JP5152460B2 - タイヤの加硫装置及びタイヤの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば複数のシート状未加硫ゴム部材から成る未加硫状態のタイヤを加熱及び加圧して自動車用空気入りタイヤを製造するタイヤの加硫装置及びタイヤの製造方法に関するものである。
一般に、この種のタイヤの加硫装置としては、内部の所定位置に未加硫状態のタイヤを配置可能な上下一対の金型と、金型内のタイヤの内側に配置されるブラダと、ブラダの基端側を支持するブラダ支持部材とを備え、未加硫状態のタイヤを金型内に配置するとともにタイヤ内でブラダを膨張させ、ブラダの外面をタイヤの内面に押付けるとともにタイヤの外面を金型に押付けながらタイヤを加熱及び加圧した後、ブラダを収縮させるとともに上下の金型を互いに離れる方向に移動させ、金型内からタイヤを取出すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−71844号公報
ところで、前記タイヤの加硫装置では、ブラダの外面をタイヤの内面に押付けながらタイヤの加熱及び加圧を行っているので、ブラダの外面とタイヤの内面とが密着し、この密着が生ずるために金型からのタイヤの取出しを円滑に行うことができない。そこで、上側の金型に連通孔を設けるとともに、連通孔を上側の金型におけるブラダの基端側に接触する面に開口させ、連通孔から空気を吐出することによりブラダの外面とタイヤの内面との間に空気を供給し、ブラダの外面とタイヤの内面との密着を解除するようにしている。
しかしながら、前記タイヤの加硫装置では、タイヤの外面を金型に押付けながらタイヤの加熱及び加圧を行っているので、タイヤの外面と金型との間でも密着が生じ、この密着が生ずるために金型からのタイヤの取出しを円滑に行うことができないという問題点があった。
また、前記タイヤの加硫装置では、ブラダの基端側に接触する面に連通孔が開口しているので、ブラダを膨張させた際にブラダの基端側が連通孔内に入り込むように変形し、ブラダの耐久性が低下するという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、タイヤの取出しを常に円滑に行うことができ、しかもブラダの耐久性を低下させることのないタイヤの加硫装置及びタイヤの製造方法を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、内部の所定位置に未加硫状態のタイヤを配置可能な金型と、金型内のタイヤの内側に配置されるブラダと、ブラダの基端側を支持するブラダ支持部材と、ブラダ内に加熱された気体を供給することによりブラダを膨張させる加熱気体供給手段とを備え、加熱気体供給手段によってブラダを膨張させることにより、ブラダの外面をタイヤの内面に押付けるとともにタイヤの外面を金型に押付けながらタイヤを加熱及び加圧するタイヤの加硫装置において、前記金型に設けられ、タイヤの外面と金型との間に気体を吐出可能な第1吐出孔と、金型またはブラダ支持部材に設けられ、タイヤの内面とブラダの外面との間に気体を吐出可能な第2吐出孔と、第1吐出孔に吐出用の気体を供給可能な第1供給手段と、第2吐出孔に吐出用の気体を供給可能な第2供給手段と、各吐出孔の吐出側の開口部をそれぞれ閉鎖するように設けられるとともに気体の通過を許容する通気性部材とを備えている。
これにより、タイヤの外面と金型との間に気体を吐出可能な第1吐出孔が金型に設けられ、第1吐出孔には第1供給手段によって吐出用の気体を供給可能であることから、所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の圧力を低下させ、第1吐出孔から気体を吐出すると、タイヤの外面と金型との間に気体が供給され、タイヤの外面と金型との密着が確実に解除される。また、タイヤの内面とブラダの外面との間に気体を吐出可能な第2吐出孔が金型またはブラダ支持部材に設けられ、第2吐出孔には第2供給手段によって吐出用の気体を供給可能であることから、所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の圧力を低下させ、第2吐出孔から気体を吐出すると、タイヤの内面とブラダの外面との間に気体が供給され、タイヤの内面とブラダの外面との密着が確実に解除される。さらに、各吐出孔の吐出側の開口部は気体の通過を許容する通気性部材によって閉鎖されているので、吐出孔がタイヤの外面が接触する面に開口している場合は、タイヤを構成するゴム材料が吐出孔内に入り込むことがなく、吐出孔がブラダの外面が接触する面に開口している場合は、ブラダが吐出孔内に入り込むことがない。
また、本発明は、請求項1記載のタイヤの加硫装置によって未加硫状態のタイヤを所定時間だけ加熱及び加圧する工程を含むタイヤの製造方法において、前記所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の気体を排出してブラダ内の圧力を低下させる工程と、ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第1供給手段によって第1吐出孔に吐出用の気体を供給する工程と、ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第2供給手段によって第2吐出孔に吐出用の気体を供給する工程とを含むようにしている。
これにより、タイヤの外面と金型との間に気体を吐出可能な第1吐出孔が金型に設けられるとともに、第1吐出孔には第1供給手段によって吐出用の気体を供給可能であり、所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の圧力を低下させ、ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第1供給手段によって第1吐出孔に吐出用の気体が供給されることから、タイヤの加熱及び加圧を行った後にタイヤの外面と金型との間に気体が供給され、タイヤの外面と金型との密着が確実に解除される。また、タイヤの内面とブラダの外面との間に気体を吐出可能な第2吐出孔が金型またはブラダ支持部材に設けられるとともに、第2吐出孔には第2供給手段によって吐出用の気体を供給可能であり、所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の圧力を低下させ、ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第2供給手段によって第2吐出孔に吐出用の気体を供給することから、タイヤの加熱及び加圧を行った後にタイヤの内面とブラダの外面との間に気体が供給され、タイヤの内面とブラダの外面との密着が確実に解除される。さらに、各吐出孔の吐出側の開口部は気体の通過を許容する通気性部材によって閉鎖されているので、吐出孔がタイヤの外面が接触する面に開口している場合は、タイヤを構成するゴム材料が吐出孔内に入り込むことがなく、吐出孔がブラダの外面が接触する面に開口している場合は、ブラダが吐出孔内に入り込むことがない。
本発明によれば、第1吐出孔から気体を吐出することによりタイヤの外面と金型との密着を確実に解除することができ、第2吐出孔から気体を吐出することによりタイヤの内面とブラダの外面との密着を確実に解除することができるので、タイヤの取出しを常に円滑に行うことができる。また、吐出孔がタイヤの外面が接触する面に開口している場合は、タイヤを構成するゴム材料が吐出孔内に入り込むことがないので、吐出孔内にゴム材料が入り込んで吐出孔からの気体の吐出が妨げられることがなく、タイヤと金型との密着及びタイヤとブラダとの密着を確実に解除する上で極めて有利である。さらに、吐出孔がブラダの外面が接触する面に開口している場合は、ブラダが吐出孔内に入り込むことがなく、ブラダの耐久性を低下させることがないので、維持管理コストの低減を図る上で極めて有利である。
図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1は上側金型及び下側金型の要部側面断面図、図2及び図4はタイヤ加硫装置の動作説明図、図5はタイヤ加硫装置のブロック図、図6は制御部の動作を示すフローチャートである。
本実施形態のタイヤ加硫装置は、リング状の上側金型10及び下側金型20と、ブラダ30と、ブラダ支持部材40とを備えている。また、このタイヤ加硫装置は、各金型10,20の間に未加硫状態のタイヤTAが配置されるとともに、そのタイヤTA内にブラダ30が配置され、ブラダ30の膨張によってタイヤTAを各金型10,20に押付けながらタイヤTAを加熱及び加圧するようになっている。
上側金型10は、金型本体11と、金型本体11に固定されたビードリング12とを有し、上側金型10の下面にはタイヤTAの幅方向一方の外面に沿うようにタイヤ接触面10aが形成されている。即ち、各金型10,20の間に未加硫状態のタイヤTAを配置するとともに、ブラダ30を膨張させると、タイヤTAの幅方向一方のビード部、サイド部、ショルダー部及びトレッド部の外面がタイヤ接触面10aに押付けられる(図2参照)。また、前述のようにブラダ30を膨張させると、ブラダ30の基端側がビードリング12の下面に押付けられる(図2参照)。このようにブラダ30の基端側が押付けられるビードリング12の下面をブラダ接触面10bとする。
上側金型10の金型本体11には複数の第1吐出孔13が設けられ、各第1吐出孔13は互いに上側金型10の周方向に間隔をおいて配置されている。各第1吐出孔13の一端側の吐出側開口部13aはタイヤ接触面10aに開口しており、各第1吐出孔13の他端側は第1配管13b及び第1電磁弁13cを介して圧縮空気供給装置50に接続されている。即ち、第1電磁弁13cを開放することにより、各第1吐出孔13に圧縮空気供給装置50の圧縮空気が供給され、その圧縮空気が各第1吐出孔13から吐出される。また、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aはタイヤ接触面10aに開口しているので、各第1吐出孔13はブラダ30の膨張によって上側金型10に押付けられたタイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気を吐出可能である。さらに、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aはタイヤTAのサイド部に対応した位置に開口している。各第1吐出孔13の吐出側開口部13aはそれぞれ通気性部材13dによって閉鎖されている。通気性部材13dは複数の微細な通気孔が設けられた金属材料(例えば新東工業株式会社製のポーセラックス[登録商標])から成り、各通気孔はそれぞれ数十μm以下の内径を有するので、通気性部材13dは気体の通過を許容する。また、各通気孔の内径は20μm以下であることが好ましい。尚、第1配管13b、第1電磁弁13c及び圧縮空気供給装置50は特許請求の範囲に記載した第1供給手段に相当する。
上側金型10のビードリング12には複数の第2吐出孔14が設けられ、各第2吐出孔14は互いに上側金型10の周方向に間隔をおいて配置されている。各第2吐出孔14の一端側の吐出側開口部14aはブラダ接触面10bに開口しており、各第2吐出孔14の他端側は第2配管14b及び第2電磁弁14cを介して圧縮空気供給装置50に接続されている。即ち、第2電磁弁14cを開放することにより、各第2吐出孔14に圧縮空気供給装置50の圧縮空気が供給され、その圧縮空気が各第2吐出孔14から吐出される。また、各第2吐出孔14の吐出側開口部14aはブラダ接触面10bに開口しているので、各第2吐出孔14はブラダ30の膨張によって上側金型10に押付けられたタイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気を吐出可能である。各第2吐出孔14の吐出側開口部14aはそれぞれ通気性部材14dによって閉鎖されている。通気性部材14dは複数の微細な通気孔が設けられた金属材料(例えば新東工業株式会社製のポーセラックス[登録商標])から成り、各通気孔はそれぞれ数十μm以下の内径を有するので、通気性部材14dは気体の通過を許容する。また、各通気孔の内径は20μm以下であることが好ましい。尚、第2配管14b、第2電磁弁14c及び圧縮空気供給装置50は特許請求の範囲に記載した第1供給手段に相当する。
下側金型20は、金型本体21と、金型本体21に固定されたビードリング22とを有し、上側金型20の上面にはタイヤTAの幅方向他方の外面に沿うようにタイヤ接触面20aが形成されている。即ち、各金型10,20の間に未加硫状態のタイヤTAを配置するとともに、ブラダ30を膨張させると、タイヤTAの幅方向他方のビード部、サイド部、ショルダー部及びトレッド部の外面がタイヤ接触面20aに押付けられる(図2参照)。また、前述のようにブラダ30を膨張させると、ブラダ30の基端側がビードリング22の上面に押付けられる(図2参照)。このようにブラダ30の基端側が押付けられるビードリング22の上面をブラダ接触面20bとする。
ブラダ30はゴム製の袋状部材であり、ブラダ30の上下一対の基端部30aは他の部分よりも厚く形成されている。
ブラダ支持部材40は、ブラダ30の各基端部30aにそれぞれ上下方向内側から当接する支持部材本体41と、ブラダ30の各基端部30aにそれぞれ上下方向外側から当接するクランプ部材42とを有する。即ち、ブラダ支持部材40はブラダ30の各基端部30aを支持部材本体41及び各クランプ部材42によって挟み込んで支持するようになっている。支持部材本体41には配管61を介して加熱気体供給装置60が接続されている。加熱気体供給装置60はブラダ30内に加熱された蒸気や加熱された窒素などの加熱気体を供給可能であり、ブラダ30内の気体を排出可能である。
上側金型10は図5のブロック図に示す周知の昇降装置70によって上下方向に移動するようになっている。また、各電磁弁13c,14c、加熱気体供給装置60及び昇降装置70は周知のマイクロコンピュータから成る制御部80に接続されている(図5参照)。また、制御部80は図5のブロック図に示すようにタイヤ挿入装置81及びタイヤ取出装置82に接続されている。タイヤ挿入装置81は各金型10,20が互いに上下方向に離れている状態で各金型10,20の間に未加硫状態のタイヤTAを配置可能であり、タイヤ取出装置82は各金型10,20が互いに上下方向に離れている状態で各金型10,20の間のタイヤTAを取出可能である。
以上のように構成されたタイヤ加硫装置を用いて未加硫状態のタイヤTAを加熱及び加圧する場合は、先ず、上側金型10と下側金型20とが互いに上下方向に離れており、ブラダ30が収縮している状態で、タイヤ挿入装置81によって上側金型10と下側金型20との間に未加硫状態のタイヤTAが配置されるとともに、タイヤTAの内側にブラダ30を配置する。この後、昇降装置70、加熱気体供給装置60及び各電磁弁13c,14cが制御部80によって制御され、タイヤTAの加熱及び加圧が行われる。この時のタイヤ加硫装置の動作を図2乃至図4及び図6を参照しながら説明する。
先ず、タイヤ挿入装置81からタイヤ挿入動作完了の信号を受信すると(S1)、昇降装置70によって上側金型10を下方に向かって移動させる(S2)。これにより、上側金型10と下側金型20とが当接し、タイヤTAが各金型10,20内に配置される。
続いて、加熱気体供給装置60によってブラダ30内が所定の温度及び圧力になるまでブラダ30内に加熱気体を供給する(S3)。これによりブラダ30が膨張し、タイヤTAの内面にブラダ30の外面が押付けられるとともに、タイヤTAの外面が各金型10,20のタイヤ接触面10a,20aに押付けられる(図2参照)。従って、タイヤTAの外面がタイヤ接触面10a,20aによって所定形状に成形されるとともに、タイヤTAが加熱及び加圧される。ここで、加熱気体供給装置60には周知の圧力計が設けられており、この圧力計はブラダ30内の圧力を検知可能である。
続いて、前述のようにタイヤTAが加熱及び加圧された状態で所定時間が経過すると(S4)、加熱気体供給装置60によってブラダ30内の気体を排出し(S5)、ブラダ30内の圧力を低下させる。また、ブラダ30内の圧力が0.07MPa以下になると(S6)、第1電磁弁13cを開放し(S7)、各第1吐出孔13から圧縮空気を吐出させる(図3参照)。また、第1電磁弁13cを開放して各第1吐出孔13から圧縮空気を吐出させてから所定時間(例えば1秒)が経過すると(S8)、第2電磁弁14cを開放し(S9)、各第2吐出孔14から圧縮空気を吐出させる(図4参照)。続いて、昇降装置70によって上側金型10を上方に向かって移動させる(S10)。これにより、ブラダ30がタイヤTA内から取出し可能になるとともに、タイヤTAが各金型10,20内から取出し可能になる。また、ブラダ30がタイヤTA内から取出されるとともに、タイヤ取出装置82によってタイヤTAが各金型10,20内から取出され、タイヤ取出装置82からタイヤ取出動作完了の信号を受信すると(S11)、各電磁弁13c,14cを閉鎖させる(S12)。即ち、各金型10,20内からタイヤTAが取出されるまでは各吐出孔13,14から圧縮空気が吐出される。
仮に、ステップS6〜ステップS9を行わない場合は、ステップS3〜ステップS4においてタイヤTAの外面と上側金型10のタイヤ接触面10aとが密着するので、ステップS10で上側金型10を上方に向かって移動させた際に、タイヤTAが上側金型10から円滑に離型されない場合がある。また、ステップS3〜ステップS4においてタイヤTAの内面とブラダ30の外面とが密着するので、タイヤTA内からのブラダ30の取出しを円滑に行うことができない場合がある。
ここで、本実施形態では、ステップS5でブラダ30内の気体を排出するとともに、ステップS7で各第1吐出孔13から圧縮空気を吐出するようになっており、各第1吐出孔13はタイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気を吐出可能であることから、タイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気が供給され、タイヤTAの外面と上側金型10との密着が確実に解除される。また、ステップS9で各第2吐出孔14から圧縮空気を吐出するようになっており、各第2吐出孔14はタイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気を吐出可能であることから、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気が供給され、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との密着が確実に解除される。
このように、本実施形態によれば、タイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気を吐出可能な複数の第1吐出孔13が上側金型10に設けられ、各第1吐出孔13には圧縮空気供給装置50、第1電磁弁13c及び第1配管13bによって圧縮空気を供給可能であることから、所定時間だけタイヤTAの加熱及び加圧を行った後にブラダ30内の圧力を低下させ、各第1吐出孔13から圧縮空気を吐出すると、タイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気が供給され、タイヤTAの外面と上側金型10との密着を確実に解除することができる。また、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気を吐出可能な複数の第2吐出孔14が上側金型10に設けられ、各第2吐出孔14には圧縮空気供給装置50、第2電磁弁14c及び第2配管14bによって圧縮空気を供給可能であることから、所定時間だけタイヤTAの加熱及び加圧を行った後にブラダ30内の圧力を低下させ、各第2吐出孔14から圧縮空気を吐出すると、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に気体が供給され、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との密着を確実に解除することができる。即ち、タイヤの取出しを常に円滑に行うことができる。
また、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aが気体の通過を許容する通気性部材13dによって閉鎖されているので、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aはタイヤ接触面10aに開口しているが、タイヤTAを構成するゴム材料が各第1吐出孔13内に入り込むことがない。即ち、各第1吐出孔13内にゴム材料が入り込んで各第1吐出孔13からの圧縮空気の吐出が妨げられることがなく、タイヤTAと上側金型10との密着を確実に解除する上で極めて有利である。
さらに、各第2吐出孔14の吐出側開口部14aが気体の通過を許容する通気性部材14dによって閉鎖されているので、各第2吐出孔14の吐出側開口部14aはブラダ接触面10bに開口しているが、ブラダ30が各第2吐出孔14内に入り込むことがない。即ち、ブラダ30を膨張させた際にブラダ30が各第2吐出孔内に入り込むことがなく、ブラダ30の耐久性を低下させることがないので、維持管理コストの低減を図る上で極めて有利である。
また、ステップS5においてブラダ30内の気体を排出してブラダ30内の圧力を低下させ始めた後に、ステップS7において各第1吐出孔13に圧縮空気が供給され、ステップS9において各第2吐出孔14に圧縮空気が供給されることから、タイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気が効率良く供給されるとともに、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気が効率良く供給される。
さらに、ステップS5及びステップS6においてブラダ30内が大気圧(約0.1MPa)よりも低圧になるブラダ低圧状態にした後、ステップS7において各第1吐出孔13に圧縮空気が供給され、ブラダ低圧状態で各第1吐出孔13に圧縮空気が供給されてから所定時間が経過すると、ステップS9において各第2吐出孔14に圧縮空気が供給されることから、ステップS8において所定時間が経過する前の段階では、タイヤTAの内面とブラダ30の外面とが密着しており、さらにブラダ低圧状態になっている。即ち、タイヤTAはブラダ30によって上側金型10から離れる方向の力を付与されるとともに、タイヤTAの外面と上側金型10との間には各第1吐出孔13から圧縮空気が供給される(図3参照)。従って、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との密着を利用して、タイヤTAに上側金型10から離れる方向の力を付与することができるので、タイヤTAの外面と上側金型10との密着をより効率的に解除することができる。
また、タイヤTAが各金型10,20内から取出されるまで各吐出孔13,14から圧縮空気が吐出されるようにしたので、タイヤTAから排出される加硫ガスが各通気性部材13d,14dの通気孔内に付着し難い。即ち、各通気性部材13d,14dにおける通気孔の目詰まりを防止することができ、維持管理コストを低減する上で極めて有利である。
尚、本実施形態では、タイヤTAが各金型10,20内から取出されるまで各吐出孔13,14から圧縮空気が吐出されるようにしたものを示したが、各吐出孔13,14からの圧縮空気の吐出を所定時間だけ行うことも可能である。
また、本実施形態では、各第1吐出孔13及び各第2吐出孔14を上側金型10のみに設けたものを示したが、各第1吐出孔13及び各第2吐出孔14と同様の吐出孔を下側金型20に設けることも可能である。
尚、本実施形態では、各第2吐出孔14を上側金型10のビードリング12に設けたものを示したが、各第2吐出孔14をブラダ支持部材40のクランプ部材42に設けることも可能である。
また、本実施形態では、各第2吐出孔14の吐出側開口部14aをブラダ接触面10bに開口させたものを示したが、各第2吐出孔14の吐出側開口部14aをタイヤ接触面10aのうちのブラダ接触面10bの近傍に設けることも可能である。この場合でも、各第2吐出孔14はタイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気を吐出可能である。
尚、本実施形態では、各第1吐出孔13に圧縮空気を供給してから所定時間経過後に各第2吐出孔14に圧縮空気を供給するようにしたものを示したが、各第1吐出孔13及び各第2吐出孔14にほぼ同時に圧縮空気を供給することも可能であり、各第2吐出孔14に圧縮空気を供給してから所定時間経過後に各第1吐出孔13に圧縮空気を供給することも可能である。この場合、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との密着を利用して、タイヤTAに上側金型10から離れる方向の力を付与することはできないが、圧縮空気の供給によってタイヤTAの外面と上側金型10との間の密着を確実に解除することができ、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との密着も確実に解除することができる。
また、本実施形態では、ブラダ30内が大気圧よりも低圧になるブラダ低圧状態で各吐出孔13,14から圧縮空気を吐出するようにしたものを示したが、ブラダ30内が大気圧よりも高圧の状態で各吐出孔13,14からの圧縮空気の吐出を開始することも可能である。この場合でも、タイヤTAの外面と上側金型10との間に圧縮空気を供給することが可能であり、タイヤTAの内面とブラダ30の外面との間に圧縮空気を供給することが可能である。
尚、本実施形態では、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aがタイヤTAのサイド部に対応した位置に開口しているものを示したが、各第1吐出孔13を吐出側開口部13aがタイヤTAのビード部、ショルダー部またはトレッド部に対応した位置に開口するように設けることも可能である。また、各第1吐出孔13の吐出側開口部13aがタイヤTAのビード部、サイド部またはショルダー部に対応した位置に開口していると、タイヤTAの外面と上側金型10との密着を効率的に解除できる。
本発明における一実施形態を示す上側金型及び下側金型の要部側面断面図 タイヤ加硫装置の動作説明図 タイヤ加硫装置の動作説明図 タイヤ加硫装置の動作説明図 タイヤ加硫装置のブロック図 制御部の動作を示すフローチャート
符号の説明
10…上側金型、10a…タイヤ接触面、10b…ブラダ接触面、11…金型本体、12…ビードリング、13…第1吐出孔、13a…吐出側開口部、13b…第1配管、13c…第1電磁弁、13d…通気性部材、14…第2吐出孔、14a…吐出側開口部、14b…第2配管、14c…第2電磁弁、14d…通気性部材、20…下側金型、20a…タイヤ接触面、20b…ブラダ接触面、21…金型本体、22…ビードリング、30…ブラダ、30a…基端部、40…ブラダ支持部材、41…支持部材本体、42…クランプ部材、50…圧縮空気供給装置、60…加熱気体供給装置、61…配管、70…昇降装置、80…制御部、81…タイヤ挿入装置、82…タイヤ取出装置、TA…タイヤ。

Claims (7)

  1. 内部の所定位置に未加硫状態のタイヤを配置可能な金型と、金型内のタイヤの内側に配置されるブラダと、ブラダの基端側を支持するブラダ支持部材と、ブラダ内に加熱された気体を供給することによりブラダを膨張させる加熱気体供給手段とを備え、加熱気体供給手段によってブラダを膨張させることにより、ブラダの外面をタイヤの内面に押付けるとともにタイヤの外面を金型に押付けながらタイヤを加熱及び加圧するタイヤの加硫装置において、
    前記金型に設けられ、タイヤの外面と金型との間に気体を吐出可能な第1吐出孔と、
    金型またはブラダ支持部材に設けられ、タイヤの内面とブラダの外面との間に気体を吐出可能な第2吐出孔と、
    第1吐出孔に吐出用の気体を供給可能な第1供給手段と、
    第2吐出孔に吐出用の気体を供給可能な第2供給手段と、
    各吐出孔の吐出側の開口部をそれぞれ閉鎖するように設けられるとともに気体の通過を許容する通気性部材とを備えた
    ことを特徴とするタイヤの加硫装置。
  2. 前記第1吐出孔をタイヤのサイド部に対応する位置に設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のタイヤの加硫装置。
  3. 前記ブラダの膨張によって未加硫状態のタイヤを所定時間だけ加熱及び加圧した後、ブラダ内の気体を排出してブラダ内の圧力を低下させる気体排出手段と、
    ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に、第1吐出孔に吐出用の気体を供給するように第1供給手段を制御し、第2吐出孔に吐出用の気体を供給するように第2供給手段を制御する吐出制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のタイヤの加硫装置。
  4. 前記吐出制御手段を、気体排出手段によってブラダ内が大気圧よりも低圧になるブラダ低圧状態で第1供給手段による第1吐出孔への気体の供給が行われるように構成するとともに、ブラダ低圧状態における第1供給手段による第1吐出孔への気体の供給が開始されてから所定時間経過後に第2供給手段による第2吐出孔への気体の供給を開始するように構成した
    ことを特徴とする請求項記載のタイヤの加硫装置。
  5. 請求項1記載のタイヤの加硫装置によって未加硫状態のタイヤを所定時間だけ加熱及び加圧する工程を含むタイヤの製造方法において、
    前記所定時間だけタイヤの加熱及び加圧を行った後にブラダ内の気体を排出してブラダ内の圧力を低下させる工程と、
    ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第1供給手段によって第1吐出孔に吐出用の気体を供給する工程と、
    ブラダ内の圧力を低下させ始めた後に第2供給手段によって第2吐出孔に吐出用の気体を供給する工程とを含む
    ことを特徴とするタイヤの製造方法。
  6. ブラダ内の気体を排出することによりブラダ内が大気圧よりも低圧になるブラダ低圧状態で第1供給手段による第1吐出孔への気体の供給を行い、
    ブラダ低圧状態における第1供給手段による第1吐出孔への気体の供給が開始されてから所定時間経過後に第2供給手段による第2吐出孔への気体の供給を開始する
    ことを特徴とする請求項記載のタイヤの製造方法。
  7. 前記金型内からタイヤが取出されるまで各供給手段による各吐出孔への気体の供給を行う
    ことを特徴とする請求項または記載のタイヤの製造方法。
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