JP5144266B2 - 2つの振動モード間のコリオリ結合を測定することにより管路での流量を測定する方法及び装置 - Google Patents
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Description
流体を運ぶ管を正弦運動で振動させ、管上の2個以上の個所で振動応答間の時間遅延(即ち位相角)を測定することによって、コリオリ流量計において流量が測定される。実際の状況に関しては、時間遅延は流量に対して線形に変化するが、一般に、時間遅延は流れがゼロであってもゼロにならない。通常、非比例的な減衰、残留柔軟性応答、電磁的クロストーク、機器電子装置における位相遅延等の多数の要因によって生じる流れゼロ遅延又はオフセットが存在する。
管路の2つの振動モード間のコリオリ結合を測定することによって、管路を通る流量を測定する方法及び装置が開示される。管路は2つの異なる振動モード且つ2つの異なる周波数で励振される。2つのモード間の結合は、オフ・モード周波数での2つのモードの位相をゼロにすることにより決定される。次いで、管路を通る流量を、2つのモードの位相をゼロにするのに要する力の大きさを用いて決定する。
本発明の一つの態様は、
管路に材料を流す工程と、
前記管路の振動を少なくとも2つの振動モードの固有周波数で励振する工程と、
前記管路の運動を測定する工程と、
前記2つの振動モード間の結合がほぼゼロに低減されるように、前記管路の振動を制御する工程と、
制御機能の測定を用いて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える方法を含む。
好ましくは、この方法は、前記振動モードのうちの1つが前記管路の捻れモードであることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記フィードバック・ループが実正規モード駆動系を活性化することを更に含む。
管路の第1の振動モードを第1の周波数で励振しながら、前記管路に材料を流す工程と、
前記管路の第2の振動モードを第2の周波数で励振する工程と、
振動する前記管路の相対運動を測定する工程と、
前記第1の周波数での前記第2のモードの振動が最小になるように、前記管路に第1の力を加える工程と、
前記第2の周波数での前記第1のモードの振動が最小になるように、前記管路に第2の力を加える工程と、
前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える。
好ましくは、この方法は、前記第1の周波数が前記管路の前記主曲げモードの固有周波数であることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記第2の周波数が前記管路の前記主捻れモードの固有周波数であることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記第1の力と前記第2の力とがフィードバック・ループによって印加されることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記フィードバック・ループへの入力が、モード・フィルタを用いて導出された前記管路の前記第1の振動モードのモード座標の評価であることを更に含む。
管路の第1の振動モードを第1の周波数で励振しながら、前記管路に材料を流す工程と、
前記管路の第2の振動モードを第2の周波数で励振する工程と、
前記管路の相対運動を第1の点と第2の点とで測定する工程と、
前記第1の周波数で測定された、前記第1の点と前記第2の点との間の第1のdtを決定する工程と、
前記第2の周波数で測定された、前記第1の点と前記第2の点との間の第2のdtを決定する工程と、
前記第1のdtがほぼゼロになるように前記管路に第1の力を加える工程と、
前記第2のdtがほぼゼロになるように前記管路に第2の力を加える工程と、
前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える。
管路に材料を流す工程と、
前記管路の振動モードの固有周波数で前記管路の振動を励振する工程と、
前記管路の運動を測定する工程と、
前記材料の流れによって誘導された前記管路の振動を、前記管路の励振された振動モードの固有周波数でほぼゼロにする工程と、
前記力の測定値を用いて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える。
前記管路の励振された振動モードが前記管路の主曲げモードであり、前記の誘導された振動モードが前記管路の主捻れモードであることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記管路を通る材料の決定された流量が、ゼロ・オフセット量を用いて訂正されることを更に含む。
流れる材料を収容するよう構成された管路と、
前記管路の複数の振動モードを励振するよう構成された少なくとも2つの駆動部と、
振動する前記管路の相対運動を測定するよう構成された感知装置と、
前記少なくとも2つの駆動部を用いて前記管路の少なくもと2つの振動モードを励振するよう構成された制御システムと、
を具備し、
前記制御システムは、前記管路の前記少なくとも2つの振動モード間の結合を決定するよう構成され、
前記制御システムは、前記少なくとも2つの振動モード間の結合をほぼゼロにする力を前記管路に印加するよう構成され、
前記制御システムは、前記力の測定を用いて、前記管路を通る材料の流量を決定するよう構成される。
好ましくは、この方法は、前記振動モードのうちの一つが前記管路の主捻れモードであることを更に含む。
好ましくは、この方法は、前記フィードバック・ループによって活性化される実正規モード駆動系を更に備えることを更に含む。
流れる材料を収容するよう構成された管路と、
前記管路の複数の振動モードを励振するよう構成された少なくとも2つの駆動部と、
振動する前記管路の相対運動を第1の点と第2の点とにおいて測定するよう構成された感知装置と、
前記管路の第1の振動モードを第1の周波数で励振するよう構成された制御システムと、
を具備し、
前記制御システムは、前記管路の第2の振動モードを第2の周波数で励振するよう構成され、
前記制御システムは、前記第1の周波数で測定された前記第1の点と前記第2の点との間の第1のdtを決定するよう構成され、
前記制御システムは、前記第2の周波数で測定された前記第1の点と前記第2の点との間の第2のdtを決定するよう構成され、
前記制御システムは、前記第1のdtがほぼゼロになるように前記管路に第1の力を加え、
前記制御システムは、前記第2のdtがほぼゼロになるように前記管路に第2の力を加え、
前記制御システムは、前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る材料の流量を決定するよう構成される。
流れる材料を収容するよう構成された管路と、
前記管路の複数の振動モードを励振するよう構成された少なくとも2つの駆動部と、
振動する前記管路の相対運動を第1の点と第2の点とにおいて測定するよう構成された感知装置と、
前記管路の第1の振動モードを該振動モードの固有周波数で励振するよう構成された制御システムと、
を具備し、
前記制御システムは、流れる前記材料によって誘導された前記管路の振動を、前記管路の励振された振動モードの前記固有周波数においてほぼゼロにするよう構成され、
前記制御システムは、前記力の測定を用いて、前記管路を通る材料の流量を決定するよう構成される。
好ましくは、この方法は、前記管路の励振された振動モードが主捻れモードであり、誘導された前記振動モードが主曲げモードであることを更に含む。
流れる材料を収容するよう構成された管路と、
前記管路の少なくとも2つの振動モードを励振するよう構成された手段と、
振動する前記管路の相対運動を感知する手段と、
前記管路の前記少なくとも2つの振動モード間の結合を決定する手段と、
前記少なくとも2つの振動モード間の結合をほぼゼロにする力を前記管路に印加する手段と、
前記力の測定を用いて前記管路を通る材料の流量を決定する手段と、
を具備する。
図1〜図7及び以下の説明は、本発明の最良の形態をどのように作成し使用するかを当業者に教示するための特定の例を示している。発明原理を教示するために、従来の特徴の中には単純化されたり省略されたりしたものがある。当業者は、これらの例から生まれ且つ本発明の範囲内に入る変形例を理解する。当業者は理解するように、以下に記述する特徴は種々の方法で組み合わされて本発明の多くの変形例を形成する。その結果、本発明は以下に記述される特定の例に限定されるのではなく、請求項とその均等物によってのみ限定される。
流量計の構造が線形であり時間変化するものと仮定すると、流量計は2次線形微分方程式の組(1)即ち
この場合、システムは、完全に結合されない2つの独立したモードとして記述される。1つのモードに対して力が印加されても、他のモードには応答がない。ここで流れを加えると、モードの運動は以下の機構によって結合される。モードの運動は質量流量と組み合わされてコリオリの力を生じる。このコリオリの力は流量計の長さに沿って分配され、運動の形状に関係する形状を有する。実数正規空間におけるコリオリの力は式(4)及び図2によって表される。
この段階で、こうした種々の力と応答との位相関係を理解することが重要である。図4は位相関係を示している。管路が曲げモードで共振状態で駆動されていると仮定すると、曲げモードの位置ηbは曲げモードの力Nbと90°位相がずれている。曲げモードの速度
次のステップにおいて、これらの2つのモードに起因するピックオフでの速度を決定する必要がある。実際の流量計では典型的には速度が測定されるので、ここで速度が導出される。所与のピックオフでの応答はピックオフの場所での2つのモードの線形の組み合わせであり、式(16)
ここで、捻れモードの応答ηtは曲げモードの応答ηbと90°位相がずれている(図5参照)。これを参酌すると、複素表現を用いて任意のピックオフの速度を式(17)即ち
図5は、中を流れる材料を収容するよう構成された管路502の上面図である。D1及びD2は、管路502に沿って離れて置かれた2つの駆動部(アクチュエータとも呼ばれる)である。好ましいモードでは、2つの駆動部は管路の中心軸の周りに対称に配置される。駆動部は、管路502に力を加えて管路502に複数の振動モードを励振するよう構成される。力は実質的にコヒーレントであり(例えば、狭い周波数に限定され)、又は広帯域であってもよい。駆動部は、管路502に取り付けられた磁石と基準に取り付けられていて振動電流を通過させるコイルとのような公知の手段であり得る。
現在のコリオリ流量計のための正常な制御ループにおいては、自動利得制御(AGC)が作用し、減衰項(bb1+α)を制御することによって曲げモードの固有周波数での振動の振幅が調節される。減衰項(bb1+α)がゼロよりも小さいならば、エネルギがシステムから除去され、運動の振幅は低減される。減衰項がゼロよりの大きいとき、エネルギがシステムに追加され、曲げモードの固有周波数での振動の振幅は増大する。減衰項がゼロに等しいとき、振動の振幅は変化しない。
式(24)における減衰項は3つの異なる減衰、即ち、比例減衰α、非比例減衰b及びコリオリの力Cに起因する減衰からなる。これらの要素は式(25)即ち
式(26)には、駆動モードの振動の振幅を調節するのに用いることができる2つのパラメータ(αb、αt)と、コリオリの力に起因する減衰を決定するのに用いることができる2つのパラメータ(βb、βt)がある。駆動ループは、減衰項(bb1+α)を用いて、曲げモードの固有周波数fbでの管路の振動の振幅を制御することができる。同時に、駆動ループは、項(bt2+αt)を用いて、捻れモードの固有周波数ftでの管路の振動を制御することができる。管路が曲げモードと捻れモードとで共振していると、dtの測定が曲げモードと捻れモードとに対して行われる。曲げモードに対するdt測定値は、曲げモード周波数で測定されたS1とS2との間の位相差である。捻れモードに対するdtは、捻れモード周波数で測定されたS1とS2との間の位相差である。モード・フィルタリングを用いると、曲げモードと捻れモードとに対するdtを決定するとき、曲げモード応答と捻れモード応答とを分離するのが容易になる。
βt=―(b−C) (30)
が生じる。捻れモード周波数で測定されたゼロの捻れdtは、捻れモード周波数において管路の曲げが存在しない(即ち、S1とS2によって測定された速度が捻れモード周波数において逆相である)振動に対応する。βtは、曲げモードの振動の消去を捻れモード周波数において生じさせるのに必要であり且つ非比例減衰とコリオリ結合との差に比例する力である。
βb−βt=b+C−(b−C)=2C (31)
ができる。
Claims (19)
- 管路に材料を流し(702)、前記管路の振動を少なくとも2つの振動モードの固有周波数で励振し(704)、前記管路の運動を測定し(706)、制御機能が前記管路の前記少なくとも2つの振動モード間の結合を決定することによって、コリオリ効果を用いて、前記管路を流れる材料の流量を測定する方法であって、
前記2つの振動モード間の結合がほぼゼロに低減されるように、前記制御機能により力を前記管路に印加して前記管路の振動を制御する工程(708)と、
前記制御機能により、前記力の測定を用いて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程(710)と、
を備えることを特徴とする方法。 - 前記振動モードのうちの1つが前記管路の主曲げモードである、請求項1に記載の方法。
- 前記振動モードのうちの1つが前記管路の主捻れモードである、請求項1に記載の方法。
- 前記制御機能がフィードバック・ループである、請求項1に記載の方法。
- 前記フィードバック・ループが、少なくとも2つの振動モードで前記管路を振動させるよう構成された実正規モード駆動系を活性化する、請求項4に記載の方法。
- 前記フィードバック・ループへの入力が、モード・フィルタを用いて導出された前記管路の前記少なくとも2つの振動モードのうちの1つの振動モードのモード座標の評価であり、
前記モード・フィルタは、前記管路の測定された運動を受け取り、前記測定された運動から前記モード座標の前記評価を生成し、前記評価を用いてdt値を決定し、
決定された前記dt値と所望のdt値との間の差は、フィードバック利得行列を調整するフィードバック・アルゴリズムに対する入力である
請求項4に記載の方法。 - 前記少なくとも2つの振動モードのうちの一つの振動モードである、前記管路の第1の振動モードを第1の周波数で励振する工程と、
前記少なくとも2つの振動モードのうちの一つの振動モードである、前記管路の第2の振動モードを第2の周波数で励振する工程と、
前記第1の周波数での前記第2のモードの振動が最小になるように、前記管路に第1の力を加える工程と、
前記第2の周波数での前記第1のモードの振動が最小になるように、前記管路に第2の力を加える工程と、
前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の振動モードが前記管路の主曲げモードである、請求項7に記載の方法。
- 前記第1の力と前記第2の力とが同時に加えられる、請求項7に記載の方法。
- 前記少なくとも2つの振動モードのうちの一つの振動モードである、前記管路の第1の振動モードを第1の周波数で励振する工程と、
前記少なくとも2つの振動モードのうちの一つの振動モードである、前記管路の第2の振動モードを第2の周波数で励振する工程と、
振動する前記管路の相対運動を第1の点と第2の点とで測定する工程と、
前記第1の周波数で測定された、前記第1の点と前記第2の点との間の、前記第1の振動モードに対応する第1のdtを決定する工程と、
前記第2の周波数で測定された、前記第1の点と前記第2の点との間の、前記第2の振動モードに対応する第2のdtを決定する工程と、
前記第1のdtがほぼゼロになるように、前記管路に第1の力を加える工程と、
前記第2のdtがほぼゼロになるように、前記管路に第2の力を加える工程と、
前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る前記材料の流量を決定する工程と、
を備える、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の点と前記第2の点とが間隔を置いた構成とされ、前記管路の軸中心に関して対称に配置される、請求項10に記載の方法。
- 流れる材料を収容するよう構成された管路(502)と、
前記管路の複数の振動モードを励振するよう構成された少なくとも2つの駆動部(D1、D2)と、
振動する前記管路の相対運動を測定するよう構成された感知装置と、
前記少なくとも2つの駆動部を用いて前記管路の少なくもと2つの振動モードを励振するよう構成された制御システムと、
を具備するコリオリ流量計であって、
前記制御システムが、前記管路の前記少なくとも2つの振動モード間の結合を決定するよう構成され、
前記制御システムが、前記少なくとも2つの振動モード間の結合をほぼゼロにする力を前記管路に印加するよう構成され、
前記制御システムが、前記力の測定を用いて、前記管路を通る材料の流量を決定するよう構成されることを特徴とするコリオリ流量計。 - 前記振動モードのうちの一つが主曲げモードである、請求項12に記載のコリオリ流量計。
- 前記振動モードのうちの一つが主捻れモードである、請求項12に記載のコリオリ流量計。
- 前記制御システムがフィードバック・ループを備える、請求項12に記載のコリオリ流量計。
- 前記フィードバック・ループによって活性化され、前記少なくとも2つの振動モードで前記管路を振動させるよう構成された実正規モード駆動系を更に備える、請求項15に記載のコリオリ流量計。
- 前記フィードバック・ループへの入力が、モード・フィルタを用いて導出された前記管路の前記少なくとも2つの振動モードのうちの一つのモード座標の評価であり、
前記モード・フィルタは、前記管路の測定された運動を受け取り、前記測定された運動から前記モード座標の前記評価を生成し、前記評価を用いてdt値を決定し、
決定された前記dt値と所望のdt値との間の差は、フィードバック利得行列を調整するフィードバック・アルゴリズムに対する入力である、
請求項16に記載のコリオリ流量計。 - 前記感知装置が、振動する前記管路の相対運動を第1の点と第2の点とにおいて測定するよう構成され、
前記制御システムが、前記少なくとも2つの振動モードのうちの1つである、前記管路の第1の振動モードを、前記少なくとも2つの駆動部を用いて第1の周波数で励振するよう構成され、
前記制御システムが、前記少なくとも2つの振動モードのうちの1つである、前記管路の第2の振動モードを、前記少なくとも2つの駆動部を用いて第2の周波数で励振するよう構成され、
前記制御システムが、前記第1の周波数で測定された前記第1の点と前記第2の点との間の、前記第1の振動モードに対応する第1のdtを決定するよう構成され、
前記制御システムが、前記第2の周波数で測定された前記第1の点と前記第2の点との間の、前記第2の振動モードに対応する第2のdtを決定するよう構成され、
前記制御システムが、前記第1のdtがほぼゼロになるように前記管路に第1の力を加えるよう構成され、
前記制御システムが、前記第2のdtがほぼゼロになるように前記管路に第2の力を加えるよう構成され、
前記制御システムが、前記第1の力と前記第2の力との大きさに基づいて、前記管路を通る材料の流量を決定するよう更に構成される、
請求項12に記載のコリオリ流量計。 - 前記第1の点と前記第2の点とが間隔をおいた構成とされ、前記管路の軸中心に関して対称に配置される、請求項18に記載のコリオリ流量計。
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