケースに組み付ける際には、図1に示すように、1枚の気密シート3を積層型エバポレータ1の外周及び継ぎ手2の外周に沿って巻き付け、これを外周部に接着する。
そして、空調ケース内のエバポレータ取り付け枠に気密シート3を巻き付けた積層型エバポレータ1を設定することで、積層型エバポレータ1の組付けを行うことができる。
この組み付け時、継ぎ手2の上面2aを、積層型エバポレータ1のコア部上面1aと同一面に設定した。このため、継ぎ手の上面が熱交換器の上面から突出する設定の場合(図7参照)には、隣接部材との干渉問題が生じていたのに対し、隣接部材との干渉問題が生じ難く、積層型エバポレータ1を空調ケースの内部に設置するに際し、レイアウト性が向上する。言い換えると、継ぎ手がエバポレータの上面へ突出しなくなった分、空調ケースの小型化が可能となる。
また、継ぎ手2の上面2aと積層型エバポレータ1のコア部上面1aが面一であるため、1枚の気密シート3で全体を覆うことが可能になり、組付け性が向上及び、空調ケースと積層型エバポレータ1及び継ぎ手2の間の気密性が向上する。また、1部品化により部品費用の削減も可能となる。
さらに、継ぎ手2を構成する台座部材21とフランジ部材22は、図3に示すように、冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bの2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線Cに対し線対称形状に設定した。このため、インストルメントパネルの左側位置に空調ユニットが配置される右ハンドル車と、インストルメントパネルの右側位置に空調ユニットが配置される左ハンドル車に対し、継ぎ手2を共用化することができる。すなわち、積層型エバポレータ1は、入口側熱交換部と出口側熱交換部により構成され、入口側熱交換部は風下側に、出口側熱交換部は風上側に配置される。このため、左位置の空調ユニットをそのまま右位置に設定することができず、継ぎ手2は冷媒入口管4と冷媒出口管5の接続位置が左右逆の勝手違いとなる。
[熱交換作用]
エアコン作動時、図外の膨張弁から送られてきた液化冷媒は、冷媒入口管4から継ぎ手2を経過して積層型エバポレータ1の入口側上部タンク15に導入される。積層型エバポレータ1では、導入された液化冷媒が入口側熱交換部を蛇行した後、入口側下部タンクから出口側下部タンクに移行し、さらに、出口側熱交換部を蛇行することで通過する空気から熱を奪うという熱交換作用を行い、気化が進行する。そして、気化が進行した冷媒は、出口側上部タンク16から継ぎ手2を経過して冷媒出口管5に排出され、図外のコンプレッサへ供給する。
この場合、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2のオフセット量OFF1,OFF2は、冷媒入口管4と冷媒出口管5の内径全域EP1,EP2が入口側上部タンク15と出口側上部タンク16の内径全域ET1,ET2に含まれる範囲内に設定した。このため、管接続穴の中心位置を、対応するタンク穴の中心位置から下側方向に乖離した位置設定とする場合(図8)のような冷媒の偏流が抑制される。つまり、冷媒が継ぎ手2を通過して入口側上部タンク15に導入されるときも、冷媒が出口側上部タンク16から継ぎ手2を通過して排出されるときも、通過抵抗を抑えてスムーズに冷媒を流通させることができる。この結果、積層型エバポレータ1での冷却性能低下を防止できるし、冷媒の断続的流れによる積層型エバポレータ1の継ぎ手2からの異音発生も防止できる。
次に、効果を説明する。
実施例1の積層型エバポレータ1の継ぎ手構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 上端位置に入口側上部タンク15と出口側上部タンク16を横並列に配置した積層型エバポレータ1の一側面に冷媒入口管4と冷媒出口管5を接続する継ぎ手2を備え、冷媒入口管4から継ぎ手2を経過して冷媒を入口側上部タンク15に導入し、出口側上部タンク16から継ぎ手2を経過して冷媒を冷媒出口管5に排出する積層型エバポレータ1の継ぎ手構造において、前記継ぎ手2の上面2aを、前記積層型エバポレータ1のコア部上面1aと同一面に設定し、前記継ぎ手2に有する冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bは、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を2つのタンク穴中心位置OT1,OT2よりも下側位置にオフセットし、前記2つの管接続穴中心位置OP1,OP2のオフセット量OFF1,OFF2は、冷媒入口管4と冷媒出口管5の内径全域EP1,EP2が入口側上部タンク15と出口側上部タンク16の内径全域ET1,ET2に含まれる範囲内に設定したため、レイアウト性の向上と、継ぎ手2の取り付け性確保と、通過抵抗となる冷媒偏流の抑制を併せて達成することができる。
(2) 前記継ぎ手2に有する冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bは、冷媒入口管接続穴21a,22aの穴径より冷媒出口管接続穴21b,22bの穴径が大径であり、かつ、2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を、それぞれについてオフセット量OFF1,OFF2の限界あるいは限界近くまで2つのタンク中心位置OT1,OT2よりも下側位置にオフセット設定することで、2つの管接続穴中心位置を結ぶ線OP1,OP2を、2つのタンク穴中心位置OT1,OT2を結ぶ線に対して傾斜化させたため、継ぎ手2の上面2aと積層型エバポレータ1のコア部上面1aの面一化させながら、台座ビス穴が成立する取り付け面積を継ぎ手2に確保することができる。
(3) 前記積層型エバポレータ1は、両側にサイドプレート12,13を有し、両サイドプレート12,13のうち、片側のサイドプレート12の上部位置に入口側上部タンク連通穴12aと出口側上部タンク連通穴12bを開口し、前記継ぎ手2は、入口側上部タンク連通穴12aと出口側上部タンク連通穴12bを開口した片側のサイドプレート12の上部位置にロウ付け固定された台座部材21と、該台座部材21にビス止め固定されたフランジ部材22により構成され、前記台座部材21とフランジ部材22には、傾斜配置した冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bに挟まれた領域に2つのビス止めネジ穴21c,21dと2つのビス穴22c,22dを設定したため、台座部材21に対し2本のビス6,7によりフランジ部材22を螺合固定することで、継ぎ手2に必要な取り付け強度を確保することができる。
(4) 前記積層型エバポレータ1は、継ぎ手2を含めた外周部に沿って1枚の気密シール材3を巻き付けたため、組付け性の向上と、空調ケースと積層型エバポレータ1及び継ぎ手2の間の気密性向上と、部品費用の削減を達成することができる。
(5) 前記継ぎ手2は、冷媒入口管接続穴21a,22aと冷媒出口管接続穴21b,22bの2つの管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線に対し線対称形状に設定したため、積層型エバポレータ1に対して冷媒入口間4と冷媒出口管5の位置関係が左右逆になる場合にも1種類の継ぎ手2により共用化することができる。
(6) 前記熱交換器は、車両の空調ケース内に冷房用熱交換器として設置され、冷媒の流通により通過する風から熱を奪う積層型エバポレータ1であるため、空調ユニットの小型コンパクト化の要求に応えてレイアウト性の向上を図りながら、継ぎ手2の取り付け性確保と通過抵抗となる冷媒偏流の抑制を併せて達成することができる。
以上、本発明の熱交換器の継ぎ手構造を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、2つの管接続穴中心位置を、それぞれについてオフセット量の限界あるいは限界近くまで2つのタンク中心位置よりも下側位置にオフセット設定することで、2つの管接続穴中心位置を結ぶ線を、2つのタンク穴中心位置を結ぶ線に対して傾斜化させた例を示した。しかし、例えば、冷媒入口管と冷媒出口管が同じ管径である場合、2つの管接続穴中心位置を2つのタンク穴中心位置よりも下側位置に同じ量だけオフセットする例としても良い。
要するに、継ぎ手の上面を、熱交換器の上面と同一面に設定し、継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴は、2つの管接続穴中心位置を2つのタンク穴中心位置よりも下側位置にオフセットし、2つの管接続穴中心位置のオフセット量は、冷媒入口管と冷媒出口管の内径全域が第1タンクと第2タンクの内径全域に含まれる範囲内に設定したものであれば、実施例1に限られることはない。
実施例1では、熱交換器として車両の空調ケースに内蔵される積層型エバポレータを示し、積層型エバポレータの継ぎ手構造に適用する例を示したが、車両に限らず家庭用空調機器や事業所用空調機器等の様々な用途の熱交換器(蒸発器、凝縮器、冷却器等)の継ぎ手構造に対しても適用することができる。また、熱交換器は積層型であっても積層型以外のものであっても良い。要するに、上端位置に第1タンクと第2タンクを横並列に配置した熱交換器の一側面に冷媒入口管と冷媒出口管を接続する継ぎ手を備え、冷媒入口管から継ぎ手を経過して冷媒を第1タンクに導入し、第2タンクから継ぎ手を経過して冷媒を冷媒出口管に排出する熱交換器の継ぎ手構造であれば適用できる。
実施例1の継ぎ手構造が適用された積層型エバポレータ(熱交換器の一例)を示す全体正面図である。 実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造を示す分解斜視図である。 実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造をフランジ側から視た拡大図である。 実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造をタンク側から視た拡大図である。 実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造のうち冷媒入口管の接続部分を示す図3のA−A線断面図である。 実施例1における積層型エバポレータの継ぎ手構造のうち冷媒出口管の接続部分を示す図3のB−B線断面図である。 従来例1の継ぎ手構造が適用された積層型エバポレータであり、(a)は継ぎ手構造の要部側面図を示し、(b)は継ぎ手構造の要部正面図を示す。 従来例2の継ぎ手構造が適用された積層型エバポレータであり、(a)は継ぎ手構造の要部側面図を示し、(b)は継ぎ手構造の要部正面図を示す。
符号の説明
1 積層型エバポレータ(熱交換器の一例)
1a コア部上面(上面)
11 チューブシート
12,13 サイドプレート
12a 入口側上部タンク連通穴
12b 出口側上部タンク連通穴
14 アウターフィン
15 入口側上部タンク(第1タンク)
16 出口側上部タンク(第2タンク)
2 継ぎ手
2a 上面
21 台座部材
21a 冷媒入口管接続穴
21b 冷媒出口管接続穴
21c,21d ビス止めネジ穴
22 フランジ部材
22a 冷媒入口管接続穴
22b 冷媒出口管接続穴
22c,22d ビス穴
3 気密シール材
4 冷媒入口管
4a カシメつば部
4b O−リング溝
5 冷媒出口管
6,7 ビス
8,9 O−リング
OP1,OP2 管接続穴中心位置
OT1,OT2 タンク穴中心位置
OFF1,OFF2 オフセット量
EP1,EP2 冷媒入口管4と冷媒出口管5の内径全域
ET1,ET2 入口側上部タンク15と出口側上部タンク16の内径全域
θ 傾斜角
C 管接続穴中心位置OP1,OP2を結ぶ線

Claims (5)

  1. 上端位置に第1タンクと第2タンクを横並列に配置した熱交換器の一側面に冷媒入口管と冷媒出口管を接続する継ぎ手を備え、冷媒入口管から継ぎ手を経過して冷媒を第1タンクに導入し、第2タンクから継ぎ手を経過して冷媒を冷媒出口管に排出する熱交換器の継ぎ手構造において、
    前記継ぎ手の上面を、前記熱交換器の上面と同一面に設定し、
    前記継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴は、2つの管接続穴中心位置を2つのタンク穴中心位置よりも下側位置にオフセットし、
    前記2つの管接続穴中心位置のオフセット量は、冷媒入口管と冷媒出口管の内径全域が第1タンクと第2タンクの内径全域に含まれる範囲内に設定し、
    前記継ぎ手に有する冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴は、冷媒入口管接続穴の穴径より冷媒出口管接続穴の穴径が大径であり、かつ、2つの管接続穴中心位置を、それぞれについてオフセット量の限界あるいは限界近くまで2つのタンク中心位置よりも下側位置にオフセット設定することで、2つの管接続穴中心位置を結ぶ線を、2つのタンク穴中心位置を結ぶ線に対して傾斜化させたことを特徴とする熱交換器の継ぎ手構造。
  2. 請求項に記載された熱交換器の継ぎ手構造において、
    前記熱交換器は、両側にサイドプレートを有し、両サイドプレートのうち、片側のサイドプレートの上部位置に第1タンク連通穴と第2タンク連通穴を開口し、
    前記継ぎ手は、第1タンク連通穴と第2タンク連通穴を開口した片側のサイドプレートの上部位置にロウ付け固定された台座部材と、該台座部材にビス止め固定されたフランジ部材により構成され、
    前記台座部材とフランジ部材には、傾斜配置した冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴に挟まれた領域に2つのビス止めネジ穴と2つのビス穴を設定したことを特徴とする熱交換器の継ぎ手構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された熱交換器の継ぎ手構造において、
    前記熱交換器は、継ぎ手を含めた外周部に沿って1枚の気密シール材を巻き付けたことを特徴とする熱交換器の継ぎ手構造。
  4. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載された熱交換器の継ぎ手構造において、
    前記継ぎ手は、冷媒入口管接続穴と冷媒出口管接続穴の2つの管接続穴中心位置を結ぶ線に対し線対称形状に設定したことを特徴とする熱交換器の継ぎ手構造。
  5. 請求項1乃至請求項の何れか1項に記載された熱交換器の継ぎ手構造において、
    前記熱交換器は、車両の空調ケース内に冷房用熱交換器として設置され、冷媒の流通により通過する風から熱を奪う積層型エバポレータであることを特徴とする熱交換器の継ぎ手構造。
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