JP5136604B2 - スクロール付遠心送風機 - Google Patents

スクロール付遠心送風機

Info

Publication number
JP5136604B2
JP5136604B2 JP2010158507A JP2010158507A JP5136604B2 JP 5136604 B2 JP5136604 B2 JP 5136604B2 JP 2010158507 A JP2010158507 A JP 2010158507A JP 2010158507 A JP2010158507 A JP 2010158507A JP 5136604 B2 JP5136604 B2 JP 5136604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
tongue
suction port
scroll
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010158507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012021431A (ja
Inventor
朗彦 坂下
圭吾 早田
登博 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2010158507A priority Critical patent/JP5136604B2/ja
Publication of JP2012021431A publication Critical patent/JP2012021431A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5136604B2 publication Critical patent/JP5136604B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、吸込口と吹込口とを有すると共に、舌部を有するスクロール型のケーシングと、このケーシング内に配置された遠心多翼型ファンとを有するスクロール付遠心送風機に関する。
従来、この種のスクロール付遠心送風機としては、特開2007‐146817号公報(特許文献1)に記載のようなものがある。
図3および図4は、この特許文献1に開示された従来のスクロール付遠心送風機の構成を示す。但し、図3は、このスクロール付遠心送風機の正面図であり、図4は、図3におけるA‐A'矢視断面図である。
上記従来のスクロール付遠心送風機は、図3及び図4に示すように、略矩形形状の吹出口3とベルマウスからなる吸込口4,4とを有するスクロールタイプのケーシング1と、多翼遠心型のファン2とによって構成されている。そして、上記ファン2は、ケーシング1内にあって、主板8の外周縁の両側に多数の羽根6,6…を環状に配置すると共に、軸方向両端部には羽根6,6…を保持するための保持リング10,10を設けてなり、且つ、ケーシング1の吸込口4,4と対向して回転軸方向両端に形成された吸込口7,7から吸い込んだ空気を、羽根6,6…の間から遠心方向に吹き出すようになっている。ケーシング1には、空気がファン2の吹出側から吸込側へ逆流するのを防止するために、舌部5を設けている。この舌部5とファン2との間のクリアランスDは、ファン2の吸込口7側から主板8側に亙って一定になっている。
また、上記舌部5におけるファン2の周方向への先端の曲率半径は、図4に5A,5B,5Cで示すように、ファン2の回転軸方向において一定になっている。ここで、5A,5B,5Cは、舌部5における図3のA‐A'矢視断面,B‐B'矢視断面およびC‐C'矢視断面を示している。
ところが、上記従来のスクロール付遠心送風機では、舌部5とファン2との間のクリアランスDを、ファン2の回転軸方向、つまり、ケーシング1の吸込口4,4側から主板8側に亙って一定にし、舌部5の曲率半径も一定にしているため、吹出空気流の風速が大きい反吸込口4,4側において、ファン2の羽根6,6…の先端部とケーシング1の舌部5との干渉によって生ずるNz音(ファン2の羽根枚数Nと回転数zとの積Nzに周波数を持つピーク音)が大きくなるという問題がある。
特開2007‐146817号公報
そこで、この発明の課題は、ケーシングの舌部とファンの羽根の先端部との干渉によって生ずるNz音を抑制できるスクロール付遠心送風機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のスクロール付遠心送風機は、
吸込口および吹出口を有すると共に、舌部を有するスクロール型のケーシングと、
上記ケーシング内に配置されている遠心多翼型のファンと
を備え、
上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離は、上記ファンの軸方向において、上記吸込口側よりも、上記ファンに関して上記吸込口とは反対側の反吸込口側の方が大きくなっており、
上記舌部は、上記ファンの軸方向において、上記吸込口側から上記反吸込口側の方へ順に第1領域と第2領域とを有し、
上記第1領域において、上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離は、一定であり、
上記第2領域において、上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離は、上記吸込口側よりも上記反吸込口側の方が大き
ことを特徴としている。
上記構成によれば、上記吸込口側よりも風速および風量が大きい反吸込口側において、舌部におけるファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離を、上記吸込口側よりも大きくしているので、上記舌部と上記ファンの先端部との干渉によって生ずるNz音を抑制することができる。
ここで、上記構成は、片吸込タイプのスクロール付遠心送風機の場合にも両吸込タイプのスクロール付遠心送風機の場合にも適用できる。そして、両吸込タイプのスクロール付遠心送風機に適用する場合には、反吸込口側とはファンの回転軸方向の略中央の部分を意味する。
さらに、死水域である上記舌部の第1領域において、上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離を小さいままにでき、したがって上記ケーシング内の吐出側から吸込側への空気の漏れ流れを抑制することができる。
また、1実施の形態のスクロール付遠心送風機では、
上記第2領域において、上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離は、上記吸込口側から上記反吸込口側へ行くに連れて徐々に大きくなっている。
この実施の形態によれば、上記第2領域で発生する上記Nz音を効果的に抑制でき、上記Nz音を一層低減できる。
また、1実施の形態のスクロール付遠心送風機では、
上記第2領域において、上記舌部の先端における上記ファンの周方向への突出量は、上記ファンの軸方向において、上記吸込口側よりも上記反吸込口側の方が小さくなっており、
上記舌部の先端における上記ファンの周方向への最も大きな突出量と、上記舌部の先端における上記ファンの周方向への最も小さな突出量との差は、上記ファンの羽根の1ピッチと略同じである。
この実施の形態によれば、騒音レベルを時間的に平準化して、上記Nz音を有効に抑制できる。
ここで、上記「舌部の先端」は、舌部の上記ファンの周方向への先端を意味する。
以上より明らかなように、この発明のスクロール付遠心送風機は、ケーシング内における吸込口側よりも風速および風量が大きい反吸込口側において、舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離を、上記吸込口側よりも大きくしているので、上記舌部と上記ファンの先端部との干渉によって生ずるNz音を抑制することができる。
さらに、死水域である上記舌部の第1領域において、上記舌部における上記ファンと最も近接する部位と上記ファンとの間の距離を小さいままにでき、したがって上記ケーシング内の吐出側から吸込側への空気の漏れ流れを抑制することができる。
この発明のスクロール付遠心送風機における外観斜視図である。図である。 図1におけるD‐D'矢視断面図である。 従来のスクロール付遠心送風機の正面図である。 図3におけるA‐A'矢視断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本実施の形態のスクロール付遠心送風機における外観斜視図である。
図1に示すスクロール付遠心送風機は、略矩形形状の吹出口13と一例としてのベルマウスからなる吸込口14とを有するスクロールタイプのケーシング11と、このケーシング11内に設置される遠心多翼型のファン12とによって構成されている。上記ケーシング11には、空気がファン12の吹出側から吸込側へ逆流するのを防止するために、舌部15を設けている。
図2は、図1において、上記ケーシング11に関して上記吸込口14側とは反対側であって、吹出空気流の風速が大きい反吸込口側でのD‐D'矢視断面図である。
尚、本スクロール付遠心送風機は、ケーシング11における一側の側板11aのみに吸込口14を設け、上記一側の側板11aに対向する他側の側板11bには吸込口を設けずに上記他側を塞いだ、所謂片吸込タイプのスクロール付遠心送風機である。上記側板11b側は、反吸込口側である。
したがって、本スクロール付遠心送風機におけるファン12は、図3に示す従来のスクロール付遠心送風機のファン2における主板8と主板8の一側に形成されている羽根6および保持リング10とを残し、主板8の他側に形成されている羽根6および保持リング10を除去した構成を有している。すなわち、ファン12は、主板17の上記一側の面の外周縁に多数の羽根16を環状に配置すると共に、軸方向における上記一側の端部には羽根16を保持するための保持リング(図示せず)を設けて構成されている。そして、主板17にはボス18が設けられ、ボス18にはファンモータ(図示せず)の回転軸が取り付けられている。
上記構成のファン12は、上記ケーシング11の吸込口14と対向して回転軸方向一端に形成された吸込口19から吸い込んだ空気を、羽根16…の間から遠心方向に吹き出すようになっている。尚、羽根16は、その外周端がその内周端よりもファン12の回転方向に先行する前進翼である。しかしながら、外周端の内周端に対する回転方向への位置関係は、これに限定されるものではない。
本スクロール付遠心送風機においては、上記舌部15を以下のように構成している。すなわち、図2において、実線で示す舌部15の部分15Aは図1におけるD‐D'矢視断面での箇所を示し、ケーシング11の吸込口14側とは反対側であって、ファン12の羽根16…の間からの吹出空気流の風速および風量が最大である反吸込口側の箇所での断面を示している。さらに、想像線で示す舌部15の部分15Bは、ファン12の羽根16…の間からの吹出空気流の風速および風量が最小である吸込口19側での箇所の断面を示している。
そして、図2から分かるように、上記舌部15の部分15Aのファン12の半径方向への先端15Aaとファン12の羽根16の仮想外接円筒面20との間の距離dA(言い換えると、舌部15の部分15Aにおけるファン12と最も近接する部位15Aaとファン12との間の距離dA)と、舌部15の部分15Bのファン12の半径方向への先端15Baと上記仮想外接円筒面20との間の距離dB(言い換えると、舌部15の部分15Bにおけるファン12と最も近接する部位15Baとファン12との間の距離dB)とが、異なるように構成されている。すなわち、側板11a側、つまり反吸込口側に位置している舌部15の部分15Aに関する距離dAの方が、吸込口14側に位置している舌部15の部分15Bに関する距離dBよりも大きく設定されている。ここで、上記舌部15の部分15A,15Bのファン12の半径方向への先端15Aa,15Baとは、舌部15の部分15A,15Bにおける仮想外接円筒面20との間の距離dが最小となる箇所である。こうして、吸込口14側よりも羽根16…の間からの吹出空気流の風速および風量が大きい反吸込口側において、つまり、ファン12の回転軸方向の反吸込口側において、舌部15の部分15Aの先端15Aaと上記仮想外接円筒面20との間の距離を、吸込口14側に位置している舌部15の部分15Bよりも大きい距離dAとすることによって、舌部15の部分15Aと羽根16の先端部との干渉によって生ずるNz音を抑制することができる。
その場合、図1に示すように、上記ケーシング11内において、ファン12の羽根16…の間から遠心方向への吹出空気流の風速および風量が小さいため空気流が滞る上記第1領域としての死水域21では、舌部15の部分15Bのファン12の半径方向の先端15Baと上記仮想外接円筒面20との間の距離を、最小距離dBの一定値に設定している。こうすることによって、羽根16…の間から遠心方向に吹き出されると共に、ケーシング11における円筒部分の内周面に沿って巡回する空気流の一部が吐出側から吸込側へ漏れる「漏れ流れ」を、舌部15の部分15Bで抑制することができるのである。
さらに、上記ケーシング11内における上記死水域21よりも反吸込口側に位置する上記第2領域としての領域22では、死水域21側から反吸込口側に向かって、舌部15の先端15aと上記仮想外接円筒面20との間の距離dが最小距離dBから最大距離dAに徐々に且つ滑らかに大きくなるようにしている。このように、ファン12からの吹出空気流の風速および風量が小さい死水域21側から風速および風量が大きい反吸込口側に向かって、舌部15の先端15aと上記仮想外接円筒面20との間の距離dを徐々に且つ滑らかに大きくすることにより、ファン12からの吹出空気流の風速および風量の大小に応じて上記距離dが設定されて、ファン12の軸方向全体に亘ってNz音が抑制される。
また、図1から分かるように、上記ケーシング11内の死水域21における舌部15の部分15Bのファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量(言い換えると、舌部15の部分15Bの先端におけるファン12の周方向への突出量)は、反吸込口側に位置している舌部15の部分15Aのファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量(言い換えると、舌部15の部分15Aの先端におけるファン12の周方向への突出量)よりも大きい一定値に設定されている。こうして、上記死水域21よりもファン12からの吹出空気流の風速および風量が大きい反吸込口側において、舌部15の部分15Aのファン12の周方向への突出量を小さくすることによって、舌部15と羽根16の先端部との干渉によって生ずるNz音の発生を抑制することができる。尚且つ、ファン12における羽根16…の間から遠心方向に吹き出されてケーシング11の吹出口13に直接向かう吹出空気流を遮る箇所を少なくして、風損を小さくすることができる。
また、図1および図2から分かるように、上記ケーシング11内の死水域21における舌部15の部分15Bのファン12の周方向への先端における曲率半径は、反吸込口側、つまり側板11b側に位置している舌部15Aのファン12の周方向への先端における曲率半径よりも小さい一定値に設定されている。こうして、死水域21よりもファン12からの吹出空気流の風速および風量が大きい反吸込口側において、舌部15Aの上記先端における曲率半径を大きくすることによって、風速および風量が大きい箇所において舌部15の部分15Aによって滑らかに吹出空気流を案内することができ、風損を少なくし、且つNz音を一層抑制することができる。
さらに、上記ケーシング11内における死水域21よりも反吸込口側の領域22では、死水域21側から反吸込口側に向かって、舌部15におけるファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量を徐々に且つ滑らかに小さくすると共に、舌部15におけるファン12の周方向への先端の曲率半径を徐々に且つ滑らかに大きくしている。したがって、領域22において、ファン12の軸方向全体に亘ってNz音を効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態においては、図2に示すように、上記舌部15におけるファン12の周方向への先端のファン12の周方向への最も大きな突出量と最も小さな突出量との差を、ファン12における羽根16の配列ピッチの1ピッチと略同じ長さにしている。したがって、騒音レベルを時間的に平準化して、Nz音を有効に抑制することができる。
尚、上記実施の形態においては、上記ケーシング11内において、死水域21と死水域21よりも反吸込口側の領域22とを設け、死水域21においては、舌部15の部分15Bにおけるファン12の半径方向への先端15Baと上記仮想外接円筒面20との間の距離を最小距離dBの一定値に設定し、舌部15の部分15Bにおけるファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量を領域22に位置している舌部15の部分15Aよりも大きい一定値に設定し、舌部15の部分15Bにおけるファン12の周方向への先端における曲率半径を領域22に位置している舌部15の部分15Aよりも小さい一定値に設定している。
しかしながら、上記吸込口14側から上記反吸込口側において、上記舌部15のファン12の半径方向への先端15aと上記仮想外接円筒面20との間の距離dが、ファン12の軸方向の全域に亘って徐々に大きくなるようにしても良い。また、舌部15のファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量が、ファン12の軸方向の全域に亘って徐々に小さくなるようにしても良い。また、舌部15のファン12の周方向への先端における曲率半径が、ファン12の軸方向の全域に亘って徐々に大きくなるようにしても良い。
また、本実施の形態においては、上記舌部15のファン12の半径方向への先端15aと羽根16の仮想外接円筒面20との間の距離d、舌部15のファン12の周方向への突出量、および、舌部15のファン12の周方向家の先端における曲率半径を、吸込口14側から反吸込口側に向かってあるいは死水域21側から反吸込口側に向かって徐々に且つ滑らかに変化させている。しかしながら、必ずしもその必要はなく、段階的に変化させても良い。
また、本実施の形態においては、上記舌部15のファン12の周方向への先端のファン12の周方向への突出量を、ファン12の軸方向において、吸込口14側よりも反吸込口側の方を小さくしている。しかしながら、舌部15のファン12の周方向への突出量は、上記軸方向において一定にしても構わない。また、舌部15のファン12の周方向への先端の曲率半径を、上記軸方向において一定にしても構わない。
また、本実施の形態においては、上記舌部15におけるファン12の周方向への先端のファン12の周方向への最も大きな突出量と最も小さな突出量との差を、ファン12における羽根16の配列ピッチの1ピッチと略同じ長さにしている。しかしながら、この発明はこれに限定されるものではなく、1ピッチ以下の長さであっても、数ピッチと略同じ長さであっても差し支えない。
また、本実施の形態においては、片吸込タイプのスクロール付遠心送風機を例に上げて説明しているが、両吸込タイプのスクロール付遠心送風機にも適用できることは言うまでもない。この両吸込タイプのスクロール付遠心送風機の場合、反吸込口側とはファンの回転軸方向の略中央の部分を意味する。
11…ケーシング、
12…ファン、
13…吹出口、
14…吸込口、
15…舌部、
15A…反吸込口側における舌部の部分、
15B…吸込口側における舌部の部分、
15a…先端、
16…羽根、
17…主板、
18…ボス、
19…吸込口、
20…仮想外接円筒面、
21…死水域、
22…死水域よりも反吸込口側の領域。

Claims (3)

  1. 吸込口(14)および吹出口(13)を有すると共に、舌部(15)を有するスクロール型のケーシング(11)と、
    上記ケーシング(11)内に配置されている遠心多翼型のファン(12)と
    を備え、
    上記舌部(15)における上記ファン(12)と最も近接する部位と上記ファン(12)との間の距離は、上記ファン(12)の軸方向において、上記吸込口側よりも、上記ファン(12)に関して上記吸込口(14)とは反対側の反吸込口側の方が大きくなっており、
    上記舌部(15)は、上記ファン(12)の軸方向において、上記吸込口側から上記反吸込口側の方へ順に第1領域(21)と第2領域(22)とを有し、
    上記第1領域(21)において、上記舌部(15)における上記ファン(12)と最も近接する部位と上記ファン(12)との間の距離は、一定であり、
    上記第2領域(22)において、上記舌部(15)における上記ファン(12)と最も近接する部位と上記ファン(12)との間の距離は、上記吸込口側よりも上記反吸込口側の方が大き
    ことを特徴とするスクロール付遠心送風機。
  2. 請求項1に記載のスクロール付遠心送風機において、
    上記第2領域(22)において、上記舌部(15)における上記ファン(12)と最も近接する部位と上記ファン(12)との間の距離は、上記吸込口側から上記反吸込口側へ行くに連れて徐々に大きくなっている
    ことを特徴とするスクロール付遠心送風機。
  3. 請求項1に記載のスクロール付遠心送風機において、
    上記第2領域(22)において、上記舌部(15)の先端における上記ファン(12)の周方向への突出量は、上記ファン(12)の軸方向において、上記吸込口側よりも上記反吸込口側の方が小さくなっており、
    上記舌部(15)の先端における上記ファン(12)の周方向への最も大きな突出量と、上記舌部(15)の先端における上記ファン(12)の周方向への最も小さな突出量との差は、上記ファン(12)の羽根(16)の1ピッチと略同じである
    ことを特徴とするスクロール付遠心送風機。
JP2010158507A 2010-07-13 2010-07-13 スクロール付遠心送風機 Active JP5136604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010158507A JP5136604B2 (ja) 2010-07-13 2010-07-13 スクロール付遠心送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010158507A JP5136604B2 (ja) 2010-07-13 2010-07-13 スクロール付遠心送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012021431A JP2012021431A (ja) 2012-02-02
JP5136604B2 true JP5136604B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=45775895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010158507A Active JP5136604B2 (ja) 2010-07-13 2010-07-13 スクロール付遠心送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5136604B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105041721A (zh) * 2015-07-15 2015-11-11 黑龙江凯普瑞机械设备有限公司 一种叶片扩压器与蜗壳组件以及压缩机
WO2017022115A1 (ja) 2015-08-06 2017-02-09 三菱電機株式会社 遠心送風機、空気調和装置および冷凍サイクル装置
JP2018086877A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 株式会社ヴァレオジャパン 車両用空調装置
JP7047554B2 (ja) 2018-04-06 2022-04-05 株式会社Soken 遠心送風機
CN111197584A (zh) * 2018-11-20 2020-05-26 珠海格力电器股份有限公司 一种离心风机、风道系统及空调

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5489510U (ja) * 1977-12-06 1979-06-25
JPH0714192U (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 株式会社ヤスヰ 遠心式送風機
JP2007146817A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 Daikin Ind Ltd 多翼遠心送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012021431A (ja) 2012-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3698150B2 (ja) 遠心送風機
US9267505B2 (en) Counter-rotating axial flow fan
JP4946396B2 (ja) 遠心送風機
US20180258959A1 (en) Vaned Diffuser and Blower, Fluid Machine, or Electric Blower Provided with Same
JP6218862B2 (ja) 軸流送風機
US20120308370A1 (en) Centrifugal fan
JP5136604B2 (ja) スクロール付遠心送風機
TWI418709B (zh) 送風扇及使用其之送風機
AU2007234497B2 (en) Multiblade centrifugal blower
JP2010124534A (ja) 電動機用斜流ファンと該斜流ファンを備えた電動機
JP2017203427A (ja) ターボチャージャ
JP4818310B2 (ja) 軸流送風機
JP5682751B2 (ja) 多翼送風機
JP2011052626A (ja) 多翼遠心ファンおよびそれを用いた空気調和機
JP6217347B2 (ja) 送風機
JP2006189039A (ja) シュラウド付プロペラファン
JP2005282578A (ja) 渦流ファン
JP6695419B2 (ja) 電動送風機および電気掃除機
JP2001032794A (ja) 遠心ファン
KR200467395Y1 (ko) 송풍장치
JP5409265B2 (ja) インペラ及び回転機械
JP2002202093A (ja) 遠心送風機及びこれを備えた車両用空調装置
JP7466707B2 (ja) 遠心送風機
JP2011052673A (ja) シロッコファン及びこのシロッコファンを用いた空気調和機の室内機
JP2007162559A (ja) 遠心式多翼送風機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5136604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3