JP5135811B2 - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5135811B2
JP5135811B2 JP2007023365A JP2007023365A JP5135811B2 JP 5135811 B2 JP5135811 B2 JP 5135811B2 JP 2007023365 A JP2007023365 A JP 2007023365A JP 2007023365 A JP2007023365 A JP 2007023365A JP 5135811 B2 JP5135811 B2 JP 5135811B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display panel
middle frame
frame
cylindrical
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007023365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008191256A (ja
JP2008191256A5 (ja
Inventor
教充 馬場
豊 川舩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007023365A priority Critical patent/JP5135811B2/ja
Priority to US11/859,401 priority patent/US7722245B2/en
Priority to AT07019526T priority patent/ATE514158T1/de
Priority to EP07019526A priority patent/EP1909253B1/en
Priority to CN2007101627373A priority patent/CN101159108B/zh
Publication of JP2008191256A publication Critical patent/JP2008191256A/ja
Publication of JP2008191256A5 publication Critical patent/JP2008191256A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5135811B2 publication Critical patent/JP5135811B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Description

本発明は、表示装置に関する。詳しくは、略筒状に形成され、外周面に沿って表示パネルが設置された表示装置に関する。
近年、腕などに装着する略筒状の表示装置として、フレームの外周面に沿って例えば電気泳動ディスプレイパネルなどの薄型の表示パネルが設置された表示装置が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載の表示装置では、表示パネル(表示ユニット)は、当該表示装置を駆動するための各種電子部品が配置されたフレキシブル基板とコネクタ部により接続されている。これら表示パネルおよびフレキシブル基板はコネクタ部で折り返され、フレキシブル基板は、ボビン状に形成されたフレームの外周面上に直接設置され、表示パネルは、フレームに挟持されてフレキシブル基板の上方に浮いた状態で設置されている。
特開2005−250442号公報
ところで、例えば電気泳動ディスプレイパネルなどの薄型の表示パネルは、歪みを有した状態で設置されると、当該歪みにより画質が劣化するおそれがある。このため、外周面に沿って薄型の表示パネルが設置される表示装置では、当該表示パネルを、極力無駄な力で押さえることなく、かつ安定した状態で設置することが求められている。
この点、前記特許文献1に記載の表示装置では、表示パネルを浮かせた状態で略環状、かつ安定した状態となるように設置しなければならないため、例えば全周に亘って表示パネルの幅方向両端をレール等で挟持することとなるが、この場合、環状に変形した表示パネルの復元力を、レールによって全周に亘って抑えつけることになるので、表示パネルに歪みが生じやすく、画質が劣化するおそれがあった。
本発明の目的は、表示パネルの固定部分を少なくすることができ、かつ表示パネルを安定した状態で略環状に設置することができる表示装置を提供することである。
本発明の表示装置は、筒状の筒部を有するフレームと、可撓性を有する帯状の表示パネルと、略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、前記中枠の外周面には、一対の溝を備えて前記表示パネルの長手方向の各端部をスライド可能に保持する保持部が設けられ、前記表示パネルは、長手方向の略中央部分が前記中枠に接着されているとともに、長手方向の両端部が前記保持部に保持されていることを特徴とする。
なお、表示パネルの中央部分を中枠に接着する方法としては、例えば両面テープや接着剤を用いた方法を挙げることができる。また、表示パネルを駆動する駆動回路部(特許文献1のフレキシブル基板に相当)は、例えば中枠と筒部との間に収納すればよい。
本発明によれば、表示パネルは、略筒状の中枠の外周面に沿って設置され、下面が中枠に当接するので、表示パネルを安定した状態、かつ略環状に設置することができる。
ここで、例えば、一対の溝を備えた保持部が中枠の全周に亘って設けられていた場合、環状に変形させられて復元しようとする表示パネルを、全周に亘って抑えつけることとなるので、表示パネルに歪みが生じやすく、画質が劣化してしまうおそれがある。
この点、本発明によれば、保持部は表示パネルの両端部および中央部分を固定し、両端部および中央部分の間を自由な状態にすることができるので、両端部および中央部分を固定することによりこれらの間の部分に例えば圧縮力がかかっても、これらの間の部分が撓むことで歪みを抑えることができる。
また、表示パネルの両端部のみを固定した場合には、復元力のため、表示パネルの特に中央部分が中枠から離れやすいが、本発明では、両端部に加えて中央部分も固定するので、表示パネルを中枠に十分に密着させて設置することができ、より表示パネルを安定した状態で設置することができる。
加えて、この際、中央部分を両面テープ等で中枠に接着固定するので、溝を備えた保持部で中枠に固定することに比べ、表示パネルを押さえる力を小さすることができ、歪みをより抑えることができる。
本発明の表示装置は、筒状の筒部を有するフレームと、可撓性を有する帯状の表示パネルと、略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、前記中枠の外周面には、前記表示パネルの長手方向一端側が突き当てられるパネル当接部が設けられているとともに、前記中枠の内側と外側とを連通し、かつ前記表示パネルの長手方向他端側を差し込み可能な隙間が形成されていることを特徴とする
なお、中枠の周方向の一部が分断されている場合には、「中枠の内側と外側とを連通し、かつ表示パネルの長手方向他端側を差し込み可能な隙間」とは、中枠の周方向の端部間に形成された隙間であってもよいし、中枠に形成されたスリットであってもよい。
本発明によれば、パネル当接部が設けられているので、表示パネルの一端側を当接部に突き当てることで、容易に中枠、ひいてはフレームに対して表示パネルを位置決めすることができる。
また、中枠には、表示パネルを差し込み可能な隙間が形成されているので、製造等でのばらつきにより、表示パネルが若干長く形成されていても、その分を、当該隙間に差し込み、当該隙間部分や、中枠と筒部との間に配置することができる。従って、表示パネルをより十分に中枠に密着させて設置することができる。
本発明の表示装置は、筒状の筒部を有するフレームと、可撓性を有する帯状の表示パネルと、略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、前記フレームの前記筒部の外周面には、面外方向に突出する突出部が設けられ、前記中枠の内周面における前記突出部に対応した位置には、前記突出部を収納可能な溝が設けられていることを特徴とする
本発明によれば、中枠の内周面における筒部の突出部に対応した位置には、前記突出部を収納可能な溝が設けられているので、この溝に突出部を嵌め込むことで、容易にフレームに対して中枠、ひいては表示パネルの位置決めを行うことができる。
また、中枠の内周面に溝が設けられているので、中枠が分断されている場合には、より中枠が拡がりやすくなり、一層筒部に中枠を嵌め込みやすくなる。
本発明の表示装置では、前記フレームは、胴と、蓋部材とを備え、前記胴は、前記筒部と、前記筒部の軸方向一端側から外側に突出する鍔部とを備え、前記筒部の軸方向他端側には、複数の前記突出部が設けられ、前記各突出部には、ねじ穴が形成され、前記蓋部材は、板状に形成され、前記各ねじ穴に対応した位置には孔が形成され、前記突出部が設けられた前記筒部の他端側に、前記鍔部と対向するようにねじ固定されていることが好ましい。
ここで、「ねじ穴」とは、突出部を貫通しないねじ穴、および貫通するねじ穴(孔)の両方の意味を含む。
本発明によれば、突出部が中枠を位置決めする役割を果たすとともに、蓋部材を固定する役割をも果たすので、構成を簡素化できる。
本発明の表示装置は、筒状の筒部を有するフレームと、可撓性を有する帯状の表示パネルと、略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、前記表示パネルは、前記中枠の外周面の略全周に亘って配置され、かつ、前記表示パネルの周方向に沿った両端部は、互いに所定寸法離れて配置されており、前記表示パネルの駆動電源となる電池が、前記表示パネルの両端部間に配置されていることを特徴とする
本発明において、少なくとも前記電池を覆うカバー部材を有することが好ましい。
本発明の表示装置では、前記中枠は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成されていることが好ましい。
ここで、製造等でのばらつきにより、中枠とフレームの筒部との嵌め合いがきつくなってしまった場合、中枠を筒部に無理やり嵌め込むと、中枠に歪みが生じ、ひいては表示パネルに歪みが生じて画質が劣化してしまうおそれがある。また、無理やり中枠を嵌め込むことにより、中枠が割れてしまうおそれがある。
この点、本発明によれば、中枠は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成され、分断部分の間隔を拡げることが可能となっているので、製造等でのばらつきにより、中枠と筒部との嵌め合いがきつくなってしまっても、容易に中枠を筒部に嵌め込むことができる。従って、中枠を無理やり筒部に嵌め込むことによる中枠、ひいては表示パネルの歪みを抑制できる。また、中枠の割れを防止することができる。
加えて、中枠は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成されているので、表示装置の落下等により加わる衝撃や振動を吸収することができ、衝撃や振動による表示パネルへの影響を抑制することができる。
本発明の表示装置は、筒状の筒部を有するフレームと、可撓性を有する帯状の表示パネルと、略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、前記フレームは、胴と、蓋部材とを備え、前記胴は、前記筒部と、この筒部の一端から外側に突出する鍔部とを有し、前記蓋部材は、板状で、前記筒部の端部形状と同寸法かつ同形状の開口部を有し、前記鍔部の外周形状と同寸法かつ同形状の外周形状を有し、前記筒部の他端に前記鍔部に対向して着脱可能に設けられ、前記表示パネルの外周面には、筒状の透光部材が配置され、この透光部材は、前記鍔部と前記蓋部材とによって挟持されていることを特徴とする
本発明の表示装置によれば、表示パネルの固定部分を少なくすることができ、かつ表示パネルを安定した状態で略環状に設置することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を詳述する。
〔1.全体構成〕
図1は、本実施形態に係る時計1の斜視図である。
本実施形態の表示装置としての時計1は、図1に示すように、円筒状に形成され、時刻や日付を表示する電気泳動表示パネル5が外周面に沿って配置されている。この時計1は、腕に装着するブレスレットタイプの時計となっている。
図2は、時計1の分解斜視図である。
時計1は、図2に示すように、略円筒状のフレーム3と、フレーム3に嵌め込まれる略円筒状の中枠4と、前記表示パネル5およびスイッチ基板94を有し中枠4に設置される表示モジュール2と、表示パネル5を覆う円筒状の透光部材としてのカバーガラス6とを備えて構成されている。なお、図2中の軸線Aは、これらフレーム3、中枠4、表示モジュール2、およびカバーガラス6の仮想中心軸である。
フレーム3は、図2に示すように、胴31と、蓋部材としての裏蓋32とを備えて構成されている。
胴31は、筒部としての円筒部311と、この円筒部311の一方の端縁から径方向外側に突出する鍔部312とを含んで構成され、断面略L字状に形成されている。
円筒部311の他方の端縁には、当該端縁から径方向外側に突出する複数の突出部313が形成されている。これら各突出部313には、それぞれねじ孔314が形成されている。
裏蓋32は、板状に形成され、円筒部311の内周形状と同寸法かつ同形状の内周形状を有するとともに、鍔部312の外周形状と同寸法かつ同形状の外周形状を有している。また、突出部313の各ねじ孔314に対応した位置には、孔321が形成されている。この裏蓋32は、孔321を介してねじ孔314に螺合される複数のネジ33により、円筒部311に締結される。
中枠4は、詳しくは後述するが、当該中枠4に表示モジュール2が取り付けられた後に、フレーム3に嵌め込まれ、裏蓋32と鍔部312とによって挟持される。
カバーガラス6は、裏蓋32と鍔部312とによって挟持され、表示パネル5を覆う。
〔2.表示モジュールおよび駆動回路部の構成〕
図3は、表示モジュール2の平面図、図4は、表示モジュール2の縦断面図である。なお、図3、図4では、駆動回路部7およびスイッチ基板94は、図2と比べて短く描いている。
表示モジュール2は、図3に示すように、駆動回路部7と、作業者による操作ボタン91(図11参照)の押圧によりタクトスイッチ93が押圧されることによって、駆動回路部7に入力信号を送る詳しくは後述するスイッチ基板94と、駆動回路部7により駆動を制御されて時刻等を表示する表示パネル5とを備えて構成されている。これら駆動回路部7、スイッチ基板94、および表示パネル5は、別個に製造されている。駆動回路部7および表示パネル5は、異方性導電膜(ACF;Anisotropic Conductive Film)などによる配線部材C1で接続され、駆動回路部7およびスイッチ基板94は、同様の配線部材C2で接続されている。駆動回路部7およびスイッチ基板94は、ポリイミドやポリエステルなどの可撓性を有する樹脂から形成されたフレキシブル基板となっている。
表示モジュール2は、図4に示すように、表示パネル5と駆動回路部7とを接続する配線部材C1の部分で折り返される。そして、駆動回路部7は、図4の二点鎖線で示すように、表示パネル5の裏側に向かって反転した状態で設置される。駆動回路部7には、図3に示すように、時計1全体を制御する制御用コントローラ71と、表示パネル5の駆動装置としてのドライバIC72と、水晶発信回路素子73とが実装されている。
〔3.電気泳動表示パネルの構成〕
表示パネル5は、図4に示すように、表示基板51と、透明基板52と、表示基板51および透明基板52の間に設けられた電気泳動層53とを含んで構成されている。これら表示基板51および透明基板52は、ポリイミドやポリエステルなどの可撓性を有する樹脂から形成されたフレキシブル基板となっている。表示パネル5は耐湿シート54により密封され、電気泳動層53への水の浸入が防がれている。
図5は、表示パネル5の構成を示す模式図である。
図5に示すように、表示基板51の上面には、各セグメント55(図3参照)の形状と等しい形状のセグメント電極510が、各セグメント55に対応する位置ごとに設けられている。
透明基板52の裏面(表示基板51との対抗面)には、略全体に亘ってITO(Indium Tin Oxide)などによって構成される透明な共通電極520が設けられている。共通電極520は、各セグメント電極510共通の電極である。
電気泳動層53は、図5に示すように、多数のマイクロカプセル531が密集配置されることによって形成され、各マイクロカプセル531には、多数の帯電粒子が分散した電気泳動粒子分散液532がそれぞれ封入されている。電気泳動粒子分散液532には、互いに異なる極性に帯電した黒色の電気泳動粒子532B(以下、黒色粒子という)と、白色の電気泳動粒子532W(以下、白色粒子という)とが分散されている。本実施形態では、黒色粒子532Bがプラス(正)に帯電し、白色粒子532Wがマイナス(負)に帯電している。
すなわち、共通電極520がハイレベル電位(H電位)の場合、セグメント電極510がローレベル電位(L電位)のセグメント55では、その電位差によって共通電極520からセグメント電極510に向かう電界が発生し、正に帯電した黒色粒子532Bがセグメント電極510側に移動するとともに、負に帯電した白色粒子532Wが共通電極520側に移動するので、当該セグメント55は白色に視認される。セグメント電極510の電位が共通電極520の電位と等しいセグメント55では、電界は発生せず、表示色は保持される。
一方、共通電極520をローレベル電位(L電位)に切り替えた場合、セグメント電極510がハイレベル電位(H電位)のセグメント55では、逆向きの電界が発生し、正に帯電した白色粒子532Wがセグメント電極510側に移動するとともに、負に帯電した黒色粒子532Bが共通電極520側に移動するので、当該セグメント55は黒色に視認される。なお、前述と同様に、セグメント電極510の電位が共通電極520の電位と等しいセグメント55では、電界が発生せず、表示色は保持される。また、これらの場合において、電圧の印加時間や印加電圧などを調整し、黒色粒子532Bおよび白色粒子532Wの移動量を調整することで、各セグメント55において、黒色と白色との間の中間色を表示することも可能となっている。
このようにして、各セグメント55ごとの表示色を変化させることで、表示パネル5に画像を形成する。
〔4.中枠の構成〕
中枠4は、表示パネル5を安定した状態で略環状に設置するためのものである。中枠4は樹脂製である。この中枠4は、図2に示すように、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成された中枠本体41と、中枠本体41の周方向の一端側に中枠本体41と一体に形成されたホルダ収納部42とから構成されている。
〔5.中枠本体の構成〕
図6は、中枠4の保持部411A,411Bを示す拡大図である。
図6に示すように、ホルダ収納部42が形成された中枠本体41の一端側には、中枠本体41の幅方向両端に沿って第1保持部411Aが設けられている。第1保持部411Aには、表示パネル5の先端側をスライド可能に保持するための一対の溝412が形成されている。なお、以降、表示パネル5の基端側とは、駆動回路部7が接続されている側を意味し、表示パネル5の先端側とは、駆動回路部7が接続されていない側を意味するものとする。
この中枠本体41の一端側の端部には、前記第1保持部411Aの先端を結ぶように、幅方向に沿ってパネル当接部413が立設されている。パネル当接部413は、表示パネル5を設置する際に表示パネル5の先端と当接し、表示パネル5を位置決めする。
また、中枠本体41の他端側にも、表示パネル5の基端側をスライド可能に保持するための一対の溝412が形成された第2保持部411Bが設けられている。
中枠本体41の外周におけるこれら保持部411A,411Bの反対側には、図2に示すように、それぞれ、表示パネル5をガイドするためのガイド部414が設けられている。また、中枠本体41には、ほぼ全周に亘って、当該中枠本体41を補強するリブ415が設けられている。リブ415は、中枠本体41と円筒部311との間に収納空間X(図8参照)を形成する。この収納空間Xには、駆動回路部7や、スイッチ基板94を含んで構成される後述するボタン入力部9が配置される。
ホルダ収納部42には、図6に示すように、電池ホルダ81が中枠4の幅方向と平行な方向にスライド可能に収納されている。この電池ホルダ81には図示しない一次電池が収納される。これら電池ホルダ81および一次電池は、後述する電池収納部8を構成する。
ホルダ収納部42と、第2保持部411Bが形成された中枠本体41の他端側端部との間には、図6に示すように、表示モジュール2を挿通可能な大きさの隙間Sが形成されている。すなわち中枠4は、周方向の一部が分断されており、当該分断部分には表示モジュール2を挿通可能な隙間Sが形成されている。
ここで、表示パネル5は、前述したように、先端側が第1保持部411Aに挟持され、基端側が第2保持部411Bに挟持されるほか、中央部分が中枠本体41に取り付けられた両面テープT1(図7参照)により中枠本体41に接着固定される。従って、表示パネル5を略筒状の中枠本体41の外周面に沿って環状に設置することができる。また、略下面全面が中枠本体41に当接するので、表示パネル5を安定した状態で設置することができる。
加えて、表示パネル5の両端部および中央部分のみを固定するので、固定することによって表示パネル5に加わる力を低減することができ、歪みを抑えることができる。
また、中央部分を両面テープT1で接着固定するので、中央部分を溝412を備えた保持部411A,411Bで固定することに比べ、表示パネル5を押さえる力を低減することができ、より歪みを抑えることができる。
一方、表示モジュール2の第2保持部411Bによって挟持された部分より下の部分は、中枠4に形成された隙間Sの部分で折り返され、中枠本体41下の収納空間X内に収納される。すなわち、本実施形態では、中枠4に隙間Sが形成されているので、製造ばらつきにより表示パネル5の長さが中枠本体41の外周面よりも若干長くなってしまっても、その分を、中枠4に形成された隙間Sや、中枠本体41下の収納空間X内に配置することができ、表示パネル5を中枠本体41に、より密着させて設置することができる。
図7は、鍔部312側から見た時計1の側断面図、図8は、図7のD−D線矢視図である。
この際、駆動回路部7は、図8に示すように、中枠本体41の内周面に両面テープT2によって貼り付けられる。なお、図8に示すように、フレーム3の円筒部311には、駆動回路部7等を保護するための絶縁シールZが取り付けられている。
図9は、図7のA−A線矢視図である。
中枠本体41は、図2に示すように、鍔部側部材41Aと、裏蓋側部材41Bとから構成されている。鍔部側部材41Aの内側には、図9に示すように、裏蓋側部材41Bに向かって突出する接続用のピン416が複数形成されている。裏蓋側部材41Bの内側において、接続用のピン416に対応する各位置には、穴417が形成されている。中枠本体41は、これら各ピン416が各穴417に嵌め込まれ、鍔部側部材41Aと裏蓋側部材41Bとが接続されることにより、組み立てられている。
図10は、図7のB−B線矢視図である。
図2に示すように、裏蓋側部材41Bの内周面において、フレーム3の円筒部311に形成された突出部313に対応する各位置には、当該突出部313を収納可能な溝418が設けられている。溝418は、中枠4の軸方向に沿って設けられている。
中枠4は、拡げられながらフレーム3の円筒部311に嵌め込まれた後に、図10に示すように、各溝418に各突出部313が嵌め込まれることにより、位置決めされる。なお、溝418は、中枠4を拡げやすくする役割も果たしており、溝418が設けられていることにより、中枠4が円筒部311に嵌まり込みやすくなる。
〔6.ボタン入力部の構成〕
図11は、図7のC−C線矢視図である。
図7に示すように、本実施形態の時計1には、当該時計1を制御するためのボタン入力部9が3つ設けられている。これら各ボタン入力部9は、図11に示すように、操作ボタン91と、アーム部92と、タクトスイッチ93と、支持壁419と、スイッチ基板94とを備えている。
操作ボタン91は、鍔部312の側面から外部に露出して配置され、フレーム3の内部に向かって突没可能に支持されている。操作ボタン91のフレーム3内部側の端部は、アーム部92と当接している。アーム部92は、操作ボタン91の突没状態の位置に合わせてフレーム3内をスライド可能に配置されている。
また、アーム部92は、コイルバネ95を有し、このコイルバネ95によって操作ボタン91を突出状態にする方向に付勢されている。このようにして、操作ボタン91は、通常では突出状態に保持されている。アーム部92の操作ボタン91とは反対側の端部側には、スイッチ基板94に半田付けされたタクトスイッチ93が配置されている。タクトスイッチ93は、中枠4に立設された支持壁419に、アーム部92と対向する側とは反対側の端部を支持されている。スイッチ基板94は、中枠4の内周面に両面テープT3によって貼り付けられている。
アーム部92の先端は、操作ボタン91が突出状態の際には、タクトスイッチ93とは当接せず、操作ボタン91が没入状態の際には、タクトスイッチ93の方向に移動してタクトスイッチ93を押圧する。この際、本実施形態では、中枠4に支持壁419が立設されているので、タクトスイッチ93を支持壁419によって支持することができ、タクトスイッチ93の半田付け部分にかかる負荷を低減することができる。これにより、タクトスイッチ93がアーム部92によって側方から繰り返し押圧されても、タクトスイッチ93がスイッチ基板94から剥がれ落ちてしまうことを防止できる。
スイッチ基板94は、前述したように、駆動回路部7と配線部材C2によって接続されている。タクトスイッチ93が押圧されると、スイッチ基板94から入力信号が駆動回路部7に送られ、表示パネル5が制御される。
〔7.電池収納部の構成〕
電池収納部8は、一次電池を交換可能に保持するためのものである。この電池収納部8は、前述したように、電池ホルダ81と、電池ホルダ81に保持される図示しない一次電池とを備えている。
また、電池収納部8は、図7に示すように、電池ホルダ81の外周面を覆って、一次電池の正極側を押さえる金属製の正極側押え部材82と、一次電池と円筒部311との間に配置され、一次電池の負極側を押える金属製の負極側押え部材83とを備えている。
これらによって構成される電池収納部8は、中枠4の幅方向と平行な方向にスライド可能にホルダ収納部42に収納される。なお、正極側および負極側押え部材82,83は、それぞれ表示モジュール2の駆動回路部7と導線等によって接続され、各部に電力を供給する。
〔8.飾り板の構成〕
電池収納部8の外周側には、図7に示すように、当該電池収納部8、および中枠4に形成された隙間Sを覆うための円弧状の飾り板50が設置されている(図9、図10参照)。飾り板50の表面には、装飾が施されている。本実施形態では、この飾り板50により、電池収納部8および中枠4に形成された隙間Sを隠すことができ、良好な外観を得ることができるようになっている。
〔9.時計の組立方法〕
次に、時計1の組立方法について説明する。
まず、表示モジュール2を中枠4に取り付ける。具体的には、表示パネル5の先端を、中枠4の第2保持部411Bの溝412に通した後に、第1保持部411Aの溝412に差し込み、当該表示パネル5の先端をパネル当接部413に当接させて、中枠4に対する表示パネル5の位置決めを行う。次に、表示パネル5の中央部分を、中枠本体41の中央部分に予め取り付けられていた両面テープT1に押し付け、表示パネル5の中央部分を中枠本体41に接着させる。
次に、中枠4の隙間Sに、配線部材C1や、製造ばらつきなどによって表示パネル5の長さが中枠本体41の外周の長さよりも若干長く形成されていた場合には、その余った部分を通し、それらを当該隙間Sで折り返し、駆動回路部7を中枠4の内周面に両面テープT2で貼り付ける。また、スイッチ基板94を中枠4の内周面に両面テープT3で貼り付ける。このようにして、表示モジュール2を中枠4に取り付ける。
次いで、一次電池が収納された電池収納部8を、中枠4のホルダ収納部42に取り付ける。
これら表示モジュール2および電池収納部8を中枠4に取り付けた後、今度は、中枠4を拡げながらフレーム3の円筒部311に嵌め込み、中枠4の内周面に設けられた溝418に、円筒部311に形成された突出部313を嵌め込んで、当該中枠4のフレーム3に対する位置決めを行う。
続いて、電池収納部8、および中枠4に形成された隙間Sを隠すための飾り板50を、電池収納部8の外周側に配置し、表示モジュール2および当該飾り板50の外側に、カバーガラス6を嵌め込む。そして最後に、裏蓋32を胴31にねじ止めすることで、組立が完了する。
〔10.本実施形態による効果〕
本実施形態によれば、次のような効果がある。
(1)表示パネル5は、略円筒状の中枠本体41の外周面に沿って設置され、略下面全面が中枠本体41に当接するので、表示パネル5を安定した状態、かつ環状に設置することができる。また、表示パネル5の略下面全面が中枠本体41に当接するので、両端部および中央部分のみの固定で表示パネル5を安定した状態に設置することができ、固定部分を少なくすることができる。従って、歪みを抑えることができ、画質の劣化を防止できる。具体的には、両端部および中央部分のみを固定し、両端部および中央部分の間の部分を自由な状態にするので、両端部および中央部分を固定することにより、これらの間に例えば圧縮力がかかった場合、両端部および中央部分の間が撓むことができ、歪みを抑えることができる。ここで、表示パネル5の両端部のみを固定した場合には、復元力のため、表示パネル5の特に中央部分が中枠本体41から離れやすいが、本実施形態では、両端部に加えて表示パネル5の中央部分も固定するので、表示パネル5を中枠本体41に十分に密着させて設置することができ、より安定した状態で表示パネル5を設置することができる
(2)表示パネル5の中央部分を両面テープT1で接着固定するので、当該中央部分を溝を備えた保持部で固定することに比べ、表示パネル5を押さえる力を低減することができ、歪みをより抑えることができる。また、表示パネル5の先端を溝に通す必要がないので、表示パネル5の設置が容易になる。
(3)中枠本体41の外周における保持部411A,411Bの反対側には、それぞれ、表示パネル5をガイドするためのガイド部414が設けられているので、表示パネル5のガタを良好に抑えることができ、表示パネル5を一層安定した状態で設置することができる。
(4)中枠4には、表示パネル5を差し込み可能な大きさの隙間Sが形成されているので、製造ばらつきにより、表示パネル5の長さが中枠本体41の外周の長さより若干長くなってしまっても、その分を、当該隙間S部分や中枠本体41下に配置することができ、表示パネル5をより中枠本体41に密着させて設置することができる。
(5)中枠本体41の周方向の一方の端部には、当該中枠本体41の幅方向に沿ってパネル当接部413が立設されているので、このパネル当接部413に表示パネル5の先端を突き当てることで、容易に表示パネル5を位置決めすることができる。
(6)中枠4は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成され、分断部分の隙間を拡げることが可能となっているので、製造等でのばらつきにより、中枠4と円筒部311との嵌め合いがきつくなってしまっても、中枠4を容易に円筒部311に嵌め込むことができる。従って、無理やり中枠4を円筒部311に嵌め込むことにより、中枠4が割れてしまうことを防止できる。また、中枠4を無理やり円筒部311に嵌め込むことによって、中枠4、ひいては表示パネル5に歪みが生じてしまうこと防止できる。
加えて、中枠4は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成されているので、時計1の落下等により加わる衝撃や振動を吸収することができ、衝撃や振動による表示パネル5への影響を抑制することができる。
(7)中枠本体41の内周面において、円筒部311の突出部313に対応した位置には、突出部313を収納可能な溝418が設けられているので、この溝418に突出部313を嵌め込むことで、容易にフレーム3に対する中枠4、ひいては表示パネル5の位置決めを行うことができる。
また、中枠4の内周面に溝418が設けられているので、中枠4が拡げやすくなり、一層円筒部311に嵌め込みやすくなる。
(8)円筒部311と鍔部312とが一体的に形成されているとともに、突出部313が中枠4を位置決めする役割と裏蓋32を固定する役割の両方の役割を果たしているので、構成を簡素化できる。
〔11.本発明の変形例〕
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記実施形態では、中枠4は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成されていたが、中枠は分断されていなくてもよい。
また、中枠が分断されていない場合には、中枠にスリットを設け、表示パネル5の余った部分を、当該スリット部分や、中枠と円筒部311との間に配置するように構成してもよい。
また、中枠が分断されていない場合には、中枠の内周面において、円筒部311の突出部313に対応した各位置に、突出部313を収納可能な、かつ中枠の内周面の端から端に亘る溝を形成し、当該溝を突出部313に合わせた後に、中枠を鍔部312側にスライドさせることにより、中枠を円筒部311に嵌め込んでもよい。
前記実施形態では、突出部313は、円筒部311の端部に形成され、位置決めの役割と、裏蓋32を固定する役割とを果たしていたが、突出部は、位置決めの役割だけを果たしていてもよく、その場合、突出部は、円筒部外周の適宜の位置に設けられていればよい。また、突出部は、設けられていなくてもよい。
前記実施形態では、フレーム3は、断面L字形の胴31と、裏蓋32との2部材によって構成されていたが、胴を構成する円筒部と鍔部とが個別に製造され、フレームが円筒部と鍔部と裏蓋との3部品から構成されていてもよい。
前記実施形態では、電池収納部8は、中枠本体41の端部間に配置されていたが、電池収納部は、中枠と円筒部との間に配置されていてもよい。
前記実施形態では、筒部(円筒部311)は円筒状に形成されていたが、多角筒状に形成されていてもよい。
前記実施形態では、表示パネル5は、その両端が一対の溝412を備えた保持部411A,411Bによって固定され、中央部分が両面テープT1によって固定されていたが、中央部分も、一対の溝を備えた保持部によって固定されていてもよい。また、表示パネル5は、両端部と中央部分とが固定されることに限定されず、複数個所が固定されていてもよい。
表示パネル5は、接着剤によって中枠4に接着固定されていてもよい。
前記実施形態では、透光部材としてカバーガラス6を採用していたが、透光部材としては、少なくとも表示パネルの表示を視認できるものであればよく、透光性を有した樹脂製のカバーでもよい。また、透光性を有していれば色付きのものでもよい。
前記実施形態では、表示パネルとして電気泳動表示パネルを例にして説明したが、本発明の表示パネルとしては、例えば、有機ELパネル等でもよい。要するに、可撓性を有した帯状の表示パネルであればよい。
前記実施形態では、電池として一次電池を例にして説明したが、電池として二次電池を採用してもよい。この場合、充電方式としては、通常よく行われているように、充電用の端子をフレームに設けることも可能であるが、電磁誘導等の方式で無線にて電力を供給するように構成することも可能である。
前記実施形態では、時計を例にして説明したが、本発明では、例えば、携帯電話、ディジタルカメラ、PDA(Personal Digital Assistants )等でもよい。要するに、時刻表示に限らず各種情報を表示するという機能を発揮できる表示装置であればよい。また、表示装置としては、腕等に装着して利用されるものに限らず、任意の場所に置いて使用するものであっても、鎖等で壁等に吊り下げて使用するものでもよい。
なお、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、数量などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、数量などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る表示装置としての時計を示す斜視図。 前記実施形態における時計の斜視図。 前記実施形態における表示モジュールの平面図。 前記実施形態における表示モジュールの縦断面図。 前記実施形態における表示パネルの構成を示す模式図。 前記実施形態における中枠の保持部を示す拡大図。 前記実施形態における鍔部側から見た時計の側断面図。 図7のD−D線矢視図。 図7のA−A線矢視図。 図7のB−B線矢視図。 図7のC−C線矢視図。
符号の説明
1…時計(表示装置)、3…フレーム、4…中枠、5…電気泳動表示パネル(表示パネル)、6…カバーガラス(透光部材)、31…胴、32…裏蓋(蓋部材)、311…円筒部(筒部)、312…鍔部、313…突出部、314…ねじ孔(ねじ穴)、321…孔、411A…第1保持部(保持部)、411B…第2保持部(保持部)、412…溝(保持部に形成された溝)、413…パネル当接部、418…溝(中枠の内周面に設けられた溝)、S…隙間。

Claims (8)

  1. 筒状の筒部を有するフレームと、
    可撓性を有する帯状の表示パネルと、
    略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、
    前記中枠の外周面には、一対の溝を備えて前記表示パネルの長手方向の各端部をスライド可能に保持する保持部が設けられ、
    前記表示パネルは、長手方向の略中央部分が前記中枠に接着されているとともに、長手方向の両端部が前記保持部に保持されている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 筒状の筒部を有するフレームと、
    可撓性を有する帯状の表示パネルと、
    略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、
    前記中枠の外周面には、前記表示パネルの長手方向一端側が突き当てられるパネル当接部が設けられているとともに、前記中枠の内側と外側とを連通し、かつ前記表示パネルの長手方向他端側を差し込み可能な隙間が形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 筒状の筒部を有するフレームと、
    可撓性を有する帯状の表示パネルと、
    略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、
    前記フレームの前記筒部の外周面には、面外方向に突出する突出部が設けられ、
    前記中枠の内周面における前記突出部に対応した位置には、前記突出部を収納可能な溝が設けられている
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項に記載の表示装置において、
    前記フレームは、胴と、蓋部材とを備え、
    前記胴は、前記筒部と、前記筒部の軸方向一端側から外側に突出する鍔部とを備え、
    前記筒部の軸方向他端側には、複数の前記突出部が設けられ、前記各突出部には、ねじ穴が形成され、
    前記蓋部材は、板状に形成され、前記各ねじ穴に対応した位置には孔が形成され、前記突出部が設けられた前記筒部の他端側に、前記鍔部と対向するようにねじ固定されている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 筒状の筒部を有するフレームと、
    可撓性を有する帯状の表示パネルと、
    略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面の略全周に亘って配置され、かつ、前記表示パネルの周方向に沿った両端部は、互いに所定寸法離れて配置されており、
    前記表示パネルの駆動電源となる電池が、前記表示パネルの両端部間に配置されていることを特徴とする表示装置。
  6. 請求項に記載の表示装置において、
    少なくとも前記電池を覆うカバー部材を有することを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の表示装置において、
    前記中枠は、周方向の一部が分断されて弾性変形可能に形成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  8. 筒状の筒部を有するフレームと、
    可撓性を有する帯状の表示パネルと、
    略筒状に形成され、前記筒部に嵌め込まれた中枠とを備え、
    前記表示パネルは、前記中枠の外周面に沿って配置されて当該中枠によって保持され、
    前記フレームは、胴と、蓋部材とを備え、
    前記胴は、前記筒部と、この筒部の一端から外側に突出する鍔部とを有し、
    前記蓋部材は、板状で、前記筒部の端部形状と同寸法かつ同形状の開口部を有し、前記鍔部の外周形状と同寸法かつ同形状の外周形状を有し、前記筒部の他端に前記鍔部に対向して着脱可能に設けられ、
    前記表示パネルの外周面には、筒状の透光部材が配置され、
    この透光部材は、前記鍔部と前記蓋部材とによって挟持されていることを特徴とする表示装置。
JP2007023365A 2006-10-06 2007-02-01 表示装置 Expired - Fee Related JP5135811B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023365A JP5135811B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 表示装置
US11/859,401 US7722245B2 (en) 2006-10-06 2007-09-21 Display device
AT07019526T ATE514158T1 (de) 2006-10-06 2007-10-05 Anzeigevorrichtung
EP07019526A EP1909253B1 (en) 2006-10-06 2007-10-05 Display device
CN2007101627373A CN101159108B (zh) 2006-10-06 2007-10-08 显示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007023365A JP5135811B2 (ja) 2007-02-01 2007-02-01 表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008191256A JP2008191256A (ja) 2008-08-21
JP2008191256A5 JP2008191256A5 (ja) 2010-03-18
JP5135811B2 true JP5135811B2 (ja) 2013-02-06

Family

ID=39751448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007023365A Expired - Fee Related JP5135811B2 (ja) 2006-10-06 2007-02-01 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5135811B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013554A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Takao Hayashi 電子ペーパー、外観可変装置、外観可変構造体
WO2016059514A1 (en) 2014-10-17 2016-04-21 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Electronic device
JP6187776B2 (ja) * 2014-12-12 2017-08-30 カシオ計算機株式会社 電子機器
WO2018031358A1 (en) * 2016-08-08 2018-02-15 E Ink Corporation Wearable apparatus having a flexible electrophoretic display
JP6346723B1 (ja) 2017-11-08 2018-06-20 堺ディスプレイプロダクト株式会社 表示パネルの取付方法および表示装置の製造方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4650822B2 (ja) * 2001-05-24 2011-03-16 パナソニック株式会社 フラットパネル型表示装置
JP2002351347A (ja) * 2001-05-28 2002-12-06 Seiko Instruments Inc 携帯情報機器
JP4838453B2 (ja) * 2001-08-07 2011-12-14 セイコーインスツル株式会社 携帯電子機器
JP2004069627A (ja) * 2002-08-09 2004-03-04 Seiko Instruments Inc 液晶表示装置及びこれを用いた電子時計
JP2006171412A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Seiko Epson Corp 表示装置、表示装置の制御方法、制御プログラムおよび記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008191256A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7722245B2 (en) Display device
JP4670855B2 (ja) 表示装置および時計
CN101159108A (zh) 显示装置
JP5303188B2 (ja) 収納容器、これを備える液晶表示装置及びその組み立て方法
US20110170034A1 (en) Backlight unit and liquid crystal display having the same
JP5135811B2 (ja) 表示装置
US20090080148A1 (en) Device and manufacturing method thereof
JP2007298622A (ja) 液晶表示装置
US20180107062A1 (en) Backlight module and assembly method thereof
KR101285273B1 (ko) 이동통신기기
CN101510018A (zh) 液晶显示装置
JP2009031754A (ja) 電気光学装置、電気光学装置の製造方法及び電子機器
CN102958308A (zh) 显示设备
US8223292B2 (en) Lighting device for use with display apparatus and display apparatus
JP2006235092A (ja) 表示装置
JP2006235135A (ja) 液晶表示装置
US20090191741A1 (en) Lamp socket, display apparatus including the same, and method of assembling lamp
JP2007093957A (ja) 液晶モジュール
JP4564435B2 (ja) 表示装置
KR20170079244A (ko) 액정 표시 장치
JP2000106297A (ja) タッチパネル付電子機器
CN212966852U (zh) 显示装置及终端
JP2014052509A (ja) 液晶表示装置
US7907229B2 (en) Planar display device
JP2005209483A (ja) 液晶表示装置用照明装置、液晶表示装置および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121016

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121029

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151122

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees