JP5135914B2 - 電気・電子部品用高強度銅合金の製造方法 - Google Patents

電気・電子部品用高強度銅合金の製造方法 Download PDF

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本発明は、良好な強度および導電性を有するとともに、加熱時の寸法変化の小さい電気・電子部品用銅合金の製造方法に関する。
リードフレーム、コネクタ等をはじめとした電気・電子部品用銅合金には高い強度と高い熱伝導率、更には電気・電子部品の製造工程中の加熱により軟化しにくい高い耐熱性が要求される。近年、電気・電子部品の小型化・高集積化が進むに連れ、上記特性への要求はますます厳しくなっており、これらの要求を満たす合金としてCu−Ni−Si系合金(コルソン合金)が開発され、各種添加元素を加えたものが使用されてきた。Cu−Ni−Si系合金に関する特許はこれまで各社から多くの特許が公開されている。強度および電気伝導性を向上させるために成分や製造方法に言及した特許に関しては例えばオリン社の特許第2572042号が代表的である。曲げ加工性やめっき性に言及した特許に関しては例えば日鉱金属の特許第3383615号や特開昭58−123846号、古河電工の特開平10−110228号が挙げられる。ワイヤ・ボンディング性に言及した特許に関しては例えば日鉱金属の特許第2714560号や特公昭62−46071号が挙げられる。プレス性に言及した特許に関しては例えば日鉱金属の特許第3619516号や特開平10−30155号が挙げられる。
特許第2572042号公報 特許第3383615号公報 特開昭58−123846号公報 特開平10−110228号公報 特許第2714560号公報 特公昭62−46071号公報 特許第3619516号公報 特開平10−30155号公報
リードフレームは銅条をプレスやエッチングすることにより所定の形状を得るが、リードフレームが多ピン狭ピッチ化するに従い、寸法精度への要求も非常に厳しくなっている。プレスでの製造の場合、プレス後に500℃程度のアニールを実施してプレス歪みを除去している。このため、リードフレーム用銅条は高い耐熱性と同時に、加熱での寸法変化が小さいことが強く要求されている。
上述のようにCu−Ni−Si系合金の2次的特性に関しては多くの特許が見られる。しかし、加熱時の寸法変化に言及した特許は見られない。他の銅合金における加熱での寸法変化に関しては、Cu−Be合金では時効熱処理過程において著しい寸法変化を生じることが知られており、多くの研究論文が見られる。例えば、三木らの「Cu−Be合金の時効にともなう寸法変化(収縮および膨張)におよぼす冷間加工の影響」(銅と銅合金,38(1999),139.)を初めとした一連の研究論文が挙げられる。しかし、Cu−Ni−Si系合金においてはCu−Be合金の時効熱処理時のような顕著な寸法変化が見られないためか文献は見当たらない。リードフレームを製造する際は加熱時の寸法変化を見込んで製造条件が設定され、リードフレーム用銅合金条は寸法変化のばらつきが小さいことが要求される。従って、リードフレーム用銅合金条は製造条件の安定化により加熱時の寸法変化を安定化させるよう努力されてきたが、本質的に寸法変化を小さくする対策は充分とられてきたとはいえない。
そこで、本発明は強度、導電率、耐熱性といった基本特性を損なうことなく、加熱時の寸法変化を小さくすることが可能な製造方法を提供することを目的とした。
上記目的を達成するためにCu−Ni−Si系合金の時効処理条件や圧延条件が最終製品の加熱時の寸法変化に与える影響について調査した。この結果、最終圧延での硬化率が加熱による寸法変化に大きく影響しており、最終圧延による加工硬化量が多いほどその後の加熱により圧延方向に伸びることがわかった。従って、本来の強度、導電率、耐熱性といった基本特性を損なうことなく、加熱時の寸法変化を小さくするためには、時効処理条件と最終圧延加工率の適正化、および歪み除去焼鈍の適正化が必要であることを見出した。
本発明は上記知見を基にして得られたものであり、Niを1.0質量%以上4.0質量%以下、Siを0.2質量%以上1.2質量%以下含有し、かつ、Mgを0.07質量%以上0.17質量%以下含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅基合金を鋳造し、熱間圧延等により所望の厚みに圧延後、少なくとも15%以上の加工率で冷間圧延を施し、350℃以上500℃以下の温度において30分以上24時間以下の時効処理を施し、その後最終冷間圧延を行い、更に300℃以上550℃以下の温度で30秒以上3分以下の歪み除去焼鈍を行う銅合金条の製造方法において、時効処理後の硬さに対する最終冷間圧延後の硬さの硬化率を10%以下とすることにより、400℃以上550℃以下の温度における1分以上10分以下の加熱時の圧延方向への伸び率が50ppm以下であることを特徴とする加熱時の寸法変化の小さい電気・電子部品用高強度銅合金の製造方法であり、強度、導電率、耐熱性といった基本特性を損なうことなく、加熱時の寸法変化を小さくすることが可能な製造方法に関する。
本発明は強度、導電率、耐熱性といったCu−Ni−Si系合金の基本特性を損なうことなく、加熱時の寸法変化を小さくすることが可能な製造方法を開発したもので、リードフレームを製造する際のプレス歪み除去アニールの際の寸法変化の問題が解決された点において、その効果は非常に大きい。
本発明に係る良好な強度および導電性を有するとともに、加熱時の寸法変化の小さい電気・電子部品用銅合金の製造方法について以下詳細に説明する。
(1)合金成分
合金成分はNiを1.0質量%以上4.0質量%以下、Siを0.2質量%以上1.2質量%以下とする。本合金では時効処理によってCu中に金属間化合物であるNiSiを析出させて高強度を得るが、Niが1.0質量%未満、若しくはSiが0.2質量%未満では充分な強度を得ることができない。一方、Niが4.0質量%、若しくはSiが1.2質量%を超えると導電率の低下、加工性の悪化が顕著になる。特に中間温度脆性が顕著になり、高温加熱時や熱間加工時の粒界割れが非常に起こり易くなる。また、NiSi等の析出量が多くなり、酸洗時にこれらが表面に残渣となってめっき不良を誘発する。更に、Niが4.0質量%を超えると溶解時に溶湯中に吸収されるHの量が増大し、鋳塊中に固溶水素となって残存する。これらの水素は中間温度脆性の一因となり、冷間圧延後の焼鈍時に膨れ状の欠陥となりやすい。望ましくはNiが1.5質量%以上3.0質量%以下、Siが0.3質量%以上0.7質量%以下とする。NiとSiの混合比は、金属間化合物であるNiSiの組成に近い方が効率よく強度と導電率を向上させることが可能と考えられることから、Ni:Si=4:1とすることが望ましい。
合金成分は上記成分が基本であるが、更に副成分としてP、Zn、Sn、Mg、Fe、Co、Mn、Zr、Ti、Cr、Agのうちいずれか1種以上の成分を総量で2.0質量%未満含有しても本発明の効果は同様に得られるが、2.0質量%以上では導電率の低下等の特性劣化が大きくなる。
Pは溶解時の脱酸剤としての効果とともに、若干の強度向上の効果がある。
Znは半田濡れ性を向上させ、半田層との界面に生成するCuとSnの合金層の成長を抑制する作用がある。また、溶解時の脱ガス作用やCuのマイグレーションの抑制作用がある。比較的多量に添加しても特性への悪影響は少ないが、2.0質量%以上の添加では導電率の低下をもたらすとともに、効果も飽和する。
SnはCu中に固溶し、耐熱性とともにばね性、曲げ加工性、耐応力緩和特性を向上させる作用があり、コネクターとして使用する場合には添加することが望ましい。添加量が多くなると、導電率の低下をもたらすとともに、半田層との界面に生成するCuとSnの合金層の成長を助長し、またウィスカーを発生し易くなる。
Mgは導電率をそれほど低下させずに強度、耐熱性とともに耐応力緩和特性を向上させる効果がある。また、Sは中間温度脆性を助長させる元素であるが、MgはSと化合物を生成して粒界のSを固定し、熱間加工性を向上させる効果がある。0.5質量%以上の添加では、酸化物の巻き込み等の鋳造性の低下をもたらす。
Feは高温では主に固溶し、高温熱処理時の再結晶を遅らせ、結晶粒成長を抑制する作用がある。0.1質量%以上の添加では導電率の低下が大きいとともに、効果も飽和する。
Coも高温熱処理時の再結晶を遅らせ、結晶粒成長を抑制する作用がある。また、Feに比べ導電率の低下が少ない。
MnもSと化合物を生成して粒界のSを固定し、熱間加工性を向上させる効果があるが、導電率の低下をもたらす。
Zr、Ti、Crは強度と耐熱性を向上させる効果があるが、酸化物の巻き込み等の鋳造性の低下をもたらす。
Agは耐熱性を向上させる効果がある。
(2)製造方法
通常坩堝式溶解炉やチャネル式溶解炉等の電気炉で所定の成分を溶解後、連続鋳造により厚さ150mm以上250mm以下、幅400mm以上1000mm以下程度の矩形断面鋳塊(ケーク)を鋳造する。ケークを800℃以上950℃以下の温度において30分以上保持後、熱間圧延機により厚さ10mm以上15mm以下まで圧延する。熱間圧延の加熱温度が800℃より低いと、熱間圧延時に粒界に割れを生じる。また、鋳造の冷却過程で析出した粗大な析出物が充分に固溶しない。一方、950℃より高いと再結晶した結晶が粗大化し易く、また酸化膜が厚くなる。従って、熱間圧延の加熱温度は800℃以上950℃以下とする。また、保持時間は30分より短くても析出物が充分に固溶しないため、保持時間は30分以上とする。更に、熱間圧延終了温度は650℃以上とし、毎分300℃以上の冷却速度で水冷することが望ましい。熱間圧延終了温度を高くし、その後の冷却速度を速くすることで、時効処理の際に高い強度を得ることができる。また、鋳塊を厚さ20mm程度の薄板に鋳造しても良く、この場合熱間圧延は不要である。
熱間圧延後面削により酸化膜を除去する。その後、少なくとも15%以上の加工率で冷間圧延した後、時効処理を施す。時効処理前の冷間圧延加工率が15%未満では析出サイトが不足し、析出速度が遅くなるとともに強度が上がりにくくなる。望ましくは50%以上80%以下である。また、より高い強度が必要な場合には、所定の厚さに冷間圧延後、750℃以上の温度において1分以上5分未満加熱し、その後毎分200℃以上の冷却速度で水冷して溶体化処理を施す。その後、少なくとも15%以上の加工率で冷間圧延した後、時効処理を施す。
時効処理は350℃以上500℃以下の温度において30分以上24時間以下保持する。時効処理温度が350℃未満では析出速度が遅く、24時間以上加熱しても充分析出しない。時効処理温度が500℃を超えると微細な析出物が得られず充分な時効硬化が得られない。この場合に最終的に高い強度を得ようとすると、時効処理後の圧延での加工率を高くして加工強化により強度を向上させることができるが、加熱した際の圧延方向への伸び率が大きくなる。望ましくは420℃以上480℃以下の温度において1時間以上4時間以下とする。
時効処理後に最終冷間圧延を行うが、時効処理後の硬さに対する最終冷間圧延後の硬さの硬化率は10%以下とする。10%を超えると冷間圧延により付加された加工歪み量が増大し、加熱した際の圧延方向への伸び率が大きくなる。また、時効処理は冷間圧延を挟んで2回以上施しても良いが、この場合は最終時効処理後の硬さに対する最終冷間圧延後の硬さの硬化率を10%以下とする。更に、最終冷間圧延の間に複数回の焼鈍を加えても良いが、この場合各焼鈍後の硬さと時効後の硬さのうち最も低い硬さに対する最終冷間圧延後の硬さの硬化率が10%以下であることを条件とする。
最終冷間圧延後には歪み除去焼鈍を施す。歪み除去焼鈍は300℃以上550℃以下の温度において30秒以上3分以下保持する。温度が300℃未満や保持時間が1分未満では加工歪みが充分除去できず、伸びが不足するとともに加熱した際の圧延方向への伸び率が大きくなる。温度が550℃を超えると導電率や強度の低下が大きくなる。
まず、表1に示すように成分、熱間圧延条件、溶体化条件、時効前加工率、時効条件を変えて数種の銅合金を作製し各成分の銅合金を高周波溶解炉で溶解後、SUS製鋳型に鋳込んで厚さ20mmの鋳塊を鋳造した。次に各熱間圧延条件で熱間圧延を実施して厚さ8mmに仕上げ、酸化スケールを除去後、冷間圧延を実施した。本発明のNo.4のみ厚さ2.5mmにて溶体化処理を行った後、冷間圧延にて厚さ1mmとした。その後、各時効前加工率にて冷間圧延を実施し、470℃の温度において2時間の時効処理を実施した後、加工率50%で最終圧延し、450℃の温度において1分間の歪み除去焼鈍を実施した。
Figure 0005135914
表2にこれらのサンプルの熱間加工性、歪み除去焼鈍後の導電率、引張強さ、めっき性について評価した結果を示す。No.1〜4はいずれも熱間加工性やめっき性は良好で、特性的にも問題は見られなかった。NiとSiの含有量が多いほど高い強度が得られる。一方、No.5はNi、Siの含有量が少なく、充分な強度が得られず、No.6はNi、Siの含有量が多く、熱間圧延時に結晶粒界で割れ、めっき前の酸洗で残渣が大量に発生するといった問題が生じた。No.7〜9は化学組成はNo.2と同一であるが、No.7は熱間圧延の加熱温度が低く、結晶粒界に微小な割れを生じた。加熱温度860℃では結晶粒の内外に析出物はほとんど見られなかったが、770℃では析出物が多く見られた。また、熱間圧延後の断面には未再結晶粒が多く見られた。No.8は熱間圧延の加熱温度が高く、再結晶粒が粗大化した。No.9は時効処理前の加工率が低く、析出が充分に進まず低い導電率と低い強度となった。
Figure 0005135914
次に、表2の結果に基づき、No.2(実施例1)と同一の製造条件で厚さ1mmまで冷間圧延後、表3に示すように時効条件、最終圧延加工率、歪み除去焼鈍条件を変えて数種のサンプルを作製し、時効後及び最終圧延後のビッカース硬さ、歪み除去焼鈍後の導電率、引張強さを評価した。更に500℃の温度において5分間の加熱を実施し、加熱前後での圧延方向の寸法変化を測定して伸縮率(伸び率)を算出した。この際、サンプルは長さ250mm、幅10mmとし、Ar雰囲気において無張力状態で加熱した。寸法測定の標点間距離は200mmとした。本発明である実施例1および実施例2〜実施例4はいずれも最終圧延での硬化率((最終圧延後の硬さ/時効処理後の硬さ−1)×100)は10%以下であり、加熱伸縮率は50ppm以下である。歪み除去焼鈍後の導電率及び引張強さも良好である。一方、比較例1〜比較例3は時効後の硬さが低く、硬化率はいずれも20%を超えている。この結果、加熱伸縮率は50ppmを大きく超えている。また、比較例4は比較例3と同一の時効条件であるが、最終圧延加工率を高くして加工硬化により強度を上げようとしたものだが、効果率が50%近いために加熱伸縮率は250ppm以上の高い値となった。また、過時効条件であるために耐熱性が低く、歪み除去焼鈍での強度低下が大きい。比較例5は最終圧延まで実施例1と同一の製造工程であり、歪み除去焼鈍条件のみ600℃の温度において1分間の加熱としたが、強度低下が大きい。
Figure 0005135914

Claims (2)

  1. Niを1.0質量%以上4.0質量%以下、Siを0.2質量%以上1.2質量%以下含有し、かつ、Mgを0.07質量%以上0.17質量%以下含有し、残部がCuと不可避不純物からなる銅基合金を鋳造し、熱間圧延により圧延後、15%以上の加工率で冷間圧延を施し、350℃以上500℃以下の温度において30分以上24時間以下の時効処理を施し、その後最終冷間圧延を行い、更に300℃以上550℃以下の温度で30秒以上3分以下の歪み除去焼鈍を行う銅合金の製造方法において、時効処理後の硬さに対する最終冷間圧延後の硬さの硬化率を10%以下とすることにより、400℃以上550℃以下の温度における1分以上10分以下の加熱時の圧延方向への伸び率が50ppm以下であることを特徴とする電気・電子部品用高強度銅合金の製造方法。
  2. 前記熱間圧延は、800℃以上950℃以下の温度において30分以上保持後圧延する請求項1に記載の電気・電子部品用高強度銅合金の製造方法。
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