JP5145017B2 - 画像信号処理装置 - Google Patents

画像信号処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5145017B2
JP5145017B2 JP2007307419A JP2007307419A JP5145017B2 JP 5145017 B2 JP5145017 B2 JP 5145017B2 JP 2007307419 A JP2007307419 A JP 2007307419A JP 2007307419 A JP2007307419 A JP 2007307419A JP 5145017 B2 JP5145017 B2 JP 5145017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear
rgb value
luminance
value
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007307419A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008167418A (ja
Inventor
勝 金澤
裕一 日下部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2007307419A priority Critical patent/JP5145017B2/ja
Publication of JP2008167418A publication Critical patent/JP2008167418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5145017B2 publication Critical patent/JP5145017B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、画像信号処理装置に係り、特に、色相を変調する色相変調部と色相変調部と直列に配置される輝度を変調する輝度変調部とを備える二重変調型表示装置に色相変調信号および輝度変調信号を供給することのできる画像信号処理装置に関する。
次世代テレビジョン放送で実用化される超高精細画像表示装置にあっては、解像度および輝度レベルの改善が要望されている。
この要望を満たすために、色相を変調する色相変調部と色相変調部と直列に配置される輝度を変調する輝度変調部とを備える二重変調型の超高精細画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記提案に係る超高精細画像表示装置に色相変調信号および輝度変調信号を供給する画像信号処理装置は、RGB画像信号に基づいてR色光、G色光およびB色光を変調する第1、第2および第3の光変調器と、RGB画像信号から算出された輝度信号に基づいて変調後合成されたRGB光を輝度変調する第4の光変調器を備えている。
米国特許6985272号公報(第2欄第29〜56行、図4)
しかしながら、上記米国特許に開示された画像信号処理装置にあっては、人間の視覚の色相に対する分解能は輝度に対する分解能より低いにも関わらず、第1〜第4の光変調器をすべて同一の画素数とすることが必要である。
このため、表示画像の分解能を上げるためには4つの多画素光変調器を使用することが必要となり、経済的に不利であるだけでなく、構造も複雑となるという課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであって、簡易な構成で超高精細画像を表示することのできる画像信号処理装置を提供することを目的とする。
[第1の発明]
本発明の画像信号処理装置は、被写体像を構成する画素のRGB値を逆ガンマ補正してリニアRGB値を算出するリニアRGB値算出手段と、前記リニアRGB値に基づいて前記画素毎にリニア輝度を算出するリニア輝度算出手段と、前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前記画素毎の補正リニア輝度および前記画素を含む複数の画素を合成した合成画素毎の補正リニアRGB値を算出する補正リニア画像値算出手段と、前記補正リニア輝度をガンマ補正して表示用輝度を算出する表示用輝度算出手段と、前記補正リニアRGB値をガンマ補正して表示用RGB値を算出する表示用RGB値算出手段と、を含む画像信号処理装置であって、前記補正リニア画像値算出手段が、前記リニアRGB値に基づいて前記画素を含む複数の画素を合成した合成画素のリニアRGB値である合成画素リニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段と、前記リニアRGB値、前記リニア輝度および前記合成画素リニアRGB値に基づいて前記補正リニア輝度および前記補正リニアRGB値を算出する第1の副補正リニア画像値算出手段と、を含む構成を有している。
[第2の発明]
また、本発明の画像信号処理装置は、被写体像を構成する画素のRGB値を逆ガンマ補正してリニアRGB値を算出するリニアRGB値算出手段と、前記リニアRGB値に基づいて前記画素毎にリニア輝度を算出するリニア輝度算出手段と、前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前記画素毎の補正リニア輝度および前記画素を含む複数の画素を合成した合成画素毎の補正リニアRGB値を算出する補正リニア画像値算出手段と、前記補正リニア輝度をガンマ補正して表示用輝度を算出する表示用輝度算出手段と、前記補正リニアRGB値をガンマ補正して表示用RGB値を算出する表示用RGB値算出手段と、を含む画像信号処理装置であって、前記補正リニア画像値算出手段が、前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前置補正リニアRGB値を算出する第1の前置補正リニアRGB値算出手段と、前記第1の前置補正リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて補正リニア輝度および補正リニアRGB値を算出する第2の副補正リニア画像値算出手段と、を含む構成を有している。
本発明は、被写体像を構成する画素毎に輝度信号を処理し、複数の画素を合成した合成画素毎に色相信号を処理することにより、表示可能な輝度レベルを改善することができるという効果を有する画像信号処理装置を提供することができるものである。
以下、本発明に係る画像信号処理装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
実施形態の画像信号処理装置1は、図1のブロック図に示すように、画素のRGB値を逆ガンマ補正してリニアRGB値を算出するリニアRGB値算出手段11と、リニアRGB値に基づいて画素毎にリニア輝度を算出するリニア輝度算出手段12と、リニアRGB値およびリニア輝度に基づいて画素毎の補正リニア輝度および当該画素を含む複数の画素を合成した合成画素毎の補正リニアRGB値を算出する補正リニア画像値算出手段14と、補正リニア輝度をガンマ補正して表示用輝度を算出する表示用輝度算出手段15と、補正リニアRGB値をガンマ補正して表示用RGB値を算出する表示用RGB値算出手段16と、を含む。
画像信号処理装置1は、図2のハードウエア構成を表すブロック図に示すように、マイクロコンピュータ2により構成され、画像表示装置3と共に超高精細画像表示装置を構成する。
マイクロコンピュータ2は、バス20にCPU21、メモリ22、RGB値インターフェイス(以下、RGB値I/Fと記す)23、表示用輝度I/F24および表示用RGB値I/F25が接続された構成を有する。
画像表示装置3は、色相変調器30、半反射鏡31、輝度変調器32、全反射鏡33および投射レンズ34を含む。
色相変調器30は、光源(図示せず)、赤色光変調器35、緑色光変調器36、青色光変調器37、ダイクロイックプリズム38およびリレーレンズ39を含む。
赤色光変調器35、緑色光変調器36および青色光変調器37は、表示用RGB値I/F25に接続され、マイクロコンピュータ2が出力する表示用R値、表示用G値および表示用B値に従って光源が発光する光線を変調して、変調赤色光、変調緑色光および変調青色光を生成する。
変調赤色光、変調緑色光および変調青色光はダイクロイックプリズム38で合成されて合成光となり、リレーレンズ39を介して出力される。合成光は半反射鏡31で反射し、輝度変調器32に入射する。
輝度変調器32は、表示用輝度I/F24に接続され、マイクロコンピュータ2が出力する表示用輝度に従って合成光を変調して、画像光を生成する。画像光は半反射鏡31を透過し、全反射鏡33で反射され、投射レンズ34を介して出力される。
図3は、マイクロコンピュータ2にインストールされる画像信号処理プログラムのフローチャートであって、これを参照しつつ、本発明に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
CPU21は、まず、1フレームに含まれるRGB値、r(i,j)、g(i,j)、b(i,j)(1≦i≦I、1≦j≦J、ただしI=水平方向画素数、J=垂直方向画素数)を読込む(ステップS40)。
次に、CPU21は、輝度信号と色相信号との間のクロストークを低減し処理を容易とするために、RGB値、r(i,j)、g(i,j)、b(i,j)を[数1]に基づいて逆ガンマ補正し、リニアRGB値R(i,j)、G(i,j)、B(i,j)を算出する(ステップS41)。即ち、ステップS41はリニアRGB値算出手段11として機能する。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、リニアRGB値R(i,j)、G(i,j)、B(i,j)からリニア輝度Y(i,j)を[数2]に基づいて算出する(ステップS42)。即ち、ステップS42はリニア輝度値算出手段12として機能する。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、補正リニア画像値算出ルーチンを実行して、リニアRGB値R(i,j)、G(i,j)、B(i,j)およびリニア輝度Y(i,j)に基づき補正リニア画像値(補正リニア輝度YC(i,j)および補正リニアRGB値RC(m,n)、GC(m,n)、BC(m,n))を算出する(ステップS44)が、詳細は後述する。即ち、ステップS44は、補正リニア画像値算出手段14として機能する。
最後に、CPU21は、[数3]に基づいて補正リニア画像値に基づいて表示用画像値(表示用輝度YPJ(i,j)および表示用RGB値RPJ(m,n)、GPJ(m,n)、BPJ(m,n))を算出し(ステップS45)、この表示用画像値を出力して(ステップS46)このプログラムを終了する。即ち、ステップS45は、表示用輝度算出手段15および表示用RGB値算出手段16として機能する。
Figure 0005145017
画像信号処理プログラムのステップS44で実行される補正リニア画像値算出ルーチンによって、画像処理本発明に係る画像信号処理装置には以下に順次説明する14の実施形態が存在する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態の画像信号処理装置にあっては、第1の補正リニア画像値算出手段14Aは、図4のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を合成した合成画素のリニアRGB値である合成画素リニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニアRGB値に基づいて主画像値補正係数を算出する第1の主画像値補正係数算出手段140と、合成画素リニアRGB値を主画像値補正係数で補正して補正リニアRGB値を算出する第1の補正リニアRGB値算出手段141と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143とを含む。
図5は、第1の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャートである。
なお、以下の実施の形態では、画素(i,j)と画素(i,j)に隣接する3つの画素である画素(i+1,j)、画素(i,j+1)および画素(i+1,j+1)を纏めて1つの合成画素とする場合について説明する。
まず、CPU21は、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンを実行して、合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)。
ここで、1≦m≦M、1≦n≦Nであり、M(≦I)は水平方向合成画素数、N(≦J)は垂直方向合成画素数を表す。
図6は、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、行インデックスiおよび列インデックスjを"1"に初期化し(ステップS430)、[i/2]をmに、[j/2]をnに設定する(ステップS431)。ここで、[X]はX以上の最小の整数を算出する演算子を表す。
次に、CPU21は、[数4]に基づいて、合成画素のR値=RG(m,n)、G値=GG(m,n)およびB値=BG(m,n)を算出する(ステップS432、ステップS433、ステップS434)。
Figure 0005145017
ここで、関数fは4つのR値(またはG値、B値)の代表値を算出する関数であり、例えば、低周波数域通過フィルタ関数、相加平均関数等を適用することができる。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したか否かを判定し(ステップS435)、行インデックスiが最大値Iに到達していないと判定したときは、行インデックスiを2だけインクリメントして(ステップS436)、ステップS431の処理に戻る。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したと判定したときは、列インデックスjが最大値Jに到達したか否かを判定し(ステップS437)、列インデックスjが最大値Jに到達していないと判定したときは列インデックスjを2だけインクリメントして(ステップS438)、ステップS431の処理に戻る。
CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達したと判定したときは、このルーチンを終了する。即ち、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは、第1の合成画素リニアRGB値算出手段13として機能する。
図5の第1の補正リニア画像値算出ルーチンに戻って、CPU21は第1の主画像値補正係数算出ルーチンにより第1の主RGB値補正係数CMC(m,n)を算出する(ステップS440)。
なお、主RGB値補正係数CMC(m,n)は輝度変調と色相変調とを直列に実行する画像表示装置において、画像信号を輝度変調に分配する比率である。
図7は、第1の主画像値補正係数算出ルーチンの詳細フローチャートであって、画素(i,j)と画素(i,j)に隣接する3つの画素のRGB値に基づいて主画素値補正係数を算出する場合を示す。
CPU21は、行インデックスiおよび列インデックスjを"1"に初期化し(ステップS700)、[i/2]をmに、[j/2]をnに設定する(ステップS701)。
次に、CPU21は、[数5]に基づいて、4つの画素のRGB値の最大値RP(m,n)GP(m,n)およびBP(m,n)を算出する(ステップS702、ステップS703、ステップS704)。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、[数6]に基づき最大輝度YPを算出する(ステップS705)。
Figure 0005145017
そして、CPU21は、[数7]に基づき主画像値補正係数CMC(m,n)を算出する(ステップS706)。
Figure 0005145017
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したか否かを判定し(ステップS707)、行インデックスiが最大値Iに到達していないと判定したときは行インデックスiを2だけインクリメントして(ステップS708)、ステップS701の処理に戻る。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したと判定したときは、列インデックスjが最大値Jに到達したか否かを判定し(ステップS709)、列インデックスjが最大値Jに到達していないと判定したときは列インデックスjを2だけインクリメントして(ステップS710)、ステップS701の処理に戻る。
CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達したと判定したときは、このルーチンを終了する。即ち、第1の主画像値補正係数算出ルーチンは第1の主画像値補正係数算出手段140として機能する。
再び図5の第1の補正リニア画像値算出ルーチンに戻って、CPU21は、[数8]に基づき補正リニアRGB値RC(m,n)、GC(m,n)およびBC(m,n)を算出する(ステップS441)。即ち、ステップS441は第1の補正リニアRGB値算出手段141として機能する。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、[数9]に基づき副輝度補正係数CSY(i,j)を算出する(ステップS442)。即ち、ステップS442は第1の副輝度補正係数算出手段142として機能する。
Figure 0005145017
ここで、関数gは合成画素(m,n)の値に基づいて画素(i,j)の値を算出するための関数であって、例えば、内挿関数等を適用することができる。
最後に、CPU21は、[数10]に基づいて補正リニア輝度YC(i,j)を算出(ステップS443)して、このルーチンを終了する。即ち、ステップS443は第1の補正リニア輝度算出手段143として機能する。
Figure 0005145017
なお、補正リニア輝度YC(i,j)に[数11]に示すように空間的LPF処理を施すことにより、リレーレンズ39に起因する解像度低下を補正することが可能となる。
Figure 0005145017
ここで、LPF{Z(i,j)}は画素(j,j)の画素値Zに対する空間的な低周波数成分通過フィルタ処理を意味し、[数12]で表すことができる。
Figure 0005145017
以上説明したように、第1の実施形態にあっては、補正リニアRGB値に基づいてリニア輝度を補正することにより、表示可能な階調数を増加することができることとなる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態の画像信号処理装置は、色ずれを解消することを目的とするものであって、第2の補正リニア画像値算出手段14Bは、図8のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニアRGB値に基づいて主輝度補正係数および大領域最大RGB値を算出する第2の主画像値補正係数算出手段144と、リニア輝度を主輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第2の補正リニア輝度算出手段145と、補正リニア輝度に基づいて副RGB値補正係数を算出する第1の副RGB値補正係数算出手段146と、合成画素リニアRGB値、大領域最大RGB値および副RGB値補正係数に基づいて補正リニアRGB値を算出する第2の補正リニアRGB値算出手段147とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第2の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図9は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第2の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次に、CPU21は、第2の主画像値補正係数算出ルーチンにより主輝度補正係数CMY(i,j)および大領域最大RGB値RLmax(m,n)、GLmax(m,n)およびBLmax(m,n)ならびに大領域最大輝度YLmax(m,n)を算出する(ステップS444)。
図10は、CPU21が第2の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS444で実行する第2の主画像値補正係数算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、ステップS50で主輝度補正係数算出ルーチンを、ステップS51で大領域最大RGB値算出ルーチンを実行してこのルーチンを終了する。即ち、第2の主画像値補正係数算出ルーチンは、第2の主画像値補正係数算出手段144として機能する。
図11は、CPU21が第2の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS50で実行する主輝度補正係数算出ルーチンの詳細フローチャートであって、図7の第1の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS706に代えてステップS711が実行され、ステップS709の後にステップS712が追加される。
即ち、CPU21は、[数13]に基づいてステップS705で算出された最大輝度YPから合成画素輝度補正係数CYG(m、n)を算出する(ステップS711)。
Figure 0005145017
最後に、CPU21は、[数14]に基づいて主輝度補正係数CMY(i,j)を算出する(ステップS712)。
Figure 0005145017
図12は、CPU21が第2の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS51で実行する大領域最大RGB値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、図7の第1の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS702からステップS706に代えてステップS713からステップS716が実行される。
CPU21は、第1の主画像値補正係数算出ルーチンの画素(i,j)近傍より若干広い領域、例えば画素(i,j)および周辺8画素のRGB値最大値を探索する。
即ち、CPU21は、画素(i,j)および周辺8画素のR値の最大値であるR値分配係数RLmax(m,n)を算出する(ステップS713)。同様に、ステップS714でG値の最大値であるG値分配係数GLmax(m,n)を、ステップS715でB値の最大値であるB値分配係数BLmax(m,n)を算出する。
最後に、CPU21は、[数15]に基づいて大領域最大輝度YLmax(m,n)を算出する(ステップS716)。
Figure 0005145017
図9の第2の補正リニア画像値算出ルーチンに戻って、CPU21は、[数16]に基づき補正リニア輝度YC(i,j)を算出する(ステップS445)。即ち、ステップS445は第2の補正リニア輝度算出手段145として機能する。
Figure 0005145017
さらに、CPU21は、[数17]に基づき副RGB値補正係数CSC(m,n)を算出する(ステップS446)。即ち、ステップS446は第1の副RGB値補正係数算出手段146として機能する。
Figure 0005145017
最後に、CPU21は、[数18]に基づき合成画素補正リニアRGB値RC(m,n)、GC(m,n)およびBC(m,n)を算出(ステップS447)して、このルーチンを終了す
る。即ち、ステップS447は第2の補正リニアRGB値算出手段147として機能する。
Figure 0005145017
以上説明したように、第2の実施形態にあっては、補正リニア輝度によって補正リニアRGB値を補正することによって、色ずれを解消することが可能となる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態の画像信号処理装置は、表示可能な階調数を増加するとともに色ずれを解消することを目的とするものであって、第3の補正リニア画像値算出手段14Cは、図13のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニアRGB値に基づいて主輝度補正係数および大領域最大RGB値を算出する第2の主画像値補正係数算出手段144と、リニア輝度および主輝度補正係数に基づいて副RGB値補正係数を算出する第2の副RGB値補正係数算出手段148と、合成画素リニアRGB値、大領域最大RGB値および副RGB値補正係数に基づいて補正リニアRGB値を算出する第2の補正リニアRGB値算出手段147と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第3の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図14は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第3の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次に、CPU21は、第2の実施形態で説明した第2の主画像値補正係数算出ルーチンにより主輝度補正係数CMY(i,j)、大領域最大RGB値RLmax(m,n)、GLmax(m,n)、BLmax(m,n)および大領域最大輝度YLmax(m,n)を算出する(ステップS444)。即ち、第2の主画像値補正係数算出ルーチンは、第2の主画像値補正係数算出手段144として機能する。
次に、CPU21は、[数19]に基づいてリニア輝度Y(i,j)および主輝度補正係数CMY(i,j)に基づいて副RGB値補正係数CSC(m、n)を算出する(ステップS448)。即ち、ステップS448は第2の副RGB値補正係数算出手段148として機能する。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、[数17]に基づいて合成画素リニアRGB値を、大領域最大RGB値および副RGB値補正係数に基づいて補正リニアRGB値を算出する(ステップS447)。即ち、ステップS447は第2の補正リニアRGB値算出手段147として機能する。
最後に、CPU21は、[数9]に基づいて第1の副輝度補正係数を算出(ステップS442)し、[数10]に基づいて補正リニア輝度を算出(ステップS443)して、このルーチンを終了する。即ち、ステップS442は第1の副輝度補正係数算出手段142として、ステップS443は第1の補正リニア輝度算出手段143として機能する。
以上説明したように、第3の実施形態にあっては、補正リニアRGB値に基づいてリニア輝度を補正するとともに補正リニア輝度によって補正リニアRGB値を補正することによって、表示可能な階調数を増加するとともに色ずれを解消することが可能となる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態の画像信号処理装置は、第3の実施形態と同じく表示可能な階調数を増加するとともに色ずれを解消することを目的とするものであって、第4の補正リニア画像値算出手段14Dは、図15のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニアRGB値に基づいて大領域最大RGB値および副RGB値補正係数を算出する第3の主画像値補正係数算出手段149と、合成画素リニアRGB値、大領域最大RGB値および副RGB値補正係数に基づいて補正リニアRGB値を算出する第2の補正リニアRGB値算出手段147と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第4の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図16は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第4の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次に、CPU21は、第3の主画像値補正係数算出ルーチンにおいて副RGB値補正係数CSC(m,n)、大領域最大RGB値RLmax(m,n)、GLmax(m,n)、BLmax(m,n)および大領域最大輝度YLmax(m,n)を算出する(ステップS449)。
ステップS447からステップS443までの処理は、第3の実施形態と同一であるので、説明を省略する。
図17は、CPU21が第4の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS449で実行する第3の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、ステップS52で副RGB値補正係数算出ルーチンを、ステップS51で大領域最大RGB値算出ルーチンを実行して、このルーチンを終了する。即ち、第3の主画像値補正係数算出ルーチンは、第3の主画像値補正係数算出手段149として機能する。
図18は、CPU21が第3の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS52で実行する副RGB値補正係数算出ルーチンのフローチャートであって、第2の実施形態で説明した主RGB値補正係数算出ルーチンのステップS712の次にステップS713が追加される。
即ち、CPU21は、[数20]に基づいてステップS712で算出された主RGB値補正係数から副RGB値補正係数を算出してこのルーチンを終了する。
Figure 0005145017
ステップS51で実行する大領域最大RGB値算出ルーチン(図12)については、第2の実施形態において既に説明済みであるので、ここでの説明を省略する。
以上説明したように、第4の実施形態にあっては、補正リニアRGB値に基づいてリニア輝度を補正するとともに補正リニア輝度によって補正リニアRGB値を補正することによって、表示可能な階調数を増加するとともに色ずれを解消することが可能となる。
[第5の実施形態]
第5の実施形態の画像信号処理装置は、処理を簡略化することを目的とするものであって、第5の補正リニア画像値算出手段14Eは、図19のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、合成画素リニアRGB値に基づいて主画像値補正係数(主RGB値補正係数および主輝度補正係数)を算出する第4の主画像値補正係数算出手段150と、合成画素リニアRGB値を主RGB値補正係数で補正して補正リニアRGB値を算出する第1の補正リニアRGB値算出手段141と、リニア輝度を主輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第2の補正リニア輝度算出手段145とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第5の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図20は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第5の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次に、CPU21は、第4の主画像値補正係数算出ルーチンにおいて主輝度補正係数CMY(i,j)および主RGB値補正係数CMC(m,n)を算出する(ステップS450)。
ステップS441およびステップS445の処理は、既に説明済みであるので、ここでの説明を省略する。
図21は、CPU21が第5の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS450で実行する第4の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、まず、合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)およびBG(m,n)の最大値P(m,n)を算出する(ステップS53)。
次に、CPU21は、[数21]に基づき合成画素輝度補正係数CY(m,n)を算出する(ステップS54)。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、[数22]に基づき主輝度補正係数CMY(i,j)を算出する(ステップS55)。
Figure 0005145017
最後に、CPU21は、[数23]に基づき主RGB値補正係数CMC(m,n)を算出してこのルーチンを終了する(ステップS56)。即ち、第4の主画像値補正係数算出ルーチンは、第4の主画像値補正係数算出手段150として機能する。
Figure 0005145017
以上説明したように、第5の実施形態にあっては、合成画素RGB値に基づいて主画像値補正係数を算出することによって、処理を簡略化することが可能となる。
[第6の実施形態]
第6の実施形態の画像信号処理装置は、階調レベルを増加することを目的とするものであって、第6の補正リニア画像値算出手段14Fは、図22のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、合成画素リニアRGB値に基づいて主RGB値補正係数を算出する第5の主画像値補正係数算出手段151と、合成画素リニアRGB値を主RGB値補正係数で補正して補正リニアRGB値を算出する第1の補正リニアRGB値算出手段141と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143と、を含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第6の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図23は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第6の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次にCPU21は、第5の主画像値補正係数算出ルーチンにおいて主RGB値補正係数CMC(m,n)を算出する(ステップS451)。
ステップS441からステップS443までの処理は、第1の実施形態と同一であるので、説明を省略する。なお、ステップS441は第1の補正リニアRGB値算出手段141として、ステップS442は第1の副輝度補正係数算出手段142として、ステップS443は第1の補正リニア輝度算出手段143として機能する。
図24は、CPU21が第6の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS451で実行する第5の主画像値補正係数算出ルーチンの詳細フローチャートであって、第4の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS53およびステップS56だけを実行するものであるので、説明を省略する。なお、第5の主画像値補正係数算出ルーチンは第5の画像値補正係数算出手段として機能する。
以上説明したように、第6の実施形態にあっては、合成画素RGB値に基づいて主画像値補正係数を算出し、補正リニアRGB値に基づいてリニア輝度を補正することによって、処理を簡略化すること、および表示できる階調レベルを増加することが可能となる。
[第7の実施形態]
第7の実施形態の画像信号処理装置は、画像の解像度を向上することを目的とするものであって、第7の補正リニア画像値算出手段14Gは、図25のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニア輝度に基づいてエッジ輝度を算出するエッジ輝度算出手段152と、合成画素リニアRGB値およびエッジ輝度に基づいて主RGB値補正係数および主輝度補正係数を算出する第6の主画像値補正係数算出手段153と、合成画素リニアRGB値を主RGB値補正係数で補正して補正リニアRGB値を算出する第1の補正リニアRGB値算出手段141と、リニア輝度を主輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第2の補正リニア輝度算出手段145とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第7の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図26は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第7の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次にCPU21は、リニア輝度Y(i,j)を高周波数域通過フィルタで処理してエッジを検出し、合成画素のエッジ輝度YE(m,n)を算出する(ステップS452)。即ち、ステップS452は、エッジ輝度算出手段152として機能する。
次に、CPU21は、第6の主画像値補正係数算出ルーチンにより、主輝度補正係数および主RGB値補正係数を算出する(ステップS453)が、詳細は後述する。
CPU21は、ステップS441で[数8]に基づき補正リニアRGB値を、ステップS445で[数15]に基づき補正リニア輝度を算出する。即ち、ステップS441は第1の補正リニアRGB値算出手段141として、ステップS445は第2の補正リニア輝度算出手段145として機能する。
図27は、CPU21が第7の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS453で実行する第6の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャートであって、第4の主画像値補正係数算出ルーチン(図21)のステップS53とステップS54との間にステップS57およびステップS58が追加される。
即ち、CPU21は、合成画素のエッジ輝度YE(m,n)が予め定められた所定値εより大きいか否か、即ち合成画素(m,n)がエッジであるか否かを判定(ステップS57)し、合成画素(m,n)がエッジであると判定したときは最大値P(m,n)にβ(≧1)を乗じて(ステップS58)、ステップS54に進む。なお、CPU21が、合成画素(m,n)はエッジでないと判定したときは、直接ステップS54に進む。即ち、第6の主画像値補正係数算出ルーチンは第6の主画像値補正係数算出手段153として機能する。
以上説明したように、第7の実施形態にあっては、リニア輝度に基づいてエッジを検出することによって、解像度を向上することが可能となる。
[第8の実施形態]
第8の実施形態の画像信号処理装置は、画像の解像度を向上すること、および階調レベルを増加することを目的とするものであって、第8の補正リニア画像値算出手段14Hは、図28のブロック図に示すように、リニアRGB値に基づいて当該画素を含む複数の画素を1つに合成した合成画素のリニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段13と、リニア輝度に基づいてエッジ輝度を算出するエッジ輝度算出手段152と、合成画素リニアRGB値およびエッジ輝度に基づいて主RGB値補正係数を算出する第7の主画像値補正係数算出手段154と、合成画素リニアRGB値を主RGB値補正係数で補正して補正リニアRGB値を算出する第1の補正リニアRGB値算出手段141と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143とを含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第8の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図29は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第8の補正リニア画像値算出ルーチンの詳細フローチャートであって、CPU21は、まず、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンにより第1の合成画素リニアRGB値RG(m,n)、GG(m,n)、BG(m,n)を算出する(ステップS43)が、この処理は第1の実施形態と同一であるので説明を省略する。なお、第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンは第1の合成画素RGB値算出手段13として機能する。
次にCPU21は、リニア輝度Y(i,j)を高周波数域通過フィルタで処理してエッジを検出し、合成画素のエッジ輝度YE(m,n)を算出する(ステップS452)。即ち、ステップS452は、エッジ輝度算出手段152として機能する。
次に、CPU21は、第7の主画像値補正係数算出ルーチンにより主RGB値補正係数を算出する(ステップS454)が、詳細は後述する。
CPU21は、ステップS441で[数8]に基づき補正リニアRGB値を、ステップS442で[数9]に基づき第1の副輝度補正係数を、ステップS443で[数10]に基づき補正リニア輝度を算出する。即ち、ステップS441は第1の補正リニアRGB値算出手段141として、ステップ442は第1の副輝度補正係数算出手段として、ステップ443は第1の補正リニア輝度算出手段として機能する。
図30は、CPU21が、第8の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS453で実行する第7の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャートであって、第6の主画像値補正係数算出ルーチンのステップS54およびステップS55が取り除かれたものであるので、詳細な説明を省略する。即ち、第7の主画像値補正係数算出ルーチンは第7の主画像値補正係数算出手段154として機能する。
以上説明したように、第8の実施形態にあっては、リニア輝度に基づいてエッジを検出し、補正リニアRGB値に基づいてリニア輝度を補正することによって、解像度を向上すること、および階調レベルを増加することが可能となる。
以下に説明する第9から第12の実施形態の画像信号処理装置は、画素単位で輝度を正しく表示する、平均的な色彩を正しく再現する、輝度に対して広いダイナミックレンジを実現することを目的とするものである。
[第9の実施形態]
第9の補正リニア画像値算出手段14Iは、図31に示すように、リニアRGB値およびリニア輝度に基づいて前置補正リニアRGB値を算出する第1の前置補正リニアRGB値算出手段130と、前置補正リニアRGB値に基づいて画素を含む複数の画素を合成した合成画素のリニアRGB値を補正リニアRGB値として出力する第2の合成画素リニアRGB値算出手段と131、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143と、を含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第9の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図32は、CPU21が画像信号処理プログラムのステップS44で実行する第9の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、まず、第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンを実行して前置補正リニアRGB値RM(i,j)、GM(i,j)およびBM(i,j)を算出し(ステップS80)、次に第2の合成画素補正リニアRGB値算出ルーチンを実行して合成画素補正リニアRGB値RC(m,n)、GC(m,n)およびBC(m,n)を算出する(ステップS81)が、詳細は後述する。
CPU21は、さらに、[数9]に基づいて第1の副輝度補正係数を算出し(ステップS442)、[数10]に基づいて補正リニア輝度Y(i,j)を算出して(ステップS443)、このルーチンを終了する。なお、ステップS442およびステップS443の処理については既に説明したのでここでの説明を省略する。
即ち、ステップS442は第1の副輝度補正係数算出手段142として、ステップS443は第1の補正リニア輝度算出手段143として機能する。
図33は、CPU21が第9の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS80で実行する第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、まず、行インデックスiおよび列インデックスjを"1"に初期化する(ステップS800)。
次に、CPU21は、画素(i,j)のリニア輝度Y(i,j)を当該画素周辺の画素(例えば、画素(i,j)に隣接する3画素(i+1,j),(i,J+1),(i+1,j+1))の最大値で置換する(ステップS801)。
次に、CPU21は、画素(i,j)のリニア輝度Y(i,j)をLPF処理する(ステップS802)。
次に、CPU21は、[数24]に基づいてリニアRGB値補正係数CL(i,j)を算出する(ステップS803)。ここで、Dは色相変調器30および輝度変調器のフレア量から定まる係数である。
Figure 0005145017
次に、CPU21は、画素(i,j)のリニアRGB値R(i,j),G(i,j),B(i,j)を当該画素周辺の画素(例えば、画素(i,j)に隣接する3画素(i+1,j),(i,J+1),(i+1,j+1))の最大値で置換する(ステップS804)。
最後に、CPU21は、最大値で置換されたRGB値に対してLPF処理を施して、前置補正リニアRGB値RY(i,j)、GY(i,j)、BY(i,j)を算出する(ステップS806)。
そして、行インデックスiが最大値Jに到達したか否かを判定し(ステップS807)、到達していないと判定した場合は行インデックスiをインクリメントして(ステップS808)、ステップS801に戻る。
行インデックスiが最大値Iに到達したと判定した場合は、CPU21は、列インデックスjが最大値Iに到達したか否かを判定する(ステップS809)。
CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達していないと判定した場合は、列インデックスjをインクリメントして(ステップS810)ステップS801に戻る。一方、CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達したと判定した場合はこのルーチンを終了する。
図34は、CPU21が第9の補正リニア画像値算出ルーチンのステップS80で実行する第2の合成画素補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、まず、行インデックスiおよび列インデックスjを"1"に初期化し(ステップS830)、[i/2]をmに、[j/2]をnに設定する(ステップS831)。
次に、CPU21は、[数25]に基づいて、合成画素補正リニアRGB値RC(m,n)、G値=GC(m,n)およびB値=BC(m,n)を算出する(ステップS832、ステップS833、ステップS834)。
Figure 0005145017
ここで、関数fは4つのR値(またはG値、B値)の代表値を算出する関数であり、例えば、低周波数域通過フィルタ関数、相加平均関数等を適用することができる。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したか否かを判定し(ステップS835)、行インデックスiが最大値Iに到達していないと判定したときは行インデックスiを2だけインクリメントして(ステップS836)、ステップS831の処理に戻る。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したと判定したときは、列インデックスjが最大値Jに到達したか否かを判定し(ステップS837)、列インデックスjが最大値Jに到達していないと判定したときは列インデックスjを2だけインクリメントして(ステップS838)、ステップS831の処理に戻る。
CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達したと判定したときは、このルーチンを終了する。
[第10の実施形態]
第10の実施形態は、CPU21が、第9の実施形態の第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンに代えて第2の前置補正リニアRGB値算出ルーチンを実行する点だけが相違する。
そして、図35に示す第2の前置補正リニアRGB値算出ルーチンでは、第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのステップS804の代わりにステップS811からステップS813が実行される。
即ち、CPU21は、リニアRGB値補正係数C(i,j)を算出(ステップS803)した後、リニアRGB値に対してLPF処理を実行して、LPFリニアRGB値RL(i,j),GL(i,j),BL(i,j)を算出する(ステップS811)。
CPU21は、[数26]に基づいてRGBML(i,j)およびRGBM(i,j)を算出する(ステップS812)。
Figure 0005145017
次に、CPU21は[数27]に基づいて中間リニアRGB値RM(i,j),GM(i,j),BM(i,j)を算出する(ステップS813)。
Figure 0005145017
以下の処理は、第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンと同一であるので説明を省略する。
[第11の実施形態]
第11の実施形態は、CPU21が、第9の実施形態の第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンに代えて第3の前置補正リニアRGB値算出ルーチンを実行する点だけが相違する。
そして、図36に示す第3の前置補正リニアRGB値算出ルーチンでは、第2の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのステップS811におけるLPF処理の代わりに[数28]の処理が実行される。
Figure 0005145017
その他の処理は第10の実施形態と同一であるので説明を省略する。
[第12の実施形態]
第10の補正リニア画像値算出手段14Jは、図37に示すように、リニアRGB値に基づいて前置補正リニアRGB値を算出する第2の前置補正リニアRGB値算出手段132と、前置補正リニアRGB値に基づいて画素を含む複数の画素を合成した合成画素のリニアRGB値を補正リニアRGB値として出力する第2の合成画素リニアRGB値算出手段131と、補正リニアRGB値に基づいて副輝度補正係数を算出する第1の副輝度補正係数算出手段142と、リニア輝度を副輝度補正係数で補正して補正リニア輝度を算出する第1の補正リニア輝度算出手段143と、を含む。
以下にプログラムのフローチャートを参照しつつ、第12の実施形態に係る画像信号処理装置の動作を説明する。
図38は、第12の実施形態において第2の前置補正リニアRGB値算出手段132として機能する第4の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャートであって、CPU21は、まず、行インデックスiおよび列インデックスjを"1"に初期化する(ステップS900)。
次に、CPU21は、リニアRGB値に対してLPF処理を実行して、LPFリニアRGB値RL(i,j),GL(i,j),BL(i,j)を算出する(ステップS901)し、[数26]に基づいてRGBML(i,j)およびRGBM(i,j)を算出する(ステップS902)。
次に、CPU21は、[数29]に基づいて前置補正リニアRGB値RY(i,j)、GY(i,j)、BY(i,j)を算出する(ステップS903)。
Figure 0005145017
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したか否かを判定し(ステップS904)、行インデックスiが最大値Iに到達していないと判定したときは行インデックスiをインクリメントして(ステップS905)、ステップS901の処理に戻る。
CPU21は、行インデックスiが最大値Iに到達したと判定したときは、列インデックスjが最大値Jに到達したか否かを判定し(ステップS906)、列インデックスjが最大値Jに到達していないと判定したときは列インデックスjをインクリメントして(ステップS907)、ステップS901の処理に戻る。
CPU21は、列インデックスjが最大値Jに到達したと判定したときは、このルーチンを終了する。
第2の合成画素リニアRGB値算出手段131として機能する第2の合成画素リニアRGB値算出ルーチン、第1の副輝度補正係数算出手段142として機能する第1の副輝度補正係数算出ルーチン、第1の補正リニア輝度算出手段143として機能する第1の補正リニア輝度算出ルーチンについては既に説明したので、本実施形態での説明を省略する。
以上のように、本発明に係る画像信号処理装置は、表示可能な輝度レベルを改善することができるという効果を有し、画像処理装置等として有効である。
本発明の画像信号処理装置のブロック図 本発明の第1の実施形態の画像信号処理装置のハードウエア構成を表すブロック図 マイクロコンピュータのCPUが実行する画像信号処理プログラムのフローチャート 本発明の第1の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第1の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第1の合成画素リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第1の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第2の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第2の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第2の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する主輝度補正係数算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する大領域最大RGB値算出ルーチンのフローチャート 本発明の第3の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第3の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート 本発明の第4の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第4の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第3の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する副RGB値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第5の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第5の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第4の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第6の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第6の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第5の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第7の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第7の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第6の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第8の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第8の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第7の主画像値補正係数算出ルーチンのフローチャート 本発明の第9の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第9の補正リニア画像値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第1の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第2の合成画素リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第2の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート CPUが実行する第3の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート 本発明の第12の実施形態の画像信号処理装置のブロック図 CPUが実行する第4の前置補正リニアRGB値算出ルーチンのフローチャート
符号の説明
1 画像信号処理装置
11 リニアRGB値算出手段
12 リニア輝度算出手段
13 合成画素リニアRGB値算出手段
14 補正リニア画像値算出手段
15 表示用輝度算出手段
16 表示用RGB値算出手段
140 第1の主画像値補正係数算出手段
141 第1の補正リニアRGB値算出手段
142 第1の副輝度補正係数算出手段
143 第1の補正リニア輝度算出手段
144 第2の主画像値補正係数算出手段
145 第2の補正リニア輝度算出手段
146 第1の副RGB値補正係数算出手段
147 第2の補正リニアRGB値算出手段
148 第2の副RGB値補正係数算出手段
149 第3の主画像値補正係数算出手段
150 第4の主画像値補正係数算出手段
151 第5の主画像値補正係数算出手段
152 エッジ輝度算出手段
153 第6の主画像値補正係数算出手段
154 第7の主画像値補正係数算出手段

Claims (2)

  1. 被写体像を構成する画素のRGB値を逆ガンマ補正してリニアRGB値を算出するリニアRGB値算出手段と、
    前記リニアRGB値に基づいて前記画素毎にリニア輝度を算出するリニア輝度算出手段と、
    前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前記画素毎の補正リニア輝度および前記画素を含む複数の画素を合成した合成画素毎の補正リニアRGB値を算出する補正リニア画像値算出手段と、
    前記補正リニア輝度をガンマ補正して表示用輝度を算出する表示用輝度算出手段と、
    前記補正リニアRGB値をガンマ補正して表示用RGB値を算出する表示用RGB値算出手段と、を含む画像信号処理装置であって、
    前記補正リニア画像値算出手段が、
    前記リニアRGB値に基づいて前記画素を含む複数の画素を1つに合成した第1の合成画素リニアRGB値を算出する第1の合成画素リニアRGB値算出手段と、
    前記第1の合成画素リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて補正リニア輝度および補正リニアRGB値を算出する第1の副補正リニア画像値算出手段と、を含む画像信号処理装置。
  2. 被写体像を構成する画素のRGB値を逆ガンマ補正してリニアRGB値を算出するリニアRGB値算出手段と、
    前記リニアRGB値に基づいて前記画素毎にリニア輝度を算出するリニア輝度算出手段と、
    前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前記画素毎の補正リニア輝度および前記画素を含む複数の画素を合成した合成画素毎の補正リニアRGB値を算出する補正リニア画像値算出手段と、
    前記補正リニア輝度をガンマ補正して表示用輝度を算出する表示用輝度算出手段と、
    前記補正リニアRGB値をガンマ補正して表示用RGB値を算出する表示用RGB値算出手段と、を含む画像信号処理装置であって、
    前記補正リニア画像値算出手段が、
    前記リニアRGB値および前記リニア輝度に基づいて前置補正リニアRGB値を算出する第1の前置補正リニアRGB値算出手段と、
    前記前置補正リニアRGB値およびリニア輝度に基づいて前記補正リニアRGB値および前記補正リニア輝度を算出する第2の副補正リニア画像値算出手段と、を含む画像信号処理装置。
JP2007307419A 2006-12-05 2007-11-28 画像信号処理装置 Expired - Fee Related JP5145017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007307419A JP5145017B2 (ja) 2006-12-05 2007-11-28 画像信号処理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006328560 2006-12-05
JP2006328560 2006-12-05
JP2007307419A JP5145017B2 (ja) 2006-12-05 2007-11-28 画像信号処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008167418A JP2008167418A (ja) 2008-07-17
JP5145017B2 true JP5145017B2 (ja) 2013-02-13

Family

ID=39696180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007307419A Expired - Fee Related JP5145017B2 (ja) 2006-12-05 2007-11-28 画像信号処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5145017B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20120091578A (ko) 2011-02-09 2012-08-20 삼성전자주식회사 영상의 밝기 변환 방법 및 장치
EP3145167B1 (en) 2014-05-16 2020-04-01 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Conversion method and conversion device
JP6751901B2 (ja) * 2014-05-16 2020-09-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 輝度変換方法、輝度変換装置および映像表示装置
WO2015190044A1 (ja) 2014-06-10 2015-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 表示システム、表示方法および表示装置
CN110231926B (zh) 2014-06-10 2022-11-04 松下知识产权经营株式会社 再现方法和再现装置
EP3570555B1 (en) 2014-06-16 2023-10-18 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Display method and display device using type information and hdmi and hdcp
CN110572605B (zh) 2014-06-20 2022-01-07 松下知识产权经营株式会社 再现方法及再现装置及存储介质
MX357793B (es) 2014-06-23 2018-07-25 Panasonic Ip Man Co Ltd Metodo de conversion y aparato de conversion.
CN106165403B (zh) 2014-06-26 2019-11-29 松下知识产权经营株式会社 数据输出装置、数据输出方法以及数据生成方法
CN111836047A (zh) 2014-06-27 2020-10-27 松下知识产权经营株式会社 显示装置
CN106233741B (zh) 2014-06-30 2020-02-14 松下知识产权经营株式会社 数据再现方法以及再现装置
WO2016027423A1 (ja) 2014-08-19 2016-02-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 伝送方法、再生方法及び再生装置
EP3223530A4 (en) 2014-09-22 2018-01-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Playback method and playback device
JP6731722B2 (ja) 2015-05-12 2020-07-29 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 表示方法および表示装置
JP6663214B2 (ja) 2015-05-26 2020-03-11 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 表示方法および表示装置
WO2018062022A1 (ja) 2016-09-28 2018-04-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 調整装置、調整方法およびプログラム
JP7137544B2 (ja) 2019-09-26 2022-09-14 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理方法、プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1093989A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Victor Co Of Japan Ltd テレビジョン受像機
JP2005148323A (ja) * 2003-11-13 2005-06-09 Pioneer Plasma Display Corp 画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法
JP2008026339A (ja) * 2004-12-24 2008-02-07 Sharp Corp 表示装置
JP4145888B2 (ja) * 2005-03-23 2008-09-03 セイコーエプソン株式会社 表示装置および表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008167418A (ja) 2008-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5145017B2 (ja) 画像信号処理装置
US6724934B1 (en) Method and apparatus for generating white component and controlling the brightness in display devices
JP2009500654A (ja) ディスプレイを駆動するための信号を変換する方法及び装置並びに前記方法及び装置を利用したディスプレイ
EP2104932B1 (en) Multi-primary conversion
KR101207318B1 (ko) Rgb 컬러 공간으로부터 rgbw 컬러 공간으로의변환을 포함하는 디스플레이 구동 방법
US8111915B2 (en) Apparatus and method of enhancing color of image
US20070139739A1 (en) Color correction apparatus and method
AU2003213363A1 (en) Image display apparatus, image processing method, program, and recording medium
KR102539242B1 (ko) 상이한 일정한-휴 리프들에 속하는 커스프 칼라들의 명도에 또한 기초한 명도 맵핑을 사용하는 칼라 색역 맵핑
JP2001008219A (ja) 画像表示装置
US7362470B2 (en) Color image processing apparatus
JP5669599B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法
EP2161918B1 (en) Image processor, image display device, image processing method, and image display method
TW201807693A (zh) 像素驅動方法
US20100119150A1 (en) Image processor, image display device, and image processing method
TW201312531A (zh) 多原色液晶顯示器及其色彩訊號轉換裝置與方法
US9240148B2 (en) Image processing device, display device, and image processing method
JP4878797B2 (ja) プロジェクションディスプレイの経時変化補正装置
US20170208218A1 (en) Lightness mapping in two steps
US10013908B2 (en) Display devices and displaying methods
US20160165098A1 (en) Method for correcting color using rgb data
US20050068465A1 (en) Adjustment of motion vectors in digital image processing systems
JP2006165950A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4470587B2 (ja) 画像表示装置
US20090135210A1 (en) Video processing apparatus and video processing method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121030

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121126

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees