JP5144664B2 - ナノファイバーの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、繊維の製造に関し、特に、ナノメートルサイズの繊維の製造に関する。
フィブリル化繊維(fibrillated fiber)の生産は、中でも、アメリカ特許第2,810,646号、同第4,495,030号、同第4,565,727号、同第4,904,343号、同第4,929,502号および同第5,180,630号で知られている。このようなフィブリル化繊維を作成するのに使用される方法は、市販の紙製造機械および市販の混合器を使用することを含んでいる。種々の適用形態のためにナノメートルサイズの繊維を低コストで効率よく大量生産する必要があるが、このような従来の方法および設備では、この目的のための効果を立証できなかった。
アメリカ特許第2,810,646号明細書 アメリカ特許第4,495,030号明細書 アメリカ特許第4,565,727号明細書 アメリカ特許第4,904,343号明細書 アメリカ特許第4,929,502号明細書 アメリカ特許第5,180,630号明細書
従来技術におけるこれらの問題および欠陥を考慮すると、本発明の目的は、ナノメートルサイズの繊維およびフィブリル(fibrils)を生産するための改良された方法およびシステムを提供することにある。
本発明の別の目的は、実質的にその中に混合される、減少された繊維コアを有するナノメートルサイズの繊維を製造する一方、延長された繊維長を保持しそして微粉(fines)の生成を回避する、フィブリル化繊維を生産するための方法およびシステムを提供することにある。
本発明のまた別の目的は、改良された特性、すなわち、より優れた一様性および流動性を有するナノメートルサイズの繊維を生産するための方法およびシステムを提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、従来に比べてよりエネルギ効率および生産効率がよく、改善された量および収率を生む、ナノメートルサイズの繊維を生産するための方法およびシステムを提供することにある。
本発明のさらなる別の目的および利点は、本説明から自明であり、明らかとなるであろう。
当業者に明示される上述およびその他の目的は、本発明において達成され、それは、繊維の液状懸濁液(suspension)を用意し、フィブリル化(fibrillated)繊維を作成するように該繊維をせん断リファイニング(shear refining)し、続いて、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離するようにクローズドチャネルリファイニング(closed channel refining)または均質化(homogenizing)することから構成される、ナノファイバーを製造する方法を指向している。
液状懸濁液の繊維のせん断リファイニングは、付着されたナノファイバーを有する繊維コアを生じ、クローズドチャネルリファイニングまたは均質化は、繊維コアからナノファイバーを離す。繊維懸濁液はせん断リファイニングからクローズドチャネルリファイニングまたは均質化に連続して流れ、せん断リファイニングからクローズドチャネルリファイニングまたは均質化への繊維懸濁駅の流量を制御することを含む。
本方法は、離されたナノファイバーを残りのフィブリル化またはコア繊維から実質的に分離することをさらに含む。クローズドチャネルリファイニングまたは均質化は、残りの繊維コアからナノファイバーをさらに作成するように続け得る。
クローズドチャネルリファイニングが用いられる場合、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離し、繊維コアを残し、そして繊維コアから追加のナノファイバーを作成するように、最初に第1のせん断速度(shear rate)であり、次いで、第2のより高いせん断速度で遂行される。このフィブリル化繊維のクローズドチャネルリファイニングは、フィブリル化繊維をせん断、粉砕、こう解および切断することによるものである。
本方法は、せん断リファイニング、クローズドチャネルリファイニングまたは均質化中に生じた熱を繊維懸濁液から取り除くことをさらに含むこともできる。
別の観点では、本発明は、付着されたナノファイバーを有する繊維コアからなるフィブリル化繊維の液状懸濁液を用意し、そして、繊維コアからナノファイバーを分離しそして繊維コアから追加のナノファイバーを生成するように、最初に第1のせん断速度で、続いて第2の、より高いせん断速度でフィブリル化繊維をクローズドチャネルリファイニングまたは均質化することを指向する。
繊維懸濁液は、好ましくは、第1のせん断速度で作動する第1のロータから第2のせん断速度で作動する第2ロータに連続して直列に流れる。本方法はまた繊維懸濁液の流量を制御することをさらに含むこともできる。
クローズドチャネルリファイニングは相対的に互いに移動する歯間に繊維懸濁液を通過することにより遂行され得、該歯はフィブリル化繊維からナノファイバーを分離しそして選択的に繊維コアから追加のナノファイバーを作成するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるように離間され得る。
均質化は、繊維懸濁液を加圧し、該加圧された繊維懸濁液を、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離しそして選択的に繊維コアから追加のナノファイバーを作成するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるような圧力および寸法の口を通過させることにより遂行され得る。
さらに別の観点では、本発明は、繊維コアと繊維コアから分離されたナノファイバーとの混合物から構成され、該繊維コアが約500−5000nmの直径と約0.1−6mmの長さを有し、ナノファイバーが約50−500nmの直径と約0.1−6mmの長さを有する繊維合成物を指向する。本発明はまた、実質的に繊維コアのないナノファイバーにより構成され、該ナノファイバーが約50−500nmの直径と約0.1−6mmの長さを有する繊維合成物を指向する。
本発明の新規な特徴および本発明が特徴とする構成は、特に、添付の特許請求の範囲に述べられている。図面は例示の目的のみであり、範囲を限定するものではない。しかしながら、本発明自体は、処理の構成および方法の両者に関して、添付の図面と共に述べる以下の詳細な説明を参照することにより最もよく理解されよう。
図1は、ナノファイバーを製造する、本発明によるオープンおよびクローズドチャネルリファイナ(open and closed channel refiners)のシステムの断面側面図である。 図2は、図1のオープンチャネルリファイナにおけるロータの部分断面平面図である。 図3は、相対的により低いレベルのせん断リファイニングを与える、図1の第1のクローズドチャネルリファイナの平面図である。 図4は、図3のクローズドチャネルリファイナのロータ部分の部分断面側面図である。 図5は、相対的により高いレベルのせん断リファイニングを与える、第2のクローズドチャネルリファイナの側面図である。 図6は、図5のクローズドチャネルリファイナのロータおよびステータ部分の平面図である。 図7は、図1のシステムにおける図3−6のクローズドチャネルリファイナと共に、或いはその代わりに用いられる均質化セルの断面図である。 図8は、ナノファイバーサイズのフィブリルを有する繊維の顕微鏡写真である。 図9は、本発明により繊維コアから分離されたナノファイバーを示す顕微鏡写真である。 図10は、本発明により繊維コアから分離されそして繊維コアから分けられたナノファイバーを示す顕微鏡写真である。
本発明の好適な実施例の説明において、図面の図1−10を通して、本発明の同様な部分には同様な参照符号が付されている。
本発明は、繊維の機械的な働きにより種々の適用に効果的な、ナノメートルサイズのファイバーフィブリルを有するフィブリル化繊維コアを大量生産する方法を提供する。「繊維」の用語は、直径に対する高アスペクト比の長さによって特徴付けられる固体を意味する。例えば、約2以上から約1000またはそれ以上までの平均直径に対する比の長さを有するアスペクト比は本発明によるナノファイバーの生成に使用され得る。「フィブリル化繊維」の用語は、繊維の長さに沿って分布される細片状フィブリルを生じ、そして約2から約100の幅に対する比の長さを有し、約1000ナノメートル以下の直径を有する繊維を指す。しばしば「コア繊維」として参照される繊維から延びるフィブリル化繊維は、そこからフィブリル化繊維が延びるコア繊維よりも非常に小さい直径を有する。コア繊維から延びるフィブリルは約1000ナノメートル以下のナノファイバーの領域の直径を有する。本説明で使用されるように、ナノファイバーの用語は、コア繊維から延びていてもコア繊維から分離されていても、約1000ナノメートル以下の直径を有する繊維を意味する。本発明で生成されるナノファイバー混合物は、典型的に、約1000ナノメートル以下までの約50ナノメートルの直径と、約0.1〜6ミリメートルの長さを有する。ナノファイバーは、好ましくは、約50〜500ナノメートルの直径と、約0.1から6ミリメートルの長さを有する。
ナノファイバーを製造する最初の工程は、繊維コアおよび付着されたなのファイバーフィブリルを有するフィブリル化繊維を作成することである。このようなフィブリル化繊維は、背景技術で述べた方法で繊維をせん断することにより製造され、そのせん断は一定のリファイニング、破砕、こう解(beating)、切断、機械的攪拌および高せん断混合を含み得る。互換的に、このようなフィブリル化繊維は、本発明者と同じ発明者により同時に出願されたアメリカ特許出願番号(代理人書類番号KXIN100007000)、発明の名称「フィブリル化繊維を製造する方法」、この出願の内容は本発明に組み込まれる、に記載の方法で、実質的な破砕、こう解および切断なしに、せん断により製造され得る。この方法は、最初に、フィブリル化繊維を作成するように、第1のせん断速度で繊維を第1のオープンチャネルリファイニングし、次いで、繊維のフィブリル化の程度を増加するように、その繊維を第1のせん断速度よりも高い第2のせん断速度で第2のオープンチャネルリファイニングすることが好ましい。従来技術かまたは互換的な方法のいずれの最終結果も、繊維コアを切断することなしに、繊維が繊維コアおよび付着したフィブリル内に折り込まれる。
本説明で用いられるように、オープンチャネルリファイニングの用語は、繊維長の極度な減少または微粉の生成を繊維のフィブリル化に引き起こす実質的な破砕、叩解(beating)および切断を除く、主としてせん断による繊維の物理的処理を指す。繊維の実質的な破砕、叩解および切断は、例えば、そのような力は急速に繊維の崩壊を招き、そしてそのような繊維がペーパーフィルタに組み込まれたとき、不十分な濾過構造を与えることになる多くの微粉、短繊維および平たい繊維を有する低品質のフィブリル化を生じるので、濾過構造の製品にとって好ましくない。またせん断として参照されるオープンチャネルリファイニングは、典型的に、1つまたはそれ以上の大きく離間された回転する円錐形または平坦なブレードまたはプレートを用いて水成繊維懸濁液を処理することにより達成される。その他の面から十分に離れた単一の移動面の作用は、主として、独立したせん断領域において繊維へせん断力を加える。せん断速度は、ハブまたは回転軸近傍の低い値から、相対的な最大先端速度が達成されるブレードまたはプレートの外周縁の最大せん断値まで変化する。しかしながら、このようなせん断は、叩解機、コニカル高速ロータリファイナ、ディスクリファイナにおけるように、間近に近接した2つの面が繊維を積極的にせん断させる、慣用の面リファイニング方法によって与えられるものと比較して、非常に低い。後者の例では、ステータ内またはそれに対して高速度で回転する1つ以上の歯列を有するロータが採用される。
対照的に、クローズドチャネルリファイニングは、繊維のフィブリル化および繊維サイズおよび長さの減少と、オープンチャネルリファイニングと比較して大量の微粉の発生とを共に引き起こす、せん断、破砕、叩解および切断の組み合わせにより繊維の物理的処理を指す。クローズドチャネルリファイニングは、典型的に、商用の叩解機或いは、相互に関して回転する接近して離間された円錐形または平坦なブレードまたはプレートを用いるコニカルまたはフラットプレートリファイナで水成繊維懸濁液を処理することにより遂行される。このことは、1つのブレードまたはプレートが固定されそしてその他が回転するか、または2つのブレードまたはプレートが異なった角速度でまたは異なった方向に回転することで達成される。ブレードまたはプレートの両面の作用はせん断およびその他の物理的力を繊維に与え、そして各面はその他によって与えられるせん断および切断力を増強する。オープンチャネルリファイニングを用いるとき、相対的に回転するブレードまたはプレート間のせん断速度は、ハブまたは回転軸近傍の低い値から、相対的な最大先端速度が達成されるブレードまたはプレートの外周縁での最大せん断値まで変化する。
本発明の好適な実施例において、フィブリル化繊維およびナノファイバーは、セルロース、アクリル、ポリオレフィン、ポリエステル、ナイロン、アラミドおよび液晶ポリマー繊維、特に、ポリプロピレンおよびポリエチレン繊維のような材料から、連続して拡販されるリファイナで製造される。通常、本発明で用いられる繊維は、これに限定されるものではないが、ポリマー、エンジニアリングプラスチック(engineered resin)、セラミック、セルロース、レーヨン、ガラス、金属、活性化アルミナ、カーボンまたは活性化カーボン、シリカ、ゼオライト、或いはそれらの混合物を含む有機または無機材料である。例えば、ガラス、セラミック、または金属繊維とポリマー繊維が共に使用され得るように、有機および無機繊維および/またはひげ結晶(whisker)の組合せは予想されるものであり、本発明の範囲に属するものである。
本発明により製造されるフィブリル化繊維およびナノファイバーの質は、一つの重要な観点において、カナディアン・スタンダード・フリーネス値により計測される。カナディアン・スタンダード・フリーネス(CSF)は、パルプの懸濁液が流出される速度により計測されるようにパルプの濾水度(freeness)または排水速度の値を意味する。この方法論は製紙技術を有する当業者に広く知られている。CSF値が繊維長に対してわずかに反応する一方、ファイバーフィブリル化および繊維直径配分の程度に対して強く反応する。かくして、水がパルプからいかに容易に取り除かれるかを測定するCSFは、ファイバーフィブリル化の程度および繊維直径配分を監視するのに好適な手段である。面領域が非常に高い場合、このことはコア繊維の表面に多くのナノファイバーまたはナノフィブリルが発生したことを意味する、一定時間内にパルプから非常に少ない水が排水され、そしてCSF値は、繊維がより広範にフィブリル化するように、次第により低くなる。
繊維コアおよび付着ナノファイバーフィブリルを有するフィブリル化繊維を製造したのち、フィブリル化繊維はナノファイバーをコアから抜き取る、というより、取り除かれるように処理される。この段階の終わりに、ナノファイバーとより大きな繊維コアとの混合物が生まれる。好ましくは、本発明はこのような残りの繊維コアを非常に小さな量有するナノファイバーを製造する。このことは、例えば、濾過または遠心分離、或いはその他の区分技術によってナノファイバーから繊維コアを分離することにより達成される。互換的に、繊維コアは、好ましくは、最初に剥離されたナノファイバーとさらに混合される間に、クローズドチャネルせん断によって繊維コアを破壊することにより、追加のナノファイバーを製造するようにさらに進められる。この後者の場合、残余のナノファイバーフィブリルは、小さな分離されたフィブリルに切断して破壊するには不十分なせん断力が残りに用いられるので、さらに切断される。本発明は、それ故、フィブリルを低品質のより短いひげ結晶または微粉にしてしまう重大な劣化を伴うことなしに高品質のナノファイバーを製造する。
好ましくは、フィブリル化繊維は200から0、或いは100またはそれ以下のCSF評価を有し、そして元の繊維コアからナノファイバーを分離するように2段階のクローズドチャネルリファイニングを受ける。好ましい第1段階のクローズドチャネルリファイニングは、高速、高せん断リファイニングへと続く低速、高せん断クローズドチャネルリファイニングである。始めのフィブリル化繊維は、0.1から25重量%の範囲の濃度を有する水成懸濁液である。この第1段階において、ナノファイバーはコア繊維を剥ぎ取られそしてコア繊維はさらにリファイニングされる。この分離されたナノファイバーとコア繊維の混合物は、次いで、非常に高いせん断を備えた第2段階のクローズドチャネルリファイニングに供給されるのが好ましい。この第2段階のクローズドチャネルリファイニング中、繊維コアは、既に分離されたナノファイバーに実質的に影響を及ぼすことなく、ナノファイバーをさらに製造するようにさらにリファイニングされる。生じた繊維混合物は、次いで、第1段階のクローズドチャネルリファイニングおよび/または第2段階のクローズドチャネルリファイニングに戻され、そして元の繊維コアを実質的に減少するナノファイバースラリ(slurry)を生むように、実質的にすべての繊維コアがナノファイバーに変換されるまで再び処理される。
オーブンおよびクローズドチャネルリファイナの好適な連続配置が図1に描かれており、そこにおいて、リファイナ70,90および100が直列に示されている。リファイナ70は、ロータ52を取り囲むジャケット付き水冷容器ハウジング42を有するオープンチャネルリファイナである。リファイナ90および100は、ジャケット付き水冷容器ハウジング63および内包ロータ62および72をそれぞれ有し得るクローズドチャネルリファイナである。リファイナ70の前に別のオープンチャネルリファイナを直列に設け得る。各リファイナは、その上にブレード、プレートまたはロータを装着された回転軸44に作動可能に取り付けられるモータ46を有する。ロータの用語は、特に特定しない限り、ブレードまたはプレートと互換的に使用される。
オープンチャネルリファイナ70は、少なくとも1つの、好ましくは1つ以上の水平に延びる、回転軸44に垂直方向に離間されたロータ52を備えている。ロータは直径を変更でき、そして好ましくは、少なくとも7000フィート/分(2100m/分)の先端速度(すなわち、ロータの外径での速度)を達成する。ロータは歯を供えており、その数は、好ましくは、4から12の間で変化し得る。図2は、リファイナ70に使用可能なロータの構造を示しており、それはケンタッキー州フローレンスのリトルフォード・デイ・インコーポレーテッドから入手可能なDaymax(商品名)混合機のものと同様である。ロータ52は回転軸44に中心的に装着され、そこから放射方向へ複数の歯54、この例では4つの歯が示されている、を延ばしている。ロータ52は矢印55の方向へ回転し、鋭利なエッジ56が歯54の進行側の端縁に設けられる。ハウジング42から放射方向内方へ部分的に延びるバッフル58が、オープンチャネルリファイニング中に繊維懸濁液に擾乱混合を与えるのを助ける。
クローズドチャネルリファイナ90および100はオープンチャネルリファイナ70に工程順で続き、そして前者の好適な実施形態が図3−6に示されている。図3および4に示されるように、相対的に低速せん断のクローズドチャネルリファイナ90は、Valleyこう解機と同様であり、入ってくる繊維懸濁液80をハウジング92内の長円形通路94に受容する。円筒形ロータまたはこう解部62は、その周辺から中央の回転軸44と平行な方向へ外方に延びる歯車様のこう解バー64を有する。ロータ62は、矢印97(図4)の方向へ回転し、所望程度のクローズドチャネル、高せん断リファイニングを達成するように歯またはバー64と通路の間に繊維懸濁液81を推し進める。懸濁液中の繊維に加えられるせん断の程度は、こう解バー64と通路の間の間隙間隔を変更することにより、或いは通路の方向へロータ62に適用される力の量を調整することにより調整され得る。通路は、ロータ62の周縁部に高せん断力が適用される領域を増加するために上向き95に湾曲し、そののち、通路は、繊維懸濁液がロータ62を通って処理されるように矢印98の方向へ循環することができるように下向き96に湾曲する。ロータ62の下の通路領域95の部分は、可撓性の、ゴム製ダイアフラムで作成され得る。繊維懸濁液が所望程度処理されたのち、クローズドチャネルリファイナ90から出る82。典型的に、この時点で元となるナノファイバーフィブリルが繊維コアから実質的に分離され、繊維コア自体はナノファイバーサイズの繊維に部分的に切断およびせん断される。
繊維懸濁液は、次いで、図5および6により詳細に示されるように、より高せん断のクローズドチャネルリファイナ100でさらに処理される。リファイナ100は、ニューヨーク州ホーパウジのチャールズ・ロス・アンド・サン・コンパニーから入手可能なRoss(商品名)高せん断混合機またはイギリス国チェシャム・バックスのシルバーソン・マシーン・リミテッドから入手可能なSilverson(商品名)混合機と同様であってもよい。ロータ72は、固定円筒状ステータ76に関して矢印79(図6)の方向に回転するように回転軸44によって駆動され、ステータ76は、その端縁が固定歯として作用する周縁に沿って一連の離間された開口78を有する。ロータ72は4つの放射方向に伸びるアームまたは歯73を有するように示されており、面74端はステータ76の内面から所望の隙間y、例えば、0.050インチ(1.3mm)、で離されている。ロータ面とステータ開口端縁の間に所望の高度の繊維のせん断を遂行するのに必要なロータ歯およびステータ開口のどのような数の組み合わせも用いられ得る。ロータおよびステータは、残りの繊維コアをナノファイバーサイズの繊維に切断およびせん断するようにクローズドチャネルリファイナ100のハウジング内の繊維懸濁液に所望の時間浸漬される。前のリファイナで製造された元のナノファイバーは高せん断リファイナ100によっては実質的に影響されない。
図1−6のオープンおよびクローズドチャネルリファイナのような回転処理装置において、回転ブレードまたはプレートの外周縁の最大せん断速度は、ロータ面の物理的形状を変更することにより、或いはロータの直径を増大することにより増加され得る。ロータの先端速度が増加したとき、せん断速度は最小から最大に増加する。
選択的に、繊維懸濁液は、実質的にすべての繊維コアを細胞破壊(cell disruption)によりナノファイバーにさらに変換するように、懸濁液をホモゲナイザに加圧し、そして加圧懸濁液を小さなノズルまたは口を押し通すことにより処理され得る。この均質化は繊維に高せん断力を与え、そしてこのような処理の代わりに、前述したクローズドチャネルリファイニングの一方または両方を処理したたのちに遂行され得る。ホモゲナイザは図3−6に示されるクローズドチャネルリファイナと共に(例えば、そののちに)、或いはその代わりに使用され得る。
図7に示されるように、ホモゲナイザ110(均質化セルとしても参照される)は、前処理連結部112、ノズル組立体114および吸収セルから構成される。典型的に、CSFが0の繊維スラリ80は、均質化セル116の注入チャンバに高圧で送り込まれる。前処理連結部は、繊維がノズルに入る前の空洞現象を制御するように用いられる。繊維は、処理区域112に散布され、ノズル114へ押し進められる。ノズル直径は、最適なセル分裂をさせるために、粘性、流速、圧力および空洞現象を制御するように変更できる。典型的なノズル直径は0.2mmである。繊維がノズルを通過するので非常に高いせん断が繊維に及ぼされる。繊維スラリへの圧力は約2000から45000psi(15から300Mpa)の間で制御され得る。ノズルから出たスラリは、各々が運動エネルギを吸収するように用いられる、2mm長の反応部118を有するように示されている吸収セル116に入る。繊維スラリがノズルを出ると、空洞現象がナノファイバーをコア繊維から分離させ、そしてさらにコア繊維をより小さな繊維に分裂させる。吸収セル116において運動エネルギーが吸収される。吸収セルの長さおよび直径は、処理時間および擾乱を制御するように変更できる。結果的なスラリ84は、ホモゲナイザを通る複数の通路のための入口に戻してもよい。多くの擾乱を生じさせ、次いで繊維を分離させるように、吸収セル内側で流れの方向もまた逆転できる。
再び図1を参照すると、フィブリル化繊維の製造方法は、繊維38の水成懸濁液をオープンチャネルリファイニング70に供給することから始まる。開始時の繊維は約2−6mmに変化する繊維長を有する数ミクロンの直径を有する。水中の繊維濃度は1−6重量%に変化できる。オープンチャネルリファイニング70ののち、フィブリル化繊維80は、繊維混合物のカナディアン・スタンダード・フリーネス評価により、そして光学的測定技術により特徴付けられる。典型的に、導入時の繊維は約750から700のCSF評価を有し、次いで、約400から0の好適な最終CSF評価になるまでリファイニングの各段階で減少する。最後の処理で得られる完成されたフィブリル化繊維製品は、図8に示すように、依然としてコア繊維に付着したナノファイバーまたはフィブリルの大部分を有する。
オープンチャネルリファイナ70は繊維38を連続して供給され、その中で所要時間オープンチャネルリファイニングしたのち、生じたフィブリル化繊維懸濁液80は、次のクローズドチャネルリファイナ90へ連続して流すことが好ましく、そこにおいて付着したナノファイバーを繊維コアから外すように相対的に低いせん断速度でクローズドチャネルリファイニングされる。例えば、第1段階のクローズドチャネルリファイニングでのロータ速度は約400から1800回転/分に変化できる。部分的に処理された繊維懸濁液82は、次いで、クローズドチャネルリファイナ90からクローズドチャネルリファイナ100に流れ、そこにおいてより大きなせん断速度で連続モード操作でさらにクローズドチャネルリファイニングされる。例えば、この第2段階のクローズドチャネルリファイニングでのロータ速度は約400から3600回転/分に変化できる。繊維コアと、クローズドチャネルリファイニングによって製造されるような繊維コアから分離されたナノファイバーの混合物が図9に示されている。クローズドチャネルリファイニングの程度は、せん断、こう解および切断の速度の増加により増加され、例えば、ロータ速度またはロータ直径の増加、或いは既に分離されたナノファイバー実質的な影響を及ぼすことなしにナノファイバーをさらに製造するように、リファイナの時間を増加することにより増加される。最終的な繊維懸濁液84はリファイナ100から出る。繊維コアから分離されたフィブリルと繊維から破断されたフィブリルとからなるこの段階のナノファイバーが図10に示されている。
所望または要求されるとき、追加のオープンおよび/またはクローズドチャネルリファイニングを行うために、フィブリル化繊維懸濁液80、部分的に処理されたナノファイバー懸濁液86または最終的に処理されたナノファイバー懸濁液88を、その前のリファイナ段階70、90および/または100に戻すことにより、繊維懸濁液をさらに処理することもできる。
第1のリファイナ70に供給される繊維の速度は、最終的なフィブリル化繊維84の仕様により左右される。供給速度(feed rate:乾燥繊維における)は、典型的に、約20−1000lbs/h(9−450kg/h)に変化でき、各リファイナにおける平均滞在時間は約30分から2時間に変化する。このような生産率に合致する系列的なリファイナの数は2から10まで変化できる。リファイナ内部の温度は、通常、約170°F(80℃)以下に維持される。
処理されたナノファイバー84は、繊維混合物のカナディアン・スタンダード・フリーネス評価および光学的測定技術により特徴付けられる。典型的に、注入するフィブリル化繊維80は約50から0のCSF評価を有する。一方、処理されたナノファイバー84の最終的なCSF評価は約0であり、光学的な測定では、クローズドチャネルリファイニングおよび/または均質化において高せん断力が加えられた結果、フィブリルが繊維コアから分離され、繊維コアはナノファイバーに破断されることを示している。
CSFが0のフィブリル化繊維のスラリは、図3および4に示されるタイプのクローズドチャネル低せん断リファイナに給送される。フィブリル化繊維スラリは約1.5重量%の固体含有濃度を有する。約500回転/分のロータ速度で、フィブリル化繊維スラリは最短30から45分間処理される。ナノファイバーが繊維コアから離され、そしてコアが部分的にナノファイバーに切断されたのち、スラリは、図5および6に示されるタイプのクローズドチャネル高せん断リファイナに給送される。この段階で、さらにナノファイバーを生じるように未処理の元の繊維コアがリファインニングされる。約3600回転/分のロータ速度で、繊維スラリが最低1時間処理される。その結果生じるスラリは、約50から500nmの範囲の直径と約0.5から3mmの繊維長を有するナノファイバーを含む。
固体含有約0.5重量%および0のCSFのフィブリル化繊維スラリが図7に示されるタイプのホモゲナイザの注入チャンバに給送される。この段階のナノファイバーは主としてコア繊維に依然として結合されている。供給速度は1リットル/分(感想繊維の2lbs/時)を維持される。20,000psi(140MPa)の加圧セルが繊維スラリをノズルに押し込む。ノズル直径は0.2mmに維持される。繊維スラリは、運動エネルギーを吸収するように用いられる吸収セルの反応器に入る。その結果生じるスラリは吸収セルの後端部に集められる。スラリは、次いで、実質的にすべてのナノファイバーが分離されそしてコア船がナノファイバーに変わるまで、再処理、約7回、するために注入チャンバに戻される。
本発明は、より優れた均一性および流動性を備えた、もはや実質的に繊維コアが混在しないナノファイバーサイズの繊維を製造するための改良された方法およびシステムを供給する。繊維コアは約500−5000nmの直径と約0.1−6mmの長さを有し、ナノファイバーは約50−500nmの直径と約0.1−6mmの長さを有する。本発明はまた、改善された量および収益を生むことになる、より優れたエネルギー効率および生産性を備えたナノファイバーサイズの繊維を製造する。このようなナノファイバーは濾過およびその他の周知のナノファイバーの適用形態に用い得る。
本発明について好適な実施例を用いて具体的に説明したが、前述の説明を参照して多くの置換え、変形および変更を行うことが可能であることは当業者にとって明らかである。それ故、添付の請求の範囲が含むいかなるこのような置換え、変形および変更も本発明の範囲および主旨内にあることは考慮されるべきである。
42,63,92 ハウジング
44 回転軸
46 モータ
52,62,72 ロータ
54,73 歯
56 エッジ
58 バッフル
64 バー
70 オープンチャネルリファイナ
76 ステータ
78 開口
90,100 クローズドチャネルリファイナ
94 通路
110 ホモゲナイザ
112 前処理連結部
114 ノズル組立体
116 吸収セル

Claims (17)

  1. 繊維の液状懸濁液(suspension)を用意し、
    繊維を破砕、こう解(beating)、または切断しないように、単一の移動面を用いてフィブリル化繊維(fibrillated fiber)を作成するように繊維をせん断リファイニング(shear refining)し、そして
    続いて、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離するようにフィブリル化繊維をクローズドチャネルリファイニング(closed channel refining)または均質化(homogenizing)し、
    繊維懸濁液はせん断リファイニングから次続のクローズドチャネルリファイニングへおよびそこを通って連続的かつ一続きで流れ、そしてせん断リファイニングからクローズドチャネルリファイニングへの繊維懸濁液の流量は制御され、処理後のナノファイバーは50から0のカナディアン・スタンダード・フリーネス評価を有する、
    ナノファイバーを作成するための方法。
  2. 分離されたナノファイバーを残りのフィブリル化またはコア繊維から実質的に分離することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. クローズドチャネルリファイニングまたは均質化が繊維コアからナノファイバーを追加的に作成する、請求項1に記載の方法。
  4. クローズドチャネルリファイニングは、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離し、繊維コアを残し、そして繊維コアから追加のナノファイバーを作成するように、最初に第1のせん断速度(shear rate)であり、次いで、第2のより高いせん断速度である、請求項1に記載の方法。
  5. 液状懸濁液における繊維のせん断リファイニングはナノファイバーが付着された繊維コアを生み、そしてクローズドチャネルリファイニングまたは均質化が繊維コアからナノファイバーを分離する、請求項1に記載の方法。
  6. フィブリル化繊維のクローズドチャネルリファイニングは、フィブリル化繊維をせん断、粉砕、こう解および切断することによるものである、請求項1に記載の方法。
  7. 繊維懸濁液がせん断リファイニングからクローズドチャネルリファイニングまたは均質化へ連続して流れる、請求項1に記載の方法。
  8. せん断リファイニングまたはクローズドチャネルリファイニング中に生じた熱を繊維懸濁液から取り除くことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 相対的に相互に関して移動する歯の間に繊維懸濁液を通すことによりクローズドチャネルリファイニングが遂行され、該歯はフィブリル化繊維からナノファイバーを分離するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるように離間されそして選択的に繊維コアから追加のナノファイバーを作成する、請求項1に記載の方法。
  10. 繊維懸濁液を加圧し、該加圧された繊維懸濁液を、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離しそして選択的に繊維コアから追加のナノファイバーを作成するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるような圧力および寸法の口を通過させることにより均質化が遂行される、請求項1に記載の方法。
  11. 付着されたナノファイバーを有する繊維コアからなるフィブリル化繊維の液状懸濁液を用意し、そして
    繊維コアからナノファイバーを分離しそして繊維コアから追加のナノファイバーを生成するように、最初に第1のせん断速度で、続いて第2の、より高いせん断速度でフィブリル化繊維をクローズドチャネルリファイニングまたは均質化し、
    繊維懸濁液は、第1のせん断速度で作動する第1のロータから第2のせん断速度で作動する第2のロータに流れ、処理後のナノファイバーは50から0のカナディアン・スタンダード・フリーネス評価を有する、
    ナノファイバーを作成する方法。
  12. フィブリル化繊維のクローズドチャネルリファイニングは、フィブリル化繊維をせん断、粉砕、こう解および切断することによるものである、請求項11に記載の方法。
  13. 繊維懸濁液は、第1のせん断速度で作動する第1のロータから第2のせん断速度で作動する第2ロータに連続して流れる、請求項11に記載の方法。
  14. 繊維懸濁液は、第1のせん断速度で作動する第1のロータから第2のせん断速度で作動する第2ロータに連続して直列に流れ、そして繊維懸濁液の流量を制御することをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  15. クローズドチャネルリファイニング中に生じた熱を繊維懸濁液から取り除くことをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  16. 相対的に互いに移動する一組の歯間に繊維懸濁液を通過することによりクローズドチャネルリファイニングが遂行され、該歯はフィブリル化繊維からナノファイバーを分離しそして繊維コアから追加のナノファイバーを作成するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるように離間される、請求項11に記載の方法。
  17. 繊維懸濁液を加圧し、該加圧された繊維懸濁液を、フィブリル化繊維からナノファイバーを分離しそして繊維コアから追加のナノファイバーを作成するのに十分なせん断力を繊維懸濁液の繊維に与えるような圧力および寸法の口を通過させることにより均質化が遂行される、請求項11に記載の方法。
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