JP2005148323A - 画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法 - Google Patents

画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】映像信号と一定輝度の信号とを含む画像信号に対して中間階調処理を行っても、その画像信号中の2種類の信号をそれぞれ正確に表示することを可能とする。
【解決手段】画像サンプリング部4と判定部6−iとを具備する画像信号処理回路を用いる。画像サンプリング部4は、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)の画素の画像信号から、M×N(MおよびNは、2≦M<P、2≦N<Qの自然数)のサンプリング画素のサンプリング画像信号をサンプリングする。判定部6−iは、そのサンプリング画像信号に基づいて、複数の画像処理部2−iのうちからそのサンプリング画像信号を画像処理する選択画像処理部2−sを選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法に関し、特に、入力信号に基づいて複数の画像処理を選択する画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法に関する。
プラズマディスプレイ(以下、「PDP」とも記す)は、フラットディスプレイパネルの一つとして近年注目されている。PDPでは、サブフレーム(以下、「SF」とも記す)を用いた時分割発光表示方法が知られている。ただしPDPでは、ディスプレイ自体の階調再現性能だけでは十分な画質を得られない場合があるため、ディザ法や誤差拡散法などを用いた擬似多階調化の手法が用いられてきた。
PDPは、NTSC(National Television System Committee)方式、EDTV(Extend Definition TV)方式、PAL(Phase Alternation by Line)方式等のさまざまなテレビ信号方式に対応することができる。例として、図2に示すような画像信号が、PDPに入力される場合を考える。図2は、画面左右端又は画面上下端に表示される一定の輝度を持った信号146と、映像信号144とを含む画像信号142の表示状態を示す。このような画像信号142は、例えば、アスペクト比4:3の映像信号をアスペクト比16:9の映像信号に変換した場合や、逆にアスペクト比16:9の映像信号をアスペクト比4:3の映像信号に変換する際に発生する。ここで、映像信号は、自然画やTV信号、映画のような画像信号に例示される。一定の輝度を持った信号は、黒、灰色のような一定の輝度を持つ画像信号に例示される。
PDPにおける従来型の画像処理回路は、入力される映像信号に対して、逆ガンマ変換処理、誤差拡散処理、ディザ処理等の各信号処理を行う回路が直列に並んでいる。ここでは、例として、直列的にP種類(Pは自然数)の画像処理部を含む画像処理回路110について説明する。図1は、このような従来の画像処理回路を示すブロック図である。P種類の画像処理を行う画像処理部102−q(qは自然数)のいずれかに誤差拡散処理回路、ディザ処理回路等の処理を含む。そして、画像処理された画像信号は、PDPモジュール130で表示される。
図1に示すような従来型の画像処理回路110に、図2にしめすような表示装置の解像度よりも小さな解像度を持つ映像信号144と、表示装置の表示に際して前述の映像信号144以外の表示部分に一定輝度の信号146が混在して入力される。そして、P種類の画像処理部102−qのいずれかにおいて、誤差拡散処理のような、原画と画像処理結果との信号誤差を最小にするような処理を行う。その場合、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分には有効に画像処理がなされるが、一定輝度の信号に対しては、PDPモジュール130で表示されるとき、誤差拡散処理による特有のパターンを生じることがある。
また、P種類の画像処理部102−qのいずれかにおいてディザ処理のような、原画に対して雑音を印加するような処理においては、PDPモジュール130で表示されるとき、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点が不明確になってしまう。
入力信号が表示解像度よりも小さな解像度を持つ映像信号と、表示装置の表示に際して前記の映像信号以外の表示部分に対して入力される一定輝度の信号とを含む画像信号に中間階調処理を行っても、画像信号中の2種類の信号のそれぞれを正確に表示することが可能な画像処理回路が望まれる。
上記2種類の信号の境界を明確にして表示することが可能な画像処理回路が望まれる。
上記2種類の信号に対応して適切に画像処理を行うことが可能な画像処理回路が求められる。
上記画像信号の画質を改善できる画像処理回路が求められる。
関連する技術として、特開平9−185340号公報に、ディスプレイ装置の技術が開示されている。この技術は、複数種類の画像信号に基づいて、複数種類の画像を表示パネルの同一画面上に分割して表示するようにしたディスプレイ装置である。その複数種類の画像信号は、濃淡画像に対応した映像信号と、一様な単色の背景色に対応した背景色信号とからなる。ディスプレイ装置は、誤差拡散回路と、切替信号発生回路と、選択回路とを具備する。誤差拡散回路は、その映像信号の誤差拡散処理を行う。切替信号発生回路は、その表示パネルでの画像表示位置に対応した切替信号を出力する。選択回路は、この切替信号発生回路から出力する切替信号に基づいて、その誤差拡散回路の出力信号とその背景色信号とを選択的に切り替えてその表示パネルへ出力する。
特開平9−185340号公報
従って、本発明の目的は、入力信号が表示解像度よりも小さな解像度を持つ映像信号と、表示装置の表示に際して前記の映像信号以外の表示部分に対して入力される一定輝度の信号とを含む画像信号に対して中間階調処理を行っても、その画像信号中の2種類の信号をそれぞれ正確に表示することが可能な画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、上記2種類の信号の境界を明確にして表示することが可能な画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、上記2種類の信号に対応して適切に画像処理を行うことが可能な画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、上記画像信号の画質を改善できる画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
従って、上記課題を解決するために、本発明の画像信号処理回路は、画像サンプリング部(4)と、判定部(6−i)とを具備する。画像サンプリング部(4)は、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)の画素の画像信号から、M×N(MおよびNは、2≦M<P、2≦N<Qの自然数)のサンプリング画素のサンプリング画像信号をサンプリングする。判定部(6)は、そのサンプリング画像信号に基づいて、複数の画像処理部(2−i)のうちからそのサンプリング画像信号を画像処理する選択画像処理部(2−s)を選択する。
ここで、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)の画素の画像信号は、入力信号が表示解像度よりも小さな解像度を持つ映像信号と、表示装置の表示に際してその映像信号以外の表示部分に対して入力される一定輝度の信号との2種類を含む画像信号である。
サンプリング画像信号として一画素分ではなく複数画素分の信号を用いるので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断を正確に行うことが可能となる。それにより、サンプリング画像信号を画像処理する画像処理部(2−i)を適切に選択できる。
上記の画像信号処理回路において、判定部(6−i)は、比較部(7−i)と、選択部(9−i)とを備える。比較部(7−i)は、そのサンプリング画像信号から、互いに異なるm×n(mおよびnは、m≦M、n≦Nの自然数)の比較サンプリング画素の複数の比較サンプリング画像信号をサンプリングし、その複数の比較サンプリング画像信号の階調値を互いに比較する。選択部(9−i)は、その比較結果に基づいて、選択画像処理部(2−s)を選択する。
サンプリング画像信号の中の複数の比較サンプリング画像信号の階調値を用いているので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。
上記の画像信号処理回路において、比較部(7−i)は、その複数の比較サンプリング画像信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較する。選択部(9−i)は、その差がその基準値未満の場合、選択画像処理部(2−s)として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない。
階調値の最大値と最小値との相違を用いているので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。そして、映像信号の場合(差がその基準値以上の場合)擬似中間調処理を行い、一定輝度の信号の場合(差がその基準値未満の場合)に擬似中間調処理を行わないことにより、表示画像の画質を改善できる。
上記の画像信号処理回路において、判定部(6−i)は、比較部(7−i)と、選択部(9−i)とを備える。比較部(7−i)は、そのサンプリング画素信号における階調値を互いに比較する。選択部(9−i)は、その比較結果に基づいて、選択画像処理部(2−s)を選択する。
サンプリング画像信号の中の各画素の階調値を用いているので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。
上記の画像信号処理回路において、比較部(7−i)は、そのサンプリング画素信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較する。選択部(9−i)は、その差がその基準値未満の場合、選択画像処理部(2−s)として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない。
階調値の最大値と最小値との相違を用いているので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。そして、映像信号の場合(差がその基準値以上の場合)擬似中間調処理を行い、一定輝度の信号の場合(差がその基準値未満の場合)に擬似中間調処理を行わないことにより、表示画像の画質を改善できる。
上記の画像信号処理回路において、判定部(6e−j)は、比較部(7e−j)と、選択部(9e−j)とを備える。比較部(7e−j)は、そのサンプリング画素信号における階調値と入力された基準値とを比較する。選択部(9e−j)は、その比較結果に基づいて、選択画像処理部(2e−s)を選択する。
入力された基準値は、中間階調処理を行わない輝度を示す。入力された基準値を用いるので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。
上記の画像信号処理回路において、比較部(7e−j)は、その階調値と、その基準値との差を算出する。選択部(9e−j)は、その差がその基準値未満の場合、選択画像処理部(2e−s)として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない。
階調値と中間階調処理を行わない輝度を示す基準値との相違を用いているので、サンプリング画像信号が映像信号か一定輝度の信号かの判断をより正確に行うことが可能となる。そして、映像信号の場合(差がその基準値以上の場合)擬似中間調処理を行い、一定輝度の信号の場合(差がその基準値未満の場合)に擬似中間調処理を行わないことにより、表示画像の画質を改善できる。
上記の画像信号処理回路において、その擬似中間調処理部は、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部およびディザ処理を行うディザ処理部の少なくとも一方を含む。
擬似中間調処理は、誤差拡散処理およびディザ処理の少なくとも一方を含むことが画質向上に好ましい。
上記課題を解決するために本発明の表示装置は、画像信号処理回路(10)と、表示部(50)とを具備する。画像信号処理回路(10)は、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号に基づいて、画像処理された画像信号を出力する上記のいずれか一項に記載されている。表示部(50)は、その画像処理された画像信号を示す画像を表示する。
このような表示装置は、映像信号と一定輝度の信号との境界における画像処理を明確に行い、画質を改善することができる。
上記課題を解決するために本発明の画像信号処理方法は、(a)ステップと、(b)ステップとを具備する。(a)ステップでは、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号から、M×N(MおよびNは、2≦M<P、2≦N<Qの自然数)のサンプリング画素のサンプリング画像信号をサンプリングする。(b)ステップでは、そのサンプリング画像信号に基づいて、複数の画像処理方法のうちからそのサンプリング画像信号を画像処理する選択画像処理方法を選択する。
上記の画像信号処理方法において、
その(b)ステップは、(b1)ステップと、(b2)ステップとを備える。(b1)ステップでは、そのサンプリング画像信号のうちから、互いに異なるm×n(mおよびnは、m≦M、n≦Nの自然数)の比較サンプリング画素の複数の比較サンプリング画像信号をサンプリングし、その複数の比較サンプリング画像信号の階調値を互いに比較する。(b2)ステップでは、その比較結果に基づいて、その選択画像処理方法を選択する。
上記の画像信号処理方法において、その(b1)ステップは、(b11)その複数の比較サンプリング画像信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較するステップを含む。その(b2)ステップは、(b21)その差がその基準値以上の場合、その選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む。
上記の画像信号処理方法において、その(b)ステップは、(b3)ステップと、(b4)ステップとを備える。(b3)ステップでは、そのサンプリング画像信号における階調値を互いに比較する。(b4)ステップでは、その比較結果に基づいて、その選択画像処理方法を選択する。
上記の画像信号処理方法において、(b3)ステップは、(b31)そのサンプリング画像信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較するステップを含む。(b4)ステップは、(b41)その差がその基準値以上の場合、その選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む。
上記の画像信号処理方法において、(b)ステップは、(b5)ステップと、(b6)ステップとを備える。(b5)ステップでは、そのサンプリング画像信号における階調値と入力された基準値とを比較する。(b6)ステップでは、その比較結果に基づいて、その選択画像処理方法を選択する。
上記の画像信号処理方法において、(b5)ステップは、(b51)その階調値とその基準値との差を算出するステップを含む。(b6)ステップは、(b61)その差がその基準値以上の場合、その選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む。
上記の画像信号処理方法において、その擬似中間調処理法は、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理法およびディザ処理を行うディザ処理法の少なくとも一方を含む。
上記課題を解決するために本発明の表示方法は、(c)ステップと、(d)ステップとを具備する。(c)ステップでは、1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号に基づいて、画像処理された画像信号を出力する請求項8乃至13のいずれか一項に記載の画像信号処理方法を実行する。(d)ステップでは、その画像処理された画像信号を示す画像を表示する。
本願発明によれば、M×N画素の画像データのサンプリングを行い、サンプリングされた画像データに含まれる階調値を比較することによって画像処理部の制御を行うことにより、入力信号が表示解像度よりも小さな解像度を持つ映像信号と、表示装置の表示に際して前記の映像信号以外の表示部分に対して入力される一定輝度の信号との2種類からなる信号を表示する際、誤差拡散処理およびディザ処理等の中間階調処理を行った際に、2種の画像信号の境界における画像処理を明確に行い、画質を改善することができる。また、中間階調処理を行わない輝度信号を外部より規定することで、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点を明確に規定することが出来る。
なお、本発明が下記実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、適宜変更され得ることは明らかである。
以下、本発明の画像信号処理回路、表示装置、画像信号処理方法及び表示方法の実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。本実施の形態において、プラズマディスプレイパネル(PDP)を例に示して説明するが、他の複数の画像処理回路を用いる画像処理装置についても適用可能である。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の画像信号処理回路及び表示装置の第1の実施の形態の構成について説明する。
図3Aは、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。画像処理回路10は、画像処理制御部8と、複数の画像処理部2−i(i=1〜R、Rは自然数で画像処理部の数に対応、以下同じ)とを具備する。
画像処理制御部8は、1フレームがP×Q画素(PおよびQは自然数)である画像データ(画像信号)の入力に基づいて、M×N画素(MおよびNは2≦M<P、2≦N<Qの自然数、以下「サンプリング画素」という)ごとに、その画像データをサンプリングする。そして、サンプリング画素の画像データであるサンプリング画像データ(サンプリング画像信号)を、画像処理部2−1に出力する。各画素の画像データは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各データを含んでいる。
ここで、M及びNは、図2の一定輝度の信号146を見出すことが可能な大きさが選択される。その大きさは、1フレームにつき、サンプリング画素の全てが一定の輝度の信号146となることができる大きさである。更に、サンプリング画素において、その一部が一定の輝度の信号146で残りが映像信号144の場合、擬似多階調化処理を行っても、表示装置におけるそのサンプリング画素の画像が劣化しない大きさに限定される。そのような大きさとしては、M及びNは、10以下が好ましく、より好ましくは5以下である。一方、サンプリング画素が一つの場合、サンプリング画素が一定の輝度の信号146の部分か否かを判断できない。そのため、複数の画素においてサンプリングすることが好ましい。そのような大きさとしては、M及びNは、2以上が好ましく、より好ましくは3以上である。
更に、画像処理制御部8は、サンプリング画像データに含まれる各画素の階調値を比較することにより、複数の画像処理部2−i(i=1〜R)のうちからそのサンプリング画像データを画像処理する画像処理部を選択する。そして、選択される画像処理部へ選択信号を出力する。選択される画像処理部は、0個以上、R個以下である。選択される画像処理部が0の場合、選択信号は出力しない。ここでの比較は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。
複数の画像処理部2−i(i=1〜R)は、互いに直列に接続されている。一方の端の画像処理部2−1は、画像処理制御部8に接続され、サンプリング画像データを入力される。各画像処理部2−iは、画像処理制御部8から選択信号を入力された場合、入力されたサンプリング画像データに対して、所定の画像処理を実行する。所定の画像処理は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。そして、その後サンプリング画像データを次の画像処理部へ出力する。選択信号を入力されない場合、入力されたサンプリング画像データに対して、画像処理を行わない。そして、サンプリング画像データを次の画像処理部へ出力する。他方の端の画像処理部2−Pは、サンプリング画像データをPDPモジュール(後述)へ出力する。
画像処理部2−iは、中間調処理を行う回路、例えば、誤差拡散処理回路、ディザ処理回路などに例示される。
画像処理制御部8は、画像データサンプリング部4と、複数の判定部6−i(i=1〜R、Rは自然数で画像処理部の数に対応、以下同じ)とを備える。
画像データサンプリング部4は、M×N画素ごとに、その画像データをサンプリングして、サンプリング画像データとして複数の判定部6−i(i=1〜R)の全てへ出力する。
複数の判定部6−i(i=1〜R)は、その各々が、複数の画像処理部2−i(i=1〜R)のうちの一つと対応している。すなわち、判定部6−iは、画像処理部2−iへ対応している。そして、それぞれの判定部6−iは、サンプリング画像データに含まれる各画素の階調値と所定の第1条件とを比較する。その結果、所定の条件が満足される場合、対応する画像処理部2−iへ選択信号を出力する(画像処理部2−iを選択する)。ただし、この比較は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。
所定の第1条件は、例えば、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の階調値の少なくとも一つがサンプリング画像データに含まれる各画素の間で同じ値にならない、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の階調値の少なくとも一つについて最大値と最小値との差が所定の基準値以上である、などに例示される。すなわち、この所定の第1条件に基づいて、画像データが、映像信号(図2における144)であるか、一定輝度を有する信号(図2における146)であるかを判断する。
判定部6−iについては、以下のような構成を用いることができる。
図3Bは、判定部の一例を示すブロック図である。判定部6−iは、比較部7−iと選択部9−iとを備える。
比較部7−iは、M×N画素のサンプリング画像データのうちから、互いに異なるm×n画素(mおよびnはm≦M、n≦Nの自然数、以下「比較サンプリング画素」という)ごとに、そのサンプリング画像データを更にサンプリングする。得られるサンプリング画像データとしての比較サンプリング画像データ(比較サンプリング画像信号)について、図5A及び図5Bを用いて説明する。
図5Aは、M×N画素と、m×n画素とを示す図である。左側が、M×N画素12である。ここでは、M=N=5の場合を示している。右側が、m×n画素14である。ここでは、m=n=3の場合を示している。いずれも、一マスが、一画素に対応する。M×N画素のサンプリング画像データとは、M×N画素12の画像データである。m×n画素の比較サンプリング画像データとは、m×n画素14の画像データである。
比較サンプリング画像データについて更に説明する。
図5Bは、M×N画素12からm×n画素14をサンプリングする方法を示す図である。すなわち、M×N画素のサンプリング画像データのうちから、m×n画素の比較サンプリング画像データをサンプリングする方法の一例を示している。一番左の図において、5×5画素の左上隅から3×3画素をサンプリングする(すなわち、5×5画素のサンプリング画像データのうちから、3×3画素の比較サンプリング画像データをサンプリングする。以下同様)。続いて、5×5画素の左上隅から一列右にずれた3×3画素をサンプリングする。このように、一列ずつずらしながらサンプリングを行う。3×3画素が右上隅に達したら、一行下にずらして左隅から再びサンプリングを行う。以上のようにサンプリングを連続的に行い、3×3画素が右下隅に達したらサンプリングが終了する。この場合では、9通りのサンプリングが行われ、9種類の3×3画素分の比較サンプリング画像データが取得される。なお、順番は上記の例に限定されない。
図3Bを参照して、比較部7−iは、得られた複数(上記例では9個)の比較サンプリング画像データ(比較サンプリング画像信号)に含まれる各画素の階調値について、所定の演算を行う。ただし、この演算は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。
続いて、演算結果と所定の第2条件とを比較する。そして、比較結果を選択部9−iへ出力する。
ここで、所定の演算は、例えば、複数の比較サンプリング画像データの各々について各画素のR(赤)、G(緑)、B(青)の各々の階調値の合計を計算し、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々についてその合計の最大値と最小値との差を取る、その合計の最大値と最小値との比を取る、などに例示される。所定の第2条件は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の演算結果の少なくとも一つが所定の基準値以上の場合、所定の基準範囲に入らない場合、などに例示される。すなわち、この所定の第2条件に基づいて、画像データが、映像信号(図2における144)であるか、一定輝度を有する信号(図2における146)であるかを判断する。
選択部9−iは、比較結果において、演算結果が所定の第2条件を満足している場合、対応する画像処理部2−iへ選択信号を出力する。演算結果が所定の第2条件を満足していない場合、選択信号を出力しない。
(m×n)画素の組は、各判定部6−i(対応する各画像処理)ごとに異なる値であっても良い。それにより、画像処理の種類に応じて、異なる条件が必要な場合に対応することができる。
上記構成により、入力された画像データに基づいて、その画像データを画像処理する画像処理部を選択することができる。
次に、本発明の表示装置の第1の実施の形態の構成について説明する。
図4は、本発明の表示装置(プラズマ表示装置)の第1の実施の形態の構成を説明する図である。プラズマ表示装置1は、アナログインターフェース20(以下、「アナログI/F」とも記す)と、プラズマディスプレイモジュール30(以下、「PDPモジュール30」とも記す)とを備える。
アナログI/F20は、受信したアナログビデオ信号及びアナログRGB信号を、ディジタルRGB映像信号に変換する。そして、そのディジタルRGB映像信号を逆ガンマ変換後に、図3において説明した画像処理回路10で擬似多階調化処理を施した後、PDPモジュール30に出力する。アナログI/F20は、ビデオクロマデコーダ部21、A/D変換部22、同期信号制御部23、画像フォーマット変換部24、逆ガンマ変換部25、中間階調処理回路10、システムコントロール部26及びPLE制御部27を備える。
ビデオクロマデコーダ部21は、アナログビデオ信号を、RGBまたはYUV等の映像信号に変換し、アナログ映像信号とする。そして、それをA/D変換部22及び同期信号制御部23へ出力する。
A/D変換部22は、アナログ映像信号が入力された場合、アナログ映像信号をディジタル映像信号に変換し、画像フォーマット変換部24へ出力する。
アナログRGB信号が入力された場合、アナログRGB信号をディジタルRGB信号に変換し、逆ガンマ変換部25へ出力する。
画像フォーマット変換部24は、入力されたディジタル映像信号の画素構成とPDPモジュール30の画素構成とが異なる場合に、ディジタル映像信号の画素構成をPDPモジュール30の画素構成へ変換する。
逆ガンマ(γ)変換部25は、予めガンマ変換されているアナログRGB信号またはアナログビデオ信号を、逆ガンマ変換して線形特性を有するように復元する。ここでは、ディジタル映像信号が入力された場合、ディジタル映像信号を逆ガンマ変換し、ガンマ補正済みのディジタルRGB信号として中間階調処理回路10へ出力する。
ディジタルRGB信号が入力された場合、ディジタルRGB信号を逆ガンマ変換し、ガンマ補正済みのディジタルRGB信号として中間階調処理回路10へ出力する。
画像処理回路10は、図3A及び図3Bにおいて説明した回路である。逆ガンマ変換部25からのガンマ補正済みのディジタルRGB信号の入力に基づいて、必要に応じて複数の画像処理部2−i(i=1〜R)のいくつかにおいて画像処理を施されたディジタルRGB信号としてのディジタルRGB映像信号を生成する。そして、ディジタルRGB映像信号をPDPモジュール30へ出力する。ただし、ディジタルRGB信号は、図3A及び図3Bにおける画像データである。ディジタルRGB映像信号は、サンプリング画像データである。
同期信号制御部23は、PLL回路を含む。アナログビデオ信号またはアナログRGB信号と同時に供給される水平同期信号を取り出す。そして、水平同期信号を基準として、サンプリングクロック及びデータクロック信号を生成する。その後、アナログビデオ信号またはアナログRGB信号と同時に供給される水平同期信号及び垂直同期信号と共に、データクロック信号をPDPモジュール30へ出力する。
PLE制御部27は、RGB映像信号の平均輝度レベルを受信する。そして、その平均輝度レベルが第1基準値以下である場合、表示輝度を上昇させるPLE制御信号を出力する。逆に、平均輝度レベルが第2基準値以上(第1基準値<第2基準値)である場合、表示輝度を低下させるPLE制御信号を出力する。
システムコントロール部26は、各種制御信号をPDPモジュール30へ出力する。
PDPモジュール30は、アナログI/F20から受信したディジタルRGB映像信号を、SF分割発光表示を行う。PDPモジュール30は、ディジタル信号処理・制御部31とPDPパネル部32とモジュール内電源部33とを備える。
ディジタル信号処理・制御部31は、入力インターフェース信号処理部(以下、「入力I/F信号処理部」とも記す)34とフレームメモリ35とメモリ制御部36とドライバ制御部37とを備える。
入力I/F信号処理部34は、入力信号平均輝度レベル演算回路(図示されず)、輝度レベル制御回路(図示されず)を含む。入力信号平均輝度レベル演算回路は、ディジタルRGB映像信号の平均輝度レベルを計算する。そして、その平均輝度レベルを示す例えば5ビットの輝度データをPLE制御部27に出力する。輝度レベル制御回路は、その輝度データに基づくPLE制御部27からのPLE制御データに基づいて、メモリ制御部36やドライバ制御部37を制御する信号を出力する。
フレームメモリ35は、入力インターフェース信号処理部34に入力されたディジタルRGB映像信号を映像データとして一旦格納する。そして、メモリ制御部36からの制御信号により、PDPドライバ(PDPパネル部32の各ドライバ)が必要とする構成の映像データを、所定のタイミングでPDPパネル部32へ出力する。
メモリ制御部36は、フレームメモリ35を制御する制御信号をフレームメモリ35へ出力する。
ドライバ制御部37は、各ドライバを制御するドライバ制御信号をPDPパネル部32へ出力する。
PDPパネル部32は、プラズマディスプレイパネル(PDP)50、走査ドライバ38、データドライバ39、高圧パルス部40、電力回収部41とを備える。
走査ドライバ38は、走査電極を制御、駆動する。
データドライバ39は、データ電極を制御、駆動する。
高圧パルス部40は、PDP50及び走査ドライバ38にパルス電圧を供給する。
PDP50は、行列状に配列された1365個×768個の画素を有する。走査ドライバ38による走査電極の制御とデータドライバ39によるデータ電極の制御に基づいて、複数の画素のうちの所定の画素を点灯又は非点灯することにより、所望の画像を表示する。
電力回収部41は、高圧パルス部40からの余剰電力を回収する。
モジュール内電源部33は、ディジタル信号処理・制御部31及びPDPパネル部32に、ロジック用電力を供給している。それと共に、表示用電源から直流電力を供給され、この直流電力の電圧を所定の電圧に変換した後、PDPパネル部32に供給している。
次に、本発明の画像信号処理回路及び表示装置の第1の実施の形態の動作について説明する。
図6は、本発明の画像信号処理方法の第1の実施の形態(画像信号処理回路の動作)を示すフロー図である。
アナログI/F20において、1フレームがP×Q画素である画像データ(ディジタルRGB信号)は、逆ガンマ変換部25から画像処理回路10へ入力される。
(1)ステップS01
画像データサンプリング部4において、M×N画素のサンプリング画素分のサンプリング画像データが、画像データからサンプリングされる。サンプリング画像データは、各判定部6−i(i=1〜R)及び画像処理部2−1へ出力される。
(2)ステップS02
各判定部6−iの比較部7−iにおいて、m×n画素分の複数の比較サンプリング画像データが、M×N画素のサンプリング画像データからサンプリングされる。
(3)ステップS03
各判定部6−iの比較部7−iにより、各比較サンプリング画像データは、含まれる各画素の階調値に所定の演算を施される。演算結果は、所定の第2条件と比較される。その比較結果は、各判定部6−iの選択部9−iへ出力される。ここで、所定の演算は、複数の比較サンプリング画像データの各々について各画素のR(赤)、G(緑)、B(青)の各々の階調値の合計を計算したとき、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々についてその合計の最大値と最小値との差Δ1を求める。演算結果は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の差Δ1(Δ1(R)、Δ1(G)、Δ1(B))である。所定の第2条件は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の演算結果の少なくとも一つが所定の基準値以上となることである。
(4)ステップS04
各判定部6−iにおいて、比較結果が所定の第2条件を満たす場合、対応する画像処理部2−iへ選択信号が出力される。この選択信号により、対応する画像処理部2−iが選択される。この場合、所定の基準値を適切に設定すれば、差Δ1=0(Δ1(R)、Δ1(G)、Δ1(B)の全てが0)となる一定輝度を有する画像データ(図2における146)については選択信号を出力せず、差Δ1(Δ1(R)、Δ1(G)、Δ1(B)の少なくとも一つが0でない)>0となる画像データ(図2における144)については選択信号を出力させることができる。
(5)ステップS05
サンプリング画像データは、複数の画像処理部2−i(i=1〜R)のうち、選択信号を受信したものにより、画像処理を施される。そして、最終的に、画像処理工程を通過済みサンプリング画像データ(ディジタルRGB映像信号)が、画像処理部2−RからPDPモジュール30へ出力される。
(6)ステップS06
サンプリング画像データ(ディジタルRGB映像信号)は、PDPモジュール30におけるPDPパネル50で表示される。
上記のプロセスにより、映像信号(図2における144)と一定輝度の信号(図2における146)とを含む画像信号(図2における142)に対して、映像信号と一定輝度の信号とに対応して画像処理制御部8が画像処理部を適切に選択するので、中間階調処理回路を用いても、その画像信号中の2種類の信号をそれぞれ正確に表示することが可能となる。そして、上記画像信号の表示画面上の画質を改善できる。
なお、上記ステップS02を省略し、ステップS03、ステップS04を以下のようにすることも可能である。この場合も、上記の場合と同様の効果を得ることができる。
(3’)ステップS03’
各判定部6−iにより、サンプリング画像データは、含まれる各画素の階調値と所定の第1条件とを比較される。ただし、この比較は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。所定の条件は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各々の階調値の少なくとも一つがサンプリング画像データに含まれる各画素の間で同じ値にならないことである。
(4’)ステップS04’
各判定部6−iにおいて、比較結果が所定の第1条件を満たす場合、対応する画像処理部2−iへ選択信号が出力される。この選択信号により、対応する画像処理部2−iが選択される。この場合、各画素の階調値が同じ値となる一定輝度を有する画像データ(図2における146)については選択信号を出力せず、各画素の階調値が同じ値でない画像データ(図2における144)については選択信号を出力させることができる。
図7は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の応用例を示すブロック図である。この図では、複数の画像処理回路2a−i(i=1〜k)において、画像処理回路2a−1についてはディザ処理を行うディザ処理部2a−1とし、画像処理回路2a−kについては誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部2a−kとしている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
図8は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の他の応用例を示すブロック図である。この図では、画像処理回路2bは一つであり、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部2bを用いている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
図9は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の更に他の応用例を示すブロック図である。この図では、画像処理回路2cは一つであり、ディザ処理を行うディザ処理部2cを用いている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
図10は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の別の応用例を示すブロック図である。この図では、複数の画像処理回路2d−i(i=1〜2)において、画像処理回路2d−1については誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部2d−1とし、画像処理回路2d−2についてはディザ処理を行うディザ処理部2d−2としている。そして、判定部6dは、誤差拡散処理部2d−1とディザ処理部2d−2とに対して共通に用いられるようにしている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
この実施の形態では、一定輝度の信号に関しては誤差拡散処理を行わないため、特有の階調パターンを生じることがない。さらに本実施の形態では、一定輝度の信号に関してはディザ処理を行わないため、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点が不明確になってしまうことがない。ディザ処理を行わない輝度信号を外部より規定することが出来るため、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点を明確に規定することが出来る。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の画像信号処理回路及び表示装置の第2の実施の形態の構成について説明する。
図11は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。画像処理回路10eは、画像処理制御部8eと、複数の画像処理部2e−j(j=1〜L、Lは自然数で画像処理部の数に対応、以下同じ)とを具備する。
本実施の形態における画像処理制御部8e、複数の画像処理部2e−j(j=1〜L、Lは自然数で画像処理部の数に対応、以下同じ)は、判定部6e−j(j=1〜L)以外は、第1の実施の形態における画像処理制御部8、複数の画像処理部2−i(j=1〜R)と同様である。
複数の判定部6e−j(j=1〜L)は、その各々が、複数の画像処理部2e−j(j=1〜L)のうちの一つと対応している。すなわち、判定部6e−jは、画像処理部2e−jへ対応している。そして、それぞれの判定部6e−jは、サンプリング画像データに含まれる各画素の階調値と所定の第1条件とを比較する。その結果、所定の条件が満足される場合、対応する画像処理部2e−jへ選択信号を出力する(画像処理部2e−jを選択する)。ただし、この比較は、各画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の各データごとに行われる。所定の第1条件は、第1の実施の形態の場合と同様である。
判定部6e−jは、図3Bのような比較部7e−jと選択部9e−jとを具備する構成でも良い。
比較部7−jは、M×N画素のサンプリング画像データに含まれる各画素の階調値について、別途入力される一定輝度指定データと比較する。すなわち、各画素の階調値に含まれる輝度成分と、一定輝度指定データの示す輝度とを比較する。そして、各画素の階調値の輝度成分が所定の第3条件を満足するかを判定する。その後、各画素ごとの比較結果を選択部9−jへ出力する。ただし、一定輝度指定データは、R(赤)、G(緑)、B(青)用の各輝度指定データを含む。比較は、画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度成分データの各々と、一定輝度指定データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度指定データうちの対応するデータとについて行われる。
所定の第3条件は、各画素におけるR(赤)、G(緑)、B(青)の各々の輝度成分データと、対応する一定輝度指定データのR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度指定データとの差(絶対値)が所定の基準値以上の場合、所定の基準範囲に入らない場合、などに例示される。
選択部9−jは、比較結果において、各画素の階調値の輝度成分が第3条件を満足している場合、対応する画像処理部2−jへ選択信号を出力する。各画素の階調値の輝度成分が第3条件を満足していない場合、選択信号を出力しない。
本発明の表示装置(プラズマ表示装置)の第2の実施の形態の構成については、画像処理装置10eを用いる以外は、第1の実施の形態と同様である。
次に、本発明の画像信号処理回路及び表示装置の第2の実施の形態の動作について説明する。
図12は、本発明の画像信号処理方法の第2の実施の形態(画像信号処理回路の動作)を示すフロー図である。
アナログI/F20において、1フレームがP×Q画素である画像データ(ディジタルRGB信号)は、逆ガンマ変換部25から画像処理回路10eへ入力される。画像データ(ディジタルRGB信号)には、一定輝度指定データが含まれる。
(1)ステップS11
画像データサンプリング部4eにおいて、M×N画素のサンプリング画素分のサンプリング画像データが、画像データからサンプリングされる。サンプリング画像データは、各判定部6e−j(j=1〜L)及び画像処理部2e−1へ出力される。
(2)ステップS12
各判定部6e−jにおいて、M×N画素のサンプリング画像データに含まれる各画素の階調値が、別途入力される一定輝度指定データと比較される。すなわち、各画素の階調値に含まれる輝度成分と、一定輝度指定データの示す輝度とが比較される。比較は、画像データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度成分データの各々と、一定輝度指定データに含まれるR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度指定データうちの対応するデータとについて行われる。
そのとき、各画素の階調値の輝度成分が所定の第3条件を満足するかが判定される。所定の第3条件は、各画素におけるR(赤)、G(緑)、B(青)の各々の輝度成分データと、対応する一定輝度指定データのR(赤)、G(緑)、B(青)の輝度指定データとの差Δ2(絶対値:Δ2(R)、Δ2(G)、Δ2(B)の少なくとも一つ)が所定の基準値以上の場合である。
(3)ステップS13
各判定部6e−jにおいて、比較結果が所定の第3条件を満たす場合、対応する画像処理部2e−jへ選択信号が出力される。この選択信号により、対応する画像処理部2e−jが選択される。この場合、所定の基準値を適切に設定すれば、差Δ2(絶対値)=0となる一定輝度を有する画像データ(図2における146)については選択信号を出力せず、差Δ2(絶対値)>0となる画像データ(図2における144)については選択信号を出力させることができる。
(4)ステップS14
サンプリング画像データは、複数の画像処理部2e−j(j=1〜L)のうち、選択信号を受信したものにより、画像処理を施される。そして、最終的に、画像処理工程を通過済みサンプリング画像データ(ディジタルRGB映像信号)が、画像処理部2e−LからPDPモジュール30へ出力される。
(5)ステップS15
サンプリング画像データ(ディジタルRGB映像信号)は、PDPモジュール30におけるPDPパネル50で表示される。
上記のプロセスにより、映像信号(図2における144)と一定輝度の信号(図2における146)とを含む画像信号(図2における142)に対して、映像信号と一定輝度の信号とに対応して画像処理制御部8が画像処理部を適切に選択するので、中間階調処理回路を用いても、その画像信号中の2種類の信号をそれぞれ正確に表示することが可能となる。そして、上記画像信号の表示画面上の画質を改善できる。
図13は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成の応用例を示すブロック図である。この図では、画像処理回路2fは一つであり、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部2fを用いている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
図14は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成の他の応用例を示すブロック図である。この図では、画像処理回路2gは一つであり、ディザ処理を行うディザ処理部2g用いている。その他の構成及び動作は、上記のとおりである。
この実施の形態では、一定輝度の信号に関しては誤差拡散処理を行わないため、特有の階調パターンを生じることがない。さらに本実施の形態では、一定輝度の信号に関してはディザ処理を行わないため、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点が不明確になってしまうことがない。ディザ処理を行わない輝度信号を外部より規定することが出来るため、自然画やTV信号、映画のような画像信号部分と一定輝度の信号領域の境界点を明確に規定することが出来る。
図1は、従来の画像処理回路を示すブロック図である。 図2は、画面左右端又は画面上下端に表示される一定の輝度を持った信号と、映像信号とを含む画像信号の表示状態を示す。 図3Aは、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図3Bは、判定部の詳細を示すブロック図である。 図4は、本発明の表示装置の実施の形態の構成を説明する図である。 図5Aは、M×N画素とm×n画素とを示す図である。 図5Bは、M×N画素からm×n画素をサンプリングする方法を示す図である。 図6は、本発明の画像信号処理方法の実施の形態を示すフロー図である。 図7は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の応用例を示すブロック図である。 図8は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の他の応用例を示すブロック図である。 図9は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の更に他の応用例を示すブロック図である。 図10は、本発明の画像信号処理回路の第1の実施の形態の構成の別の応用例を示すブロック図である。 図11は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図12は、本発明の画像信号処理方法の第2の実施の形態を示すフロー図である。 図13は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成の応用例を示すブロック図である。 図14は、本発明の画像信号処理回路の第2の実施の形態の構成の他の応用例を示すブロック図である。
符号の説明
1 プラズマ表示装置
2−i、2a−i、2b−i、2c−i、2d−i、102−i(i=1〜R)、2e−j、2f−j、2g−j(j=1〜L) 画像処理部
4 画像データサンプリング部
6−i、6a−i、6b−i、6c−i、6d−i(i=1〜R)、6e−j、6f−j、6g−j(j=1〜L) 判定部
7−i、7a−i、7b−i、7c−i、7d−i(i=1〜R)、7e−j、7f−j、7g−j(j=1〜L) 比較部
8、画像処理制御部
9−i、9a−i、9b−i、9c−i、9d−i(i=1〜R)、9e−j、9f−j、9g−j(j=1〜L) 画像処理部
10、10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,110 画像処理回路
12 M×N画素
14 m×n画素
20 アナログインターフェース(アナログI/F)
21 ビデオクロマデコーダ部
22 A/D変換部
23 同期信号制御部
24 画像フォーマット変換部
25 逆ガンマ(γ)変換部
26 システムコントロール部
27 PLE制御部
30、130 プラズマディスプレイモジュール(PDPモジュール)
31 ディジタル信号処理・制御部
32 PDPパネル部
33 モジュール内電源部
34 入力インターフェース信号処理部(入力I/F信号処理部)
35 フレームメモリ
36 メモリ制御部
37 ドライバ制御部
38 走査ドライバ
39 データドライバ
40 高圧パルス部
41 電力回収部
50 プラズマディスプレイパネル(PDP)
142 画像信号
144 映像信号
146 信号

Claims (18)

  1. 1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)の画素の画像信号から、M×N(MおよびNは、2≦M<P、2≦N<Qの自然数)のサンプリング画素のサンプリング画像信号をサンプリングする画像サンプリング部と、
    前記サンプリング画像信号に基づいて、複数の画像処理部のうちから前記サンプリング画像信号を画像処理する選択画像処理部を選択する判定部と
    を具備する
    画像信号処理回路。
  2. 請求項1に記載の画像信号処理回路において、
    前記判定部は、前記サンプリング画像信号から、互いに異なるm×n(mおよびnは、m≦M、n≦Nの自然数)の比較サンプリング画素の複数の比較サンプリング画像信号をサンプリングし、前記複数の比較サンプリング画像信号の階調値を互いに比較する比較部と、
    前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理部を選択する選択部と
    を備える
    画像信号処理回路。
  3. 請求項2に記載の画像信号処理回路において、
    前記比較部は、前記複数の比較サンプリング画像信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較し、
    前記選択部は、前記差が前記基準値未満の場合、前記選択画像処理部として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない
    画像信号処理回路。
  4. 請求項1に記載の画像信号処理回路において、
    前記判定部は、前記サンプリング画素信号における階調値を互いに比較する比較部と、
    前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理部を選択する選択部と
    を備える
    画像信号処理回路。
  5. 請求項4に記載の画像信号処理回路において、
    前記比較部は、前記階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較し、
    前記選択部は、前記差が前記基準値未満の場合、前記選択画像処理部として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない
    画像信号処理回路。
  6. 請求項1に記載の画像信号処理回路において、
    前記判定部は、前記サンプリング画素信号における階調値と入力された基準値とを比較する比較部と、
    前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理部を選択する選択部と
    を備える
    画像信号処理回路。
  7. 請求項6に記載の画像信号処理回路において、
    前記比較部は、前記階調値と、前記基準値との差を算出し、
    前記選択部は、前記差が前記基準値未満の場合、前記選択画像処理部として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理部を選択しない
    画像信号処理回路。
  8. 請求項3、5及び7のいずれか一項に記載の画像信号処理回路において、
    前記擬似中間調処理部は、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理部およびディザ処理を行うディザ処理部の少なくとも一方を含む
    画像信号処理回路。
  9. 1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号に基づいて、画像処理された画像信号を出力する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像信号処理回路と、
    前記画像処理された画像信号を示す画像を表示する表示部と
    を具備する
    表示装置。
  10. (a)1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号から、M×N(MおよびNは、2≦M<P、2≦N<Qの自然数)のサンプリング画素のサンプリング画像信号をサンプリングするステップと、
    (b)前記サンプリング画像信号に基づいて、複数の画像処理方法のうちから前記サンプリング画像信号を画像処理する選択画像処理方法を選択するステップと
    を具備する
    画像信号処理方法。
  11. 請求項10に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b1)前記サンプリング画像信号のうちから、互いに異なるm×n(mおよびnは、m≦M、n≦Nの自然数)の比較サンプリング画素の複数の比較サンプリング画像信号をサンプリングし、前記複数の比較サンプリング画像信号の階調値を互いに比較するステップと、
    (b2)前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理方法を選択するステップと
    を備える
    画像信号処理方法。
  12. 請求項11に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b1)ステップは、
    (b11)前記複数の比較サンプリング画像信号における階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較するステップを含み、
    前記(b2)ステップは、
    (b21)前記差が前記基準値以上の場合、前記選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む
    画像信号処理方法。
  13. 請求項10に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b3)前記サンプリング画像信号における階調値を互いに比較するステップと、
    (b4)前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理方法を選択するステップと
    を備える
    画像信号処理方法。
  14. 請求項13に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b3)ステップは、
    (b31)前記階調値の最大値と最小値との差と、所定の基準値とを比較するステップを含み、
    前記(b4)ステップは、
    (b41)前記差が前記基準値以上の場合、前記選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む
    画像信号処理方法。
  15. 請求項10に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b)ステップは、
    (b5)前記サンプリング画像信号における階調値と入力された基準値とを比較するステップと、
    (b6)前記比較結果に基づいて、前記選択画像処理方法を選択するステップと
    を備える
    画像信号処理方法。
  16. 請求項15に記載の画像信号処理方法において、
    前記(b5)ステップは、
    (b51)前記階調値と前記基準値との差を算出するステップを含み、
    前記(b6)ステップは、
    (b61)前記差が前記基準値以上の場合、前記選択画像処理方法として擬似中間調処理を行う擬似中間調処理法を選択するステップを含む
    画像信号処理方法。
  17. 請求項12、14及び16のいずれか一項に記載の画像信号処理方法において、
    前記擬似中間調処理法は、誤差拡散処理を行う誤差拡散処理法およびディザ処理を行うディザ処理法の少なくとも一方を含む
    画像信号処理方法。
  18. (c)1フレームがP×Q(PおよびQは自然数)画素の画像信号に基づいて、画像処理された画像信号を出力する請求項10乃至17のいずれか一項に記載の画像信号処理方法を実行するステップと、
    (d)前記画像処理された画像信号を示す画像を表示するステップと
    を具備する
    表示方法。
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