JP5146646B2 - ダストカバーの固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ダストカバーに係り、更に詳しくは、ダストカバーを装着部材に固定するための固定構造に関するものである。
図22に示すように、従来からボールジョイント51の揺動作動部を保護するためにダストカバー52が利用されており、所定のゴム状弾性体により環状に成形されたこのダストカバー52はその大径側固定部53が、装着部材であるソケット54の外周部に装着されるように構成されている。また、大径側固定部53には補強環55が埋設されており、所定の金属もしくは硬質樹脂等の剛材により成形されたこの補強環55はその内周部がソケット54の外周部に嵌合することによりソケット54に対して強固に固定されるように構成されている(特許文献1〜3参照)。
しかしながら、近年、外部からの衝撃を受けやすい環境にさらされるなど、ダストカバーの使用条件が厳しくなってきており、今まで以上に、固定力が必要になることが予想される。
実開昭59−113563号公報 特開平8−303447号公報 実開平5−38469号公報
本発明は以上の点に鑑みて、補強環を埋設したダストカバーの固定部をソケット等の装着部材に固定する構造において、固定力を高めることが可能なダストカバーの固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による固定構造は、剛材製の補強環を埋設したゴム状弾性体製ダストカバーの固定部を装着部材に固定する構造において、前記装着部材はその外周面に円周上一部の係合突起を有するとともに前記ダストカバー固定部はその内周面に前記係合突起が係合する同じく円周上一部の係合溝を有し、前記係合溝は、前記係合突起の差し込み口となる一端開口部と、前記一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、前記第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部とを一連に有し、前記係合突起は、装着の際に前記一端開口部から前記第一溝部に挿入されるとともに引き続き前記第二溝部に挿入され、前記ダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより前記第二溝部の内面に押し付けられ、さらに、前記係合溝には、溝幅寸法を前記係合突起の幅寸法より小さく設定されるとともに幅方向両側をゴムにて成形された狭隘部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2による固定構造は、剛材製の補強環を埋設したゴム状弾性体製ダストカバーの固定部を装着部材に固定する構造において、前記装着部材はその外周面に円周上一部の係合突起を有するとともに前記ダストカバー固定部はその内周面に前記係合突起が係合する同じく円周上一部の係合溝を有し、前記係合溝は、前記係合突起の差し込み口となる一端開口部と、前記一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、前記第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部と、前記第二溝部から軸方向他方へ延びる先止まり状の第三溝部とを一連に有し、前記係合突起は、装着の際に前記一端開口部から前記第一溝部に挿入されるとともに引き続き前記第二溝部に挿入され、前記ダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより前記第三溝部に係合し、
さらに、前記係合溝には、溝幅寸法を前記係合突起の幅寸法より小さく設定されるとともに幅方向両側をゴムにて成形された狭隘部が設けられていることを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項3による固定構造は、上記した請求項1または2に記載した固定構造において、装着部材の着座面に密接してスプリングバックを増幅させる環状ビードがダストカバー固定部の先端面に一体成形されていることを特徴とする。
上記構成を有する本発明の請求項1による固定構造においては、装着部材の外周面に円周上一部の係合突起が設けられるとともにダストカバー固定部の内周面に係合突起が係合する円周上一部の係合溝が設けられているために、係合突起が係合溝と係合することにより軸方向の抜け止め構造が実現される。
また、ダストカバー固定部に設けられる係合溝が、装着部材に設けられる係合突起の差し込み口となる一端開口部と、この一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部とを一連に有しているために、装着の際には係合突起を一端開口部から第一溝部へ挿入するとともに引き続き円周方向一方へ回転させて第二溝部へ挿入することにより簡単に装着することが可能とされている。したがって、従来の補強環嵌合時に必要とされたような大きな力を加えなくても比較的容易に装着作業を行なうことができる。
また、装着完了状態においては、係合突起がダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより第二溝部の内面に押し付けられるために、係合突起は係合溝(係合溝を設けたダストカバーの固定部)に対して回り止めされる。したがって、一旦係合した係合突起が反対回りに回転して係合溝から脱落するのを有効に防止することができる。
上記構成を有する本発明の請求項2による固定構造においては、装着部材の外周面に円周上一部の係合突起が設けられるとともにダストカバー固定部の内周面に係合突起が係合する円周上一部の係合溝が設けられているために、係合突起が係合溝と係合することにより軸方向の抜け止め構造が実現される。
また、ダストカバー固定部に設けられる係合溝が、装着部材に設けられる係合突起の差し込み口となる一端開口部と、この一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部と、第二溝部から軸方向他方へ延びる先止まり状の第三溝部とを一連に有しているために、装着の際には係合突起を一端開口部から第一溝部へ挿入するとともに引き続き円周方向一方へ回転させて第二溝部へ挿入することにより簡単に装着することが可能とされている。したがって、従来の補強環嵌合時に必要とされたような大きな力を加えなくても比較的容易に装着作業を行なうことができる。
また、装着完了状態においては、係合突起がダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより第三溝部に係合するために、係合突起は係合溝(係合溝を設けたダストカバーの固定部)に対して回り止めされる。したがって、一旦係合した係合突起が反対回りに回転して係合溝から脱落するのを有効に防止することができる。
また以上に加えて、本発明の請求項3による固定構造においては、装着部材の着座面に密接してスプリングバックを増幅させる環状ビードがダストカバー固定部の先端面に一体成形されているために、着座面および固定部間のシール力が高められるほか、環状ビードのスプリングバックによって係合突起が第三溝部に強く係合され、第二溝部の内面に強く押し付けられる。したがって、上記回り止め力または密接力を一層高めることができる。
尚、本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)ダストカバーの補強環内周部の少なくとも一部をゴム部から露出させた突起部を設けるとともに、ソケット側面に溝を設け、お互いをロック式の固定とする。
(2)上記(1)とは反対に、ソケット側面に突起部を設け、ダストカバーの内周部に溝を設け、お互いをロック式の固定とする。
(3)ダストカバー端部に環状のビードを設ける。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第一実施例・・・
図1ないし図6は、本発明の第一実施例に係るダストカバーの固定構造を示しており、当該実施例に係る固定構造は以下のように構成されている。
すなわち先ず、ダストカバー11を装着する装着部材としてボールジョイント1のソケット2が設けられており、このソケット2の外周部に、ダストカバー11を装着する部位として環状段差状の装着部3が設けられている。段差状の装着部3は、円筒面状の側面(外周面)4と、軸直角平面状の着座面5とを有している。
ダストカバー11は、所定のゴム状弾性体によって環状に成形され、その一端に大径固定部12が設けられており、この固定部12がソケット2の装着部3に装着されている。
また、ダストカバー11の固定部12に、その補強をなすため、所定の金属もしくは硬質樹脂等の剛材よりなる補強環21が埋設されている。図示した補強環21は金属板(環状平鋼板)のプレス加工によって成形されたものであって、断面略U字形を呈する二枚重ね状の環状基部22の内周側に、円錐面状のテーパ部23が一体成形されている。円錐面の向きはその外周側から内周側へかけてテーパ部23がダストカバー11の抜け方向に傾く向きとされている。図ではダストカバー11は上方向へ抜けるため、抜け方向は上方向である。また抜け方向は軸方向の一方向である。
補強環21は、その全体がダストカバー11の大径固定部12に埋設されているが、テーパ部23はその内周部の少なくとも一部がダストカバー11の内周面13から径方向内方へ突出して円周上一部の係合突起24とされており、一方、ソケット2の装着部3の側面4に、この係合突起24が係合するための円周上一部の係合溝6が設けられている。係合突起24と係合溝6の組み合わせよりなる係合構造は円周上に複数組が一定間隔で配置されている(図では四等配)。
図4および図5に示すように、係合溝6は、係合突起24の差し込み口となる一端開口部7と、一端開口部7から軸方向一方(ソケット2の上面2aから遠ざかる方向(図では下方)、以下第一ないし第五実施例において同じ)へ向けて延びる第一溝部8と、第一溝部8の終端部(図では下端部)から円周方向一方(図では右方)へ向けて延びる第二溝部9と、第二溝部9の終端部(図では右端部)から軸方向他方(ソケット2の上面2aに近付く方向(図では上方)、以下第一ないし第五実施例において同じ)へ向けて延びる先止まり状の第三溝部10とを一連に有し、全体として略鉤状に設定されている。一端開口部7はソケット2の上面2aに開口しているが、第三溝部10はソケット2の上面2aに開口しておらず(達しておらず)、よって上記したように先止まり状とされている。
また、ソケット2における着座面5から第二溝部9の上側内面9aまでの高さ寸法h(図5参照、以下単に「第二溝部9の高さ寸法h」と称する)は、ダストカバー11における固定部先端面14から係合突起24先端部までの高さ寸法h(図2参照、以下単に「係合突起24先端部の高さ寸法h」と称する)よりも小さく設定されており、着座面5から第三溝部10の上側内面10aまでの高さ寸法h(図5参照、以下単に「第三溝部10の高さ寸法h」と称する)も係合突起24先端部の高さ寸法hより少々小さく設定されている(h<h<h)。係合突起24先端部の高さ寸法hは補強環21の高さ寸法h(図2参照)とダストカバー11における固定部先端面14および補強環21間のゴム部15の高さ寸法h(図2参照、以下単に「先端ゴム部15の高さ寸法h」と称する)との和であるので(h=h+h)、装着の際には係合突起24が第二溝部9を通過可能となるように先端ゴム部15の高さ寸法hが圧縮により縮小されることになる(詳細後述)。
図6は補強環21の平面図を示しており、その内周部であってテーパ部23の内周縁部に円周上一部の係合突起24が複数一定間隔で設けられている(図では四等配)。また補強環21の内周部には、金型によるダストカバー成形時にゴム材料を流動させるための切欠状または貫通穴状(図では切欠状)の連通部25が複数一定間隔で設けられている(図では八等配)。
上記構成の固定構造によりダストカバー11の固定部12をソケット2の装着部3に固定する際には、ダストカバー11側の係合突起24をソケット2側の係合溝6と円周上位置合せして、先ず係合突起24を係合溝6の一端開口部7から第一溝部8へ挿入し(図5における(イ)から(ロ)へ移動させる)、引き続き円周方向一方へ回転させて第二溝部9へ挿入する。このとき上記したように第二溝部9の高さ寸法hが係合突起24先端部の高さ寸法hよりも小さく設定されているので、この寸法の大小関係が反対となって係合突起24が第二溝部9を通過可能となるまでダストカバー固定部12を着座面5に押し付けて先端ゴム部15の高さ寸法hを縮小し、この縮小した状態で係合突起24を第二溝部9の始端部(図では左端部)から終端部まで通過させる(図5における(ロ)から(ハ)へ移動させる)。そして、係合突起24が第二溝部9の終端部に達した時点で、圧縮のために加えていた力を解除すると先端ゴム部15が弾性復帰し、このときスプリングバックのバネ力が発揮され、係合突起24は持ち上げられて第三溝部10に係合する(図5における(ハ)から(ニ)へ移動する)。第三溝部10に係合した係合突起24は、回転を第三溝部10の左右内面に規制されるので、回転できなくなり、よって上記構成により抜け止め構造とともに回り止め構造が実現されることになる(換言すると、第二溝部9の軸方向幅よりも第三溝部10の軸方向長さのほうが大きく設定されているので、この寸法差による回り止め突起が第三溝部10と第一溝部8との間に設けられている。したがって係合突起24がこの回り止め突起により係合することにより回り止めされる)。
また、上記したように第三溝部10の高さ寸法hも係合突起24先端部の高さ寸法hより少々小さく設定されているので、先端ゴム部15は完全には弾性復帰せず、少々圧縮された状態が維持される。したがって、ダストカバー11の固定部先端面14がソケット2の着座面5に密接した状態が維持されることから該部シール性が十分に確保されることになる。
尚、説明の末尾ながら、図2に示した係合溝6は、図5におけるA−A線断面を示している。また図3に示した係合溝6は、図5におけるB−B線断面を示している。
上記第一実施例に係る固定構造は、その構成を以下にように付加または変更するようにしても良い。
第二実施例・・・
上記第一実施例では、係合溝6に第三溝部10が設けられ、この第三溝部10に係合突起24が係合する構成とされているが、先端ゴム部15のスプリングバックによって係合突起24が係合溝6の内面に強く押し付けられれば摺動抵抗による回り止めが実現されるので、係合溝6から第三溝部10を省略することが考えられる。この場合、係合溝6は、図7および図8に示すように係合突起24の差し込み口となる一端開口部7と、一端開口部7から軸方向一方へ向けて延びる第一溝部8と、第一溝部8の終端部から円周方向一方へ向けて延びる第二溝部9とを一連に有し、全体として略L字状に設定されることになる。また第二溝部9の高さ寸法hは第一実施例と同様、係合突起24先端部の高さ寸法hよりも小さく設定されている。そしてこの場合には、係合突起24が第二溝部9の終端部に達した時点で、圧縮のために加えていた力を解除すると先端ゴム部15が弾性復帰し、このときスプリングバックのバネ力が発揮され、係合突起24が持ち上げられて第二溝部9の上側内面9aに押し付けられる。第二溝部9の内面9aに押し付けられた係合突起24は、その回転を摺動抵抗により規制されるので、回転できなくなり、よって抜け止め構造とともに回り止め構造が実現される。尚、第二溝部9の上側内面9aに抜け止め方向のテーパ(傾斜)を付けて抜け止め力を高めることも考えられる(図8では係合突起24は(ニ)の位置から左方向へ抜けようとするので、第二溝部9の上側内面9aに右肩上がりのテーパ(傾斜)を付ける)。
第三・第四実施例・・・
また上記第一実施例では、補強環21が、断面略U字形を呈する二枚重ね状の環状基部22の内周側にテーパ部23を一体成形したものとされているが、補強環21の断面形状は、内周部に係合突起24が設けられていれば、特に限定されるものではない。例えば図9(A)の例では、環状基部22は一枚ものの平板状とされ、その内周側に円錐面状のテーパ部23が一体成形され、このテーパ部23の内周縁部に係合突起24が設けられている。また図9(B)の例では、テーパ部23が省略されて補強環21はその全体が一枚ものの平板状とされ、その内周縁部に直接、係合突起24が設けられている。
第五実施例・・・
また上記第一実施例では、ダストカバー固定部12の先端面14が平面状に形成されているが、この先端面14に環状ビードを設けると、このビードがソケット2の着座面5に密接して強く反発することからスプリングバックによるバネ力を増幅させることができる。スプリングバックによるバネ力は、所定の高さ寸法hを有する先端ゴム部15と、同じく所定の高さ寸法hを有するビード16でそれぞれ一体に発生することになる。図10の例では、ダストカバー固定部12の先端面14に環状ビード16が2本、同心円状に設けられている。
尚、上記第二ないし第五実施例に係る他の構成(寸法の大小関係を含む)は第一実施例と同様である。したがって同一の符号を付して説明を省略する。
第六実施例・・・
図11ないし図16は、本発明の第六実施例に係るダストカバーの固定構造を示しており、当該実施例に係る固定構造は以下のように構成されている。
すなわち先ず、ダストカバー11を装着する装着部材としてボールジョイント1のソケット2が設けられており、このソケット2の外周部に、ダストカバー11を装着する部位として環状段差状の装着部3が設けられている。段差状の装着部3は、円筒面状の側面(外周面)4と、軸直角平面状の着座面5とを有している。
ダストカバー11は、所定のゴム状弾性体によって環状に成形され、その一端に大径固定部12が設けられており、この固定部12がソケット2の装着部3に装着されている。
また、ダストカバー11の固定部(ダストカバー固定部)12に、その補強をなすため、所定の金属もしくは硬質樹脂等の剛材よりなる補強環21が埋設されている。図示した補強環21は金属板(環状平鋼板)のプレス加工によって平板状に成形され、その円筒面状の内周面をダストカバー固定部12の内周面13に面一状に露出させている。
ソケット2の外周面であって装着部3の側面4に円周上一部の係合突起31が設けられ、一方、ダストカバー固定部12の内周面13に、この係合突起31が係合するための円周上一部の係合溝41が設けられている。係合突起31と係合溝41の組み合わせよりなる係合構造は円周上に複数組が一定間隔で配置されている(図では四等配)。
図14に示すように、係合突起31は所定の金属もしくは硬質樹脂等の剛材よりなるピン状部品によって構成されており、このピン状部品がソケット2の外周面に設けた装着穴32に差し込み固定されることによって係合突起31とされている。ピン状部品の断面形状は円形とされているが、四角形や多角形等であっても良く、特に限定されるものではない。
一方、図15および図16に示すように、係合溝41は、係合突起31の差し込み口となる一端開口部42と、一端開口部42から軸方向一方(ダストカバー固定部12の先端面14から遠ざかる方向(図では上方)、以下第六ないし最終実施例において同じ)へ向けて延びる第一溝部43(この第一溝部43には後記するように補強環21に設けた切欠26が含まれる)と、第一溝部43の終端部(図では上端部)から円周方向一方(図では右方)へ向けて延びる第二溝部44とを一連に有し、全体として略L字状に設定されている。一端開口部42はダストカバー固定部12の先端面14に達してここに開口している。また第一溝部43を形成するために補強環21には円周上一部の切欠26が設けられており、第二溝部44の軸方向他方(ダストカバー固定部12の先端面14に近付く方向(図では下方)、以下、第六ないし最終実施例において同じ)の側面(下側内面)44aは補強環41の一面(金属面)によって形成されている。
また図12に示すように、ダストカバー固定部12の先端面14から第二溝部44の下側内面44aまでの高さ寸法h11(以下単に「第二溝部44の高さ寸法h11」と称する)は、ソケット2における着座面5から係合突起31下面までの高さ寸法h12(以下単に「係合突起31の高さ寸法h12」と称する)よりも大きく設定されている(h11>h12)。この後者の第二溝部44の高さ寸法h11は補強環21の高さ寸法(厚み寸法)h13とダストカバー固定部12の先端面14および補強環21間のゴム部15の高さ寸法h14(以下単に「先端ゴム部15の高さ寸法h14」と称する)との和であるので(h11=h13+h14)、装着の際には係合突起31が第二溝部44を円周方向に円滑に通過するよう先端ゴム部15の高さ寸法h14は圧縮により縮小されることになる。
上記構成の固定構造によりダストカバー11の固定部12をソケット2の装着部3に固定する際には、ソケット2の外周面に設けた係合突起31とダストカバー固定部12の内周面に設けた係合溝41とを円周上位置合せして、先ず係合突起31を係合溝41の一端開口部42から第一溝部43へ挿入し(図16における(イ)から(ロ)へ移動させる)、引き続き円周方向一方へ回転させて第二溝部44へ挿入する。このとき上記したように第二溝部44の高さ寸法h11が係合突起31の高さ寸法h12よりも大きく設定されているので、この寸法の大小関係が反対となって係合突起31が第二溝部44を円周方向に円滑に通過可能となるまでダストカバー固定部12を着座面5に押し付けて先端ゴム部15の高さ寸法h14を縮小し、この縮小した状態で係合突起31を第二溝部44の始端部(図では左端部)から終端部まで通過させる(図16における(ロ)から(ハ)へ移動させる)。そして、係合突起31が第二溝部44の終端部に達した時点で圧縮のために加えていた力を解除すると先端ゴム部15が弾性復帰し、このときスプリングバックのバネ力が発揮され、係合溝41全体が持ち上げられるので、係合突起31が第二溝部44の下側内面44aに押し付けられる(図16における(ハ)から(ニ)へ移動する)。第二溝部44の内面44aに押し付けられた係合突起31は、その回転を摺動抵抗により規制されるので、回転できなくなり、よって上記構成により抜け止め構造とともに回り止め構造が実現されることになる。上記作動は相対的な動きである。尚、第二溝部44の下側内面44aに抜け止め方向のテーパ(傾斜)を付けて抜け止め力を高めることも考えられる(図16では係合突起31は(ニ)の位置から左方向へ抜けようとするので、第二溝部44の下側内面44aに左肩上がりのテーパ(傾斜)を付ける)。
また、上記したように第二溝部44の高さ寸法h11が係合突起31の高さ寸法h12よりも大きく設定されているので、先端ゴム部15は完全には弾性復帰することなく少々圧縮された状態が維持される。したがって、ダストカバー11の固定部先端面14がソケット2の着座面5に密接した状態が維持されることから該部シール性が十分に確保されることになる。
尚、説明の末尾ながら、図12に示した係合溝41は、図16におけるC−C線断面を示している。また図13に示した係合溝41は、図16におけるD−D線断面を示している。
第七・第八・第九実施例・・・
また上記第六実施例では、ダストカバー固定部12の内周面13に設けた係合溝41は、第一溝部43および第二溝部44を有して全体として略L字状に設定されているが、上記第一実施例と同様、第一溝部43および第二溝部44に加えて第三溝部を有して全体として略鉤状に設定されても良く、この場合は円周方向の回り止め力が一層高められる。
この場合、係合溝41は、図17に示すように係合突起31の差し込み口となる一端開口部42と、一端開口部42から軸方向一方(図では上方)へ向けて延びる第一溝部43(この第一溝部43には補強環21に設けた切欠26が含まれる)と、第一溝部43の終端部(図では上端部)から円周方向一方(図では右方)へ向けて延びる第二溝部44と、第二溝部44の終端部(図では右端部)から軸方向他方(図では下方)へ向けて延びる先止まり状の第三溝部45とを一連に有し、全体として略鉤状に設定されることになる。係合溝41に第三溝部45を設けるとともにその隣に回り止め用の係合部を設けるために補強環21の一面にはゴム突起46が加硫成形等によって設けられるが、このゴム突起46はこれに代えて、図18に示すように補強環21自体に突起27(同図(A)、第八実施例)や凹部28(同図(B)、第九実施例)を設けるようにしても良い。そして何れの場合も、第二溝部44の高さ寸法h11は係合突起31の高さ寸法h12よりも大きく設定されるとともにダストカバー固定部12の先端面14から第三溝部45の下側内面45aまでの高さ寸法h15も係合突起31の高さ寸法h12よりも少々大きく設定されており(h11>h15>h12)、これにより装着時のシール性が確保されている。
第十実施例・・・
図19の例では、ダストカバー固定部12の内周面13に設けた係合溝41は上記第七実施例と同じく、一端開口部42、第一溝部43、第二溝部44および第三溝部45よりなるが、このうちの第二溝部44および第三溝部45がそれぞれ向きを斜めにしたものとして設定されている。すなわち係合溝41は、係合突起31の差し込み口となる一端開口部42と、一端開口部42から軸方向一方(図では上方)へ向けて延びる第一溝部43(この第一溝部43には補強環21に設けた切欠26が含まれる)と、第一溝部43の終端部(図では上端部)から円周方向一方(図では右方)であってかつ軸方向一方(補強環21から遠ざかる方向)(図では上方)へ向けて斜めに延びる第二溝部44と、第二溝部44の終端部(図では上右端部)から円周方向一方(図では右方)であってかつ軸方向他方(補強環21へ近付く方向))(図では下方)へ向けて斜めに延びる先止まり状の第三溝部45とを一連に有し、これに伴って、係合突起31を回り止めするゴム突起46は、図19の方向(径方向内方)からこれを見て三角形状に形成されている。
また、この実施例では併せて、第二溝部44と第三溝部45との間に、溝幅寸法wを係合突起31の幅寸法wよりも小さく設定された部位(狭隘部)47が設けられており、係合突起31はこの狭隘部47を通過しなければ抜け出ることがないために、抜け止め力が更に一層大きなものとされている(装着時には、狭隘部47両側のゴムを弾性変形させることにより、係合突起31を無理やりに通過させることになる)。
第十一実施例・・・
図20の例では、ダストカバー固定部12の内周面13に設けた係合溝41は上記第七実施例と同じく、一端開口部42、第一溝部43、第二溝部44および第三溝部45よりなるが、係合突起31の回り止めのために補強環21自体に設けられる突起27が、補強環21の円周上一部にプレス成形により軸方向一方へ膨らんだ形状の膨出部29を設け、この膨出部29の円周上一部に切欠26を設け、膨出部29における切欠26の円周方向一方(図では右方)の部位を凸状に残すことにより形成されている。膨出部29は図20の方向(径方向内方)からこれを見て円弧形に形成されているが、直線的な逆V字形などであっても良い。
第十二実施例・・・
図21の例では、ダストカバー固定部12の内周面13に設けられる係合溝41が、以下のように構成されている。
すなわち、この係合溝41は、係合突起31の差し込み口となる一端開口部42と、この一端開口部42から軸方向一方(図では上方)へ延びる溝部43とを一連に有し、溝部43には、その一部として補強環21に設けた切欠26が含まれている。溝部43は切欠26の上下にわたって設けられている。補強環21における切欠26の円周方向両側には、補強環21による係合突起31の抜け止め部30が設けられている。
この抜け止め部30は、補強環21における切欠26の円周方向両側の部位をそれぞれ固定部12の先端面14から遠ざかる方向に斜めに立ち上げ形成することにより円周方向一対の係合片30A,30Bを設けるとともに、この一対の係合片30A,30Bの間の円周方向最小間隙寸法wを係合突起31の円周方向幅寸法wよりも小さく設定し(係合片30A,30B間の円周方向最小間隙寸法をw、係合片30A,30B間の円周方向最大間隙寸法をw、係合突起31の円周方向幅寸法をwとして、w<w<wに設定する)、係合突起31を装着する際には、係合片30A,30B間の円周方向最小間隙寸法wが係合突起31の円周方向幅寸法wと同等となるまで拡大するよう一対の係合片30A,30Bが弾性変形することにより係合突起31を通過させ、係合突起31を装着した後には、一対の係合片30A,30Bが弾性的に復帰動することにより係合突起31を通過させずかつダストカバー固定部12のゴム弾性によるスプリングバックにより係合突起31が一対の係合片30A,30Bに密接する構造とされている。
したがって当該実施例によると、係合突起31を装着する際に、係合突起31を係合溝41および抜け止め部30に対して軸方向に圧入するのみでよく、ソケット2およびダストカバー11を相対回転させる必要がない。したがって装着作業を一層容易化することができる。
第十三実施例・・・
また上記第六ないし第十二実施例では何れも、ダストカバー固定部12の先端面14が平面状に形成されているが、上記第五実施例と同様、この先端面14に環状ビードを設けると、ビードがソケット2の着座面5に密接して強く反発することからスプリングバックによるバネ力を増幅させることができる。スプリングバックによるバネ力は、所定の高さ寸法を有する先端ゴム部15と、同じく所定の高さ寸法を有するビードでそれぞれ一体に発生する。ビード16は図面としては図15の斜視図に示されており、同図においてビード16は2本が同心円状に設けられている。
尚、上記第七ないし第十二実施例に係る他の構成(寸法の大小関係を含む)は第六実施例と同様である。したがって同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の第一実施例に係るダストカバー固定構造を備えたボールジョイントの一部切欠きした斜視図 同実施例に係るダストカバー固定構造の要部断面図 同実施例に係るダストカバー固定構造の要部断面図 同実施例に係る係合溝を設けたボールジョイントソケットの斜視図 同実施例に係る係合溝の正面図 同実施例に係る補強環の平面図 本発明の第二実施例に係るダストカバー固定構造の要部断面図 同実施例に係る係合溝の正面図 (A)は本発明の第三実施例に係るダストカバーの要部断面図、(B)は本発明の第四実施例に係るダストカバーの要部断面図 本発明の第五実施例に係るダストカバーの要部断面図 本発明の第六実施例に係るダストカバー固定構造を備えたボールジョイントの一部切欠きした斜視図 同実施例に係るダストカバー固定構造の要部断面図 同実施例に係るダストカバー固定構造の要部断面図 同実施例に係る係合突起を設けたボールジョイントソケットの斜視図 同実施例に係る係合突溝を設けたダストカバーの斜視図 同実施例に係る係合溝の正面図 本発明の第七実施例に係る係合溝の正面図 (A)は本発明の第八実施例に係る係合溝の正面図、(B)は本発明の第九実施例に係る係合溝の正面図 本発明の第十実施例に係る係合溝の正面図 本発明の第十一実施例に係る係合溝の正面図 本発明の第十二実施例に係る係合溝の正面図 従来例に係るボールジョイントの断面図
符号の説明
1 ボールジョイント
2 ソケット(装着部材)
3 装着部
4 側面
5 着座面
6,41 係合溝
7,42 一端開口部
8,43 第一溝部
9,44 第二溝部
9a,10a,44a,45a 内面
10,45 第三溝部
11 ダストカバー
12 固定部
13 内周面
14 先端面
15 先端ゴム部
16 環状ビード
21 補強環
22 環状基部
23 テーパ部
24,31 係合突起
25 連通部
26 切欠
27 突起
28 凹部
29 膨出部
30 抜け止め部
30A,30B 係合片
32 装着穴
46 ゴム突起
47 狭隘部

Claims (3)

  1. 剛材製の補強環を埋設したゴム状弾性体製ダストカバーの固定部を装着部材に固定する構造において、
    前記装着部材はその外周面に円周上一部の係合突起を有するとともに前記ダストカバー固定部はその内周面に前記係合突起が係合する同じく円周上一部の係合溝を有し、
    前記係合溝は、前記係合突起の差し込み口となる一端開口部と、前記一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、前記第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部とを一連に有し、
    前記係合突起は、装着の際に前記一端開口部から前記第一溝部に挿入されるとともに引き続き前記第二溝部に挿入され、前記ダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより前記第二溝部の内面に押し付けられ、
    さらに、前記係合溝には、溝幅寸法を前記係合突起の幅寸法より小さく設定されるとともに幅方向両側をゴムにて成形された狭隘部が設けられていることを特徴とするダストカバーの固定構造。
  2. 剛材製の補強環を埋設したゴム状弾性体製ダストカバーの固定部を装着部材に固定する構造において、
    前記装着部材はその外周面に円周上一部の係合突起を有するとともに前記ダストカバー固定部はその内周面に前記係合突起が係合する同じく円周上一部の係合溝を有し、
    前記係合溝は、前記係合突起の差し込み口となる一端開口部と、前記一端開口部から軸方向一方へ延びる第一溝部と、前記第一溝部から円周方向一方へ延びる第二溝部と、前記第二溝部から軸方向他方へ延びる先止まり状の第三溝部とを一連に有し、
    前記係合突起は、装着の際に前記一端開口部から前記第一溝部に挿入されるとともに引き続き前記第二溝部に挿入され、前記ダストカバー固定部のゴム弾性によるスプリングバックにより前記第三溝部に係合し、
    さらに、前記係合溝には、溝幅寸法を前記係合突起の幅寸法より小さく設定されるとともに幅方向両側をゴムにて成形された狭隘部が設けられていることを特徴とするダストカバーの固定構造。
  3. 請求項1または2に記載した固定構造において、
    装着部材の着座面に密接してスプリングバックを増幅させる環状ビードがダストカバー固定部の先端面に一体成形されていることを特徴とするダストカバーの固定構造。
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