JP5135764B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウム・ニッケル・マンガン・コバルト複合酸化物、リチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物およびリチウム・マンガン複合酸化物の3種類の正極活物質を用いた非水電解質二次電池に関するものである。
非水電解質二次電池は、従来の電池と比較して高いエネルギー密度を有するため、携帯電話、ノート型パソコンなど主に小型化、軽量化を必要とするポータブル機器の電源として用いられている。非水電解質二次電池では、負極活物質に金属リチウム、リチウム合金、リチウムの吸蔵・放出が可能な炭素材料などの材料、正極活物質にリチウムと遷移金属との複合酸化物、電解質にリチウム塩を支持塩とする非水電解質が用いられている。
一方、非水電解質二次電池は高エネルギー密度を有するため、ポータブル機器の電源のみならず、その用途は多様化していくことが予想される。そのひとつとして電気自動車等の電源に用いられる大形電池が挙げられ、現在では大形電池の実用化に向けて多くの研究、開発が行われている。
大型電池の正極活物質には、層状岩塩型構造をもつコバルト酸リチウムに比べて熱安定性に優れ、価格的にもメリットがあるスピネル構造を有するマンガン酸リチウ(LiMn)が主に用いられてきた。
しかし、スタンバイ(バックアップ)用途の大型電池には、フロート寿命特性および高エネルギー密度が要求されることから、正極活物質にはマンガン系よりもニッケル・コバルト系やニッケル・コバルト・マンガン系が用いられるようになっている。
特許文献1には、正極活物質に一般式LiCoNi1−y(ただし、0≦y≦1)で表されるニッケルとコバルトを含むリチウム複合酸化物を用いた非水系電解質二次電池が開示され、特許文献2には、正極活物質に一般式LiNiCoMn(0<a<1、0<b<1、0<c<1、a+b+c=1)で表される層状構造のリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物を用いた非水系二次電池が開示され、特許文献3には、正極活物質にスピネル型LiMnを用いた非水系溶媒二次電池が開示されている。
また、特許文献4には、非水電解質二次電池の正極活物質にリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物とスピネル型リチウム・マンガン複合酸化物とを混合して用いる技術が開示され、特許文献5には、非水電解質二次電池の正極活物質に、LiCoNi1−z(0≦z≦1)で表される部分と、LiMnで表される部分とからなる複合粒子を用いる技術が開示されている。
なお、特許文献6〜8の特許請求の範囲には、正極活物質の組合せの選択肢として、ニッケル・コバルト・マンガン系とニッケル・コバルト系とスピネル型マンガン系の3種複合酸化物を混合して用いる表現となっているが、いずれも実施例にはこれらの活物質を3種混合した正極の例は記載されていない。したがって、これらの複合酸化物を3種混合した正極活物質を用いた非水系二次電池の特性は不明であった。
特開平05−290890号公報 特開2003−223887号公報 特開平04−033249号公報 特開2004−146363号公報 特開平08−50895号公報 特開2003−282055号公報 特開2004−241390号公報 特開2005−317512号公報
非水系二次電池が大型化するに従い、電池の安全性に対する要求が高まっている。例えば、ニッケル・コバルト系正極活物質を単独で用いた場合には、過充電試験では問題はなかったが、釘刺試験(内部短絡試験)では、発煙・発火が見られた。一方、ニッケル・コバルト・マンガン系正極活物質を単独で用いた場合には、釘刺試験では問題はなかったが、過充電試験では発煙・発火が見られた。さらに、スピネル型マンガン系正極活物質を単独で用いた場合には、釘刺試験および過充電試験とも問題はなかったが、ニッケル・コバルト系正極活物質に比べてエネルギー密度および寿命特性が劣るという問題があった。
そこで、本発明の目的は、安全性に優れた非水電解質二次電池を提供すること、特に、フロート寿命特性が優れ、高エネルギー密度で、しかも安全性に優れた、大型(容量が4Ah以上)の非水電解質二次電池を提供することにある。
請求項1の発明は、非水電解質二次電池において、正極が第1活物質、第2活物質および第3活物質を含み、前記第1活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物、前記第2活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物、前記第3活物質が空間群Fd−3mを有するリチウム・マンガン複合酸化物であり、正極活物質中の前記第1活物質の含有量が30〜40重量%、前記第2活物質の含有量が30〜40重量%、前記第3活物質の含有量が30〜35重量%であることを特徴とする。
請求項2の発明は、上記非水電解質二次電池において、第1活物質の組成がLiNiCoMnM1(ただし、0.9≦x≦1.0、0.2≦a≦0.4、0.2≦b≦0.4、0.2≦c≦0.4、0≦d≦0.1、a+b+c+d=1、M1はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)、第2活物質の組成がLiNiCoM2(ただし、0.9≦y≦1.0、0.7≦e≦0.9、0.1≦f≦0.2、0≦g≦0.1、e+f+g=1、M2はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)、第3活物質の組成がLiMnM3(ただし、0.9≦z≦1.0、1.7≦h≦2.0、0≦i≦0.2、h+i=2、M3はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)であることを特徴とする。
本発明のように、非水電解質二次電池の正極活物質に、リチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物とリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物とリチウム・マンガン複合酸化物の3種の活物質を混合して用いることにより、フロート寿命特性が優れ、高エネルギー密度で、しかも安全性に優れた、非水電解質二次電池を得ることができる。
特に、正極に含まれる3種類の活物質の組成を請求項2に記載の範囲に限定することにより、高エネルギー密度と安全性を両立させた非水電解質二次電池を得ることができる。
以下に本発明の実施の形態について説明する。ここでは本発明の好適な実施形態を説明するものであり、本発明の趣旨を超えない限り、以下に限定されるものではない。
本発明は、非水電解質二次電池において、正極が第1活物質、第2活物質および第3活物質を含み、前記第1活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物、前記第2活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物、前記第3活物質が空間群Fd−3mを有するリチウム・マンガン複合酸化物であり、正極活物質中の前記第1活物質の含有量が30〜40重量%、前記第2活物質の含有量が30〜40重量%、前記第3活物質の含有量が30〜35重量%であることを特徴とする。
なお、ここで「R−3m」および「Fd−3m」は、International tables for crystallgraphy Volume Aに記載の空間群であり、「R−3m」はNo.166の空間群、「Fd−3m」はNo.227の空間群を意味するものとする。
本発明の非水電解質二次電池において、上記3種類の正極活物質を混合して用いることで、エネルギー密度と安全性のバランスの良い第1活物質(リチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物)と、エネルギー密度が高く、寿命特性の良い第2活物質(リチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物)と、安全性に優れた第3活物質(リチウム・マンガン複合酸化物)とが正極に含まれることで、高エネルギー密度で、しかも安全性の高い電池を得ることができる。
正極活物質中におけるリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物の含有量が30重量%未満の場合には、エネルギー密度が低くなり、一方、50重量%を越える場合には過充電時の安全性が悪くなる。
正極活物質中におけるリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化の含有量が30重量%未満の場合には、エネルギー密度が低く、寿命特性が悪くなり、一方、50重量%を越える場合には釘刺試験時の安全性が悪くなる。
正極活物質中におけるリチウム・マンガン複合酸化物の含有量が20重量%未満の場合には、電池の安全性がやや劣り、一方、35重量%を越える場合には、電池のエネルギー密度がやや低下することになる。
なお、第1活物質と第2活物質とを含む正極を用いた非水電解質二次電池では、釘刺試験および過充電試験での安全性の確保ができず、第1活物質と第3活物質とを含む正極を用いた非水電解質二次電池では、過充電試験での安全性の確保ができず、第2活物質と第3活物質とを含む正極を用いた非水電解質二次電池では、釘刺試験での安全性の確保ができない。
第1活物質のリチウム・ニッケル・マンガン・コバルト複合酸化物は、次の一般式(1)で表される。
LiNiCoMnM1・・・・・(1)
一般式(1)において、a+b+c+d=1であり、M1はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属を表す。なお、一般式(1)で表されるリチウム・ニッケル・マンガン・コバルト複合酸化物においては、0.9≦x≦1.0、0.2≦a≦0.4、0.2≦b≦0.4、0.2≦c≦0.4、0≦d≦0.1であることが好ましい。なお、置換金属M1にはLiが含まれていてもよく、この場合にはLiはNi、Co、Mnのサイトに存在する。M1としては、結晶の安定性が高まることから、Al、Mg、Crなどが好ましい。
第1活物質におけるニッケル含有量は、Co、Mn、M1の組成にもよるが、およそa=0.2の時に12重量%となり、a=0.4の時に24重量%となる。ただし、Mnの含有量が多い場合には、結晶構造は空間群R−3mとはならない。なお、第1活物質において、ニッケル含有量が12重量%よりも少ない(a<0.2)場合には、十分な充放電容量を確保できなくなり、また、ニッケル含有量が24重量%よりも多い(a>0.4)場合には、釘刺試験などにおいて、十分な安全性を確保できなくなる。
なお、一般式(1)で表される第1活物質において、結晶構造が空間群R−3mとなるように、x、a、b、cおよびdの値は制限を受ける。
第1活物質のリチウム・ニッケル・マンガン・コバルト複合酸化物は、酸化雰囲気下、水酸化リチウム(LiOH)などのリチウム化合物と、水酸化ニッケル(Ni(OH))などのニッケル化合物と、水酸化コバルト(Co(OH))などのコバルト化合物と、二酸化マンガン(MnO)などのマンガン化合物とを、目的の比率で混合し、400℃から900℃の範囲で熱処理することにより製造される。
第1活物質のリチウム・ニッケル・マンガン・コバルト複合酸化物は、共沈法によっても製造することもできる。この製造方法は、例えば、まず水酸化ニッケル(Ni(OH))と水酸化コバルト(Co(OH))の水溶液から共沈法により前駆体(NiCo(OH))を作製し、つぎにこの前駆体とリチウム源である炭酸リチウムや水酸化リチウムとを混合し、高温で焼成するものである。
第2活物質のリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物は、次の一般式(2)で表される。
LiNiCoM2・・・・・(2)
一般式(2)において、e+f+g=1であり、M2はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属を表す。なお、一般式(2)で表されるリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物においては、0.9≦y≦1.0、0.7≦e≦0.9、0.1≦f≦0.2、0≦g≦0.1であることが好ましい。なお、置換金属M2にはLiが含まれていてもよく、この場合にはLiはNi、Coのサイトに存在する。M2としては、結晶の安定性が高まることから、Al、Mg、Crなどが好ましい。
第2活物質におけるニッケル含有量は、Co、Meの組成にもよるが、およそe=0.7の時に42重量%となり、およそe=0.9の時に54重量%となる。なお、ニッケル含有量の最大値は、f=0、g=0の時の約60重量%である。なお、第2活物質において、ニッケル含有量が42重量%よりも少ない(e<0.7)場合には、放電容量が小さくなり、また、過充電時の安全性を確保できなくなる。上記一般式(2)で表される第2活物質の結晶構造は空間群R−3mとなる。
第2活物質のリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物の作製方法は、例えば、炭酸リチウム(LiCO)と、硝酸ニッケル(Ni(NO)と、硝酸コバルト(Co(NO)とを、Li:Ni:Co=1:0.8:0.2(原子数比)となるように混合し、空気中でこれらの原料粉を高温固体反応(900℃、24時間)反応させることにより、リチウムコバルト酸化物中のコバルトの一部がニッケルで置換されたLiNi0.8Co0.2を合成することができる。
第3活物質のリチウム・マンガン複合酸化物は、次の一般式(3)で表される。
LiMnM3・・・・・(3)
一般式(3)において、z+h+i=3であり、M3はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属を表す。なお、一般式(3)で表されるリチウム・マンガン複合酸化物においては、0.9≦z≦1.0、1.7≦h≦2.0、0≦i≦0.2であることが好ましい。なお、置換金属M3にはLiが含まれていてもよく、この場合にはLiはMnのサイトに存在する。M3としては、サイクル寿命特性の向上、出力低下の抑制の観点から、3価安定のAl、Cr、Coが含まれることが好ましい。
第3活物質におけるマンガン含有量は、M3の種類や組成にもよるが、M3がAlでh=1.7の時に52重量%となり、h=2.0の時に最大値61重量%となる。
なお、第3活物質において、マンガン含有量が52重量%よりも少ない(h<1.7)場合には、放電容量が小さくなり、電池の安全性に対する効果も小さくなる。
上記一般式(3)で表される第3活物質の結晶構造は空間群Fd−3mとなる。
つぎに、第3活物質のリチウム・マンガン複合酸化物の作製方法について述べる。例えば組成式Li1.1Mn1.8Al0.1で表されるリチウム・マンガン複合酸化物は、リチウム原材料に水酸化リチウム(LiOH)、マンガン原材料に二酸化マンガン(MnO)、置換金属であるアルミニウムの原材料には酸化アルミニウム(Al)を用い、各原材料を組成式のモル数に対応させて湿式混合を行い、スラリー状のものを、スプレードライ法を用いて成型し、焼成温度600〜900℃で、電気炉中にて12時間焼成することによって得ることができる。
本発明において、正極の作製方法は特に限定されない。例えば、あらかじめ準備した3種類の正極活物質を、ボールミルなどを用いて混合し、得られた混合物と結着剤と導電助剤とを、溶媒を用いてペーストとし、このペーストを集電体である金属箔に塗布し、乾燥し、ロールプレスで厚みや多孔度を調整することによって作製することができる。また、3種類の正極活物質と結着剤とを混合した後、導電助剤と溶媒を加えてペーストとすることができる。さらに、3種類の正極活物質と導電助剤を混合しておき、別に結着剤と溶媒との混合溶液を作製し、正極活物質と導電助剤との混合物を混合溶液中に分散させてペーストとすることも可能である。
本発明の正極に用いる導電助剤としては、カーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、グラファイトなどを用いることができ、これらを混合したものを用いてもよい。導電助剤としては、特にアセチレンブラックが好ましいが、これに限定されるものではない。導電助剤の重量比率は正極合剤重量(正極活物質、導電助剤および結着剤の重量和)に対して3〜5重量%が適している。
本発明の正極に用いる結着剤としては、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ化ビニリデン(VdF)、テトラフルオロエチレン(TFE)、ヘキサフルオロプロピレン(HFP)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)などの重合体が用いられ、これらを混合したものをも含む。特にポリフッ化ビニリデンが好ましいが、これに限定されるものではない。結着剤の重量比率は正極合剤重量(正極活物質、導電助剤および結着剤の重量和)に対して4〜8重量%が適している。
正極を作製する場合、活物質と結着剤と導電助剤とを混合する際に用いる溶媒としては非水溶媒または水溶液を用いることができ、非水溶媒としてはN−メチル−2−ピロリドン(NMP)、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、メチルエチルケトン(MEK)、テトラヒドロフラン(THF)などを用いることができる。また、これらに分散剤、増粘剤などを加えてもよい。
本発明における負極活物質には金属リチウム、リチウム合金またはリチウムイオンの脱挿入が可能な炭素材料を用いることができる。炭素材料としては結晶化度の高い人造黒鉛、天然黒鉛、低結晶性である昜黒鉛化炭素、難黒鉛化炭素などを単独または混合して用いる。
負極を作製する場合、負極活物質と結着剤と、場合によっては導電助剤とを、溶媒を用いてペーストとし、このペーストを集電体である金属箔に塗布し、乾燥し、ロールプレスで厚みや多孔度を調整することによって作製することができる。負極に用いられる結着剤としては、正極に用いる結着剤と同じもののほかに、カルボキシメチルセルロース(CMC)、カルボキシ変成ポリフッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体を単独または用いることができる。また、溶媒としては、正極ペーストを混合する際に用いる溶媒と同じものを用いることができ、分散剤、増粘剤などを加えてもよい。
本発明に用いる電極の集電体基板としては、鉄、銅、ニッケル、ステンレス鋼(SUS)、アルミニウムを用いることができる。また、その形状としては、シート、発泡体、焼結多孔体、エキスパンド格子などが挙げられる。
本発明に用いる電解液の有機溶媒としては、特に制限はなく、種々の材料を適宜使用できる。例えば、高誘電率溶媒としてはエチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)など、低粘度溶媒としてはジメチルカーボネート(DMC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、ジエチルカーボネート(DEC)、を単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。
また、本発明に用いる電解液の溶質としては、特に制限はなく、種々の溶質を適宜使用できる。例えば、LiClO、LiBF、LiAsF、LiPF、LiCFSO、LiN(CFSOなどを単独でまたは2種以上を混合して使用することができる。なかでもイオン伝導性が良好なことから、LiPFを使用することが好ましい。さらに、これらのリチウム塩濃度は0.5〜2.0mol/dmとするのが好ましい。
また、電解質中にビニレンカーボネート(VC)、ビフェニル、プロパンスルトンなどを添加してもよい。
本発明に用いるセパレータとしては、特に制限はなく、種々の材料を適宜使用できる。例えば、織布、不織布、合成樹脂微多孔膜などが挙げられる。これらの中では、ポリエチレンおよびポリプロピレン製微多孔膜、またはこれらを複合した微多孔膜などのポリオレフィン系微多孔膜が、厚さ、膜強度、膜抵抗などの面で好ましい。
本発明の電池の形状は特に限定されるものではなく、本発明は、角形、楕円形、円筒形、コイン形、ボタン形、シート形電池などの様々な形状の非水電解質二次電池に適用可能である。
参照例1〜4、実施例1、2および比較例1〜10]
参照例1
第1活物質にLiNi1/3Co1/3Mn1/3O2、第2活物質にLiNi0.8Co0.15Al0.05O2、第3活物質にLi1.1Mn1.8Al0.1O4を用い、重量比で第1活物質:第2活物質:第3活物質=40:40:20となるように混合した正極活物質を用いた。また、導電助剤にアセチレンブラック(AB)、結着剤にポリフッ化ビニリデン(PVdF)を用いた。
正極活物質91重量%とAB3重量%とPVdF6重量%とを混合し、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)を加えて混練して正極合剤ペーストとした。この正極合剤ペーストを厚さ20μmのアルミニウム箔集電体の両面に塗布し、乾燥後、ロールプレスで圧延し、合剤層の厚さを調節することにより正極板を作製した。得られた正極板は、幅65mm、長さ2300mm、合剤層の片面当たりの厚さは48μmとした。
グラファイト92重量%と、結着剤としてのPVdF8重量%とを混合し、NMPを加えて混練して負極合剤ペーストとした。この負極合剤ペーストを厚さ15μmの銅箔集電体の両面に塗布、乾燥、圧延し、合剤層の厚さを調節することにより負極板を作製した。得られた負極板は、幅67mm、長さ2450mm、合剤層の片面当たりの厚さは40μmとした。
そして、正極板と負極板との間にセパレータを挟んで巻回して発電要素を構成し、さらにこれを電池ケースに挿入して蓋板を取り付けた後、さらに注液孔から非水電解質を注入し、開口部をレーザー溶接により封口して、初期放電容量約4.5Ah参照例1の非水電解質二次電池Aを作製した。
セパレータには、ポリエチレン製微多孔膜を用いた。電解液としては、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチレンカーボネートを体積比4:4:2の混合溶媒に、6フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1モル/リットル溶解した非水電解液を用いた。
図1は本発明に係る非水電解質二次電池の構成例を示す断面図である。図1において、1は非水電解質二次電池(以下では単に「電池」とする)、2は発電要素、3は負極、4は正極、5はセパレータ、6は電池ケース、7は電池蓋、8は安全弁、9は負極端子、10は負極リードである。発電要素2は、正極4と負極3とをセパレータ5を介して扁平状に巻回したものである。発電要素2は角型の電池ケース6に収納されており、電池ケース6の開口部は、安全弁8及び負極端子9が設けられた電池蓋7をレーザー溶接して密閉している。負極3は負極リード10を介して負極端子9と接続され、正極4は電池ケース6内面と接続されている。
参照例2
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比34:35:30で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、参照例2の電池Bを作製した。
参照例3
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比50:30:20で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、参照例3の電池Cを作製した。
参照例4
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比30:50:20で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、参照例4の電池Dを作製した。
実施例1
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比40:30:30で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、実施例1の電池Eを作製した。
実施例2
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比30:40:30で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、実施例2の電池Fを作製した。
[比較例1]
正極活物質に第1活物質を単独で用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例1の電池Gを作製した。
[比較例2]
正極活物質に第2活物質を単独で用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例2の電池Hを作製した。
[比較例3]
正極活物質に第3活物質を単独で用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例3の電池Iを作製した。
[比較例4]
第1活物質:第2活物質を重量比50:50で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例4の電池Jを作製した。
[比較例5]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比45:45:10で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例5の電池Kを作製した。
[比較例6]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比30:30:40で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例6の電池Lを作製した。
[比較例7]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比10:40:50で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例7の電池Mを作製した。
[比較例8]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比20:60:20で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例8の電池Nを作製した。
[比較例9]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比50:20:30で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例9の電池Oを作製した。
[比較例10]
第1活物質:第2活物質:第3活物質を重量比20:50:30で混合した正極活物質を用いたこと以外は参照例1と同様にして、比較例10の電池Pを作製した。
参照例1〜4、実施例1、2および比較例1〜10で作製した電池A〜Pの正極活物質の混合比を表1にまとめた。
[特性測定]
電池A〜Fおよび電池G〜Pについて、フロート寿命特性を測定し、釘刺試験および過充電試験をおこなった。それぞれの試験条件はつぎの通りとした。
(1)フロート寿命特性
各電池を作製後、25℃で、2A定電流で4.1Vまで、さらに4.1V定電圧で、合計5時間充電し、その後、4A定電流で2.75Vまで放電し、この時の放電容量を「初期放電容量」とした。つぎに、各電池を温度45℃の恒温槽中に入れ、充電電圧4.10Vのフロート充電を12か月間続けた。その後、電池を恒温槽から取り出し、25℃まで冷却し、4A定電流で2.75Vまで放電し、この時の放電容量を「フロート寿命試験後の放電容量」とした。そして、「容量保持率」を求めた。なお、「容量保持率」は、「初期放電容量」に対する「フロート寿命試験後の放電容量」の比率(%)とした。
(2)釘刺試験
各電池を作製後、25℃で、2A定電流で4.1Vまで充電した後、さらに4.1V定電圧で3時間充電し、その後、社)日本蓄電池工業会発行の「リチウム二次電池安全性評価基準ガイドライン(SBA G101)」に記載の釘刺試験方法に準じて、直径2.5mmの釘を電池を貫通するまで突き刺すという、釘刺試験をおこない、その時の電池の状態を観察した。
釘刺試験の結果は、「変化なしまたは弁作動」、「発煙あり」、「発煙および発火あり」の3ランクに区別した。なお、「変化なしまたは弁作動」は、釘刺し後、電池が発熱のみまたは安全弁が作動した状態を表し、「発煙あり」は、発熱や漏液に加えて電池から気体が噴出した状態を表し、さらに「発煙および発火あり」は、電池から気体が噴出し、電池から炎が出た状態を表し、この順に危険な状態を表している。
(3)過充電試験
各電池を作製後、室温で、4A定電流で12Vまで過充電し、その時の電池の状態を観察した。過充電試験結果は、釘刺試験の場合と同様に、「変化なしまたは弁作動」、「発煙あり」、「発煙および発火あり」の3ランクに区別した。
試験結果を表2にまとめた。なお、表2の「釘刺試験」および「過充電試験」欄の記号○は「変化なしまたは弁作動」を、△は「発煙あり」を、×は「発煙および発火あり」を、それぞれ表すものとする。
表2の結果から、正極活物質を3種類混合した参照例1〜4および実施例1、2の電池では、フロート寿命特性の容量保持率が80%以上と優れ、また、釘刺試験および過充電試験の結果には「発煙および発火あり」がなく、安全性の高い電池が得られることがわかった。
一方、正極活物質が単独の場合の比較例1〜3の電池G〜I、2種類混合した比較例4の電池J、および3種類混合したが混合比が本発明の範囲外である比較例5、7〜10の電池K、M〜Pでは、釘刺試験および過充電試験の少なくとも一方で「発煙および発火あり」となり、安全性が低いことがわかった。また、比較例6の電池Lでは、安全性は優れていたが、正極活物質中の第3活物質の含有量が40重量%と多いため、フロート寿命特性の容量保持率は他の電池に比べて小さかった。
このように、非水電解質二次電池において、正極が、第1活物質(空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物)、第2活物質(空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物)および第3活物質(空間群Fd−3mを有するリチウム・マンガン複合酸化物)を含み、正極活物質中の前記第1活物質の含有量が30〜50重量%、前記第2活物質の含有量が30〜50重量%、前記第3活物質の含有量が20〜35重量%とすることにより、フロート寿命特性が優れ、高エネルギー密度で、しかも安全性に優れた、非水電解質二次電池を得ることができることがわかった。
本発明に係る非水電解質二次電池の構成例を示す断面図。
符号の説明
1 非水電解質二次電池
2 発電要素
3 負極
4 正極
5 セパレータ
6 電池ケース
7 電池蓋
8 安全弁
9 負極端子
10 負極リード

Claims (2)

  1. 正極が第1活物質、第2活物質および第3活物質を含み、前記第1活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト・マンガン複合酸化物、前記第2活物質が空間群R−3mを有するリチウム・ニッケル・コバルト複合酸化物、前記第3活物質が空間群Fd−3mを有するリチウム・マンガン複合酸化物であり、正極活物質中の前記第1活物質の含有量が30〜40重量%、前記第2活物質の含有量が30〜40重量%、前記第3活物質の含有量が30〜35重量%であることを特徴とする非水電解質二次電池。
  2. 第1活物質の組成がLixNiaCobMncM1dO2(ただし、0.9≦x≦1.0、0.2≦a≦0.4、0.2≦b≦0.4、0.2≦c≦0.4、0≦d≦0.1、a+b+c+d=1、M1はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)、第2活物質の組成がLiyNieCofM2gO2(ただし、0.9≦y≦1.0、0.7≦e≦0.9、0.1≦f≦0.2、0≦g≦0.1、e+f+g=1、M2はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)、第3活物質の組成がLizMnhM3iO4(ただし、0.9≦z≦1.0、1.7≦h≦2.0、0≦i≦0.2、z+h+i=3、M3はNi、Co、Mn以外の少なくとも1種の金属)であることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池。
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