JP5153023B1 - 繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】型開された下型に対して材料供給装置により溶融材料を供給し、その後に下型と上型を閉鎖して前記溶融材料を圧縮する際に、プレス装置の構造を簡略化しつつ良好な繊維を含む成形品を成形可能とする。
【解決手段】型開された下型13に対して材料供給装置15から繊維を含む樹脂材料Mを供給し、その後に下型13と上型12を閉鎖して前記材料Mを圧縮するに際して、前記材料Mを溶融状態にする材料加熱手段15と、前記上型12が取付けられる上盤21と下型13が取付けられる下盤18と、上型12または上盤21と下型13または下盤18との間の距離を検出する3個以上の位置センサ20と、上盤21または下盤18の一方に設けられ前記位置センサ20の情報により個別に制御される3個以上の圧縮用シリンダ22とが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、型開された下型に対して材料供給装置により繊維を含む樹脂材料を供給し、その後に下型と上型を閉鎖して前記材料を圧縮する繊維を含む成形品の圧縮成形方法に関するものである。
樹脂等の溶融材料を型内で圧縮して成形する方法としては、型閉されたキャビティ内に溶融材料を射出装置から射出し、更に圧縮する射出圧縮成形方法が知られている。しかし前記射出圧縮成形方法は、射出時に溶融材料に高圧が掛かり繊維材料等が損傷を受ける場合があるという問題や繊維材料等で溶融材料の流動性が悪い場合に射出時に充填が困難な場合があるという問題があった。また前記以外には、型を開いた状態で溶融材料を下型のキャビティ面に供給後に上型と下型を閉鎖して圧縮を行う圧縮成形方法も知られている。圧縮成形の場合、ポットから比較的硬めで原型を留めた溶融材料が型内に供給されるトランスファ成形とも呼ばれる圧縮成形と、射出装置または押出装置から流動状態の溶融材料が型内に供給されるスタンピング成形とも呼ばれる圧縮成形がある。
前記のスタンピング成形の場合は、下型へ供給された樹脂は流動状態であるので、可動金型を高精度で移動させて加圧することが望ましい。そのような要求に応えたものとして特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1では、材料供給装置により供給された樹脂材料に対して金型の移動を位置制御により高精度に移動させて加圧することが可能となっている。しかしながら特許文献1では、成形品の形状や、それに対応する樹脂の供給位置によっては、固定金型に対する可動金型の平行度や保ちにくい場合が発生する。すなわちスタンピング成形では、樹脂材料が最初に加圧される部分が金型の中心であるとは限らず、中心部分以外から加圧が開始されると固定金型と可動金型の間の平行度が保たれにくい。そして加圧初期に固定金型の可動金型の平行度が崩れると最終成形品の板厚を所望の状態にすることが困難になるという問題がある。そしてそれらは、大面積の成形品や炭素繊維を含む樹脂等の流動性の悪い材料を用いた場合に顕著となる。
このような問題を解決するために特許文献2に記載されたものが知られている。特許文献特許文献2では、ベッド上に出没自在に設けた平衡支持装置により、固定金型に対する可動金型の平行度を保つことが記載されている。特許文献2では、平衡支持装置が長ストロークの加圧シリンダとは別個に設けている。また特許文献2では前記平衡支持装置を用いてどのようにして位置制御して加圧成形を行うのかスタンピング成形のプレス加圧制御に関してはほとんど記載がされていない。更に特許文献2は、型開時に位置制御等をどのように行うか記載されていない。更にまた成形される材料の種類も可塑性材料と記載されているだけで、どういった材料を用いて成形するか明らかでない。
特開平10−100173号公報(0026、図1) 特開昭60−222215号公報(2ページ左上欄、2ページ右上欄、3ページ右上欄、第1図)
前記特許文献2ではプレス成形装置の平行度を保つための構造がベッドに設けられ、ベッドから突出するので、ベッドの構造が複雑化するという問題があった。また下型を取付けるボルスタの側にも平衡支持装置の一部である中間支持材が取付けられ、ボルスタの構造が複雑化するという問題があった。そしてボルスタをプレス装置内に搬入してから平衡支持装置の支持部を突き出して中間支持材を支持するので、両者の調整が難しいものであった。更には下型の周囲に中間指示材が突出した形になるので、材料を溶融状態にして供給する材料供給装置の加熱筒の部分が当接したりして邪魔になる場合があった。
更には特許文献2については、加圧時に位置制御等の制御をどのように行うか記載されておらず、当業者は、特許文献2を見たとしても加圧初期から加圧終期まで良好な成形を行うことができないものであった。また特許文献2は、2ページ右上欄に記載されるように、平衡支持装置は加圧時のストロークに対応するものであり、型開時の使用は想定されていないものであった。
そこで本発明の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、プレス装置の外部に移動された下型に対して材料供給装置により繊維を含む樹脂材料を供給し、その後にプレス装置の内部に下型を移動させ、その後に下型と上型を閉鎖して前記材料を圧縮して繊維を含む成形品を圧縮成形する際に、加圧時の制御方法を確立し良好な繊維を含む成形品を成形可能とした圧縮成形方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、プレス装置の外部に移動された下型に対して材料供給装置により繊維を含む樹脂材料を供給し、その後にプレス装置の内部に下型を移動させ下型と上型を閉鎖して前記材料を圧縮する繊維を含む成形品の圧縮成方法であって、圧縮成形を開始するまでに前記材料を溶融状態にする材料加熱手段が設けられるとともに、プレス装置は、上型が取付けられる上盤と下型が取付けられる下盤と、上型または上盤と下型または下盤との間の距離を検出する3個以上の位置センサと、上盤または下盤の一方に設けられ前記位置センサの情報により個別に制御される3個以上の圧縮用シリンダとが設けられ、前記圧縮用シリンダには作動油の圧力を検出する圧力センサが設けられ、前記下型をプレス装置の上型の下方へ移動させてから行う前記材料の圧縮成形は、前記位置センサの情報により個別に圧縮用シリンダを位置制御または速度制御する第1の加圧工程を行った後、前記圧力センサの情報のみにより個別に圧縮用シリンダを制御するかまたは前記位置センサの情報に前記圧力センサの情報を加えて個別に圧縮用シリンダを制御する第2の加圧工程を行うことを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、請求項1において、前記位置センサの情報に前記圧力センサの情報を加えて個別に圧縮用シリンダを制御する第2の加圧工程を行った後に、更に前記圧力センサの情報のみにより個別に圧縮用シリンダを制御する第3の加圧工程を行うことを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、請求項1または請求項2において、前記材料は、炭素繊維を含む樹脂材料であることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、請求項1または請求項2において、下型に供給される前記材料は、固定または半溶融状態のプリプレグシートであり、材料加熱手段により予熱されることを特徴とする。
本発明の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法は、プレス装置の外部に移動された下型に対して材料供給装置により繊維を含む樹脂材料を供給し、その後にプレス装置の内部に下型を移動させ下型と上型を閉鎖して前記材料を圧縮する繊維を含む成形品の圧縮成方法であって、圧縮成形を開始するまでに前記材料を溶融状態にする材料加熱手段が設けられるとともに、プレス装置は、上型が取付けられる上盤と下型が取付けられる下盤と、上型または上盤と下型または下盤との間の距離を検出する3個以上の位置センサと、上盤または下盤の一方に設けられ前記位置センサの情報により個別に制御される3個以上の圧縮用シリンダとが設けられ、前記圧縮用シリンダには作動油の圧力を検出する圧力センサが設けられ、前記下型をプレス装置の上型の下方へ移動させてから行う前記材料の圧縮成形は、前記位置センサの情報により個別に圧縮用シリンダを位置制御または速度制御する第1の加圧工程を行った後、前記圧力センサの情報のみにより個別に圧縮用シリンダを制御するかまたは前記位置センサの情報に前記圧力センサの情報を加えて個別に圧縮用シリンダを制御する第2の加圧工程を行うので、従来の装置と比較して良好な繊維を含む樹脂成形品を成形することができる。
本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形装置の平面図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形装置の正面図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形装置の制御ブロック図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、材料供給装置により溶融材料を供給開始直後の状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、材料供給装置により溶融材料を供給終了直前の状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、下型がプレス装置の加圧位置へ移動された状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、下型と上型の間で溶融材料の圧縮成形(スタンピング成形)が行われた状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、圧縮成形後にキャビティ面と圧縮成形された1次成形品との間に空間が形成された状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、射出圧縮成形(射出)が開始された状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、射出圧縮成形における射出後の圧縮工程または冷却工程の状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、射出圧縮成形が完了し、型開された状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、下型がプレス装置から搬出され、複合成形品の取出しが行われている状態を示す図である。 本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法を示す図であって、図7ないし図11の制御方法を示す図である。
図1ないし図3により本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮装置11について説明する。本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮装置11は、繊維を含む樹脂材料Mを上型12と下型13の間で圧縮する縦型のプレス装置14と、繊維を含む樹脂材料Mを溶融状態にする材料加熱手段でもある前記繊維を含む樹脂材料Mの材料供給装置15と、溶融材料の射出を行う横型の射出装置16が設けられている。そしてプレス装置14と材料供給装置15による下型13への繊維を含む樹脂材料Mの供給位置a1の間には下型13の移動装置17が設けられている。
プレス装置14について説明すると、図2に示されるように、下盤であって下型13が取付けられる固定盤18の四隅近傍には圧縮用シリンダ22が設けられている。そして圧縮用シリンダ22のロッドがタイバ19を形成しており、タイバ19は上方に向けて立設されている。またタイバ19には係合用の溝からなる係合部19aが形成されている。そしてタイバ19の上方は、上盤であって上型が取付けられる可動盤21の四隅近傍の孔に挿通されている。また固定盤18と可動盤21の間には型開閉機構である型開閉用サーボモータ23とボールネジ、ボールネジナット等からなる電動型開閉機構24が複数設けられている。そして前記電動型開閉機構24の作動によって可動盤21はタイバ19に沿って昇降する。また可動盤21にはハーフナット25が取付けられ、タイバ19に形成された係合部19aに係合可能となっている。なお圧縮用シリンダ22については、上盤である可動盤21に設けられたものでもよく、ハーフナット25が設けられる盤も限定されない。本実施形態では圧縮用シリンダ22は固定盤18の4個が設けられるが、3個以上の複数であればよい。
また固定盤18と可動盤21の間には、固定盤18と可動盤21の間の距離を測定する位置センサ20が設けられている。位置センサ20の数は圧縮用シリンダ22の数に対応して設けることが望ましく、本実施形態では4個が設けられるが、3個以上の複数であればよい。そしてそれぞれの位置センサ20は、制御装置34に接続されており、位置センサ20により検出された位置情報が制御装置34へ送られるようになっている。プレス装置14において、位置センサ20を設ける位置は、タイバ19に近接してそれぞれ設けることが望ましい。また位置センサ20については、上型12と下型13の間の距離を検出するものでもよく、上型12と下盤、下型13と上盤の間の距離を検出するものでもよい。位置センサ20の種類については限定されず、検出装置とスケールについても、それぞれがどちらの盤に設けたものでもよい。固定盤18と可動盤21の間には、4箇所に位置センサ20が設けられている。
次に圧縮用シリンダ22の油圧回路と制御について説明する。図3に示されるように固定盤18に設けられる4個の圧縮用シリンダ22に対してタンク81から作動油を供給するポンプ82が設けられ、ポンプ82に接続される主管路83には逆止バルブ84等が設けられている。また主管路83から分岐した管路にはリリーフバルブ85が設けられ、主管路83の作動油の圧力の上限を制御する。リリーフバルブ85を圧力制御可能とするか、または別途の圧力制御用バルブにより、圧縮用シリンダ22へ供給する作動油の圧力を一括してまたは個別に制御することができる。主管路83から分岐してそれぞれの圧縮用シリンダ22への分岐管路にはサーボバブル86がそれぞれ設けられ、分岐管路はサーボバルブ86のPポートに接続されている。またサーボバルブ86のAポートとBポートからはそれぞれ管路により圧縮用シリンダ22の圧縮側油室22aと圧縮用シリンダ22の型開側油室22bに接続されている。更にサーボバルブ86のPポートはタンク81に接続されている。圧縮用シリンダ22の圧縮側油室22aへの管路には圧力センサ87が設けられ、型開側油室22bへの管路には油圧センサ88が設けられている。
圧力センサ87,88は、それぞれ制御装置34に接続されており、圧力センサ87,88により検出された圧力情報は制御装置34へ送られるようになっている。また制御装置34からは、各サーボバルブ86への指令が送られるようになっている。従って各圧縮用シリンダ22は、各サーボバルブ86により個別に制御される。本実施形態において制御装置34はサーボアンプを含む広い概念の制御装置を含み、タイマの機能も有している。また制御装置34は、圧力制御バルブ等を設ける場合はそれらの制御も行う。
プレス装置14の下型13は、下型取付板26に取付けられ、プレス装置14の内部の加圧位置a2とプレス装置14の外部の供給位置a1の間で、図1におけるX軸方向に移動可能なものである。そして固定盤18の一側(図1において左側)には、下型13の移動装置17が連結・固定されている。前記下型13の移動装置17の上面は、固定盤18の上面と同じ高さとなっており、下型13を移動させるための2本のガイドレール27が両方の上面に亘って設けられている。そして前記ガイドレール27に沿って下型取付板26が移動されるようになっている。図示はしないが、下型取付板26の下面側は、バネを介して転動ボールまたは車軸と車輪が設けられており、下型取付板26が下型13をプレス装置14の内部の加圧位置a2とプレス装置14の外部の供給位置a1の間で移動する場合は、固定盤18の上面や移動装置17の上面から下型取付板26の下面が浮き上がるようになっている。また固定盤18の加圧位置a2で上型12と下型13が型閉され圧縮成形(射出圧縮成形を含む)がなされる際は、前記バネが収縮されるとともに図示しないクランプによりクランプされて、固定盤18の上面と下型取付板26の下面が密着するようになっている。
下型13の移動装置17の駆動源はサーボモータ28であって、移動装置17の供給位置a1側の側面にサーボモータ28が固定されている。そして前記ガイドレール27と平行にボールネジ29が設けられ、ボールネジ29の一方はベアリングを介して移動装置17の上面に回転自在に固定され、他方はべリングを介して固定盤18の上面に回転自在に固定されている。また前記ベアリングよりも更に一方寄りのボールネジ29の端部近傍には従動プーリ30が固定され、サーボモータ28の駆動プーリ31との間に駆動力伝達用のタイミングベルト32が掛け渡されている。更に前記下型取付板26の側面にはボールネジナット33が固定され、ボールネジナット33には前記ボールネジ29が挿通されている。そしてサーボモータ28が駆動されると、ボールネジ29が回転され、ボールネジナット33と下型取付板26と下型13がX軸方向に直線運動されるようになっている。なお下型13の移動装置17のボールネジナット33は、下型取付板26の裏面に取付けてもよく、構造についてはこれに限定されない。また下型13は、ロータリテーブルによりプレス装置14外へ引き出されるものでもよく、この場合の移動装置による下型の移動軌跡は円弧となる。
プレス装置14に取付られ使用される金型13,14について説明すると、下型13は供給した溶融状態の繊維を含む樹脂材料Mがこぼれないように凹型(キャビ型)にすることが望ましく、上型12は凸型(コア型)にすることが望ましい。更に下型13は繊維を含む樹脂材料Mを供給してから移動するので、その間に溶融状態の繊維を含む樹脂材料Mの固化が進行しないように、加熱機構を有することが望ましい。加熱機構としてはヒータや、金型内に供給される媒体を加熱媒体と冷却媒体に切換えられる機構が用いられる。また下型13の移動装置17の上方に供給した繊維を含む樹脂材料Mの固化が進行しないように赤外線照射やヒータなどの熱源を設けてもよい。そして下型13に加熱機構が設けられる場合は、成形品の反りの発生の問題から、上型12にも加熱機構が設けられることが望ましい。
下型13にはキャビティ面13aとノズルタッチ面75の間を連通してホットランナ76が設けられている。ホットランナ76には図示しないゲートバルブが設けられ、圧縮成形の際はゲートバルブは閉鎖されている。
下型13にはエジェクタ装置61のエジェクタ板とエジェクタ板に複数立設された突出ピン62が内蔵されている。また移動装置17の材料供給位置a1の下方には、エジェクタ
装置61の駆動源63とエジェクタロッドが設けられている。そして複合成形品Pが下型13が材料供給位置a1に到達するとエジェクタ装置61が作動して複合成形品Pの下型13からの突出がされる。なおエジェクタ装置61が設けられる位置は、プレス装置14の固定盤18側や可動盤21側であってもよい。
また移動装置17の材料供給位置a1の上方には、取出機64が移動可能となっている。取出機64は、図示しないサーボモータにより水平方向および垂直方向に移動可能であり、負圧吸引手段に接続され負圧吸引される吸盤65により複合成形品Pの吸引を行う。
従って、本実施形態では、材料供給位置a1は、複合成形品Pの取出位置でもあり、材料供給位置a1の上方のスペースは、取出機64と材料供給装置15が交互に侵入する形になる(図1においては取出機64は省略して記載し、図2においては取出機64は材料供給装置15の上方で待機した状態を示している。)。このようにプレス装置14外で一つの下型13へのスタンピング成形用の繊維を含む樹脂材料Mの供給や複合成形品Pの取出を行うことにより、プレス装置14の型開間隔が小さくて済むので、プレス装置14の高さを低くすることができる。
次に図1、図2により材料加熱手段でもある材料供給装置15について説明する。材料供給装置15は、前後進用の移動装置35により、下型13の移動装置17および移動方向と同方向であるX軸方向に移動可能となっている。
図2に示されるように材料供給装置15の移動装置35は、ベースまたは床面上に2本のガイドレール36が設けられ、ガイドレール36上を材料供給装置15の基台37が移動可能となっている。またベースまたは床面上には、ボールネジ38が回転可能に配置され、基台37に固定されたボールネジナット50が前記ボールネジ38に挿通されている。またボールネジ38の端部近傍には従動プーリ39が固定され、サーボモータ40の駆動プーリ41との間にはタイミングベルト42が掛け渡されている。従ってサーボモータ40の駆動により、材料供給装置15の基台37とボールネジナット50とが直線運動されるようになっている。なお移動装置35は、基台37と移動装置17の側面の間に取り付けてもよく、構造については限定されない。
材料供給装置15の基台37上に載置されているのは、射出成形機の射出装置と略同じ機能を有する可塑化機能と射出機能を有する装置である。基台37上に固定的に立設された前プレート43にはヒータ(材料加熱手段)が取付けられた加熱筒44が挿通されている。また前プレート43には垂直方向に成形材料の供給口45が設けられ、供給口45の下方は加熱筒44の孔を通じて加熱筒内部に連通している。また供給口45の上方には、フィードスクリュを有する成形材料フィード装置46が接続されている。加熱筒44の先端にはヒータが取付けられたノズル47が取付けられている。ノズル47の先端には、供給孔48が下方を向けられたダイ49が取付けられている。ダイ49の供給孔48は所定の幅と長さを有している。本実施形態では、下型13の矩形のキャビティ面13aのX軸方向に直交する方向の長さに対して僅かに短い長さの供給孔48を有するダイ49が取付られている。従ってキャビティ面13aのX軸方向に直交する方向の長さより僅かに短い長さの繊維を含む樹脂シートを連続して供給することができる。なおノズル47の先端に取付られるダイ49の部分は、下型13のキャビティ面13aの形状や面積に応じて最適なものに交換可能となっている。またダイ49は、繊維を含む樹脂材料Mの流動性や繊維を含む樹脂材料Mに含まれる繊維の切れ等の問題から、成形材料によっても異なるダイ49に交換される。ノズル47の先端のダイ49またはその手前のノズル47の部分には、流路を開閉するバルブ(図示せず)が設けられることが多い。
前プレート43の後方には所定の距離を隔てて前プレートと平行に後プレート51が設けられている。前プレート43の前面側の加熱筒44の両側には、それぞれ射出用のサーボモータ52が設けられ、後プレート51の両側にもそれぞれボールネジナット53が設けられている。そして前記サーボモータ52の駆動軸に直結されるボールネジ54が前記ボールネジナット53に挿通されている。また加熱筒44の内部には逆流防止弁が取付けられた射出成形用として一般的なスクリュ(図示せず)が配置されて、スクリュの軸の後端は、スリーブやカップリング等を介して後プレート51の後面に固定された計量用のサーボモータ55の駆動軸に固定されている。
従って加熱筒内のスクリュは、前記計量用のサーボモータ55の駆動により回転され、射出用のサーボモータ52の駆動により、前後進されるようになっている。なお材料供給装置15の構造は前記したものに限定されず、3枚のプレートを有するものでもよく、射出用のサーボモータは1個でもよい。また射出用や計量用の駆動源は油圧を用いたものでもよい。更には繊維を含む樹脂材料Mをプランジャで押出す材料供給装置や、加熱筒内のスクリュが回転のみして溶融材料を押出す押出式の材料供給装置を材料供給装置として用いてもよい。
また本実施形態では縦型のプレス装置14の他側(図1において右側)には横型の射出装置16が配置されている。従ってプレス装置14を挟んで一側には溶融材料の材料供給装置15が設けられ、他側にはノズル58をプレス装置14に向けた横型の射出装置16が設けられている。射出装置16の構造については、材料供給装置である材料供給装置15と類似するので、概略を記載する。射出装置16の前後進装置は、基台56にシフトシリンダ57のシリンダ筒57aが固定され、固定盤18の側面にシフトシリンダ57のロッド57bが固定されている。そしてシフトシリンダ57は、射出装置16のノズル58を下型13のノズルタッチ面75へ当接させる際のノズルタッチ力を発生させる。
そして基台56上に固定的に立設された前プレート66にはヒータが取付けられた加熱筒67が挿通されている。また前プレート66には垂直方向に成形材料の供給口68が設けられ、供給口68の下方は加熱筒67の孔を通じて加熱筒内部に連通している。また供給口68の上方には、フィードスクリュを有する成形材料フィード装置69が接続されている。加熱筒44の先端にはヒータが取付けられたノズル58が取付けられている。
前プレート66の後方には所定の距離を隔てて前プレート66と平行に後プレート70が設けられている。前プレート66の前面側の加熱筒67の両側には、それぞれ射出用のサーボモータ71が設けられ、後プレート70の両側にもそれぞれボールネジナット72が設けられている。そして前記射出用のサーボモータ71の駆動軸に直結されるボールネジ73が前記ボールネジナット72に挿通されている。また加熱筒67の内部には逆流防止弁が取付けられた射出成形用として一般的なスクリュ(図示せず)が配置されて、スクリュの軸の後端は、スリーブやカップリング等を介して後プレート70の後面に固定された計量用のサーボモータ74の駆動軸に固定されている。
従って加熱筒67内のスクリュは、前記計量用のサーボモータ74の駆動により回転され、射出用のサーボモータ71の駆動により、前後進されるようになっている。なお射出装置16の構造と配置については限定されるものではないが、例えば射出装置16は、垂直方向に設けられ、固定盤または可動盤の中央などに設けられた孔を介して、ノズルが金型に当接されるものでもよい。しかしながら射出装置16のメンテナンスの容易さや工場の天井の高さとの関係からは、射出装置16は横型の射出装置であることが望ましい。
また射出装置16のノズル58については、交換可能であって、材料供給装置15のようなダイ49を取付けてスタンピング成形用の2次成形の材料を供給することも可能である。また圧縮成形装置11の下型13を固定的に設けて、圧縮成形装置11を単独の射出成形機(射出圧縮成形機を含む)として利用したり、種々の使用方法が可能である。
次に本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮装置11を用いた繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形について図4ないし図13により説明する。本実施形態では使用される材料として熱可塑性樹脂(例えばポリカーボネート)に炭素繊維を含む樹脂材料Mを使用した例(CFRTP)について記載する。繊維を含む樹脂材料のバインダ樹脂としては、熱可塑性樹脂の場合は、ポリカーボネートの他、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ABS等の少なくとも一種類の樹脂が選ばれる。また熱硬化性樹脂の場合は、エポキシ、ポリウレタン、フェノール等の少なくとも一種類の樹脂から選ばれ、熱可塑性と熱硬化性樹脂の混合樹脂でもよい。また繊維としては、炭素繊維の他、ガラス繊維、植物繊維、化学繊維等の別の繊維を含有するものであってもよい。またカーボンと樹脂の混合物などの流動性の悪い材料と樹脂の混合物の成形にも本実施形態の繊維を含む樹脂成形品の圧縮装置11は適している。
成形の手順としてはまず、プレス装置14が型開された状態で、サーボモータ28が駆動されて下型取付板26と下型13がプレス装置14の外部の供給位置a1へ移動され、一旦位置決め停止される。(複合成形品Pの取出については後述する。)下型13の供給位置a1への移動までに材料供給装置15は計量用のサーボモータ40を回転させるとともに射出用のサーボモータ52で背圧を加えて、加熱筒44内のスクリュの前方への繊維を含む樹脂材料Mである炭素繊維含有のポリカーボネート樹脂の計量(貯留)が行われ、供給位置a1で待機している。材料供給装置15は、材料供給位置a1で複合成形品Pの取出を行うようにする場合は、取出中は後方位置にあり、取出後にX軸方向に沿って前進して供給位置に付く。材料供給装置15の停止位置は、プレス装置14とその上型12と下型13の位置関係で決められるが、プレス装置14になるべく近い位置のほうが下型13の移動距離を短縮できる関係から望ましい。
前記したようにこの際の下型13は、キャビティ面13aが加熱されている。そして下型13のキャビティ面13aの上に材料供給装置15から溶融状態の炭素繊維を含む樹脂材料Mが供給される。炭素繊維を含む樹脂材料Mの供給は、材料供給装置15のノズル47の図示しないバルブが開かれ、射出用のサーボモータ52が駆動されてスクリュが前進移動され、ダイ49の供給孔48から炭素繊維を含む樹脂材料Mが落下されることにより行われる。本実施形態のダイ49の供給孔48の長さ(X軸に直交する方向の長さ)は、上記したように、略矩形のキャビティ面13aのX軸に直交する方向の長さよりも短くなっている。従って供給される炭素繊維を含む樹脂材料Mは、キャビティ面13aを覆うようにシート状に供給される。
図4に示されるように、本実施形態の材料供給装置15から下型13への溶融状態の炭素繊維を含む樹脂材料Mの供給は、下型13のキャビティ面13aの前端近傍(プレス装置14に近い側)に最初に炭素繊維を含む樹脂材料Mが落下するように行われる。それから材料供給装置15を現位置に停止した状態で、移動装置17のサーボモータ28を駆動させて下型13をプレス装置14側へ移動させることにより、下型13のキャビティ面13aの過半の部分を覆うように炭素繊維を含む樹脂材料Mを供給することができる。なお炭素繊維を含む樹脂材料Mの供給は、下型13および材料供給装置15を固定して行ってもよいし、材料供給装置15を移動させて行ってもよい。更には下型13をプレス装置14に向かって前進させながら材料供給装置15を後退させるなど、両者を移動させてもよい。また下型13および材料供給装置15の移動は、X軸方向に直交する方向など別の方向へ移動するものでもよい。
次に図5に示されるように、下型13が前進してキャビティ面13aの後端近傍(プレス装置14から見て遠い側)の上方に材料供給装置15のダイ49の供給孔48が位置する状態となると、材料供給装置15からの材料供給が停止される。材料供給装置15の側から説明すれば、図4の位置に下型13が到達する際に、加熱筒44内のスクリュが所定位置まで前進され、ノズル47のバルブが閉鎖されるように制御がなされる。
次に図6に示されるように、炭素繊維を含む樹脂材料Mの供給が完了した下型13は、移動装置17により連続してプレス装置14の加圧位置a2に移動される。プレス装置14の加圧位置a2において下型取付板26は位置決め停止され、更に図示しない位置決めピンやクランプ等で固定される。このような材料供給方法を採用することにより、下型13に炭素繊維を含む樹脂材料Mが供給されてから下型13がプレス装置14の加圧位置a2に到達するまでの時間を短縮することができる。またこの際に前記の供給位置a1で成形を完了した炭素繊維を含む複合成形品Pを取出す場合は、取出機64の進入に備えて、材料供給装置15は後退させておく。なお炭素繊維のみを予め下型13上に供給しておき、材料供給装置15から溶融状態の樹脂材料を供給して炭素繊維を含む樹脂材料Mとするものでもよい。
次に図2、図3、図7、図13に示されるように、プレス装置14の型開閉機構であるサーボモータ23が作動されて上型12が下降され、上型12の凸部が下型13の凹部と嵌合されるかその直前で、ハーフナット25が作動されてハーフナット25とタイバ19の係合部19aが係合される。この際にはまだ溶融状態の樹脂材料Mの加圧が行われていないことが望ましい。そして次に圧縮用シリンダ22が作動されて圧縮成形が開始される。圧縮用シリンダ22の作動は、ポンプ82からの作動油がそれぞれサーボバルブ86を介して圧縮側油室22aへ送られることにより行われる。圧縮成形における第1の加圧工程は位置制御により行われ、位置センサ25の位置を検出してのフィードバック制御がなされる。この際制御装置34により計測される時間に応じて指令位置への制御がなされる。なお第1の加圧工程では速度制御を行ってもよい。
またこの際には、位置センサ20の値(原点からの値)が同じ値となるように位置制御がされ、固定盤18に対する可動盤21の平行度が保たれるように平行制御が行われる。または固定金型である下型13に対して可動金型である上型12が平行となるように平行制御が行われる。更には繊維を含む複合成形品Pの板厚の実測値等から設定した制御原点に対して平行となるように平行制御がなされる。位置センサ20による平行制御は、種々の方法があり、1軸の圧縮用シリンダ22をマスターシリンダとしてサーボバルブ86により位置制御し、他の圧縮用シリンダはスレイブシリンダとしてマスターシリンダに追従する方式でサーボバルブ86を制御してもよい。またはそれぞれの圧縮用シリンダ22の平均値を目標位置とし、各圧縮用シリンダ22が目標位置に到達するようにサーボバルブ86を制御し位置制御する方式でもよい。後者の場合、各位置センサ20と目標位置の差分を求めて制御信号を生成し、各圧縮用シリンダ22のサーボバルブ86を制御する形でフィードバック制御を行う。また前者、後者おともに、これらの際に一律に各圧縮用シリンダ22にフィードフォーワード要素を加えるなどして前進速度を確保するようにしてもよい。
そしてこのようにして圧縮成形における第1の加圧工程を行うことにより、上型12のキャビティ面12aが溶融状態の繊維を含む樹脂材料Mを押しつぶしながら下降するが、この際に下型13に対する上型12の平行度が保たれるとともに、望ましい速度で加圧を行うことができる。次の図13に示されるように可動盤21の位置が設定位置まで前進したことを位置センサ20のいずれかが検出するかまたは位置センサ20の平均値が設定位置に到達した場合、および/または圧縮用シリンダ22の圧縮側油室22aの作動油を検出する圧力センサ87のいずれかが設定圧力を検出するかまたは圧力センサ87の平均値が設定圧力に到達した場合に、圧縮用シリンダ22の制御は、位置制御(速度制御)のみから位置制御(速度制御)と圧力制御を併用した第2の加圧工程に切換えられる。その場合も位置制御(速度制御)の要素は、マスター軸の圧縮用シリンダ22に他の圧縮用シリンダ22の位置(位置センサ20により検出される)を合わせる方式を用いてもよく、各軸の平均値の目標位置に対して各圧縮用シリンダ22の位置(位置センサ20により検出される)が到達するように制御する方式を用いてもよい。
また圧力制御については、圧縮用シリンダ22の圧縮側油室22aの作動油の圧力を圧力センサ87により検出し、その平均値を算出してフィードバック制御に用いる。そして目標となる圧力との差分を取って圧力ループの制御信号を生成する。この圧力制御の際には型開側油室22bの作動油の圧力も圧力センサ88により検出して制御に使用することが望ましい。そして圧力ループによる制御信号は、上記の位置ループによる制御信号に加算されて圧縮成形の第2の加圧工程に使用される。なお圧力制御については、各圧力センサ87の値が目標圧力となるように各圧縮用シリンダ22毎にサーボバルブ86を個別に制御するようにしてもよい。その場合も個別の圧縮用シリンダ22の圧力制御の制御信号に速度制御(位置制御)の要素を加算して圧縮成形に使用される。
従って本実施形態の圧縮成形の第2の加圧工程では、位置制御(速度制御)により固定盤18に対する可動盤21の平行度を確保しながら、圧力制御を行うことができ、流動性に問題がある成形品であっても平行度を確保することができる。
更には第2の加圧工程の後に、圧力センサ87の圧力が設定圧力となったことを検出して、
第3の加圧工程として圧力制御のみを行ってもよい。圧力制御のみにより圧縮用シリンダを制御する場合は、目標圧力に対して、各圧縮用シリンダの圧縮側油室22aの圧力が到達するようにサーボバルブ86を制御することにより、均等な加圧が可能となる。または各圧縮用シリンダ毎に個別に目標圧力を定めて制御するようにしてもよい。更には第2の加圧工程、第3の加圧工程ともに、各位置センサ20の値の間おの差分が所定値を超えた場合は、異常であるとして成形を中止するようにしてもよい。また上記の位置制御による第1の加圧工程の後に、位置制御(速度制御)の要素を用いずに前記の圧力制御のみによる第2の加圧工程を行うようにしてもよい。その場合も制御変更のトリガとなるものは上記と同じである。
なお下型13と上型12とが当初加熱されている場合は、圧縮されている途中から冷却に切換えられ、炭素繊維を含む樹脂材料Mの冷却固化が促進され、炭素繊維を含む1次成形品M1が成形される。なお縦型のプレス装置14の型閉の際の型の移動は下型13が上昇して上型12と型閉されるものでもよい。
次に図8、図13に示されるように、所定時間が経過するとプレス装置14の圧縮用シリンダ22を型開方向に作動させて、下型13から上型12を完全に型開されない状態で僅かに上昇させる。その際に圧縮用シリンダ22は、速度制御(位置制御)により作動され、各位置センサ20の値を検出して圧縮用シリンダ22が個別に制御される。制御の方式は、第1の加圧工程と同様であるが、作動油を主として供給する油室は型開側油室22bである。この際下型13に炭素繊維を含む1次成形品Pが残置され、前記1次成形品Pと上型12のキャビティ面12aとの間が離型されて高さHの空間C(2次キャビティ)が形成される。なおこの際上型12に1次成形品Pを貼り付けて離型し、炭素繊維を含む1次成形品Pと下型13のキャビティ面13aの間に空間C(2次キャビティ)が形成されるようにしてもよい。いずれにしてもまだ軟らかい状態の炭素繊維を含む1次成形品Pから均等に金型のキャビティ面12aまたは13aを離型できるので1次成形品Pを良好な状態に保つことができる。
次に図9,図13に示されるように、下型13の他方(図1において右側)の側面に形成されたノズルタッチ面75に射出装置16のノズル58を当接させる。そして下型13のホットランナ76のゲートバルブを開放する。そして射出装置15の射出は、射出用のサーボモータ71を作動させて加熱筒67内の図示しないスクリュを前進させる。そのことによりホットランナを介して、下型13上の1次成形品Pと上型12のキャビティ面12aの間に形成された空間C(2次キャビティ)に溶融樹脂M2の射出を開始する。本実施形態では、1次成形(圧縮成形)に炭素繊維と共にバインダ樹脂として用いられたポリカーボネートを、2次成形にも使用する。しかし1次成形で用いられた炭素繊維を含む樹脂M1のバインダ樹脂と、2次成形で用いる樹脂M2を異なる樹脂としてもよい。
この際の金型12,13の形状と射出装置16のノズル58の当接位置については上記に限定されず、種々のものが使用可能である。例えばパーティング面にノズル58を当接させるものや固定盤18、可動盤21、上型12のいずれかの側面にノズル58を当接させるものでもよい。また金型12,13は、上型12と下型13が嵌合されるインロータイプの金型であっても、上型12と下型13が当接される平当タイプの金型であってもよい。平当金型の場合は、下型13(または上型12)のキャビティ面13a等の周囲の側壁がバネによって上下移動し、上型12(または下型13)のキャビティ面12a等の周囲の部分が前記側壁の当接面と面当接する。
次に図10に示されるように、プレス装置14の圧縮用シリンダ22の作動を開始するが、作動開始のタイミングは、射出と同時または射出中にスクリュ位置等を検出して圧縮用シリンダ22により圧縮成形(射出圧縮成形)を開始することが望ましい。そして圧縮用シリンダ22の作動により上型12を再度下降させ、空間C(2次キャビティ)に射出した溶融樹脂M2を加圧して圧縮する。このように最初の段階で空間C(2次キャビティ)を拡げておいてから射出を開始することにより、溶融樹脂M2を良好に射出しやすくなる。また途中の段階からプレス装置14による圧縮成形(射出圧縮成形)を開始することにより、溶融樹脂M2を空間C(2次キャビティ)の端部まで流動促進することもできる。そして炭素繊維を含む1次成形品M1と溶融樹脂M2に圧縮を加えることにより、炭素繊維を含む1次成形品M1の面と2次射出した溶融樹脂M2の層の密着性が良好になる。
この射出圧縮成形の前半では、図13に示されるようにまだ空間C(2次キャビティ)が開いているので、圧縮用シリンダ22により第1の加圧工程である位置制御(速度制御)が行われる。射出圧縮成形の前半では射出装置16からの射出圧により、可動金型である上型12が偏った力を受けて固定金型である下型13に対する平行度が失われることが多い。しかし位置制御(速度制御)により各圧縮用シリンダ22を制御し、固定盤18に対する可動盤21の平行制御を行うことにより、1次成形品M1に対して均一な厚みの樹脂M2の層を形成することができる。そして空間C(2次キャビティ)に溶融樹脂M2が充満されると、本実施形態では、次の第2の加圧工程として、位置制御(速度制御)と圧力制御を併用して圧縮成形を行う。そして更に最後は圧力制御のみにより冷却による収縮分を押圧する。なお位置制御(速度制御)のみの平行制御から直接、圧力制御のみの制御へ直接切換てもよいことは上記の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形の際と同様である。
そして金型12,13が加熱されていたものは、圧縮成形(射出圧縮成形)の途中から冷却に切換えられ、溶融状態であった繊維を含む樹脂材料Mの冷却固化が促進される。または加熱機能がない金型の場合はそのまま冷却される。従って本実施形態では、下型13と上型12との間で完全に型開されない状態で圧縮成形と空間形成と射出圧縮成形とが連続して行われる。そして前記工程の全てにおいて各圧縮用シリンダ22をフィードバック制御しての位置制御または速度制御により、平行制御が行われる。
図12に示されるように、所定時間が経過するとプレス装置14の各圧縮用シリンダ22が作動して離型を行う。この際も圧縮成形後に空間形成を行った際と同様にフィードバック制御を用いた位置制御(速度制御)により平行制御が行われる。そのことにより上型12が下型13から平行な状態を保ったまま型開され、炭素繊維を含む複合成形品Pの樹脂M2の層も良好な離型が行うことができる。そして次に型開閉機構のサーボモータ23が作動して、下型13から上型12が上昇し、下型13に残置された炭素繊維を含む複合成形品Pが取出し可能となる。
次に図2、図12に示されるように、移動装置17のサーボモータ28の駆動により、炭素繊維を含む複合成形品Pがキャビティ面13a上に保持された下型13が加圧位置a2から材料供給位置a2(取出位置)へ移動される。そしてエジェクタ装置61の駆動源63が駆動されエジェクタロッド、エジェクタ板を介して突出ピン62が突出され、炭素繊維を含む複合成形品Pがキャビティ面13aから突き出される。それと略同時に、取出機64の吸盤65が炭素繊維を含む複合成形品Pの上面に吸着し、炭素繊維を含む複合成形品Pを保持して別の工程へ搬出する。なおこの際、炭素繊維を含む複合成形品Pは、裏面となる炭素繊維を含む1次成形品M1の側が突出ピン62により突き出されるので、僅かに突出跡が残っても使用上の問題はない。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。本実施形態においては材料加熱手段でもある材料供給装置15から溶融状態の炭素繊維を含む樹脂材料Mを供給し、プレス装置14で圧縮成形した後、連続して射出圧縮成形して炭素繊維を含む複合成形品Pを成形する例について記載した。しかしながら本発明は炭素繊維を含む成形品Pを複数の圧縮用シリンダ22により金型12,13間の平行度を保ちながら成形することを目的とするものであって、炭素繊維を含む樹脂材料Mの圧縮成形のみを行って成形が完了するものでもよい。
また本発明は、別の把持・搬送用ロボット等の供給装置により一例として炭素繊維を含むエポキシ等の樹脂からなる固形または半溶融状態のプリプレグシート(CFRP)を下型13に供給するものでもよい。それらの場合においてプリプレグシートは、更に下型13上で図示しない材料加熱手段である赤外線加熱装置等を用いて予熱が加えられ、プレス装置14で附形可能な溶融状態まで溶融されることが望ましい。そしてプレス装置14において半溶融状態または溶融状態のプリプレグシートを加圧成形(圧縮成形)がなされる際についても、第1の加圧工程において、固定金型である下型13に対する可動金型である上型12の平行度を保って上型12を下降させることが必要となる。よってプリプレグシートを供給して圧縮成形するタイプの炭素繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形装置および圧縮成形方法においても、複数(3個以上)の位置センサ20と、複数(3個以上)の圧縮用シリンダ22とが設けられ、前記圧縮用シリンダ22は前記位置センサ20の情報により個別に制御されるプレス装置14を用いて圧縮成形を行うことが良好な繊維を含む成形品Pを成形する上で重要となる。
更に本発明は、材料供給装置15または別の把持・搬送用ロボット等の供給装置からプレス装置14に固定された下型13の上に繊維を含む樹脂材料M(プリプレグシート等)を直接供給するものでもよい。その場合も前記繊維を含む樹脂材料Mは、圧縮成形を開始するまでに材料加熱手段により十分溶融状態にされる。
11 圧縮成形装置
12 上型
12a,13a キャビティ面
13 下型
14 プレス装置
15 材料供給装置(材料加熱手段)
18 固定盤
20 位置センサ
21 可動盤
22 圧縮用シリンダ
34 制御装置
86 サーボバルブ
87,88 圧力センサ
M 繊維を含む樹脂材料(炭素繊維を含む樹脂材料)
M1 1次成形品
M2 溶融樹脂
P 繊維を含む複合成形品(炭素繊維を含む複合成形品)

Claims (4)

  1. プレス装置の外部に移動された下型に対して材料供給装置により繊維を含む樹脂材料を供給し、その後にプレス装置の内部に下型を移動させ下型と上型を閉鎖して前記材料を圧縮する繊維を含む樹脂成形品の圧縮成方法であって、
    圧縮成形を開始するまでに前記材料を溶融状態にする材料加熱手段が設けられるとともに、
    プレス装置は、上型が取付けられる上盤と下型が取付けられる下盤と、
    上型または上盤と下型または下盤との間の距離を検出する3個以上の位置センサと、
    上盤または下盤の一方に設けられ前記位置センサの情報により個別に制御される3個以上の圧縮用シリンダとが設けられ、
    前記圧縮用シリンダには作動油の圧力を検出する圧力センサが設けられ、
    前記下型をプレス装置の上型の下方へ移動させてから行う前記材料の圧縮成形は、前記位置センサの情報により個別に圧縮用シリンダを位置制御または速度制御する第1の加圧工程を行った後、前記圧力センサの情報のみにより個別に圧縮用シリンダを制御するかまたは前記位置センサの情報に前記圧力センサの情報を加えて個別に圧縮用シリンダを制御する第2の加圧工程を行うことを特徴とする繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法。
  2. 前記位置センサの情報に前記圧力センサの情報を加えて個別に圧縮用シリンダを制御する第2の加圧工程を行った後に、更に前記圧力センサの情報のみにより個別に圧縮用シリンダを制御する第3の加圧工程を行うことを特徴とする請求項1に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法。
  3. 前記材料は、炭素繊維を含む樹脂材料であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法。
  4. 下型に供給される前記材料は、固定または半溶融状態のプリプレグシートであり、材料加熱手段により予熱されることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の繊維を含む樹脂成形品の圧縮成形方法。
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