JP5151865B2 - 電子機器および電子カメラ - Google Patents
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Description
図1は一の実施形態の電子カメラシステムの構成例を示すブロック図である。この電子カメラシステムは、電子カメラ1と電子ぺーパー付記憶媒体2とを有している。電子ぺーパー付記憶媒体2は、電子カメラ1に対して着脱可能に構成されている。
以下、図5の流れ図を参照しつつ、一の実施形態における電子カメラ1の撮影モードでの動作例を説明する。一の実施形態での撮影モードには、静止画の撮影を行う「静止画撮影モード」と、動画像の撮影を行う「動画撮影モード」との2つのサブモードが含まれる。なお、「静止画撮影モード」と「動画撮影モード」との切り替えは、操作部25からの操作に応じてCPU19が行う。
CPU19は、電源の投入に応じて、電子カメラ1のシステムの初期化を行う。このとき、CPU19は、レンズユニット11を撮影可能な位置に繰り出すとともに、ズームレンズ11aおよびフォーカシングレンズ11bのレンズ位置を初期位置に移動させて、レンズの初期化を行う。
CPU19は、撮像素子16を駆動させてスルー画像の撮像を開始する。その後、スルー画像は所定間隔ごとに逐次生成されることとなる。
CPU19は、モニタ23を点灯させるとともに、スルー画像に基づく撮影画面の動画表示を開始する。したがって、ユーザーは、撮影モードのときにモニタ23の画像を参照しつつ、撮影構図を決定するためのフレーミングや、ズーム釦の操作によるズーミングを行うことができる。
CPU19は、操作部25の状態を読み出して、電子カメラ1の動作モードが撮影モードに設定されているか否かを判定する。一例として、CPU19は、再生釦の押圧操作を受け付けたときには再生モードを立ち上げるため、S104においてNO側の判定を行う。上記要件を満たす場合(YES側)にはS106に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS105に移行する。
CPU19は、撮像素子16の駆動を停止させてスルー画像の撮像を終了する。これにより、モニタ23での撮影画面の動画表示も中断することとなる。その後、CPU19は、後述する再生モードのS301の処理を開始する。
CPU19は、スルー画像のデータを用いて、AF演算、AE演算、AWB演算をそれぞれ実行する。なお、S106でのAF演算、AE演算、AWB演算は、撮影モードにおいてレリーズ釦が半押しされるまでの間、周期的に行われることとなる。
CPU19は、レリーズ釦が半押しされたか否かを判定する。レリーズ釦が半押しされた場合(YES側)にはS110に移行する。一方、レリーズ釦が半押しされていない場合(NO側)にはS108に移行する。
CPU19は、電源オフの操作を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS109に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU19はS104に戻って上記動作を繰り返す。
CPU19は、レンズユニット11を収納状態に戻すとともに、電子カメラ1の各部への電力供給を遮断して一連の処理を終了する。
CPU19は、レリーズ釦の半押しに応じて、AF演算、AE演算、AWB演算をそれぞれ実行する。その後、CPU19は、記録用の画像の撮像が行われるか、あるいはレリーズ釦の半押し操作が解除されるまで、AF演算、AE演算、AWB演算を停止して撮影条件のパラメータを固定する。
CPU19は、レリーズ釦が全押しされたか否かを判定する。レリーズ釦が全押しされた場合(YES側)にはS113に移行する。一方、レリーズ釦が全押しされていない場合(NO側)には、CPU19はS112に移行する。
CPU19は、レリーズ釦の半押しが解除されたか否かを判定する。レリーズ釦の半押しが解除された場合(YES側)には、CPU19はS104に戻って上記動作を繰り返す。一方、レリーズ釦の半押しが継続している場合(NO側)には、CPU19はS111に戻ってレリーズ釦の全押し操作を待機する。
CPU19は、現在のモードが「静止画撮影モード」か否かを判定する。「静止画撮影モード」の場合(YES側)にはS114に移行する。一方、「動画撮影モード」の場合(NO側)にはS115に移行する。
CPU19は、撮像素子16を駆動させて記録用の静止画像の撮像を実行する。この記録用の静止画像の撮像は、S110で設定された撮影条件のパラメータに基づいて行われる。また、記録用の静止画像のデータは、信号処理部17および画像処理部27で所定の処理が施された後に、記録I/F24を介して電子ぺーパー付記憶媒体2のメインメモリ43に記録される。そして、CPU19は、記録用の静止画像の撮像処理が終了した後に、スルー画像の取得動作を再開させる。なお、S114の処理が終了すると、CPU19はS118に処理を移行する。
CPU19は、撮像素子16を駆動させて記録用の動画像の撮像を開始する。この記録用の動画像の撮像は、S110で設定された撮影条件のパラメータに基づいて行われる。また、一の実施形態の例では、動画像の画像サイズはVGAサイズに設定されるものとする。
CPU19は、動画像の撮影終了指示があるか否かを判定する。例えば、CPU19は、レリーズ釦の全押しが解除されたときに、動画像の撮影終了指示があったものと判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS117に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU19は動画像の撮像を継続する。
画像処理部27は、CPU19の指示に応じて、記録用の動画像のデータを所定のファイル形式で生成する。そして、CPU19は、記録I/F24を介して電子ぺーパー付記憶媒体2のメインメモリ43に、記録用の動画像のデータを記録する。なお、CPU19は、動画像のデータの記録が終了した後に、スルー画像の取得動作を再開させる。
CPU19は、電子ぺーパー付記憶媒体2の情報更新処理を実行する。以下、図6を参照しつつ、情報更新処理のサブルーチンを説明する。
以下、図7、図8の流れ図を参照しつつ、一の実施形態における電子カメラ1の再生モードでの動作例を説明する。また、再生モードでの一連の処理は、図5の流れ図におけるS105の処理後に開始される。なお、再生モードにおける電子カメラ1の動作は、CPU19の実行するプログラムによって制御される。
CPU19は、記録I/F24から再生対象の画像のデータの読み込みを行う。具体的には、S301でのCPU19は、電子ぺーパー付記憶媒体2のメインメモリ43から最後に撮像された画像のデータを再生対象として読み込む。
CPU19は、現在の再生対象が静止画像のデータか否かを判定する。再生対象が静止画像のデータの場合(YES側)にはS303に移行する。一方、再生対象が動画像のデータの場合(NO側)にはS308に移行する。
CPU19は、現在の再生対象の静止画像をモニタ23に再生表示する。
CPU19は、静止画像のデータの削除指示(削除釦の押圧)があったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS305に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS318に移行する。
CPU19は、削除しようとする静止画像が代表画像であるか否かを確認する削除チェック処理を行う。以下、図9を参照しつつ、削除チェック処理のサブルーチンを説明する。
CPU19は、現在再生されている画像のデータを、電子ぺーパー付記憶媒体2のメインメモリ43から削除する。
CPU19は、メインメモリ43に記憶されている撮像画像のうち、S306で削除した画像よりも撮影順が1つ前の画像を再生対象に設定する。そして、CPU19は、記録I/F24から新たな再生対象の画像のデータを読み込む。その後、CPU19はS320に処理を移行する。
CPU19は、現在の再生対象である動画像の先頭フレームをモニタ23に表示する。
CPU19は、現在の再生対象である動画像の再生開始指示があったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS310に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS314に移行する。
CPU19は、動画像の再生開始指示(S309)に応じて、モニタ23に動画像を再生表示させる。
CPU19は、動画像の再生中に再生停止操作があったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS312に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS313に移行する。
CPU19は、動画像の再生を停止するとともに、S314に処理を移行する。
CPU19は、再生対象の動画像の全フレームを再生し終えたか否かを判定する。動画像の再生がすべて終了した場合(YES側)にはS314に移行する。一方、動画像の再生が終了していない場合(NO側)には、CPU19はS311に戻って上記動作を繰り返す。
CPU19は、動画像のデータの削除指示(削除釦の押圧)があったか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS315に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)にはS318に移行する。
CPU19は、削除しようとする動画像の先頭フレームが代表画像であるか否かを確認する削除チェック処理を行う。なお、S315での削除チェック処理は、S305の場合と同様であるため重複説明は省略する。
CPU19は、現在再生対象となっている動画像のデータを、電子ぺーパー付記憶媒体2のメインメモリ43から削除する。
CPU19は、メインメモリ43に記憶されている撮像画像のうち、S306で削除した動画像よりも撮影順が1つ前の画像を再生対象に設定する。そして、CPU19は、記録I/F24から新たな再生対象の画像のデータを読み込む。その後、CPU19はS320に処理を移行する。
CPU19は、静止画像または動画像の削除が行われない場合において、再生対象の画像の変更操作があったか否かを判定する。再生対象の画像の変更操作があった場合(YES側)にはS319に移行する。一方、再生対象の画像の変更操作がない場合(NO側)にはS320に移行する。
CPU19は、メインメモリ43に記憶されている撮像画像のうち、S318の変更操作で指定された画像を新たな再生対象に設定する。そして、CPU19は、記録I/F24から新たな再生対象の画像のデータを読み込む。
CPU19は、新たな再生対象の画像を対象として、代表画像の指定処理を行う。以下、図10を参照しつつ、代表画像の指定処理のサブルーチンを説明する。なお、図10の例では、簡単のため静止画像のデータが新たな再生対象となることを前提として説明を行うが、動画像のデータの場合についてもほぼ同様の処理が行われることはいうまでもない。
CPU19は、再生モードの終了操作を受け付けたか否かを判定する。再生モードの終了操作があった場合(YES側)にはS322に移行する。一方、再生モードの終了操作がない場合(NO側)にはS323に移行する。
CPU19は、電子ペーパー付記録媒体2に記憶されている画像の再生表示を終了するとともに、撮像素子16を再び駆動させてスルー画像の撮像を開始する。その後、CPU19は動作モードを撮影モードに変更し、図5の流れ図におけるS104の処理に移行する。
CPU19は、電源オフの操作を受け付けたか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)にはS324に移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU19はS302に戻って上記動作を繰り返す。
CPU19は、レンズユニット11を収納状態に戻すとともに、電子カメラ1の各部への電力供給を遮断して一連の処理を終了する。以上で、図7、図8の流れ図の説明を終了する。
(1)上記実施形態において、電子ペーパー付記憶媒体2のメインメモリ43および補助メモリ45を1つのメモリとして構成してもよい。また、上記実施形態において、メインメモリ43に履歴データを記録するようにしてもよい。
Claims (5)
- 媒体側端子と、
不揮発性メモリを含む記憶部と、
画像表示が可能な電子ペーパーと、を備える記憶媒体を着脱可能な電子機器であって、
前記電子機器は、
前記媒体側端子と接続可能な機器側端子と、
前記機器側端子を介して接続された前記記憶媒体とのデータの送受を行ない、前記記憶部に記憶された複数の撮像画像のうちから指定された代表画像のデータを取得する制御部と、
前記電子ペーパーに表示するための識別画像として、前記代表画像に対応する該識別画像を生成する画像処理部と、を備え、
前記制御部は、前記代表画像が設定されたときに、前記複数の撮像画像から前記代表画像を識別するための代表画像識別データを前記記憶部に記録するとともに、過去の代表画像を示す履歴データを前記記憶部に更新して記録することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
画像消去に関する操作を受け付ける操作部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部から消去する画像として前記代表画像が選択されたときに、前記代表画像識別データに基づいて警告を出力することを特徴とする電子機器。 - 請求項2に記載の電子機器において、
前記制御部は、前記代表画像のデータが前記記憶部から消去されたときに、前記撮像画像のうちから新たに代表画像を設定するとともに、前記代表画像識別データを更新することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記撮像画像を再生表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記代表画像が再生表示されるときに、前記代表画像識別データに基づいて代表画像を示すマークを前記表示部に重畳表示させることを特徴とする電子機器。 - 被写体を撮像して撮像画像のデータを生成する撮像部と、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器と、を備えることを特徴とする電子カメラ。
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