JP5143691B2 - エイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム - Google Patents

エイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム Download PDF

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Description

本発明は、アフィリエイト・プログラムを実施するコンピュータシステムに関し、特に、無差別無承認の商品告知による情報伝達ではなく、特定の関係にある人と人との口コミによる情報伝達を原点としてアフィリエイト・プログラムを実施するアフィリエイト販売システムに関する。
従来のアフィリエイト販売の仕組みは、例えば非特許文献1に開示されているように、(1)アフィリエイタが、いわゆるブログ(Weblog)などのサイトへ紹介バナーを貼ったり、メールマガジンの文章内に紹介リンク(誘導用リンク)を貼ったりすることで、広告主(販売店舗)のサイトへ購入者を誘導してもらい、(2)そこで購入が発生した場合に、(3)アフィリエイタに報酬が発生すると言う仕組み(以下「セール」と呼ぶ)が基本となっている(非特許文献1を参照)。
その他に、ユーザのクリック回数で報酬が発生する「クリック」、会員登録の誘導をすることで報酬が発生する「リード」と言う仕組みがあるが、広告主は、「クリック」が実際の売上に関与し難いこと、「リード」で集めた会員は、「リード」の報酬欲しさで集まっている人達で、存在意義が薄い会員になることなど、リアルに売上が発生した場合の「セール」に重点を置く傾向が強まっている。
しかし、上記の「セール」では、広告主のサイトへ購入者を誘導して購入する行動がベースであり、それだけでは販売強化は難しいのが現実である。
元々、アフィリエイト販売は、人と人との口コミによる波及効果を活用しようとして考えられたものであると思われるが、現在実行されているアフィリエイト販売の形態は、アフィリエイタが自分のサイト(ブログなど)に、紹介バナーを貼り付けて、サイトへのアクセスを増やす努力を行うことで、露出度を高めて、紹介リンクの誘導を増やすと言う行動が主となっている。
つまり、現在のアフィリエイト販売は、人と人との口コミによる波及効果と言うよりは、大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動の形態が変わっただけの仕組みだと言っても過言ではないと言える。
株式会社ツタヤオンライン、"アフィリエイトプログラムの仕組み"、[online]、[2008年9月11日検索]、インターネット〈URL:http://www.tsutaya.co.jp/affiliate/index.zhtml〉
人と人との口コミの原点は、基点となる人がいたとすると、その人の家族・親族、友人関係など1対Nの関係で、口伝えにて情報が伝達される仕組みである。この仕組みは、大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動とは対極に位置するものであり、本来のアフィリエイト販売は、前者の仕組みの延長線上で、1対Nの複数形として、1対N対N・・・になり、大きな口コミに発展するのが理想であると考えられる。
現在、アフィリエイタが行っている「大規模なマスコミュニケーション告知宣伝活動」は、SPAM行為に代表されるような無差別無承認告知活動を実戦させる元凶となっている。このような元凶ともいえる告知活動を防止するための解決策は、単純であり、人と人との口コミの原点に戻すことである。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、商品の宣伝広告に関する無差別無承認の告知活動を抑止し、本来の口コミによる商品販売の告知活動を自然に活性化することが可能なアフィリエイト販売システムを提供することにある。
本発明は、特定の関係にある人と人との口コミによる情報伝達を原点としてアフィリエイト・プログラムを実施するアフィリエイトシステムに関するものであり、本発明の上記目的は、メールマガジン、ウェブログ、若しくはソーシャルネットワーキングサイトのページ上に紹介者によって貼付された誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われた際に、アフィリエイタとして登録されている前記紹介者に対して所定の報酬を支払うアフィリエイトサービスを実行するサーバを備えたアフィリエイトシステムであって、ファンクラブを持つ特定の人物を商品広告に関する口コミの基点となるエイジェントとし、前記エイジェントの所属組織若しくは統括者をエイジェンシーとして、前記エイジェンシーの情報と前記エイジェントの情報と前記ファンクラブに属する各メンバーの情報を示すメンバーリストとを関連付けて組織構成情報として記憶すると共に、前記紹介者を特定する紹介者IDを記憶するデータベースを備え、前記サーバは、前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者と前記顧客との関係が前記エイジェントと前記メンバーとの対応関係にあるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記組織構成情報に基づいて判別する対応関係判別手段と、前記対応関係にあると判別された場合に、前記エイジェントに支払うアフィリエイト報酬と前記組織構成情報により特定される当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させてそれらの報酬の支払いに関する課金情報を前記データベースに記憶する課金手段と、前記エイジェント報酬を含む当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理を前記課金情報に基づいて外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行するエイジェント報酬支払手段と、を有することによって達成される。
さらに、本発明の上記目的は、
前記サーバは、前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者が前記エイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記メンバーリストに基づいて判別するメンバー判別手段を有し、前記課金手段は、前記紹介者が前記メンバーであると判別された場合に、当該メンバーが前記アフィリエイタとして登録されているか否かに係らずに、間接的に紹介した報酬として当該エイジェントに支払う間接報酬と、当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶すること、
前記課金手段は、前記メンバー判別手段によって前記紹介者が前記メンバーであると判別され、且つ、当該メンバーが前記アフィリエイタとして登録されていると判定した場合に、当該メンバーに支払うアフィリエイト報酬を更に発生させて、その報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶すること、
前記サーバは、前記エイジェントの紹介メッセージを利用して当該商品の宣伝広告を行う広告代理店の情報を前記組織構成情報と関連付けて前記データベースに記憶する代理店情報記憶手段と、前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者が前記広告代理店であるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記広告代理店の情報に基づいて判別する広告代理店判別手段とを有し、前記課金手段は、前記紹介者が前記広告代理店であると判別された場合に、当該広告代理店に支払う第1のエイジェント報酬と、前記エイジェントが属する当該エイジェンシーに支払う第2のエイジェント報酬と、前記エイジェントに支払う間接報酬とを発生させてそれらの報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶すること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
さらに、本発明の上記目的は、
前記サーバは、前記商品に関する前記エイジェントの紹介メッセージ及び前記誘導用リンクを組込んだメールマガジンを生成するメールマガジン生成手段と、前記生成されたメールマガジンを前記メンバーリストに基づいて前記ファンクラブに属するメンバー全員にネットワークを介して自動的に配信するメールマガジン配信手段とを有すること、
前記メールマガジン配信手段は、前記メールマガジンを各メンバーに配信する際に、前記メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームを前記メールマガジンの本文中に自動的に記入して配信すること、
前記誘導用リンクは、カメラ付き携帯端末により読取可能なQRコード(登録商標)等の所定の2次元コード内にコード化されたリンクを含むこと、
前記特定の人物が著名人であること、
によってそれぞれ一層効果的に達成される。
本発明では、ファンクラブを持つ特定の人物を商品広告に関する口コミの基点となるエイジェントとし、そのエイジェントが紹介した商品をファンクラブのメンバーが購入した場合には、エイジェントにアフィリエイト報酬を支払うと共に、エイジェントの所属組織若しくは統括者に対してもアフィリエイト報酬を支払う処理形態としている。そのため、本発明によれば、本来の口コミによる商品販売の告知活動を自然に活性化することが可能となり、且つ、従来のアフィリエイト販売にありがちな無差別無承認の告知活動を抑止することが可能となる。
また、ファンクラブのメンバー(熱心な愛好者や後援者、信望者など)は、知らない人から紹介された場合と比較して、対象の人物(例えばタレント等の著名人)から紹介された商品を購入する率が非常に高いので、例えばタレント事務所の販売システムとして本発明を適用した場合、従来のグッズ販売等で上げていた収益と比較して、極めて高い収益が自然且つ自動的にタレント事務所に入ってくることになるなど、格別な効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
先ず、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法について、その概要を説明する。
背景技術で述べたように、人と人との口コミの原点は、基点となる人がいたとすると、その人の家族・親族、友人関係など1対Nの関係で、口伝えにて情報が伝達される仕組みである。その基点となる人は、例えば、タレントやアーティスト、スポーツ選手、読者モデルなど、熱心な愛好者や後援者、信望者などの集団を持っている人、複数の人たちに信望のある特定の人(以下、それらの人物を「著名人と呼ぶ」)が好ましい。本発明では、上記のような熱心な愛好者や後援者、信望者などを「ファン」と呼び、その集団を「ファンクラブ」と呼ぶものとする。
ここで、タレントを著名人の例とし、100名のタレントが所属するタレント事務所を例にとって説明する。
説明の前に、本発明に係るエイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法は、単純に従来のアフィリエイト販売の仕組みに、エイジェント機能(代理店制度)を加えたものではない。この仕組みの最大のポイントは、例えば、図1の組織構成図の一例に示すように、ファンC3と言う超優良な濃いリストを持ったタレントC2を頂点とした集団(図1中のファンクラブFCのメンバー)が存在していて、そのファンC3はタレントC2に妄信的に従う集団であり、アルバムを販売した場合や、イベントやライブを開催した場合に、必ず(ほぼ確実に)購入や参加する人達であると言うことである。
そのようなタレントC2が100名所属するタレント事務所C1で、ファンC3の平均数が1千名だとすれば、100名×1千名で合計10万人の集団からなるファンクラブFCを持つことになる。
通常のコミュニティサイトやショッピングサイトでは、会員数が10万人であっても、その会員から、ある商品を購入してくれる人達は、0.数%から数%の世界だと言われている。仮に、1%の購入率だとすれば、図1の例のような、タレントC2に妄信的に従うファンC3の集団で構成されるファンクラブFCのリストは、全員が購入をしてくれる極めて濃いリストなので、同じ10万人でも、タレント事務所C1の10万人は、上記のようなサイトの会員10万人と比較して、例えば100倍の1千万人規模に匹敵するパワーを持っていることになる。
ところで、これまで、ファンクラブの運営は、ファンクラブ事務局からのオフィシャル通信などがメインであり、ファンクラブの会員には、アルバムの発売告知やイベントやライブ開催情報などを、お知らせすることが主体になっているケースがほとんどである。
タレントは、ブログ(Weblog)に日記のようなイメージで、自分の思ったことを書いたりしてファンサービスを行っているが、もしも、同じように日記のような内容で、タレントが、ファンクラブの会員全員に、ファンの名前付の文面にてメールマガジンを発行した場合、ファンはタレントから、ファンの名前入のメールを受取ることで、特別で、且つ最高な満足度を得ることができると思われる。そして、ファンはタレントが薦める商品なら買ってみたいと思うに違いない。
タレント事務所のタレントでも、1〜2流クラスは、メーカからのCMの依頼などが来るので、商品価値は高く、事務所も儲けを得るが、ランク下の3、4流クラスや新人などは、余程運が良いか事務所または広告代理店の努力によりCM等が取れる場合を除き、商品価値は高くない。
しかし、本発明に係る“エイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法”を用いた場合、メーカ側もほとんどコストをかけずに、広告告知活動ができて、且つ確実にファンクラブには商品を訴求することができる。
ここで、タレント事務所やタレントに対して報酬が発生するまでの流れについて、図2を用いて説明する。
図2は、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を説明するための模式図である。図1中の符号“C1”は、エイジェント統括者若しくはタレント事務所(以下「エイジェンシー」と呼ぶ)を示し、符号“C2”は、商品広告に関する口コミの基点となるエイジェント(本例ではタレント)を示し、符号“C3”は、そのエイジェントのファンクラブに属する各ファン(メンバー)を示している。また、符号“1”は購入者、符号“2”はアフィリエイタ、符号“3”は商品の発行者(メーカ,輸入品の販売者,広告主等)を示している。そして、図2中の(1)〜(5)は、組織的アフィリエイト販売の流れの一例を示している。
図2において、例えば、発行者3から商品広告の依頼を受けたエイジェンシーC1が、エイジェント(タレント)C2を使って商品21aの商品広告をする場合を想定する。
その場合、(1)エイジェンシーC1から商品21aの商品広告の仕事を受けたエイジェントC2は、後述するアフィリエイト販売システムが提供するメールマガジン配信機能を利用して、(2)ファンクラブの会員C3の全員に、例えば、その商品21aの紹介メッセージ(商品広告)21を掲載したメールマガジンを発行する。また、エイジェントC2は、例えば、ファンクラブ内のファン同士のコミュニケーションを図るローカルSNS(Social Network Service)のコミュニティ機能を使った口コミ機能によって、商品21aの紹介メッセージ(商品広告)21を日記のような内容でSNSのサイトに掲載する。
紹介メッセージ21が掲載されるメールマガジンやSNSサイトのページには、当該商品の販売店舗のサイト等への誘導用リンク(以下「紹介リンク」若しくは「誘導リンク」と呼ぶ)が貼付されている。その誘導用リンクは、本実施の形態では、例えば、後述するアフィリエイト販売システム内のWebサーバをアクセス先ホストとして、商品または発行者を特定するIDと紹介者を特定する紹介者ID(アフィリエイト会員の場合は、紹介者ID=アフィリエイタを特定するアフィリエイトID)と含むURL(Uniform Resource Locator)情報で構成される。
そして、(3)ファンクラブの会員C3が購入者1となって、紹介リンクを通じて商品21aを買ってくれた場合は、(4)エイジェントC2に対するアフィリエイト報酬が発生し、エイジェント(タレント)C2は、アフィリエイタ2として、アフィリエイト報酬を受取ることができる。
本発明に係るエイジェント機能を持ったアフィリエイト販売手法では、その場合、(5)エイジェンシー(タレント事務所)C1に対してエイジェント報酬が発生し、エイジェンシーC1には、販売した売上からエイジェント報酬が入るようにしている。また、商品の発行者3も、商品21aが売れてから報酬を支払うため、損は生じない。
もしも、ファンクラブの会員C2が、家族や知人・友人に商品を薦めて売れた場合、ファンクラブの会員C2にもアフィリエイト登録をしておけば、ファンクラブの会員C2がアフィリエイタ2になり、エイジェント(タレント)C2は自分が売った訳ではないのに、2ティア報酬(間接的な報酬)が入ることになる。その場合でも、エイジェンシーであるタレント事務所C1にはエイジェント報酬が入るようにしている。
この様に、今までは3,4流や新人タレントなどは育成する費用がかかるばかりだったのが、これからはファンクラブを持たせて会員を増やすことで、今まで売上が発生しなかった、または売上になりにくかった1〜2流以下のタレントでも稼いでくれる仕組みが完成するので、事務所は収益が格段に向上して潤うことになる。
次に、上述したエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を適用したコンピュータシステムの構成について説明する。
《アフィリエイトシステムの全体構成について》
図3は、本発明に係るアフィリエイトシステムの全体構成の一例を示すブロック図である。なお、本発明で言う「アフィリエイトシステム」とは、狭義の意味では、ASP(Affiliate Service Provider)のシステムのことを言うが、広義の意味では、図3に示される全体のコンピュータネットワークシステムのことを言う。以下、システムの中核となるASPのコンピュータシステムを「アフィリエイト販売システム」(又は「ASP」)と呼び、全体のシステムを「アフィリエイトシステム」と呼んで説明する。
本発明に係るアフィリエイトシステムは、販売対象の商品(デジタルコンテンツや物品)を電子ショッピングモール等のネットワーク上の仮想店舗に出品するEC(Electronic Commerce)サイト装置(ECサイトのコンピュータ、以下「販売サイト」と呼ぶ)10と、アフィリエイタ2が上記商品を紹介告知するための宣伝告知手段としてのアフィリエイトサイト装置20(ブログ、メールマガジン、SNS等)と、メールマガジンの自動配信サービスや商品紹介ページの作成支援サービスを含むアフィリエイトサービスを提供するアフィリエイト販売システム30と、各カード会社のコンピュータや銀行側のコンピュータとの間で決済処理を行う決済システム40とを備えており、これらは、インターネット等のネットワークを介して相互に通信可能に接続されている。
本実施の形態では、アフィリエイタ2は、主に、商品広告に関する口コミの基点となる著名人(あるいはそのファン)である。また、販売対象の商品を購入するユーザ1(本実施の形態では著名人のファン等)の通信端末は、Webブラウザを実装した情報処理端末であり、クッキー機能を有する通信端末(以下「パソコン」とする)1aの他に、クッキー機能を持たない携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等の通信端末1b(以下「携帯端末」とする)など、インターネット接続機能を有する任意の情報処理装置を利用することができる。
なお、販売サイト10の仮想店舗に出品される商品(コンテンツ)は、ネットワークを利用して販売される商品全般のことを言い、デジタル化された情報で構成されるデジタルコンテンツ(電子書籍、音楽データ、映像データ、メールマガジン等)の他に実際の物品(デジタルコンテンツを記憶した記憶媒体、印刷物、飲食物、鉱物など)を含んでおり、販売形態としては、ダウンロード販売、有料メールマガジン、物品販売に大別される。上記デジタルコンテンツは、例えば電子書籍の場合は、小説、ビジネス書、教科書、漫画本、写真集、趣味・実用書など、書籍をデジタルデータにし、ユーザが所有する購入者端末で読める形にしたものであり、デジタル化されたテキスト情報、音声情報、画像情報、又は映像情報のいずれか1つ以上の組み合わせで構成される電子書籍である。
アフィリエイト販売システム30は、ASP(Affiliate Service Provider)が運営管理する情報処理システムであり、報酬料金の課金処理,決済システムとの連携による決済処理など、アフィリエイトサービスに係る情報処理全般を行う中核のコンピュータシステムである。アフィリエイト販売システム30は、Webサーバ、データベースサーバ、メールサーバ、及び運営管理用サーバなど、アフィリエイト・プログラムを実現するための複数のコンピュータと、データベース36とを備えている。
主要なデータベース36としては、販売サイト(店舗サイト)10に出品される商品の情報(デジタルコンテンツのデータ,解説文,商品画像など、アフィリエイタの商品紹介ページに貼付される誘導リンク(紹介リンク)で誘導される販売サイトのWebページ)を、商品ID及び当該商品のカテゴリを示すカテゴリID等で対応付けて格納する商品データベースと、アフィリエイタ2の情報(名前,住所,電子メールアドレス,報酬の支払形態,報酬の振込先口座、広告主から商品紹介の承認を受けた商品カテゴリのID等)をアフィリエイトID(紹介者を特定する紹介者ID)等で対応付けて格納するアフィリエイタ・データベースと、店舗(販売者)の情報(販売サイトのURL,商品の売上代金の振込先口座等)を店舗IDに対応付けて格納する店舗データベースと、決済会社の情報(決済システムとのAPIプロトコル等)を決済会社ID等で対応付けて格納する決済会社データベースと、ユーザ1の名前、住所、電子メールアドレス、商品購入代金のオンライン決済のための認証情報,カード情報等のユーザ情報をユーザID等で対応付けて格納する購入者データベースと、を備えている。
なお、アフィリエイタ・データベースには、会員登録された親アフィリエイタとその親アフィリエイタの紹介によって会員登録された子アフィリエイタ(子会員)とが関連付けられて、アフィリエイタの情報が格納されており、アフィリエイタ・データベースと販売実績データベースを参照することで、子アフィリエイタの数や、2ティア報酬による報酬率を算出できるようにしている。
アフィリエイト販売システム30は、更に、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の仕組みを実現するためのデータベース36として、後述する組織構成情報データベースと、広告代理店の情報を格納する代理店情報データベースとを備えている。
また、アフィリエイト販売システム30は、アフィリエイト・プログラムを実施するための主要な情報処理手段として、本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の処理を実行するための組織的アフィリエイト販売処理部32と、アフィリエイト販売処理に必要なデータ(特に、どの商品または販売者の何を誰が紹介したかを特定するためのデータ)の継承/復元に係る処理の実行制御を行うデータ継承制御部33と、決済システム40との連携処理によりEC店舗に対する売上代金の振込処理、及びアフィリエイタに対する報酬の支払処理を自動的に行う決済連携処理部34と、電子マネーを発行する電子マネー処理システム50側との連携処理により、アフィリエイタに対する報酬をその報酬が発生時点でリアルタイムに電子マネーに自動交換(又は所定期間が経過した時点で電子マネーに自動交換)する処理や、電子財布機能を有する携帯端末1bやICカードへの電子マネーの自動補充処理を実行する報酬交換処理部35などを備えている。
《誘導リンクについて》
本実施の形態では、アフィリエイタの商品紹介ページに貼付される販売サイトへの誘導リンク(URLリンク)は、ハイパーリンク若しくは、カメラ付き携帯端末により読取可能なQRコード(登録商標)等の所定の2次元コード内にコード化されたリンクを含み、その誘導リンクは、アフィリエイト販売システム30内のWebサーバ(ASPサーバ)をアクセス先ホストとし且つ、アフィリエイタが紹介した商品又はその商品の販売者を特定する第1識別データとアフィリエイタを特定する第2識別データとを含むURLリンクで構成されている。そして、アフィリエイタ2のブログやSNS、メールマガジン等(アフィリエイトサイト装置20)に掲載される商品紹介ページ21には、複数の商品や異なる販売サイトの商品の掲載も可能であり、誘導リンク(URLリンク)は個々の商品に対応して設定されており、例えば個々の商品のタイトル情報に埋め込まれて商品紹介ページ21に貼付されている。
《アフィリエイト販売に関する制御データの継承制御について》
前述のデータ継承制御部33は、主要な手段として、ユーザ1の通信端末(購入者端末)の画面上に表示されたアフィリエイタの商品紹介ページに貼付されている誘導リンクが選択操作されてアクセスを受付けた際に、その通信端末が携帯端末1bか否かを判定する判定手段と、携帯端末1bと判定した場合、誘導リンクに含まれる第1識別データを基に当該商品の販売サイトのURLを特定すると共に、そのURLに対応する当該販売サイトのWebページをデータベース36から読み込み、当該商品の販売サイトに誘導する処理を実行せずに、携帯端末1bからのアクセス先URLを誘導リンクのままとして(HTTP要求に対する応答のロケーションヘッダに設定するURLを誘導リンクとして)当該販売サイトのWebページを携帯端末1bに送信して画面上に表示させる処理を実行する誘導制御手段とを備えている。
更に、データ継承制御部33は、携帯端末1b側においてWebページのURLがURL記憶部(お気に入り等のURLリスト)に保存された後、そのURL記憶部に記憶されたURLが選択操作されて再度アクセスを受付けた際に、クッキーを用いることなく、URL内の第1識別データ及び第2識別データからアフィリエイト販売処理に必要なデータを復元して当該データを継承する処理を実行するデータ復元手段を備えている。
《商品代金等の決済処理について》
ここで、図3中の点線の矢印で示す「購入リンク」と、商品代金等の決済処理について説明する。図3中の紹介商品21aのページに貼られているURLリンク(誘導リンク)のリンク先は、本例では、当該商品21aの詳細を解説した販売者ページ(図3中の商品画面11上の商品リスト11aが表示されるページ)であり、その販売者ページには、購入リンクが貼付されている。購入リンクは、例えば、最初のアクセス先となるアフィリエイト販売システム30内のASPサーバのホスト名を「www.xyz.jp」とし、引数URLとして、購入が要求された商品またはその販売者を特定する識別データ「1234」を付加したURL情報から構成される。上記のような購入リンクをユーザ1がクリックすると、アフィリエイト販売システム30に移動し、アフィリエイト販売システム30により課金ページ(購入ページ)31aの画面データがユーザ端末(PC1a若しくは携帯端末1b)に送信され、課金ページ31aの画面(購入画面)31がユーザ端末の表示部に表示される。ユーザ1は、商品を購入する場合は、例えば、決済の形態(カード決済、銀行振込決済など)を選択し、決済の形態に応じた決済ページ41aの画面(決済画面)41上でユーザID,パスワード等を入力して購入ボタンをクリックし、希望した商品を購入する。
本発明に係るアフィリエイトシステムは、店舗サイト10においてユーザ1によって注文された商品の課金決済処理を実行するプロセスで「課金API」を呼出し、決済システム40とアフィリエイト販売システム30との間で決済処理及び商品紹介料の支払処理に係る詳細データ)の授受を行い、決済システム40における商品代金の決済処理とアフィリエイト販売システム30における課金処理及び報酬の支払処理とを連動させるようにしている。
図3の例では、決済システム40は、アフィリエイト販売システム30との間の情報の授受方式を規定した「課金API」のプロトコルに従って、商品代金(ユーザ1が店舗サイト10で購入した商品の代金)の決済情報をアフィリエイト販売システム30に送信する処理と、アフィリエイト販売システム30から報酬情報を受信する処理とを実行するアフィリエイト連携処理部42と、アフィリエイト連携処理部42で受信した報酬情報に基づいて販売者(発行者)の口座に振込む商品代金を決定し、その商品代金を販売者(発行者)の口座に振込む処理を実行する決済処理部43と、を備えている。
一方、アフィリエイト販売システム30内の決済連携処理部34では、上記課金APIのプロトコルに従って、決済システム40から決済情報を受信する処理と、受信した決済情報に基づいてアフィリエイト報酬(当該商品を紹介したアフィリエイタに支払う報酬)を決定すると共に、決定したアフィリエイト報酬を含む報酬情報を決済システム40に返信する処理とを実行する。また、アフィリエイト販売システム30は、決済システム40からの決済情報に基づき、上記アフィリエイト報酬を当該商品の売上額に応じて決定する処理を実行する報酬決定手段を備えている。
《本発明に係る組織的アフィリエイト販売システムの構成について》
次に、本発明に係る組織的アフィリエイト販売処理部32及び関連する情報処理手段の構成について説明する。
図4は、本発明に係るエイジェント機能を有する組織的アフィリエイト販売システムの主要部の構成例を示すブロック図であり、図3中の組織的アフィリエイト販売処理部32の構成例と、そのエイジェント機能に関連する情報処理手段の一例を示す機能ブロック図である。図4において、アフィリエイト販売システム内のASPサーバ30Aは、主要な構成として、組織的アフィリエイト販売処理部32と、エイジェント報酬支払手段34aと、ファンクラブのメンバーリスト等を格納する組織構成情報データベース36Aとを備えている。
組織構成情報データベース36Aは、ファンクラブを持つ特定の人物(著名人)を商品広告に関する口コミの基点となるエイジェントとし、エイジェントの所属組織若しくは統括者をエイジェンシーとして、エイジェンシーの情報とエイジェントの情報とファンクラブに属する各メンバーの情報を示すメンバーリストとを関連付けて「組織構成情報」として記憶するデータベースである。
図5は、上記「組織構成情報」の構成例を示す模式図である。エイジェントの所属組織の構成を認識するための組織構成情報は、エイジェンシー情報36aと、エイジェント情報(本例ではタレント情報)36bと、ファンクラブに属するメバーのメンバーリスト(本例ではファン情報)36cを含み、それらの情報は、図5に示すように、エイジェンシーID(識別情報)、エイジェントID、ファンクラブID、及びファンIDで関連付けられて、組織構成情報データベース36Aに格納されている。そして、それぞれの情報36a〜36cは、例えば、本人認証情報,名前,電子メールアドレス,報酬の支払形態,報酬の振込先口座,アフィリエイトID(アフィリエイト会員の場合のID)等から構成される。
ASPサーバ30A内の組織的アフィリエイト販売処理部32は、紹介者と顧客(購入者)との関係を判別する対応関係判別手段32aと、その関係がエイジェント(タレント等の著名人)とそのファンクラブに属するメンバーとの関係にあると判別された場合に、前述のエイジェント報酬等を発生させてその報酬の支払いに関する課金情報をデータベース36に記憶する課金手段32bと、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを判別するメンバー判別手段32cと、メールマガジン生成手段32dと、メールマガジン配信手段32eと、を備えている。
以下に、それらの手段32a〜32eについて、より詳しく説明する。
(a)対応関係判別手段32a
対応関係判別手段32aは、メールマガジン、ウェブログ、ソーシャルネットワーキングサイト等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者と顧客(購入者)との関係が、エイジェント(タレント等の著名人)とそのファンクラブに属するメンバーとの対応関係にあるか否かを上記リンク内の紹介者ID及び組織構成情報データベース36Aに記憶されている組織構成情報に基づいて判別する処理を実行する。
(b)課金手段32b
課金手段32bは、対応関係判別手段32aによって上記対応関係にあると判別された場合に、当該エイジェントに支払うアフィリエイト報酬と上記組織構成情報により特定される当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させてそれらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベースに記憶する処理を実行する。
(c)メンバー判別手段32c
メンバー判別手段32cは、メールマガジン等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを上記リンク内の紹介者ID及びデータベース36に記憶されている組織構成情報内のメンバーリストに基づいて判別する処理を実行する。
前述の課金手段32bは、メンバー判別手段32cによって、紹介者がエイジェントのファンクラブに属するメンバーである判別された場合に、当該メンバーがアフィリエイタとして登録されているか否かに係らずに、間接的に紹介した報酬として当該エイジェントに支払う間接報酬と、当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬に関する課金情報をデータベース36に記憶する処理を実行する。
また、課金手段32bは、メンバー判別手段32cによって紹介者がメンバーであると判別され、且つ、当該メンバーがアフィリエイタとして登録されていると判定した場合に、当該メンバーに支払うアフィリエイト報酬を更に発生させて、その報酬に関する課金情報をデータベース36に記憶する処理を実行する。
(d)メールマガジン生成手段32d
メールマガジン生成手段32dは、商品に関するエイジェントの紹介メッセージ及び紹介リンク(誘導用リンク)を組込んだメールマガジンを生成する処理を実行する。
(e)メールマガジン配信手段32e
メールマガジン配信手段32eは、メールマガジン生成手段32dによって生成されたメールマガジンを組織構成情報内のメンバーリストに基づいてファンクラブに属するメンバー全員にネットワークを介して自動的に配信する処理を実行する。その際、本実施の形態では、メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームをメールマガジンの本文中に自動的に記入して配信する形態としている。
次に、図4に示されるその他の手段32f,32g,34aについて説明する。
(f)代理店情報記憶手段32f
代理店情報記憶手段32fは、エイジェント(著名人)を使って当該商品の宣伝広告を行う“広告代理店”の情報を組織構成情報と関連付けてデータベース36に登録する処理を実行する。
(g)広告代理店判別手段32g
広告代理店判別手段32gは、メールマガジン等のウェブページ上に紹介者によって貼付されたリンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、紹介者が広告代理店であるか否かをリンク内の紹介者ID及び広告代理店の情報に基づいて判別する処理を実行する。
前述の課金手段32bでは、広告代理店判別手段32gによって紹介者が広告代理店であると判別された場合に、当該広告代理店を第1段のエイジェントとして、当該広告代理店に支払う第1のエイジェント報酬と、エイジェントが属する当該エイジェンシーを第2段のエイジェントとして、当該エイジェンシーに支払う第2のエイジェント報酬と、エイジェントに支払う間接報酬とを発生させてそれらの報酬に関する課金情報をデータベース36に記憶する処理を実行する。
(h)エイジェント報酬支払手段34a
エイジェント報酬支払手段34aは、課金手段32bによって課金された課金情報に基づいて、エイジェント報酬を含む当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理を外部コンピュータ(図3中の決済システム40又は電子マネー処理システム50)との間でネットワークを介して自動的に実行する処理を実行する。このエイジェント報酬支払手段34aは、図3中の決済連携処理部34内、又は組織的アフィリエイト販売処理部32内に実装される。
なお、図3中の各手段の名称は、説明の便宜上で付与した名称であり、ソフトウェアの構成や処理の順序を限定するものではない。また、上述のアフィリエイトサービスに係る処理を自動的に遂行する手順をコンピュータ(CPU)に実行させるためのプログラム及び制御データ類は、外部記憶媒体に格納されていると共に、アフィリエイトシステム内の当該コンピュータの記憶手段に格納されている。
《本発明に係る組織的アフィリエイト販売システムの動作例》
上述のような構成において、図4の機能ブロック図と図6のフローチャートを参照して、本発明に係る組織的アフィリエイト販売処理部32を備えたASPサーバ30Aの動作例を説明する。なお、ここでは、既に説明済みの処理については簡略化又は省略し、エイジェント報酬等が発生するまでのASPサーバ30Aの主要な動作例について説明する。
ASPサーバ30A内のメールマガジン配信手段32eは、組織構成情報データベース36Aからエイジェント情報とメンバー情報(メンバーリスト)を読み出し、ファンクラブに属するファン全員にメールマガジンを配信する。具体的には、例えば、メンバーリストに登録されている各メンバー(当該エイジェントのファン)について、エイジェント情報から得たエイジェントの名前をメールマガジンの本文中に設定すると共に、メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームを本文中に自動的に記入し、予め登録されている電子メールアドレス(図3中のPC1a若しくは携帯端末1bのメールアドレス)をメールマガジンの送信先として、商品に関するエイジェントの紹介メッセージ(誘導リンク付きの紹介メッセージ)を組込んだメールマガジンを配信する(ステップS1)。
なお、上記ステップS1においてメールマガジンに掲載される本文は、例えばメールマガジン生成手段32dが提供する作成画面を用いて、エイジェント自身が、直接作成した情報を用いて生成する形態としても良く、エイジェント情報として登録された当該エイジェントの記事(イベントやライブの開催情報、ブログに掲載される記事)に基づいて自動的に生成する形態としても良い。
上記のようなメールマガジン、若しくはウェブログやソーシャルネットワーキングサイトのページ(Webページ)上に紹介者によって貼付された紹介リンクを通じて、顧客による商品の購入が行われたか否かを判定する。この判定は、例えば、図3に示した決済システム40から決済完了通知(ユーザが購入した商品の代金の決済情報を含む決済完了通知)を受信したか否かにより判定する(ステップS2)。
顧客による商品の購入が行われると、ASPサーバ30A内の対応関係判別手段32aは、紹介リンク内の紹介者IDと組織構成情報データベース36Aから得た組織構成情報に基づいて、紹介者と顧客(購入者)との関係を判別する。そして、紹介者がエイジェントで且つ購入者がメンバーである場合は(ステップS3,S4)、エイジェントに対するアフィリエイト報酬と、エイジェンシーに対するエイジェント報酬とを発生させ(ステップS5)、それらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベース36に記憶する(ステップS6)。続いて、ASPサーバ30Aは、エイジェント報酬支払手段34aによって、上記課金情報に基づく当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理(リアルタイム決済等)を実行し(ステップS7)、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
一方、ステップS3において、紹介者がエイジェントでないと判定した場合は、ASPサーバ30Aは、メンバー判別手段32cによって紹介者がメンバーか否かを判別し(ステップS8)、紹介者がメンバーでない場合は、通常処理(一般のアフィリエイタに対する報酬支払処理)を実行し、紹介者がメンバーの場合は、その紹介者がアフィリエイト会員か否かを判定する(ステップS9)。
そして、紹介者がアフィリエイト会員の場合は、その紹介者(メンバー)に対するアフィリエイト報酬を発生させる(ステップS10)。さらに、紹介者がメンバーの場合は、紹介者がアフィリエイト会員であるか否かに係らずに、エイジェントに対する2ティア報酬と、エイジェンシーに対するエイジェント報酬とを発生させ(ステップS11)、それらの報酬の支払いに関する課金情報をデータベース36に記憶すると共に(ステップS12)、ステップS7に移行して、上記課金情報に基づく当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理(リアルタイム決済等)を実行し、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
また、ステップS3,S4において、紹介者はエイジェントであるが、購入者がメンバーでないと判定した場合は、上記ステップS11に移行して、ステップS11,S12,S7の処理を同様に実行し、当該商品に関する報酬料金の支払処理を終了する。
《一般的なアフィリエイト販売の処理との相違について》
次に、上述したエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の処理と、現在行われている一般的なアフィリエイト販売の処理との相違について説明する。
個々のタレントのファンの平均が1000名規模だとする。最近では、タレントはファン向けサービスおよび新規ファン獲得のために、ブログを持って、そこへ日記のように書き込みをするのが常識になっている。ファンは、そのブログを見て自分が好きになったタレントに思いを寄せる。
この仕組みで現在行われている販売の仕組みは、タレントのグッズなどをファン向けに販売したり、ブログ上でライブやイベントの告知を行ったりするのが主体となっている。ここで、タレントを中心とした「口コミ」を考えた場合、現状では、ブログに日記を書いて、グッズ類を買ってもらうように宣伝するだけで、大きな商流は起こっていない。タレント単位で、ファンクラブを作っていると思われるが、ここでも告知はファンクラブ事務局からの告知が主であり、ファンにとって特別嬉しい情報に仕上げてあるとは言い難いのが現状である。
これに対して、本発明に係る組織的アフィリエイト販売の仕組みは、通常のアフィリエイト販売の仕組みに「エイジェント機能」を追加して、本来の口コミによる販売活動が自然に活性化される仕組みであり、その結果、自然とタレント事務所等のエイジェンシーには、全てのアフィリエイト販売活動の売上の数%が自然と自動的に入ってくる仕組みである。
先ず、本発明に係るエイジェント機能について、通常のアフィリエイト販売と比較して説明する。
通常のアフィリエイト販売では、アフィリエイタは、直接、商品販売の告知を行ったことによる「アフィリエイト報酬」と、直接ではなく、ASPへ会員登録をさせるように誘導した紹介者として、誘導して登録したアフィリエイタが販売告知を行った場合に、紹介者として得る「2ティア報酬」の仕組みがある。
アフィリエイトサービスを提供するASPによっては、2ティアの更に、1段上の紹介者と言う意味で、俗に「3ティア」と言う仕組みを数段付けて、あたかもMLM(Multi Level Marketing)的な仕組みを演出している場合もあるが、本発明における「エイジェント機能」はそれらとは、全くことなり、所属タレントが直接販売した場合でも、事務所は、売上から所定の割合(例えば数%)の「エイジェント報酬」を受取る。また、前述のように、所属タレントのファンが販売した場合では、タレントには、2ティア報酬が発生するが、その場合でも、事務所には「エイジェント報酬」が発生する仕組みである。
次に、タレントのファンクラブによる口コミの仕組み、及び一般的な仕組みとの相違について、図7を参照して説明する。なお、有料・無料を問わず、ファンクラブの仕組みは従来から存在するので、その説明は割愛する。
ポイントの一つは、ファンクラブのメンバーリストを基にしたメールマガジンの配信(いわゆるメルマガ配信)である。このメルマガ配信は、ファンクラブ事務局がファンクラブ通信のような告知業務の一貫として利用してきたが、これとは別に、図7に示すように、タレントC2が直接、ファンクラブFCの全員(各ファンC3)宛に、ブログ20aと同じように、日記的にメール20bの配信を行う。
メール配信では、例えば、図7中の商品紹介メッセージ21bを含む本文の冒頭にファンの名前を自動的に差し込んで配信すると(前記ステップS1の処理を参照)、ファンはあたかもタレントが自分宛に直接語りかけてくれたような錯覚に陥るので、より一層ファンの心はタレントに傾くことになる。
元々、口コミをベースに始まったはずのアフィリエイト販売は、1対Nの口コミである。ここでは、タレントを中心とした完璧な、1対Nの構造が形成されている。図7中のブログ20aでの日記公開でも、1対Nは実現できるが、ブログ20aでのNは、マスコミュニケーションの顔の見えない1対無限のマスメディア告知である。
ファンクラブに代表される知人の1対Nの仕組みの優れた点は、原則1の情報を信じるNの人の集まりだと言うことである。特にタレントのファンクラブのように、タレントの言うことを全面的に信じて受け入れる人達の集団に対してタレントからの直接のメルマガ配信は絶対的な告知能力を持つ。例えば、図1の組織構成図において、1000名のファンC3を持つタレントC2は、反応率が数%から大きくて数割の一般の会員組織の10〜100倍程度の告知宣伝能力を持つと考えられる。更に、そのようなタレントC2が100名在籍しているタレント事務所C1は、100×1000=10万人の会員を持ち、その会員が、ほぼ、100%に近い反応をする会員組織と考えることができるので、前記のように、一般会員組織の10〜100倍程度の告知宣伝能力を持つとすれば、そのタレント事務所C1は、100万〜1000万人の会員組織に対する規模の告知能力を持っているのと同等と考えることができる。そして、SNSのコミュニティ機能を使った口コミ機能、メルマガによる告知機能は、上記の仕組みを活用するのに最適な方法となると思われる。
本発明を、上記のようなタレント事務所の販売システムとして適用した場合、そのタレント事務所は、従来のグッズ販売等で上げていた収益の推定100〜1000倍以上の売上を演出することが可能になる。
《エイジェント機能の発展形について》
次に、本発明に係るエイジェント機能を発展させた形態について説明する。
先ず、現状の広告宣伝の形態について説明する。
化粧品や食品メーカ等が、TV(television)などのCM(commercial message)を使って販売活性化を図るのは、現時点でも主な宣伝告知手段として成立しているが、景気の動向などにより、これらのメーカはコスト削減や経費削減を追及しないといけないと言う背景もあり、CMを使わないと販売活性化できないことと、経費削減の板ばさみ状態になっているのが現実である。事実、さまざまなCM等の広告宣伝は、売上実績ベースではなく、売上を出すための先行投資であり、CMがヒットしなかった場合や、効果が少なかった場合には、会社の利益を大きく損なうことになる。そのような状態で、メーカが指向したいと望んでいるのは、売上が発生した場合、その中から宣伝のための費用を支払いたいと言うニーズである。
メーカがタレントや読者モデル等を使ってCMを行いたい場合は、広告代理店経由でタレント事務所にオファーが入り契約による収入が発生する。この従来からの方式では、実際に宣伝告知で稼動するのは、オファーをしたタレントだけである。
これを、本発明の仕組みで実現した場合、ブログやファンクラブへのメルマガ・SNSコミュニティなどでタレントが直接、宣伝告知活動をするが、以下の人達もその影響を受けて口コミにて活動を行ってくれる。
ケース1.ファンクラブの会員が口コミなどで宣伝告知を行って販売に繋げるケース
(1)ファンが単にタレントのブログに誘導してくれた場合は、タレントがアフィリエイタになる。
(2)ファンが、ブログなどでアフィリエイト・リンクを貼ってくれた場合は、タレントは2ティア報酬を受取る。
上記(1)(2)共に、本発明に係るエイジェント機能付きアフィリエイト販売の場合は、エイジェント設定したタレント事務所に対してエイジェント報酬が発生する。
ケース2.タレントや読者モデルのブログ等の商品告知情報を見て、タレントや読者モデルに憧れている予備軍の人達が、自らのブログやメルマガで告知活動を行ってくれるケース
このケース2の場合は、タレントは、2ティア報酬を獲得する。このケース2の場合も、本発明に係るエイジェント機能付きアフィリエイト販売の場合は、タレント事務所にエイジェント報酬が発生する。なお、広告代理店が報酬を受取りたい場合は、「(g)広告代理店判別手段32g」の説明で記述したように、エイジェントを2段にすることで解決する。
以上のように、CMのようにタレントだけの宣伝告知活動だけではなく、自動的、且つシステム的な本発明の仕組みによれば、幅広く口コミによる告知活動範囲を広げることができて、尚且つ、そのエイジェント報酬を獲得することができるなど、格別な効果を奏することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、誘導リンクは当該商品の販売サイトへのリンクの場合を例として主に説明したが、エイジェントのブログへのリンク、アフィリエイト販売システムの会員登録用ページへのリンクであっても良い。また、エイジェントは、主にタレントの場合を例として説明したが、アーティスト、スポーツ選手、読者モデルなど、熱心な愛好者や後援者、信望者などの集団を持っている人、複数の人たちに信望のある特定の人物であれば良い。また、上述した実施の形態では、誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる場合を例として説明したが、アフィリエイト会員としての登録や所定の有料サービスの会員登録等が行われる場合についても、エイジェント機能に関して同様の処理を実行する形態としても良い。
本発明に係るファンクラブを持つエイジェントの組織の構成例を示す模式図である。 本発明に係るエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売の手法を説明するための模式図である。 本発明に係るアフィリエイトシステムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るエイジェント機能を有する組織的アフィリエイト販売システムの主要部の構成例を示す機能ブロック図である。 本発明に用いる組織構成情報の一例を示す模式図である。 本発明に係るASPサーバの動作例を示すフローチャートである。 本発明に係る口コミによる組織的アフィリエイト販売の仕組みを説明するための模式図である。
符号の説明
1 ユーザ(購入者)
1a パソコン(購入者端末)
1b 携帯端末(購入者端末)
2 アフィリエイタ(紹介者)
10 販売サイト
11 商品画面(販売者ページ)
11a 商品リスト
20 アフィリエイトサイト装置(宣伝告知手段)
21 商品広告(商品紹介ページ)
21a 紹介商品
30 アフィリエイト販売システム(ASP)
30A ASPサーバ
31 購入画面
31a 課金ページ
32 組織的アフィリエイト販売処理部
32a 対応関係判別手段
32b 課金手段
32c 報酬支払手段
32d メンバー判別手段
32e 代理店情報記憶手段
32f 代理店判別手段
33 データ継承制御部
34 決済連携処理部
34a エイジェント報酬支払手段
35 報酬交換処理部
36 データベース群
36A 組織構成情報データベース
40 決済システム
41 決済画面
41a 決済ページ
42 アフィリエイト連携処理部
43 決済処理部
50 電子マネー処理システム

Claims (8)

  1. メールマガジン、ウェブログ、若しくはソーシャルネットワーキングサイトのページ上に紹介者によって貼付された誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われた際に、アフィリエイタとして登録されている前記紹介者に対して所定の報酬を支払うアフィリエイトサービスを実行するサーバを備えたアフィリエイト販売システムであって、
    ファンクラブを持つ特定の人物を商品広告に関する口コミの基点となるエイジェントとし、前記エイジェントの所属組織若しくは統括者をエイジェンシーとして、前記エイジェンシーの情報と前記エイジェントの情報と前記ファンクラブに属する各メンバーの情報を示すメンバーリストとを関連付けて組織構成情報として記憶すると共に、前記紹介者を特定する紹介者IDを記憶するデータベースを備え、
    前記サーバは、
    前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者と前記顧客との関係が前記エイジェントと前記メンバーとの対応関係にあるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記組織構成情報に基づいて判別する対応関係判別手段と、
    前記対応関係にあると判別された場合に、前記エイジェントに支払うアフィリエイト報酬と前記組織構成情報により特定される当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させてそれらの報酬の支払いに関する課金情報を前記データベースに記憶する課金手段と、
    前記エイジェント報酬を含む当該報酬享受者に対する報酬料金の支払処理を前記課金情報に基づいて外部コンピュータとの間でネットワークを介して自動的に実行するエイジェント報酬支払手段と、
    を有することを特徴とする、エイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  2. 前記サーバは、前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者が前記エイジェントのファンクラブに属するメンバーであるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記メンバーリストに基づいて判別するメンバー判別手段を有し、前記課金手段は、前記紹介者が前記メンバーであると判別された場合に、当該メンバーが前記アフィリエイタとして登録されているか否かに係らずに、間接的に紹介した報酬として当該エイジェントに支払う間接報酬と、当該エイジェンシーに支払うエイジェント報酬とを発生させて、それらの報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶することを特徴とする、請求項1に記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  3. 前記課金手段は、前記メンバー判別手段によって前記紹介者が前記メンバーであると判別され、且つ、当該メンバーが前記アフィリエイタとして登録されていると判定した場合に、当該メンバーに支払うアフィリエイト報酬を更に発生させて、その報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶することを特徴とする、請求項2に記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  4. 前記サーバは、前記エイジェントの紹介メッセージを利用して当該商品の宣伝広告を行う広告代理店の情報を前記組織構成情報と関連付けて前記データベースに記憶する代理店情報記憶手段と、前記誘導用リンクを通じて顧客による商品の購入が行われる際に、前記紹介者が前記広告代理店であるか否かを前記誘導用リンク内の紹介者ID及び前記広告代理店の情報に基づいて判別する広告代理店判別手段とを有し、前記課金手段は、前記紹介者が前記広告代理店であると判別された場合に、当該広告代理店に支払う第1のエイジェント報酬と、前記エイジェントが属する当該エイジェンシーに支払う第2のエイジェント報酬と、前記エイジェントに支払う間接報酬とを発生させてそれらの報酬に関する課金情報を前記データベースに記憶することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  5. 前記サーバは、前記商品に関する前記エイジェントの紹介メッセージ及び前記誘導用リンクを組込んだメールマガジンを生成するメールマガジン生成手段と、前記生成されたメールマガジンを前記メンバーリストに基づいて前記ファンクラブに属するメンバー全員にネットワークを介して自動的に配信するメールマガジン配信手段とを有することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  6. 前記メールマガジン配信手段は、前記メールマガジンを各メンバーに配信する際に、前記メンバーリストから得た当該メンバーの名前若しくはニックネームを前記メールマガジンの本文中に自動的に記入して配信することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれかに記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  7. 前記誘導用リンクは、カメラ付き携帯端末により読取可能なQRコード(登録商標)等の所定の2次元コード内にコード化された誘導用リンクを含む、請求項1乃至6のいずれかに記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
  8. 前記特定の人物が著名人である、請求項1乃至7のいずれかに記載のエイジェント機能を持った組織的アフィリエイト販売システム。
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