JP5149098B2 - ダム堤体の仮締切装置及び仮締切工法 - Google Patents

ダム堤体の仮締切装置及び仮締切工法 Download PDF

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本発明は、既設のダム堤体に取水設備、排水設備等を設ける際に適用する技術に関する。
既設のダム堤体に排水設備や取水設備等を設ける場合、ダムの治水機能及び利水機能を
維持しながら工事を行う場合が多い。また、これらの設備の排水路や取水路等は、ダムの通常時の貯水面より下側に設けられる。このように、既設のダムの治水機能及び利水機能を維持し、しかも貯水面より下側に排水路等を設ける場合には、孔内に貯水が流れ込まないようにすると共に、作業用のスペースを確保する必要がある。
そこで、ダム堤体に排水設備や取水設備等を設ける際には、予めダム堤体の内壁面側に
、孔の形成予定部分の周囲を囲む空間を形成し、且つ作業用のスペースを確保するための仮締切装置を設置するのが一般的である。
従来、ダム堤体の仮締切装置として、ダム堤体の内壁面に断面コの字状で下窄まりの鋼
製チャンネルを設置する技術(例えば、特許文献1参照。)、ダム堤体の内壁面に多数の矢板を連続することにより形成された半円形状の壁を配置する技術などが知られている。
特開2003−342940号公報
しかしながら、従来の技術では、鋼製チャンネルの上部側の開口、又は多数の矢板を連続的に並べることにより形成される半円形の壁における上部側の開口が貯水表面上に配置されていたので、排水路等を設ける部分の水深が深い場合には、鋼製チャンネルや矢板の高さを高くする必要があり、仮締切装置が大型になるという問題があった。また、この場合には、貯水から鋼製チャンネル又は矢板に作用する浮力が大きくなり、鋼製チャンネル又は矢板自体、及び鋼製チャンネル又は矢板をダム堤体に固定するための支持部材の強度を高くする必要があり、コストアップになるという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、ダム堤体における仮締切を行うべき部分の水深が深い場合でも、装置全体を小型化できると共に、各部の強度を比較的低く抑えることができ、これによりコストダウンが可能なダム堤体の仮締切装置及び仮締切工法を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、ダムの堤体における貯水側の内壁面に設けられ、前記内壁面に設置する両端面が開放された矩形ドーナツ状の筒型部材と、前記筒型部材の前記両端面のうち前記内壁面から離間している方の前記端面側に設けられ、前記筒型部材内の空洞を水密に閉塞する蓋部材と、を備える。
本発明によれば、筒型部材内の水を抜くことによりダム堤体の孔形成予定部分の周囲にドライ空間を形成できるので、孔形成部分の水深が深い場合でも装置の高さを高くする必要がない。従って、装置を小型化できる。このように本装置は全体を貯水内に沈めることにより、装置の上下から貯水の水圧が作用して浮力の一部がキャンセルされるので、装置に作用する浮力が小さくなる、このため、仮締切装置自体の強度、及び仮締切装置をダム
堤体に固定するための支持部材等の強度を低く抑えることができ、コストダウンが可能になる。
ここで、前記筒型部材に、前記蓋部材の挿入をガイドするガイド溝が設けられている構成にできる。この構成によれば、蓋部材の挿入が容易になる。
また、前記筒型部材は、鋼製型枠部材と、前記型枠内に充填されたコンクリートとによって形成できる。
また、本発明は、ダムの堤体における貯水側の内壁面に、前記内壁面に両端面が開放さ
れた矩形ドーナツ状の筒型部材を水中で設けるステップと、前記筒型部材の前記両端面のうち前記内壁面から離間している方の前記端面側に、前記筒型部材内の空洞を水密に閉塞する蓋部材を水中で設けるステップと、前記筒型部材内の水を排出するステップと、を備える。
前記筒型部材は、前記鋼製型枠部材と前記鋼製型枠部材内に充填された水中不分離性コ
ンクリートとによって形成され、前記鋼製型枠部材を前記ダムの堤体における壁面に水中で固定した後、前記鋼製型枠部材内に前記水中不分離性コンクリートを充填し、鋼・コンクリート合成構造物としての高い強度を有する構成にできる。
本発明によれば、筒型部材、蓋部材及びダム堤体の壁面によって囲まれる空洞から水を抜くことにより、仮締切装置の内側に空間を形成できるので、ダム堤体の仮締切すべき部分の水深が深い場合でも、仮締切装置の高さを高くする必要がなく、装置の小型化が可能になる。また、装置に作用する浮力を小さくできるので、仮締切装置の各構成要素、及び仮締切装置をダム堤体に固定するための支持部材の強度を低く抑えることができ、コストダウンが可能になる。
次に、本発明に係るダム堤体の仮締切装置及び仮締切工法について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態は一実施例であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
図1は、本発明に係るダム堤体の仮締切装置1を示す。この仮締切装置1は、既設のダム30の堤体31における貯水70側の内壁面32に設けられ、この内壁面32に沿って延びる両端面10a,10bが開放された筒型部材10と、この筒型部材10の両端面10a,10bのうちダム堤体31の内壁面32から離間している方の端面10b側に着脱自在に設けられ、筒型部材10内の空洞を水密に閉塞する蓋部材12と、を備えている。なお、図1中の符号13は、仮締切装置1を内壁面32に設置する際に仮締切装置1内の水を抜くため、筒型部材10の上部側から貯水70の水面41より上側に延びる管部材13である。この管状部材13は、仮締切装置1が完成した後撤去される。
ここで、上記各構成要素について説明する。矩形ドーナツ状の筒型部材10は、図2に示すように、鋼製枠部材11と、この鋼製枠部材11内に充填されたコンクリート、本実施形態では水中不分離性コンクリート21とによって形成されている。この矩形ドーナツ状の筒型部材10は、上壁部15,底壁部16,左側壁部17,及び右側壁部18によってその断面が略四角形に形成されている。また、矩形ドーナツ状の筒型部材10は、ダム30の堤体31における内壁面32から貯水70側に突出しており(図1参照)、その内側には比較的広いスペース14が設けられている。このスペース14は、ダム堤体31の内壁面32にその反対側の外壁面37(図6参照)から掘削してきた孔33が到達した際に、掘削機等が仮締切装置1に衝突するのを防止し、また孔33が貫通した後各種の作業
を行うために設けられている。
図1に示すように、矩形ドーナツ状の筒型部材10の底壁部16及び左右側壁部17,
18は、上壁部15の先端より突出している。左右側壁部17,18の上壁部15より突出している部分の内面側には、図3に示すように、蓋部材12の両端部を挿入可能なガイド溝19,19が設けられている。このガイド溝19におけるダム堤体31側の内面19aは、図1に示すように、上壁部15の先端面15aと面一に形成されている。筒型部材10における底壁部16の先端側には、蓋部材12を載置する段部20が設けられている。
この矩形ドーナツ状の筒型部材10は、ダム提体31の内壁面32に設けられた仮受け
ブラケット(支持部材)34上に載置され、内壁面32にジベル筋35によって固定されている。水中不分離性コンクリート21は、鋼製枠部材11がダム堤体31に取り付けられた後、鋼製枠部材11内に充填される。
蓋部材12は、図4に示すように、矩形ドーナツ状の筒型部材10の上下壁部15,1
6及び左右側壁部17,18によって形成される開口23より大きな面積を有している。図3に示すように、この蓋部材12の内面12aにおける外周側には、四角形のゴムガスケット22が全周に亘って設けられている。
蓋部材12が矩形ドーナツ状の筒型部材10のガイド溝19に挿入された状態では、蓋
部材12の外面に貯水70の水圧Xが作用し、蓋部材12はガイド溝19の内面19a側に強く押圧される。これにより、蓋部材12のゴムガスケット22が蓋部材12の内面12aとガイド溝19の内面19aとの間で押し潰されて、蓋部材12と矩形ドーナツ状の筒型部材10との間の隙間が水密に保持される。
この蓋部材12は、図5に示すように、複数の鋼部材を溶接によって固定することによ
り形成した複数のビルトH鋼42と、鋼板41との組み合わせによって形成されている。このビルトH鋼42は、蓋部材12の幅B方向及び高さH方向に格子状に配置されている。また、鋼板41は、蓋部材12の全面を覆う大きさで形成されている。これらのビルトH鋼42及び鋼板41は、溶接によって互いに固定されている。
次に、この仮締切装置1の施工方法について説明する。なお、ここでは、矩形ドーナツ
状の筒型部材10の上壁部15、底壁部16、左側壁部17、及び右側壁部18に対応する鋼製枠部材11の各部分を、それぞれ上壁枠65,底壁枠66,左側壁枠67、及び右側壁枠68とする(図9参照)。また、鋼製枠部材11の各壁枠65〜68は、それぞれ水中不分離性コンクリート21を充填する空洞を有している。
仮締切装置1をダム堤体31に取り付ける場合は、まず図6に示すように、ダム堤体3
1の仮締切装置1を取り付ける内壁面32の反対側の外壁面37の上下に、クローラクレーン50を設置するための仮設構台51、及びダム堤体31に取水孔や排水孔を開ける際に用いる自由断面掘削機52(図14参照)等を載せるための仮設構台53を形鋼、鋼板等によって構築する。
次に、ダム堤体31における貯水70側の内壁面32に、クローラクレーン50等を用
いて仮締切装置1における鋼製枠部材11を取り付ける。この場合は、図7に示すように、予めダム堤体31の内壁面32にジベル筋35、及び矩形ドーナツ状の筒型部材10を載置する仮受けブラケット34を取り付けておく。
次に、図8に示すように、クレーン台船54(図6参照)によって鋼製枠部材11を貯
水70内に吊り下げ、この鋼製枠部材11をダム堤体31の内壁面32に当接するまで移動させて、仮受けブラケット34上に載置する。この場合、鋼製枠部材11は、その底壁枠66を下側にして吊り下げる。次に、図9に示すように、鋼製枠部材11をアンカーボルト79によって内壁面32に仮固定する。次に、鋼製枠部材11の上壁枠65の孔69から鋼製枠部材11内にコンクリート圧送用ホース60を挿入し、鋼製枠部材11における各壁枠65〜68の空洞内に水中不分離性コンクリート21を充填する。これにより、矩形ドーナツ状の筒型部材10が貯水70内で形成される。
次に、図10に示すように、クレーン台船54によって蓋部材12を貯水70内に吊り
下げる。そして、図11に示すように、蓋部材12を矩形ドーナツ状の筒型部材10における左右側壁部17,18のガイド溝19,19内に挿入することにより矩形ドーナツ状の筒型部材10に取り付ける。蓋部材12が矩形ドーナツ状の筒型部材10に取り付けられると、貯水70の水圧Xによって蓋部材12が矩形ドーナツ状の筒型部材10側に押圧され、蓋部材12のゴムガスケット22が蓋部材12と矩形ドーナツ状の筒型部材10との間で押し潰される(図1参照)。これによって、蓋部材12と矩形ドーナツ状の筒型部材10との間の隙間が密封されて蓋部材12が矩形ドーナツ状の筒型部材10に水密に取り付けられる。
次に、図12及び図13に示すように、クローラクレーン50によって管部材13を吊
り下げて、管部材13の下端部を矩形ドーナツ状の筒型部材10の上壁部15における孔15b内に挿入し、管部材13をダム堤体31の内壁面32に支持部材38によって固定する。次に、クローラクレーン50によって水中ポンプ61を吊り下げて管部材13内に挿入し、水中ポンプ61を矩形ドーナツ状の筒型部材10の底壁部16上に載置する。次に、水中ポンプ61を起動し、筒型部材10内の水72を管部材13内に配置されたホース62によって矩形ドーナツ状の筒型部材10外に排出する。これにより、仮締切装置1内に内部空間14が形成される。
次に、図14に示すように、自由断面掘削機52やブルドーザ64等を用いて、ダム堤
体31の外壁面37側から仮締切装置1の内部空間14に向かって孔33を設ける。この孔33は、図15に示すように、仮締切装置1の内部空間14まで貫通させる。
次に、図16に示すように、孔33の内面に覆工39を設けて放水路36を形成する。
次に、放水路36の外壁面37側の開口にラジアルゲート75、配管76及びラジアルゲート75を収容するゲート室77を設ける。次に、図17に示すように、仮締切装置1の孔15bから上部側に延びる管部材13を取り外し、蓋部材12を取り出す。孔15bは蓋などで閉塞する。そして、蓋部材12の代わりにスクリーン78をガイド溝19,19内に挿入して設置する。図18に示すように、ラジアルゲート75を開放することにより、ダム堤体31内の貯水70を放水路36及び配管76を介して外部に放水できる。
本発明によれば、仮締切装置1全体を貯水70内に沈めた場合には、仮締切装置1に上
下から貯水70の水圧が作用する。従って、仮締切装置1を設置する場所の水深が深い場合でも、貯水70から仮締切装置1に作用する浮力を小さくできる。これにより、仮締切装置1の各部分、仮締切装置1を載置する仮受けブラケット34、及び仮締切装置1をダム堤体31に固定するジベル筋35等の強度を低く抑えることができ、装置全体を小型化できると共に、コストダウンが可能になる。
本発明の実施形態に係るダム堤体の仮締切装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置を示す縦断面図であり、図1のA−A断面図断面図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置を示す横断面図であり、図1のB−B断面図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置の正面図であり、図1のC矢視図である。 図5(a)は本発明の実施形態に係る蓋部材を示す図であり、図5(b)は図(a)のE矢視図である。 本発明の実施形態に係る仮締切工法を示す図であり、筒型部材の鋼製型枠をダム堤体に取り付ける方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置を載置する仮受けブラケットをダム堤体に取り付ける方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る筒型部材の鋼製型枠をダム堤体に取り付ける方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る鋼製型枠内に水中不分離性コンクリートを充填する方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る蓋部材を筒型部材に取り付ける方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る蓋部材を筒型部材に取り付ける方法を示す図である。 本発明の実施形態に係る筒型部材を筒型部材に取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置内の水を排出する方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るダム堤体に放水路を形成する方法を示す図である。 本発明の実施形態に係るダム堤体に設けた放水路が仮締切装置内の空間に貫通している状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るダム堤体の外壁面に設けられたラジアルゲート、配管等を設けた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る仮締切装置の蓋部材に代えてスクリーンを設けた状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るラジアルゲートを開放した状態を示す図である。
符号の説明
1 仮締切装置
10 筒型部材
10a,10b 筒型部材の両端面
11 鋼製枠部材
12 蓋部材
12a 蓋部材の内面
13 管部材
14 内部空間(スペース)
15 上壁部
15a 上壁部の先端面
15b 孔
16 底壁部
17 左側壁部
19 ガイド溝
19a ガイド溝の内面
20 段部
21 水中不分離性コンクリート
22 ゴムガスケット
23 開口
30 ダム
31 ダムの堤体
32 内壁面
33 孔
34 仮受けブラケット(支持部材)
35 ジベル筋
36 放水路
37 外壁面
38 支持部材
39 覆工
41 鋼板
42 ビルドH鋼
50 クローラクレーン
51 仮設構台
52自由断面掘削機
53 仮設構台
54 クレーン台船
60 コンクリート圧送用ホース
61 水中ポンプ
62 ホース
64 ブルドーザ
65 上壁枠
66 底壁枠
67 左側壁枠
68 右側壁枠
69 孔
70 貯水
71 貯水の表面
72 筒型部材内の水
75 ラジアルゲート
76 配管
77 ゲート室
78 スクリーン
79 アンカーボルト

Claims (4)

  1. ダムの堤体における貯水側の内壁面に設けられ、前記内壁面に沿って設置する両端面が開放された矩形ドーナツ状の筒型部材と、
    前記筒型部材の前記両端面のうち前記内壁面から離間している方の前記端面側に設けられ、前記筒型部材内の空洞を水密に閉塞する蓋部材と、を備え
    前記筒型部材は、鋼製枠部材と、前記型枠内に充填されたコンクリートとによって形成されている、ダム堤体の仮締切装置。
  2. 前記筒型部材に、前記蓋部材の挿入をガイドするガイド溝が設けられている請求項1に記載のダム堤体の仮締切装置。
  3. ダムの堤体における貯水側の内壁面に、前記内壁面に両端面が開放された矩形ドーナツ状の筒型部材を水中で設けるステップと、
    前記筒型部材の前記両端面のうち前記内壁面から離間している方の前記端面側に、前記筒型部材内の空洞を水密に閉塞する蓋部材を水中で設けるステップと、
    前記筒型部材内の水を排出するステップと、
    を備えるダム堤体の仮締切工法。
  4. 前記筒型部材は、鋼製型枠部材と前記型枠内に充填された水中不分離性コンクリートとによって形成され、前記鋼製型枠部材を前記貯水内に沈め、前記ダムの堤体における壁面に固定した後、前記鋼製型枠部材内に前記水中不分離性コンクリートを充填し、前記鋼製型枠部材と前記水中コンクリートの一体化を図ることにより、鋼・コンクリート合成構造物としての強度を有する請求項に記載のダム堤体の仮締切工法。
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