JP5138436B2 - Ctc更新用装置 - Google Patents

Ctc更新用装置

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Description

この発明は、CTC(列車集中制御装置)を含む又はCTC及びPRC(自動進路制御装置)を含む列車運行管理システムを更新する際のモニタラン試験に用いるCTC更新用装置に関し、詳しくは、稼働中の列車運行管理システムの既設CTCと試験用の列車運行管理システムの新設CTCとに介在してモニタラン試験を支援するCTC更新用装置に関する。
図4は、CTCとPRCの概要を示し、(a)がCTCによる列車制御の模式図であり(非特許文献1図2−2参照)、(b)がPRCの位置づけを示す列車運行管理システムのブロック図であり(非特許文献1図3−1参照)、(c)が既設CTCの有る場合にPRCを新設するときに行うモニタラン試験時の従来システム構成を示すブロック図である(非特許文献1図3−37参照)。
CTCは(図4(a)参照)、列車指令業務の近代化と列車制御の迅速化などを目的として開発され実用化されたものであり、これを導入すると、各駅の信号係が行っていた進路構成操作を、CTCセンタ20にいる列車指令(者)がCTCセンタ20に設備されるCTC制御盤2aのてこやスイッチ類を直接取り扱って遠隔操作できるようになる。また、列車指令が列車の運行状況を直接把握できるように、線区内を走行している全列車14の位置や各駅の信号機13の状態および列車番号などを表示するCTC表示盤2bが設備されるので、列車の運行乱れが発生しても駅に連絡することなしに列車の運転整理や列車の待避および追い越しなどの変更を速やかに行えることとなる。
具体的には、CTCセンタ20にCTC中央装置21が設置され、CTCセンタ20と各駅に亘ってCTC回線22が敷設され、各駅にCTC駅装置23が設置されて、CTC中央装置21もCTC駅装置23もCTC回線22に接続される。また、CTC駅装置23には連動装置10が接続されて、列車指令の出した制御情報AがCTC制御盤2aからCTC中央装置21とCTC回線22とCTC駅装置23とを介して該当する連動装置10に届けられ、それに応じて連動装置10が転てつ機11や信号機13を作動させるとともに、軌道回路12による列車在線状態や信号機13の現示情報その他の状態報告などの表示情報Bが連動装置10とCTC駅装置23とCTC回線22とCTC中央装置21とを介してCTC表示盤2bに収集されるようになる。
PRCは(図4(b)参照)、上述したCTC中央装置21とCTC回線22と各CTC駅装置23とからなるCTCに接続されるとともに、基本ダイヤから当日分の実施ダイヤを作成するEDP(情報処理装置)にも接続されて、EDPからの実施ダイヤを基に、CTCから入力する対象線区内列車の運行状況情報により、各列車の出発時刻と進路などを判断し、CTCを介して該当列車の進路を制御するものである。この場合、CTCは、表示情報B(すなわちPRCが進路制御を行うのに必要な列車の運行状況情報である信号の現示や軌道回路の列車位置情報など)を各駅の連動装置から収集してPRCに渡すとともに、PRCが出力する進路の制御情報Aを該当駅まで伝送して連動装置に渡す。
このようなPRCを設置するときに、CTCが既に設置されている場合、既設CTCを稼働させながら追加の新設PRCを並設してモニタラン試験が行われる。モニタラン試験は、新設PRCを既設CTCや連動装置などの現設備と接続して、実列車走行における列車番号シフトや,進路制御,タイミングといったPRCの諸機能を確認する試験であり、現設備との比較という形で行われる。モニタラン試験では、現設備と同じ制御出力が行われることを確認するにとどまり、試験中のPRCによる実制御は行われないので、信号機や軌道回路の情報は既設のCTC中央装置からPRCに渡されるが、PRCによる進路制御は現場設備へ直接出力されないよう、ケーブルを外すなどの手段が講じられる。
図5は、CTCに加えてPRCも稼働している既設の列車運行管理システムのブロック図であり、上述の図4(b)即ち非特許文献1の図3−1を本発明の説明に役立つよう具体化やブロック図化したものである。なお、EDPは図示を割愛している。
CTC中央装置21から現場側の部分は基本的に上述の図4(a)のものが引き継がれており、CTC中央装置21と各CTC駅装置23は、CTC回線22に接続されて、通信可能になっている。一方、CTC中央装置21とPRC装置25は、CTC回線22とは別のPRC回線24に接続されて、通信可能になっている。PRC回線24は、中央ループと呼ばれる共通回線であり、CTC回線22のような現場敷設の負担がないので、イーサネット(登録商標)や光伝送などを利用した高速LANの採用が進んでおり、信頼性確保のため二重系になっている。PRC回線24には、上述したように運行ダイヤと現場の状態とに基づいて列車進路の自動制御を行うPRC装置25に加えて、指令員が手動介入して駅の現場設備を制御するときに使用する制御卓26も接続されている。
CTC中央装置21は上述したようにCTC回線22の伝送を管理して制御情報Aと表示情報Bの受け渡しを行うものであり、CTC回線22では、CTC中央装置21が主局となるポーリング方式にて、CTC中央装置21と各CTC駅装置23との通信が行われる。このCTC回線22は、駅ループ(S系ループ)と呼ばれる共通回線であり、CTC中央装置21と各CTC駅装置23との符号伝送による通信をサポートするようになっている。在来線のCTCで使用されている伝送で一般的なものとしては4形伝送と6形伝送とが存在する。
その伝送方式は、以前に主流であったCTC−4形とその後に主流になったCTC−6形とで異なっており、更にCTC−6形であっても旧形のものと最近の新形のものとでも異なっている。具体的には、CTC−4形では基礎帯域伝送方式が採用され、旧CTC−6形では標準のバイフェーズ変調方式が採用され、新CTC−6形では変形バイフェーズ変調方式が採用されている。また、CTC中央装置21とCTC駅装置23とが遣り取りする伝文形式(フォーマット)については、CTC−4形では群コードとデータとで伝文が構成されるが、CTC−6形では駅No.(駅コードと同意)と群No.(群コードと同意)とデータとで伝文が構成されるようになっている。
図6は、従来の更新手法で列車運行管理システムを更新するに際して既設CTC及び既設PRC21〜26が有る場合に新設CTC及び新設PRC41〜46を並設して行うモニタラン試験時の従来システム構成を示すブロック図である。なお、現場設備は、連動装置10を図示するにとどめ、他の物11〜14の図示は割愛している。
上述の図4(c)即ち非特許文献1の図3−37がPRCの追加設置にとどまるのに対し、この図6では既設CTCと既設PRCを新設CTCと新設PRCで置き換える。
稼働中の旧システムは(稼働中の列車運行管理システム、図6の左半分を参照)、上述した既設CTC及び既設PRC21〜26すなわちCTC中央装置21とCTC回線22とCTC駅装置23とPRC回線24とPRC装置25と制御卓26を具えたものであり、CTC駅装置23と現場の連動装置10とが制御情報A対応信号も表示情報B対応信号も遣り取りできるように接続されている。これに対し、試験用の新システムは(試験用の列車運行管理システム、図6の右半分を参照)、新設CTC及び新設PRC41〜46すなわちCTC中央装置41とCTC回線42とCTC駅装置43とPRC回線44とPRC装置45と制御卓46とを具えたものである。新設CTC及び新設PRC41〜46の各部は、それぞれ、既設CTC及び既設PRC21〜26の該当各部を改良や拡張したものであり、基本機能は引き継いでいるが、伝送方式や伝文形式が異なっている。
このような既設CTC及び既設PRC21〜26と新設CTC及び新設PRC41〜46とを並設してモニタラン試験を行うには、各駅の連動装置10からの表示情報Bを試験用の列車運行管理システムにも入力させる必要があるため、新設CTC及び新設PRC41〜46の設置を総て完了してから、各駅ごとに、旧システムから新システムへの配線作業も行う。具体的には、CTC駅装置43と連動装置10とを接続するが、その接続では、連動装置10からCTC駅装置43へは表示情報B対応信号が伝送されるのに対し、CTC駅装置43から連動装置10へは制御情報A対応信号が伝送されないよう、例えば、連動装置10からCTC駅装置23への信号出力ラインの分岐ラインだけがCTC駅装置43の入力部に接続され、CTC駅装置43の出力部の接続は行われない。
また、図示は割愛したが、CTC駅装置23と連動装置10とに代えてそれらの一体化された電子連動装置が稼働中の列車運行管理システムに設置されている場合には、連動装置10の制御情報A対応信号に相当する中間信号を外部出力可能な電子連動装置であればその出力がCTC駅装置43に伝送されるような配線が行われ、そうでない電子連動装置であれば、必要な中間信号を外部に出力させる改造を施したうえで、CTC駅装置43への配線が行われる。
そして、このような言わば一方通行の配線によって表示情報Bだけ旧システムから新システムへ供給することで、稼働中の列車運行管理システムに不所望な影響を及ぼすことなく新設CTC及び新設PRC41〜46のモニタラン試験を行うことができる。
その他、4形のCTC中央装置21及びCTC回線22との接続も、6形のCTC中央装置41及びCTC回線42との接続も、同時並列に行えるようになった6/4切換形のCTC駅装置が開発されている(特許文献1参照)。この6/4切換形CTC駅装置は、新旧両形の回線接続手段と論理部とを具えているばかりか、論理部にはCTC−4形の動作をサポートするプログラムとCTC−6形の動作をサポートするプログラムとCTC−6形の部分のポーリングに対して表示情報Bを返信するだけのモニタプログラムとがインストールされており、各プログラムをスイッチ切替に応じて起動させることで、CTC−4形の部分を実稼働させながらCTC−6形の部分のモニタラン試験を行うことも可能なものとなっている。
何某著「鉄道技術者のための信号概論CTC・PRC」日本鉄道電気技術協会発行、平成15年3月18日(新省令対応版)発行 特開2005−029008号公報
しかしながら、このような従来のシステム更新手法では、新設CTCが各CTC駅装置も含めて総て設置されていなければモニタラン試験が実行できなかった。CTC駅装置43のように連動装置やCTC駅装置23と別体であれ、6/4切換形CTC駅装置のように連動装置と別体で旧CTC駅装置と一体実装であれ、電子連動装置のように連動装置と一体実装であれ、既設CTC駅装置に加えて新設CTC駅装置が総て各駅に設置されて新設CTC回線経由で新設CTC中央装置と接続されていなければ、新設のCTC中央装置やPRC装置のモニタラン試験が実行できなかった。このため、PRC等のセンタ側の設備の更新とCTC駅装置などの現場側の設備の更新とを並列にバランス良く進めることができず、システム更新に取り掛かってから完了するまでに長い時間が費やされていた。
また、列車が運行している状態における検証試験であるモニタラン試験に多くの時間とコストがかかっていた。さらに、新設のCTC設備を接続することが難しいタイプの連動装置もあり、この場合、モニタラン試験中に問題点を摘出しきることができないで、新しい設備の運用開始後までトラブルの残る可能性が高くなる。また、連動装置とCTC駅装置とが一体となっているタイプのものが採用されているシステムでは、列車運行中に検証試験を行うには、コストが掛かるのを覚悟してCTC駅装置と連動装置とを纏めて更新するか、コストを抑えるられるプログラム改造等で対処することになるが、その場合、検証試験が限定的になってしまうこともある。
また、新設CTCを完備したモニタラン試験のためには、既設のCTC設備と連動装置とを接続したままで、連動装置から新設のCTC設備へ表示情報を供給する必要があり、それには該当装置の細工や追加ケーブルの接続といった作業を行わなければならない。しかしながら、これらの作業は列車が運行していない時でないと実施できないため、大抵、夜間の短時間に少しずつ作業を進めていく態様となるので、労力と時間が多くかかってしまう。
そこで、新設のCTC駅装置が完備されていなくてもモニタラン試験が実行できるようなCTC更新用装置を開発することが技術的な課題となる。
本発明のCTC更新用装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、既設のCTC回線に接続されて旧形式の伝文を受信する旧回線伝送部と、新設のCTC回線に接続されて新形式の伝文を送受信する新回線伝送部とを具備したCTC更新用装置であって、前記旧回線伝送部が、受信した全伝文から表示情報の伝文を抽出するものであり、前記新回線伝送部が、各駅の現場設備の表示情報をデータ保持している駅状態テーブルについて前記旧回線伝送部の抽出した伝文の表示情報に基づいて該当データを更新するとともに、前記新設CTC回線を介するポーリングの伝文を受信したときに制御情報は無視するが表示情報の求めには応じて前記駅状態テーブルに基づき表示情報の伝文を新形式で作成して前記新設CTC回線経由で返信するようになっている、というものである。
また、本発明のCTC更新用装置は(解決手段2)、上記解決手段1のCTC更新用装置であって、前記旧回線伝送部と前記新回線伝送部とが別体であり、両者が部間伝送線にて接続されて通信可能になっており、前記旧回線伝送部の抽出した伝文が前記部間伝送線を介して前記新回線伝送部に引き渡されるようになっている、というものである。
さらに、本発明のCTC更新用装置は(解決手段3)、上記解決手段2のCTC更新用装置であって、前記旧回線伝送部が、抽出した旧形式の伝文を新形式の伝文に形式変換してから前記部間伝送線経由で前記新回線伝送部に引き渡すようになっている、というものである。
このような本発明のCTC更新用装置にあっては(解決手段1)、既設CTCを新設CTCに更新するに際して新設のCTC中央装置やCTC中央装置及びPRC装置のモニタラン試験を行おうとするとき、新設のCTC中央装置とCTC回線とが設置がされたら、新設のCTC駅装置が総て設置されているか一部または全部のCTC駅装置が設置されていないかにかかわらず、CTC更新用装置を導入して、CTC更新用装置の旧回線伝送部を既設CTCのCTC回線に接続するとともに新回線伝送部を新設CTCのCTC回線に接続して、既設CTCを実稼働させながらCTC更新用装置と新設CTC等の設置済み部分とを動作させることにより、新設CTC駅装置総ての設置完了を待たなくてもCTC中央装置やCTC中央装置及びPRC装置のモニタラン試験を実行することができる。
すなわち、現場設備から既設CTCへ旧形式の伝文で上げられた表示情報は、CTC更新用装置によって、新形式の伝文にされ、新設のCTC回線を介して試験中のCTC中央装置にも届けられるが、試験中のCTC中央装置から送出された制御情報はCTC更新用装置によって無視されるので、稼働中の列車運行管理システムに悪影響を及ぼすことなく新設のCTC中央装置等を列車運行状況下で試験することができる。
そのため、この発明のCTC更新用装置を用いれば、新設のCTC駅装置が完備されていなくても、モニタラン試験を実行することができる。
しかも、CTC更新用装置が、伝送方式や伝文形式の相違による不都合を解消するにとどまらず、各駅の現場設備の表示情報を最新データに更新しながら駅状態テーブルに保持していて、試験中のCTC中央装置のポーリングによる表示情報の求めには駅状態テーブルに基づいて速やかに応答するようになっている。そのため、実稼働中のCTCと試験中のCTCとでポーリングのタイミングが一致していればもとより一致していなくても何ら問題なく、返信タイミングまで含めた十分なモニタラン試験を行うことができる。
したがって、この発明のCTC更新用装置を用いれば、新設のCTC駅装置が完備されていなくても、的確なモニタラン試験を実行することができる。
また、本発明のCTC更新用装置にあっては(解決手段2)、旧回線伝送部は既設CTCのCTC中央装置やCTC駅装置の予備機などを改造して製作し、新回線伝送部は新設CTCのCTC中央装置やCTC駅装置の試作機などを改造して製作し、両者を部間伝送線にて接続することにより、本発明のCTC更新用装置を容易かつ迅速に作り上げることができる。
さらに、本発明のCTC更新用装置にあっては(解決手段3)、伝送方式や伝文形式の異なる既設CTCが混在しているシステムを、伝送方式や伝文形式の統一された新設CTCで、更新するような場合に、旧回線伝送部だけ旧式の伝送方式や伝文形式に対応したものを準備すれば良く、新回線伝送部は共通化または共用にて済ますことが可能になるので、本発明のCTC更新用装置をより容易かつ迅速に作り上げることができる。
このような本発明のCTC更新用装置について、これを実施するための具体的な形態を図1〜図3に示した実施例1により説明する。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ブロック図等を用いて、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。また、それらの図示に際し従来と同様の構成要素には同一の符号を付して示したので、重複する再度の説明は割愛する。
本発明のCTC更新用装置の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)がCTC更新用装置50全体の概要ブロック図、(b)が旧回線伝送部60のブロック図、(c)が新回線伝送部70のブロック図である。また、図2は、(a)がCTCの伝文形式(フォーマット)の概略図、(b)が旧4形のCTCコード割付と新6形のCTCコード割付との新旧対応例であり、(c)が旧6形CTCコード割付と新6形のCTCコード割付との新旧対応例である。
CTC更新用装置50は(図1(a)参照)、実稼働する既設のCTC回線22(旧い駅ループ)に接続されて旧CTC−4形や旧CTC−6形といった旧形式の伝文を受信する旧回線伝送部60と、モニタラン試験の対象となる新設のCTC回線42(新しい駅ループ)に接続されて新CTC−6形といった新形式の伝文を送受信する新回線伝送部70と、両者に介在するLAN54(部間伝送線)とを具えている。旧回線伝送部60は旧システム即ち旧い列車運行管理システムに適合した既述のCTC中央装置21やCTC駅装置23を改造することで容易かつ迅速に作り上げられ、新回線伝送部70は新システム即ち新しい列車運行管理システムに適合した既述のCTC中央装置41やCTC駅装置43を改造することで容易かつ迅速に作り上げられるため、旧回線伝送部60と新回線伝送部70とは別体であるが、両者は、イーサネット(登録商標)などの一般的で使いやすいLAN54で接続されて、通信可能になっている。
旧回線伝送部60は(図1(a)参照)、改造元装置21又は23から引き継いだプログラム実行用のマイクロプロセッサ(不図示)と、既設のCTC駅装置23からCTC回線22を介して送信されてきた全伝文を受信してその中から表示情報の伝文を抽出するS系伝送部61と、その抽出された旧形式の伝文を新形式の伝文に形式変換するデータ編集部62と、その変換された伝文をLAN54を介して新回線伝送部70に引き渡すインターフェイス部63とを具えている。
S系伝送部61は(図1(b)参照)、CTC回線22に接続されるのでCTC−4形や旧CTC−6形といったCTC回線22の伝送方式に適合したコネクタや伝送回路を改造元装置21又は23から引き継いでいる。CTC回線22と伝送回路を介して旧形式の伝文を総て受信して受信キュー(FIFO記憶,先入れ先出しバッファ)に入れる全伝文受信プログラムと、受信キューから一つずつ旧形式の伝文を取り出してそれが制御情報Aの伝文であれば捨て表示情報Bの伝文だけを抽出して旧形式のまま旧形伝文キュー(FIFO記憶,先入れ先出しバッファ)に入れる表示伝文抽出プログラムも、同じ改造元装置21又は23から引き継いでいる。
データ編集部62は(図1(b),図2参照)、伝文形式変換プログラムと変換テーブルと新形伝文キューとを具備していて、旧形伝文キューに旧形式の伝文があればそれを順に取り出し、変換テーブルを参照することで伝文の形式を旧形式から新形式に変換して、その新形式の伝文を新形伝文キューに入れるようになっている。既述したようにCTC−4形では伝文に群コードとデータが含まれておりCTC−6形では駅No.と群No.とデータが含まれているので(図2(a)参照)、伝文形式をCTC−4形から新CTC−6形に変換する必要がある場合、変換テーブルには、旧4形のコード割付表と新6形のコード割付とが対比可能な態様で而も大抵が定数表のような態様で保持されている(図2(b)参照)。それを参照しながら、データ編集部62は、CTC−4形の伝文の群コードを新CTC−6形の駅No.及び群No.に変換するとともに、データのビット位置も適宜入れ替えるようになっている。
また、CTC−6形の伝文同士であっても新旧システムの構成の相違等によって駅No.及び群No.の割付が異なることもあるので、伝文形式を旧CTC−6形から新CTC−6形に変換する場合にも、変換テーブルには、旧6形のコード割付表と新6形のコード割付とが対比可能な態様で而も大抵が定数的態様で保持されている(図2(c)参照)。このような変換テーブルを参照することで、データ編集部62は、駅No.及び群No.を適切に変換するとともに、必要であればデータのビット位置も入れ替えるようになっている。
インターフェイス部63は(図1(b)参照)、LAN54に適合したコネクタや伝送回路と、新形伝文キューに新形式の伝文があればそれを順に取り出してLAN54を介して送信する送信プログラムとを具えている。
新回線伝送部70は(図1(a)参照)、改造元装置41又は43から引き継いだプログラム実行用のマイクロプロセッサ(不図示)と、旧回線伝送部60からLAN54を介して送信されて来た新形式の伝文を受け取るインターフェイス部75と、その受け取った伝文の表示情報に基づいて駅状態テーブルを更新するとともに駅状態テーブルに基づいてポーリングへの応答伝文を新形式で作成するデータ編集部76と、試験中のCTC回線42を介するポーリングの伝文を受信するとともにデータ編集部76の作成した応答伝文をCTC回線42経由で返信するS系伝送部77とを具えている。
インターフェイス部75は(図1(c)参照)、LAN54に適合したコネクタや伝送回路と、LAN54を介して新旧形式の伝文を受信して受信キュー(FIFO記憶,先入れ先出しバッファ)に入れる受信プログラムとを具えている。
S系伝送部77は(図1(c)参照)、CTC回線42に接続されるので新CTC−6形といったCTC回線42の伝送方式に適合したコネクタや伝送回路と、CTC回線42と伝送回路を介して新形式の伝文を受信して受信キュー(FIFO記憶,先入れ先出しバッファ)に入れる受信プログラムと、送信キュー(FIFO記憶,先入れ先出しバッファ)に新形式の伝文があればそれを順に取り出して伝送回路とCTC回線42を介して送信する送信プログラムとを改造元装置41又は43から引き継いでいる。
データ編集部76は(図1(c)参照)、モニタラン試験の対象となる新設の列車運行管理システムの管理対象の全駅について各駅の現場設備の表示情報をデータ保持している駅状態テーブルと、インターフェイス部75の受信キューに新形式の伝文があればその伝文を順に取り出してその伝文の表示情報に基づいて駅状態テーブルのうち該当する駅や設備のデータを更新する駅状態更新プログラムと、S系伝送部77の受信キューにポーリングの伝文があればそれを順に取り出してそのポーリングの伝文が進路制御などの制御情報は無視するが表示情報の求めには応じて駅状態テーブルに基づき表示情報の報告伝文を新形式で作成してS系伝送部77の返信キューに入れる表示伝文返信プログラムとを具えている。この表示伝文返信プログラムは、改造元CTC駅装置43の論理プログラムから制御情報対処部分を省いて表示情報返信部分だけ引き継ぐ等のことで容易に作成される。駅状態テーブルも改造元CTC駅装置43の状態テーブルの拡張等で容易に作成される。
なお、この表示伝文返信プログラムは、駅状態テーブルに基づく表示情報の返信を実行するか停止するかを選択的に指定できるようにもなっている。その選択は新回線伝送部70に対してCTC駅装置43単位で行うことができ、手動指定は新回線伝送部70の図示しない操作パネル等を操作して何時でも行うことができ、自動指定は、返信実行の指定状態である駅No.及び群No.のCTC駅装置43から送信された表示情報の伝文をCTC回線42経由で受信したときに行われ、該当するCTC駅装置43については表示情報の返信の指定状態を返信実行から返信停止へ切り替えるようになっている。
この実施例1のCTC更新用装置50について、その使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図3は、CTC更新用装置50を用いて列車運行管理システムを更新するときのシステム構成を示すブロック図であり、既設CTC及び既設PRC21〜26が有る場合にCTC駅装置43以外の新設CTC及び新設PRC41〜46を並設して行うモニタラン試験時の状態を示している。
既設CTC及び既設PRC21〜26と現場の連動装置10とを含んだ旧い列車運行管理システムが稼働しているうちに(図3の左半分を参照)、新しい列車運行管理システムの構築に用いる新設CTC及び新設PRC41〜46について(図3の右半分を参照)、単体試験やシミュレータ利用の模擬試験を終えたら、CTC中央装置41とPRC回線44のモニタラン試験に備えて、CTC中央装置41とPRC装置45と制御卓46とをPRC回線44に接続し、CTC中央装置41とCTC更新用装置50の新回線伝送部70のS系伝送部77とをCTC回線42に接続し、CTC更新用装置50の旧回線伝送部60のS系伝送部61をCTC回線22に接続する。
この段階では、新設のCTC駅装置43をCTC回線22に接続してもしなくても良い。そのため、CTC回線42も、現場敷設が完了していてもいなくても良く、センタ等に迅速設置されるCTC中央装置41やPRC装置45などと接続される部分だけでも通信可能になっていれば良い。CTC回線42の現場敷設は完了しているがCTC駅装置43が未だ設置されていない場合は、CTC回線42のCTC駅装置43接続予定箇所を短絡接続するか適宜な中継器を介挿接続しておく。CTC回線42に加えてCTC駅装置43も現場に設置された場合は、例えばCTC駅装置43の出力回路のジャンパ線を外しておく等のことにより、CTC回線42に対してCTC駅装置43が中継器として振る舞うようにしておく。これらの接続や設定は現場の設置作業の進行に合わせて随時行う。
稼働中の旧システムには無かったCTC駅装置83や連動装置84が新システムに追加されている場合、例えば単体ではそれぞれCTC駅装置43や連動装置10と同じCTC駅装置83や連動装置84がシステム更新後に使用予定の新駅に設置されたような場合、CTC駅装置83は、接続しなくても良く、接続して中継機能だけ動作させても良く、接続して全機能を働かせてモニタラン試験に参加させても良い。CTC駅装置83に接続された連動装置84やその先の信号機なども動作させる場合、旧システム下での列車運行に不所望な影響を及ぼさないよう例えば信号機の現示は覆い隠しておく。
このような状態で(図3参照)、旧システム(既設CTC及び既設PRC21〜26と連動装置10)が実稼働すると、CTC中央装置21から各CTC駅装置23へのポーリングの伝文や,それに対する表示情報の報告伝文,さらにはPRC装置25や制御卓26からCTC中央装置21を介して各CTC駅装置23へ送信された制御情報の伝文が、次々に、CTC回線22にて伝送される。それらの伝文は旧形式であるが、CTC更新用装置50の旧回線伝送部60によって、総ての伝文が旧形式ののまま受信され、そのうち表示情報を担っているものだけが抽出される。抽出された表示情報の伝文は、データ編集部62によって新形式の伝文に形式変換されてから、インターフェイス部63によって新回線伝送部70に引き渡される。こうして、既設CTC及び既設PRC21〜26の実稼働を何ら乱すことなく、旧システムの表示情報がCTC更新用装置50に取り込まれる。
取り込まれた表示情報は、新回線伝送部70のインターフェイス部75からデータ編集部76に新形式の伝文で渡され、データ編集部76による駅状態テーブルの更新に供される。このテーブル更新が表示情報の伝文受信の度に繰り返されて、各駅の現場設備11,12,13の表示情報がCTC更新用装置50に揃えられる。しかも、その表示情報は、時々刻々更新されて最新状態を維持する。
CTC更新用装置50の新回線伝送部70の駅状態テーブルに全駅の表示情報が揃ったら、試験用の新システムも稼働させる。具体的にはモニタラン試験の対象となっているCTC中央装置41とPRC装置45を動作させる。制御卓46も動作させて良い。
そうすると、CTC中央装置41から各CTC駅装置43に宛てて表示情報の報告を求めるポーリングの伝文が定期的にCTC回線42に伝送されて、これがCTC更新用装置50のS系伝送部77によって受信され、これに応じてデータ編集部76により駅状態テーブルに基づいてポーリングへの応答伝文が新形式で作成され、その応答伝文がS系伝送部77によってCTC回線42を介してCTC中央装置41に返信される。この返信にて報告された表示情報は稼働中の現場設備の最新情報であり、返信の応答タイミングは新CTC41〜43について規定されたタイミング条件に適合したものとなる。
ポーリングに応じて次々に報告された表示情報は、CTC中央装置41とPRC回線44を介してPRC装置45にも収集されて、進路制御等の制御情報の作成に供される。そのため、CTC中央装置41及びPRC装置45は、実稼働中の表示情報に基づいて試験稼働する。そして、PRC装置45で自動作成された制御情報に加えて制御卓46で手動作成された制御情報もCTC中央装置41を介してCTC回線42に伝送されるが、これらの制御情報はCTC更新用装置50のデータ編集部76によって無視される。
こうして、CTC駅装置43がCTC回線42に接続されていようといまいと不都合なく、CTC中央装置41及びPRC装置45のモニタラン試験が実行される。
さらに、新設のCTC駅装置43もモニタラン試験の対象に含める場合、現場への設置とCTC回線42への接続とが済んだCTC駅装置43については、既述した従来の遣り方と同様、CTC駅装置43から連動装置10へは制御情報対応信号が伝送されないが、連動装置10からCTC駅装置43へは表示情報対応信号が伝送されるよう、連動装置10の出力部とCTC駅装置43の入力部とを接続してから、CTC駅装置43を動作させるのであるが、従来と異なり、総てのCTC駅装置43について一斉に行う必要が無く、一つづつでも複数でも何時でもCTC駅装置43を個々にモニタラン試験に含めることができる。
また、それに伴ってCTC駅装置43による表示情報の返信とCTC更新用装置50による表示情報の返信とが重複して送信されると、CTC更新用装置50の新回線伝送部70における表示情報の返信の指定状態が返信実行から返信停止へ自動で切り替わるので、ポーリングに対する応答伝文の重複送信が不所望に継続することはない。なお、そのような重複送信の発生を未然に回避したければ、新回線伝送部70における表示情報の返信の指定状態を予め返信実行から返信停止へ手動で切り替えておけば良い。
こうして、このCTC更新用装置50を用いた列車運行管理システムのモニタラン試験にあっては、新設のCTC駅装置43が完備されていなくてもCTC中央装置41やPRC装置45のモニタラン試験が実行できるうえ、CTC駅装置43の設置作業の進行に合わせて無理なくCTC駅装置43をモニタラン試験に加えることができる。
[その他]
上記実施例では、稼働中の旧い列車運行管理システムが単一であったが、稼働中の旧い列車運行管理システムが複数の場合、それぞれに適合する旧回線伝送部60を具備したCTC更新用装置50を導入してそれらの新回線伝送部70を何れも新設CTC回線42に接続すれば良い。
また、部間伝送線のLAN54には一般的に使われている汎用規格のイーサネット(登録商標)が採用されているので、データを受信・蓄積する別の装置を追加すれば、旧CTC回線22や新CTC回線42を介して送受信されるデータをモニタリングしたりロギングすることも可能である。同じく部間伝送線のLAN54にイーサネット(登録商標)が採用されていることから、将来、新CTC回線42側の伝送方式が変更されても、新回線伝送部70を入れ換えることで同様の手法を使用し続けることが可能である。
本発明のCTC更新用装置は、上述したPRC装置や制御卓に加えてTID装置(列車運転状況表示装置)など他の機器がPRC回線に接続されているシステムの更新にも、大抵の場合、そのまま使用することができる。
また、本発明のCTC更新用装置は、CTC駅装置と連動装置とが別体になっているシステムに限らず、CTC駅装置と連動装置とが一体化して電子連動装置になっているシステムや、連動装置別体のCTC駅装置と電子連動装置内蔵のCTC駅装置とが混在しているシステムについても、更新の際には有用である。
さらに、本発明のCTC更新用装置は、CTCや制御盤は設置されているがPRCは設置されていない旧システムの更新にも使用することができる。具体的には、既設CTCを新設CTCで置き換える更新や、既設CTCを新設PRC付きの新設CTCで置き換える更新にも、本発明のCTC更新用装置は有用である。
また、本発明のCTC更新用装置は、使用開始後にPRC装置を改造する場合の試験にも適用できる。
さらに、本発明のCTC更新用装置は、PRC装置や,制御卓,PRC回線のみを更新する場合の試験にも適用できる。
本発明の実施例1について、CTC更新用装置の構造を示し、(a)が全体の概要ブロック図、(b)が旧回線伝送部のブロック図、(c)が新回線伝送部のブロック図である。 (a)がCTCの伝文形式の概略図、(b)及び(c)がCTCコード割付の新旧対応例である。 本発明のCTC更新用装置を用いて列車運行管理システムを更新するときのシステム構成を示すブロック図である。 CTCとPRCの概要を示し、(a)がCTCによる列車制御の模式図、(b)がPRCの位置づけを示す列車運行管理システムのブロック図、(c)が既設CTCの有る場合にPRCを新設するときに行うモニタラン試験時の従来システム構成を示すブロック図である。 既設の列車運行管理システムのブロック図である。 列車運行管理システム更新に際して既設CTC及び既設PRCが有る場合に行うモニタラン試験時の従来システム構成を示すブロック図である。
符号の説明
10…連動装置、11…転てつ機、
12…軌道回路、13…信号機、14…列車、
20…CTCセンタ、2a…CTC制御盤、2b…CTC表示盤、
21…CTC中央装置、22…CTC回線(駅ループ)、
23…CTC駅装置、24…PRC回線(中央ループ)、
25…PRC装置、26…制御卓、
41…CTC中央装置、42…CTC回線(駅ループ)、
43…CTC駅装置、44…PRC回線(中央ループ)、
45…PRC装置、46…制御卓、
50…CTC更新用装置、54…LAN(部間伝送線)、
60…旧回線伝送部、61…S系伝送部、
62…データ編集部、63…インターフェイス部、
70…新回線伝送部、75…インターフェイス部、
76…データ編集部、77…S系伝送部、
83…CTC駅装置、84…連動装置、
A…制御情報(列車進路)、B…表示情報(状態報告)

Claims (3)

  1. 既設のCTC回線に接続されて旧形式の伝文を受信する旧回線伝送部と、新設のCTC回線に接続されて新形式の伝文を送受信する新回線伝送部とを具備したCTC更新用装置であって、前記旧回線伝送部が、受信した全伝文から表示情報の伝文を抽出するものであり、前記新回線伝送部が、各駅の現場設備の表示情報をデータ保持している駅状態テーブルについて前記旧回線伝送部の抽出した伝文の表示情報に基づいて該当データを更新するとともに、前記新設CTC回線を介するポーリングの伝文を受信したときに制御情報は無視するが表示情報の求めには応じて前記駅状態テーブルに基づき表示情報の伝文を新形式で作成して前記新設CTC回線経由で返信するようになっており、更に、前記新回線伝送部は、前記駅状態テーブルに基づく表示情報の返信を実行するか停止するかをCTC駅装置単位で選択的に指定できるものであって、表示情報の伝文を前記新設CTC回線経由で受信したとき該当するCTC駅装置については表示情報の返信の指定状態を返信実行から返信停止へ切り替えるようになっている、ことを特徴とするCTC更新用装置。
  2. 前記旧回線伝送部と前記新回線伝送部とが別体であり、両者が部間伝送線にて接続されて通信可能になっており、前記旧回線伝送部の抽出した伝文が前記部間伝送線を介して前記新回線伝送部に引き渡されるようになっている、ことを特徴とする請求項1記載のCTC更新用装置。
  3. 前記旧回線伝送部が、抽出した旧形式の伝文を新形式の伝文に形式変換してから前記部間伝送線経由で前記新回線伝送部に引き渡すようになっている、ことを特徴とする請求項2記載のCTC更新用装置。
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