JP5136204B2 - 巻線方法、及び巻線装置 - Google Patents
巻線方法、及び巻線装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5136204B2 JP5136204B2 JP2008132732A JP2008132732A JP5136204B2 JP 5136204 B2 JP5136204 B2 JP 5136204B2 JP 2008132732 A JP2008132732 A JP 2008132732A JP 2008132732 A JP2008132732 A JP 2008132732A JP 5136204 B2 JP5136204 B2 JP 5136204B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- flat conductor
- edgewise
- flange
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
特許文献1には、矩形状コイル、矩形状コイルの製造方法、及び矩形状コイルの製造装置に関する発明が開示されている。
平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際には、平角導体のエッジワイズ曲げ部の外周部分が、内周部分に比べて長くなる。これは平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体の外周側は伸ばされる方向に力が働き、内周側は圧縮される方向に力が働くためである。
このため、特許文献1では、エッジワイズ曲げ加工の際に、平角導体の内周側を治具によって所定幅で拘束することで、平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みが増加することを防いでいる。
特許文献2においても、特許文献1と同様に平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みの増加を防ぐために、プレス機構を備えたエッジワイズ曲げ部の内周側を押さえる治具を用いる。平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、エッジワイズ曲げ部の内周側を、治具を介してプレス機構で加圧することで、平角導体のエッジワイズ曲げ部の厚みが増加することを防いでいる。
まず、出願人の実験によって判明した平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a付近における寸法精度を悪化させる要因について説明する。
図8に、平角導体10をエッジワイズ曲げする際の構成を表した模式図を示す。
図9に、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの模式図を示す。
エッジワイズ曲げ巻線装置20には、第1線材ガイド21と、第2線材ガイド22と、曲げ治具23と、押さえフランジ24を備えている。この他にエッジワイズ曲げ巻線装置20には、図示しない平角導体10を送る送り機構等を備えている。
その結果、図9に示すように平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a付近には、隙間Aが存在することで発生する第1変形部P1と、押さえフランジ24の形状によって発生する第2変形部P2ができる。第1変形部P1及び第2変形部P2の変形量は実際には図8及び図9に示されるほど大きくはないが、固定子コアにコイルを挿入する際には占積率を低下させる原因となる。
(1)平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
(3)平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように、前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする。
まず、(1)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるように平角導体の曲げ外周側を支持するガイド部材を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
しかし、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるようにガイド部材を駆動することで、応力集中部Spの発生するポイントを平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心辺りに持ってくることができる。こうすることで、図9に示したような第2変形部P2は両側に分散するので平角導体に形成される膨らみが軽減できる。また、支持部材を支点にしてガイド部材で左右同時に曲げ力を加えるため、課題に示すような隙間Aが生じなくなり、第1変形部P1の発生を抑制することが可能となる。
よって、コイルを固定子コアに挿入したときに固定子コアに干渉するような平角導体の膨らみの発生を押さえることが可能であり、固定子の占積率を向上させることができる。
まず、(3)に記載される発明は、平角導体をエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、平角導体の曲げ内周側を支持する支持部材と、平角導体の曲げ外周側を支持する第1ガイド部材と、第2ガイド部材と、を備え、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、支持部材の左右に同時に曲げ力を加えるように、第1ガイド部材と第2ガイド部材を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
よって、コイルを固定子コアに挿入したときに固定子コアに干渉するような平角導体の膨らみの発生を押さえることが可能であり、固定子の占積率を向上させることができる。
よって、(2)に示す巻線方法と同様に、平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、曲げ治具と同期して支持部材を回転させるので、第1変形部P1の発生を抑制し第2変形部P2が支持部材を挟んだ両側に分散されて平角導体に形成されるのでそれぞれの場所での膨らみを軽減することが可能となる。また、(3)の構成よりも設備を簡略化できる。
その結果、コイルの寸法精度を向上させ、固定子の占積率を向上させることができる。
(第1実施形態)
図1に、エッジワイズ曲げ巻線装置20の概略図を示している。図2に、エッジワイズ曲げ巻線装置20の断面概略図を示している。
エッジワイズ曲げ巻線装置20には、第1線材ガイド21、第2線材ガイド22、曲げ治具23及び押さえフランジ24が備えられている。また、クランプ部30及び線材送り機構40を備えている。
第1線材ガイド21は平角導体10の側面を支持するように、平角導体10がエッジワイズ曲げ加工される時の曲げ方向の外周側に配置されている。すなわち、コイル13の外周側に配置されることになる。
平角導体10は銅やアルミニウムなどの導電性の良い金属であり、周囲には絶縁被膜が施されている。
第1線材ガイド21と第2線材ガイド22との間には、平角導体10が通される。したがって、第1線材ガイド21と第2線材ガイド22の隙間は平角導体10の最小板幅Wと幅方向の寸法公差を考慮した隙間Aとを加えただけの間隔が設けられている。
曲げ治具23は平角導体10の外側面に接するように配置されているので、曲げ治具23の回転によって平角導体10に力を加える。
平角導体10のエッジワイズ曲げ加工時には第1線材ガイド21と曲げ治具23はそれぞれ逆方向に90度プラスαの角度を形成する。
押さえフランジ24は、図3に示すように鍔24aとシャフト24bを有する。
シャフト24bはクランプ用サーボ51に接続されており、図2の図面下方向に移動することが可能である。これは鍔24aで平角導体10の側面を厚み方向に押さえるためであり、平角導体10を一定の厚みになるように加圧することが可能である。なお、シャフト24bには図示しないストッパーが備えられており、一定量以上は降下しないように構成されている。
線材ガイド25は、平角導体10を厚み方向に押さえ、平角導体10がエッジワイズ曲げ巻線装置20から浮き上がらないように保護するためのガイドである。
クランプ部30は平角導体10を厚み方向に押さえ、平角導体10の移動を防ぐ機能を備えている。線材送り機構40は、平角導体10を進行方向に所定量送る機能を備えている。送りはサーボによって制御されており、コイル13を巻回するに従って平角導体10の送り量を増減させることが可能となっている。
なお、前述した通りクランプ部30及び線材送り機構40は可動ベース57の上に設置されており、可動ベース57の回転に伴って動作する。
図4に、平角導体10をエッジワイズ曲げ巻線装置20でエッジワイズ曲げ加工する際の模式図を示す。
図示しないボビンに巻かれた平角導体10を、線材送り機構40を駆動させることで押さえフランジ24側に送る。線材送り機構40で平角導体10をクランプし、平角導体10を所定距離送った後、クランプ部30で平角導体10をクランプする。そして、線材送り機構40をアンクランプして所定位置に戻す。
平角導体10を90度にエッジワイズ曲げ加工するためには、平角導体10のスプリングバックを考慮する必要がある。平角導体10は銅やアルミニウムなどの比較的柔らかい金属で形成されているが、弾性域の変形シロがある。したがって、多少スプリングバックしてしまうため、プラスα分で調整することでエッジワイズ曲げ部10aを90度の角度で形成することができる。平角導体10は、シャフト24bの外周に沿って曲げられるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a内周の径はシャフト24bの外径と均しくなる。
こうして、平角導体10はエッジワイズ曲げ加工され、コイル13が形成される。
まず、第1の効果として、エッジワイズ曲げ加工した際の平角導体10の寸法精度の向上が図れる点が挙げられる。
第1実施形態の平角導体10の巻線方法は、平角導体10をエッジワイズ曲げすることでコイル13を形成する巻線方法において、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体10の曲げ内周側を支持するシャフト24bの左右に同時に曲げ力を加えるように平角導体10の曲げ外周側を支持する第1線材ガイド21及び曲げ治具23を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、シャフト24bの左右に同時に曲げ力を加えるように第1線材ガイド21と曲げ治具23を駆動させる。第1線材ガイド21は可動ベース57と共にシャフト24bを中心に回転し、曲げ治具23も曲げ用サーボモータ50によってシャフト24bを中心に第1線材ガイド21とは反対方向に回転する。第1線材ガイド21と曲げ治具23がそれぞれ逆方向に同時に平角導体10へ曲げ力を加えるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの中心辺りに応力が集中することになる。
平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの外側に変形するぶんには、コイル13を形成した後、図示しない固定子コアに挿入しても固定子コア側に干渉することはない。また、隣り合うコイル13との干渉についても、エッジワイズ曲げ部10aの内周側に比べて外周側は引っ張られて薄くなる傾向にあるため、変形の影響が少なく、結果的にコイル13の変形はほとんど起こらない。つまり平角導体10のエッジワイズ曲げ部10aの寸法精度の向上につながり、固定子コアの占積率の向上に寄与できる。
(第2実施形態)
第2実施形態は第1実施形態の構成とほぼ同じである。ただし、可動ベース57を用いる代わりに押さえフランジ24が回転する構成となっている点で異なる。以下、異なる点を説明する。
図5に、第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20の側面断面図を示す。
第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20の装置レイアウトは、第1実施例の図1とほぼ同じである。しかし、第2実施形態では、図5に示すように保持テーブル56は同期回転体58を介して第3ギア59が設けられている。この第3ギア59は図示しないサーボモータによって駆動される。また、押さえフランジ24についても、保持テーブル56に同期して動作する。なお、可動ベース57を備えないため、第1線材ガイド21、クランプ部30及び線材送り機構40は回転しない。
また、第1実施形態とは異なり第2実施形態のクランプ部30にはスライド機構が備えられており、平角導体10の送り方向にスライドする機構を備えている。
図6に、第2実施形態のエッジワイズ曲げ巻線装置20で平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際の模式図を示す。
図示しないボビンに巻かれた平角導体10を、線材送り機構40を駆動させることで押さえフランジ24側に送る。線材送り機構40で平角導体10をクランプし、平角導体10を所定距離送った後、クランプ部30で平角導体10をクランプする。そして、線材送り機構40をアンクランプして所定位置に戻す。
平角導体10は、シャフト24bの外周に沿って曲げられるので、平角導体10のエッジワイズ曲げ部10a内周の径はシャフト24bの外径と均しくなる。この際、クランプ部30は平角導体10をエッジワイズ曲げ加工するにあたり徐々に平角導体10の送り方向にスライドさせる。送り量は押さえフランジ24の回転に伴って押さえフランジ24の外周の1/4分程度の距離送られる。
平角導体10の送り量はコイル13の短辺と長辺で異なり、コイル13の短辺はコイル13が略台形状に形成される関係で、ターンによって短辺の送り量を徐々に変える必要がある。
こうして、平角導体10はエッジワイズ曲げ加工され、コイル13が形成される。
まず、第1の効果として、第1実施形態同様に、エッジワイズ曲げ加工した際の平角導体10の寸法精度の向上が図れる点が挙げられる。
第2実施形態の巻線方法は、平角導体10をエッジワイズ曲げすることでコイル13を形成する巻線方法において、平角導体10をエッジワイズ曲げ加工する際に、平角導体10の曲げ内周側を支持する押さえフランジ24を、押さえフランジ24を中心に回転する曲げ治具23と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工するものである。
従って、実質的に第1実施形態と同等の効果が得られ第1変形部P1の発生を抑制し、第2変形部P2が支持部材を挟んだ両側に分散されて平角導体10に形成されるのでそれぞれの場所での膨らみを軽減することが可能となる。
例えば、第1実施形態の設備構成を図1、図2等で示しているが、設備の構成を変更することを妨げない。ボビンの位置が図1に示すように横長になり押さえフランジ24の位置から遠くなれば、モーメントが大きくなる等の弊害も出やすい。したがって、ボビンの位置を押さえフランジ24の下側に持ってくるなどの構成に変更することも考えられる。
また、第2実施形態の設備構成についても、同期させる機構を差動機構としたり、カムを用いたりすることも考えられる。さらに、押さえフランジ24の回転角度を45度程度としているが、応力集中部Spの移動が目的であるので、応力集中部Spが所定の位置に移動しさえすれば、回転角度を変更することを妨げない。
10a エッジワイズ曲げ部
13 コイル
20 エッジワイズ曲げ巻線装置
21 第1線材ガイド
22 第2線材ガイド
23 曲げ治具
24 押さえフランジ
24a 鍔
24b シャフト
25 線材ガイド
26 ガイド部材移動機構
30 クランプ部
40 線材送り機構
50 曲げ用サーボモータ
51 クランプ用サーボ
52 第1ギア
53 第2ギア
54 回転体
A 隙間
P1 第1変形部
P2 第2変形部
R 半径
W 最小板幅
Claims (4)
- 平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、
前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、
前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線方法。 - 平角導体の一端部側を把持部材で把持する一方、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側を曲げ治具に当接させ、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線方法において、
前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、
前記押さえフランジを、前記曲げ治具と同期させて回転させ、エッジワイズ曲げ加工することにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線方法。 - 平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、
前記平角導体をエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジの左右に同時に曲げ力を加えるように、前記把持部材と前記曲げ治具を駆動させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部を前記平角導体のエッジワイズ曲げ部の中心当たりに発生させて、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線装置。 - 平角導体の一端部側を把持する把持部材と、前記平角導体の他端部側の曲げ外周側に当接するブロック状の曲げ治具と、前記把持部材と前記曲げ治具の間に配設される押さえフランジとを備え、前記押さえフランジに前記平角導体の曲げ内周側を支持させた状態で前記曲げ治具を前記押さえフランジを中心に回転させ、前記平角導体を90度曲げてエッジワイズ曲げ加工することでコイルを形成する巻線装置において、
前記平角導体のエッジワイズ曲げ加工する際に、前記押さえフランジを前記曲げ治具と同期させて回転させることにより、前記平角導体が前記押さえフランジと接触して応力を集中させる応力集中部の発生ポイントを移動させ、前記押さえフランジの形状によって発生する変形部を前記押さえフランジの両側に分散させることを特徴とする巻線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132732A JP5136204B2 (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 巻線方法、及び巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008132732A JP5136204B2 (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 巻線方法、及び巻線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009283592A JP2009283592A (ja) | 2009-12-03 |
JP5136204B2 true JP5136204B2 (ja) | 2013-02-06 |
Family
ID=41453766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008132732A Expired - Fee Related JP5136204B2 (ja) | 2008-05-21 | 2008-05-21 | 巻線方法、及び巻線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5136204B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5621696B2 (ja) * | 2011-04-05 | 2014-11-12 | トヨタ自動車株式会社 | 平角導体の曲げ成形装置及び方法 |
CN102867640A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-09 | 信源电子制品(昆山)有限公司 | 一种电感扁线圈折弯装置 |
CN102867641A (zh) * | 2012-09-28 | 2013-01-09 | 信源电子制品(昆山)有限公司 | 一种电感扁线圈自动折弯装置 |
CN102903513B (zh) * | 2012-11-02 | 2014-12-10 | 中电电气(江苏)股份有限公司 | 一种变压器引线制作工具 |
JP6740145B2 (ja) * | 2017-01-30 | 2020-08-12 | トヨタ自動車株式会社 | 平角線曲げ装置 |
AT520311B1 (de) * | 2017-09-01 | 2019-03-15 | Miba Ag | Verfahren und Vorrichtung zur automatisierten Herstellung eines Stators einer elektrischen Maschine |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6223346A (ja) * | 1985-07-18 | 1987-01-31 | Noriyoshi Okura | コイルの巻線方法 |
JP3988303B2 (ja) * | 1999-03-19 | 2007-10-10 | 株式会社デンソー | ステータ製造方法およびその製造装置 |
JP2002124430A (ja) * | 2000-10-18 | 2002-04-26 | Ark Engineering:Kk | 多層コイルの巻線方法及び巻線装置 |
JP3682951B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2005-08-17 | 太陽誘電株式会社 | コイルの製造方法及びコイル部品とその製造方法 |
JP4355547B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2009-11-04 | パナソニック株式会社 | 平角導通線材を用いた角形コイルの製造方法及び製造装置 |
JP4059888B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2008-03-12 | 三映電子工業株式会社 | 矩形状コイルの製造方法及び矩形状コイルの製造装置 |
EP1866109A4 (en) * | 2005-03-31 | 2014-07-02 | Tm4 Inc | ROLLING MACHINE FOR RECTANGULAR WIRE |
JP4616131B2 (ja) * | 2005-09-09 | 2011-01-19 | 日特エンジニアリング株式会社 | エッジワイズコイル巻線方法及び装置 |
-
2008
- 2008-05-21 JP JP2008132732A patent/JP5136204B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009283592A (ja) | 2009-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4831125B2 (ja) | 巻線方法、巻線装置、及び固定子 | |
JP5136204B2 (ja) | 巻線方法、及び巻線装置 | |
JP4616131B2 (ja) | エッジワイズコイル巻線方法及び装置 | |
US20100026133A1 (en) | Coil production method, coil of motor, and stator of motor | |
US10622872B2 (en) | Conductor shaping apparatus and method | |
EP2833525B1 (en) | Device and method for forming coil end | |
JP4626623B2 (ja) | 平角材のエッジワイズ曲げ加工方法、及び加工装置 | |
JP4278700B1 (ja) | エッジワイズコイルの巻線方法及び巻線装置 | |
EP3048709B1 (en) | Coil-end-molding device and method | |
JP2011050215A (ja) | 巻線方法及び巻線装置 | |
JP5989401B2 (ja) | エッジワイズコイル巻線方法及び巻線装置 | |
JP4760825B2 (ja) | エッジワイズ巻線方法、及びエッジワイズ巻線装置 | |
JP5262289B2 (ja) | 巻線方法、及び巻線装置 | |
JP5621696B2 (ja) | 平角導体の曲げ成形装置及び方法 | |
JP5670957B2 (ja) | 角線曲げ加工装置 | |
JP2013106402A (ja) | コイルの巻線方法及び巻線装置 | |
JP2003209023A (ja) | エッジワイズコイル用巻線装置 | |
JP7367208B2 (ja) | 電動機のステータ及び電動機のステータ製造方法 | |
JP2019118207A (ja) | 導線成形装置 | |
WO2012147297A1 (ja) | エッジワイズコイルの製造装置および製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121016 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121029 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5136204 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |