JP5153054B2 - ファイル生成方法及びファイル検索方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ファイルを生成する際のファイル生成方法及びこのようなファイルの検索方法に関する。
2台のデジタルカメラを用いてステレオ撮影を行った場合には、左右2視点からの2つの画像データが得られる。このような画像データを画像ファイルとしてパーソナルコンピュータ(PC)等に転送して管理するような場合に、ステレオ画像(2つペアの画像)とモノキュラ画像(1つの画像)とを明確に区別し、更に2つペアのステレオ画像を正しく検索して再生できるようにする技術が特許文献1において提案されている。この特許文献1で提案されている技術は、ステレオファイル生成時に、これらステレオファイルのヘッダ情報部にこのファイルがステレオファイルであることを示すコードや左右何れの視点の画像であるかを示すコード、何駒目に撮影されたステレオ画像であるかを示すコードなどを書き込んでおくものである。
特許第3081675号
ヘッダ情報部にコードを書き込んでおくようにすれば、書き換えられる心配もなく確実に検索を行うことができるが、ファイルの検索時には一旦ファイルを開く必要があるのでその分検索の終了が遅くなってしまう。その一方でディレクトリ名やファイル名(OSファイル名)からファイルの検索を行うようにすれば検索は早く終了するが、これらは容易に書き換えられてしまうものであり、ディレクトリ名やファイル名からファイルを検索するだけでは確実性の高い検索を行うことができない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、所望のファイルを高速にかつ確実に検索することが可能なファイルを生成する際のファイル生成方法及びこのようなファイルを検索するためのファイル検索方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の第1の態様によるファイル生成方法は、オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを生成するファイル生成方法において、上記ファイルのオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を生成する工程と、上記生成したOSファイル名の内容を上記ヘッダ情報部に書き込んでファイルを生成する工程とを有する。
この第1の態様によれば、生成したファイル名をヘッダ情報部にも書き込んでおくので所望のファイルを高速にかつ確実に検索することが可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第2の態様によるファイル生成方法は、第1の態様において、上記ファイルを生成する工程は、上記ファイルが記録される際のディレクトリ名を上記ヘッダ情報部に書き込む工程を更に有する。
この第2の態様によれば、記録時のディレクトリ名もヘッダ情報部に書き込まれる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第3の態様によるファイル生成方法は、オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを生成するファイル生成方法において、上記ファイルのオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名として所定の書式に従ったファイル名を生成する工程と、この生成したファイル名を上記ヘッダ情報部に書き込んでファイルを生成する工程とを有する。
この第3の態様によれば、生成したファイル名をヘッダ情報部にも書き込んでおくので所望のファイルを高速にかつ確実に検索することが可能である。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第4の態様によるファイル生成方法は、第3の態様において、上記所定の書式に従ったファイル名は、上記ファイルの種別を示すファイル名である。
この第4の態様によれば、生成したファイル名によってファイルの種別が判定できる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第5の態様によるファイル生成方法は、第3の態様において、上記所定の書式に従ったファイル名は、上記ファイルがステレオ撮影によって得られたステレオファイルであることを示すファイル名である。
この第5の態様によれば、生成したファイルがステレオファイルであることが判定できる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第6の態様によるファイル生成方法は、第1又は第3の態様において、上記ファイル名が変更される際に警告を行う工程を更に有する。
この第6の態様によれば、ファイル名が変更される際には警告が行われる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第7の態様によるファイル生成方法は、第1又は第3の態様において、上記ファイル名が変更された際に、上記ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名に基づいて変更後のファイル名と変更前のファイル名とを対応付けたテーブルデータを作成する工程を更に有する。
この第7の態様によれば、テーブルデータを参照することでファイルの検索を高速で行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第8の態様によるファイル生成方法は、第1又は第3の態様において、上記ファイル名が変更された場合に、上記ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名に従って、上記変更後のファイル名を上記変更前のファイル名に書き戻す工程を更に有する。
この第8の態様によれば、変更されたファイル名を元に戻すことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第9の態様によるファイル生成方法は、第3の態様において、上記ファイルを生成する工程は、上記ファイルが記録される際のディレクトリ名を上記ヘッダ情報部に書き込む工程を更に含む。
この第9の態様によれば、記録時のディレクトリ名もヘッダ情報部に書き込まれる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第10の態様によるファイル生成方法は、第3の態様において、ファイル名の生成時に、この生成されたファイル名が上記所定の書式に従ったファイル名であるか否かを判定する工程と、この判定の結果、上記ファイル名が上記所定の書式に従ったファイル名でないと判定した場合に、現在のファイル名に上記所定の書式に従ったファイル名を追加した新たなファイル名を生成する工程を更に有する。
この第10の態様によれば、ファイル名を変更しても高速の検索を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第11の態様によるファイル検索方法は、オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを検索するファイル検索方法において、オペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照してファイルを検索する工程と、このOSファイル名を参照してファイルを検索した結果、ファイルを検索できなかった場合に、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照してファイルを検索する工程とを有する。
この第11の態様によれば、まず、ファイル名を参照した検索を行うので高速の検索を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第12の態様によるファイル検索方法は、オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを検索するファイル検索方法において、オペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照して所定の書式に従った部分があるファイル名が存在するか否かでファイルを検索する工程と、上記所定の書式に従った部分があるファイル名が存在しない場合に、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照してファイルを検索する工程とを有する。
この第12の態様によれば、まず、ファイル名に所定の書式に従った部分があれば、検索を行うことができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の第13の態様によるファイル検索方法は、2つ1組でなるステレオファイルの何れか一方のファイルが選択された場合に、もう一方のファイルを検索するファイル検索方法であって、上記選択されたファイルのファイル名と同一のファイル名を有するファイルをオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照して検索することで、上記もう一方のファイルを検索する工程と、この検索によって上記もう一方のファイルが検索できなかった場合に、上記選択されたファイルのオペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照し、このファイル名と同一のファイル名がオペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部に書き込まれたファイルを検索することで、上記もう一方のファイルを検索する工程とを有する。
この第13の態様によれば、ステレオファイルの一方のファイルが選択された場合に、それと対となるも一方のファイルを高速にかつ確実に検索することが可能である。
本発明によれば、所望のファイルを高速にかつ確実に検索することが可能なファイルを生成する際のファイル生成方法及びこのようなファイルを検索するためのファイル検索方法を提供することができる。
本発明はファイルを生成する際に、そのファイルのファイル名と、必要に応じてそのファイルが記録されるディレクトリ名とをヘッダ情報部に書き込んでおくものである。このようにして生成したファイルの検索時には、まず、検索が高速で終了するファイル名を参照した検索を行い、このファイル名の検索で検索が行えなかった場合にはヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照して検索を行う。
ここで注記すれば、本発明においてファイル名とは、コンピュータのオペレーティングシステム(以下、OSと称する)がファイル管理のために各々のファイルに個別に与えた名前(拡張子を含む)のことを指し、そのファイルの格納領域に与えた名前即ちディレクトリ(フォルダ)名を含まないとする。そしてこのファイル名、ディレクトリ名は、ともに「OSの標準的なファイル操作のみで、当該ファイルを開かずに」表示したり書き換えたりが可能なものである。即ち、OSの管理データであって、ファイルデータそれ自身とは区別される。これに対してヘッダ情報部とはそのファイルのデータそれ自身の一部として設けられ、ファイルを開く動作を行わないと、表示したり書き換えたりすることができないものである。なお、以下の説明においてOSは汎用パーソナルコンピュータの代表的なOSであるウィンドウズ(登録商標)を仮定する。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。ここで、以後の実施形態は、ステレオ撮影によるステレオファイルの生成の例について説明するが、本発明のファイル生成方法及びファイル検索方法は、ステレオファイル生成以外の場合の任意のファイル生成にも適用が可能である。
[第1の実施形態]
図1は、2台のカメラ1a及び1bを用いてステレオ撮影を行う際の構成を示した図である。なお、基本的な構成については従来のものを用いればよいので、ここではその詳細な説明については省略する。また、カメラ1aとカメラ1bは同様の構成を有しているものとする。
カメラ1aは、図示しない被写体の像を入射させるための撮影レンズ2と、この撮影レンズ2を介して入射した被写体の像を電気信号に変換する撮像部3と、撮像部3の出力に基づいて所定の画像処理を施して画像データを生成する画像処理部4と、画像処理部4で生成されたステレオ画像データからステレオファイルを生成するファイル生成部5と、ファイル生成部5で生成された画像ファイルが記録される記録部6と、カメラ全体の制御を統括的に行う制御部7とで構成されている。また、カメラ1aはカメラ1bと通信回線8を介して接続されており、この通信回線8を介してレリーズタイミングの同期制御などが行われる。
このような構成を有するカメラ1a及び1bにおいて、ファイル生成部5において生成されたステレオファイルのファイル名は、図2(a)で示すような所定の書式を有する。即ち、このファイル名は、ステレオファイルであることを示す部分100と撮影時の駒番号を示す部分200と、この画像が左右何れの視点の画像であるのかを示す部分300とからなる。
更に第1の実施形態では、このファイル名自体を図2(b)のようにして当該ファイルのヘッダ情報部に書き込む。また、同様に、ファイル記録時のディレクトリ名も図2(b)のように書き込む。これらヘッダ情報部に書き込まれたファイル名及びディレクトリ名は、例えユーザによってOS上のファイル名が変更されたり、ファイルが移動(OS上のディレクトリ名が変更)されたりしても変更されることがない。
次に、このようなファイルの生成方法について図3を参照して説明する。画像データが撮影された後、制御部7は、この画像データがステレオ画像データであるか否かを判定する(ステップS1)。この判定は、例えばカメラの撮影モードがステレオ撮影モードであるか否か等から判定すればよい。ステップS1の判定において当該画像データがステレオ画像データであると判定した場合に、制御部7は、ファイル生成部5において、ステレオファイルであることを示す「STR」という文字列をファイル名に付加する(ステップS2)。
次に、駒番号を検出して(ステップS3)、この駒番号の数字をファイル名に付加する(ステップS4)。更にこの画像が左画像であるか否かを判定する(ステップS5)。このステップS5の判定において、左画像であると判定した場合には、左画像であることを示す「L」の文字列をファイル名に付加し(ステップS6)、左画像でない、即ち右画像であると判定した場合には、右画像であることを示す「R」の文字列をファイル名に付加する(ステップS7)。
このようにしてファイル名(OSファイル名)が決定された後、制御部7は、ファイル生成部5において、このファイル名をヘッダ情報部に書き込む(ステップS8)。また、このファイルを記録する際のディレクトリ名(パスとも呼ばれる)もヘッダ情報部に書き込む(ステップS9)。なお、目的によって、ディレクトリ名は書き込み対象とせずファイル名だけを用いるようにしても良い。なお、上記のようにして生成されたファイル名には、所定の拡張子(例えばJPEG形式の画像データであれば.jpg)が付加された形で記録されるが、ここでは図示を省略している。
その後、撮影条件等のその他の情報をヘッダ情報部に書き込み(ステップS10)、更に画像データ部を付加してファイルが生成される。
また、ステップS1の判定においてステレオ画像データでないと判定した場合には、ステップS1からステップS10に移行する。この場合には、図2(a)のような所定の書式でファイル名が生成されない(書式に合致しないファイル名を生成する)が、このような場合も図2(a)に準じた書式でファイル名を生成できるようにしてもよいことは言うまでもない。例えば、ステレオ画像でないモノキュラ画像の場合には、このファイルがモノキュラ画像であることを示す文字列と撮影駒番号をファイル名とし、このファイル名及び記録先のディレクトリ名をヘッダ情報部に書き込んでおくようにすることもできる。また、このようなファイル名称の生成手法は、画像ファイルに限るものではないことも言うまでもない。
このようにしてファイル名を生成するようにすれば、確実に、かつ高速にファイル検索を行うことが可能である。次に、このようなファイルの検索の一例として、2つ1組でなるステレオファイルの何れか一方のファイルが選択された場合に、このファイルと対となるステレオファイルを検索する方法(以下、対検索と称する)について図4を参照して説明する。なお、この検索は、カメラ内の制御部7やPC内の図示しない制御部(以後、これらを制御部と称する)によって行われるものである。
まず、この検索において、制御部は、選択されたファイルと同じファイル名(OSファイル名)のファイル(実際には「STR」の部分と「駒番号」部分が同じファイル)を検索する(ステップS11)。このようなファイル名の検索では、ファイルを開かずに検索を行うことができるので高速の検索を行うことができる。次に、このような検索の結果から、制御部は、同一のファイル名のファイルが存在したか否かを判定する(ステップS12)。
ステップS12の判定において、同一のファイル名のファイルが存在したと判定した場合に、制御部は、検索されたファイルのファイル名がヘッダ情報部に書き込まれたファイル名と同一であるか否かを判定する(ステップS13)。このステップS13の判定において、検索されたファイルのファイル名がヘッダ情報部に書き込まれたファイル名と同一であると判定した場合には、検索を正しく行うことができたとして検索を終了する。
即ち、ファイル名(OSファイル名)はユーザによって書き換えられている可能性があるので、第1の実施形態では、ファイル名による検索によりファイルが検索された場合であっても、検索されたファイルのファイル名とヘッダ情報部に書き込まれたファイル名とを照合して再確認するようにしている。
一方、ステップS13の判定において検索されたファイルのファイル名がヘッダ情報部に書き込まれたファイル名と同一でないと判定した場合には、ステップS11に戻り、ファイル名の検索を続ける。
また、ステップS12の判定において、同一ファイル名のファイルが存在していないと判定した場合に、制御部は、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照して検索を行う(ステップS14)。次に、このような検索の結果から、制御部は、同一のファイル名のファイルが存在したか否かを判定する(ステップS15)。
ステップS15の判定において、ヘッダ情報部内の検索で該当するファイル名が検索された場合には、検索を正しく行うことができたとして検索を終了する。一方、ステップS15の判定において、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名による検索でも該当するファイル名が検索されなかった場合には、対となるファイルがなかったことをユーザに警告する(ステップS16)。
ここで、図4の検索はあくまでも一例であり、ファイル名の検索を行って、ファイル名が組となっているものを全て検索できるようにしてもよい。
また、第1の実施形態では、ファイル名(OSファイル名)が変更された場合には、高速のファイル検索を行うことができなくなるので、これを対策するために、ファイル名が変更される場合には、ファイル名が変更されることによって検索速度が遅くなる旨をユーザに警告するようにしてもよい。また、変更されたファイル名をヘッダ情報部に書き込まれたファイル名に戻せるようにしてもよい。更には、ファイル名が変更された際に、図5のような変更前のファイル名と変更後のファイル名とを対応付けたテーブルデータを作成し、ファイル名による検索時では、このテーブルデータに従って検索を行うようにしてもよい。
また、移動されたファイルをヘッダ情報部に書き込まれたディレクトリに戻す(同じファイルをコピー又は移動)できるようにしてもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、ファイル名(OSファイル名)を参照して行う検索とヘッダ情報部内に書き込まれたファイル名を参照して行う検索とを併用することにより、確実に、かつ高速にファイルを検索することが可能である。
[第2の実施形態]
次に本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、ファイル名生成時の書式が第1の実施形態と異なる。
即ち、この第2の実施形態においては、図6で示すように、ユーザが決定したファイル名部400に図2(a)で説明した所定の書式(符号100〜300の部分)が付加されてファイル名が生成される。このときファイル名部400と所定書式部分との間を空白部500で埋めるようにしてもよい。具体的には、ステレオ画像の記録に際しては、所定書式部分は図7と同様に生成されるが、これとは別にユーザが任意に決定したファイル名が入力され、これらが合わされて図6で示したファイル名が作られる。
あるいは、このようなファイル名は、はじめの生成時は第1の実施形態の方法を用いて生成されるが、その後ユーザがファイル名を変更しようとした場合に、図7のフローチャートに従って生成されるようにも構成し得る。
即ち、図7において、制御部は、まず、ユーザによってファイル名が変更されたか否かを判定し(ステップS21)、ファイル名が変更されたと判定した場合には、このファイル名が所定の書式に従っているか否か、即ち、ファイル名に所定書式部分があるか否かを判定する(ステップS22)。このステップS22の判定において、ファイル名が所定の書式に従っていると判定した場合には、このフローチャートの制御を終了する。
一方、ステップS22の判定において、ファイル名が所定の書式に従っていないと判定した場合には、所定書式部分を付加してファイル名を生成する(ステップS23)。ここで、この所定書式部分については図3で説明しているので説明を省略する。
このようにユーザがつけたファイル名に常に所定書式部分を付加するようにすれば、ユーザが自身の好みのファイル名をつけることができると共に、検索時には所定書式部分のみに着目して対検索を行うことにより、常に高速の検索を行うことができる。
ここで、第2の実施形態では、ファイル名の中に常に所定書式部分が存在するようにしているので、基本的にはファイル名(OSファイル名)の検索のみで検索を行うことができるが、検索の確実性を増すためにヘッダ情報部にもファイル名を書き込んでおくことがより好ましい。
以上説明したように、第2の実施形態によれば、ファイル名の検索のみで検索を行うことができる。
なお、以上の実施形態は、ステレオ撮影によるステレオファイルの生成の例について説明したが、本発明のファイル生成方法及びファイル検索方法は、ステレオファイル生成以外の任意のファイル生成にも適用可能であって、例えば組み写真や連写撮影写真のように複数の写真(ファイル)をまとめて1組として扱うことが好ましい対象に対して上記ステレオファイルと同様の命名規則を定めて適用することが提案し得る。また、これとは別の例として、本発明は、デジタルカメラ用標準ファイル管理ツールDCF規格において色空間を識別するために設けられたファイル命名規則に準拠したファイル生成などにも適用が可能である。
また、上記全ての説明において、OSはウィンドウズを仮定したが、本発明はMS−DOS、Mac−OS、ユニックスやリナックス(各OS名称は登録商標)など任意のOSに有効であることは言を待たない。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
さらに、上記した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
ステレオ撮影を行う際のシステム構成図である。 本発明の第1の実施形態の概念について説明するための図である。 本発明の第1の実施形態におけるファイル名生成時のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるファイル検索時のフローチャートである。 ファイル名変更前とファイル名変更後の対応付けテーブルデータの例である。 本発明の第2の実施形態の概念について説明するための図である。 本発明の第2の実施形態におけるファイル名生成時のフローチャートである。
符号の説明
1a,1b…カメラ、2…撮影レンズ、3…撮像部、4…画像処理部、5…ファイル生成部、6…記録部、7…制御部、8…通信回線、100,200,300…所定書式部分

Claims (13)

  1. オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを生成するファイル生成方法において、
    上記ファイルのオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を生成する工程と、
    上記生成したOSファイル名の内容を上記ヘッダ情報部に書き込んでファイルを生成する工程と、
    を有することを特徴とするファイル生成方法。
  2. 上記ファイルを生成する工程は、上記ファイルが記録される際のディレクトリ名を上記ヘッダ情報部に書き込む工程を更に有することを特徴とする請求項1に記載のファイル生成方法。
  3. オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを生成するファイル生成方法において、
    上記ファイルのオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名として所定の書式に従ったファイル名を生成する工程と、
    この生成したファイル名を上記ヘッダ情報部に書き込んでファイルを生成する工程と、
    を有することを特徴とするファイル生成方法。
  4. 上記所定の書式に従ったファイル名は、上記ファイルの種別を示すファイル名であることを特徴とする請求項3に記載のファイル生成方法。
  5. 上記所定の書式に従ったファイル名は、上記ファイルがステレオ撮影によって得られたステレオファイルであることを示すファイル名であることを特徴とする請求項3に記載のファイル生成方法。
  6. 上記ファイル名が変更される際に警告を行う工程を更に有することを特徴とする請求項1又は3に記載のファイル生成方法。
  7. 上記ファイル名が変更された際に、上記ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名に基づいて変更後のファイル名と変更前のファイル名とを対応付けたテーブルデータを作成する工程を更に有することを特徴とする請求項1又は3に記載のファイル生成方法。
  8. 上記ファイル名が変更された場合に、上記ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名に従って、上記変更後のファイル名を上記変更前のファイル名に書き戻す工程を更に有することを特徴とする請求項1又は3に記載のファイル生成方法。
  9. 上記ファイルを生成する工程は、上記ファイルが記録される際のディレクトリ名を上記ヘッダ情報部に書き込む工程を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のファイル生成方法。
  10. ファイル名の生成時に、この生成されたファイル名が上記所定の書式に従ったファイル名であるか否かを判定する工程と、
    この判定の結果、上記ファイル名が上記所定の書式に従ったファイル名でないと判定した場合に、現在のファイル名に上記所定の書式に従ったファイル名を追加した新たなファイル名を生成する工程を更に有することを特徴とする請求項3に記載のファイル生成方法。
  11. オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを検索するファイル検索方法において、
    オペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照してファイルを検索する工程と、
    このOSファイル名を参照してファイルを検索した結果、ファイルを検索できなかった場合に、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照してファイルを検索する工程と、
    を有するファイル検索方法。
  12. オペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部を有するファイルを検索するファイル検索方法において、
    オペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照して所定の書式に従った部分があるファイル名が存在するか否かでファイルを検索する工程と、
    上記所定の書式に従った部分があるファイル名が存在しない場合に、ヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照してファイルを検索する工程と、
    を有するファイル検索方法。
  13. 2つ1組でなるステレオファイルの何れか一方のファイルが選択された場合に、もう一方のファイルを検索するファイル検索方法であって、
    上記選択されたファイルのファイル名と同一のファイル名を有するファイルをオペレーティングシステム上の管理データとしてのファイル名であるOSファイル名を参照して検索することで、上記もう一方のファイルを検索する工程と、
    この検索によって上記もう一方のファイルが検索できなかった場合に、上記選択されたファイルのオペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部に書き込まれたファイル名を参照し、このファイル名と同一のファイル名がオペレーティングシステムの管理データではない自身内部のデータの一部としてのヘッダ情報部に書き込まれたファイルを検索することで、上記もう一方のファイルを検索する工程と、
    を有することを特徴とするファイル検索方法。
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