JP5147266B2 - V溝加工方法 - Google Patents

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本発明は、V溝加工方法に関する。詳しくは、ワークの加工面にV溝を加工するV溝加工方法に関する。
液晶表示装置には、光源からの光の角度を制御するための光学シートが用いられている。
光学シートとしては、表面にV溝列(あるいは、断面三角の突条列)が形成された、プリズムシートが知られている。プリズムシートの中には、V溝列の溝方向に沿って、V溝の深さが周期的に変化する、いわゆる、うねりを有するプリズムシートも知られている。
従来、このようなプリズムシートを形成するには、ダイアモンド工具によって加工する技術が提案されている(特許文献1参照)。
これには、ケースに圧電素子の積層体を介してダイアモンド工具を支持し、このダイアモンド工具の先端をケースから突出させたアクチュエータが用いられる。V溝加工にあたっては、圧電素子の積層体に高周波信号を印加し、ダイアモンド工具を軸方向へ高周波振動させながら移動させてV溝を加工するとともに、移動方向においてV溝に深さ変動を与えることにより、見かけ上のうねりを形成する方法である。
米国特許第6,581,286号
上述した特許文献1に開示された加工技術では、圧電素子の積層体によりダイアモンド工具をV溝の溝深さ方向に高周波振動させることにより、V溝に深さ変動を与え、これにより、見かけ上のうねりを形成する方法であるため、圧電素子の高周波振動によって周期的な加速度変動が生じる。このため、これが、加工装置の指令運動に対する外乱となり、機械の動的精度が低下するという課題がある。
本発明の目的は、V溝加工にあたって、機械の動的精度が低下するのを防止できるV溝加工方法を提供することにある。
本発明のV溝加工方法は、スピンドルの回転によって回転される工具本体と、この工具本体の回転軸線から所定距離偏芯した位置で前記工具本体に取り付けられ、前記工具本体の回転軸線と略平行に設けられた第1切刃およびこの第1切刃の先端に第1切刃に対して所定角度で交差する第2切刃を有する刃先片とを備えた回転工具を用いて、ワークの加工面にV溝を加工するV溝加工方法であって、前記ワークの加工面の法線方向に対して、前記回転工具の第1切刃が0度を含まない所定角度になるように前記ワークと回転工具との姿勢を設定する姿勢設定工程と、前記スピンドルを回転させながら、前記ワークの加工面と直交しかつ前記回転工具の回転軸線を含む面に対して直交する方向へ、前記ワークと回転工具とを相対移動させて、前記ワークの加工面にV溝を加工するV溝加工工程とを備え、前記V溝加工工程では、前記V溝の溝方向に沿って溝深さが周期的に変化するうねりが形成されるように、前記回転工具の回転速度と前記ワークおよび回転工具の相対移動速度とを調整するとともに、前記回転工具の回転速度をV 、前記ワークおよび回転工具の相対移動速度V 、前記工具本体の回転軸線から前記第1切刃までの工具半径をr、うねり周期をf、うねり高さをhとしたとき、f=V /V の関係から、前記相対移動速度V と前記回転速度V とを調整して前記うねり周期fを所望の値に変化させ、h=f /8rの関係から、前記うねり周期fと前記工具半径rを調整して前記うねり高さhを所望の値に変化させる、ことを特徴とする。
具体的には、前記回転工具の1回転あたりのカッターマークが前記ワークの加工面に形成されるように、前記回転工具の回転速度と前記ワークおよび回転工具の相対移動速度との関係が設定されている、ことを特徴とする。
ここで、ワークおよび回転工具の相対移動速度をV、回転工具の回転速度をVとすると、うねり周期fは、
うねり周期f=V/V
で与えられる。また、工具半径(回転工具の工具本体の回転軸線から第1切刃までの距離)をrとすると、うねり高さhは、
うねり高さh=f/8r
で与えられるから、所望のうねり周期およびうねり高さになるように、ワークおよび回転工具の相対移動速度V、回転工具の回転速度V、工具半径rを選択する。
この発明によれば、ワークの加工面の法線方向に対して、回転工具の第1切刃が0度を含まない所定角度になるように、ワークと回転工具との姿勢を設定したのち、スピンドルを回転させながら、ワークの加工面と直交しかつ回転工具の回転軸線を含む面に対して直交する方向へ、ワークと回転工具とを相対移動させる。
すると、回転工具の第1切刃と第2切刃との角度のV溝が形成される。つまり、回転工具の第1切刃によってV溝の一方の斜面が、第2切刃によってV溝の他方の斜面が形成されるから、これらによってV溝が形成される。
このV溝の加工において、回転工具の回転速度とワークおよび回転工具の相対移動速度とが調整されることによって、V溝の溝方向に沿って溝深さが周期的に変化するうねりが形成されるから、従来のような、圧電素子による高周波振動による問題も発生することがない。従って、機械の動的精度が低下するのを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<V溝加工装置:図1参照>
本実施形態に係るV溝加工装置は、図1に示すように、NC装置などの制御装置10により制御される加工装置であって、ベース11と、このベース11の上面に前後方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられ上面にワークWを載置するテーブル12と、ベース11の両側に立設された一対のコラム14,15と、この両コラム14,15の上部間に掛け渡されたクロスレール16と、このクロスレール16に沿って左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたサドル17と、このサドル17に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられたラム18と、このラム18の下端に旋回軸19(Y軸方向と平行な軸)を支点として旋回可能に設けられたスピンドルヘッド30とを備える。
ここで、テーブル12、コラム14,15、クロスレール16、サドル17およびラム18から、ワークWとスピンドルヘッド30(後述する回転工具40)とを三次元方向へ相対移動させる三次元相対移動手段が構成されている。
また、旋回軸19によって、ワークWと回転工具40との姿勢を設定する姿勢設定手段が構成されている。
また、制御装置10により、回転工具40とワークWおよび回転工具40の相対移動速度を調整する制御手段が構成されている。
<スピンドルヘッド:図2参照>
スピンドルヘッド30は、図2に示すように、非接触式の空気軸受スピンドルヘッドによって構成されている。つまり、ラム18の下端に旋回軸19を介して旋回可能に設けられたハウジング31と、このハウジング31に空気軸受32,33,34を介して回転可能に支承され途中にフランジ35Aを有するスピンドル35と、このスピンドル35を回転駆動させるモータ36とを備えた空気軸受スピンドルヘッドによって構成されている。これにより、スピンドル35は、1,000〜100,000rpmで高速回転できるようになっている。
空気軸受32,33,34の内周面には、スピンドル35の周面に向かって軸直交方向から空気を吹き出す吹出口37が複数形成されている。これらの各吹出口37から噴出される空気によってスピンドル35をラジアル方向に支持するラジアル軸受が形成されている。また、空気軸受33,34の互いに対向する軸方向端面には、スピンドル35のフランジ35Aに向かって空気を噴出する吹出口38が複数形成されている。これらの各吹出口38から噴出される空気によってスピンドル35をスラスト方向に支持するスラスト軸受が形成されている。なお、図2において、39Aは各吹出口37,38に高圧空気を供給する給気通路、39Bは排気通路、40はスピンドル35に取り付けられた回転工具である。
<回転工具:図3参照>
回転工具40は、図3に示すように、スピンドル35に取り付けられて回転される工具本体41と、この工具本体41の先端に一体的に取り付けられたダイアモンド製の刃先片42とを含んで構成されている。
工具本体41は、円柱状に形成され、基端側がスピンドル35に取り付けられるシャンクに構成されている。
刃先片42は、四角柱状で、工具本体41の回転軸線から所定距離偏芯した位置で工具本体41に取り付けられている。また、四角柱を構成する4つの側面のうち、2つの側面の稜線に沿って、工具本体41の回転軸線と略平行な第1切刃43が形成されているとともに、四角柱の先端面を構成する一辺に第1切刃43に対して所定角度(ここでは90度)で交差する第2切刃44が形成されている。なお、これら第1切刃43および第2切刃44をそれぞれ挟む面には、適切なすくい角や逃げ角が形成されている。
<実施形態の作用:図4〜図7参照>
テーブル12の上にワークWを載置したのち、テーブル12をY軸方向へ、サドル17をX軸方向へ、ラム18をZ軸方向へそれぞれ移動させながら、スピンドル35に取り付けられた回転工具40によってワークWを加工する。
ワークWの加工面(上面)にV溝を加工するには、図4に示すように、ワークWの加工面の法線方向に対して、回転工具40の第1切刃43が0度を含まない所定角度になるように、ワークWと回転工具40との姿勢を設定する(設定工程)。ここでは、ワークWの加工面の法線方向に対して、回転工具40の第1切刃43が45度になるように、工具本体41を傾ける。つまり、スピンドルヘッド30を旋回軸19を支点として旋回させる。
次に、スピンドル35を回転させながら、ワークWの加工面に直交し、かつ、回転工具40(工具本体41)の回転軸線を含む面に対して直交する方向へ、ワークWと回転工具40とを相対移動させる。つまり、テーブル12をY軸方向へ移動させて、ワークWの加工面にV溝51を加工する(V溝加工工程)。
V溝51を1列加工したのち、回転工具40をV溝51の方向に対して直交する方向(X軸方向)へ所定ピッチ移動させたのち、同様にV溝加工を行うと、図5に示すような、V溝51が隣接したV溝列が形成される。
このV溝列は、V溝51の溝方向に沿って溝深さが周期的に変化するうねりが形成される。うねり周期は、回転工具40の回転速度とワークWおよび回転工具40の相対移動速度とを調整するとこにより、任意の値に変化させることができる。つまり、ワークWおよび回転工具40の相対移動速度をV、回転工具40の回転速度をVとすると、うねり周期fは、
うねり周期f=V/V
で与えられる。また、工具半径(工具本体41の回転軸線から刃先片42の第1切刃43までの距離)をrとすると、うねり高さhは、
うねり高さh=f/8r
で与えられる。
たとえば、工具半径rが0.8mmの回転工具40を用い、この回転工具40の回転速度Vを5,000[rpm]、ワークWおよび回転工具40の相対移動速度Vを500[mm/min]とした条件で加工を行うと、
うねり周期f=V/V=500[mm/min]/5,000[rpm]
=0.1[mm]=100[μm]
うねり高さh=f/8r=0.12/8×0.8=0.00156[mm]
=1.56[μm]
のV溝列を形成することができる。
また、工具半径rおよび回転速度Vを上記と同じ条件とし、相対移動速度Vを1,000[mm/min]、500[mm/min]に変化させた場合、うねり周期fは、200[μm]、50[μm]と変化する。従って、加工しようとするV溝のうねり周期およびうねり高さに応じて、工具半径r、回転速度V、相対移動速度Vを変化させればよい。
実際に、上記加工条件(工具半径r:0.8mm、回転工具40の回転速度V:5,000[rpm]、相対移動速度V:500[mm/min])でV溝を加工したときの、レーザ顕微鏡写真を図6に示す。
図6において、V溝の片側面に描かれた円弧状のマークは、回転工具40の1回転当たりのカッターマークである。本実施形態のような回転工具40を用いて、カッターマークが形成されるような加工を行うと、V溝51(あるいは三角山)が溝方向(あるいは山方向)に沿って周期的に変化するうねりが形成される。
これは、図7に示すように、回転工具40の回転速度に対して、ワークWおよび回転工具40の相対移動速度(送り速度)を十分速くすると、回転工具40の第1切刃43と第2切刃44との交点の軌跡がトロコイド曲線を描く軌跡となるから、この軌跡がカッターマークとして描かれる(図7中太線で描かれている)。このカッターマークのうち、トロコイド曲線がワークWに対して深く入り込むに従って切削される部分が大きくなるため、V溝(あるいは三角山)が溝方向(あるいは山方向)に沿って周期的に変化するうねりが形成される。
<実施形態の効果>
ワークWの加工面の法線方向に対して、回転工具40の第1切刃43が0度を含まない所定角度になるように、ワークWと回転工具40との姿勢を設定したのち、スピンドル35を回転させながら、ワークWの加工面に直交し、かつ、回転工具40の回転軸線を含む面に対して直交する方向へ、ワークWと回転工具とを相対移動させる。すると、回転工具40の第1切刃43と第2切刃43との角度のV溝51が形成される。つまり、回転工具40の第1切刃43によってV溝51の一方の斜面が、第2切刃44によってV溝51の他方の斜面が形成されるから、これらによってV溝51が形成される。
このV溝51の加工において、回転工具40の回転速度とワークWおよび回転工具40の相対移動速度とが調整されることによって、V溝51の溝方向に沿って溝深さが周期的に変化するうねりが形成されるから、従来のような、圧電素子による高周波振動による問題も発生することがない。従って、機械の動的精度が低下するのを防止できる。
また、スピンドルヘッド30を、スピンドル35を空気軸受32,33,34で回転可能に支承した空気軸受スピンドルヘッドとしたので、つまり、空気軸受スピンドルヘッドでは、高精度な高速回転が得られることから、大きな切削送り速度で加工を効率的に行うことができる。
<変形例:図8参照>
本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
前記実施形態では、平板状のワークWの表面にV溝51を加工した例を示したが、ワークWの形状としては、平板状に限らず、他の形状であってもよい。
例えば、図8に示すように、ロール状のワークWの周面にV溝51を加工する場合にも適用できる。この場合には、ワークWの回転軸を含む面内において、ワークWの回転軸とスピンドル35(工具本体41)とを所定角度(90度)に設定したのち、回転工具40を回転させながら、ワークWも回転させると、ワークWの外周面に沿ってV溝51が形成される。この後、回転工具40をワークWの回転軸方向へ所定ピッチずつずらして、同様な加工を行えば、ワークWの外周面に沿ってV溝列を形成することができる。
<その他の変形例>
前記実施形態では、V溝角度(一方の斜面と他方の斜面との角度)が90度のV溝51を加工する例を示したが、V溝角度は、これに限らず、他の角度であってもよい。
これには、回転工具40の第1切刃43に対して第2切刃44の角度を加工しようとするV溝角度に形成すればよい。例えば、V溝角度が60度のV溝を加工する場合には、第1切刃43に対して第2切刃44を60度に設定し、ワークWの加工面の法線方向に対して、第1切刃43が60度になるように、工具本体41の角度を設定して加工を行えば、V溝角度が60度のV溝を加工することができる。
前記実施形態では、スピンドル35を空気軸受32,33,34によって回転可能に支承したが、空気軸受に限らず、磁気軸受などでもよい。あるいは、非接触軸受に限らず、接触式軸受などであってもよい。
前記実施形態では、スピンドルヘッド30をXおよびZ軸方向へ、また、テーブル12をY軸方向へ移動自在に構成したが、これに限らず、回転工具40とワークWとが相対移動可能であれば、どのような構成でもよい。
本発明は、うねりを有するV溝加工に利用でき、たとえば、光学フィルムの製造に利用される平板金型やロール金型などの加工に好適に利用できる。
本発明の実施形態に係るV溝加工装置を示す正面図。 同上実施形態のスピンドルヘッドを示す断面図。 同上実施形態の回転工具を示す斜視図。 同上実施形態において、ワークにV溝を加工する例を示す図。 同上実施形態において、V溝列が加工されたワークの斜視図。 同上実施形態において、加工されたV溝列の顕微鏡写真を示す図。 同上実施形態において、V溝列が加工される原理を示す図。 本発明の他の実施形態に係るV溝加工装置を示す図。
符号の説明
10…制御装置、
12,14,15,16,17,18…相対移動手段、
19…旋回軸(姿勢調整手段)、
35…スピンドル、
40…回転工具、
41…工具本体、
42…刃先片、
43…第1切刃、
44…第2切刃、
51…V溝。

Claims (2)

  1. スピンドルの回転によって回転される工具本体と、この工具本体の回転軸線から所定距離偏芯した位置で前記工具本体に取り付けられ、前記工具本体の回転軸線と略平行に設けられた第1切刃およびこの第1切刃の先端に第1切刃に対して所定角度で交差する第2切刃を有する刃先片とを備えた回転工具を用いて、ワークの加工面にV溝を加工するV溝加工方法であって、
    前記ワークの加工面の法線方向に対して、前記回転工具の第1切刃が0度を含まない所定角度になるように前記ワークと回転工具との姿勢を設定する姿勢設定工程と、
    前記スピンドルを回転させながら、前記ワークの加工面と直交しかつ前記回転工具の回転軸線を含む面に対して直交する方向へ、前記ワークと回転工具とを相対移動させて、前記ワークの加工面にV溝を加工するV溝加工工程とを備え、
    前記V溝加工工程では、前記V溝の溝方向に沿って溝深さが周期的に変化するうねりが形成されるように、前記回転工具の回転速度と前記ワークおよび回転工具の相対移動速度とを調整するとともに、
    前記回転工具の回転速度をV 、前記ワークおよび回転工具の相対移動速度V 、前記工具本体の回転軸線から前記第1切刃までの工具半径をr、うねり周期をf、うねり高さをhとしたとき、
    f=V /V の関係から、前記相対移動速度V と前記回転速度V とを調整して前記うねり周期fを所望の値に変化させ、
    h=f /8rの関係から、前記うねり周期fと前記工具半径rを調整して前記うねり高さhを所望の値に変化させる、
    ことを特徴とするV溝加工方法。
  2. 請求項1に記載のV溝加工方法において、前記回転工具の1回転あたりのカッターマークが前記ワークの加工面に形成されるように、前記回転工具の回転速度と前記ワークおよび回転工具の相対移動速度との関係が設定されている、ことを特徴とするV溝加工方法。
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