JP5154645B2 - パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高qrfフィルタ - Google Patents

パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高qrfフィルタ Download PDF

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Description

本発明は、パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタに関するものである。
携帯電話、PDA、WIFIトランシーバ、その他の通信装置等の携帯通信装置は、様々な周波数で、通信信号を送受信する。効果的な通信のために、送受信信号の周波数は、通信情報を運ぶベースバンド情報信号より何倍も高い。よって、トランシーバは、伝送信号をアップコンバートし、受信信号をダウンコンバートする。
一般に、一つ、或いは、それ以上のミキサは、伝送信号をアップコンバートし、受信信号をダウンコンバートするのに用いられる。多くのラジオ周波数(RF)通信方法中、そして、特に、直交変調方法中、ミキサは、局部発振(LO)信号に従って、直交信号の差動素子を切り換える一連のスイッチを用いて実行される。LO信号の周波数が選択されるので、LO信号と混合されるラジオ周波数信号が所望の周波数に転換される。
信号アップコンバーションと信号ダウンコンバーションはミキサにより実行され、一般に、半導体スイッチにより実施される。ディープサブミクロン技術において、低ノイズ操作と高効果操作特徴を提供するパッシブスイッチの効用が、低電流消耗と高パフォーマンスを必要とするパッシブミキサの使用を可能にする。スイッチクロック経路に用いられるレールトゥレール電圧と、ミキサ中の同相(I)と直角位相(Q)経路間の絶縁不良による問題が、パッシブミキサの使用における制限を発生させる。
本発明は、パッシブミキサを提供し、上述の問題を解決することを目的とする。
本発明のパッシブミキサは、約25%のデューティサイクル信号の遷移で操作される同相(I)と直角位相(Q)信号の差動素子を用いて、差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号を生成するスイッチ構造を含む。
本発明により、公知技術の問題が改善される。
簡易化した携帯型トランシーバーを示す図である。 約25%のデューティサイクルか、LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタを実行することができるダウンコンバータの具体例を示す図である。 LO 2LOトポロジーを用いた約25%のデューティサイクルを実行するシングルエンド電流モードの具体例を示す図である。 LO 2LOトポロジーを実施する完全差動の電流モードのパッシブミキサの具体例を示す図である。 図3と図4のLO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタの具体例に用いられるLO信号を示す図である。 LO 2LOトポロジーを実施するシングルエンド電圧モードのパッシブミキサを示す図である。 LO 2LOトポロジーを実施する完全差動電圧モードのパッシブミキサの具体例を示す図である。 約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるシングルエンド電圧モードパッシブミキサのもう一つの具体例を示す図である。 図8のクロック信号を生成するのに用いられる回路のもう一つの具体例を示す図である。 図8のクロック信号を生成するのに用いられる回路の更にもう一つの具体例を示す図である。 図10の接続1012、1014、1016、1018上の信号を生成するのに用いられる回路1100の具体例を示す図である。 図11Aのラッチ回路の具体例を示す図である。 図10の一対のNORゲートの実施例を示す図である。 約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルターの具体例を示す図である。 約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルタのもう一つの具体例を示す図である。 約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルタのもう一つの具体例を示す図である。 トランスミッタでノイズをフィルタリングする、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルタの別の具体例を示す図である。 nサンプルホールドスイッチを用い、nベースバンド出力を有するパッシブミキサとフィルタトポロジーの一般的な実施図である。 LO 2LO構造を用いたパッシブミキサと高Q RFフィルタの具体例の操作を説明するフローチャート図である。
携帯用トランシーバーに特に関係した記述であるが、パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタも、他の具体例で、約25%のクロックデューティサイクル波長を用いて、局部発振(local oscillator 、LO)を生成するパッシブミキサと高 Q RFフィルタとして見なされ、LO 2LOトポロジーにより実現され、レシーバで、信号ダウンコンバーションを用いるあらゆる装置中に用いることができる。パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、ミキサコアで実施されるか、関連する回路で、所望のLO と 2LO信号を生成することにより、公知のミキサコアで実施される。更に、以下で、ダウンコンバートミキサを記述するが、パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタも、アップコンバートミキサとして実施できる。更に、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いたフィルタ構造が記載される。このフィルタ構造は、高 Q RFフィルタを必要とするあらゆる設計に用いられる。このアプリケーション中、直交パッシブミキサトポロジーが記述される。直交パッシブミキサトポロジーは、アプリケーションの送受信に用いられて、IとQ経路間の良好な絶縁性、低ノイズ、高直線性を達成すると同時に、厳しいLOチェーン規格を緩和することができる。
パッシブミキサは、低電力消耗、低ノイズ、高直線性を提供するが、LOドライバとパッシブミキサに付随する信号経路から、好ましいパフォーマンスを必要とする。パッシブミキサの最も解決が難しい欠点は、IとQ入力端間の絶縁が不足することである。絶縁不足は、公知の実施に、IとQを絶縁するアクティブ、又は、パッシブ回路ステージを強要し、ダイ面積を犠牲にし、ノイズが増加し、直線性が大幅に低下し、よって、多くのアプリケーション中で、パッシブミキサの効果的な使用が制限されてしまう。
直交のIとQ LO信号の生成は、ミキサ操作にとって重要である。直交LO信号の位相ノイズとI−Q適合が共に重要なので、LOと2LO信号の生成に関連する回路は、一般に、高電力を消耗し、回路上で大面積を占有する。
パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、上述の多くの課題を克服する。パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、LOチェーン位相ノイズの総合システムのノイズへの貢献を減少させる。伝送ミキサの場合、LO 2LOトポロジーは、トランスミッタの総合ノイズレベルを減少させ、レシーバの場合、LO 2LOトポロジーは、レシーバの電磁波耐性を増加し、相互混合のせいで、所望の周波数にダウンコンバートする周波数を外れる信号をブロックする。パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、アップコンバーターの場合のサイドバンド拒絶を悪化させ、ダウンコンバータの場合のイメージ拒否を改善するLOチェーン中のIQ不均衡を減少させる。
受信ミキサの場合、LO 2LOトポロジーは、雑音指数と直線性を大幅に改善する。アクティブ絶縁を提供する素子、又は、大領域を占有し、及び、又は、寄生ノイズを発生し、IとQ間の直線性を悪化させるパッシブ絶縁を提供する素子を削除することにより、レシーバ利得を増加させ、RF経路の複雑さを減少させる。
パッシブミキサのパフォーマンスは、低ゲート長、高パフォーマンス相補型MOS(CMOS)トランジスタの有効性により劇的に改善され、線形モード下で、卓越したスイッチとして操作する。上述のLO 2LOパッシブミキサ構造は、更に、パッシブミキサのパフォーマンスを増加し、電圧モードでも電流モード下でも操作できる。具体例中、以下のパッシブミキサの実施は、複数の長所を提供する電流モードのパッシブミキサの実施である。
パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、ハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実施される。ハードウェアで実施される時、パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、専門のハードウェア素子とロジックを用いて実施される。ソフトウェア中で部分的に実施される場合、LOと2LO信号が生成されるとき、ソフトウェア部分は、精確に様々な素子を制御するのに用いられる。ソフトウェアはメモリに保存され、適当な命令実行システム(マイクロプロセッサ)により実行される。パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタのハードウェア実施は、以下の技術のどれか、又は、組み合わせを含み、全て、当技術分野{とう ぎじゅつ ぶんや}で周知{しゅうち}で、個別の電子素子、データ信号に基づき、論理関数を実施するロジックゲートを有する個別のロジック回路、適切なロジックゲートを有するアプリケーション特有の集積回路、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、フィールドプログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)等である。
パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタのソフトウェアは、論理関数を実行する実行可能命令の順序付けられたリストを含み、命令実行システム、装置、又は、装置と連結するあらゆるコンピュータ可読媒体に統合され、例えば、コンピュータベースシステム、プロセッサ含有システム、又は、その他のシステムは、命令実行システム、装置、又は、装置から命令をフェッチし、命令を実行する。
この文献の文脈中、“コンピュータ可読媒体”は、命令実行システム、器具、又は、装置と通信するプログラムを含有、保存、通信、伝播、又は、伝送するあらゆる手段である。コンピュータ可読媒体は、それらに限定されないが、例えば、電気、磁気、光学、電磁気、赤外線、又は、半導体システム、装置、又は、伝播媒質である。コンピュータ可読媒体の更なる具体例は以下である。一つ、或いは、それ以上のワイヤを有する電気的接続(電子回路)、ポータブルコンピュータディスケット(磁気)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、消去可能PROM(EPROM か フラッシュメモリ)(磁気)、光ファイバ(光学)、及び、CD−ROM(compact disc read−only memory)(光学)を含む。注意すべきことは、コンピュータ可読媒体は、プログラムをプリントできる紙か他の適当な媒体で、プログラムは、例えば、紙の光学スキャンや他の媒体により電気的に捕捉され、その後、コンパイル、判断されるか、そうでなければ、必要なときに適当に処理され、コンピュータメモリ中に保存される。
図1は、簡易化した携帯型トランシーバー100を示す図である。パッシブミキサとパッシブミキサを用いた高 Q RFフィルタは、あらゆるRFレシーバ、RFトランスミッタ、又は、RFトランシーバ中で実施され、本例中、携帯型トランシーバー100と関連するRFレシーバ120中で実施される。図1の携帯型トランシーバー100は、例を簡潔にすることを目的として、多くの可能なアプリケーションのうちの一つを示し、LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタが実施される。携帯型トランシーバー100は、トランスミッタ110、レシーバ120、ベースバンドサブシステム130、デジタルーアナログコンバータ(DAC)160、及び、アナログーデジタルコンバータ(ADC)170からなる。トランスミッタ110は、変調器116、及び、アップコンバータ117を含む。具体例中、アップコンバータ117は変調器116のサブシステムである。別の具体例中、アップコンバータ117は分離した回路ブロックか回路素子である。
トランスミッタは、ベースバンド信号を変調、及び、アップコンバートする機能素子を含む。レシーバ120は、フィルタ回路とダウンコンバータ200を有し、受信したRF信号からの情報信号を復調させる。ダウンコンバータ200は、LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルターの具体例を実施する。
携帯型トランシーバー100は、電力増幅器140を有する。トランスミッタ110の出力は、接続112で、電力増幅器140に提供される。通信方法論に基づくと、携帯型トランシーバーは電力増幅制御素子を含む(図示しない)。
レシーバ120と電力増幅器140はフロントエンドモジュール144に接続される。フロントエンドモジュール144はデュプレクサ、ダイプレクサ、又は、受信信号から伝送信号を分離するあらゆる素子である。フロントエンドモジュール144は、接続142で、アンテナ138に接続される。
伝送モード下で、電力増幅器140の出力は、接続114で、フロントエンドモジュール144に提供される。受信モード下で、フロントエンドモジュール144は、接続146で、受信信号をレシーバ120に提供する。
LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタの一部がソフトウェアで実行され、その後、ベースバンドサブシステム130は、マイクロプロセッサ135かその他のプロセッサにより実行されるLO 2LOソフトウェア155を含み、LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタの操作を制御する。
伝送時、ベースバンド伝送信号は、接続132で、ベースバンドサブシステム130からDAC160に提供される。DAC160は、デジタルベースバンド伝送信号を、接続134で、トランスミッタ110に供給されるアナログ信号に転換する。変調器116とアップコンバータ117は、携帯型トランシーバ100が操作されるシステムにより規定される変調フォーマットに従って、アナログ伝送信号を変調、アップコンバートする。伝送信号の変調とアップコンバートは、その後、接続112で、電力増幅器140に供給される。
受信時、受信信号のフィルタとダウンコンバートは、接続136で、レシーバ120からADC170に供給される。ADCはアナログ受信信号をデジタル化し、接続138で、アナログベースバンド受信信号をベースバンドサブシステム130に提供する。ベースバンドサブシステム130は、伝送情報を受信する。
図2は、約25%のデューティサイクルか、LO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサを実行することができるダウンコンバータ200の具体例を示す図である。ダウンコンバータ200は、接続204上に、所望のLO信号の二倍の周波数であるLO信号を生成するように設計された発振器202を有する。例えば、所望のLO信号の周波数が名目上、1000MHzの場合、接続204上の信号は、200MHzである。ダウンコンバータ200は、ミキサコア212とミキサコア214を含む。ミキサコア212と214は、直交信号IとQ上に配置され、操作される。例中、差動ラジオ周波数(RF in+)入力信号は接続206で、ミキサコア212に供給され、差動RF入力信号(RF in−)は接続208で、ミキサコア214に供給される。
接続204上の2LO信号は、ミキサコア212と214に供給され、分配器222に供給される。具体例中、分配器222は直交分配器である。分配器222は、接続204上の2LO信号を、接続216と218上のLO名目値に分配する。本例中、LO_1信号は、接続216で、ミキサコア212に供給され、LO_1とLO_1信号は、接続216で、ミキサコア212に供給され、LO_Q信号は、接続218で、ミキサコア214に供給される。一般に、2LO、LO_1、及び、LO_Q信号は、ミキサコア212と214に供給される前に、バッファを通過する。しかし、バッファは、簡潔化のため、図2から省略される。
以下{いか}により詳細{しょうさい}に論じるように、ミキサコア212と214は、それぞれ、LO信号と2LO信号を受信する。最小のノイズと損耗により、ミキサコア212はRF in+信号をダウンコンバートし、ミキサコア214はRF in−信号をダウンコンバートする。本例中、ダウンコンバートされたRF in+信号は、接続224上で、ベースバンド(BB)I+とI−信号として現れ、ダウンコンバートされたRF in−信号は、接続226上で、ベースバンド(BB)Q+とQ−信号として現れる。
ダウンコンバータ200の構造は、周波数分配器のノイズ寄与を抑圧し、直交LO信号、LO_1とLO_Qを生成するのに用いられ、これにより、レシーバのノイズ寄与を最小限にし、IとQ入力端間の高レベルの入力絶縁を提供し、パッシブミキサを実施する。
図3は、LO 2LOトポロジーを用いて約25%のデューティサイクルを実行するシングルエンド電流モードのパッシブミキサの具体例を示す図である。図3の具体例中、ミキサ300は、電圧ドメインでなく電流ドメインで操作し、RF入力端でシングルエンドであるが、ベースバンド出力端では差動構造である。フロントエンドモジュール144(図1)の出力は、接続146で受信する。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は低ノイズ増幅器(LNA)302に供給される。具体例中、増幅器302は、トランスインピーダンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続146上で増幅器302に入力するのは電圧信号Vinで、接続304上の増幅器の出力は電流信号である。
接続304上の電流信号は、誘導/キャパシティブ(LC)タンク回路306に提供される。タンク回路306は、キャパシタンス308とインダクタンス309を有する。タンク回路306は所望のRFに調整し、ノード304から、高インピーダンス接続を接地かVccに提供する。高インピーダンス接続は、電流をGmステージの出力端からパッシブミキサステージに回す。接続304上のタンク回路306の出力は電流信号で、Ioutと称される。
ミキサコアは、同相のミキサコア305と直角位相ミキサコア307を含む。接続304上の信号は、それぞれ、キャパシタンス311と321により、一対のスイッチ310と320に提供される。スイッチ310は、2LO信号により制御され、スイッチ320は、2LO信号
(外1)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ310の出力は、接続312で、スイッチ330と332に提供される。スイッチ330はLO_I信号により制御され、スイッチ332は
(外2)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ320の出力は、接続322で、スイッチ340と342に提供される。スイッチ340はLO_Q信号により制御され、スイッチ342は
(外3)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ330の出力は、接続334で、増幅器352に提供される。同様に、スイッチ332の出力は、接続336で、増幅器352に提供される。増幅器352は、例えば、接続354上で、差動出力を有するトランスインピーダンス増幅器である。接続354上の出力は、差動同相(I)出力信号である。負荷抵抗356とキャパシタンス358は、出力端354と入力端334間に位置する。負荷抵抗357とキャパシタンス359は、出力端354と入力端336間に位置する。
スイッチ340の出力は、接続334で、増幅器362に提供される。同様に、スイッチ342の出力は、接続346で、増幅器362に提供される。増幅器362は増幅器352と同じである。接続364上の出力は差動直角位相(Q)出力信号である。抵抗366とキャパシタンス368は、出力364と入力344間に位置する。抵抗367とキャパシタンス369は出力364と入力346間に位置する。
トランスインピーダンス増幅器352は、ノード334と336で、差動信号に、バーチャル接地接続を生成し、トランスインピーダンス増幅器362は、ノード344と346で、差動信号に、バーチャル接地接続を生成する。ミキサコア305と307で、スイッチにより、LNA302の出力端から伝播する時、電流ドメインに信号が残るようにする。
図3のミキサトポロジーの具体例によると、接続334と336、又は、接続344と346上に、RF、又は、ベースバンド電圧振幅がない。同様に、ノード304に、電圧振幅がない。ノード304、334、336、344、及び、346上の低電圧利得は、レシーバフロントエンドが高直線性で操作できるようにする。
図5の効果的なLO信号の図で示されるように、任意{にんい}の時点{じてん}で、次の接続の一つだけが確立される。ノード304とノード334間の接続、ノード304とノード336間の接続、ノード304とノード334間の接続、又は、ノード304とノード346間の接続、である。時間の分配は、信号2LOと
(外4)
Figure 0005154645

により、スイッチ310と320を切り換えることにより完成する。このように、Iミキサ330/332とトランスインピーダンス増幅器352、及び、Qミキサ340/342とトランスインピーダンス増幅器362間の絶縁は、時間ドメイン中、信号を分割することにより達成される。
トランスインピーダンス増幅器352と362間で達成される絶縁は、パッシブミキサのノード334/336とノード334/346から現れるインピーダンスを増加させる。このインピーダンスは高く、共振周波数で、タンク回路306の抵抗により制限される。この高インピーダンスは、トランスインピーダンス増幅器352と362の入力参照ノイズの転送利得を減少させ、これにより、レシーバの総合感度を改善する。
ノード304の与えられた電流Ioutにとって、電流対電圧利得は、効果的なインピーダンス利得Gain = (Vout/Iin) = Rtia (2/p√2) により与えられ、 Rtiaは抵抗356の値である。この利得は、一対の公知のIとQミキサがノード304に接続される場合に得られる利得より3dB大きい。
低ミキサフリッカーノイズ、低熱雑音、優れたIQミスマッチと高IP2に貢献する更なるメカニズムは、出願日が2005年9月6日の同時係属の米国特許第11/220,030号の“低ノイズミキサ”で記述されている。
図4は、LO 2LOトポロジーを実施する完全差動の電流モードのパッシブミキサの具体例を示す図である。図4の素子は図3の素子と同じで、述語体系4XXを用いて表示され、XXは図3と同じ素子である。
図4の具体例中、ミキサ400は電流モードで操作し、RF入力とベースバンド出力で、完全差動である。フロントエンドモジュール144(図1)の出力は、接続146で受信される。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は差動信号で、低ノイズ増幅器(LNA)402に供給される。具体例中、増幅器402はトランスインピーダンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続146上で、増幅器402に入力するのは差動電圧信号Vin+ と Vin−で、接続404上で、増幅器402の出力は、差動電流信号Iout+ と Iout−である。
接続404上の電流信号は、タンク回路406に提供される。タンク回路406はタンク回路306と同じである。タンク回路406は、所望のRFに調整し、ノード404から、高インピーダンス接続をVccに提供する。高インピーダンス接続は、電流をGmステージの出力端からパッシブミキサステージに回す。
正(Iout+)経路上で、ミキサコアは、同相のミキサコア405と直角位相ミキサコア407を有し、接続404上の信号は、キャパシタンス411により、一対のスイッチ410と420に提供される。スイッチ410は2LO信号により制御され、スイッチ420は、2LO信号
(外5)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ410の出力は、接続412で、スイッチ430と432に提供される。スイッチ430はLO_I信号により制御され、スイッチ432は
(外6)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ420の出力は、接続422で、スイッチ440と442に提供される。スイッチ440はLO_Q信号により制御され、スイッチ442は
(外7)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ430の出力は、接続434で、増幅器452に提供される。同様に、スイッチ432の出力は、接続436で、増幅器452に提供される。増幅器452は、例えば、接続454上で、差動出力を有するトランスインピーダンス増幅器である。増幅器452は増幅器352と同じである。接続454上の出力は、差動同相(I)の出力信号である。
スイッチ440の出力は、接続444で、増幅器462に提供される。同様に、スイッチ442の出力は、接続446で、増幅器462に提供される。増幅器462は増幅器452と同じである。接続464上の出力は、差動直角位相(Q)出力信号である。
負(Iout−)経路上で、ミキサコアは、同相のミキサコア475と直角位相ミキサコア477を有し、接続404上の信号は、キャパシタンス421により、一対のスイッチ480と485に提供される。スイッチ480は2LO信号により制御され、スイッチ485は、2LO信号
(外8)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ480の出力は、接続482で、スイッチ490と492に提供される。スイッチ490はLO_I信号により制御され、スイッチ492は
(外9)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ485の出力は、接続484で、スイッチ494と496に提供される。スイッチ494はLO_Q信号により制御され、スイッチ496は
(外10)
Figure 0005154645

により制御される。
スイッチ490の出力は、接続436で、増幅器452に提供される。同様に、スイッチ492の出力は、接続434により、増幅器452に提供される。増幅器452は、例えば、接続454上に差動出力を有するトランスインピーダンス増幅器である。増幅器452は増幅器352と同じである。接続454上の出力は、差動同相(I)の出力信号である。
スイッチ494の出力は、接続446で、増幅器462に提供される。同様に、スイッチ496の出力は、接続444で、増幅器462に提供される。
図5は、図3と図4のLO 2LOトポロジーを用いたパッシブミキサとフィルタの具体例に用いられるLO信号を示す図である。同相LO信号は、差動素子LO_Iと
(外11)
Figure 0005154645

を含む。直角位相LO信号は、差動素子LO_Qと
(外12)
Figure 0005154645

を含む。2LO信号は、IとQ LO信号の周波数の二倍で発生するLO信号である。
2LO信号はトレース502で示され、LO_1信号はトレース504で示され、LO_Q信号はトレース506で示される。
2LO*LO_I信号はトレース508で示される。信号508はI+信号を示す。
(外13)
Figure 0005154645

信号はトレース512で示される。信号512はI−信号を示す。
(外14)
Figure 0005154645

はトレース514で示される。信号514はQ−信号を示す。
(外15)
Figure 0005154645

信号はトレース516で示される。信号516はQ−信号を示す。
効果的な同相LO信号、eLO_Iは518で示され、効果的な直角位相LO信号、eLO_Qは522で示される。図5のように、効果的な同相LO信号、eLO_I、518と効果的な直角位相LO信号、eLO_Q、522は、約25%のデューティサイクルを提供し、2LO信号502の遷移だけで切り換えが起こるように確保し、LO_1信号504とLO_O信号506によるIとQ信号の重複部分を縮小する。
図6は、LO 2LOトポロジーを実施するシングルエンド電圧モードのパッシブミキサを示す図である。具体例中、電圧モードのパッシブミキサは、キャパシタンスを有するスイッチ334、336、344、346(図3)の出力を終了し、その後、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器により、図3で示されるLO 2LOパッシブミキサを用いて実施される。図6の素子は図3の素子と同じで、述語体系6XXを用いて表示され、XXは図3と同じ素子である。
図6の具体例中、ミキサ600は電流ドメインでなく、電圧ドメインで操作し、RF入力でシングルエンドであるが、ベースバンド出力で差動構造である。フロントエンドモジュール144(図1)の出力は、接続146で受信される。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は低ノイズ増幅器(LNA)602に供給される。具体例中、増幅器602はトランスインピーダンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続604上の増幅器602の出力は電圧信号Voutである。
接続604上の電圧信号は、タンク回路606に提供される。タンク回路606はタンク回路306と同じである。タンク回路606の出力は電圧信号で、Voutと呼ばれる。
ミキサコアは、同相ミキサコア605と直角位相ミキサコア607を含む。接続604上の信号は、それぞれ、キャパシタンス611と621により、一対のスイッチ610、620に提供される。スイッチ610は、2LO信号により制御され、スイッチ620は2LO信号
(外16)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ610の出力は、接続612で、スイッチ630と632に提供される。スイッチ630はLO_I信号により制御され、スイッチ632は
(外17)
Figure 0005154645

信号により制御される。
スイッチ620の出力は、接続622で、スイッチ640と642に提供される。スイッチ640はLO_Q信号により制御され、スイッチ642は
(外18)
Figure 0005154645

により制御される。
接続634と636上の出力スイッチ630、632は、それぞれ、キャパシタンス656、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器652により終了される。同相差動出力VIout+ と VIout−は、接続634と636で提供される。バイアス抵抗657と658は、スイッチ630と632上のDC電圧を設定する電圧信号Vcmを受信する。バイアス抵抗657と658は、一般に、極めて大きく、0.5Kohmから20kOhmの幅である。
接続640と642上の出力スイッチ640、642は、それぞれ、キャパシタンス666、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器662により終了される。直角差動出力VQout+ and VQout−は、接続644と646で提供される。バイアス抵抗667と668は、スイッチ640と642上のDC電圧を設定する電圧信号Vcmを受信する。バイアス抵抗667と668は、一般に、極めて大きく、0.5Kohmから20kOhmの幅である。以下で記述されるように、電圧モード操作は、約25%のデューティサイクルかLO−2LOトポロジー構造を用いて、高Qフィルタリングを可能にする。
図7は、LO 2LOトポロジーを実施する完全差動電圧モードパッシブミキサの具体例を示す図である。図7の素子は図6の素子と同じで、述語体系7XXを用いて表示され、XXは図6と同じ素子である。
図7の具体例中、ミキサ700は、電流ドメインでなく、電圧ドメインで操作し、RF入力端とベースバンド出力端で完全差動である。フロントエンドモジュール144(図1)の出力は、接続146で受信する。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は差動信号で、低ノイズ増幅器(LNA)702に供給される。具体例中、増幅器702は、トランスインピーダンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続146上の増幅器702に入力するのは差動電圧信号、Vin+ and Vin−で、接続704上の増幅器702の出力は、差動電圧信号Vout+ and Vout−である。
接続704上の電圧信号はタンク回路706に提供される。タンク回路706はタンク回路606と同じである。
正(Iout+)経路上で、ミキサコアは、同相のミキサコア705と直角位相ミキサコア707を有し、接続704上のミキサは、キャパシタンス711により、一対のスイッチ710と720に提供される。スイッチ710は2LO信号により制御され、スイッチ720は、2LO信号
(外19)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ710の出力は、接続712で、スイッチ730と732に提供される。スイッチ730はLO_I信号により制御され、スイッチ732は
(外20)
Figure 0005154645

信号により制御される。
スイッチ720の出力は、接続722で、スイッチ740と742に提供される。スイッチ740はLO_Q信号により制御され、スイッチ742は
(外21)
Figure 0005154645

信号により制御される。
接続734と736上の出力スイッチ730、732は、キャパシタンス756、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器752により終了される。同相差動出力VIout+ andと VIout−は、接続734と736により提供される。バイアス抵抗757と758は電圧信号Vcmを受信する。
接続744と746上の出力スイッチ740、742は、それぞれ、キャパシタンス766、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器762により終了される。直角差動出力VQout+ and VQout−は、接続744と746により提供される。バイアス抵抗767と768は、電圧信号Vcmを受信する。以下で記述されるように、電圧モード操作は、約25%のデューティサイクルかLO−2LOトポロジー構造を用いて、高Qフィルタリングを可能にする。
負(Iout−)経路上で、ミキサコアは、同相のミキサコア775と直角位相ミキサコア777を有し、接続704上の信号は、キャパシタンス721により、一対のスイッチ780と785に提供される。スイッチ780は2LO信号により制御され、スイッチ785は、2LO信号
(外22)
Figure 0005154645

の逆により制御される。
スイッチ780の出力は、接続782で、スイッチ790と792に提供される。スイッチ790はLO_I信号により制御され、スイッチ792は
(外23)
Figure 0005154645

信号により制御される。
スイッチ785の出力は、接続784で、スイッチ794と796に提供される。スイッチ794はLO_Q信号により制御され、スイッチ796は
(外24)
Figure 0005154645

信号により制御される。
接続736と734上の出力スイッチ790、792は、キャパシタンス756、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器752により終了される。同相差動出力VIout+ andと VIout−は、接続734と736により提供される。
接続746と744上の出力スイッチ794、796は、それぞれ、キャパシタンス766、続いて、高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器762により終了される。直角差動出力VQout+ and VQout−は、接続744と746により提供される。
注意すべきことは、電流モード実行(図3と図4)と電圧モード実行(図6と図7)間に、利得の差異があることである。電流モード下で、利得はアクティブLO 2LOミキサと同じである。電圧モード下で、LNA出力ノードから差動出力ノードへの電圧利得は、シングルエンド実行(図6)に対し、約6dBであり、差動実行(図7)に対する0dBに近接する。図6と図7のミキサ実行は、一連のサンプルホールド(S/H)機能として見なされ、ミキサスイッチがゼロに近づくにつれて、RF入力から各スイッチのサンプリング出力への電圧利得は、0dBに接近する。スイッチのオンタイム幅(又は、デューティサイクル)が増加すると、利得は減少する。25%のデューティサイクルの利得の点から考えると、0dBより僅かに低く、0dBに近似する。
図8は、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるシングルエンド電圧モードパッシブミキサのもう一つの具体例を示す図である。電圧モード操作が図8の具体例で示されるが、電流モード実行も用いられる。図8は、約25%のデューティサイクルとLO 2LO構造を実施する間の差異を示す。LO 2LOトポロジーは、LO周波数の1/4の時間か25%のデューティサイクルで、基本的に、RF入力(例えば、図3のノード304)が各ベースバンド出力(例えば、図3のノード334、336、344と346)に接続されると認識することにより、回路実施が提供され、25%のデューティサイクルLO信号は、RF信号経路より、LOチェーン中で生成される。実際に、スイッチのオンタイム間の重複を防止し、ミキサ実行の受信か伝送の両方で、好ましいノイズパフォーマンスを確保するため、25%以下のデューティサイクルが望ましい。しかし、電流モードで、短いデューティサイクル(25%以下)のミキサ実施は、直線性をすぐに悪化させ、ノイズの改善が僅かである。
例えば、図8のような電圧モード下のミキサ実施で、デューティサイクルを20%かそれ以下にするのは可能であるが、快速に収穫逓減点に達すると、LO周波数の調波付近中の不要な入力信号やノイズをエイリアシングにより生じるノイズ寄与がパフォーマンスを低下させる。
図8のトポロジー中、LO 2LO乗算が、RF経路でなくLO経路で実行される。これにより、パッシブミキサ800を経る信号伝搬は、図3、図4、図6、及び、図7の直列の二個よりは、一スイッチ装置から伝搬されるRF信号として簡易化される。図8の構造で、スイッチの直線性とノイズは、図3、図4、図6、及び、図7のトポロジーよりわずかにいいが、I−QミスマッチとLO位相ノイズのために悪くなる。LO回路も、更に複雑で、更に多くの電力を消耗する。これらの欠点にもかかわらず、特に、電圧モードミキサトポロジーが用いられる時、信号経路の簡潔さが重要な長所を提供する。更に、以下のように、図8のパッシブミキサトポロジーのフィルタリング特性は、RF経路で高いフィルタリング反応を生じさせる図8の各直角位相IとQ信号の一スイッチの低直列抵抗により、更に効果的である。
パッシブミキサ800は、電圧モードで、約25%のデューティサイクルのミキサトポロジーの具体例を示す。低ノイズ増幅器の出力は接続146で受信される。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は増幅器802に供給される。具体例中、増幅器802はトランストランアドミッタンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続804上の増幅器802の出力は電圧信号である。
接続804上の電圧信号は、タンク回路806に提供される。タンク回路806は、上述のタンク回路306と同じである。接続804上のタンク回路806は電圧信号で、Voutと称される。
接続804上の電圧信号は、キャパシタンス811により提供され、822、824、826、828を切り換える。スイッチ822、824、826、828は、例えば、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)技術、電界効果トランジスタ(FET)技術、又は、その他のスイッチ技術等のスイッチ技術により実施される。当技術分野{とう ぎじゅつ ぶんや}で周知{しゅうち}のように、スイッチ822、824、826、828は、パスゲートにより代替でき、NFETとPFETトランジスタの組み合わせである。スイッチ822、824、826、及び、828は、図8で、簡潔な単極単投スイッチとして示され、あらゆるタイプのスイッチが用いられて、スイッチ信号を生成する。
具体例中、同相(I)と直角位相(Q)信号は差動である。これにより、I信号は、VI+ 信号と VI− 信号を含む。同様に、Q 信号は、 VQ+ 信号と VQ−信号を含む。スイッチ822は、I+信号を生成し、スイッチ824はI−信号を生成し、スイッチ826はQ+信号を生成し、スイッチ828はQ−信号を生成する。スイッチ822、824、826、828を駆動する信号は、25%のデューティサイクルを有するように示され、以下のように生成される。クロック信号832はスイッチ822を駆動し、クロック信号834はスイッチ826を駆動し、クロック信号836はスイッチ824を駆動し、クロック信号838はスイッチ828を駆動する。約25%のデューティサイクルトポロジーを用いたパッシブミキサの具体例によると、クロック信号832から838はどの時も重複することがないか、又は、同時に、ポジティブである。
スイッチ822の出力は、キャパシタンス856と抵抗857により終了されて、増幅器852の一入力端に提供される。スイッチ824の出力は、キャパシタンス858と抵抗859により終了される。スイッチ826の出力は、キャパシタンス866と抵抗867により終了されて、増幅器862の一入力端に提供される。スイッチ828の出力は、キャパシタンス868と抵抗869により終了されて、増幅器862のほかの入力端に提供される。接続854上の増幅器852の出力は、差動出力信号VI+ と VI−であり、接続864上の増幅器862の出力は、差動出力信号VQ+ と VQ−である。
図9は、図8のクロック信号を生成するのに用いられる回路のもう一つの具体例を示す図である。図9は、リップル計数器900を示し、フリップフロップ902、904、906、及び、908からなる。クロック信号CLKは、接続912上でフリップフロップに供給される。具体例中、接続912上のクロック信号は、LO周波数の四倍(4LO)で操作する。接続932上のフリップフロップ908の出力はI+CLK信号で、接続934上のフリップフロップ904の出力は、I−CLK信号を示し、接続938上のフリップフロップ906の出力はQ−CLK信号を示す。計数器900は、フリップフロップをセット、又は、リセットすることにより、状態1000に初期化されなければならない。
図10は、図8のクロック信号を生成するのに用いられる回路1000のもう一つの具体例を示す図である。回路1000は、約25%のデューティサイクルが図8の構造に生成される方法を示す。回路1000はCMOS分配器で、比較的感度が低く、2ノイズにより分配される図8のミキサにLO信号を生成し、LO I−Q位相と増幅ミスマッチを最小化する。
回路1000は、NORゲート1022、1024、1026、1028を含む。各NORゲートは、接続1006で、遅延素子1004から2LO信号の遅延バージョンを受信する。遅延素子1004により提供される遅延が選択されて、NORゲート入力端上の二信号中の遷移は同時に発生しない。一旦、この状態が充分になると、NORゲート出力端の信号は、分配器(図2)からのLO信号より、2LO信号に依存する。NORゲート1022は、接続1012で、LOI+信号を受信し、NORゲート1024は、接続1014で、LOI−信号を受信し、NORゲート1026は、接続1016で、LOQ+信号を受信し、NORゲート1028は、接続1018で、LOQ−信号を受信する。
NORゲート1022は、接続1032で、I+クロック信号を提供し、NORゲート1024は、接続1034で、I−クロック信号を提供し、NORゲート1026は、接続1036で、Q+クロック信号を提供し、NORゲート1028は、接続1038で、Q−クロック信号を提供する。
2LO*LO_I信号はトレース1042で示される。信号1042はI+クロック信号を示す。
(外25)
Figure 0005154645

信号はトレース1044で示される。信号1044はI−クロック信号を示す。
(外26)
Figure 0005154645

はトレース1046で示される。信号1046はQ+クロック信号を示す。
(外27)
Figure 0005154645

信号はトレース1048で示される。信号1048はQ−クロック信号を示す。
信号トレース1052は接続1012上の信号を示し、LOI+信号の二機能により分配されることを示し、信号トレース1054は、接続1006上の信号を示し、遅延素子1004により提供される2LO信号の遅延バージョンを示す。
図11Aは、図10の接続1012、1014、1016、1018上に信号を生成するのに用いられる回路1100の具体例を示す図である。回路1100は、ラッチ素子1104と1106を有するラッチ回路である。LO周波数の二倍(2LO)の周波数のクロック信号が接続1102に提供される。ラッチ素子1104はLOQ+とLOQ−信号を生成し、ラッチ素子1106は、図10の接続1012、1014、1016、及び、1018のLOI+とLOI−信号を生成する。
図11Bは、図11Aのラッチ回路の具体例を示す図である。回路1150は、スイッチ素子1152、1154、1156、1158、1176、及び、1178を有する。例中、スイッチ素子は、電界効果トランジスタ(FET)装置であるが、他の実行装置でもよい。
スイッチ素子1152と1154は、接続1162で、入力信号Inputを受信し、スイッチ素子1156と1158は、接続1164で、入力信号
(外28)
Figure 0005154645

の逆を受信する。スイッチ素子1178はクロック信号CLKを受信し、スイッチ素子1176は、クロック入力信号
(外29)
Figure 0005154645

の逆を受信する。
バッファ1172と1174はラッチ上で正のフィードバックを提供する。回路1150の出力は接続1166と1168で達成される。
図12は、図10の一対のNORゲートの実施例を示す図である。本例中、スイッチ素子は電界効果トランジスタ(FET)として描かれるが、他の実行装置でもよい。
スイッチ素子1254と1258は入力信号Aを受信する。スイッチ素子1252と1272は入力信号Bを受信し、スイッチ素子1256と1274は入力信号
(外30)
Figure 0005154645

の反転バージョンを受信する。図10を簡単に参照すると、この実行は、例えば、NORゲート1022と1024を結合する。図12の入力Aは、図10の接続1006に接続される。図12の入力Bは図10の接続1012に接続される。図12の反転信号
(外31)
Figure 0005154645

は図10の接続1014に接続される。
回路1200のI+CLK (又は、 Q+CLK) 出力が接続1266で得られ、I−CLK (又は、 Q−CLK)出力は接続1268で得られる。回路1200は“擬似的差動”実行と呼ばれる。図12の実施では、トランジスタ1276が二NORゲート間でシェアされ、入力Aの負荷を減少させ、差動出力信号の位相ノイズを改善する。
図13は、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルターの具体例を示す図である。図13の具体例は、約25%のデューティサイクルトポロジーの一般概念を示す。
オンチップ素子を用いたRFで実施される一般のフィルタは、25以下のQ倍数を達成する。900Mhzレシーバで、20MHzオフセット周波数でブロック信号をフィルタリングするのは、フィルタQ>300が要求される。図13は、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いた高Qフィルタ1300の一般的な実施を示す。LO信号が得られる時、低周波数フィルタ(ベースバンド周波数で)はLO周波数に変換することができる。500を超えるQ値が定期的に達成される。一般に、これらのフィルタは電圧モードで実施され、パッシブミキサスイッチの出力は電流でなく電圧である。公知のパッシブミキサベース設計が用いられて、DCからLO周波数にフィルタ反応を変換する。約25%のデューティサイクルかLO−2LOアプローチで得られるQは非常に高い。このような高Q反応は、このトポロジー技術において、パッシブミキサのIとQ間の結果である。図6、図7、図8で示される実施は、LNAの出力端で、高Qフィルタを提供するのに用いられる。スイッチがオンである期間、入力RFとベースバンド出力間の抵抗が小さいので、図8の単一スイッチRF経路実施は、高Qフィルタと低ノイズを提供する。
パッシブミキサ1300は、高Qフィルタの具体例を示す。接続146上の入力信号は増幅器1302により供給される。具体例中、増幅器1302は、トランスアドミッタンス増幅器で、別名、Gmステージとして知られている。接続1304上の増幅器1302の出力は電圧信号である。
接続1304上の電圧信号は、タンク回路1306に提供される。タンク回路1306は、上述のタンク回路306と同じである。接続1304上のタンク回路1306は電圧信号で、Voutと称される。接続1304上の信号はレシーバ1307に提供され、レシーバの実施にかかわらず、IとQ出力信号を提供する。
接続1304上の電圧信号は、キャパシタンス1311により提供され、1322、1324、1326、1328を切り換える。スイッチ1322、1324、1326、1328は、例えば、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)技術、電界効果トランジスタ(FET)技術、又は、パスゲートと称されるNFET、PFETの組み合わせ、又は、その他のスイッチ技術により実施される。スイッチ1322、1324、1326、1328は、図13で、簡潔な単極単投スイッチとして示され、あらゆるタイプのスイッチが用いられて、スイッチ信号を生成することを説明する。
具体例中、同相(I)と直角位相(Q)信号は差動である。これにより、I信号は、VI+信号とVI− 信号を含む。同様に、Q信号は、 VQ+信号とVQ−信号を含む。スイッチ1322は、I+信号を生成し、スイッチ1324はI−信号を生成し、スイッチ1326はQ+信号を生成し、スイッチ1328はQ−信号を生成する。スイッチ1322、1324、1326、1328を駆動するクロック信号は、図8のクロック信号と同じである。
スイッチ1322の出力はキャパシタンス1356と抵抗1357により終了される。スイッチ1324の出力は、キャパシタンス1358と抵抗1359により終了される。スイッチ1326の出力は、キャパシタンス1366と抵抗1367により終了される。スイッチ1328の出力は、キャパシタンス1368と抵抗1369により終了される。
フィルタ1300によると、グラフ1372を用いて説明されるスイッチ1322(スイッチ1324、1326、1328でもよい)の出力で、3dBコーナー周波数を有するローパス反応は、グラフ1374により説明される接続1304上で、LO周波数に変換される。反応は+fLOに変換される。簡潔化のため、3LO、5LO、7LO、及び、他の調波は簡便性のために省略される。
LNA1302の出力で、接続1304は高Qフィルタ電圧で、ブロッカーが減衰する。20Mhzの10〜20dBの幅の一般的な減衰と高周波数ブロッカーは、高度なCMOS技術で可能である。拒否反応は、共振(R)で、タンク回路1306のインピーダンスと、パッシブミキサに用いられるスイッチの直列抵抗により制限される。
接続1304上の回路の出力は、その後、レシーバチェーンの保養に供給され、制限なしで実施される。
3dBコーナー周波数“f−3dB”は、以下に従って計算される。
Figure 0005154645

は、共振周波数でのタンク回路1306のインピーダンス (Z) で、本実施例中、 LO 周波数TLO=1/fLOであり、LO信号の期間、 TONは、各スイッチがオンである期間で、Cは図13のキャパシタンス1356の値である。
図14は、IとQの受信信号の約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルタの出力を使用するレシーバチェーンの具体例を示す図である。図14の素子は図13と同じで、述語体系14XXを用いて表示され、XXは図13と同じ素子である。図14の実施はシングルエンド実施を示し、フィルタ構造は容易に完全差動に転換される。
接続146上の入力信号は増幅器1402に供給される。具体例中、増幅器1402は、トランストランアドミッタンス増幅器、別名、Gmステージとして知られている。接続1404上の増幅器1402の出力は電圧信号である。
接続1404上の電圧信号は、タンク回路1406に提供される。タンク回路1406は、上述のタンク回路1306と同じである。接続1404上のタンク回路1406は電圧信号で、Voutと称される。
接続1404上の電圧信号は、キャパシタンス1411によりスイッチ1422、1424、1426、1428に提供される。スイッチ1422、1424、1426、1428は、例えば、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)技術、電界効果トランジスタ(FET)技術、又は、その他のスイッチ技術等のスイッチ技術により実施される。スイッチ1422、1424、1426、1428は、図14で、簡潔な単極単投スイッチとして示され、あらゆるタイプのスイッチが用いられて、スイッチ信号を生成する。
具体例中、同相(I)と直角位相(Q)信号は差動である。これにより、I信号は、VI+ 信号と VI− 信号を含む。同様に、Q 信号は、 VQ+ 信号と VQ−信号を含む。スイッチ1422は、I+信号を生成し、スイッチ1424はI−信号を生成し、スイッチ1426はQ+信号を生成し、スイッチ1428はQ−信号を生成する。スイッチ1422、1424、1426、1428を駆動するクロック信号は、図8のクロック信号と同じである。
スイッチ1422の出力は、キャパシタンス1456と抵抗1457により終了されて、増幅器1452の一入力端に提供される。スイッチ1424の出力は、キャパシタンス1458と抵抗1459により終了される。スイッチ1426の出力は、キャパシタンス1466と抵抗1467により終了されて、増幅器1462の一入力端に提供される。スイッチ1428の出力は、キャパシタンス1468と抵抗1469により終了されて、増幅器1462のほかの入力端に提供される。増幅器1452と1462は、トランスアドミッタンス増幅器かGmステージである。増幅器1452は、接続1454により、差動I+outとI−out信号を提供する。増幅器1462は、接続1464により、差動Q+outとQ−out信号を提供する。
フィルタ1400によると、グラフ1472を用いて説明されるスイッチ1422(スイッチ1424、1426、1428でもよい)の出力で、3dBコーナー周波数を有するフィルタ反応が、グラフ1474により説明される接続1404上で、LO周波数に変換される。反応は+fLOに変換される。簡潔化のため、3LO、5LO、7LO、及び、他の調波は簡便性のために省略される。
3dBコーナー周波数“f−3dB”は以下に従って計算される。
Figure 0005154645

は、共振周波数でのタンク回路のインピーダンス(Z)で、本実施例中、LO周波数TLO=1/fLOであり、LO信号の期間、TONは、各スイッチがオンである期間で、Cは図14のキャパシタンス1456の値である。
図15は、約25%のデューティサイクルトポロジーを用いて実行されるフィルタの具体例を示す図である。図15の素子は図13と同じで、述語体系15XXを用いて表示され、XXは図13と同じ素子である。
フィルタ1500は、送信周波数で、ノッチ反応を提供する高Qフィルタの具体例を示す。接続146上の入力信号は増幅器1502に供給される。具体例中、増幅器1502はトランスアドミッタンス増幅器で、Gmステージとして知られている。接続1504上の増幅器1502の出力は電圧信号である。
接続1504上の電圧信号は、タンク回路1506に提供される。タンク回路1506は、上述のタンク回路306と同じである。接続1504上のタンク回路1506は電圧信号で、Voutと称される。接続1504上の信号はレシーバ1507に提供され、レシーバの実施にかかわらず、IとQ出力信号を提供する。
接続1504上の電圧信号は、キャパシタンス1511により、スイッチ1522、1524、1526、1528に提供される。スイッチ1522、1524、1526、1528は、例えば、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)技術、電界効果トランジスタ(FET)技術、又は、その他のスイッチ技術により実施される。スイッチ1522、1524、1526、1528は、図15で、簡潔な単極単投スイッチとして示され、あらゆるタイプのスイッチが用いられて、スイッチ信号を生成する。
スイッチ1522と1524の出力は回路ブロック1552に接続され、スイッチ1526と1528の出力は回路ブロック1562に接続される。回路ブロック1552と1562は、グラフ1572で示されるように、ベースバンド周波数で、ハイパス形状により負荷インピーダンスを提供する。このような限界インピーダンスの一具体例は、フィードバックレジスタを有する高利得増幅器の仮想接地接続である。一般に、ベースバンド周波数(通常、数十MHzまで)で、誘導負荷を合成するフィードバック回路を取り込んだ他の実施が用いられる。
フィルタ1500によると、LO周波数でのノッチフィルタ反応は、接続1504で生成される。LO周波数が送信周波数として選択される場合、ノッチ反応は、グラフ1574で示される送信周波数で生成される。送信周波数で、ノッチ反応を有すると、レシーバ入力で、伝送ブロック信号をフィルタリングする。
図16は、LO 2LOトポロジーを用いて実行されるフィルタの別の具体例を示す図で、トランスミッタで、ノイズのフィルタリングを実行する。
パッシブミキサ1600は、トランスミッタで実施される高Qフィルタの具体例を説明する。接続1601上の入力信号は、トランスミッタにより供給される伝送入力信号で、トランスミッタ110(図1)を含んでいる。伝送信号は増幅器1602に供給される。具体例中、増幅器1602はトランスミッタンス増幅器で、Gmステージとして知られている。接続1604上の増幅器1602の出力は電圧信号である。
接続1604上の電圧信号は、タンク回路1606に提供される。タンク回路1606はタンク回路306と同じである。接続1604上のタンク回路1606の出力は電圧信号で、Voutと呼ばれ、本例では、電力増幅器か電力増幅ドライバ140(図1)に供給される伝送信号である。増幅器140は、伝送信号を増幅し、接続114上に伝送信号を提供する。
接続1604上の電圧信号は、キャパシタンス1611により、スイッチ1622、1624、1626、及び、1628に提供される。スイッチ1622、1624、1626、及び、1628は、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)技術、電界効果トランジスタ(FET)技術、又は、その他のスイッチ技術等のスイッチ技術により実施される。スイッチ1622、1624、1626、1628は、図16で、簡潔な単極単投スイッチとして示され、あらゆるタイプのスイッチが用いられて、スイッチ信号を生成する。
具体例中、同相(I)と直角位相(Q)信号は差動である。これにより、I信号は、VI+ 信号と VI− 信号を含む。同様に、Q 信号は、 VQ+ 信号と VQ−信号を含む。スイッチ1622は、I+信号を生成し、スイッチ1624はI−信号を生成し、スイッチ1626はQ+信号を生成し、スイッチ1628はQ−信号を生成する。スイッチ1622、1624、1626、1628を駆動する信号は、図8のクロック信号と同じである。
スイッチ1622の出力は、キャパシタンス1656と抵抗1657により終了される。スイッチ1624の出力は、キャパシタンス1658と抵抗1659により終了される。スイッチ1626の出力は、キャパシタンス1666と抵抗1667により終了される。スイッチ1628の出力は、キャパシタンス1668と抵抗1669により終了される。
フィルタ1600によると、フィルタ反応は、スイッチ1622、1624、1626、及び、1628を駆動するLOと2LO信号により生成される。これらのLO 2LO信号は、それぞれ、TXLOと2TXLOに対応して選択される。この配置は、グラフ1674で示される接続1674上に、フィルタ反応を提供する。
ベースバンド周波数でのフィルタ反応、ローパス反応は、このトポロジーによりTX LO周波数に変換される。これは、TX信号の帯域幅外で、信号の存在を拒否するノード1604で、とても高いQフィルタを生成する。GSMアプリケーションの20Mhzオフセットで、dBc/Hzノイズ、又は、WCDMAアプリケーションの45MHz、90MHz、180MHzの高い周波数オフセットは、入力ノード1601と比較すると、ノード1604で衰弱する。フィルタの帯域幅が調整され、衰弱は、キャパシタンス1656、1658、1666、1668の所望の値を選択することにより調整される。
このトポロジーの製品として、ダウンコンバートされたIとQ差動信号は、ベースバンドキャパシタンス1656、1658、1666、及び、1668上で有効である。キャパシタンス1656、1658、1666、及び、1668を横切る出力は、トランスミッタの較正に用いられる。
図17は、nサンプルホールドスイッチを用い、nベースバンド出力を有するパッシブミキサとフィルタトポロジーの一般的な実施を示す図である。低ノイズ増幅器の出力は、接続146で受信される。これは、図1のレシーバ120への入力信号である。接続146上の入力信号は増幅器1702に供給される。具体例中、増幅器1702は、トランスアドミッタンス増幅器で、Gmステージとして知られる。接続1704上の増幅器1702の出力は電圧信号である。
接続1704上の電圧信号は、タンク回路1706に提供される。タンク回路1706はタンク回路306と同じである。
接続1704上の信号は、キャパシタンス1711により、スイッチ1722−I〜1722−(n−1)に提供される。図17の一般的な実施で、nスイッチ1722−1から1722−(n−1)は信号経路に用いられ、各スイッチは、デューティサイクル≦ (100/n)%を有する。スイッチ1722−1から1722−(n−1)は、CLK_(n−1)により、対応するクロック信号CLK_0 により駆動される。このアプリケーションの実施は、n=2の特定のケースである。しかし、nベースバンド出力は、レシーバトポロジーに用いられ、RFサイクル毎に、二個以上のサンプルが必要である。nが増加すると、利得は0dBに接近する。例えば、3rdと5th調波拒絶レシーバ構造は、n=8を用いて、0、45、90、135、180、225、270、及び、315度のRF波形サンプルを生成する。図17のV、V、・・・.V(n−1)で示される出力、この場合、n=8は、0、45、90、135、180、225、270と315度のサンプルにそれぞれ対応する。調波拒絶ミキサは、複数の位相の重量総和により実施される。
この技術は、パフォーマンスを著しく低下させたり、電力消耗やダイ領域を増加する余分な回路ブロックを追加することなく、n分離経路で、時間ドメイン中のRF信号を分割する効果的な方法である。電圧ドメインのn−タップパッシブミキサやサンプルホールドミキサアプローチは、ノード146で、フィルタQ−増強長所を保持し、n=2として説明される。
図18は、LO 2LO構造を用いたパッシブミキサとフィルタの具体例の操作を説明するフローチャート1800である。フローチャートのブロックは、上述の素子により順に、又は、バラバラに実行される。
ブロック1802中、LO信号は、ミキサコアに供給される。ブロック1804で、LO信号の二倍(2LO)の信号がミキサコアに供給される。ブロック1806で、ミキサコアの出力は2LO信号上で変換される。
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
携帯型トランシーバー 100
トランスミッタ 110
接続 112
接続 114
変調器 116
アップコンバータ 117
RFレシーバ 120
ベースバンドサブシステム 130
接続 132
接続 134
マイクロプロセッサ 135
接続 136
接続 138
アンテナ 138
電力増幅器 140
接続 142
フロントエンドモジュール 144
接続 146
LO 2LOソフトウェア155
デジタルーアナログコンバータ(DAC) 160
アナログーデジタルコンバータ(ADC) 170
ダウンコンバータ 200
発振器 202
接続 204、206、208、224、226
ミキサコア 212、214
ミキサ 300
低ノイズ増幅器(LNA) 302
接続 304
ミキサコア 305
タンク回路 306
直角位相ミキサコア 307
キャパシタンス 308
インダクタンス 309
スイッチ310と320
キャパシタンス 311、321
接続 312、322、334、336、344、346、354、364
スイッチ 330、332
スイッチ 340、342
増幅器 352、362
負荷抵抗 356、357、366、367
キャパシタンス 358、359、368
トランスインピーダンス増幅器 352、362
ミキサ 400
低ノイズ増幅器(LNA) 402
接続 404、412、422、434、436、444、446、454、464、484
ミキサコア 405、475
タンク回路 406
直角位相ミキサコア 407、477
スイッチ 410、420、430、432、440、442、480、485、492、494、496
キャパシタンス 411、421
増幅器 452、462
2LO信号 502
LO_1信号 504
LO_Q信号 506
2LO*LO_I 信号508
(外32)
Figure 0005154645

信号 512
(外33)
Figure 0005154645

514
(外34)
Figure 0005154645

信号 516
eLO_I 518
eLO_Q 522
ミキサ 600
低ノイズ増幅器(LNA) 602
接続 604、612、622、634、636、640、642、644、646
同相ミキサコア 605
タンク回路 606
直角位相ミキサコア 607
スイッチ 610、620、630、632、640、642
キャパシタンス 611、621、656、666
高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器 652、662
バイアス抵抗 657、658、667、668
ミキサ 700
低ノイズ増幅器(LNA) 702
接続 704、712、722、734、736、782、787
ミキサコア 705、775
タンク回路 706
直角位相ミキサコア 707、777
スイッチ 710、720、730、732、740、742、744、746、780、785、790、792、794、796
キャパシタンス 711、721、756、766
高インピーダンス低ノイズベースバンド増幅器 752、762
バイアス抵抗 757、758、767、768
パッシブミキサ 800
増幅器 802、852、862
接続 804、854、864
タンク回路 806
キャパシタンス 811
スイッチ 822、824、826、828
クロック信号 832〜838
キャパシタンス 856、858、866、868
抵抗 857、859、867、869
リップル計数器 900
フリップフロップ 902、904、906、908
接続 912、932、934、938
回路 1000
遅延素子 1004
NORゲート 1022、1024、1026、1028
接続 1006、1012、1014、1016、1018、1032、1034、1036、1038
2LO*LO_I信号 1042
(外35)
Figure 0005154645

信号 1044
(外36)
Figure 0005154645

信号 1046
(外37)
Figure 0005154645

信号 1048
回路 1100、1150
ラッチ素子 1104、1106
接続 1102、1162、1164、1166、1168
スイッチ素子 1152、1154、1156、1158、1176、1178
バッファ 1172、1174
回路 1200
スイッチ素子 1252、1254、1256、1258、1272、1274
接続 1266、1268
トランジスタ 1276
パッシブミキサ 1300
増幅器 1302
接続 1304
タンク回路 1306
レシーバ 1307
キャパシタンス 1311、1356、1358、1366、1368
スイッチ 1322、1324、1326、1328
抵抗 1357、1359、1267、1369
フィルタ 1400
増幅器 1402、1452、1462
接続 1404
タンク回路 1406
キャパシタンス 1411、1456、1458、1466、1468
スイッチ 1422、1424、1426、1428
抵抗 1457、1459、1467、1469
フィルタ 1500
増幅器 1502
接続 1504
タンク回路 1506
レシーバ 1507
キャパシタンス 1511
スイッチ 1522、1524、1526、1528
回路ブロック 1552、1562
パッシブミキサ 1600
接続 1601、1604、1674
増幅器 1602
接続タンク回路 1606
キャパシタンス 1611、1656、1658,1666、1668
スイッチ 1622、1624、1626、1628
抵抗 1657、1659、1667、1669
増幅器 1702
接続 1704
タンク回路 1706

Claims (10)

  1. パッシブミキサであって、
    第一局部発振(LO)信と、前記第一局部発振(LO)信号の二倍の周波数である第二局部発振(2LO)信を用いて、差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号を生成するスイッチ構造であって、前記スイッチ構造が、前記第一局部発振(LO)信号が安定状態の期間、前記第二局部発振(2LO)信号上入力信号を切り換えるように設計され、さらに、第一局部発振(LO)信号と第二局部発振(2LO)信号を用いて生成される信号で操作する各差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号の単一スイッチを有するスイッチ構造、及び増幅器の出力を受信するよう構成されたフィルタリングミキサを備え、前記スイッチ構造が前記フィルタリングミキサ中に設置されたことを特徴とするパッシブミキサ。
  2. 前記増幅器が低雑音増幅器であることを特徴とする請求項1に記載のパッシブミキサ。
  3. 前記フィルタリングミキサは、送信周波数で、ノッチフィルタ反応を提供することを特徴とする請求項に記載のパッシブミキサ。
  4. 信号をミキシングする方法であって、
    入力信号を提供するステップと、
    第一局部発振(LO)信と、前記第一局部発振(LO)信号の二倍の周波数である第二局部発振(2LO)信を用いて、差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号を生成するためのスイッチ構造を提供するステップであって、前記スイッチ構造が、前記第一局部発振(LO)信号が安定状態の期間、第二局部発振(2LO)信号上で前記入力信号切り換さらに、前記第一局部発振(LO)信号と前記第二局部発振(2LO)信号を用いて生成される信号で操作する各差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号の単一スイッチを有するステップと、増幅器の出力を受信するためのフィルタリングミキサを提供するステップとを含み、前記スイッチ構造が前記フィルタリングミキサ中に設置されたことを特徴とする、信号をミキシングする方法。
  5. 前記入力信号の切り換えは更に、
    前記第一局部発振(LO)信号の差動素子と、前記第一局部発振(LO)信号の二倍の周波数である前記第二局部発振(2LO)信号の差動素子を提供するステップと、
    前記フィルタリングミキサに参考周波数信号を提供するステップと、
    ラジオ周波数(RF)入力信号をフィルタリングするステップと、
    を含むことを特徴とする請求項に記載の信号をミキシングする方法。
  6. 前記参考周波数は、前記の受信したLO周波数の二倍の受信LO信号に対応する信号であることを特徴とする請求項に記載の信号をミキシングする方法。
  7. 前記参考周波数は、前記の伝送したLO周波数の二倍の伝送LO信号に対応する信号であることを特徴とする請求項に記載の信号をミキシングする方法。
  8. パッシブミキサであって、
    約25%のデューティサイクル信号の遷移で操作される同相(I)信号と直角位相(Q)信を用いて、差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号を生成するスイッチ構造であって、前記スイッチ構造が、第一局部発振(LO)信号が安定状態の期間、第二局部発振(2LO)信号上入力信号を切り換えるように設計され、さらに、前記第一局部発振(LO)信号と前記第二局部発振(2LO)信号を用いて生成される信号で操作する各差動同相(I)と差動直角位相(Q)信号の単一スイッチを有するスイッチ構造、及び増幅器の出力を受信するよう構成されたフィルタリングミキサを備え、前記スイッチ構造が前記フィルタリングミキサ中に設置されたことを特徴とするパッシブミキサ。
  9. 前記スイッチ構造は、前記の約25%のデューティサイクル信号の遷移で、前記入力信号を切り換えるように設計されることを特徴とする請求項に記載のパッシブミキサ。
  10. 前記スイッチ構造は高Qフィルタを形成し、前記Q値の値は好ましくは300を超え、更に好ましくは500を超えることを特徴とする請求項に記載のパッシブミキサ。
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