JP5145558B2 - 車載電子機器および車載電子機器の回路構築制御方法 - Google Patents
車載電子機器および車載電子機器の回路構築制御方法 Download PDFInfo
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Description
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の車載電子機器において、各種の処理は地図データを使用したナビゲーション処理であり、システムオフ指令に応答して構築されたバックアップ用メモリ回路に記憶するデータは、システムをオフした時の車両の位置データであることを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、複数の論理素子を接続して構成され、複数の論理素子間の接続状態を変更して入出力制御回路またはバックアップ用メモリ回路に組み替えられる再構成可能論理回路と、各種の処理で使用するデータを一時記憶する一時記憶装置とを有する車載電子機器の回路構築制御方法は、以下の(I)〜(VI)の手順を備える。
(I)車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオフ指令に応答して、再構成可能論理回路をバックアップ用メモリ回路に構築し、(II)一時記憶装置に記憶されているデータを構築されたバックアップ用メモリ回路に転送して保存し、(III)その後、システムをオフし、(IV)車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオン指令に応答して、システムオフ時に構築されたバックアップ用メモリ回路に記憶されたデータを一時記憶装置に転送して保存し、(V)データを一時記憶装置に保存した後に、再構成可能論理回路を入出力制御回路に構築し、(VI)入出力制御回路に構築された後は、構築された入出力制御回路で各種処理を実行するときに使用するデータを一時記憶装置に一時記憶して各種処理を実行する。
図3は、システムオフ時の電子機器を説明する図であり、FPGA3にはバックアップ用メモリ回路が構築されている。システムオフ時、FPGA3はバックアップ電源5から給電されてバックアップ用データを保持している。
(1)システムオフ指令に応答して、FPGA3をSRAMとして機能するように構築し、システムオン指令に応答して、FPGA3をI/Oコントロール回路として機能するように構築した。したがって、バックアップ用メモリ回路であるSRAMを搭載する必要がなく、回路規模を小さくすることができる。とく、車載ナビゲーション装置では、システムをオフした際にバックアップするデータの容量が増えおり、バックアップ用記憶装置の容量低減に寄与する。
(2)FPGAは、通常、システムオフ時は給電されないので論理回路が初期化されるが、この実施の形態では、システムオフ指令に応答してバックアップ用メモリ回路をFPGA3に構築し、メモリ回路にバックアップ電源5から給電するようにした。したがって、従来、システムオフ時に使用されていなかったFPGAを有効に利用することができる。
電子機器は車載用ナビゲーション電子機器に限定されない。システムオフ指令に応答して、バックアップ用メモリ回路をFPGA3に構築してバックアップ電源5から給電するようにし、システムオン指令に応答して、メモリ回路に保存したデータをDRAM2などのワークメモリに読み込んで使用する薄型テレビ、デジタルカメラなどの各種電子機器にも本発明は好適に使用できる。
(II)システムオフ指令に応答して、再構成可能論理回路にSRAMのようなメモリ回路を構築し、
(III)システムオン指令に応答して再構成可能論理回路に論理回路が構築された後は、論理回路で各種処理を実行するときに使用するデータをDRAMのような一時記憶装置に一時記憶し、
(IV)システムオフ指令に応答してメモリ回路を再構成可能論理回路に構築した後は、(a)一時記憶装置に記憶されているデータをメモリ回路に転送して保存し、(b)メモリ回路にバックアップ電源から給電し、(c)その後、システムをオフし、
(V)システムオン指令に応答して再構成可能論理回路に論理回路を構築した後は、メモリ回路に保存されているデータを一時記憶装置に転送して保存する。
FPGA3が再構成可能論理回路を、CPU1が回路構築制御手段を、DRAM2が一時記憶装置を、フラッシュメモリ6が不揮発性記憶装置を、それぞれ構成する。なお、以上の対応関係の説明は一例であり、権利解釈に際してなんら拘束されるものではない。
3:FPGA 4:I/O
5:バックアップ用電源 10:再構成可能論理回路(FPGA)
20:不揮発性記憶装置(FLASH) 30:一時記憶装置(DRAM)
Claims (3)
- 入力される信号に基づいて各種の処理を行って種々の信号を出力する車載電子機器において、
複数の論理素子を接続して構成され、複数の論理素子間の接続状態を示す第1または第2接続情報に基づいて回路構成を組み替える再構成可能論理回路と、
前記第1および第2接続情報を記憶する不揮発性記憶装置と、
車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオン指令に応答して、前記第1接続情報に基づいて前記再構成可能論理回路に入出力制御回路を構築し、前記車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオフ指令に応答して、前記第2接続情報に基づいて前記再構成可能論理回路にバックアップ用メモリ回路を構築する回路構築制御手段と、
前記システムオフ指令によりシステムがオフされた後に前記再構成可能論理回路に給電するバックアップ用電源回路と、
前記各種の処理で使用するデータを一時記憶する一時記憶装置とを備え、
前記回路構築制御手段は、
前記車両の前記システムオフ指令に応答して、前記第2接続情報により前記再構成可能論理回路に前記バックアップ用メモリ回路を構築して、前記一時記憶装置に記憶されているデータを前記構築されたバックアップ用メモリ回路に転送して保存し、
前記車両の前記システムオン指令に応答して、前記構築された前記バックアップ用メモリ回路に記憶された前記データを前記一時記憶装置に転送して保存した後に、前記第1接続情報により、前記入出力制御回路を前記再構成可能論理回路に構築することを特徴とする車載電子機器。 - 請求項1に記載の車載電子機器において、
前記各種の処理は地図データを使用したナビゲーション処理であり、前記システムオフ指令に応答して構築された前記バックアップ用メモリ回路に記憶するデータは、システムをオフした時の前記車両の位置データであることを特徴とする車載電子機器。 - 複数の論理素子を接続して構成され、複数の論理素子間の接続状態を変更して入出力制御回路またはバックアップ用メモリ回路に組み替えられる再構成可能論理回路と、各種の処理で使用するデータを一時記憶する一時記憶装置とを有する車載電子機器の回路構築制御方法は、以下の(I)〜(VI)の手順を備える。
(I)車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオフ指令に応答して、前記再構成可能論理回路を前記バックアップ用メモリ回路に構築し、
(II)前記一時記憶装置に記憶されているデータを前記構築されたバックアップ用メモリ回路に転送して保存し、
(III)その後、システムをオフし、
(IV)前記車両のスイッチ操作に応じて出力されるシステムオン指令に応答して、前記システムオフ時に前記構築された前記バックアップ用メモリ回路に記憶された前記データを前記一時記憶装置に転送して保存し、
(V)前記データを前記一時記憶装置に保存した後に、前記再構成可能論理回路を前記入出力制御回路に構築し、
(VI)前記入出力制御回路に構築された後は、前記構築された入出力制御回路で各種処理を実行するときに使用するデータを前記一時記憶装置に一時記憶して各種処理を実行する。
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