JP5154324B2 - 演算増幅器 - Google Patents

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本発明は、高周波外来ノイズ低減対策を施した演算増幅器に関するものである。
一般的な演算増幅器の構成を図2に示す。この演算増幅器は、入力差動増幅回路10、ベース接地回路20、第2増幅回路30、および出力回路40からなる。入力差動増幅回路10は、動作電流を決める電流源I1、その電流源I1がエミッタに共通接続される差動接続のPNPトランジスタQ1,Q2、そのトランジスタQ1,Q2のベースに接続した入力抵抗R1,R2、そのトランジスタQ1,Q2のコレクタに接続した負荷抵抗R3,R4からなる。11は非反転入力端子、12は反転入力端子である。また、VCCは高電位側電源端子、VEEは低電位側電源端子である。
ベース接地回路20は、エミッタを負荷抵抗R3,R4に接続したベース接地のNPNトランジスタQ3,Q4、電流源I2,I3、NPNトランジスタQ5、およびベース抵抗R5からなる。電流源I2とトランジスタQ5はトランジスタQ4,Q5にベース電流を供給するベース電流供給回路を構成する。第2増幅回路30は、NPNトランジスタQ6とエミッタ抵抗R6からなる。出力回路40は、電流源I4とNPNトランジスタQ7と抵抗R7からなる。Ccは位相補償用のキャパシタである。この種の演算増幅器では、演算増幅器とRC回路からなるアクティブフィルタを用いた高周波ノイズ低減対策が知られている(特許文献1の段落「0009」参照)。
図3に図2で説明した演算増幅器に対して高周波ノイズ低減対策を施した従来の演算増幅器を示す。高周波外来ノイズを低減する回路は、キャパシタC4,C5,C6で構成されるπ型フィルタである。基本的な高周波外来ノイズ低減の仕組みは、キャパシタC4と抵抗R1、キャパシタC5と抵抗R2で構成されるローパスフィルタである。キャパシタC6は、高周波領域においてそれぞれの両端子から見た抵抗の整合を取るための高周波領域向け同相ブリッジ用として機能する。これは一般的に使用されるので説明は割愛する。
一般的に、演算増幅器の高周波外来ノイズ低減能力は、演算増幅器を図4に示すように接続して周波数特性を評価することで検証できるとされている。高周波外来ノイズVnoiseの仮想モデルは、一般的に400MHz以上の信号電力−10dBmとされており、反転入力端子12にその仮想モデルの高周波外来ノイズVnoiseを入力したとき、演算増幅器のユニティゲイン周波数より高い周波数での出力ゲインが低いほど、高周波外来ノイズが低減できることを示す。
図7に、図2の従来回路と図3の従来回路に、図4に示すように反転入力端子に高周波外来ノイズVnoiseを印加したときの周波数特性を示す。高周波外来ノイズ低減対策を施した図3の従来回路は、対策を施さない図2の従来回路に比べて、高周波領域でゲインを抑制できている。
ところが、実際は、高周波外来ノイズはチップ全体に照射され、図2、図3の従来回路においては、全ノードに高周波外来ノイズが入力される。ここで説明する演算増幅器のように「差動増幅回路+ベース接地回路」で構成される回路は、図2、図3の従来回路のノードC,C’まで高周波外来ノイズの影響を大きく受ける。
図6は図2の従来回路のトランジスタQ4のエミッタ(ノードC)に仮想モデルの高周波外来ノイズVnoiseを印加することで、回路全体に高周波外来ノイズが照射されたときの低減能力を検証する演算増幅器である。このときは、図5に示す検証回路を使用する。図8に、図2の従来回路と図3の従来回路に、図6に示すように高周波外来ノイズVnoiseを印加したときの周波数特性を示す。図8から明らかなように、対策を施していない図2の従来回路はもとより、キャパシタC4〜C6により対策を施した図3の従来回路でも、ノードCに照射された高周波外来ノイズを低減することができない。
ここで、ノードCまで高周波外来ノイズの影響を考慮しなければならない理由を説明する。主要なノードの抵抗を大まかに計算すると、入力端子11に接続される信号源抵抗をRとし、トランジスタQ4のコンダクタンスをgmQ4すると、ノードAの抵抗R,ノードBの抵抗R、ノードCの抵抗 は、
Figure 0005154324
となる。
Rsは信号源抵抗であるので任意となる。R1はほとんどESD保護素子として設置される抵抗であり、100Ω〜2kΩが選定されるが、近年のDCスペックの厳しさから限りなく0Ωに近づく傾向にある。つまりノードBで演算増幅器に入力される高周波外来ノイズ信号をフィルタリングするためには、キャパシタC4〜C6にかなり大きな容量値を選定しなければならない傾向にある。
ここで、対策を施した図3の演算増幅器を例にすると、入力側に設置したフィルタ定数はC1=C2=C3=2pF、R1=R2=200Ωであるので、そのカットオフ周波数fC1は、
Figure 0005154324
となる。これにより、入力端子(ノードB)より混入する高周波外来ノイズは低減できる。また、ノードAから混入した高周波外来ノイズもノードBを通過するので問題なく低減できる。
図6に示したように、ノードCに直接照射される高周波外来ノイズVnoiseについて考えると、抵抗Rの抵抗値が小さければ、高周波外来ノイズ振幅は低減されるので問題ない。しかし、低消費電流で設計する演算増幅器では、抵抗Rの抵抗値が小さく見えることはない。
現実的な例を挙げると、トランジスタQ4のコレクタ電流が50μAのとき、抵抗Rの抵抗値は式(3)から、約520Ωとなる。演算増幅器が高周波領域で動作すると、トランジスタQ4の電流増幅率β≒1となり、式(3)は式(3')のようになり、抵抗Rの抵抗値は約260Ωと半減する。
Figure 0005154324
詳細にノードCの抵抗Rの抵抗値求めると、計算した260Ωよりもいくらか大きくなるが、ここでの計算は割愛する。重要なのは、ノードCに実抵抗成分が200Ω以上存在することは、ノードCに高周波外来ノイズVnoiseが電圧として印加可能であることである。これらを演算増幅器の利得Aの観点から着目すると、「差動増幅回路+ベース接地回路」構成のゲインは、ノードDの抵抗をRとすると次のようになる。
Figure 0005154324
式(5)が示すところは、入力差動増幅回路10のトランジスタQ1がコンダクタンスgmQ1で、ベース接地回路20のトランジスタQ4のエミッタの抵抗1/gmQ4を駆動することである。つまり、この時点で電圧ゲインは無く、約1倍である。結局「差動増幅回路+ベース接地回路」構成の入力差動増幅回路10のゲインは、ベース接地回路20のトランジスタQ4のgmQ4で抵抗Rを駆動することで発生する。つまり、ノードCに信号を入力しても、同等のゲインで増幅できることを示す。
もし、トランジスタQ4のコレクタ電流が13mA以上であれば、ノードCの高周波領域での実抵抗成分は式(3’)式より1Ω以下となり、−10dBmの信号を入力し電圧変換しても10mV以下となる。この影響は無視できずとも小さいといえるが、実際の演算増幅器は数十μAで動作するので、ノードCの抵抗Rは有意な値をとり、高周波外来ノイズも無視できない。
演算増幅器を低消費電流に設計するほど、トランジスタQ4のコレクタ電流は縮小され、結果としてノードCの抵抗Rは非常に高くなる傾向にある。この、低消費電流になるほど有意な抵抗成分を示しかつ高周波外来ノイズ低減を必要とするノードCにおいて、高周波外来ノイズ対策を施した例はない。さらに図3の従来回路は、ノードA〜Bから印加する高周波外来ノイズを低減できても、ノードCから重畳する高周波外来ノイズは低減できない。
図6に示したようにベース接地回路20のトランジスタQ4のエミッタに直接高周波外来ノイズVnoizeを入力した場合の出力周波数特性を見ると、図8に示したように、図2の従来回路および図3の従来回路では同等であり、高周波外来ノイズ低減能力は無い。
なお、ノードDより後段のゲイン計算はノードDの抵抗に含めることで割愛する。たとえノードDより後段のノードに高周波外来ノイズが重畳しても、影響は演算増幅器の入力換算エラーとして僅かな値にしかならない。
特開2006−179596号公報
以上説明したように、対策を施した図3の従来回路では、「差動増幅回路+ベース接地回路」構成のベース接地回路に重畳した高周波外来ノイズは低減できない。また、この図3の従来回路では、入力端子11,12に入力抵抗R1,R2を挿入するため、入力換算雑音電圧の増加や、入力に関わるDCスペックの低下を招く。カットオフ周波数を固定して、入力特性を優先させて入力抵抗R1,R2の値を小さくすると、キャパシタC4〜C6の値が大きくなり、キャパシタC4〜C6の値を小さくすると入力抵抗R1,R2の値が大きくなり、入力特性の悪化というトレードオフが生じる。
本発明の目的は、内部回路に高周波外来ノイズが照射される場合でもそのノイズを低減でき、また、入力端子の入力抵抗がなくなったとしても高周波外来ノイズ低減性能を維持でき、さらに、使用するキャパシタの値を小さく選定でき、面積も小さくできるようにした演算増幅器を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明の演算増幅器は、第1の電源端子に一端が接続された第1の電流源、該第1の電流源の他端にエミッタが共通接続された第1の導電型の第1および第2のトランジスタ、該第1および第2のトランジスタのそれぞれのコレクタと第2の電源端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の負荷抵抗からなる入力差動増幅回路と、エミッタが前記第2のトランジスタのコレクタに直接接続された第2の導電型の第3のトランジスタ、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに直接接続された第2の導電型の第4のトランジスタ、前記第3および第4のトランジスタのベースと前記第2の電源端子との間に接続されたベース抵抗、前記第3および第4のトランジスタにベース電流を供給するベース電流供給回路からなるベース接地回路と、を含む演算増幅器において、一端が前記第1のトランジスタのコレクタに接続され他端が接地に接続された第1のキャパシタと、一端が前記第2のトランジスタのコレクタに接続され他端が接地に接続された第2のキャパシタと、前記第1のトランジスタのコレクタと前記第2のトランジスタのコレクタとの間に接続された第3のキャパシタとを有し、前記第3および第4のトランジスタのコンダクタンスと前記第1、第2および第3のキャパシタとでフィルタを構成したことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の演算増幅器において、前記第1および第2のキャパシタの前記他端を、前記接地に接続することに代えて、前記第1の電源端子又は前記第2の電源端子に接続したことを特徴とする。
本発明によれば、「差動増幅回路+ベース接地回路」構成を備える演算増幅器に重畳する高周波外来ノイズの悪影響について、入力特性を悪化することなく、かつ小容量小型化を実現し、かつ効果的に高周波外来ノイズを低減することができる。
図1は本発明の実施例の演算増幅器の構成を示す回路図である。この演算増幅器は、入力差動増幅回路10、ベース接地回路20、第2増幅回路30、および出力回路40からなる。入力差動増幅回路10は、動作電流を決める電流源I1、その電流源I1がエミッタに共通接続される差動接続のPNPトランジスタQ1,Q2、そのトランジスタQ1,Q2のベースに接続した入力抵抗R1,R2、そのトランジスタQ1,Q2のコレクタに接続した負荷抵抗R3,R4、および高周波外来ノイズ低減回路を構成するキャパシタC1〜C3からなる。11は非反転入力端子、12は反転入力端子である。また、VCCは高電位側電源端子、VEEは低電位側電源端子である。
ベース接地回路20は、エミッタを負荷抵抗R3,R4に接続したベース接地のNPNトランジスタQ3,Q4、電流源I2,I3、NPNトランジスタQ5、およびベース抵抗R5からなる。電流源I2とトランジスタQ5はトランジスタQ4,Q5にベース電流を供給するベース電流供給回路を構成する。第2増幅回路30は、NPNトランジスタQ6とエミッタ抵抗R6からなる。出力回路40は電流源I4とNPNトランジスタQ7と抵抗R7からなる。Ccは位相補償用のキャパシタである。
本実施例の特徴は、高周波外来ノイズ低減回路を構成するキャパシタC1〜C3からなるπ型フィルタを、ベース接地回路20のトランジスタQ3,Q4のエミッタに接続したことである。基本的な高周波外来ノイズ低減の仕組みは、キャパシタC1〜C3とノードC,C’の抵抗で構成されたローパスフィルタである。
非反転入力端子11の経路であれば、ノードCにおいて、キャパシタC1と抵抗Rで構成されたローパスフィルタが、また、反転入力端子12の経路であれば、ノードC’において、キャパシタC2と抵抗RC’(RC’はノードC’の抵抗)構成されたローパスフィルタが、高周波外来ノイズ低減の効果を呈する。ノードC,C’間に接続したキャパシタC3は、高周波領域においてそれぞれの両ノードC,C’から見た抵抗を整合するための高周波領域向け同相ブリッジ用として働く。これは一般的に使用されるので説明は割愛する。
一般的に、演算増幅器の高周波外来ノイズ低減能力は、演算増幅器を図4に示すように接続して周波数特性を評価することで検証できるとされている。高周波外来ノイズVnoiseの仮想モデルは、一般的に400MHz以上の信号電力−10dBmとされており、反転入力端子12にその仮想モデルの高周波外来ノイズVnoiseを入力したとき、演算増幅器のユニティゲイン周波数より高い周波数での出力ゲインが低いほど、高周波外来ノイズを低減できることを示す。
図4に示す検証回路のように、反転入力端子に高周波外来ノイズVnoiseを印加したときの周波数特性を、図7に示す。図7に示すとおり、本実施例回路は、図3の従来回路と同等のレベルで高周波領域でゲインを抑制できている。
ところが、実際は、高周波外来ノイズはチップ全体に照射され、図1に示す実施例回路においては、全ノードに高周波外来ノイズが入力される。本実施例に示す演算増幅器のように、「差動増幅回路+ベース接地回路」で構成される回路は、ノードC、C’まで高周波外来ノイズの影響を大きく受ける。
ここで、ベース接地トランジスタQ4のエミッタに仮想モデルの高周波外来ノイズVnoiseを入力することで、回路全体に高周波外来ノイズが照射されたときの低減能力を検証する。図8に示すように、図2の従来回路および図3の従来回路では、まったく同等で、高周波外来ノイズ低減能力は無いが、図1に示す本実施例回路では、高周波外来ノイズを低減できている。
ノードCに直接照射される高周波外来ノイズについて考えると、ノードCの抵抗Rの抵抗値が小さければ、高周波外来ノイズ振幅は低減されるので問題ないが、低消費電流に設計された演算増幅器ではトランジスタQ4のコレクタ電流も小さく、結果としてノードCの抵抗Rの抵抗値が有意な値となり無視できない。
現実的な例を挙げると、トランジスタQ4のコレクタ電流は50μAで、ノードCの抵抗Rcは式(3)から約520Ωとなる。演算増幅器が高周波領域で動作すると、トランジスタQ4の電流増幅率β≒1となり、式(3)は式(3')のようになり、ノードCの抵抗Rの抵抗値は約260Ωと半減する。
Figure 0005154324
よって、高周波外来ノイズ低減のカットオフ周波数fC2は次のように決定される。
Figure 0005154324
詳細にノードCの抵抗Rの抵抗値を求めると、計算した260Ωよりもいくらか大きくなるが、ここでの計算は割愛する。重要なのは、ノードCに実抵抗成分が200Ω以上存在することは、ノードCに高周波外来ノイズVnoiseが印加可能であることを示している。図2の従来回路および図3の従来回路では、ノードCに照射された高周波外来ノイズVnoiseを低減できないが、本発明では低減できる。
さらに、式(3)式から、トランジスタQ4のコレクタ電流を小さく設定するほど、抵抗Rの値が増大するので、カットオフ周波数が固定ならば、式(6)より、キャパシタC1の値を小さく設定できる。つまり、演算増幅器を低消費電流化し、トランジスタQ4のコレクタ電流を低電流に設計するほど、キャパシタC1の小容量かつ小型化を実現できる。キャパシタC2についても同様である。
さらに付記するならば、図3に示した従来回路は、高周波外来ノイズVnoiseをフィルタリングするために、有意値の抵抗を入力端子11,12に接続する必要があったが、本発明ではこれが必要ない。つまり、本発明は入力換算雑音や入力に関わるスペックに悪影響を与えない。
なお、以上説明した本実施例の演算増幅器において、PNPトランジスタをNPNトランジスタに置き換え、NPNトランジスタをPNPトランジスタに置き換え、電流源I1〜I4の向きを逆にし、高電位側電源端子VCCと低電位側電源端子VEEを反対にしても、良い。また、キャパシタC1,C2の片端は、接地に接続する代わりに、高電位側電源端子VCCあるいは低電位電位側電源端子VEEに接続してもよい。
本発明の高周波外来ノイズ低減対策を施した実施例の演算増幅器の構成を示す回路図である。 高周波外来ノイズ低減対策を施さない従来の演算増幅器の構成を示す回路図である。 高周波外来ノイズ低減対策を施した従来の演算増幅器の構成を示す回路図である。 高周波外来ノイズが演算増幅器の入力端子に印加する際の影響を検証するための検証回路の接続図である。 高周波外来ノイズが演算増幅器の内部ノードに印加する際の影響を検証するための検証回路の接続図である。 高周波外来ノイズがノードCに印加した演算増幅器の回路図である。 図4の検証回路を使用したときの図1の本実施例回路、図2の従来回路、図3の従来回路の周波数特性図である。 図5の検証回路を使用したときの図1の本実施例回路、図2の従来回路、図3の従来回路の周波数特性図である。
符号の説明
10:入力差動増幅回路、11:非反転入力端子、12:反転入力端子
20:ベース接地回路
30:第2増幅回路
40:出力回路、41:出力端子

Claims (2)

  1. 第1の電源端子に一端が接続された第1の電流源、該第1の電流源の他端にエミッタが共通接続された第1の導電型の第1および第2のトランジスタ、該第1および第2のトランジスタのそれぞれのコレクタと第2の電源端子との間にそれぞれ接続された第1および第2の負荷抵抗からなる入力差動増幅回路と、エミッタが前記第2のトランジスタのコレクタに直接接続された第2の導電型の第3のトランジスタ、エミッタが前記第1のトランジスタのコレクタに直接接続された第2の導電型の第4のトランジスタ、前記第3および第4のトランジスタのベースと前記第2の電源端子との間に接続されたベース抵抗、前記第3および第4のトランジスタにベース電流を供給するベース電流供給回路からなるベース接地回路と、を含む演算増幅器において、
    一端が前記第1のトランジスタのコレクタに接続され他端が接地に接続された第1のキャパシタと、一端が前記第2のトランジスタのコレクタに接続され他端が接地に接続された第2のキャパシタと、前記第1のトランジスタのコレクタと前記第2のトランジスタのコレクタとの間に接続された第3のキャパシタとを有し、
    前記第3および第4のトランジスタのコンダクタンスと前記第1、第2および第3のキャパシタとでフィルタを構成したことを特徴とする演算増幅器。
  2. 請求項1に記載の演算増幅器において、
    前記第1および第2のキャパシタの前記他端を、前記接地に接続することに代えて、前記第1の電源端子又は前記第2の電源端子に接続したことを特徴とする演算増幅器。
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