JP5153456B2 - 過剰雑音比導出装置、雑音指数導出装置、方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

過剰雑音比導出装置、雑音指数導出装置、方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ノイズソースの過剰雑音比(ENR)およびレシーバの雑音指数(NF)の測定に関する。
従来より、ノイズソース(雑音源)を被測定物(DUT:Device Under Test)に接続して、雑音指数(Noise
Figure)を測定することが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開平8−75808号公報
ここで、ノイズソースを被測定物に接続して被測定物を測定する際には、ノイズソースの過剰雑音比(ENR)の正確な値が既知である必要がある。また、レシーバの雑音指数を正確に求めることも望まれている。
そこで、本発明は、ノイズソース(雑音源)の過剰雑音比(ENR)の値を正確に求めることを課題とする。
または、本発明は、レシーバ(受信器)の雑音指数(NF)の値を正確に求めることを課題とする。
本発明にかかる過剰雑音比導出装置は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出部と、前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出部と、を備えるように構成される。
上記のように構成された過剰雑音比導出装置は、送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するものである。ただし、送受信器は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という。
第一雑音指数導出部は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する。第二雑音指数導出部は、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する。ノイズソース過剰雑音比導出部は、前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する。
本発明にかかる過剰雑音比導出装置は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、一つ以上の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出部と、前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出部と、を備えるように構成される。
上記のように構成された過剰雑音比導出装置は、送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する。ただし、送受信器は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、一つ以上の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という。
第一雑音指数導出部は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する。第一過剰雑音比導出部は、前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する。第二過剰雑音比導出部は、前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する。
本発明にかかる雑音指数導出装置は、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出装置であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出部と、を備えるように構成される。
上記のように構成された雑音指数導出装置は、受信器における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する。ただし、受信器は、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という。
第一雑音指数導出部は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する。第二雑音指数導出部は、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出方法であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程とを備えた過剰雑音比導出方法である。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、一つ以上の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出方法であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程とを備えた過剰雑音比導出方法である。
本発明は、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出方法であって、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、を備えた雑音指数導出方法である。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記過剰雑音比導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程とを備えたプログラムである。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、一つ以上の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記過剰雑音比導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程とを備えたプログラムである。
本発明は、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記雑音指数導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程とを備えたプログラムである。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記過剰雑音比導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程とを備えた記録媒体である。
本発明は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、複数のノイズソース側端子と、入力信号の電力を測定する電力測定器と、一つ以上の測定器側端子と、を有し、前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記過剰雑音比導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程とを備えた記録媒体である。
本発明は、入力信号の電力を測定する電力測定器と、複数の測定器側端子と、を有し、前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記雑音指数導出処理は、過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程とを備えた記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
第一の実施形態
本発明の第一の実施形態は、送受信器に関する過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置50(図3、図4参照)に関するものである。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる送受信器を有するRFモジュール10の構成を示すブロック図である。RFモジュール10は、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13、第四送受信器14、レシーバ側ピン間差分記録部16を備える。
第一送受信器11は、ノイズソース側ピン(ノイズソース側端子)pin1N, pin2N, pin3N, pin4N、レシーバ側ピン(測定器側端子)pin1R, pin2R, pin3R, pin4Rを有する。第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14も、同様に、ノイズソース側ピン(ノイズソース側端子)pin1N, pin2N, pin3N, pin4N、レシーバ側ピン(測定器側端子)pin1R, pin2R, pin3R, pin4Rを有する。
図2は、第一送受信器11の構成を示すブロック図である。第一送受信器11は、ノイズソース112、ノイズソース側接続器114、レシーバ(電力測定器)116、レシーバ側接続器118を備える。
ノイズソース112は、互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力する。この二種類の雑音は、一般的には、「ホット」および「コールド」と呼ばれる。
ノイズソース側接続器114は、ノイズソース112を、複数のノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nのうちのいずれか一つに接続する。ノイズソース側接続器114は、例えば、スイッチである。ただし、第一の実施形態においては、ノイズソース112が、複数のノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nのうちのいずれか一つに接続されればよいのであり、これを満足するのであれば、ノイズソース側接続器114は、スイッチでなくてもよい。
なお、ノイズソース112が、複数のノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nのうちのいずれか一つに接続された場合、接続された一つのノイズソース側ピンが、ノイズソース112の出力する雑音を受ける。一つのノイズソース側ピンが受けた雑音は、第一送受信器11の外部に出力される。
レシーバ(電力測定器)116は、レシーバ116に入力される入力信号の電力を測定する。
レシーバ側接続器118は、レシーバ116を、複数のレシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4Rのうちのいずれか一つに接続する。レシーバ側接続器118は、例えば、スイッチである。ただし、第一の実施形態においては、レシーバ116が、複数のレシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4Rのうちのいずれか一つに接続されればよいのであり、これを満足するのであれば、レシーバ側接続器118は、スイッチでなくてもよい。
なお、レシーバ側接続器118が、複数のレシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4Rのうちのいずれか一つに接続された場合、接続された一つのレシーバ側ピンを介して、入力信号が、レシーバ(電力測定器)116に与えられる。
なお、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14の構成は、第一送受信器11の構成と同様であり、説明を省略する。
ここで、レシーバ側ピンpin1R, pin2R,
pin3Rおよびpin4Rのうちの一つであるレシーバ側ピンpin1Rを、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rという。所定レシーバ側ピンpin1Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数(Noise Figure)を第一雑音指数という。また、所定レシーバ側ピンpin1R以外のレシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数(Noise Figure)を第二雑音指数という。なお、雑音指数は、周知の文言であり、入力端でのS/N比と、出力端でのS/N比との比に相当するものである。
さらに、第一雑音指数と第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という。例えば、第一雑音指数と、レシーバ側ピンpin2Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数(第二雑音指数)との差をΔNF[pin1-2]という。例えば、第一雑音指数と、レシーバ側ピンpin3Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数(第二雑音指数)との差をΔNF[pin1-3]という。例えば、第一雑音指数と、レシーバ側ピンpin4Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数(第二雑音指数)との差をΔNF[pin1-4]という。ただし、レシーバ側接続器118において、ノイズが発生することは無いものとする。
図1に戻り、レシーバ側ピン間差分記録部16は、測定器側端子間差分ΔNF[pin1-2]、ΔNF[pin1-3]、ΔNF[pin1-4]を記録する。
ただし、レシーバ側ピン間差分記録部16は、測定器側端子間差分そのものを記録するのではなく、測定器側端子間差分を求めるために必要なパラメータを記録してもよい。例えば、レシーバ側ピン間差分記録部16は、レシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4RのSパラメータを記録し、これらのSパラメータから、測定器側端子間差分を導出するようにしてもよい。
図3は、本発明の第一の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第一導出用ボード20と併用)。ただし、図3においては、過剰雑音比導出装置50が、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続されている。なお、図3において、第一送受信器11内のノイズソース112、ノイズソース側接続器114およびレシーバ側接続器118は図示省略する。なお、図3において、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のレシーバ側ピンおよびノイズソース側ピンは図示省略する。
なお、過剰雑音比導出装置50は、ノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比を導出する。
第一導出用ボード20は、基準ノイズソース22、基準ノイズソース側接続器24、基準ENR記録部26を備える。
基準ノイズソース22は、互いに異なるレベルの二種類の基準雑音を出力する。この二種類の基準雑音も、一般的には、「ホット」および「コールド」と呼ばれる。ただし、基準ノイズソース22の過剰雑音比は既知である。なお、過剰雑音比は、「ホット」および「コールド」のレベルの差に対応するものであるが、周知の文言であり、詳細な説明を省略する。例えば、校正されているノイズソースを、基準ノイズソース22とすることが好ましい。
基準ノイズソース側接続器24は、基準ノイズソース22を、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のうちのいずれか一つのレシーバ側ピンpin1Rに接続する。図3においては、第一送受信器11のノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比を導出することを想定しているので、基準ノイズソース22は、第一送受信器11のレシーバ側ピンpin1Rに接続されている。
基準ノイズソース側接続器24は、例えば、スイッチである。ただし、第一の実施形態においては、基準ノイズソース22が、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のうちのいずれか一つのレシーバ側ピンpin1Rに接続されればよいのであり、これを満足するのであれば、基準ノイズソース側接続器24は、スイッチでなくてもよい。
ここで、第一送受信器11のレシーバ116に、レシーバ側ピンpin1Rが、レシーバ側接続器118により接続されているものとする。よって、基準ノイズソース22の出力する二種類の基準雑音が、入力信号として、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の基準雑音の電力を測定し、それらの比Y(ホットの基準雑音の電力の測定値/コールドの基準雑音の電力の測定値)を出力する。
基準ENR記録部26は、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比を記録する。ただし、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比は、基準ノイズソース22を、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のうちのいずれに接続するかによって異なる場合がある。よって、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比は、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14に対応づけて記録されている。
過剰雑音比導出装置50は、第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52、第二NF導出部(第二雑音指数導出部)54、NF記録部56、ノイズソースENR導出部(ノイズソース過剰雑音比導出部)58を備える。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52は、レシーバ116の出力する比Yを受ける。第一NF導出部52は、さらに、基準ENR記録部26から、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比を読み出す。第一NF導出部52は、さらに、レシーバ116の出力する比Yと、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比とに基づき、第一雑音指数を導出する。第一雑音指数をNF[pin1R]、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比をREF_ENRとすると、第一NF導出部52は、NF[pin1R]を以下の式(1)のようにして導出する。
NF[pin1R] = REF_ENR−10LOG(Y−1) (1)
第二NF導出部(第二雑音指数導出部)54は、レシーバ側ピン間差分記録部16から測定器側端子間差分ΔNF[pin1-2]、ΔNF[pin1-3]、ΔNF[pin1-4]を読み出す。第二NF導出部54は、さらに、第一NF導出部52から第一雑音指数NF[pin1R]を受ける。第二NF導出部(第二雑音指数導出部)54は、さらに、測定器側端子間差分と、第一雑音指数とに基づき、第二雑音指数を導出する。
ここで、第二雑音指数のうち、レシーバ側ピンpin2Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数をNF[pin2R]、レシーバ側ピンpin3Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数をNF[pin3R]、レシーバ側ピンpin4Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数をNF[pin4R]という。すると、第二NF導出部54は、第二雑音指数を以下の式(2)、(3)、(4)のようにして導出する。
NF[pin2R] = NF[pin1R]−ΔNF[pin1-2] (2)
NF[pin3R] = NF[pin1R]−ΔNF[pin1-3] (3)
NF[pin4R] = NF[pin1R]−ΔNF[pin1-4] (4)
NF記録部56は、第一NF導出部52から第一雑音指数を受け、第二NF導出部54から第二雑音指数を受けて、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を記録する。
図4は、本発明の第一の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第二導出用ボード30と併用)。ただし、図4においては、過剰雑音比導出装置50が、RFモジュール10の第一送受信器11および第二導出用ボード30に接続されている。なお、図4において、第一送受信器11内のノイズソース側接続器114およびレシーバ側接続器118は図示省略する。なお、図4において、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のレシーバ側ピンおよびノイズソース側ピンは図示省略する。
第二導出用ボード30は、ノイズソース側ピン(ノイズソース側端子)pin1N, pin2N, pin3N, pin4Nの各々と、レシーバ側ピン(測定器側端子)pin1R, pin2R, pin3R, pin4Rの各々とを接続する。具体的には、接続線30aが、ノイズソース側ピンpin1Nとレシーバ側ピンpin1Rとを接続する。接続線30bが、ノイズソース側ピンpin2Nとレシーバ側ピンpin2Rとを接続する。接続線30cが、ノイズソース側ピンpin3Nとレシーバ側ピンpin3Rとを接続する。接続線30dが、ノイズソース側ピンpin4Nとレシーバ側ピンpin4Rとを接続する。
ここで、レシーバ側接続器118が、第一送受信器11のレシーバ116に、レシーバ側ピンpin1Rを接続する。さらに、ノイズソース側接続器114が、第一送受信器11のノイズソース112に、ノイズソース側ピンpin1Nを接続する。
すると、ノイズソース112の出力する二種類の雑音が、入力信号として、レシーバ側ピンpin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の雑音の電力を測定し、それらの比Y[pin1R](ホットの雑音の電力の測定値/コールドの雑音の電力の測定値)を出力する。
次に、レシーバ側接続器118が、第一送受信器11のレシーバ116に、レシーバ側ピンpin2Rを接続する。さらに、ノイズソース側接続器114が、第一送受信器11のノイズソース112に、ノイズソース側ピンpin2Nを接続する。
すると、ノイズソース112の出力する二種類の雑音が、入力信号として、レシーバ側ピンpin2Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の雑音の電力を測定し、それらの比Y[pin2R](ホットの雑音の電力の測定値/コールドの雑音の電力の測定値)を出力する。
次に、レシーバ側接続器118が、第一送受信器11のレシーバ116に、レシーバ側ピンpin3Rを接続する。さらに、ノイズソース側接続器114が、第一送受信器11のノイズソース112に、ノイズソース側ピンpin3Nを接続する。
すると、ノイズソース112の出力する二種類の雑音が、入力信号として、レシーバ側ピンpin3Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の雑音の電力を測定し、それらの比Y[pin3R](ホットの雑音の電力の測定値/コールドの雑音の電力の測定値)を出力する。
最後に、レシーバ側接続器118が、第一送受信器11のレシーバ116に、レシーバ側ピンpin4Rを接続する。さらに、ノイズソース側接続器114が、第一送受信器11のノイズソース112に、ノイズソース側ピンpin4Nを接続する。
すると、ノイズソース112の出力する二種類の雑音が、入力信号として、レシーバ側ピンpin4Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の雑音の電力を測定し、それらの比Y[pin4R](ホットの雑音の電力の測定値/コールドの雑音の電力の測定値)を出力する。
ノイズソースENR導出部(ノイズソース過剰雑音比導出部)58は、レシーバ116からY[pin1R]、Y[pin2R]、Y[pin3R]、Y[pin4R]を受ける。ノイズソースENR導出部58は、さらに、NF記録部56から、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を読み出す。ノイズソースENR導出部58は、さらに、Y[pin1R]、Y[pin2R]、Y[pin3R]、Y[pin4R]、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]に基づき、ノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3N, pin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比ENR[pin1N], ENR[pin2N], ENR[pin3N], ENR[pin4N]を以下の式(5)〜(8)のようにして導出する。
ENR[pin1N] = NF[pin1R]+10LOG(Y[pin1R]−1) (5)
ENR[pin2N] = NF[pin2R]+10LOG(Y[pin2R]−1) (6)
ENR[pin3N] = NF[pin3R]+10LOG(Y[pin3R]−1) (7)
ENR[pin4N] = NF[pin4R]+10LOG(Y[pin4R]−1) (8)
次に、第一の実施形態の動作を説明する。
まず、図3を参照して、過剰雑音比導出装置50を、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続する。
基準ノイズソース22の出力する二種類の基準雑音が、入力信号として、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の基準雑音の電力を測定し、それらの比Y(ホットの基準雑音の電力の測定値/コールドの基準雑音の電力の測定値)を出力する。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52は、レシーバ116の出力する比Yを受ける。第一NF導出部52は、さらに、基準ENR記録部26から、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比REF_ENRを読み出す。第一NF導出部52は、上記の式(1)のようにして、第一雑音指数NF[pin1R]を導出する。
第二NF導出部(第二雑音指数導出部)54は、レシーバ側ピン間差分記録部16から、測定器側端子間差分ΔNF[pin1-2]、ΔNF[pin1-3]、ΔNF[pin1-4]を読み出す。第二NF導出部54は、さらに、第一NF導出部52から第一雑音指数NF[pin1R]を受ける。第二NF導出部54は、上記の式(2)、(3)、(4)のようにして、第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を導出する。
NF記録部56は、第一NF導出部52から第一雑音指数NF[pin1R]を受け、第二NF導出部54から第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を受けて、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を記録する。
次に、図4を参照して、過剰雑音比導出装置50を、RFモジュール10の第一送受信器11および第二導出用ボード30に接続する。
レシーバ側接続器118(ノイズソース側接続器114)が、第一送受信器11のレシーバ116(ノイズソース112)に、レシーバ側ピンpin1R、pin2R、pin3R、pin4R(ノイズソース側ピンpin1N、pin2N、pin3N、pin4N)を順に接続していき、レシーバ116がY[pin1R]、Y[pin2R]、Y[pin3R]、Y[pin4R]を出力する。
ノイズソースENR導出部(ノイズソース過剰雑音比導出部)58は、レシーバ116からY[pin1R]、Y[pin2R]、Y[pin3R]、Y[pin4R]を受ける。ノイズソースENR導出部58は、さらに、NF記録部56から、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を読み出す。ノイズソースENR導出部58は、上記の式(5)〜(8)のようにして、過剰雑音比ENR[pin1N], ENR[pin2N], ENR[pin3N], ENR[pin4N]を導出する。
なお、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のノイズソース112の過剰雑音比を導出する際の動作は、第一送受信器11のノイズソース112の過剰雑音比を導出する際の動作と同様であるので、説明を省略する。
第一の実施形態によれば、第一雑音指数(所定レシーバ側ピンpin1Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数)を、過剰雑音比が既知の基準ノイズソース22(例えば、校正されているノイズソース)を用いることで、正確に測定することができる。
しかも、第二雑音指数(所定レシーバ側ピンpin1R以外のレシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数)を、レシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rに第一導出用ボード20を接続することなく導出できるので、RFモジュール10と第一導出用ボード20との接続の労力を軽減できる。
さらに、第一雑音指数および第二雑音指数に基づき、ノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3N, pin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比を導出できる。こられの過剰雑音比を導出する際に、レシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rに第一導出用ボード20を接続する必要が無いので、RFモジュール10と第一導出用ボード20との接続の労力を軽減できる。
第二の実施形態
本発明の第二の実施形態は、送受信器に関する過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置50(図6、図7参照)に関するものである。
図5は、本発明の第二の実施形態にかかる送受信器を有するRFモジュール10の構成を示すブロック図である。RFモジュール10は、第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13、第四送受信器14、ノイズソース側ピン間差分記録部18を備える。
第一送受信器11、第二送受信器12、第三送受信器13、第四送受信器14は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
ここで、ノイズソース側ピンpin1N, pin2N,
pin3Nおよびpin4Nのうちの一つであるノイズソース側ピンpin1Nを、所定ノイズソース側ピン(所定ノイズソース側端子)pin1Nという。所定ノイズソース側ピンpin1Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比(ENR)を第一過剰雑音比という。また、所定ノイズソース側ピンpin1N以外のノイズソース側ピンpin2N, pin3Nおよびpin4Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比(ENR)を第二過剰雑音比という。
さらに、第一過剰雑音比と第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という。例えば、第一過剰雑音比と、ノイズソース側ピンpin2Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比(第二過剰雑音比)との差をΔENR[pin1-2]という。例えば、第一過剰雑音比と、ノイズソース側ピンpin3Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比(第二過剰雑音比)との差をΔENR[pin1-3]という。例えば、第一過剰雑音比と、ノイズソース側ピンpin4Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比(第二過剰雑音比)との差をΔENR[pin1-4]という。
ノイズソース側ピン間差分記録部18は、ノイズソース側端子間差分ΔENR[pin1-2]、ΔENR[pin1-3]、ΔENR[pin1-4]を記録する。
ただし、ノイズソース側ピン間差分記録部18は、ノイズソース側ピン間差分そのものを記録するのではなく、ノイズソース側ピン間差分を求めるために必要なパラメータを記録してもよい。例えば、ノイズソース側ピン間差分記録部18は、ノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4NのSパラメータを記録し、これらのSパラメータから、ノイズソース側ピン間差分を導出するようにしてもよい。
図6は、本発明の第二の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第一導出用ボード20と併用)。ただし、図6においては、過剰雑音比導出装置50が、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続されている。なお、図6において、第一送受信器11内のノイズソース112、ノイズソース側接続器114およびレシーバ側接続器118は図示省略する。なお、図6において、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のレシーバ側ピンおよびノイズソース側ピンは図示省略する。
なお、過剰雑音比導出装置50は、ノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3Nおよびpin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比を導出する。
第一導出用ボード20は、基準ノイズソース22、基準ノイズソース側接続器24、基準ENR記録部26を備える。基準ノイズソース22、基準ノイズソース側接続器24、基準ENR記録部26は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
過剰雑音比導出装置50は、第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52、第一NF記録部55、第一ENR導出部(第一過剰雑音比導出部)57、第二ENR導出部(第二過剰雑音比導出部)59を備える。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。ただし、第一の実施形態と同様に、レシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4Rのうちの一つであるレシーバ側ピンpin1Rを、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rという。
第一NF記録部55は、第一NF導出部52から第一雑音指数を受けて、第一雑音指数を記録する。
図7は、本発明の第二の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第二導出用ボード30と併用)。ただし、図7においては、過剰雑音比導出装置50が、RFモジュール10の第一送受信器11および第二導出用ボード30に接続されている。なお、図7において、第一送受信器11内のノイズソース側接続器114およびレシーバ側接続器118は図示省略する。なお、図7において、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のレシーバ側ピンおよびノイズソース側ピンは図示省略する。
第二導出用ボード30は、所定レシーバ側ピンpin1Rと所定ノイズソース側ピンpin1Nとを接続する。具体的には、接続線30aが、所定ノイズソース側ピンpin1Nと所定レシーバ側ピンpin1Rとを接続する。
ここで、レシーバ側接続器118が、第一送受信器11のレシーバ116に、所定レシーバ側ピンpin1Rを接続する。さらに、ノイズソース側接続器114が、第一送受信器11のノイズソース112に、所定ノイズソース側ピンpin1Nを接続する。
すると、ノイズソース112の出力する二種類の雑音が、入力信号として、レシーバ側ピンpin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の雑音の電力を測定し、それらの比Y[pin1R](ホットの雑音の電力の測定値/コールドの雑音の電力の測定値)を出力する。
第一ENR導出部(第一過剰雑音比導出部)57は、レシーバ116からY[pin1R]を受ける。さらに、第一ENR導出部57は、第一雑音指数NF[pin1R]を、第一NF記録部55から受ける。第一ENR導出部57は、Y[pin1R]と、第一雑音指数NF[pin1R]とに基づき、第一過剰雑音比ENR[pin1N]を、以下の式(9)のようにして導出する。
ENR[pin1N] = NF[pin1R]+10LOG(Y[pin1R]−1) (9)
第二ENR導出部(第二過剰雑音比導出部)59は、ノイズソース側ピン間差分記録部18からノイズソース側端子間差分ΔENR[pin1-2]、ΔENR[pin1-3]、ΔENR[pin1-4]を読み出す。第二ENR導出部59は、さらに、第一ENR導出部57から第一過剰雑音比ENR[pin1N]を受ける。第二ENR導出部59は、さらに、ノイズソース側端子間差分と第一過剰雑音比とに基づき、第二過剰雑音比を導出する。
ここで、第二過剰雑音比のうち、ノイズソース側ピンpin2Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比をENR[pin2N]、ノイズソース側ピンpin3Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比をENR[pin3N]、ノイズソース側ピンpin4Nをノイズソース112に接続したものの過剰雑音比をENR[pin4N]という。すると、第二ENR導出部59は、第二過剰雑音比を以下の式(10)、(11)、(12)のようにして導出する。
ENR[pin2N] = ENR[pin1N]−ΔENR[pin1-2] (10)
ENR[pin3N] = ENR[pin1N]−ΔENR[pin1-3] (11)
ENR[pin4N] = ENR[pin1N]−ΔENR[pin1-4] (12)
次に、第二の実施形態の動作を説明する。
まず、図6を参照して、過剰雑音比導出装置50を、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続する。
基準ノイズソース22の出力する二種類の基準雑音が、入力信号として、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の基準雑音の電力を測定し、それらの比Y(ホットの基準雑音の電力の測定値/コールドの基準雑音の電力の測定値)を出力する。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52は、レシーバ116の出力する比Yを受ける。第一NF導出部52は、さらに、基準ENR記録部26から、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比REF_ENRを読み出す。第一NF導出部52は、上記の式(1)のようにして、第一雑音指数NF[pin1R]を導出する。第一雑音指数NF[pin1R]は、第一NF記録部55に記録される。
次に、図7を参照して、過剰雑音比導出装置50を、RFモジュール10の第一送受信器11および第二導出用ボード30に接続する。
レシーバ側接続器118(ノイズソース側接続器114)が、第一送受信器11のレシーバ116(ノイズソース112)に、所定レシーバ側ピンpin1R(所定ノイズソース側ピンpin1N)を接続し、レシーバ116がY[pin1R]を出力する。
第一ENR導出部(第一過剰雑音比導出部)57は、レシーバ116からY[pin1R]を受ける。第一ENR導出部57は、さらに、第一NF記録部55から、第一雑音指数NF[pin1R]を読み出す。第一ENR導出部57は、上記の式(9)のようにして、第一過剰雑音比ENR[pin1N]を導出する。
第二ENR導出部(第二過剰雑音比導出部)59は、ノイズソース側ピン間差分記録部18からノイズソース側端子間差分ΔENR[pin1-2]、ΔENR[pin1-3]、ΔENR[pin1-4]を読み出す。第二ENR導出部59は、さらに、第一ENR導出部57から、第一過剰雑音比ENR[pin1N]を読み出す。第二ENR導出部59は、上記の式(10)、(11)、(12)のようにして、第二過剰雑音比ENR[pin2N], ENR[pin3N], ENR[pin4N]を導出する。
なお、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のノイズソース112の過剰雑音比を導出する際の動作は、第一送受信器11のノイズソース112の過剰雑音比を導出する際の動作と同様であるので、説明を省略する。
第二の実施形態によれば、第一雑音指数(所定レシーバ側ピンpin1Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数)を、過剰雑音比が既知の基準ノイズソース22(例えば、校正されているノイズソース)を用いることで、正確に測定することができる。
さらに、第一雑音指数に基づき、ノイズソース112をノイズソース側ピンpin1N, pin2N, pin3N, pin4Nの各々に接続したものの過剰雑音比を導出できる。こられの過剰雑音比を導出する際に、レシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rに第一導出用ボード20を接続する必要が無く、しかも、ノイズソース側ピンpin2N, pin3N,
pin4Nに第二導出用ボード30を接続する必要が無いので、RFモジュール10を、第一導出用ボード20および第二導出用ボード30に接続する労力を軽減できる。
第三の実施形態
本発明の第三の実施形態は、送受信器(受信器であるといえる)に関する雑音指数を導出する雑音指数導出装置60(図8参照)に関するものである。
図8は、本発明の第三の実施形態にかかる雑音指数導出装置60の構成を示すブロック図である。ただし、図8においては、雑音指数導出装置60が、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続されている。なお、図8において、第一送受信器11内のノイズソース112、ノイズソース側接続器114およびレシーバ側接続器118は図示省略する。なお、図8において、第二送受信器12、第三送受信器13および第四送受信器14のレシーバ側ピンおよびノイズソース側ピンは図示省略する。
RFモジュール10および第一導出用ボード20は、第一の実施形態と同様であり、説明を省略する。
雑音指数導出装置60は、第一NF導出部(第一雑音指数導出部)62、第二NF導出部(第二雑音指数導出部)64、NF記録部66を備える。
なお、雑音指数導出装置60は、レシーバ116をレシーバ側ピンpin1R, pin2R, pin3Rおよびpin4Rの各々に接続したものの雑音指数を導出する。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)62は、第一の実施形態における第一NF導出部(第一雑音指数導出部)52と同様であり、説明を省略する。
第二NF導出部(第二雑音指数導出部)64は、第一の実施形態における第二NF導出部(第二雑音指数導出部)54と同様であり、説明を省略する。
NF記録部66は、第一の実施形態におけるNF記録部56と同様であり、説明を省略する。
次に、第三の実施形態の動作を説明する。
まず、図8を参照して、雑音指数導出装置60を、RFモジュール10の第一送受信器11および第一導出用ボード20に接続する。
基準ノイズソース22の出力する二種類の基準雑音が、入力信号として、所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)pin1Rを介して、レシーバ116に与えられる。レシーバ116は、二種類の基準雑音の電力を測定し、それらの比Y(ホットの基準雑音の電力の測定値/コールドの基準雑音の電力の測定値)を出力する。
第一NF導出部(第一雑音指数導出部)62は、レシーバ116の出力する比Yを受ける。第一NF導出部62は、さらに、基準ENR記録部26から、基準ノイズソース22の既知の過剰雑音比REF_ENRを読み出す。第一NF導出部62は、上記の式(1)のようにして、第一雑音指数NF[pin1R]を導出する。
第二NF導出部(第二雑音指数導出部)64は、レシーバ側ピン間差分記録部16から、測定器側端子間差分ΔNF[pin1-2]、ΔNF[pin1-3]、ΔNF[pin1-4]を読み出す。第二NF導出部64は、さらに、第一NF導出部62から第一雑音指数NF[pin1R]を受ける。第二NF導出部64は、上記の式(2)、(3)、(4)のようにして、第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を導出する。
NF記録部66は、第一NF導出部62から第一雑音指数NF[pin1R]を受け、第二NF導出部64から第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を受けて、第一雑音指数NF[pin1R]および第二雑音指数NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R]を記録する。
第三の実施形態によれば、第一雑音指数(所定レシーバ側ピンpin1Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数)を、過剰雑音比が既知の基準ノイズソース22(例えば、校正されているノイズソース)を用いることで、正確に測定することができる。
しかも、第二雑音指数(所定レシーバ側ピンpin1R以外のレシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rをレシーバ116に接続したものの雑音指数)を、レシーバ側ピンpin2R, pin3Rおよびpin4Rに第一導出用ボード20を接続することなく導出できるので、RFモジュール10と第一導出用ボード20との接続の労力を軽減できる。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分(例えば、過剰雑音比導出装置50および雑音指数導出装置60の各部分)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
本発明の第一の実施形態にかかる送受信器を有するRFモジュール10の構成を示すブロック図である。 第一送受信器11の構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第一導出用ボード20と併用)。 本発明の第一の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第二導出用ボード30と併用)。 本発明の第二の実施形態にかかる送受信器を有するRFモジュール10の構成を示すブロック図である。 本発明の第二の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第一導出用ボード20と併用)。 本発明の第二の実施形態にかかる過剰雑音比導出装置50の構成を示すブロック図である(第二導出用ボード30と併用)。 本発明の第三の実施形態にかかる雑音指数導出装置60の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 RFモジュール
11 第一送受信器
pin1N, pin2N, pin3N, pin4N ノイズソース側ピン(ノイズソース側端子)
pin1N 所定ノイズソース側ピン(所定ノイズソース側端子)
pin1R, pin2R, pin3R, pin4R レシーバ側ピン(測定器側端子)
pin1R 所定レシーバ側ピン(所定測定器側端子)
112 ノイズソース
114 ノイズソース側接続器
116 レシーバ(電力測定器)
118 レシーバ側接続器
NF[pin1R] 第一雑音指数
NF[pin2R]、NF[pin3R]、NF[pin4R] 第二雑音指数
ΔNF[pin1-2]、ΔNF[pin1-3]、ΔNF[pin1-4] 測定器側端子間差分
ENR[pin1N] 第一過剰雑音比
ENR[pin2N]、ENR[pin3N]、ENR[pin4N] 第二過剰雑音比
ΔENR[pin1-2]、ΔENR[pin1-3]、ΔENR[pin1-4] ノイズソース側端子間差分
12 第二送受信器
13 第三送受信器
14 第四送受信器
16 レシーバ側ピン間差分記録部
18 ノイズソース側ピン間差分記録部
20 第一導出用ボード
22 基準ノイズソース
24 基準ノイズソース側接続器
26 基準ENR記録部
30 第二導出用ボード
30a、30b、30c、30d 接続線
50 過剰雑音比導出装置
52 第一NF導出部(第一雑音指数導出部)
54 第二NF導出部(第二雑音指数導出部)
56 NF記録部
58 ノイズソースENR導出部(ノイズソース過剰雑音比導出部)
55 第一NF記録部
57 第一ENR導出部(第一過剰雑音比導出部)
59 第二ENR導出部(第二過剰雑音比導出部)
60 雑音指数導出装置
62 第一NF導出部(第一雑音指数導出部)
64 第二NF導出部(第二雑音指数導出部)
66 NF記録部

Claims (12)

  1. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出部と、
    前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出部と、
    を備えた過剰雑音比導出装置。
  2. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    一つ以上の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出装置であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、
    前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出部と、
    前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出部と、
    を備えた過剰雑音比導出装置。
  3. 入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器
    における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出装置であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出部と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出部と、
    を備えた雑音指数導出装置。
  4. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出方法であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程と、
    を備えた過剰雑音比導出方法。
  5. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    一つ以上の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出方法であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、
    前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程と、
    を備えた過剰雑音比導出方法。
  6. 入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器
    における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出方法であって、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    を備えた雑音指数導出方法。
  7. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記過剰雑音比導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程と、
    を備えたプログラム。
  8. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    一つ以上の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記過剰雑音比導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、
    前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程と、
    を備えたプログラム。
  9. 入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器
    における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記雑音指数導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    を備えたプログラム。
  10. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記過剰雑音比導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    前記ノイズソース側端子の各々と前記測定器側端子の各々とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数および前記第二雑音指数とに基づき、前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出するノイズソース過剰雑音比導出工程と、
    を備えた記録媒体。
  11. 互いに異なるレベルの二種類の雑音を出力するノイズソースと、
    複数のノイズソース側端子と、
    入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    一つ以上の測定器側端子と、
    を有し、
    前記ノイズソース側端子のうちのいずれか一つが、前記ノイズソースの出力する前記雑音を受け、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記ノイズソース側端子のうちの一つである所定ノイズソース側端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第一過剰雑音比と、前記ノイズソース側端子のうちの前記所定ノイズソース側端子以外の端子を前記ノイズソースに接続したものの過剰雑音比である第二過剰雑音比との差をノイズソース側端子間差分という送受信器
    における前記ノイズソースを前記ノイズソース側端子の各々に接続したものの過剰雑音比を導出する過剰雑音比導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記過剰雑音比導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記所定ノイズソース側端子と前記所定測定器側端子とを接続したときの、前記ノイズソースの出力する前記二種類の雑音が、前記入力信号として前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第一過剰雑音比を導出する第一過剰雑音比導出工程と、
    前記ノイズソース側端子間差分と、前記第一過剰雑音比とに基づき、前記第二過剰雑音比を導出する第二過剰雑音比導出工程と、
    を備えた記録媒体。
  12. 入力信号の電力を測定する電力測定器と、
    複数の測定器側端子と、
    を有し、
    前記入力信号が、前記測定器側端子のうちのいずれか一つを介して、前記電力測定器に与えられ、
    前記測定器側端子のうちの一つである所定測定器側端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第一雑音指数と、前記測定器側端子のうちの前記所定測定器側端子以外の端子を前記電力測定器に接続したものの雑音指数である第二雑音指数との差を測定器側端子間差分という受信器
    における前記第一雑音指数および前記第二雑音指数を導出する雑音指数導出処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記雑音指数導出処理は、
    過剰雑音比が既知である基準ノイズソースの出力する互いに異なるレベルの二種類の基準雑音が、前記入力信号として、前記所定測定器側端子を介して、前記電力測定器に与えられるときの、前記二種類の基準雑音の電力を前記電力測定器が測定したものの比と、前記基準ノイズソースの過剰雑音比とに基づき、前記第一雑音指数を導出する第一雑音指数導出工程と、
    前記測定器側端子間差分と、前記第一雑音指数とに基づき、前記第二雑音指数を導出する第二雑音指数導出工程と、
    を備えた記録媒体。
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