JP5136204B2 - 巻線方法、及び巻線装置 - Google Patents

巻線方法、及び巻線装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5136204B2
JP5136204B2 JP2008132732A JP2008132732A JP5136204B2 JP 5136204 B2 JP5136204 B2 JP 5136204B2 JP 2008132732 A JP2008132732 A JP 2008132732A JP 2008132732 A JP2008132732 A JP 2008132732A JP 5136204 B2 JP5136204 B2 JP 5136204B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
flat conductor
edgewise
flange
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008132732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009283592A (ja
Inventor
将之 松下
健司 原田
晋吾 雪吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008132732A priority Critical patent/JP5136204B2/ja
Publication of JP2009283592A publication Critical patent/JP2009283592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5136204B2 publication Critical patent/JP5136204B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、平角導体をエッジワイズ曲げしてコイルを形成する技術に関し、詳しくはコイルの寸法精度を向上させる技術である。
近年、ハイブリッド車などに搭載される駆動用のモータへの高出力化、小型化の要請が高まっている。そのため、平角導体をエッジワイズ曲げしてコイルを形成する方法が検討されている。
特許文献1には、矩形状コイル、矩形状コイルの製造方法、及び矩形状コイルの製造装置に関する発明が開示されている。
平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、治具を用いて平角導体のエッジワイズ曲げ部の内側部分を厚み方向に拘束することで、エッジワイズ曲げ部の膨らみを抑えることが可能となる。
平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際には、平角導体のエッジワイズ曲げ部の外周部分が、内周部分に比べて長くなる。これは平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体の外周側は伸ばされる方向に力が働き、内周側は圧縮される方向に力が働くためである。
このため、平角導体のエッジワイズ曲げ部では、内周側の厚みが厚くなり、外周側の厚みが薄くなる傾向にある。平角導体の厚みが厚くなると、膨らんだ部分でお互いに干渉する。このため、固定子コアにこの方法で平角導体をエッジワイズ曲げ加工したコイルを挿入した際に固定子の占積率を悪化させる要因となる。
このため、特許文献1では、エッジワイズ曲げ加工の際に、平角導体の内周側を治具によって所定幅で拘束することで、平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みが増加することを防いでいる。
特許文献2には、エッジワイズコイル巻線方法及び装置についての発明が開示されている。
特許文献2においても、特許文献1と同様に平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みの増加を防ぐために、プレス機構を備えたエッジワイズ曲げ部の内周側を押さえる治具を用いる。平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、エッジワイズ曲げ部の内周側を、治具を介してプレス機構で加圧することで、平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みが増加することを防いでいる。
特開2006−288025号公報 特開2007−74881号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2には、以下のような課題があると考えられる。
まず、出願人の実験によって判明した平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a付近における寸法精度を悪化させる要因について説明する。
図8に、平角導体10をエッジワイズ曲げする際の構成を表した模式図を示す。
図9に、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの模式図を示す。
エッジワイズ曲げ巻線装置20には、第1線材ガイド21と、第2線材ガイド22と、曲げ治具23と、押さえフランジ24を備えている。この他にエッジワイズ曲げ巻線装置20には、図示しない平角導体10を送る送り機構等を備えている。
第1線材ガイド21は平角導体10の外周側側面を押さえる治具であり、第2線材ガイド22は平角導体10の内周側側面を押さえる治具であり、第1線材ガイド21と第2線材ガイド22を用いて平角導体10を幅方向にガイドしている。第1線材ガイド21と第2線材ガイド22とは、平角導体10の最小板幅Wに隙間Aを加えた距離に配置されている。隙間Aは平角導体10の寸法公差を考慮して設定されており、平角導体10を送る際にかじらない配慮がされている。
平角導体10をエッジワイズ曲げする際には、鍔が設けられた円柱状の押さえフランジ24の鍔の部分で平角導体10を厚み方向に押さえる。そして、曲げ治具23を押さえフランジ24中心に回転させることで、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する。この際に、平角導体10は押さえフランジ24に押し付けられることで、応力集中部Spで応力が集中しこの付近にもっとも荷重が加わる。
その結果、図9に示すように平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a付近には、隙間Aが存在することで発生する第1変形部P1と、押さえフランジ24の形状によって発生する第2変形部P2ができる。第1変形部P1及び第2変形部P2の変形量は実際には図8及び図9に示されるほど大きくはないが、固定子コアにコイルを挿入する際には占積率を低下させる原因となる。
したがって、特許文献1及び特許文献2では、平角導体のエッジワイズ曲げ部の内周側の厚みが増加する点に着目している。しかし、エッジワイズ曲げ部の寸法精度を高めるためには、内周側を治具で拘束したり、加圧したりするだけでは不十分であると考えられる。
そこで、本発明はこのような課題を解決するために、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、エッジワイズ曲げ部において不要な膨らみを低減させる巻線方法、及び巻線装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明による巻線方法は以下のような特徴を有する。
(1)平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
(2)平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジを、前記曲げ治具と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
また、前記目的を達成するために、本発明による巻線装置は以下のような特徴を有する。
(3)平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように、前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
(4)平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、前記平角導体のエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジを前記曲げ治具と同期させて回転させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明による巻線方法により、以下のような作用、効果が得られる。
まず、(1)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるように平角導体の曲げ外周側を支持するガイド部材を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
課題にも示した通り、平角導体をエッジワイズ曲げ加工すると、図9に示すように第1変形部P1と第2変形部P2が形成され、占積率を低下させる要因となる。
しかし、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるようにガイド部材を駆動することで、応力集中部Spの発生するポイントを平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心辺りに持ってくることができる。こうすることで、図9に示したような第2変形部P2は両側に分散するので平角導体に形成される膨らみが軽減できる。また、支持部材を支点にしてガイド部材で左右同時に曲げ力を加えるため、課題に示すような隙間Aが生じなくなり、第1変形部P1の発生を抑制することが可能となる。
よって、コイルを固定子コアに挿入したときに固定子コアに干渉するような平角導体の膨らみの発生を押さえることが可能であり、固定子の占積率を向上させることができる。
また、(2)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材を、支持部材を中心に回転する曲げ治具と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
曲げ治具と同期させて支持部材も回転させるため、応力集中部Spを移動させることが可能となる。従って、実質的に(1)と同等の効果が得られ第1変形部P1の発生を抑制し、第2変形部P2が支持部材を挟んだ両側に分散されて平角導体に形成されるのでそれぞれの場所での膨らみを軽減することが可能となる。(1)と異なる点は、支持部材を挟んだ両側を駆動する必要がないため、片側を固定とすることができる点である。平角導体は長い状態でボビンにまかれ、巻き出されながら進行方向に送られることが多い。したがって、支持部材を挟んだ両側を駆動する必要がある場合には、ボビン送り設備等も動かす必要が出てくる。このような構成だと設備のスペース効率の問題が起きるが、支持部材を曲げ治具と同期させる構成であれば、片側を固定しておけば良いため、設備を簡略化できるメリットがある。
また、このような特徴を有する本発明による巻線装置により、以下のような作用、効果が得られる。
まず、(3)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材と、平角導体の曲げ外周側を支持する第1ガイド部材と、第2ガイド部材と、を備え、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるように、第1ガイド部材と第2ガイド部材を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
したがって、(1)に示す巻線方法と同様に、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるように第1ガイドと第2ガイドを駆動することで、図9に示したような第2変形部P2は両側に形成されることで分散されるので平角導体に形成される膨らみが軽減できる。また、支持部材を支点にしてガイド部材で左右同時に曲げ力を加えるため、課題に示すような隙間Aが生じなくなり、第1変形部P1の発生を抑制することが可能となる。
よって、コイルを固定子コアに挿入したときに固定子コアに干渉するような平角導体の膨らみの発生を押さえることが可能であり、固定子の占積率を向上させることができる。
また、(4)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、平角導体の曲げ外周側を支持するガイド部材と、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材と、支持部材を中心に回転し、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する曲げ治具と、を備え、平角導体のエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材を曲げ治具と同期させて回転させるものである。
よって、(2)に示す巻線方法と同様に、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、曲げ治具と同期して支持部材を回転させるので、第1変形部P1の発生を抑制し第2変形部P2が支持部材を挟んだ両側に分散されて平角導体に形成されるのでそれぞれの場所での膨らみを軽減することが可能となる。また、(3)の構成よりも設備を簡略化できる。
その結果、コイルの寸法精度を向上させ、固定子の占積率を向上させることができる。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1に、エッジワイズ曲げ巻線装置20の概略図を示している。図2に、エッジワイズ曲げ巻線装置20の断面概略図を示している。
エッジワイズ曲げ巻線装置20には、第1線材ガイド21、第2線材ガイド22、曲げ治具23及び押さえフランジ24が備えられている。また、クランプ部30及び線材送り機構40を備えている。
第1線材ガイド21は平角導体10の側面を支持するように、平角導体10がエッジワイズ曲げ加工される時の曲げ方向の外周側に配置されている。すなわち、コイル13の外周側に配置されることになる。
平角導体10は銅やアルミニウムなどの導電性の良い金属であり、周囲には絶縁被膜が施されている。
第2線材ガイド22は、エッジワイズ曲げ巻線装置20に固定された部材で、平角導体10の曲げ方向の内周側に配置されている。すなわち、平角導体10が巻回されて形成するコイル13の内周側にあたる部分を押さえる機構となっている。図1では分かりにくいが、第2線材ガイド22はコイル13の内周側に平角導体10の厚みだけ突出しており、平角導体10の側面を支持する構成となっている。
第1線材ガイド21と第2線材ガイド22との間には、平角導体10が通される。したがって、第1線材ガイド21と第2線材ガイド22の隙間は平角導体10の最小板幅Wと幅方向の寸法公差を考慮した隙間Aとを加えただけの間隔が設けられている。
曲げ治具23は、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する機構であり、図2に示される曲げ用サーボモータ50の駆動力が伝達されて押さえフランジ24を中心にして回転する。曲げ用サーボモータ50の動力は、第1ギア52と第2ギア53に伝達されて、ベアリングなどで回転可能に支持されている回転体54を介して曲げ治具23に伝達される。
曲げ治具23は平角導体10の外側面に接するように配置されているので、曲げ治具23の回転によって平角導体10に力を加える。
一方、クランプ部30、線材送り機構40、及び図示しないアンコイラを含む機構と、第1線材ガイド21を載せた可動ベース57も、曲げ治具23に同期して曲げ治具23と同じ角度だけ曲げ治具23と逆方向に回転動作するように構成されている。可動ベース57には、図示しないサーボモータ等の駆動機構を備えることで、押さえフランジ24を中心にして回転移動する。可動ベース57と共に第1線材ガイド21も押さえフランジ24を中心にして回転するので、可動ベース57の回転によって第1線材ガイド21が平角導体10の側面に力を加えることになる。
平角導体10のエッジワイズ曲げ加工時には第1線材ガイド21と曲げ治具23はそれぞれ逆方向に90度プラスαの角度を形成する。
図3に、図2の部分拡大図を示す。平角導体10を鍔24aで押さえている様子を示している。
押さえフランジ24は、図3に示すように鍔24aとシャフト24bを有する。
シャフト24bはクランプ用サーボ51に接続されており、図2の図面下方向に移動することが可能である。これは鍔24aで平角導体10の側面を厚み方向に押さえるためであり、平角導体10を一定の厚みになるように加圧することが可能である。なお、シャフト24bには図示しないストッパーが備えられており、一定量以上は降下しないように構成されている。
エッジワイズ曲げ巻線装置20はベース55に固定されている。
線材ガイド25は、平角導体10を厚み方向に押さえ、平角導体10がエッジワイズ曲げ巻線装置20から浮き上がらないように保護するためのガイドである。
クランプ部30は平角導体10を厚み方向に押さえ、平角導体10の移動を防ぐ機能を備えている。線材送り機構40は、平角導体10を進行方向に所定量送る機能を備えている。送りはサーボによって制御されており、コイル13を巻回するに従って平角導体10の送り量を増減させることが可能となっている。
なお、前述した通りクランプ部30及び線材送り機構40は可動ベース57の上に設置されており、可動ベース57の回転に伴って動作する。
次に、エッジワイズ曲げ巻線装置20の動作について説明を行う。
図4に、平角導体10をエッジワイズ曲げ巻線装置20でエッジワイズ曲げ加工する際の模式図を示す。
図示しないボビンに巻かれた平角導体10を、線材送り機構40を駆動させることで押さえフランジ24側に送る。線材送り機構40で平角導体10をクランプし、平角導体10を所定距離送った後、クランプ部30で平角導体10をクランプする。そして、線材送り機構40をアンクランプして所定位置に戻す。
この後、押さえフランジ24を降下させて平角導体10を鍔24aで押さえる。押さえフランジ24は所定の位置まで降下するとそれ以上降下しない構造となっているので、鍔24aの下面と、保持テーブル56の上面との間は所定の間隔となる。この間隔は平角導体10の平均板幅とほぼ同じに設定されている。したがって、平角導体10は鍔24aと保持テーブル56で挟まれることになる。
この状態で、曲げ治具23と可動ベース57を同期させて回転させて、曲げ治具23と第1線材ガイド21が反対方向に回転するように駆動する。それぞれの回転角度は45度プラスαであり、第1線材ガイド21と曲げ治具23の成す角度は90度プラスαとなる。
平角導体10を90度にエッジワイズ曲げ加工するためには、平角導体10のスプリングバックを考慮する必要がある。平角導体10は銅やアルミニウムなどの比較的柔らかい金属で形成されているが、弾性域の変形シロがある。したがって、多少スプリングバックしてしまうため、プラスα分で調整することでエッジワイズ曲げ部10aを90度の角度で形成することができる。平角導体10は、シャフト24bの外周に沿って曲げられるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a内周の径はシャフト24bの外径と均しくなる。
この後、押さえフランジ24をアンクランプして曲げ治具23と可動ベース57を所定の位置に戻した後、クランプ部30でのアンクランプと、線材送り機構40でのクランプを行い、平角導体10の送りを再度行う。平角導体10の送り量はコイル13の短辺と長辺で異なり、コイル13の短辺はコイル13が略台形状に形成される関係で、ターンによって短辺の送り量を徐々に変える必要がある。
こうして、平角導体10はエッジワイズ曲げ加工され、コイル13が形成される。
第1実施形態は、上記構成であるので、以下に説明する作用効果を奏する。
まず、第1の効果として、エッジワイズ曲げ加工した際の平角導体10の寸法精度の向上が図れる点が挙げられる。
第1実施形態の平角導体10の巻線方法は、平角導体10をエッジワイズ曲げすることでコイル13を形成する巻線方法において、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体10の曲げ内周側を支持するシャフト24bの左右に同時に曲げ力を加えるように平角導体10の曲げ外周側を支持する第1線材ガイド21及び曲げ治具23を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
この結果、課題で指摘する図9に示した第1変形部P1からの平角導体10の変形及び第2変形部P2の変形を抑えることが可能になる。
平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、シャフト24bの左右に同時に曲げ力を加えるように第1線材ガイド21と曲げ治具23を駆動させる。第1線材ガイド21は可動ベース57と共にシャフト24bを中心に回転し、曲げ治具23も曲げ用サーボモータ50によってシャフト24bを中心に第1線材ガイド21とは反対方向に回転する。第1線材ガイド21と曲げ治具23がそれぞれ逆方向に同時に平角導体10へ曲げ力を加えるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの中心辺りに応力が集中することになる。
したがって、図9に示される第1変形部P1及び第2変形部P2のような変形は起こりにくくなる。平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの中心辺りは、鍔24aの下面と、保持テーブル56の上面との間は所定の間隔となっているので、平角導体10に応力がかかっても幅方向には逃げ場は無く、膨らむことはできない。また、シャフト24bに接しておりエッジワイズ曲げ部10aの内周方向にも逃げ場はない。結局、曲げ時に発生する応力によって膨らもうとする力はエッジワイズ曲げ部10aの外周方向に主に逃げることになる。
平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの外側に変形するぶんには、コイル13を形成した後、図示しない固定子コアに挿入しても固定子コア側に干渉することはない。また、隣り合うコイル13との干渉についても、エッジワイズ曲げ部10aの内周側に比べて外周側は引っ張られて薄くなる傾向にあるため、変形の影響が少なく、結果的にコイル13の変形はほとんど起こらない。つまり平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの寸法精度の向上につながり、固定子コアの占積率の向上に寄与できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
(第2実施形態)
第2実施形態は第1実施形態の構成とほぼ同じである。ただし、可動ベース57を用いる代わりに押さえフランジ24が回転する構成となっている点で異なる。以下、異なる点を説明する。
図5に、第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20の側面断面図を示す。
第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20の装置レイアウトは、第1実施例の図1とほぼ同じである。しかし、第2実施形態では、図5に示すように保持テーブル56は同期回転体58を介して第3ギア59が設けられている。この第3ギア59は図示しないサーボモータによって駆動される。また、押さえフランジ24についても、保持テーブル56に同期して動作する。なお、可動ベース57を備えないため、第1線材ガイド21、クランプ部30及び線材送り機構40は回転しない。
また、第1実施形態とは異なり第2実施形態のクランプ部30にはスライド機構が備えられており、平角導体10の送り方向にスライドする機構を備えている。
次に、第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20の動作を説明する。
図6に、第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20で平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際の模式図を示す。
図示しないボビンに巻かれた平角導体10を、線材送り機構40を駆動させることで押さえフランジ24側に送る。線材送り機構40で平角導体10をクランプし、平角導体10を所定距離送った後、クランプ部30で平角導体10をクランプする。そして、線材送り機構40をアンクランプして所定位置に戻す。
この後、押さえフランジ24を降下させて平角導体10を鍔24aで押さえる。押さえフランジ24は所定の位置まで降下するとそれ以上降下しない構造となっているので、鍔24aの下面と、保持テーブル56の上面との間は所定の間隔となる。この間隔は平角導体10の最小板幅Wとほぼ同じに設定されている。したがって、平角導体10は鍔24aと保持テーブル56で挟まれることになる。
この状態で、曲げ治具23と押さえフランジ24と保持テーブル56とを回転させる。曲げ治具23の回転角度は90度プラスαである。また、押さえフランジ24と保持テーブル56の回転角度は45度程度である。
平角導体10は、シャフト24bの外周に沿って曲げられるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a内周の径はシャフト24bの外径と均しくなる。この際、クランプ部30は平角導体10をエッジワイズ曲げ加工するにあたり徐々に平角導体10の送り方向にスライドさせる。送り量は押さえフランジ24の回転に伴って押さえフランジ24の外周の1/4分程度の距離送られる。
この後、押さえフランジ24をアンクランプして曲げ治具23を所定の位置に戻した後、クランプ部30でのアンクランプと、線材送り機構40でのクランプを行い、平角導体10の送りを再度行う。
平角導体10の送り量はコイル13の短辺と長辺で異なり、コイル13の短辺はコイル13が略台形状に形成される関係で、ターンによって短辺の送り量を徐々に変える必要がある。
こうして、平角導体10はエッジワイズ曲げ加工され、コイル13が形成される。
第2実施形態は、上記構成であるので、以下に説明する作用効果を奏する。
まず、第1の効果として、第1実施形態同様に、エッジワイズ曲げ加工した際の平角導体10の寸法精度の向上が図れる点が挙げられる。
第2実施形態の巻線方法は、平角導体10をエッジワイズ曲げすることでコイル13を形成する巻線方法において、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体10の曲げ内周側を支持する押さえフランジ24を、押さえフランジ24を中心に回転する曲げ治具23と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
曲げ治具23と同期させて押さえフランジ24及び保持テーブル56も回転させるため、図6に示したように応力集中部Spを移動させることが可能となる。平角導体10をエッジワイズ曲げ加工開始する際には図8に示すように、平角導体10が直線状である状態で押さえフランジ24に接する点で発生する。しかしながら、エッジワイズ曲げ加工する際に押さえフランジ24及び保持テーブル56を同期して回転させるので、応力集中部Spの位置もそれにつられて移動する。
従って、実質的に第1実施形態と同等の効果が得られ第1変形部P1の発生を抑制し、第2変形部P2が支持部材を挟んだ両側に分散されて平角導体10に形成されるのでそれぞれの場所での膨らみを軽減することが可能となる。
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、押さえフランジ24を挟んだ両側を駆動する必要がないため、片側を固定とすることができる点である。すなわち第1実施形態のように可動ベース57を設けて回転させる必要はない。平角導体10はボビンに巻かれ、巻き出されながら進行方向に送られる。したがって、押さえフランジ24を挟んだ両側を駆動する必要がある場合には、ボビン及びクランプ部30及び線材送り機構40も回転させる必要が出てくる。このような構成だと設備のスペース効率の問題が起きるが、押さえフランジ24及び保持テーブル56を曲げ治具23と同期させる構成であれば、片側を固定しておけば良いため、エッジワイズ曲げ巻線装置20の構造を簡略化できるメリットがある。
以上、本実施形態に則して発明を説明したが、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更することにより実施することもできる。
例えば、第1実施形態の設備構成を図1、図2等で示しているが、設備の構成を変更することを妨げない。ボビンの位置が図1に示すように横長になり押さえフランジ24の位置から遠くなれば、モーメントが大きくなる等の弊害も出やすい。したがって、ボビンの位置を押さえフランジ24の下側に持ってくるなどの構成に変更することも考えられる。
また、第2実施形態の設備構成についても、同期させる機構を差動機構としたり、カムを用いたりすることも考えられる。さらに、押さえフランジ24の回転角度を45度程度としているが、応力集中部Spの移動が目的であるので、応力集中部Spが所定の位置に移動しさえすれば、回転角度を変更することを妨げない。
第1実施形態の、エッジワイズ曲げ巻線装置の概略図である。 第1実施形態の、エッジワイズ曲げ巻線装置の断面概略図である。 第1実施形態の、図2の部分拡大図である。 第1実施形態の、平角導体をエッジワイズ曲げ巻線装置でエッジワイズ曲げ加工する際の模式図である。 第1実施形態の、エッジワイズ曲げ加工した平角導体の模式図である。 第2実施形態の、エッジワイズ曲げ巻線装置で平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際の模式図である。 第2実施形態の、エッジワイズ曲げ巻線装置で平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際の模式図である。 出願人が調査に用いた、平角導体をエッジワイズ曲げする際の構成を表した模式図である。 出願人が調査した、平角導体のエッジワイズ曲げ部の模式図である。
符号の説明
10 平角導体
10a エッジワイズ曲げ部
13 コイル
20 エッジワイズ曲げ巻線装置
21 第1線材ガイド
22 第2線材ガイド
23 曲げ治具
24 押さえフランジ
24a 鍔
24b シャフト
25 線材ガイド
26 ガイド部材移動機構
30 クランプ部
40 線材送り機構
50 曲げ用サーボモータ
51 クランプ用サーボ
52 第1ギア
53 第2ギア
54 回転体
A 隙間
P1 第1変形部
P2 第2変形部
R 半径
W 最小板幅

Claims (4)

  1. 平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、
    前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、
    前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線方法。
  2. 平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、
    前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、
    前記押さえフランジを、前記曲げ治具と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線方法。
  3. 平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、
    前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように、前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線装置。
  4. 平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、
    前記平角導体のエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジを前記曲げ治具と同期させて回転させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線装置。
JP2008132732A 2008-05-21 2008-05-21 巻線方法、及び巻線装置 Expired - Fee Related JP5136204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008132732A JP5136204B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 巻線方法、及び巻線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008132732A JP5136204B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 巻線方法、及び巻線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009283592A JP2009283592A (ja) 2009-12-03
JP5136204B2 true JP5136204B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=41453766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008132732A Expired - Fee Related JP5136204B2 (ja) 2008-05-21 2008-05-21 巻線方法、及び巻線装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5136204B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5621696B2 (ja) * 2011-04-05 2014-11-12 トヨタ自動車株式会社 平角導体の曲げ成形装置及び方法
CN102867640A (zh) * 2012-09-28 2013-01-09 信源电子制品(昆山)有限公司 一种电感扁线圈折弯装置
CN102867641A (zh) * 2012-09-28 2013-01-09 信源电子制品(昆山)有限公司 一种电感扁线圈自动折弯装置
CN102903513B (zh) * 2012-11-02 2014-12-10 中电电气(江苏)股份有限公司 一种变压器引线制作工具
JP6740145B2 (ja) * 2017-01-30 2020-08-12 トヨタ自動車株式会社 平角線曲げ装置
AT520311B1 (de) * 2017-09-01 2019-03-15 Miba Ag Verfahren und Vorrichtung zur automatisierten Herstellung eines Stators einer elektrischen Maschine

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6223346A (ja) * 1985-07-18 1987-01-31 Noriyoshi Okura コイルの巻線方法
JP3988303B2 (ja) * 1999-03-19 2007-10-10 株式会社デンソー ステータ製造方法およびその製造装置
JP2002124430A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Ark Engineering:Kk 多層コイルの巻線方法及び巻線装置
JP3682951B2 (ja) * 2000-11-30 2005-08-17 太陽誘電株式会社 コイルの製造方法及びコイル部品とその製造方法
JP4355547B2 (ja) * 2003-09-19 2009-11-04 パナソニック株式会社 平角導通線材を用いた角形コイルの製造方法及び製造装置
JP4059888B2 (ja) * 2005-03-31 2008-03-12 三映電子工業株式会社 矩形状コイルの製造方法及び矩形状コイルの製造装置
EP1866109A4 (en) * 2005-03-31 2014-07-02 Tm4 Inc ROLLING MACHINE FOR RECTANGULAR WIRE
JP4616131B2 (ja) * 2005-09-09 2011-01-19 日特エンジニアリング株式会社 エッジワイズコイル巻線方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009283592A (ja) 2009-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4831125B2 (ja) 巻線方法、巻線装置、及び固定子
JP5136204B2 (ja) 巻線方法、及び巻線装置
JP4616131B2 (ja) エッジワイズコイル巻線方法及び装置
US20100026133A1 (en) Coil production method, coil of motor, and stator of motor
US10622872B2 (en) Conductor shaping apparatus and method
EP2833525B1 (en) Device and method for forming coil end
JP4626623B2 (ja) 平角材のエッジワイズ曲げ加工方法、及び加工装置
JP4278700B1 (ja) エッジワイズコイルの巻線方法及び巻線装置
EP3048709B1 (en) Coil-end-molding device and method
JP2011050215A (ja) 巻線方法及び巻線装置
JP5989401B2 (ja) エッジワイズコイル巻線方法及び巻線装置
JP4760825B2 (ja) エッジワイズ巻線方法、及びエッジワイズ巻線装置
JP5262289B2 (ja) 巻線方法、及び巻線装置
JP5621696B2 (ja) 平角導体の曲げ成形装置及び方法
JP5670957B2 (ja) 角線曲げ加工装置
JP2013106402A (ja) コイルの巻線方法及び巻線装置
JP2003209023A (ja) エッジワイズコイル用巻線装置
JP7367208B2 (ja) 電動機のステータ及び電動機のステータ製造方法
JP2019118207A (ja) 導線成形装置
WO2012147297A1 (ja) エッジワイズコイルの製造装置および製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5136204

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees