JPH10207425A - 映像表示装置 - Google Patents

映像表示装置

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JPH10207425A
JPH10207425A JP9009659A JP965997A JPH10207425A JP H10207425 A JPH10207425 A JP H10207425A JP 9009659 A JP9009659 A JP 9009659A JP 965997 A JP965997 A JP 965997A JP H10207425 A JPH10207425 A JP H10207425A
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JP
Japan
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signal
video signal
display device
input
motion
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Pending
Application number
JP9009659A
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English (en)
Inventor
Masahiko Otsuka
理彦 大塚
Hirohisa Hosokawa
拓央 細川
Kazuo Furuyasu
和男 古保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プラズマディスプレイパネルを用いて疑似中間
調表示を行う映像表示装置において、一律に誤差拡散防
止を実行することによって、ダイナミックレンジが狭い
動きの少ない映像について、粒状ノイズが発生すること
を防止する。 【解決手段】動き検出手段50が、入力映像信号10の
フレーム間差分によって、映像の動きのあるなしを判定
し、制御部60が、動き検出手段50の判定に応じて、
誤差拡散回路20を制御し、動きのある場合には誤差拡
散を行い、動きのない場合には誤差拡散を行わないよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像表示装置に関
し、特にプラズマディスプレイなどにおいて擬似中間調
表示を実現するための誤差拡散回路を有する映像表示装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマ化したガスの放電現象による発
光を利用したフラットディスプレイであるプラズマディ
スプレイは、コントラストが高い、反応速度が速い、明
るく視野が広い、製造が容易などの利点を備え、かつフ
ラット型であるため、設置場所を広く占有せず、壁掛け
型への応用も可能であるという特徴がある。
【0003】一方、映像等の画像データの処理方法とし
て、画質(階調)維持を目的とした疑似中間調表示が行
われる。すなわち、映像をデジタル化した映像信号は量
子化処理によって、離散的な値の集合として記録された
り伝送されたりするが、量子化処理する際の量子化誤差
が原因となって、画質の低下が起こるため、この量子化
誤差を視覚的に目立たなくさせるよう処理することが行
われている。例えばディザ法は、量子化処理による量子
化雑音の相関性によって、地図の等高線様の模様を生じ
るモアレ現象を防止するため、小雑音を加えて相関性を
除去することで疑似中間調表示を行う処理方法である。
【0004】従来の技術における、プラズマディスプレ
イ装置を用いての擬似中間調表示の技術としては、処理
対象である映像信号を、量子化の際のビット数より少な
いビット数の信号に変換し、該変換による誤差を、次の
処理対象である映像信号に加算して誤差を拡散する誤差
拡散処理方法が、特開平7−105363号により知ら
れている。
【0005】特開平4−195188号により知られる
アドレスサイクル・表示サイクル分離階調駆動方法を用
いるとき、ビット数を減少させることで該駆動方法にお
けるサブフィールド数を少なくしても、誤差拡散処理に
より擬似中間調表示を実現できる。そしてビット数削減
によりサブフィールド数を少なくできる結果、該駆動方
法における表示サイクルを相対的に長く取ることができ
るため、パネルの発光輝度を上げることが可能となる。
【0006】また、特開平4−127194号により、
近接ライン間で表示期間が反転している階調の組み合わ
せになった場合の、輝度の揺らぎによるフリッカ(ちら
つき)の発生を防止する駆動方法が知られている。この
場合にも、誤差拡散処理を行い、ビット数減少によりサ
ブフィールド数を低減することが可能となるので、上記
駆動方法に必要な、サブフィールドの分割に要する時間
を確保することが可能となる。
【0007】以下に、このような誤差拡散処理を行う誤
差拡散回路を備えた、従来の技術による映像表示装置に
ついて説明する。
【0008】図6は従来の誤差拡散回路を使用したプラ
ズマディスプレイ装置の構成の一例を示すブロック図で
ある。図6において、10は入力映像信号であり、ある
ビット数で量子化された信号であり、フレーム(画面)
ごとの画素の並びとして装置に入力される。20は、誤
差拡散回路であり、入力映像信号を変換して、変換映像
信号を出力し、該変換による映像信号の誤差を、次に処
理するフレームの入力映像信号に加算する。21は、誤
差拡散回路20に含まれる加算回路であり、入力映像信
号と、後述する誤差検出回路23が出力する誤差とを加
算する。22は、誤差拡散回路20に含まれるビット変
換回路であり、入力映像信号を変換し、入力映像信号の
量子化ビット数よりも少ないビット数の、変換映像信号
を出力する。23は、誤差拡散回路20に含まれる誤差
検出回路であり、上記ビット数減少による誤差を検出す
る。30は駆動回路であり、誤差拡散回路20が出力す
る信号を後述するプラズマディスプレイパネル40にお
いて表示させるよう駆動する。40はプラズマディスプ
レイパネル(PDP)であり、駆動回路30の駆動に従
い、プラズマ化したガスの放電現象による発光を利用し
て表示を行う。
【0009】このように構成された、従来の映像表示装
置の動作は次のように行われる。まず、あるビット数に
おいて量子化された入力映像信号10が、フレームごと
に誤差拡散回路20に入力される。入力映像信号10は
加算回路21を経てビット変換回路22に入力され、上
記量子化されたビット数よりも少ないビット数の信号に
変換される。
【0010】この変換の際に生じた誤差は、誤差検出回
路23により検出され、上記加算回路21に出力され
る。次のフレームの入力映像信号10が誤差拡散回路2
0に入力されたときは、加算回路21では、該入力映像
信号10と、前フレームの上記誤差とが加算されて、ビ
ット変換回路22に出力される。ビット変換回路22に
おいて、ビット数を削減されてから出力される変換映像
信号は、駆動回路30に入力され、駆動回路30の駆動
により、PDP40で表示される。
【0011】このように、従来の装置における誤差拡散
回路20では、ビット変換回路22での、入力された映
像信号の有する量子化ビットの削減において、該削減に
伴う誤差が、誤差検出回路23で検出され、加算回路2
1において、次に処理される入力映像信号10に加算さ
れることにより、拡散され、PDP40における中間調
表示が実現される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような、従来の
誤差拡散回路を用いた表示装置の構成では、入力映像信
号がビット数変換される際に生じた誤差は、無条件に、
次に処理対象となる入力映像信号に拡散される。従っ
て、続けて入力される映像信号間の変化が大きく、ダイ
ナミックレンジが広い、動きの多い映像の場合であれ
ば、映像信号そのものの差が大きいため、拡散された誤
差は目立ちにくいが、続けて入力される映像信号間の変
化が小さく、ダイナミックレンジが狭い動きの少ない映
像の場合、特に階調が滑らかに変化する部分などでは、
映像信号そのものの差に比較して、上記誤差拡散による
影響が大となるので、その結果として粒状ノイズが目立
つこととなるという問題点を有していた。
【0013】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、量子化された入力映像信号に対して、量子化時
のビット数よりも少ないビット数とした変換映像信号に
変換し、上記変換のビット数の減少による誤差を、次の
処理対象である映像信号に加算して誤差を拡散する誤差
拡散回路を備えた映像表示装置において、入力映像信号
の特性を判定し、上記判定に応じて、上記誤差拡散回路
による誤差拡散の実行を制御し、前述のような誤差拡散
処理が不適当な映像信号に対しては誤差拡散を実行しな
いことによって、入力信号に応じた中間調表示を行うこ
とを可能とする映像表示装置を提供することを目的とす
る。
【0014】また、本発明は、上記映像信号の特性とし
て、映像信号の画素ごとにフレーム間の差分によって、
映像の動きを検出することにより、上記制御を行い、上
記効果の得られる映像表示装置を提供することを目的と
する。
【0015】また、本発明は、上記映像信号の特性とし
て、コンピュータ信号やテレビジョン信号などの入力映
像信号の種類を判別することにより、上記制御を行い、
上記効果の得られる映像表示装置を提供することを目的
とする。
【0016】また、本発明は、上記映像信号の特性とし
て、入力映像信号の輝度信号の振幅により、上記制御を
行い、上記効果の得られる映像表示装置を提供すること
を目的とする。
【0017】また、本発明は、上記映像信号の特性に応
じて、上記ビット変換による出力信号のビット数を適応
的に制御することにより、上記の効果に加えて、誤差拡
散により削減したサブフィールドを、パネル輝度の向上
や、近接ライン間で表示期間が反転している階調の組み
合わせになった場合の輝度の揺らぎによるフリッカの発
生を防止するための、サブフィールドの分割に用いるこ
とが可能となる映像表示装置を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1にかかる映像表示装置は、あるビ
ット数に量子化され、フレームごとの画素の集合として
入力される入力映像信号を、上記あるビット数よりも少
ないビット数の変換映像信号に変換し、あるフレームの
上記入力映像信号と、上記変換映像信号との間に生じた
誤差を、次のフレームの入力映像信号に加算する誤差拡
散回路と、上記入力映像信号を監視し、その特性を判定
する信号監視手段と、上記信号監視手段の判定によっ
て、上記変換映像信号と、上記入力映像信号とのいずれ
を上記誤差拡散回路から出力するかを選択する制御部
と、上記誤差拡散回路の出力した映像信号を表示する表
示部とを備えたものである。
【0019】また、請求項2にかかる映像表示装置は、
請求項1に記載の映像表示装置において、上記信号監視
手段は、上記入力映像信号について、上記あるフレーム
と上記次のフレームとのフレーム間の差分によって、動
きの有無を判定し、動き有りと判定した場合に動き検出
信号を出力する動き検出手段であり、上記制御部は、上
記動き検出手段が上記動き検出信号を出力した場合、上
記変換映像信号を選択し、上記動き検出手段が上記動き
検出信号を出力しない場合、上記入力映像信号を選択す
るものである。
【0020】また、請求項3にかかる映像表示装置は、
請求項2に記載の映像表示装置において、上記動き検出
手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記
フレーム間での差があるかないかを調べて、1フレーム
に含まれる画素のうち、1個以上の画素について差があ
る場合に動き有りと判定するものである。
【0021】また、請求項4にかかる映像表示装置は、
請求項2に記載の映像表示装置において、上記動き検出
手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記
フレーム間での差があるかないかを調べて、1フレーム
に含まれる画素のうち、あらかじめ設定された個数以上
の画素について差がある場合に動き有りと判定するもの
である。
【0022】また、請求項5にかかる映像表示装置は、
請求項2に記載の映像表示装置において、上記動き検出
手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記
フレーム間での変化量を調べて、1フレームに含まれる
画素のうち、あらかじめ設定された値以上の変化量を有
する画素がある場合に動き有りと判定するものである。
【0023】また、請求項6にかかる映像表示装置は、
請求項2ないし5のいずれかに記載の映像表示装置にお
いて、上記制御部は、上記動き検出手段が、あらかじめ
設定された数以上の個数のフレームにつき連続して上記
動き検出信号を出力した場合、上記変換映像信号を選択
し、上記動き検出手段が、あらかじめ設定された数以上
の個数のフレームにつき連続して上記動き検出信号を出
力しない場合、上記入力映像信号を選択するものであ
る。
【0024】また、請求項7にかかる映像表示装置は、
請求項1に記載の映像表示装置において、上記信号監視
手段は、上記入力映像信号の種類により、動きの多い入
力映像信号と、動きの少ない入力映像信号とを判別する
入力信号判別手段であり、上記制御部は、上記入力信号
判別手段が上記動きの多い入力映像信号と判別した場
合、上記変換映像信号を選択し、上記入力信号判別手段
が上記動きの少ない入力映像信号と判別した場合、上記
入力映像信号を選択するものである。
【0025】また、請求項8にかかる映像表示装置は、
請求項1に記載の映像表示装置において、上記信号監視
手段は、上記入力映像信号の輝度信号を監視し、上記輝
度信号の振幅を取得する輝度信号振幅監視手段であり、
上記制御部は、上記輝度信号振幅監視手段の取得する上
記輝度信号の振幅が、あらかじめ設定された値以上の場
合、上記変換映像信号を選択し、上記輝度信号振幅監視
手段の取得する上記輝度信号の振幅が、あらかじめ設定
された値より小さい場合、上記入力映像信号を選択する
ものである。
【0026】また、請求項9にかかる映像表示装置は、
あるビット数に量子化され、フレームごとの画素の集合
として入力される入力映像信号を、上記あるビット数以
下のビット数の変換映像信号に変換し、あるフレームの
上記入力映像信号と、上記変換映像信号との間に生じた
誤差を、次のフレームの入力映像信号に加算する誤差拡
散回路と、上記入力映像信号を監視し、その特性を判定
する信号監視手段と、上記信号監視手段の判定によっ
て、上記誤差拡散回路から出力する上記変換映像信号の
ビット数を適応的に変化するよう制御する制御部と、上
記誤差拡散回路の出力した映像信号を表示する表示部と
を備えたものである。
【0027】また、請求項10にかかる映像表示装置
は、請求項9に記載の映像表示装置において、上記信号
監視手段は、上記入力映像信号について、上記あるフレ
ームと上記次のフレームとのフレーム間の差分によっ
て、動きの有無を判定し、動き有りと判定した場合に動
き検出信号を出力する動き検出手段であり、上記制御部
は、上記動き検出手段が上記動き検出信号を出力した場
合、上記変換映像信号を選択し、上記動き検出手段が上
記動き検出信号を出力しない場合、上記入力映像信号を
選択するものである。
【0028】また、請求項11にかかる映像表示装置
は、請求項10に記載の映像表示装置において、上記動
き検出手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごと
に、上記フレーム間での差があるかないかを調べて、1
フレームに含まれる画素のうち、1個以上の画素につい
て差がある場合に動き有りと判定するものである。
【0029】また、請求項12にかかる映像表示装置
は、請求項10に記載の映像表示装置において、上記動
き検出手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごと
に、上記フレーム間での差があるかないかを調べて、1
フレームに含まれる画素のうち、あらかじめ設定された
個数以上の画素について差がある場合に動き有りと判定
するものである。
【0030】また、請求項13にかかる映像表示装置
は、請求項10に記載の映像表示装置において、上記動
き検出手段は、上記フレームに含まれる上記画素ごと
に、上記フレーム間での変化量を調べて、1フレームに
含まれる画素のうち、あらかじめ設定された値以上の変
化量を有する画素がある場合に動き有りと判定するもの
である。
【0031】また、請求項14にかかる映像表示装置
は、請求項10ないし13のいずれかに記載の映像表示
装置において、上記制御部は、上記動き検出手段が、あ
らかじめ設定された数以上の個数のフレームにつき連続
して上記動き検出信号を出力した場合、上記変換映像信
号を選択し、上記動き検出手段が、あらかじめ設定され
た数以上の個数のフレームにつき連続して上記動き検出
信号を出力しない場合、上記入力映像信号を選択するも
のである。
【0032】また、請求項15にかかる映像表示装置
は、請求項9に記載の映像表示装置において、上記信号
監視手段は、上記入力映像信号の種類により、動きの多
い入力映像信号と、動きの少ない入力映像信号とを判別
する入力信号判別手段であり、上記制御部は、上記入力
信号判別手段が上記動きの多い入力映像信号と判別した
場合、上記変換映像信号を選択し、上記入力信号判別手
段が上記動きの少ない入力映像信号と判別した場合、上
記入力映像信号を選択するものである。
【0033】また、請求項16にかかる映像表示装置
は、請求項9に記載の映像表示装置において、上記信号
監視手段は、上記入力映像信号の輝度信号を監視し、上
記輝度信号の振幅を取得する輝度信号振幅監視手段であ
り、上記制御部は、上記輝度信号振幅監視手段の取得す
る上記輝度信号の振幅が、あらかじめ設定された値以上
の場合、上記変換映像信号を選択し、上記輝度信号振幅
監視手段の取得する上記輝度信号の振幅が、あらかじめ
設定された値より小さい場合、上記入力映像信号を選択
するものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1による映像表示装
置は、入力映像信号に対して、画素ごとのフレーム間差
分として映像の動きを検出し、フレームに含まれる画素
の1つ以上に差がある場合に、誤差拡散を実行するもの
である。
【0035】図1は、本実施の形態1の映像表示装置の
構成を示すブロック図である。図において、10は入力
映像信号であり、あるビット数を有する量子化された信
号であり、フレームごとの画素の並びとして装置に入力
される。11は垂直同期信号であり、制御のために用い
られる。20は誤差拡散回路であり、入力映像信号に対
して、ビット数変換処理と誤差拡散処理とを行う。21
は、誤差拡散回路20に含まれる加算回路であり、入力
映像信号と、後述する誤差検出回路23が出力する誤差
とを加算する。22は、誤差拡散回路20に含まれるビ
ット変換回路であり、入力された信号を変換し、入力の
際のビット数よりも少ないビット数の変換映像信号を出
力する。23は、誤差拡散回路20に含まれる誤差検出
回路であり、上記ビット数減少による誤差を検出する。
24は、誤差拡散回路20に含まれるスイッチであり、
後述する制御部60の制御により切り替えられること
で、入力映像信号か、又は誤差拡散処理をなされた変換
映像信号かの、いずれかを誤差拡散回路20の出力とす
る。30は駆動回路であり、誤差拡散回路20が出力す
る信号を後述するプラズマディスプレイパネル40にお
いて表示させるよう駆動する。40はプラズマディスプ
レイパネル(PDP)であり、駆動回路30の駆動によ
り、プラズマ化したガスの放電現象による発光を利用し
て表示を行う。50は動き検出手段であり、入力映像信
号10と垂直同期信号11とから、映像の動きを検出す
る。60は制御部であり、動き検出手段50の出力に応
じて、スイッチ24の切り替えを制御する。
【0036】このように構成された、本実施の形態1の
映像表示装置の動作を以下に説明する。あるビット数で
量子化された入力映像信号10がフレームごとの画素の
並びとして装置に入力されると、この入力映像信号10
は、スイッチ24、加算回路21、及び動き検出手段5
0に入力される。
【0037】まず、あるフレームの入力映像信号10
が、加算回路21を経て、ビット変換回路22において
変換を受け、ビット数が削減された変換映像信号とし
て、スイッチ24に出力される。この変換の際のビット
数減少による誤差は、誤差検出回路23によって検出さ
れ、該誤差は加算回路21に出力される。
【0038】次のフレームの入力映像信号10が装置に
入力され、やはりスイッチ24、加算回路21、及び動
き検出手段50に入力される。加算回路21に入力され
た入力映像信号は、前入力映像信号の誤差を加算されて
後、ビット変換回路22において変換されて、変換映像
信号はスイッチ24に出力される。
【0039】一方、動き検出手段50は、入力された入
力映像信号10について、垂直同期信号11に同期して
画素ごとのフレーム間の差分を検出する。本実施の形態
1の装置では、動き検出手段50は、フレーム間に1画
素でも差分が認められた場合、「動き有り」という動き
検出信号を制御部60に出力する。
【0040】制御部60は、動き検出信号を受け取った
際には、スイッチ24をa側に、動き検出信号がない場
合はスイッチ24をb側に切り替えるように制御を行
う。従って、「動き有り」の場合、動き検出手段50よ
り動き検出信号が制御部60に出力され、制御部60の
制御によって、スイッチ24がa側に切り替えられるこ
とにより、誤差拡散処理を受けた変換映像信号が駆動回
路30に出力され、「動きなし」の場合、動き検出信号
が出力されないので、制御部60の制御によって、スイ
ッチ24がb側に切り替えられることにより、誤差拡散
処理を受けない入力映像信号が駆動回路30に出力され
る。いずれの場合にも、駆動回路30に入力された映像
信号は、PDP40において表示される。
【0041】このように、本実施の形態1による映像表
示装置は、動き検出手段50が、入力映像信号10と、
垂直同期信号11より、フレーム間の映像信号に対して
画素ごとの差分をとり、1画素以上に差がある場合に、
映像に動きがあるものとして動き検出信号を出力し、制
御部60が動き検出手段からの動き検出信号の有無によ
って、スイッチ24を制御し、動きがある場合には誤差
拡散を実行した変換映像信号を誤差拡散回路20の出力
とし、動きがない場合には、誤差拡散を行わない入力映
像信号をそのまま出力とするものであって、連続したフ
レームの映像が同じものである場合には、誤差拡散が行
われないこととなるので、従来の装置のように、かかる
場合に誤差拡散処理を行うために生じる粒状ノイズの発
生を防止することが可能となる。
【0042】実施の形態2.本発明の実施の形態2によ
る映像表示装置は、入力映像信号に対して、フレーム間
差分として映像の動きを検出し、フレームに含まれる画
素の一定数以上に差がある場合に、誤差拡散を実行する
ものである。
【0043】本実施の形態2の映像表示装置の構成は、
実施の形態1のものと同じであり、説明には図1を用い
る。本実施の形態2では、動き検出手段50は、フレー
ムごとの映像信号について、そのフレームに含まれる画
素のうちあらかじめ定められた数以上の個数の画素につ
いて差があった場合に、「動き有り」として、動き検出
信号を出力する点が、1画素でも差があれば「動き有
り」とする、実施の形態1と異なる。
【0044】本実施の形態2の装置の動作は、上記動き
検出手段50による判定以外は実施の形態1と同様とな
る。
【0045】このように、本実施の形態2による映像表
示装置は、入力映像信号のフレーム間の比較において、
動き検出手段50が、1フレームに含まれる画素のうち
一定数以上の画素について、差がある場合に動き有りと
判定して、動き検出信号を出力し、制御部60によるス
イッチ24の切り替えにより、誤差拡散処理が実行され
るものとしたことで、連続したフレームの映像がある程
度似たものである場合には、誤差拡散が行われないの
で、従来の装置にように、かかる場合に誤差拡散処理を
行うために生じる粒状ノイズの発生を防止することが可
能となる。
【0046】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
る映像表示装置は、入力映像信号について、フレームに
含まれる画素に一定量以上の変化量を示したものがある
場合に、誤差拡散を実行するものである。
【0047】本実施の形態3の映像表示装置の構成は、
実施の形態1のものと同じであり、説明には図1を用い
る。本実施の形態3では、動き検出手段50は、フレー
ムごとの映像信号について、画素ごとにフレーム間の変
化量を調べ、設定された値以上の変化量を持つ画素を検
出した場合、「動き有り」として、動き検出信号を出力
する点が、1画素でも差があれば「動き有り」とする実
施の形態1、及び一定数以上の画素に差があれば「動き
有り」とする実施の形態2と異なる。
【0048】本実施の形態3の装置の動作は、上記動き
検出手段50による判定以外は実施の形態1と同様とな
る。
【0049】このように、本実施の形態3による映像表
示装置は、入力映像信号のフレーム間の比較において、
動き検出手段50が、1フレームに含まれる画素ごとに
フレーム間の変化量を調べ、一定量以上の変化量を有す
る画素がある場合に、動き有りと判定して、動き検出信
号を出力し、制御部60によるスイッチ24の切り替え
により、誤差拡散処理が実行されるものとしたことで、
連続したフレームの映像の各部分に大きな変化がない場
合には、誤差拡散が行われないので、従来の装置のよう
に、かかる場合に誤差拡散処理を行うために生じる粒状
ノイズの発生を防止することが可能となる。
【0050】なお、実施の形態1〜3については、以上
のように判定基準のみが異なるものであり、入力映像信
号の特性や、出力される映像に要求される画質に応じ
て、判定基準についての設定を変更させることで、粒状
ノイズ発生を防止して、良好な疑似中間調表示を実現す
ることができる。
【0051】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
る映像表示装置は、入力映像信号について、一定数以上
のフレームについて連続して動きがあるとされる場合、
あるいは動きがないとされる場合に応じて、誤差拡散を
制御するものである。
【0052】図2は、本実施の形態4の映像表示装置の
構成を示すブロック図である。図において、入力映像信
号10、垂直同期信号11、誤差拡散回路20、加算回
路21、ビット変換回路22、誤差検出回路23、スイ
ッチ24、駆動回路30、及びPDP40は図1と同じ
であり、説明は実施の形態1の通りなので、ここでは省
略する。
【0053】動き検出手段50は、入力映像信号10を
垂直同期信号11に同期して、フレーム間の差分を検出
し、「動き有り」と判定する際に出力する動き検出信号
を、計数回路1 71、及び反転回路70に出力する。
70は反転回路であり、動き検出手段50の出力する動
き検出信号を反転した信号を出力する。71は計数回路
1であり、垂直同期信号11に同期して、動き検出信号
を計数する。72は計数回路2であり、垂直同期信号1
1に同期して、上記反転回路70の出力する反転した信
号を計数する。73は比較回路1であり、計数回路1
71の出力する計数結果が、予め設定された数に達した
場合、一致信号を出力する。74は比較回路2であり、
計数回路2 72の出力する計数結果が予め設定された
数に達した場合、一致信号を出力する。制御部60は、
比較回路1 73、及び比較回路2 74の出力する一
致信号に応じて、スイッチ24の切り替えを制御する。
【0054】このように構成された、本実施の形態4の
装置の動作を以下に説明する。実施の形態1の場合と同
様に、入力映像信号10は、スイッチ24、加算回路2
1、及び動き検出手段50に入力される。
【0055】入力映像信号10は、スイッチ24、加算
回路21、及び動き検出手段50に入力される。加算回
路21に入力された入力映像信号が、前入力映像信号の
誤差を加算されて後、ビット変換回路22において変換
されて、スイッチ24に出力されるまでは、実施の形態
1と同様である。
【0056】一方、動き検出手段50は、入力された入
力映像信号10に対して、垂直同期信号11に同期し
て、画素ごとにフレーム間の差分を検出する。本実施の
形態4の装置では、動き検出手段50は、実施の形態1
と同様にフレーム間に1画素でも差分が認められた場
合、動き検出信号を計数回路1 71と、反転回路70
とに出力する。反転回路70は、動き検出信号を反転し
た信号を計数回路2 72に出力する。すなわち反転回
路70の出力は、動き検出信号があるとき信号なしの状
態となり、動き検出信号のないとき、信号があることと
なる。
【0057】これにより、動き検出手段50が、「動き
有り」として動き検出信号を出力した場合、計数回路1
71には動き検出信号が入力され、計数回路2 72
には信号が入力されない。また、動き検出手段50が動
きなしとして動き検出信号を出力しない場合、計数回路
1 71には信号が入力されず、計数回路2 72には
反転回路70において反転された信号が入力される。
【0058】計数回路1 71、及び2 72は、それ
ぞれ垂直同期信号11に同期して、入力された信号を計
数する。すなわち、計数回路1 71は、動き検出信号
を入力するごとに、カウントを行い計数回路1のカウン
ト値を1増加させる。そして、動き検出信号が入力され
なかったときに、それまでのカウントをクリアし、カウ
ント値を0とする。動き検出信号が続いて入力されなか
ったときはカウント0のまま推移する。
【0059】同様に、計数回路2 72については、動
き検出手段50が動き検出信号を出力しなかったとき
に、反転回路70より反転信号を入力するごとに、カウ
ントを行い計数回路2のカウント値を1増加させる。そ
して、反転信号が入力されなかったとき、すなわち、動
き検出手段50が動き検出信号を出力したときに、それ
までのカウントをクリアし、カウント値を0とする。反
転信号が続いて入力されなかったときはカウント0のま
ま推移する。
【0060】比較回路1 73、及び比較回路2 74
はそれぞれ、計数回路1 71、及び計数回路2 72
の上記カウント値を計数結果として入力し、それぞれ入
力した計数結果と予め設定された数値とを比較し、一致
した場合には、一致信号を制御部60に出力する。
【0061】制御部60は、比較回路1 73から一致
信号を入力された場合、スイッチ24をa側に切り替え
るように制御し、誤差拡散回路20からは、誤差拡散処
理のされた変換映像信号が駆動回路30に出力される。
また、制御部60は、比較回路2 74から一致信号を
入力された場合、スイッチ24をb側に切り替えるよう
に制御し、誤差拡散回路20からは、誤差拡散処理のさ
れない入力映像信号10が駆動回路30に出力される。
いずれの場合にも、駆動回路30に入力された映像信号
は、PDP40において表示される。
【0062】このように、本実施の形態4の映像表示装
置は、計数回路71、72と比較回路73、74を備
え、動き検出手段50の出力する動き検出信号と、その
反転信号とを計数し、いずれかがあらかじめ設定された
数値に達した際、すなわち動き検出信号が一定数続いて
出力された場合、あるいは、一定数続けて出力されなか
った場合に、制御部60の制御による、誤差拡散回路3
0のスイッチ24切り替えが行われる。これにより、本
実施の形態4の装置では、一定数のフレームについて続
いて動きがあった場合、又はなかった場合に、誤差拡散
の実行の有無の切り替えを行うことができる。実施の形
態1〜3の装置のように、フレームごとに動きの有無を
検出して制御を行う場合、映像の状態の変動が激しく、
動きの有無により誤差拡散をする、しないが頻繁に切り
替わるような映像信号を入力されたときには、かかる頻
繁な切り替わりが映像の乱れの原因となることがある。
これに対して本実施の形態4の装置では、このような映
像信号に対しても、頻繁な切り替わりによる映像乱れを
抑えながら、従来の装置のような粒状ノイズの発生をも
抑え、良好な疑似中間調表示を実現することが可能とな
る。
【0063】なお、動き検出手段50による、動き検出
信号出力の判定基準は、実施の形態1による装置に準じ
たものとしたが、実施の形態2、又は3に準じたものと
することも可能であり、同様な効果が得られる。
【0064】実施の形態5.本発明の実施の形態5によ
る映像表示装置は、入力映像信号の種類によって、誤差
拡散を制御するものである。
【0065】図3は、本実施の形態5の映像表示装置の
構成を示すブロック図である。図において、入力映像信
号10、垂直同期信号11、誤差拡散回路20、加算回
路21、ビット変換回路22、誤差検出回路23、スイ
ッチ24、駆動回路30、及びPDP40は図1と同じ
であり、説明は実施の形態1の通りなので、ここでは省
略する。
【0066】12は水平同期信号であり、入力映像信号
10の種類判別のために、後述する入力信号判別手段5
1に入力される。51は入力信号判別手段であり、入力
映像信号10の種類を判別する。52は読み出し専用メ
モリ(ROM)であり、入力信号判別手段51による、
信号種類の判別のために用いられる情報を記憶する。こ
こでは、読み出し専用メモリ52には、装置に入力され
ることが予想される各種の種類の異なる映像信号につい
て、その周波数を記憶しているものとする。また、制御
部60は入力信号判別手段51の判別結果に応じて、ス
イッチ24の切り替えを制御する。
【0067】このように構成された、本実施の形態5の
映像表示装置の動作を、以下に説明する。入力映像信号
10は、スイッチ24、加算回路21、及び入力信号判
別手段51に入力される。加算回路21に入力された入
力映像信号が、前入力映像信号の誤差を加算されて後、
ビット変換回路22において変換されて、スイッチ24
に出力されるまでは、実施の形態1と同様である。
【0068】一方、入力信号判別手段51は、入力映像
信号10を入力するとともに、入力映像信号10の垂直
同期信号11、水平同期信号12を入力し、垂直同期信
号11、及び水平同期信号12の周波数を、あらかじめ
読み出し専用メモリ52に記憶させておいた各種信号の
周波数と比較することで、入力信号の種類を判別し、そ
の判別結果を制御部60に出力する。
【0069】制御部60については、各種の信号につい
てあらかじめなされた設定に従い、テレビジョン信号の
ような比較的動きの多い種類のものであれば、スイッチ
24をa側に切り替えることで、誤差拡散を行った変換
映像信号を出力とし、コンピュータ信号などの比較的動
きの少ない入力映像信号の場合、スイッチ24をb側に
切り替えることで、誤差拡散を行わない入力映像信号を
出力とするように制御を行う。
【0070】スイッチ24が切り替えられ、誤差拡散回
路20から信号が出力された後は、実施の形態1と同様
の動作となり、映像信号がPDP40で表示される。
【0071】このように、本実施の形態5の映像表示装
置では、各種映像信号の情報を記憶した読み出し専用メ
モリを有する、入力判別手段51を備え、入力映像信号
について、テレビジョン信号か、コンピュータ信号かな
どの種類を判別し、制御部60が入力判別手段51の判
別結果に応じて、動きの多い種類の映像信号であれば誤
差拡散を行い、動きの少ない種類の映像信号であれば誤
差拡散を行わないように制御を行うことで、従来の装置
のように一律に誤差拡散を行うことで発生する粒状ノイ
ズを防止することを、比較的小さな規模の回路により実
現でき、コストダウンを図ることが可能になるという効
果が得られる。
【0072】実施の形態6.本発明の実施の形態6によ
る映像表示装置は、入力映像信号の輝度の振幅を指針と
して、誤差拡散を実行するものである。
【0073】図4は、本実施の形態6の映像表示装置の
構成を示すブロック図である。図において、入力映像信
号10、垂直同期信号11、誤差拡散回路20、加算回
路21、ビット変換回路22、誤差検出回路23、スイ
ッチ24、駆動回路30、及びPDP40は図1と同じ
であり、説明は実施の形態1の通りなので、ここでは省
略する。
【0074】53は、輝度信号振幅監視手段であり、入
力映像信号の輝度信号の振幅を調べる。輝度信号振幅監
視手段53は、ピークホールド回路54と、比較回路5
5とを有し、ピークホールド回路54において、入力映
像信号10の輝度信号の最大振幅を取得して比較回路5
5に出力し、比較回路55は、その振幅をあらかじめ設
定されたある値に達するかどうかを調べ、達している場
合には一致信号を出力する。ピークホールド回路54は
垂直同期信号11によってクリアされる。また制御部6
0は、輝度信号振幅監視手段53の内包する、比較回路
55からの一致信号の出力の有無に応じて、スイッチ2
4の切り替えを制御する。
【0075】このように構成された本実施の形態6の装
置の動作を以下に説明する。入力映像信号10は、スイ
ッチ24、加算回路21、及び輝度信号振幅監視手段5
3の有するピークホールド回路54に入力される。加算
回路21に入力された入力映像信号が、前入力映像信号
の誤差を加算されて後、ビット変換回路22において変
換されて、スイッチ24に出力されるまでは、実施の形
態1と同様である。
【0076】ピークホールド回路54は、垂直同期信号
11に同期して、入力映像信号10の輝度信号の振幅を
比較回路55に入力し、比較回路55は入力された値を
予め設定された値と比較し、該設定された値を超えてい
るとき、制御部60に対して一致信号を出力する。
【0077】制御部60は、一致信号が出力された場
合、誤差拡散回路20のスイッチ24をa側に切り替
え、一致信号が出力されない間は、誤差拡散回路20の
スイッチ24をb側に切り替える。こうして、入力映像
信号の輝度信号の振幅が、定められた値よりも大きいと
き、誤差拡散を行うように制御を行う。
【0078】誤差拡散回路20から信号が出力された後
は、実施の形態1と同様の動作となり、映像信号がPD
P40で表示される。
【0079】このように、本実施の形態6の映像表示装
置では、輝度信号振幅監視手段53を備え、入力映像信
号の輝度の振幅を調べ、該振幅がある程度以上大きいと
きに、制御部60に対し一致信号を出力し、その場合に
制御部60が誤差拡散回路20における誤差拡散を行う
ようにスイッチ24の切り替えを制御することで、入力
映像信号の輝度信号の振幅が狭く、階調が滑らかに変化
している可能性が高いときには誤差拡散を行わないの
で、一律に誤差拡散を行う従来の装置での問題であっ
た、かかる映像での粒状ノイズの発生を防止することが
可能となる。
【0080】実施の形態7.本発明の実施の形態7によ
る映像表示装置は、入力映像信号の特性に対して、出力
ビット数を適応的に制御するものである。
【0081】図5は、本実施の形態7の映像表示装置の
構成を示すブロック図である。図において、入力映像信
号10、誤差拡散回路20、加算回路21、ビット変換
回路22、誤差検出回路23、駆動回路30、及びPD
P40は図1と同じであり、説明は実施の形態1の通り
なので、ここでは省略する。
【0082】56は信号監視手段であり、入力映像信号
10を監視してその特性を取得するものであり、実施の
形態1に示した動き検出手段であるものとする。制御部
60は、信号監視手段56の取得した入力映像信号10
の特性、すなわちここでは映像信号10の動きに対応し
て、誤差拡散回路20の出力する信号のビット数を制御
する。
【0083】このように構成された本実施の形態7の装
置の動作を以下に説明する。入力映像信号10は、加算
回路21、及び信号監視手段56に入力される。加算回
路21に入力された入力映像信号が、前入力映像信号の
誤差を加算されて後、ビット変換回路22において変換
されることは、実施の形態1と同様である。
【0084】一方信号監視手段56は入力した映像信号
10の特性を取得する。ここでは、動き検出手段とし
て、入力映像信号について動きの有無を調べて、制御部
60にその結果を出力する。制御部60は、信号監視手
段56から得られた情報が、「動きあり」である場合に
は、ビット変換回路22、及び誤差検出回路23を制御
することにより、誤差拡散回路20から出力される変換
映像信号のビット数を、入力映像信号10のビット数よ
りも大きく削減されたものとする。また、得られた情報
が「動きなし」である場合には、出力される変換映像信
号のビット数が入力映像信号10のビット数に近い値と
なるように制御する。
【0085】誤差拡散回路20から信号が出力された後
は、実施の形態1と同様の動作となり、映像信号が表示
される。
【0086】このように、本実施の形態7による映像表
示装置では、信号監視手段56を備え、入力映像信号1
0の特性を取得し、該取得した特性に応じて、制御部6
0が誤差拡散回路20の有するビット変換回路22と、
誤差検出回路23とを制御することで、誤差拡散回路2
0の出力する変換映像信号のビット数について、その削
減の度合いをコントロールできるものとしたことで、従
来の装置のように、一律にビット数を削減してその誤差
を拡散することによる粒状ノイズの発生を防止するとと
もに、誤差拡散の可能な際は、出力ビット数を削減する
ことにより、サブフィールド数を低減して、該低減した
分をパネルの発光輝度の向上と、輝度の揺らぎによるフ
リッカの発生を防止するためのサブフィールドの分割と
に用いることで、表示映像の画質を向上することが可能
となる。
【0087】なお、信号監視手段56として、実施の形
態1に示した動き検出手段を用いるものとして説明した
が、実施の形態2または3に示した動き検出手段とする
こと、あるいは、実施の形態4に示した、計数回路と比
較回路とを含む構成とすることも可能である。
【0088】また、信号監視手段56として、実施の形
態5の入力信号判別手段、あるいは、実施の形態6の輝
度信号振幅監視手段を用いて、入力映像信号が動画主体
である場合、あるいは輝度信号の振幅が大きい場合に
は、出力ビット数の削減を大きくし、入力映像信号が静
止画主体である場合、あるいは輝度信号の振幅が小さい
場合には、出力ビット数の削減を小さくするように制御
するものとしてもよく、入力映像信号の種類や、映像表
示装置の用途、使用環境等に応じて、適切なものを選択
することが可能である。
【0089】
【発明の効果】請求項1の映像表示装置によれば、信号
監視手段を備え、入力映像信号の特性値を取得してその
特性を判定し、制御部を備え、信号監視手段の判定に応
じて、入力映像信号に対して誤差拡散を行うか否かを制
御するものとしたことで、従来の装置のように、一律に
誤差拡散を実行することにより、誤差拡散を行うことが
不適当な映像信号では表示の際に粒状ノイズが発生して
しまうことを防止することが可能となり、入力映像信号
の特性に応じた、最適な擬似中間調表示を図れるという
効果が得られる。
【0090】請求項2の映像表示装置によれば、請求項
1の装置において、入力監視手段を、入力映像信号の、
連続して入力されるフレーム間の差分によって、動きの
有無を判定し、動き有りと判定した場合に動き検出信号
を出力する動き検出手段としたことで、動きのある映像
信号に対しては誤差拡散を実行し、動きのない映像信号
に対しては実行しないことで上記の効果を得られる。
【0091】請求項3の映像表示装置によれば、請求項
2の装置において、1フレームに含まれる画素のうち、
1個以上の画素について差があるとき誤差拡散を実行
し、どの画素についても動きがないとき誤差拡散を実行
しないことで上記の効果を得られる。
【0092】請求項4の映像表示装置によれば、請求項
2の装置において、1フレームに含まれる画素のうち、
あらかじめ設定された個数以上の画素について動きがあ
るとき誤差拡散を実行し、上記の数の画素について動き
がないとき誤差拡散を実行しないことで上記の効果を得
られる。
【0093】請求項5の映像表示装置によれば、請求項
2の装置において、1フレームに含まれる画素のうち、
あらかじめ設定された値以上の変化量をもった画素があ
るとき誤差拡散を実行し、上記の値の変化量をもった画
素がないとき誤差拡散を実行しないことで上記の効果を
得られる。
【0094】請求項6の映像表示装置によれば、請求項
2ないし5のいずれかの装置において、あらかじめ設定
された数のフレームについて連続して動きがあるとき誤
差拡散を実行し、上記の数のフレームについて連続して
動きがないとき誤差拡散を実行しないことで上記の効果
を得られるとともに、動きのあるなしの変化が多い映像
信号を入力した場合に、誤差拡散の実行の有無を頻繁に
切り替えることによる、表示映像の乱れを防止すること
が可能となる。
【0095】請求項7の映像表示装置によれば、請求項
1の装置において、入力監視手段を、入力映像信号の種
類により、動きの多い入力映像信号と、動きの少ない入
力映像信号とを判別する入力信号判別手段としたこと
で、テレビジョン信号などの動きの多い映像信号に対し
ては誤差拡散を実行し、コンピュータ信号などの動きの
少ない映像信号に対しては実行しないことで、小さな回
路規模によって上記の効果を得られる。
【0096】請求項8の映像表示装置によれば、請求項
1の装置において、入力監視手段を、入力映像信号の輝
度信号の振幅が設定された値以上の場合輝度変化大と
し、設定された値より小さい場合輝度変化小とする輝度
信号振幅監視手段としたことで、輝度信号の変化の多い
映像信号に対しては誤差拡散を実行し、輝度信号の変化
の少ない映像信号に対しては実行しないことで、上記の
効果を得られる。
【0097】請求項9の映像表示装置によれば、信号監
視手段を備え、入力映像信号の特性値を取得してその特
性を判定し、制御部を備え、信号監視手段の判定に対応
して、誤差拡散回路の出力する出力信号のビット数を適
応的に制御するものとしたことで、従来の装置のよう
に、一律にビット数を削減してその誤差を拡散すること
による粒状ノイズの発生を防止するとともに、誤差拡散
の可能な際は、出力ビット数を削減することにより、サ
ブフィールド数を低減して、該低減した分をパネルの発
光輝度の向上と、輝度の揺らぎによるフリッカの発生を
防止するためのサブフィールドの分割とに用いること
で、表示映像の画質を向上することが可能となる。
【0098】請求項10の映像表示装置によれば、請求
項9の装置において、入力監視手段を、入力映像信号
の、連続して入力されるフレーム間の差分によって、動
きの有無を判定し、動き有りと判定した場合に動き検出
信号を出力する動き検出手段としたことで、動きのある
映像信号に対しては誤差拡散を実行し、動きのない映像
信号に対しては実行しないことで上記の効果を得られ
る。
【0099】請求項11の映像表示装置によれば、請求
項10の装置において、1フレームに含まれる画素のう
ち、1個以上の画素について差があるとき誤差拡散を実
行し、どの画素についても動きがないとき誤差拡散を実
行しないことで上記の効果を得られる。
【0100】請求項12の映像表示装置によれば、請求
項11の装置において、1フレームに含まれる画素のう
ち、あらかじめ設定された個数以上の画素について動き
があるとき誤差拡散を実行し、上記の数の画素について
動きがないとき誤差拡散を実行しないことで上記の効果
を得られる。
【0101】請求項13の映像表示装置によれば、請求
項11の装置において、1フレームに含まれる画素のう
ち、あらかじめ設定された値以上の変化量をもった画素
があるとき誤差拡散を実行し、上記の値の変化量をもっ
た画素がないとき誤差拡散を実行しないことで上記の効
果を得られる。
【0102】請求項14の映像表示装置によれば、請求
項10ないし13のいずれかの装置において、あらかじ
め設定された数のフレームについて連続して動きがある
とき誤差拡散を実行し、上記の数のフレームについて連
続して動きがないとき誤差拡散を実行しないことで上記
の効果を得られるとともに、動きのあるなしの変化が多
い映像信号を入力した場合に、誤差拡散の実行の有無を
頻繁に切り替えることによる、表示映像の乱れを防止す
ることが可能となる。
【0103】請求項15の映像表示装置によれば、請求
項9の装置において、入力監視手段を、入力映像信号の
種類により、動きの多い入力映像信号と、動きの少ない
入力映像信号とを判別する入力信号判別手段としたこと
で、テレビジョン信号などの動きの多い映像信号に対し
ては誤差拡散を実行し、コンピュータ信号などの動きの
少ない映像信号に対しては実行しないことで、小さな回
路規模によって上記の効果を得られる。
【0104】請求項16の映像表示装置によれば、請求
項9の装置において、入力監視手段を、入力映像信号の
輝度信号の振幅が設定された値以上の場合輝度変化大と
し、設定された値より小さい場合輝度変化小とする輝度
信号振幅監視手段としたことで、輝度信号の変化の多い
映像信号に対しては誤差拡散を実行し、輝度信号の変化
の少ない映像信号に対しては実行しないことで、上記の
効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1〜3による映像表示装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態4による映像表示装置の構
成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態5による映像表示装置の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態6による映像表示装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態7による映像表示装置の構
成を示すブロック図
【図6】従来の技術による映像表示装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
10 入力映像信号 11 垂直同期信号 12 水平同期信号 20 誤差拡散回路 21 加算回路 22 ビット変換回路 23 誤差検出回路 24 スイッチ 30 駆動回路 40 プラズマディスプレイパネル(PDP) 50 動き検出手段 51 入力信号判別手段 52 読み出し専用メモリ(ROM) 53 輝度信号振幅監視手段 54 ピークホールド回路 55 比較回路3 56 信号監視手段 60 制御部 70 反転回路 71 計数回路1 72 計数回路2 73 比較回路1 74 比較回路2

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した映像信号を処理して、映像を表
    示する映像表示装置において、 あるビット数に量子化され、フレームごとの画素の集合
    として入力される入力映像信号を、上記あるビット数よ
    りも少ないビット数の変換映像信号に変換し、あるフレ
    ームの上記入力映像信号と、上記変換映像信号との間に
    生じた誤差を、次のフレームの入力映像信号に加算する
    誤差拡散回路と、 上記入力映像信号を監視し、その特性を判定する信号監
    視手段と、 上記信号監視手段の判定によって、上記変換映像信号
    と、上記入力映像信号とのいずれを上記誤差拡散回路か
    ら出力するかを選択する制御部と、 上記誤差拡散回路の出力した映像信号を表示する表示部
    とを備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号について、上記あるフレームと上記次
    のフレームとのフレーム間の差分によって、動きの有無
    を判定し、動き有りと判定した場合に動き検出信号を出
    力する動き検出手段であり、 上記制御部は、 上記動き検出手段が上記動き検出信号を出力した場合、
    上記変換映像信号を選択し、 上記動き検出手段が上記動き検出信号を出力しない場
    合、上記入力映像信号を選択するものであることを特徴
    とする映像表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の映像表示装置におい
    て、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での差があるかないかを調べて、1フレームに含まれ
    る画素のうち、1個以上の画素について差がある場合に
    動き有りと判定するものであることを特徴とする映像表
    示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の映像表示装置におい
    て、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での差があるかないかを調べて、1フレームに含まれ
    る画素のうち、あらかじめ設定された個数以上の画素に
    ついて差がある場合に動き有りと判定するものであるこ
    とを特徴とする映像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の映像表示装置におい
    て、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での変化量を調べて、1フレームに含まれる画素のう
    ち、あらかじめ設定された値以上の変化量を有する画素
    がある場合に動き有りと判定するものであることを特徴
    とする映像表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の映
    像表示装置において、 上記制御部は、 上記動き検出手段が、あらかじめ設定された数以上の個
    数のフレームにつき連続して上記動き検出信号を出力し
    た場合、上記変換映像信号を選択し、 上記動き検出手段が、あらかじめ設定された数以上の個
    数のフレームにつき連続して上記動き検出信号を出力し
    ない場合、上記入力映像信号を選択するものであること
    を特徴とする映像表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号の種類により、動きの多い入力映像信
    号と、動きの少ない入力映像信号とを判別する入力信号
    判別手段であり、 上記制御部は、 上記入力信号判別手段が上記動きの多い入力映像信号と
    判別した場合、上記変換映像信号を選択し、 上記入力信号判別手段が上記動きの少ない入力映像信号
    と判別した場合、上記入力映像信号を選択するものであ
    ることを特徴とする映像表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号の輝度信号を監視し、上記輝度信号の
    振幅を取得する輝度信号振幅監視手段であり、 上記制御部は、 上記輝度信号振幅監視手段の取得する上記輝度信号の振
    幅が、あらかじめ設定された値以上の場合、上記変換映
    像信号を選択し、 上記輝度信号振幅監視手段の取得する上記輝度信号の振
    幅が、あらかじめ設定された値より小さい場合、上記入
    力映像信号を選択するものであることを特徴とする映像
    表示装置。
  9. 【請求項9】 入力した映像信号を処理して、映像を表
    示する映像表示装置において、 あるビット数に量子化され、フレームごとの画素の集合
    として入力される入力映像信号を、上記あるビット数以
    下のビット数の変換映像信号に変換し、あるフレームの
    上記入力映像信号と、上記変換映像信号との間に生じた
    誤差を、次のフレームの入力映像信号に加算する誤差拡
    散回路と、 上記入力映像信号を監視し、その特性を判定する信号監
    視手段と、 上記信号監視手段の判定によって、上記誤差拡散回路か
    ら出力する上記変換映像信号のビット数を適応的に変化
    するよう制御する制御部と、 上記誤差拡散回路の出力した映像信号を表示する表示部
    とを備えたことを特徴とする映像表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号について、上記あるフレームと上記次
    のフレームとのフレーム間の差分によって、動きの有無
    を判定し、動き有りと判定した場合に動き検出信号を出
    力する動き検出手段であることを特徴とする映像表示装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の映像表示装置にお
    いて、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での差があるかないかを調べて、1フレームに含まれ
    る画素のうち、1個以上の画素について差がある場合に
    動き有りと判定するものであることを特徴とする映像表
    示装置。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の映像表示装置にお
    いて、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での差があるかないかを調べて、1フレームに含まれ
    る画素のうち、あらかじめ設定された個数以上の画素に
    ついて差がある場合に動き有りと判定するものであるこ
    とを特徴とする映像表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の映像表示装置にお
    いて、 上記動き検出手段は、 上記フレームに含まれる上記画素ごとに、上記フレーム
    間での変化量を調べて、1フレームに含まれる画素のう
    ち、あらかじめ設定された値以上の変化量をもつ画素が
    ある場合に動き有りと判定するものであることを特徴と
    する映像表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項10ないし13のいずれかに記
    載の映像表示装置において、 上記制御部は、 上記動き検出手段が、あらかじめ設定された数以上の個
    数のフレームにつき連続して上記動き検出信号を出力し
    た場合、または、あらかじめ設定された数以上の個数の
    フレームにつき連続して上記動き検出信号を出力しない
    場合、上記制御をするものであることを特徴とする映像
    表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号の種類により、動きの多い入力映像信
    号と、動きの少ない入力映像信号とを判別する入力信号
    判別手段であることを特徴とする映像表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の映像表示装置におい
    て、 上記信号監視手段は、 上記入力映像信号の輝度信号を監視し、上記輝度信号の
    振幅を取得する輝度信号振幅監視手段であることを特徴
    とする映像表示装置。
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