JP5151917B2 - ハイブリッドシステム制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイブリッドシステムを制御するためのハイブリッドシステム制御装置に係り、特に、EGR装置を備えた減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として有するハイブリッドシステムを制御するためのハイブリッドシステム制御装置に関する。
内燃機関に、EGR(Exhaust Gas Recirculation)通路、EGR弁等からなるEGR装
置を取り付けることが行われているが、EGR装置のEGR弁は、固着する(開度が制御できなくなる)場合があるものとなっている。
EGR弁が開固着しているときに、内燃機関に対して通常の制御を行った場合、EGRガスの目標量よりも実際のEGRガス量が過多となる結果として失火等が生じてしまう虞がある。そして、EGR弁の開固着時に失火等が生じないようにするためには、EGR弁の開度調整以外の制御によりEGRガス量を低減できるようにすれば良い。このため、例えば、EGR弁が開固着したときに、減筒運転を行うと共にスロットル開度を増加させることにより、各気筒へのEGRガス量を低減すること(特許文献1参照。)が提案されている。
さて、EGR弁の固着は、自然に(修理することなく)解消されることがある現象である。また、減筒運転では、内燃機関の本来の性能を発揮させることが出来ない。従って、EGR弁の開固着時に内燃機関を減筒運転する場合、EGR弁の開固着解消時に減筒運転から全筒運転に変更されるようにしておくべきである。また、減筒運転から全筒運転への変更時に操縦者が大きな違和感を感じてしまうことがないようにもしておくべきである。
特開2005−207285号公報 特開2007−23793号公報 特開平11−350995号公報
そこで、本発明の課題は、EGR装置を備えた減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として有するハイブリッドシステムを制御するためのハイブリッドシステム制御装置であって、当該ハイブリッドシステムを、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更が、操縦者が違和感を感じない形で行われるシステムとして機能させることができるハイブリッドシステム制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の、EGR装置を有する減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として備えたハイブリッドシステムを制御するためのハイブリッドシステム制御装置は、前記EGR装置のEGR弁が開固着したことと、前記EGR弁の開固着が解消されたこととを検出可能な検出手段と、前記内燃機関及び前記モータを制御するための制御手段であって、前記検出手段により前記EGR弁が開固着したことが検出されたときに、前記内燃機関の減筒運転を開始し、前記検出手段によって前記EGR弁の開固着が解消されたことが検出されたときに、前記内燃機関の運転を一旦停止してから前記内燃機関の全筒運転を開始する内燃機関制御処理と、当該内燃機関制御処理の実行により生ずる前記内燃機関の出力トルクの不足分が補われるように前記モータを制
御するトルク補償用モータ制御処理とを実行する制御手段とを含む。
すなわち、本発明のハイブリッドシステム制御装置は、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更時に、一旦、内燃機関の動作を停止させる装置であると共に、そのような制御による内燃機関の出力トルクの不足分が補われるようにモータを制御する装置となっている。そして、減筒運転していた内燃機関の動作を停止させた場合における出力トルクの変動量よりは、減筒運転から全筒運転に変更した場合における内燃機関の出力トルクの変動量よりも小さい。また、停止している内燃機関の全筒運転開始時における出力トルクの変動量もさほど大きなものではない。従って、本発明のハイブリッドシステム制御装置を用いておけば、上記構成を有するハイブリッドシステムを、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更が操縦者が違和感を感じない形で行われるシステムとして機能させることができることになる。
なお、本発明のハイブリッドシステム制御装置が制御するハイブリッドシステム(以下、制御対象ハイブリッドシステムと表記する)は、EGR装置を有する減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として備えた、EGR弁の開固着時に内燃機関を減筒運転する意味があるシステムでありさえすれば良い。すなわち、制御対象ハイブリッドシステムは、特許文献1に記載されているような内燃機関を備えたものであっても良く、減筒運転によりEGRガスの再循環を完全に停止させることが可能な構成を有する内燃機関(後述する内燃機関11等)を備えたものであっても良い。
また、本発明のハイブリッドシステム制御装置の制御手段としては、具体的な構成/機能の異なるさまざまなものを採用することが出来る。
例えば、制御手段として、EGR弁の開固着が解消されたときに、常に、内燃機関制御処理とトルク補償用モータ制御処理とを実行する手段を採用しておくことも出来る。ただし、内燃機関の動作停止に伴う出力トルクの不足分をモータで補うために必要とされる電力量(以下、必要電力量と表記する)は、ハイブリッドシステムの運転状態(操縦者の操作内容)によって異なる。そして、バッテリ残量(バッテリが出力可能な電力量)が必要電力量に満たないときに、内燃機関制御処理とトルク補償用モータ制御処理とを開始させた場合、内燃機関の動作停止に伴う出力トルクの不足分を十分に補えないことになる。
このため、制御手段としては、『前記検出手段によって前記EGR弁の開固着が解消されたことが検出されたときに、前記ハイブリッドシステムの状態が前記トルク補償用モータ制御処理の実行により前記出力トルクの不足分が補える状態として予め定められている出力トルク補償可能状態であるか否かを判断し、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であると判断した場合にのみ、前記内燃機関制御処理と前記モータ制御処理とを開始する手段』を採用しておくことが望ましい。
なお、上記制御手段として、ハイブリッドシステムの状態が出力トルク補償可能状態ではないと判断した場合、内燃機関の動作を停止させることなく内燃機関の全筒運転を開始する手段を採用しておくことも可能である。しかしながら、上記制御手段としては、『前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態ではないと判断した場合には、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態となるのを待機し、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態となったときに、前記内燃機関制御処理と前記モータ制御処理とを開始する手段』を採用しておくことが望ましい。何故ならば、前者の制御手段を採用した場合、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更が操縦者が違和感を感じる形で行われてしまう場合があることになるが、後者の制御手段を採用しておけば、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更を常に操縦者が違和感を感じない形で行えることになるからである。
また、上記のような制御手段としては、ハイブリッドシステムの状態が出力トルク補償可能状態であるか否かの判断基準が異なるさまざまなものを採用可能である。例えば、制御手段として、『前記モータの電源として前記ハイブリッドシステムに搭載されているバッテリの残量に基づき、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であるか否かを判断する手段』を採用することが出来る。なお、このタイプの制御手段としては、バッテリの残量と規定値(例えば、上記した必要電力量+α)との比較によりハイブリッドシステムの状態が出力トルク補償可能状態であるか否かを判断するものや、ハイブリッドシステムの運転状態(目標運転状態)から、必要電力量を算出し、算出した必要電力量(或いは、必要電力量+α)とバッテリの残量との比較によりハイブリッドシステムの状態が出力トルク補償可能状態であるか否かを判断するものが、考えられる。
また、制御手段として、『前記ハイブリッドシステムが加速中である場合に、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態ではないと判断し、前記ハイブリッドシステムが加速中ではない場合に、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であると判断する手段』を採用しておくことも出来る。
本発明のハイブリッドシステム制御装置を用いておけば、EGR装置を備えた減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として有するハイブリッドシステムを、EGR弁の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更が操縦者が違和感を感じない形で行われるシステムとして機能させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
《第1実施形態》
まず、図1及び図2を用いて、本発明の第1実施形態に係るハイブリッドシステム制御装置10(以下、HVシステム制御装置10とも表記する)が制御するハイブリッドシステム(以下、制御対象システムとも表記する)の構成を説明する。なお、本実施形態に係るHVシステム制御装置10が制御する制御対象システムは、従来より存在していたものである。このため、以下では、制御対象システムの基本的な構成のみを説明することにする。
図1に模式的にあるように、制御対象システム(HVシステム制御装置10が制御するハイブリッドシステム)は、内燃機関11、モータ12、動力分割機構13、モータ14及び減速機15を備えている。また、制御対象システムは、モータ12及びモータ14に接続されたインバータ16や、インバータ16に接続されたバッテリ17も備えている。
この制御対象システムが備えるモータ14は、モータ12或いはバッテリ17へ電力を供給するための発電機、及びイグニッションモータとして機能する三相交流モータである。モータ12は、車軸18の駆動源として、内燃機関11と共に制御対象システムに搭載されている三相交流モータである。このモータ12は、制御対象システムの減速/制動時には、バッテリ17を充電するための発電機として機能するものとなっている。
動力分割機構13は、内燃機関11からの動力を、モータ14や車軸18(減速機15)に振り分ける機構である。この動力分割機構13は、モータ14からの動力を車軸18(減速機15)に伝達する機能も有している。
インバータ16は、バッテリ17からの直流電力を交流電力に変換するための機器であ
る。このインバータ16は、モータ12、14からの交流電力を直流電力に変換するためにも使用される機器となっている。
内燃機関11は、図2に模式的に示した構成を有する内燃機関である。すなわち、内燃機関11は、3つの気筒を有する第1バンク20と、3つの気筒を有する第2バンク30とを含むもの(いわゆる6気筒V型エンジン)となっている。
図示は省略してあるが、第1バンク20、第2バンク30の各気筒には、吸気弁、排気弁、燃料噴射装置及び点火プラグが設けられている。また、図示してあるように、第1バンク20には、第1バンク20の各気筒に連通する第1個別吸気通路21が接続されている。第1バンク20には、第1バンク20の各気筒に連通する第1個別排気通路22も接続されている。
第2バンク30には、第2バンク30の各気筒に連通する第2個別吸気通路31と、第2バンク30の各気筒に連通する第2個別排気通路32とが接続されている。第1、第2個別排気通路22、32は、下流において共有排気通路27に集合している。また、第1、第2個別吸気通路21、31は、上流において共有吸気通路25に集合しており、共有吸気通路25には、吸気量を調整するためのスロットル弁26が設けられている。
共有吸気通路25のスロットル弁26よりも下流の部分には、第2個別排気通路32に至るEGR通路35が設けられている。すなわち、内燃機関11は、第2バンク30から排出された排気の一部(以下、EGRガスと表記する)を共有吸気通路25に戻すためのEGR通路35を備えている。
このEGR通路35の途中には、EGR通路35を流れるEGRガス量を調節するためのEGR弁36が設けられている。EGR弁36には、EGR弁36の開度を検出(測定)するためのEGR弁開度センサ37が取り付けられている。
内燃機関11の各バンク(第1バンク20、第2バンク30)には、各気筒の吸・排気弁を所望のタイミングで開閉可能な図示せぬVVT(Variable Valve Timing)機構も取
り付けられている。
制御対象システム(図1参照)の各所には、上記したEGR弁開度センサ37以外のセンサも取り付けられている。例えば、内燃機関11には、クランクポジションセンサ、冷却水温センサ等が取り付けられている。バッテリ17には、充放電電流値を検出するためのバッテリ用電流センサが取り付けられている。インバータ16には、各部の電圧値、電流値を検出するためのセンサが取り付けられている。また、制御対象システムは、アクセル開度を出力するアクセルペダルセンサ19も備えている。
次に、本実施形態に係るHVシステム制御装置10の構成及び動作を説明する。
HVシステム制御装置10は、制御対象システムの各種センサの出力に基づき、制御対象システムの各部(EGR弁36、VVT機構、インバータ16等)を統合的に制御する装置である。なお、HVシステム制御装置10は、一般的なECU(電子制御ユニット)と同様に、各種の制御プログラムが記憶されたROM、制御プログラムを実行するCPU、測定データ等を一時的に記憶するためのRAM等から構成された装置となっている。
このHVシステム制御装置10は、以下のような制御が可能なようにプログラミングされている。
HVシステム制御装置10は、発進時や低速走行時(内燃機関11の効率が悪いとき)には、原則として、モータ12からの動力のみで車軸18が回転するように(内燃機関11が停止し、モータ12が回転するように)、制御対象システムを制御する。ただし、HVシステム制御装置10は、バッテリ17の残量が少ない場合には、発進時等であっても、内燃機関11を動作させる。なお、HVシステム制御装置10は、バッテリ用電流センサの出力(充放電電流値)に基づきバッテリ17の残量を管理する装置(クーロンカウントによりバッテリ17の残量を求める装置)となっている。
HVシステム制御装置10は、通常走行時は、内燃機関11の動力が車軸18とモータ14とに伝達されるように、かつ、内燃機関11からの動力により発電機として機能したモータ14からの電力でモーター12が駆動されるように、制御対象システムを制御する。また、HVシステム制御装置10は、全開加速時は、バッテリ17からの電力もモータ12に供給されるように、制御対象システムを制御する。
HVシステム制御装置10は、減速・制動時には、モータ12が発電機として機能するように(モータ12からの電力によりバッテリ17が充電されるように)、制御対象システムを制御する。
また、内燃機関11がEGR装置(EGR通路35及びEGR弁36)を備えたもの(図2参照。)であることから明らかなように、HVシステム制御装置10は、内燃機関11を動作させる場合には、EGR弁36の開度調整も行うようにプログラミングされている。
さらに、HVシステム制御装置10は、以下のような制御を行うようにもプログラミングされている。
HVシステム制御装置10は、内燃機関11を動作させる場合には、EGR弁開度センサ37の出力に基づき、EGR弁36の状態が、開度が正常に制御できる状態、開固着した状態(開状態で固着した状態)、閉固着した状態(全閉状態で固着した状態)のいずれにあるかを監視する処理を行う。そして、HVシステム制御装置10は、EGR弁36が開固着したことを見出した場合には、第1バンク20のみが機能している状態で内燃機関11を動作させるための制御処理(以下、減筒運転と表記する)を開始する。
すなわち、EGR弁36が或る開度(以下、開固着開度と表記する)で開固着した場合、内燃機関11に導入するEGRガス量を調整できなくなる。従って、EGR弁36の開固着後に、運転状態が、EGR弁36の目標開度が開固着開度よりも小さい状態に変化した場合、吸気系に戻されるEGRガス量が目標量よりも多くなる結果として燃焼不良を招く虞がある。
ただし、HVシステム制御装置10が制御する内燃機関11(図2参照)は、第2バンク30の動作を停止させれば(第2バンク30の各気筒の吸・排気弁を閉じると共に各気筒への燃料供給等を行わないようにすれば)、EGR弁36が開いたままでも、EGRガスの再循環が停止されるものとなっている。そして、EGRガスの再循環が停止されている内燃機関11を、運転状態に応じて、燃焼不良が生じない形で動作させることは問題無く行えることである。このため、本実施形態に係るHVシステム制御装置10を、EGR弁36が開固着したことを見出した場合、上記した内容の減筒運転を開始する装置として構成(プログラミング)しているのである。
また、HVシステム制御装置10は、EGR弁36が開固着したことを検出した場合には、図3に示した手順の開固着解消時用処理も開始する。
すなわち、EGR弁36の開固着を検出したHVシステム制御装置10は、減筒運転を開始すると共に、この開固着解消時用処理を開始する。
そして、開固着解消時用処理を開始したHVシステム制御装置10は、まず、EGR弁開度センサ37の出力に基づき、EGR弁36の開固着が解消される(EGR弁36の開度が、制御しようとして失敗した目標開度に変わる)のを監視する処理(ステップS101)を行う。
HVシステム制御装置10は、EGR弁36の開固着が解消されたことを検出した場合(ステップS101;YES)には、ステップS103にて、内燃機関11の動作を停止させる処理を行う。さらに、HVシステム制御装置10は、ステップS103にて、内燃機関11の動作停止により生ずるトルクの不足分が補われるようにモータ12を制御するトルク補償用モータ制御処理も開始する。
なお、既に説明したように、HVシステム制御装置10は、通常(通常走行時等)は、内燃機関11とモータ12とを機能させる装置である。従って、ステップS103で開始されるトルク補償用モータ制御処理は、停止していたモータ14の動作を開始させる処理ではなく、それまで行っていた通常時用のモータ制御処理とは異なる基準でモータ12(インバータ16)を制御する処理である。
ステップS103の処理を終えたHVシステム制御装置10は、所定時間(例えば、数秒;詳細は後述)の経過を待機(ステップS104)してから、内燃機関11の全筒運転(内燃機関11の全ての気筒を機能させるための制御処理)を開始する(ステップS105)。
そして、ステップS105の処理を終えたHVシステム制御装置10は、この開固着解消時用処理(図3の処理)を終了して、制御対象システムに対する通常の制御処理(トルク補償用モータ制御処理ではなく、通常時用のモータ制御処理を実行する処理)を開始する。
要するに、EGR弁36の開固着解消時に、即座に全筒運転が開始されるようにした場合、内燃機関11の出力トルクが大きく変動してしまうことになる。一方、EGR弁36の開固着解消時に、一旦、内燃機関11の動作が停止させるようにしておけば、内燃機関11に対する制御内容の各変更時(減筒運転→停止、停止→全筒運転)における出力トルクの変動量を比較的に小さなものとすることが出来る。従って、EGR弁36の開固着解消時に、内燃機関11に対してそのような制御が行われるようにしておくと共に、当該制御の結果として生ずるトルクの不足分が、モータ12によって補われるようにしておけば(ステップS103、S105の処理が行われるようにしておけば)、EGR弁36の開固着解消時における減筒運転から全筒運転への変更を、スムーズに(操縦者に大きな違和感を感じさせない形で)、行えることになる。
ただし、内燃機関11の動作の停止時間が過度に短いと、全筒運転開始時に、内燃機関11の出力トルクが大きく変動してしまうことになる。このため、本実施形態に係るHVシステム制御装置10を、ステップS103、S105の処理に加えて、ステップS104の処理を行うように構成してあるのである。
なお、HVシステム制御装置10がステップS103〜S105の処理を実行するのは、内燃機関11を動作させている場合だけである。具体的には、図3の処理の開始後(EGR弁36の開固着により減筒運転を開始した後)、運転状態の変化により内燃機関11
の動作を停止させる場合があり得る。そして、内燃機関11の動作停止中にEGR弁36の開固着が解消されることもあり得るのであるが、そのような一連の現象が生じた場合、内燃機関11の状態は、通常の制御が可能な状態(ステップS103〜S105の処理を実行させる必要がない状態)に戻っていることになる。このため、HVシステム制御装置10を、内燃機関11を動作させている間にEGR弁36の開固着が解消された場合にのみ、ステップS103〜S105の処理を行う装置として構成しているのである。
最後に、EGR弁36の閉固着検出時等におけるHVシステム制御装置10の動作を簡単に説明しておくことにする。
HVシステム制御装置10は、EGR弁36が閉固着したことを検出した場合には、内燃機関11を“EGRガスの再循環が行えない内燃機関”として制御する処理を開始する。そして、HVシステム制御装置10は、当該処理の開始後、EGR弁36の閉固着が解消されたことを検出した場合には、内燃機関11に対して行う制御を通常の制御(EGR弁36の開度制御も行う制御)に戻す。
要するに、EGR弁36が閉固着した場合、内燃機関11をEGRガスの再循環が行えない内燃機関(EGR通路35等を備えない内燃機関)として取り扱えさえすれば、失火等が生じない形で内燃機関11を制御できることになる。そのため、本実施形態に係るHVシステム制御装置10を、上記のような動作を行う装置として構成しているのである。
《第2実施形態》
以下、第1実施形態に係るHVシステム制御装置10の説明時に用いたものと同じ符号を用いて、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10の構成及び動作を説明する。
本発明の第2実施形態に係るHVシステム制御装置10は、上記した開固着解消時用処理(図3)の代わりに、図4に示した手順の第2開固着解消時用処理を実行するように、第1実施形態に係るHVシステム制御装置10を改良した(プログラミングし直した)装置である。
すなわち、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10は、EGR弁36の開固着に因り減筒運転を開始した場合、この第2開固着解消時用処理も開始する。
そして、第2開固着解消時用処理を開始したHVシステム制御装置10は、まず、EGR弁開度センサ37の出力に基づき、EGR弁36の開固着が解消されるのを監視する処理(ステップS201)を行う。
HVシステム制御装置10は、EGR弁36の開固着が解消されたことを検出した場合(ステップS201;YES)には、バッテリ17の残量(以下、バッテリ残量と表記する)が規定量以上であるか否かを判断する(ステップS202)。ここで、規定量とは、“後述するトルク補償用モータ制御処理の実行に要する電力量+通常の制御に必要な電力量”(トルク補償用モータ制御処理の実行により消費されるバッテリ量+トルク補償用モータ制御処理の実行後に残っているべきバッテリ量)として予め定められている値のことである。
バッテリ残量が規定量未満であった場合(ステップS202;NO)、HVシステム制御装置10は、バッテリ残量が規定量以上となるまで、ステップS202の処理を繰り返す。すなわち、HVシステム制御装置10は、制御対象システムの減速・制動により、バッテリ残量が規定量以上となるまでバッテリ17が充電されるのを待機する。
HVシステム制御装置10は、バッテリ残量が規定量以上であった/規定量以上となった場合(ステップS202;YES)には、ステップS203〜S205にて、それぞれ、既に説明したステップS103〜S105の処理と同内容の処理を行う。その後、HVシステム制御装置10は、この第2開固着解消時用処理を終了して、制御対象システムに対する通常の制御処理を開始する。
要するに、第1実施形態に係るHVシステム制御装置10が実行する開固着解消時用処理(図3)では、処理が完全に完了する前に、トルク補償用モータ制御処理を実行できなくなる場合や、処理の完全な完了時に、バッテリ残量が少なくなってしまう場合が考えられる。そして、処理が完全に完了する前に、トルク補償用モータ制御処理を実行できなくなった場合、操縦者が違和感を感じてしまうことになる。また、処理の完全な完了時に、バッテリ残量が少なくなってしまった場合には、しばらくの間(制動等によりバッテリ17が充電されバッテリ残量が増えるまでの間)、モータ12(インバータ16)に対して行える制御に制限が課せられることになる。
そして、ステップS203以降の処理を実際に開始する前にバッテリ残量を確認するようにすれば、上記のような現象の発生を防止できる。また、EGR弁36の開固着解消時における内燃機関11に対する制御内容の変更(ステップS203〜S205の処理)は、即座に行わなくても良いことである。このため、本実施形態に係るHVシステム制御装置10を、上記内容の制御を行う装置として構成してあるのである。
《第3実施形態》
以下、第1実施形態に係るHVシステム制御装置10の説明時に用いたものと同じ符号を用いて、第3実施形態に係るHVシステム制御装置10の構成及び動作を説明する。
本発明の第3実施形態に係るHVシステム制御装置10は、第2開固着解消時用処理(図4)の代わりに、図5に示した手順の第3開固着解消時用処理を実行するように、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10を改良した装置である。
この図5と図4とを比較すれば明らかなように、第3開固着解消時用処理は、ステップS301、S303〜S305にて、それぞれ、第2開固着解消時用処理(図4)におけるステップS201、S203〜S205の処理と同内容の処理が行われるものとなっている。
ただし、第3開固着解消時用処理は、ステップS202に相当するステップS302にて、『制御対象システムが加速中あるか否かを判断し、加速中であった場合には、加速が停止されるのを待機する処理』が行われるものとなっている。
要するに、第3実施形態に係るHVシステム制御装置10も、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10と同様に、EGR弁36の開固着が解消されたときに、内燃機関11の運転を一旦停止してから内燃機関11の全筒運転を開始する処理(ステップS303〜S305)と、当該処理の実行により生ずる内燃機関11の出力トルクの不足分が補われるようにモータ12を制御するトルク補償用モータ制御処理(ステップS303にて開始される処理)とを実行する装置となっている。
ただし、第3実施形態に係るHVシステム制御装置10は、ステップS303〜S305の処理を開始すべきか否かを、バッテリ残量ではなく、制御対象システムの状態(非加速中であるか加速中であるかの別)により判断する装置として構成されている。
そして、制御対象システムが加速中である場合、非加速中であった場合に比して、トル
ク補償用モータ制御処理の実行により多くの電力が必要とされるのであるから、この第3実施形態に係るHVシステム制御装置10も、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10と同様に、制御対象システムを良好に(EGR弁36の固着解消時に操作者が違和感を感じたり、その後、制御性が悪くなることが生じにくい形で)制御できる装置となっていることになる。
《変形形態》
上記した各実施形態に係るHVシステム制御装置10は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、第2実施形態に係るHVシステム制御装置10を、上記したステップS202の処理(判断)の代わりに、制御対象システムの運転状態(目標運転状態)から、トルク補償用モータ制御処理の実行に必要な電力量を算出し、算出した電力量(或いは、当該電力量+α)とバッテリ残量とを比較する処理を行う装置に変形することが出来る。
また、第2/第3実施形態に係るHVシステム制御装置10を、バッテリ残量が規定量未満であった場合/加速中であった場合、内燃機関11の動作を停止させることなく全筒運転を開始する装置に変形することも出来る。ただし、HVシステム制御装置10を、そのように変形した場合、EGR弁36の開固着解消時に操縦者が違和感を感じる場合があることになってしまうので、各実施形態の構成を採用しておくことが望ましい。
各実施形態に係るHVシステム制御装置10を、上記したハイブリッドシステムとは具体的な構成が異なるハイブリッドシステム(例えば、特許文献1記載の内燃機関を備えたハイブリッドシステム、モータ14を備えないハイブリッドシステム等)を制御するための装置に変形することも出来る。
本発明の第1実施形態に係るハイブリッドシステム制御装置が制御する制御対象システム(ハイブリッドシステム)の構成図。 制御対象システムが備える内燃機関の構成図。 第1実施形態に係るハイブリッドシステム制御装置が実行する開固着解消時用処理の流れ図。 本発明の第2実施形態に係るハイブリッドシステム制御装置が実行する第2開固着解消時用処理の流れ図。 本発明の第3実施形態に係るハイブリッドシステム制御装置が実行する第3開固着解消時用処理の流れ図。
符号の説明
10・・・ハイブリッドシステム制御装置
11・・・内燃機関
12、14・・・モータ
13・・・動力分割機構
15・・・減速機
16・・・インバータ
17・・・バッテリ
18・・・車軸
19・・・アクセルペダルセンサ
20・・・第1バンク
21・・・第1個別吸気通路
22・・・第1個別排気通路
25・・・共有吸気通路
26・・・スロットル弁
27・・・共有排気通路
30・・・第2バンク
31・・・第2個別吸気通路
32・・・第2個別排気通路
35・・・EGR通路
36・・・EGR弁
37・・・EGR弁開度センサ

Claims (5)

  1. EGR装置を有する減筒運転が可能な内燃機関とモータとを同一の出力軸の駆動源として備えたハイブリッドシステムを制御するためのハイブリッドシステム制御装置において、
    前記EGR装置のEGR弁が開固着したことと、前記EGR弁の開固着が解消されたこととを検出可能な検出手段と、
    前記内燃機関及び前記モータを制御するための制御手段であって、前記検出手段により前記EGR弁が開固着したことが検出されたときに、前記内燃機関の減筒運転を開始し、前記検出手段によって前記EGR弁の開固着が解消されたことが検出されたときに、前記内燃機関の運転を一旦停止してから前記内燃機関の全筒運転を開始する内燃機関制御処理と、当該内燃機関制御処理の実行により生ずる前記内燃機関の出力トルクの不足分が補われるように前記モータを制御するトルク補償用モータ制御処理とを実行する制御手段と
    を含むことを特徴とするハイブリッドシステム制御装置。
  2. 前記制御手段が、
    前記検出手段によって前記EGR弁の開固着が解消されたことが検出されたときに、前記ハイブリッドシステムの状態が前記トルク補償用モータ制御処理の実行により前記出力トルクの不足分が補える状態として予め定められている出力トルク補償可能状態であるか否かを判断し、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であると判断した場合にのみ、前記内燃機関制御処理と前記モータ制御処理とを開始する手段である
    ことを特徴とする請求項1記載のハイブリッドシステム制御装置。
  3. 前記制御手段が、
    前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態ではないと判断した場合には、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態となるのを待機し、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態となったときに、前記内燃機関制御処理と前記モータ制御処理とを開始する手段である
    ことを特徴とする請求項2記載のハイブリッドシステム制御装置。
  4. 前記制御手段が、
    前記モータの電源として前記ハイブリッドシステムに搭載されているバッテリの残量に基づき、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であるか否かを判断する手段である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のハイブリッドシステム制御装置。
  5. 前記制御手段が、
    前記ハイブリッドシステムが加速中である場合に、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態ではないと判断し、前記ハイブリッドシステムが加速中ではない場合に、前記ハイブリッドシステムの状態が前記出力トルク補償可能状態であると判断する手段である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のハイブリッドシステム制御装置。
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