JP5148591B2 - 非対称に動作するロック/アンロック用の操作部材を備えた圧力調理器具 - Google Patents

非対称に動作するロック/アンロック用の操作部材を備えた圧力調理器具 Download PDF

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Description

本発明は、調理器具の一般的な技術分野に関し、特に、容器と、略密閉された調理用筺体を形成するために容器にロックされるように設計された蓋とを備え、容器内の食物を加圧下で調理可能に設計された圧力鍋タイプの家庭用調理器具に関するものである。
本発明は、さらに詳しくは、食物調理器具に関するものであり、該食物調理器具は、
・容器及び蓋と、
・容器に対して蓋がロックされるロック位置と、容器に対して蓋が開放されるアンロック位置との間を移動するように設けられたロック/アンロック手段と、
・上記ロック/アンロック手段のロック位置及びアンロック位置にそれぞれ対応するロック操作位置とアンロック操作位置との間を移動するように設けられた上記ロック/アンロック手段の動作を操作するための操作部材とを備え、
操作部材が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動させられている間、ロック/アンロック手段の瞬時位置が、第1の関係にある操作部材の瞬時位置の関数として変化するように、操作部材とロック/アンロック手段とが協働する。
容器と、ロック/アンロック手段が容器に蓋をロックするロック位置と蓋が容器から開放されるアンロック位置との間での動作に適したロック/アンロック手段を介して容器にロックされるように設計された蓋とを備えた圧力調理器具は、既に知られている。例えば、その種のロック/アンロック手段は、蓋に径方向に配置されるように設けられた操作部材によって駆動される駆動アームに固定された複数のロック用顎部を備えている。使用者は、例えば、複数の顎部がアンロック操作位置又はロック操作位置にそれぞれ位置するように、顎部を径方向の外側又は内側に移動させるために操作部材を動かすことができる。
さらに、圧力調理器具では、該圧力調理器具のロック/アンロック用の操作部材が、蓋が拡がる平均平面に直交する回転軸回りに蓋上で回転するように設けられた中心部のつまみによって構成されていることが知られている。使用者は、中央部のつまみを時計回り及び反時計回りにそれぞれ手動で回して顎部を径方向の内側及び外側へ移動させるために同一の操作部材を用いることができる。
そのような設計は、使用者が、容器に対して蓋をロックする及びアンロックするために同一の操作部材を用いることができる場合において特に有益である。
先行技術の圧力鍋は、概ね満足のいくものであるが、さらなる改良が可能である。
そのような既知の器具の設計の単純さは、避け難い使用者による誤りを招く虞がある。そのような誤りは、特に、使用者が蓋をロックするために行う動作と、使用者が蓋をアンロックするために行う動作との間隔が極めて近接している場合に起こり得る。従来技術の器具をロックするためのロック駆動動作は、アンロック駆動動作に対して正確に対称である。従って、時計回りに約45°のストロークで回転させると、顎部をアンロック操作位置に至るまで徐々に径方向の外側に移動させることができる。そして、蓋は、反時計回りであることを除いて、同様にして、1つの操作部材を同じ角度振幅で回転させることによってロックされる。その結果、複数の顎部は、該顎部のロック操作位置に至るまで徐々に径方向の内側に動かされる。ロック駆動動作とアンロック駆動動作との間隔が極めて近接していることは、使用者に混乱を引き起こさせる虞がある。その使用者は、適切な可視確認者にも拘わらず、実際には使用者が器具をアンロックしたのに、器具がロックされていると判断してしまう虞があった。また、逆に、使用者は、実際には使用者が器具をロックしたのに、器具がアンロックされていると判断してしまう虞があった。
さらに、適切な蓋のロック操作及びアンロック操作は、全ストロークを通して回転させられる1つの操作部材にまさに依存している。言い換えると、例えば、使用者が、器具を十分にロックするために必要な45°の代わりに40°の角度ストロークだけ上記1つの操作部材を回す場合に、器具は十分に固定されない可能性がある。そのため、調理サイクルが正常に行われることが妨げられる。
また、最後に、使用者によって経験される上記1つの操作部材の操作感覚は、使用者が蓋をロックするか又はアンロックするかの回転方向を除いて、厳密に同様であることに留意すべきである。
このことは、使用者が所望のロック操作又はアンロック操作が本当に実行されたか否かについて(うんざりするほどの又はそれほどでもない)疑念を抱く場合に、使用者に混乱及び懸念を抱かせる要因となる虞がある。
従って、本発明の目的は、種々の上記欠点を改善すること、及び新規な食物調理器具、特に、極めて簡単でコンパクトで安価な構造とすることが容易で信頼性が高く、使用に関して安心である新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、蓋が容器に対して正確な制御方法の下にアンロックされることが可能となる新規な圧力鍋を提案することである。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、不完全なロック状態となるリスクを制限する、そのような不完全なロック状態に至る操作については使用者に対して再確認する新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、使用者が最小限の身体的な労力を発揮することしか必要とされずに、使用することができる新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、容器に対して明確な方法で蓋をロックすることができる新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、容器に対して蓋をロックする際に使用者に特有の操作感覚をもたらす新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明の他の目的は、新規な食物調理器具、特に、とりわけ使用に役立つ新規な圧力鍋を提案することにある。
本発明に係るこれらの目的は、以下のような食物調理器具によって達成され、該食物調理器具は、
・容器及び蓋と、
・容器に対して蓋がロックされるロック位置と、容器に対して蓋が開放されるアンロック位置との間を移動するように設けられたロック/アンロック手段と、
・上記ロック/アンロック手段のロック位置及びアンロック位置にそれぞれ対応するロック操作位置とアンロック操作位置との間を移動するように設けられた上記ロック/アンロック手段の動作を操作するための操作部材とを備え、
操作部材が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動させられている間、ロック/アンロック手段の瞬時位置が、第1の関係にある操作部材の瞬時位置の関数として変化するように、操作部材とロック/アンロック手段とが協働する。
そして、上記器具は、操作部材が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動させられている間、ロック/アンロック手段の瞬時位置が、第1の関係とは異なる第2の関係にある操作部材の瞬時位置の関数として変化するように、操作部材とロック/アンロック手段とが協働するように特徴付けられている。
本発明の他の特徴及び効果は、限定されない方法で描かれた添付の図面の内容と実施例と共に与えられる以下の説明を読む上でさらに詳細に現れる。
図1は、ロック位置におけるロック/アンロック手段とロック操作位置における操作部材とを備えた本発明に係る圧力調理器具の全体斜視図である。 図2は、図1の器具の蓋にロック/アンロック手段がいかに設けられているかの実施詳細を示す斜視図である。 図3は、図1に示される器具の実施詳細を示す斜視図である。 図4は、図3の実施詳細を上方から視た図である。 図5は、操作部材が自身のロック操作位置から離れてアンロック操作位置へ移動する際の図3の実施詳細の斜視図である。 図6は、図5の実施詳細について上方から視た図であり、明快にするために操作部材が省略されている。 図7は、図1乃至図6の器具にアンロック操作位置にある操作部材を加えた全体斜視図である。 図8は、図7に示される器具の実施詳細の斜視図である。 図9は、図8の実施詳細を上方から視た図であり、明快にするために操作部材が省略されている。 図10は、図8の実施詳細の断面図である。 図11は、操作部材が自身のアンロック操作位置から離れてロック操作位置へ移動する際の図8乃至図10の実施詳細の斜視図である。 図12は、図11の実施詳細の側面図であり、操作部材がまさに自身のロック操作位置に到達しようとしている。 図13は、図12の実施詳細を上方から視た図であり、明快にするために操作部材が省略されている。 図14は、図1乃至図13の器具と同様の器具について、ロック/アンロック手段の瞬時位置が、操作部材の瞬時位置の関数としてどのように変化するかを示すグラフである。
本発明に係る食物調理器具1は、多様な食物を調理するように設計され、それが圧力調理器具や圧力鍋を構成する場合、好ましくは大気圧より高い圧力レベルで調理するように設計されている。簡潔にするために、以下の説明では、専らそのような圧力調理器具に焦点が合わされている。なお、本発明が大気圧下で調理するための器具にも適していることは言うまでもない。本発明に係る上記器具1は、いかなる外圧をかけることなく、専ら熱源(その熱源が包含されているか又は外部から作用するかに関わらず)の作用で加圧するように設計されていることが好ましい。上記器具1は、家庭用器具であることが好ましい。なお、本発明が専門家向き又は準専門家向きの器具であってもよいことは言うまでもない。本発明に係る上記器具1は、例えば、持ち運び可能な特性(例えば、手動で移動させることができる)及び独自の特性を有する調理器具であることが好ましい。
従来通りに、本発明に係る上記調理器具1は、調理用容器を形成すると共に、軸X−X’回りに対称な丸底の容器2を有していることが好ましい。以下では、形容詞“軸方向の”とは、上記対称軸X−X’が延びる方向を言う。当該方向は、上記器具1が正常使用、即ち、水平面に設置されている場合には、鉛直方向となる。上記容器2は、ステンレス鋼のような金属材料によって構成され、例えば、いかなる適当な技法(例えば、熱間鍛造)によって上記容器に固定された熱伝導性を有する底2Aを備えている。
上記容器2は、好ましくは2つの、例えば正反対の様態で上記容器の側壁2Dに固定されたハンドル2B、2Cのような把持可能な部材を備えていてもよい。
本発明に係る上記器具1は蓋3を有している。該蓋3は、協働して、略密閉された調理用筺体、即ち器具1が加圧されるように十分に気密な調理用筺体を形成するように、上記容器2に設けられて(以下に詳述する方法で)ロックされるように設計されている。上記蓋3は、全体形状が円板状であり、上記蓋が上記容器にロックされる際に、容器2の底2Aが拡がる平均平面に略平行な平均平面内に拡がっている。
本発明に係る器具1は、上記容器2に対して上記蓋3をロック/アンロックするロック/アンロック手段4を備えている。そのために、上記蓋3は、上記容器2に対してロックされる又はアンロックされることができる。上記容器2上で蓋3をロックすることにより、上記圧力の作用を受けて蓋が外れるという危険性なく、上記調理用筺体を加圧することができる。上記ロック/アンロック手段4は、上記容器2に対して上記蓋3がロックされる(図1及び2に示された)ロック位置と、上記容器2に対して上記蓋3が開放される、即ち、上記蓋3がアンロックされて自由に上記容器2から引き離される(図7に示された)アンロック位置との間で移動するように設けられている。
上記ロック/アンロック手段4は、スライド軸Z−Z’に沿って蓋3を横断してスライドするように設けられていることが好ましい。言い換えると、上記ロック/アンロック手段4は、上記蓋3を横断して平行移動するように、好ましくは軸X−X’に対して上記蓋3を横断して径方向に平行移動するように設けられていることが好ましい。
上記ロック/アンロック手段4は、複数の顎部又は複数の部分を有していることが好ましい。なお、本発明が、ロック/アンロック手段4に関して、特定のタイプに限られないことは言うまでもない。
上記図面に示された好適な例では、容器2に蓋3をロック/アンロックするためのロック/アンロック手段4は、2つの顎部4A,4Bを備えている。該2つの顎部4A,4Bは、上記器具1の全体の対称軸X−X’に対して正反対の態様で延びている対応する駆動アーム4C,4Dを介して、上記蓋3に対して該蓋3を横断して径方向に平行移動するように設けられている。上記顎部4A,4Bは、このように駆動アーム4C,4Dを介して、まず初めに各顎部4A,4Bが上記蓋3と上記容器2のロールした上端縁とを固定するロック位置と、次に顎部4A,4Bを自身のロック位置から外側に移動させることによって至り、上記顎部4A,4Bが上記容器2のロールした上端縁と噛み合わなくなるために、使用者によって自由に蓋3を容器2から開放することが可能となるアンロック位置との間において移動するように設けられている。また、上記ロック位置は、例えば、駆動アーム4C,4Dを連結すると共に、互いの方向に付勢するバネ4Eを挿入することによって復帰効果が得られるような復帰位置とすることが好ましい。各駆動アーム4C,4Dは、(後で詳述する)操作部材6と協働するように設計された内側端40C,40Dと、対応する顎部4A,4Bを支持する外側端41C,41Dとのまさに間において延びている。各顎部4A,4Bは、当業者によく知られたU字形状の金属板の形をしていることが好ましい。しかしながら、各部分4C,4Dの外側端は、いずれの顎部も支持しないものであってもよく、ボルト−アンド−キーパーシステムの手法で、容器2に形成された溝孔に容易に貫通させるように設計されていてもよい。そのような“セグメントロッキングシステム”のように称される(図示されない)ボルト−アンド−キーパータイプのロックシステムは、それ自体よく知られているため、ここで更なる詳細について述べる必要はない。
高圧下で食物を調理するための本発明に係る上記器具1は、蓋3に形成された対応する孔5Aと漏れなく連通するように設けられ、略一様な所定値で筺体内に広まる相対圧力(即ち、大気圧より高く計測された圧力)又は作動圧力を維持するように配置された圧力調整手段5を備えていることが好ましい。そのような圧力調整手段5の作動原理全般は、当業者によく知られているため、ここでは更なる詳細について述べる必要はない。上記圧力調整手段5は、使用者が、例えば上記器具1内の食物の種類に応じて、圧力選択部材を用いて複数の作動圧力値の中から所定の作動圧力を選択することを可能とするセッティングシステムと共に設けられていることが好ましい。また、上記圧力調整手段5は、作動圧力が実質的に10キロパスカル(kPa)から90キロパスカル(kPa)の範囲内のものとなるように設計されていることが好ましい。
上述のように、本発明に係る上記食物調理器具1は、上記容器2に対して上記蓋3をロック/アンロックするための上記ロック/アンロック手段4の動作を操作する操作部材6を有している。言い換えると、上記操作部材6は、容器2に対する蓋3のロック/アンロックを操作するための部材である。
上記目的を達成するために、上記操作部材6は、使用者がロック/アンロック手段4の動作を操作することが可能となる態様で、即ち、上記図面に示された種々の実施例において、使用者が駆動アーム4C,4D及び対応する顎部4A,4Bの径方向への動作を操作することが可能となる態様で、使用者によって直接的且つ手動によって運転されるように設計されていることが好ましい。
上記操作部材6は、使用者が容器2に対する蓋3のロック及びアンロックの両方を操作することが可能となるように設計されていることが好ましい。言い換えると、単一の共通の操作部材が、使用者による容器2に対する蓋3のロック及びアンロックの両方に利用できる。ロック及びアンロックの両方を操作するために単一の操作部材6を用いることによって、上記器具1の設計及び構造を容易化することができると共に、上記容器の使用を容易化することもできる。
上記操作部材6は、上記ロック/アンロック手段4のロック位置とアンロック位置にそれぞれ対応するロック操作位置(図1及び3に示す)とアンロック操作位置(図7乃至10に示す)との間で移動するように設けられている。言い換えると、上記操作部材6は、使用者によって手動で自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動させられるのに適するように設計されている。また、上記操作部材6は、逆の移動にもまた同様に適するように設計されている。上記操作部材6は、該操作部材6が自身のアンロック操作位置にあるときには、上記ロック/アンロック手段4がアンロック位置、即ち上記蓋3が自由になって容器2から取り外され得る位置にあるように、一方、上記操作部材6が自身のロック操作位置にあるときには、上記ロック/アンロック手段4が、蓋3が容器2から取り外されることが妨げられるロック位置に至るように、上記ロック/アンロック手段4と相互に作用する。
上記操作部材6は、自身のロック操作位置とロック操作位置との間で、上記蓋上において回転するように設けられることが好ましい。より正確には、上記操作部材6は、回転軸Y−Y’回りに自身のロック操作位置とアンロック操作位置との間において回転するように設けられていることが好ましい。
上記回転軸Y−Y’は、それ自身、上記蓋3が拡がる平均平面に略平行である平均方向に延びていることが好ましい。上記回転軸Y−Y’は、このように上記軸X−X’に直交し、上記ロック/アンロック手段4が沿ってスライドするスライド軸Z−Z’に対して略平行であることが好ましい。上記回転軸Y−Y’と上記スライド軸Z−Z’は、上記蓋3が拡がる平均平面に対して両方ともに略平行な平面上にあることが好ましい。
上記操作部材6は、蓋3をバランスよくつかむことができるように、また器具1の全体設計を容易化するために、蓋3の中央に配置されることが好ましい。そして、上記回転軸Y−Y’は、鉛直方向に一致する軸X−X’と交差していることが好ましい。なお、上記操作部材6の回転軸は、上記図面に示す方向以外の方向に延びていてもよい。例えば、問題になっている回転軸は、上記軸X−X’に平行に延びていてもよく、一致していてもよい。上記操作部材6は、略90°の回転軸回りのストロークで、上記蓋3が拡がる平均平面と上記操作部材6が拡がる平均平面との間の角度が略0°となる上記ロック操作位置に対応する折りたたみ位置と、上記蓋3が拡がる平均平面と上記操作部材6が拡がる平均平面との間の角度が略90°となる上記アンロック操作位置に対応する非折りたたみ位置又は展開位置との間で移動するように設計されている。
上記操作部材6は、使用者によってしっかりと握られて保持されるように設計された搬送ハンドル6A、即ち、好ましくは弓形のループ状の部分を備えている。上記搬送ハンドル6Aは、上記展開位置において蓋3から突出するように設計されることが好ましい。そして、搬送ハンドル6Aは、上記図面に示すように、収納位置において蓋3に当接するように折り畳んでしまわれるように設計されることが好ましい。
操作部材6に関して上記形式の搬送ハンドル6Aを用いることは、使用者が特にしっかりと自信を持って握ることが可能となる一方、容易に収納することも可能となるため、特に好ましい。上記図面に示すように、上記操作部材6は、略円弧状の外形を有していることがより好ましい。その場合、上記搬送ハンドル6Aは、上記回転軸Y−Y’が実質的に通過する第1端部60及び第2端部61間の略半円形の外形まわりにおいて延びていることが好ましい。なお、上記第1端部60と上記第2端部61とは、軸X−X’に関して実質的に径方向の反対側に配置されている。言い換えると、上記搬送ハンドル6Aは、使用者が少なくとも2本の指(例えば、人差し指と中指)、より好ましくは3本の指(人差し指、中指、薬指)を、上記アーチと蓋3とによって形作られたオリフィス6Bの中に滑りこませることができるように直径が選択された半円に対応する略アーチ形状を有している。オリフィス6Bは、4本の指(人差し指、中指、薬指、小指)を挿入可能とするのに十分な空間であることがより好ましい。
本発明によれば、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動させられる間、該ロック/アンロック手段4の瞬時位置が、第1の関係にある操作部材6の瞬時位置の関数として変化するように、操作部材6とロック/アンロック手段4とが協働する。言い換えると、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動すると、操作部材6の瞬時位置に対するロック/アンロック手段4の瞬時位置の関係を数学的な表現によって表すことができる特定の動作モードで、ロック/アンロック手段4がロック位置からアンロック位置に向かって移動する。このことは、ロック/アンロック手段4の瞬時位置が操作部材6の瞬時位置の関数であることを意味する。この関数は、上記操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動している間、上記第1の関係に相当している。上記第1の関係は、操作部材6の瞬時位置と自身のロック操作位置との間の距離の増加に伴って、ロック/アンロック手段の瞬時位置とロック位置との間の距離を強制的に増加する。言い換えると、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動すると、ロック/アンロック手段4が付随して自身のロック位置からアンロック位置まで移動させられる。このように、ロック/アンロック手段4は、操作部材6が自身のアンロック操作位置に近づくにつれて、アンロック位置に近づくように徐々に移動する。上記第1の関係は、このように単調関数であることが好ましく、より明確には、その用語の数学的意味において、比例の後項としてのロック/アンロック手段4の瞬時位置に対する比例の前項としての操作部材6の瞬時位置対する増加関数であることが好ましい。上記第1の関係は、ロック/アンロック手段4の瞬時位置と自身のロック位置との距離が、操作部材6の瞬時位置と自身のロック操作位置との間の距離となるまで比例的に変化させることが好ましい。言い換えると、ロック/アンロック手段4の瞬時位置は、図14において、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する方向を示す一重矢印によって特定される直線Iによって示される1次関数によって操作部材6の瞬時位置と関係している。
操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって漸進的に動作することによって、ロック/アンロック手段4が自身のアンロック位置へ向けて漸進的に動作するに至ることは、それ自体周知である。そして、このことは、例えば、操作部材6とロック/アンロック手段4との機械的結合のための以下に詳述するよく知られた機械的な結合手段によって得ることができる。
本発明によれば、操作部材6が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動している間、ロック/アンロック手段4の瞬時位置が、上記第1の関係とは異なる第2の関係にある操作部材6の瞬時位置の関数として変化するように、上記操作部材6とロック/アンロック手段4とが協働する。
言い換えると、上記操作部材6が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動させられる間に、反対方向において、即ち、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置へ向かって移動させられる間に与えられる動作とは異なる動作がロック/アンロック手段4に与えられる。このように、操作部材6の瞬時位置に対するロック/アンロック手段4の瞬時位置についての第2の関係に対応する数学関数は、第1の関係に対応する数学関数とは異なる。言い換えると、この観点から、本発明は、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動するように作動させられるのか、自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動するように作動させられるのかによって、ロック/アンロック手段4と操作部材6との間に異なる機械的連結を確立させることによって構成されている。このことは、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に移動している間及びその逆の移動の間に、上記操作部材6が、ロック/アンロック手段4の少なくとも2つの異なる位置が対応する少なくとも1つの中間位置を通過することを意味する。上記ロック/アンロック手段4は、操作部材6が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する間に上記第1の位置に到達し、操作部材6が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に移動する間に第2の位置に到達する。上記図面に示される実施例では、操作部材6のそのような中間位置の1つの実施例は、アンロックする方向においては、上記ロック/アンロック手段4が自身のロック位置からアンロック位置まで移動する間に通過するロック/アンロック手段4の中間位置に対応し、ロックする方向においては、ロック/アンロック手段4のアンロック位置に対応する。
この観点から、本発明は、以下のものを含む食物調理器具1に関連することとして定義することができる。上記食物調理器具1は、
・上記容器2に対して上記蓋3をロックするロック位置と、上記容器2に対して上記蓋3が解放されるアンロック位置との間で移動するように設けられたロック/アンロック手段4と、
・上記ロック/アンロック手段4の上記ロック位置とアンロック位置とにそれぞれ対応するロック操作位置とアンロック操作位置との間で移動するように設けられ、自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する間に中間位置を通過し、逆に移動する場合にも同様に中間位置を通過し、上記ロック/アンロック手段4の動作を操作するための操作部材6とを備えている。
上記操作部材6とロック/アンロック手段4は、操作部材6が自身のロック操作位置から上記中間位置に到達する際に、上記ロック/アンロック手段4が第1の位置にある一方、上記操作部材6が自身のアンロック操作位置から上記中間位置に到達する際に、上記ロック/アンロック手段4が上記第1の位置と異なる第2の位置にあるように協働する。
本発明によれば、このように、上記ロック/アンロック手段4のストロークを、該ロック/アンロック手段4がロック位置に向かって駆動されるか、アンロック位置に向かって駆動されるかによって異なるようにすることができる。その結果、初めにロックを操作して次にアンロックを操作するために異なる部材を用いる必要なく、使用者に操作指示を与え、上記容器の使用が容易になる。言い換えると、ロック/アンロックのサイクルは、履歴現象(ヒシテリシス現象)を呈する。
図14に示すように、上記第2の関係では、上記操作部材6が自身のロック操作位置に実質的に到達していない間は、上記ロック/アンロック手段4をアンロック位置にとどまらせておき、上記操作部材6が自身のロック操作位置に到達した時点でのみ上記ロック/アンロック手段4をロック位置に戻すことが好ましい。この第2の関係は、図14において操作部材6の動作の方向を示す二重矢印及び三重矢印によってそれぞれ特定される曲線II及びIIIによって図示されている。
このように、上記第2の関係が上記ロック/アンロック手段4に実行させる特定の運転動作により、上記器具1は、漸進的であることが好ましいアンロックとは異なり、実質的に非漸進的で歯切れのよい態様でロックされる。それにより、上記ロック操作が正確に実施されていることを使用者が明確に把握することが可能になる。顎部4A,4Bが突然にロック位置に退避させられることを暗示する歯切れのよい閉鎖動作は、ロックを使用者に聞こえるように知らせることができる。ロックの突然性は、ロック特有の衝撃音(例えば、蓋3の側方端部に対する顎部4A,4Bの)を生成する。
もちろん、本発明は、図14のグラフに示すようなロック/アンロックの運転動作を専ら実行する器具1に絶対的に限られる訳ではない。例えば、上記直線Iをいかなる形状の曲線と取り替えてもよく、同じことが上記直線II及びIIIにも当てはまる。
上記ロック/アンロック手段4は、操作部材6によって、上記ロック/アンロック手段4と上記操作部材6との間に介在する伝達部14を介して移動させられることが好ましい。上記伝達部14は、上記ロック/アンロック手段4及び上記操作部材6に関連して移動するように、上記ロック/アンロック手段4のアンロック位置に対応する第1の位置と、上記ロック/アンロック手段4のロック位置に対応する第2の位置との間に設けられている。上記伝達部14は、ロック/アンロック手段4と操作部材6の両方と異なっていることが好ましい。また、伝達部14は、操作部材6の動作を伝達するために、より好ましくは、操作部材6の動作をロック/アンロック手段4の動作に転化させるために、上記ロック/アンロック手段4と操作部材6に機能的に連結されていることが好ましい。
このような媒介部分の利用は、本発明の根底にある一般原理の利用、即ち、上記操作部材6の動作方向の変更と共に変動する上記ロックアンロック手段4の動作についての関係の実現を容易にする点において特に好ましい。伝達部14によって構成された上記媒介部分の利用により、使用者による器具1の操作をより容易にするための力軽減効果を得ることができる。
好ましくは、上記伝達部14は、上記蓋3の平均平面に平行に拡がる平均平面内に主として拡がる中間操作プレートによって構成されている。例えば、上記平均平面自体は、図13が描かれたシートの面と平行な面である。
上記伝達部14は、平行移動軸W−W’に沿って上記蓋3上で平行移動するように設けられている。平行移動軸W−W’は、回転軸Y−Y’に略直交していることが好ましい。このように、上記スライド軸Z−Z’、平行移動軸W−W’及び上記回転軸Y−Y’は、互いに全て平行な平面内において、これらの軸W−W’、Y−Y’及びZ−Z’が同一平面上にある場合には任意に互いに一致する平面内において、それぞれ延びていることが好ましい。
ロック/アンロック手段4のロック位置に対応する上記伝達部14(図3及び4に示される)の上記第2の位置は、復帰位置であることが好ましい。
これは、伝達部14が連続的に付勢されて伝達部14の第2の位置に弾力的に戻ることを意味する。このように、第2の位置は、安定した平衡位置を構成している。そのような伝達部14を自身の第2の位置に押し戻すための復帰動作は、例えば、上記伝達部14を自身の第2の位置に向かって連続的に押し戻す復帰バネ19(図4,6,9及び13の上方から視た図において見られる)によって得られる。より正確には、上記伝達部14は、上記蓋3に固定された平板10上の上記軸X−X’に沿って平行移動するように設けられていることが好ましい。上記復帰バネ19は、上記伝達部14を自身の第2の位置に連続的に押し戻すために、上記平板10と伝達部14との間に介装されている。
上記伝達部14の第1の位置は、不安定な平衡位置であり、該不安定な平衡位置にない位置にあるときは伝達部14が第2の位置に向かって押し戻される。言い換えると、上記器具1は、第1の位置において伝達部14を静止状態に保つことを可能にする手段を備えている。逆に言うと、適切な運転の下で、上記伝達部14が自身の第2の位置から離れるように移動させられる際に、上記伝達部14は、自身の第1の位置に必然的に復帰する訳ではなく、むしろ、例えば、復帰バネ19による駆動の下で、自身の第2の位置に押し戻される。
操作部材6と伝達部14は、操作部材6が、自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する間に(図14のグラフの直線I)、上記伝達部に対して、その第2の位置から第1の位置まで該伝達部を駆動する力を及ぼすと共に、上記伝達部14が上記ロック/アンロック手段4をそのロック位置からアンロック位置まで駆動するように協働することが好ましい。
好ましくは、図面に示されているように、上記操作部材6は、この目的のために、伝達部14が第1の位置にないときに、該伝達部14が連続的に押し戻されることに対抗する少なくとも1つのカム(図面に示された実施例では、2つのカム12,13)を備えている。操作部材6は、該操作部材6を形成する搬送ハンドル6Aの端部60,61のそれぞれに設けられた2つのカム12,13を備えていることが好ましい。
上記伝達部14は、同じバネ19、即ち伝達部14を自身の第2の位置に押し戻す上記バネによってカム12,13に抗して戻されることが好ましい。駆動アーム4C,4Dをロック位置に押し戻す上記バネ4Eは、それ自体周知のように、上記伝達部14に復元力を及ぼすことに貢献してもよい。
上記カム12,13は、自身のアンロック操作位置に向かって移動する操作部材6の影響下で、上記伝達部14を自身の第1の位置に向かって押すように設計されている。
上記図面に示された実施例において、各カム12,13は、軸Y−Y’まわりに搬送ハンドル6Aと共に回転する。この各カム12,13が回転することにより、自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する操作部材6の影響下で、軸Y−Y’まわりに非対称なカムによって、該カムが上記伝達部14を第1の位置に向かって押しのけるように作用することができる。上記伝達部14が自身の第1の位置に一旦到着すると、適切な手段によって、例えば、以下で詳述する手段によって、伝達部14は上記第1の位置において動かないように保持される。
上記操作部材6と伝達部14は、以下のように協働する。
・上記操作部材が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動する間であって上記ロック操作位置に到達していない間は、上記操作部材6は、上記伝達部14に対して、該伝達部を自身の第1の位置から脱するように駆動する力を全く及ぼさない。
・上記操作部材6が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に到着するとすぐに、上記操作部材6は、伝達部14に対して、該伝達部14が自身の第1の位置から離れて自身の第2の位置に向かって自動的に復帰されるために十分な力を及ぼすことが好ましい。その結果、上述のように、それに伴って上記蓋3が突然に上記容器2にロックされることとなる。
そのような動作は、互いに荷重をかけ合うように連結された上記操作部材6と伝達部14によって得られることが好ましい。その結果、上記伝達部14を自身の第1の位置に押し戻すことができる。そして、上記第1の位置に一旦到着すると、操作部材6が制限なく荷重を負うように連結されていた上記伝達部14にいかなる力も及ぼすことなく、上記操作部材6が自身のロック操作位置に戻される。
上記図面に示された特別な例の動作は、以下に時系列順に記載されている。
初めに、上記器具1は、調理用の配置構成にある。即ち、蓋3が上記ロック/アンロック手段4によって容器2にロックされるように設けられている。
図1乃至4に示されるように、このような配置構成において、本実施例において上記搬送ハンドル6Aを備えた操作部材6は、ロック操作位置にある。
調理サイクルの終盤であって、上記器具1が周知の手段によって減圧されると、使用者は、開くための安全手段に従って器具1を開けることが許される。そして、回転軸Y−Y’の時計回りに90°の角度ストロークで搬送ハンドル6Aを回転させることによって、搬送ハンドル6Aを自身のアンロック操作位置に戻すことが可能となる。上記ロック操作位置からアンロック操作位置までの経路は、図5及び6に示されている。自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで回転させられる搬送ハンドル6Aは、一対のカム12,13を付随させて回転移動させる。上記一対のカムは、上記搬送ハンドル6Aの第1端部60及び第2端部61にそれぞれ設けられている。各カム12,13は、このように、初めに第2の位置にあった伝達部14を同時に押しつける。力が押し付けられた状況下において、制限なく伝達部14に荷重を加える上記カム12,13を介して、上記伝達部14は、回転軸Y−Y’と全体の対称軸X−X’の両方に対して垂直な平行移動軸W−W’に沿って、平板10上を平行移動する。(互いに荷重をかけ合うように連結された)上記カム12,13と伝達部14の間における連続的な接触操作を保証するために、上記伝達部は、継続的に上記伝達部14を上記カム12,13に抗して付勢する復帰バネ19の作用に依存する。
上記伝達部14は、平行移動軸W−W’に関して対称で且つ傾いて延びる溝孔14A,14Bを備えていることが好ましい。該傾いた溝孔14A,14Bは、駆動アーム4C,4Dのその内側端部近くにそれぞれ連結された突起15,16と協働する。
このように、平行移動する上記伝達部14は、溝孔14A,14Bを介して、突起15,16を径方向の外側へ移動させると共に、該突起がそれぞれ取り付けられた駆動アーム4C,4Dを径方向外側に移動させる。そのような駆動アーム4C,4Dの径方向に関する動作の操作原理は、それ自体周知であって、例えば、言及することによってその内容が本願明細書に包含される公報FR−2863849A1に記載されている。
このように、自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで90°回転する搬送ハンドル6Aによってなされるアンロック過程中に、上記伝達部14は、軸Y−Y’まわりの搬送ハンドル6Aの回転動作を、駆動アーム4C,4Dの径方向外側向きの平行移動動作に変換する。その結果、上記顎部4A,4Bが、上記容器2のロールした上端縁から遠ざかることとなる。上記搬送ハンドル6Aが上記蓋3の上方において垂直に延びている場合、上記搬送ハンドル6Aは、土台位置(例えば、図7,8及び10に示される)に到着するまでその経路を進み続ける。自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで進む操作部材6と、自身のロック位置からアンロック位置まで対応して進む上記ロック/アンロック手段4とは、図14の直線Iによって示されている。そして、それは、上記搬送ハンドル6Aが自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで回転するにつれて、上記顎部4A,4Bが徐々に開くことを示している。上記搬送ハンドル6Aが上記アンロック操作位置に至ると、上記ロック/アンロック手段4自体は、自身のアンロック位置に到達する。上記操作部材6のアンロック操作位置は、例えば、スライド自在に設けられた直立したスタッド17,18の作用によって、安定した位置であることが好ましい。上記スタッド17,18は、搬送ハンドル6Aの対応する端部60,61付近に形成された適切な補完的な形状の中に挿入されている。
この目的のために、各スタッド17,18は、平板10の上で直交方向に平行移動するように設けられ、対応する復帰バネ17A,18Aの作用に従う。該復帰バネ17A,18Aは、搬送ハンドル6Aに抗してスタッド17,18をそれぞれ付勢して上記搬送ハンドルを自身のアンロック操作位置に保持する。例えば、上記蓋3の収納や食器洗浄器内での配置を容易化するために、使用者は、搬送ハンドル6Aを折り畳むことができる。即ち、搬送ハンドル6Aを自身のロック操作位置に戻すことができる。この目的のために、使用者は、搬送ハンドル6Aを自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置まで90°反時計回りに回転させる。この経路は、図11及び12によって示されると共に、図14の直線II及びIIIによって示される。上記搬送ハンドル6Aが自身のロック操作位置から離れるとすぐに、特に、図11において見られるように、上記カム12,13と伝達部14とが接触しなくなる。各カム12,13の動作部分は、上記軸Y−Y’まわりに回転させると、上記伝達部14から離れるように移動する。該伝達部は、不安定な平衡位置である第1の位置において静止状態に保持されている。上記伝達部14は、適切な形状に形成された溝孔14A,14Bによって自身の第1の位置において静止状態に保持されていることが好ましい。上記溝孔14A,14Bには、上記スタッド15,16に設けられたバネ4Eによって及ぼされる復帰動作と協働することによって、上記伝達部14を静止状態に保持することを可能にする僅かな曲がり部140,141が形成されている。そのように伝達部14を静止状態に保持するための溝孔14A,14Bのそのような形成手法は、それ自体よく知られているため、ここで更なる詳細について述べる必要はない。図12に示すように、搬送ハンドル6Aが自身のロック操作位置に近づくにつれて、搬送ハンドル6Aは、本実施例では、上記伝達部14と一体形成された2つの曲線的なリブ14C,14Dによって構成された引き金を圧迫するようになる。上記リブ14C,14Dを圧迫することにより、搬送ハンドル6Aは、上記バネ19の作用下、及び任意に駆動アーム4C,4Dを互いに向かって付勢する上記復帰バネの作用下において、上記伝達部14が、上記容器2にロックされる蓋3に対応する自身の位置に急に推進されるように、伝達部14を平行移動軸W−W’に沿って不安定な平衡位置である第1位置から平行に押し出す。このような突然のロック動作は、図14のグラフの略鉛直な直線IIIによって示されている。
本発明に係る器具1は、このように、アンロックに関しては好適に漸進的であり、ロックに関しては2つの安定状態を有している。そのことは、このように、搬送ハンドル6Aを4分の1回転することによって、安定的なロック状態から安定的なアンロック状態への切換が可能となる。該切換は、漸進的なサーボ制御方式で作動する上述のロック/アンロック機構を構成する多様な要素によってなされる。一方、搬送ハンドル6Aを反対方向に動作させると、上述するようなロックを自動的に引き起こすものによって、アーチ6Aの角度ストロークの端部においてのみアンロック状態からロック状態への切換が引き起こされる。
1 器具
2 容器
2A 底
2B、2C ハンドル
2D 側壁
3 蓋
4 ロックアンロック手段
4A,4B 顎部
4C,4D 駆動アーム
4C,4D 部分
4E バネ
5 圧力調整手段
5A 孔
6 操作部材
6A 搬送ハンドル
6B オリフィス
10 平板
12,13 カム
14 伝達部
14A,14B 溝孔
14C,14D リブ
15,16 突起
17,18 スタッド
17A,18A 復帰バネ
19 バネ
19 復帰バネ
40C,40D 内側端
41C,41D 外側端
60 第1端部
61 第2端部
140,141 曲がり部

Claims (13)

  1. 容器(2)及び蓋(3)と、
    上記容器(2)に上記蓋(3)をロックするロック位置と、上記容器(2)に対して上記蓋(3)が開放されるアンロック位置との間で移動するように設けられたロック/アンロック手段(4)と、
    上記ロック/アンロック手段(4)の上記ロック位置と上記アンロック位置とにそれぞれ対応するロック操作位置とアンロック操作位置との間で移動するように設けられて、上記ロック/アンロック手段(4)の動作を操作するための操作部材(6)とを備え、
    上記操作部材(6)が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置に向かって移動させられている間、上記ロック/アンロック手段(4)の瞬時位置が、第1の関係(I)にある上記操作部材(6)の瞬時位置の関数として変化するように、上記操作部材(6)と上記ロック/アンロック手段(4)とが協働する食物調理器具(1)であって、
    上記操作部材(6)が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動させられている間、上記ロック/アンロック手段(4)の瞬時位置が、上記第1の関係(I)とは異なる第2の関係(II,III)にある上記操作部材(6)の瞬時位置の関数として変化するように、上記操作部材(6)と上記ロック/アンロック手段(4)とが協働する
    ことを特徴とする食物調理器具。
  2. 請求項1に記載の器具(1)において、
    上記第1の関係(I)は、上記操作部材(6)の上記瞬時位置と該操作部材(6)の上記ロック操作位置との間の距離の増加に伴って、上記ロック/アンロック手段(4)の上記瞬時位置と該ロック/アンロック手段(4)の上記ロック位置との間の距離を強制的に増加する
    ことを特徴とする食物調理器具。
  3. 請求項1又は2に記載の器具(1)において、
    上記第2の関係(II,III)は、上記操作部材(6)が自身のロック操作位置に実質的に到達していない間は、上記ロック/アンロック手段(4)を上記ロック位置に強制的にとどめておく
    ことを特徴とする食物調理器具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の器具(1)において、
    上記ロック/アンロック手段(4)は、上記操作部材(6)により、上記ロック/アンロック手段(4)と上記操作部材(6)との間に介在する伝達部(14)を介して移動させられ、
    上記伝達部(14)は、上記ロック/アンロック手段(4)及び上記操作部材(6)に対して、上記アンロック位置に対応する第1の位置と上記ロック位置に対応する第2の位置との間において移動するように設けられている
    ことを特徴とする食物調理器具。
  5. 請求項4の器具(1)において、
    上記伝達部(14)の上記第2の位置は復帰位置である一方で、
    上記第1の位置は不安定な平衡位置であり、該不安定な平衡位置にはない位置では上記伝達部(14)が上記第2の位置に押し戻される
    ことを特徴とする食物調理器具。
  6. 請求項4又は5に記載の器具(1)において、
    上記操作部材(6)と上記伝達部(14)とは、上記操作部材(6)が自身のロック操作位置から自身のアンロック操作位置まで移動する間に、上記操作部材(6)が上記伝達部(14)を自身の第2の位置から第1の位置まで駆動する力を上記伝達部(14)に及ぼすように協働する
    ことを特徴とする食物調理器具。
  7. 請求項5及び6に記載の器具(1)おいて、
    上記操作部材(6)は、上記伝達部(14)が自身の第1の位置にないときに、該伝達部(14)を連続的に押し戻す少なくとも1つのカム(12,13)を備え、
    上記カム(12,13)は、自身のロック操作位置に向かって移動する操作部材(6)の影響下で、上記伝達部(14)を自身の第1の位置に向かって押すように設計されている
    ことを特徴とする食物調理器具。
  8. 請求項4乃至7のいずれか1つの器具(1)において、
    上記操作部材(6)と上記伝達部(14)は、
    上記操作部材(6)が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に向かって移動する間であって上記ロック操作位置に到達していない間は、上記操作部材(6)は、上記伝達部を自身の第1の位置から脱するように駆動する力を上記伝達部(14)に全く及ぼさない一方、
    上記操作部材(6)が自身のアンロック操作位置から自身のロック操作位置に到達するとすぐに、上記操作部材(6)は、上記伝達部を自身の第1の位置から離れるために十分な力を上記伝達部(14)に及ぼすように協働する
    ことを特徴とする食物調理器具。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1つの器具(1)において、
    上記操作部材(6)は、上記蓋(3)上において回転軸(Y−Y’)まわりに回転するように設けられている
    ことを特徴とする食物調理器具。
  10. 請求項4乃至7のいずれか1つの器具(1)において、
    上記伝達部(14)は、上記蓋(3)上において平行移動軸(W−W’)に沿って平行移動するように設けられている
    ことを特徴とする食物調理器具。
  11. 請求項9又は10の器具(1)において、
    上記回転軸(Y−Y’)は、上記平行移動軸(W−W’)に略垂直である
    ことを特徴とする食物調理器具。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1つの器具(1)において、
    上記ロック/アンロック手段(4)は、スライド軸(Z−Z’)に沿って上記蓋(3)においてスライドするように設けられている
    ことを特徴とする食物調理器具。
  13. 上記1乃至12のいずれか1つの器具(1)において、
    圧力調理器具を構成している
    ことを特徴とする食物調理器具。
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