JP5135402B2 - タイヤ - Google Patents
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Description
以下において、第1実施形態に係る空気入りタイヤ10について説明する。具体的には、(1)タイヤの全体概略構成、(2)リブ状陸部の形状、及び(3)作用・効果について説明する。
図1は、空気入りタイヤ10の一部正面図である。なお、第1実施形態に係る空気入りタイヤ10の回転方向については、図1の方向DRである。
次に、リブ状陸部の形状について説明する。具体的には、リブ状陸部110及びリブ状陸部210,240の形状について説明する。
図2は、陸部120Aの部分を省略したリブ状陸部110の一部斜視図である。図2に示すように、リブ状陸部110は、陸部120A、陸部120B及び陸部140を有する。陸部120A、陸部120B及び陸部140は、空気入りタイヤ10が転動することによって路面RS(図2において不図示、図3参照)と接地する。すなわち、陸部120A、陸部120B及び陸部140は、路面RSと接地する空気入りタイヤ10の接地面を構成する。
図5は、リブ状陸部210の一部を省略したリブ状陸部210及びリブ状陸部240の一部斜視図である。図5に示すように、リブ状陸部210には、路面RS(図7参照)と接地する陸部211、及び複数の気室部220が設けられる。複数の気室部220は、タイヤ周方向に沿って設けられる。リブ状陸部240には、陸部211と同一形状の陸部241、及び気室部220と同一形状の気室部250が設けられる。リブ状陸部240は、トレッド幅方向においてリブ状陸部210と異なる位置に設けられる。第1実施形態において、リブ状陸部210は、第1リブ状陸部を構成し、リブ状陸部240は、第2リブ状陸部を構成する。
空気入りタイヤ10によれば、気室部130A(130B)の底面132から陸部120A(120B)が路面RSと接地する接地面までの高さHは、タイヤ周方向に沿って変化する。つまり、気室部130Aの接地面からの深さがタイヤ周方向に沿って変化するため、気室部130Aが小石などをかみ込んでも、かみ込んだ小石などが空気入りタイヤ10の転動に伴ってタイヤ周方向に移動させられると、気室部130Aから外れ易くなる。この結果、いわゆる「石かみ」の発生を抑制できる。
以下において、第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aについて、図面を参照しながら説明する。なお、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ10と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
以下において、本発明の変更例に係る気室部について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)変更例1、(2)変更例2、(3)変更例3、(4)変更例4、(5)変更例5、(6)変更例6について説明する。なお、上述した第1実施形態に係る空気入りタイヤ10や第2実施形態に係る空気入りタイヤ10Aと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
図10は、上述した第1実施形態の図2に対応する。具体的には、図10は、本発明の変更例1に係る気室部を示す。
図11は、本発明の変更例2に係る気室部を示す。図11に示すように、気室部130E,130Fの底面は、タイヤ周方向に沿った断面視において山形(三角形)である。なお、最高位置132aの配置関係は、上述した第1実施形態と同様である。
図12は、本発明の変更例3に係る気室部を示す。図12に示すように、気室部130G,130Hの底面は、タイヤ周方向に沿った断面視において円弧を形成するアーチ状である点において上述した気室部130A及び気室部130Bと同様である。
図13(a)は、本発明の変更例4に係るリブ状陸部110Aの一部を示す。図13(b)は、本発明の変更例4に係るリブ状陸部110Aの断面(図13(a)のF13−F13断面)を示す。
図14は、トレッド平面視における気室部130A及び気室部130B近傍を示す。図14に示すように、気室部130A及び気室部130Bにおける底面132の最高位置132aは、トレッド面視において、細溝122と略同一方向となるように、トレッド幅方向に傾斜する。すなわち、最高位置132aのトレッド幅方向における外側端132e1と、最高位置132aのトレッド幅方向における内側端132e2とは、トレッド幅方向に対してずれている。
図15(a)は、本発明の変更例5に係るリブ状陸部110Bの一部斜視図である。図15(b)は、本発明の変更例5に係るリブ状陸部110Bの断面(図15(a)のF15−F15断面)を示す。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例が明らかとなる。例えば、本発明の実施形態は、次のように変更することができる。
Claims (11)
- タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝に隣接し、タイヤ周方向に沿って延びるリブ状陸部を備えるタイヤであって、
タイヤ径方向内側に向かって凹んだ凹部分がタイヤ周方向に沿って所定の間隔で繰り返す気室部と、
前記凹部分に連通する狭窄溝部と
が前記リブ状陸部に形成され、
前記気室部の底面から前記リブ状陸部が路面と接地する接地面までの高さは、タイヤ周方向に沿って、タイヤ全周にわたって連続して変化し、
前記狭窄溝部と前記路面とによって形成される空間の容積は、前記凹部分と前記路面とによって形成される空間の容積よりも小さく、
前記狭窄溝部の一端は、前記気室部と前記路面とによって形成される閉空間に連通するとともに、前記狭窄溝部の他端は、前記周方向溝に連通し、
前記気室部の底面は、前記接地面までの高さが最も高い最高位置において、前記路面と接触し、
互いに隣接する2つの前記最高位置間の前記底面と、前記陸部に接する路面とによって前記気室部が形成されており、
前記気室部は、
第1気室部と、
トレッド幅方向において前記第1気室部と異なる位置に設けられる第2気室部と
を含み、
前記第2気室部の底面の形状は、前記第1気室部の底面の形状と略同一であり、
前記第1気室部と前記第2気室部とは、前記凹部分が前記所定の間隔で繰り返し、
前記第1気室部の底面の前記最高位置と、前記第2気室部の底面の前記最高位置とは、タイヤ周方向において、前記所定の間隔の半位相ずれているタイヤ。 - 前記第1気室部と前記第2気室部とは、同一の前記リブ状陸部に設けられる請求項1に記載のタイヤ。
- 前記リブ状陸部のタイヤ周方向に沿った縁部分のうち、少なくとも前記狭窄溝部と連通した部分には、面取り部が形成され、
前記面取り部は、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、曲線によって構成される請求項1又は2に記載のタイヤ。 - 前記気室部の底面は、タイヤ周方向と異なる方向に沿って前記路面と線接触する請求項1に記載のタイヤ。
- 前記狭窄溝部の一端は、前記底面の位置が最も低い最低位置において、前記凹部分に連通する請求項1乃至4の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記気室部の底面は、タイヤ周方向に沿った断面視において、円弧を形成するアーチ状を繰り返す請求項1乃至5の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記円弧の中心は、前記底面よりもタイヤ径方向内側に位置する請求項6に記載のタイヤ。
- 前記気室部の底面は、タイヤ周方向に沿った断面視において正弦波の形状である請求項1乃至5の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記気室部の前記底面の位置が最も高い最高位置は、トレッド面視において、トレッド幅方向に傾斜する請求項1乃至8の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記気室部の前記底面の位置が最も低い最低位置は、トレッド面視において、トレッド幅方向に傾斜する請求項1乃至9の何れか一項に記載のタイヤ。
- 前記リブ状陸部と前記気室部との間には、タイヤ周方向に沿って延びるとともに、少なくとも一端が前記凹部分に連通する周方向サイプが形成される請求項1乃至10の何れか一項に記載のタイヤ。
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