JP5147895B2 - 美容装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図3に従って説明する。なお、以下の説明において、「前(手前)」「後」「上」「下」「左」「右」は、美容装置の使用者が、美容装置を使用する際に美容装置に向いた状態を基準とした場合の「前(手前)」「後」「上」「下」「左」「右」を示すものとする。
図2に示すように、美容器10は、本体ケース11内に配置されるコントローラ50を備えている。このコントローラ50の図示しない入力側インターフェースには、電源ボタン35、モード切替ボタン36及び運転制御ボタン37が電気的に接続されている。また、コントローラ50の図示しない出力側インターフェースには、発光表示部HD、ミスト発生部51及び静電霧化部52が電気的に接続されている。そして、コントローラ50は、各種ボタン35〜37の操作状況に応じて、発光表示部HD、ミスト発生部51及び静電霧化部52を個別に制御する。なお、本実施形態では、発光表示部HDは、PWM(Pulse Width Modulation)制御される。
(1)使用者に視認可能な位置に配置される発光表示部HDの輝度Prは、制御部53からの制御信号によって適宜調整可能である。すなわち、発光表示部HDの輝度Prを、状況に応じて調整することができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図4及び図5に基づき説明する。なお、第2の実施形態は、美容器の構成の一部及び制御処理の一部が第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
さて、制御部53は、美容器10Aを駆動させるべく電源ボタン35が使用者によって操作されたことを契機に、駆動処理ルーチンを実行する。そして、駆動処理ルーチンにおいて、制御部53は、発光表示部HDを点灯させる(ステップS30)。このとき、制御部53は、デューティー比が「100%」に設定された制御信号を発光表示部HDに出力する。続いて、制御部53は、上記ステップS14,S16,S18の各処理と同等のステップS31,S32,S33の各処理を順次行う。そして、ステップS33の判定結果が肯定判定(T1≧KT1)になった場合、制御部53は、発光表示部HDの輝度Prを徐々に低下させるために、上記ステップS19,S21の各処理と同等のステップS34,S35の処理を順次行う。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図6〜図9に基づき説明する。なお、第3の実施形態は、美容器を照明する光の照度を検出する点及び制御処理の一部が第1の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1の実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1の実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
図8に示すように、部屋には、外部から光(例えば、太陽光)を取り入れるための窓61と、部屋内を照明するための照明装置62とが設けられている。また、部屋には、使用者63の睡眠時に使用する寝具64と、設置面65aを有する設置台65とが設けられており、該設置面65a上には、美容器10Bが設置されている。
さて、駆動処理ルーチンにおいて、制御部53は、ステップS10,S11,S12,S13,S14,S15,S16,S17の各処理を順次行う。そして、ステップS17の判定結果が否定判定である場合、制御部53は、照度検出部60からの検出信号に基づき、美容器10Bを照明する光の照度Pa(「光量」と言い換えてもよい。)を検出する(ステップS171)。続いて、制御部53は、ステップS171で検出した照度Paが予め設定された照度基準値KPa未満であるか否かを判定する(ステップS172)。この照度基準値KPaは、部屋が暗くなったか否かを判断するための基準値である。一例として、照度基準値KPaは、部屋に窓61から光がほとんど入射しない状態で、照明装置62の就寝時用の小さい電球のみが点灯する場合には、部屋が暗いと判断できるような値に設定されている。
(8)使用者63は、就寝時には、部屋の照明装置62を消灯させたり、就寝時用の小さい電球のみを点灯させたりする可能性が高い。そこで、本実施形態では、照度検出部60によって検出される照度Paが照度基準値KPa以上の状態から、照度Paが照度基準値KPa未満になった場合には、使用者63が就寝したと判断され、発光表示部HDの輝度Prの低下が開始される。そのため、静電霧化部52(又はミスト発生部61)を駆動させた状態で使用者63が就寝した場合に、発光する発光表示部HDによって、使用者63の睡眠が妨げられる可能性を低くできる。
次に、本発明の第4の実施形態を図10及び図11に基づき説明する。なお、第4の実施形態は、美容器の構成の一部及び制御処理の一部が第3の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第3の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第3の各実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
さて、駆動処理ルーチンにおいて、制御部53は、ステップS30,S31,S32の各処理を順次行う。続いて、制御部53は、上記ステップS171,S172,S173の各処理に相当するステップS321,S322,S323の各処理を順次行う。そして、ステップS323の判定結果が肯定判定(T1≧KT1)である場合、制御部53は、その処理を後述するステップS37に移行する。また、ステップS322の判定結果が肯定判定(Pa<KPa)である場合、制御部53は、ステップS34,S35の各処理を順次行う。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態を図12〜図14に基づき説明する。なお、第5の実施形態は、美容器の設置される部屋の照明装置の状態を検知可能な点及び制御処理の一部が第1及び第3の各実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第4の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第4の各実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
さて、駆動処理ルーチンにおいて、制御部53は、ステップS10,S11,S12,S13,S14,S15,S16,S17の各処理を順次行う。そして、ステップS17の判定結果が否定判定である場合、制御部53は、状態検知部70での受信結果に基づき、照明装置62がオフになったか否かを判定する(ステップS175)。本実施形態において「照明装置62のオフ」とは、照明装置62の全ての電灯が消灯された状態、及び就寝時用の小さい電灯のみが点灯した状態のことを示している。
(10)使用者63は、就寝時には、部屋の照明装置62を消灯させたり、就寝時用の小さい電球のみを点灯させたりする可能性が高い。そこで、本実施形態では、遠隔操作装置75から送信される信号を状態検知部70で受信し、該受信結果から照明装置62の状態が検知される。すなわち、照明装置62の全ての電灯が消灯されたり、就寝時用の小さい電灯のみが点灯されたりしたことを検知した場合には、使用者63が就寝したと判断され、発光表示部HDの輝度Prの低下が開始される。そのため、静電霧化部52(又はミスト発生部61)を駆動させた状態で使用者63が就寝した場合に、発光する発光表示部HDによって、使用者63の睡眠が妨げられる可能性を低くできる。
次に、本発明の第6の実施形態を図15及び図16に基づき説明する。なお、第6の実施形態は、美容器の構成の一部及び制御処理の一部が第5の実施形態と異なっている。したがって、以下の説明においては、第1〜第5の各実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1〜第5の各実施形態と同一又は相当する部材構成には同一符号を付して重複説明を省略するものとする。
さて、駆動処理ルーチンにおいて、制御部53は、ステップS30,S31,S32の各処理を順次行う。続いて、制御部53は、上記ステップS175と同等の判定処理を行う(ステップS325)。この判定結果が否定判定である場合、制御部53は、照明装置62がオンであるため、上記ステップS176と同等の判定処理を行う(ステップS326)。この判定結果が肯定判定(T1≧KT2)である場合、制御部53は、その処理を後述するステップS37に移行する。一方、ステップS326の判定結果が否定判定(T1<KT2)である場合、制御部53は、その処理を前述したステップS325に移行する。
なお、本実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・第2、第4及び第6の実施形態において、美容器10A,10C,10Eは、温ミストのみを放出可能な構成であってもよい。すなわち、美容器10A,10C,10Eは、ミスト発生部51を備える一方で、静電霧化部52を備えない構成であってもよい。
・貯留タンク33は、水以外の任意の液体(保湿剤や美白剤を含む液体、芳香剤を含む液体など)を貯留するタンクであってもよい。
Claims (7)
- 液体霧化装置によって霧化された液体を放出口から放出する美容装置において、
前記液体霧化装置の駆動時に発光する発光表示部と、
前記液体霧化装置の駆動開始および駆動停止をする際に操作される運転制御ボタンと、
前記発光表示部の輝度を調整する制御部と、を備え、
前記制御部は、使用者が前記運転制御ボタンを操作して前記液体霧化装置の駆動が開始されてからの経過時間が予め設定された低下開始基準値以上となった場合に、前記発光表示部の輝度を次第に低くするように制御し、
前記制御部は、前記発光表示部の輝度が予め設定された輝度下限値になった場合に、前記発光表示部の輝度の低下を停止させるとともに、前記発光表示部の輝度を維持させるように制御し、
前記制御部は、使用者が前記運転制御ボタンを再度操作した場合、または前記液体霧化装置の駆動が開始されてから所定の時間が経過した場合に、前記液体霧化装置の駆動を停止させるとともに、前記発光表示部を点滅させるように制御することを特徴とする美容装置。 - 液体霧化装置によって霧化された液体を放出口から放出する美容装置において、
前記液体霧化装置の駆動時に発光する発光表示部と、
前記液体霧化装置の駆動開始および駆動停止をする際に操作される運転制御ボタンと、
前記発光表示部の輝度を調整する制御部と、を備え、
前記制御部は、使用者が前記運転制御ボタンを操作して前記液体霧化装置の駆動が開始されてからの経過時間が予め設定された低下開始基準値以上となった場合に、前記発光表示部の輝度を所定時間毎に段階的に低くするように制御し、
前記制御部は、前記発光表示部の輝度が予め設定された輝度下限値になった場合に、前記発光表示部の輝度の低下を停止させるとともに、前記発光表示部の輝度を維持させるように制御し、
前記制御部は、使用者が前記運転制御ボタンを再度操作した場合、または前記液体霧化装置の駆動が開始されてから所定の時間が経過した場合に、前記液体霧化装置の駆動を停止させるとともに、前記発光表示部を点滅させるように制御することを特徴とする美容装置。 - 入射する光の照度を検知する照度検出部をさらに備え、
前記制御部は、
前記液体霧化装置の駆動時において、前記照度検出部によって検知された照度が予め設定された照度基準値以上である状態から、検知された照度が前記照度基準値未満となった場合に、
前記発光表示部の輝度の低下を開始させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の美容装置。 - 前記制御部は、
前記液体霧化装置の駆動時において、前記照度検出部によって検知された照度が前記照度基準値未満である状態から、検知された照度が前記照度基準値以上となった場合に、
前記発光表示部の輝度の上昇を開始することを特徴とする請求項3に記載の美容装置。 - 前記美容装置が設置される部屋に設置される照明装置の状態を検知する状態検知部をさらに備え、
前記制御部は、
前記液体霧化装置の駆動時において、前記状態検知部によって前記照明装置の照度が低くなったこと、及び前記照明装置が消灯されたことのうち少なくとも一方が検知された場合に、
前記発光表示部の輝度の低下を開始することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の美容装置。 - 前記制御部は、
前記液体霧化装置の駆動時において、前記状態検知部によって前記照明装置の照度が高くなったこと、及び前記照明装置が点灯されたことのうち少なくとも一方が検知された場合に、
前記発光表示部の輝度の上昇を開始させることを特徴とする請求項5に記載の美容装置。 - 前記制御部は、前記発光表示部をPWM制御することを特徴とする請求項1〜請求項6のうち何れか一項に記載の美容装置。
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