JP5134737B2 - 情報伝達システム、管理サーバ及び情報伝達方法 - Google Patents

情報伝達システム、管理サーバ及び情報伝達方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報伝達システムに関し、特にインターネット等のネットワーク上で情報の伝達を行う情報伝達システムにおけるユーザの在席管理に関する。
近年、インターネット上で情報の伝達を行う情報伝達システム、例えばeラーニングシステムなどが広く普及している。また、自宅にパソコンを配備し、在宅にてソフトウェア開発等の業務を行うような在宅就労支援システムなどにおいて、管理サーバにて在宅就労者を管理するために、各ユーザのパソコンにて取得された情報を、インターネット等のネットワークを介して管理サーバに取り込むような情報伝達形態も考えられている。
このような情報伝達システムにおいてユーザを管理する技術として、特許文献1には、eラーニングシステムにおいて、端末側に「出席ボタン」、「退席ボタン」を設け、「退席中」、「聴講中」を管理する技術が開示されている(第0037段落、第0038段落)。
特開2009−300890号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、学習者が「退席中」か「聴講中」かの状態を把握できるものの、詳細な時間管理(学習時間の管理)まではできないという問題がある。特に在宅就労支援システムにおいては、特許文献1のような技術を適用し、例えば「勤務中」か「休憩中」かを管理することは可能であるが、特許文献1の技術では、ユーザの勤務時間を的確に把握することができないという問題がある。
さらに、特許文献1のような技術では、ボタンだけによってユーザの状態(学習中/勤務中か休憩中かの状態)を管理しているので、学習中/勤務中においてユーザが本当に学習/勤務をしていたのかという信憑性の確認まではできないという問題もある。たとえば、ユーザが端末の画面で「出席ボタン」を押下した状態で別のウィンドウを開き、そのウィンドウで学習とは異なることを行っていたとしても、管理サーバでは、そのような端末における実情までは把握できないという問題がある。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであって、ユーザが端末に向って作業(学習/勤務)していた時間を容易に管理サーバにて把握することができるとともに、その信憑性をも確認することができる情報伝達システム等を提供することを目的としている。
上記の問題点を解決するために、本発明に係る情報伝達システムは、管理サーバと一以上の情報端末とから構成される情報伝達システムであって、前記一以上の情報端末の各々は、端末側表示部と、入力受付部と、前記端末側表示部に、ユーザにより「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを指定させるための画像を表示させる端末側表示画像生成部と、「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを示す状態情報を保持する状態情報保持部と、前記入力受付部が受け付けた前記ユーザからの入力に従い、前記状態情報保持部に保持されている前記状態情報を切り替える状態情報切替部と、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」を示す場合に、前記端末側表示部に表示されている画像を予め定められた頻度でキャプチャする画像キャプチャ部と、前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像を保持する画像保持部と、前記状態情報保持部に保持されている状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報を前記管理サーバに送信する端末側情報送信部と、を備え、前記管理サーバは、サーバ側表示部と、ユーザからの入力を受け付けるサーバ側入力受付部と、前記ユーザが、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧できる権限を持つ第1の管理者であるか、全ての情報を閲覧できる権限を持つ第2の管理者であるか、前記第1の管理者および前記第2の管理者以外のユーザであるか、前記サーバ側入力受付部により入力されたユーザを識別するためのユーザIDと、予め保持されている第1の管理者および第2の管理者のいずれかであることを識別するための権限情報との比較に基づいて、判定する管理者判定部と、前記サーバ側表示部への表示画像を生成するサーバ側表示画像生成部と、を備え、前記サーバ側表示画像生成部は、前記ユーザが前記第1の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報のうちで、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧可能な状態で前記サーバ側表示部に表示させ、かつ、前記縮小画像のデータを、前記第1の管理者の選択を受け付ける状態で前記サーバ側表示部に表示させ、前記管理者判定部が前記第2の管理者であると判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報の全てを閲覧可能な画面を前記サーバ側表示部に表示させ、前記管理サーバは、さらに、前記第1の管理者であると前記管理者判定部に判定されたユーザによる入力であって、前記サーバ側入力受付部が前記縮小された画像の選択を示す入力を受け付けたとき、予め定められたメッセージを予め指定された送信先に送信するサーバ側情報送信部を備える
これにより、管理サーバには、ユーザの状態情報(「勤務中又は学習中」か「休憩中」か)に関する情報、及び、ユーザの情報端末において予め定められた頻度でキャプチャされた画像に関する情報が送られてくるので、ユーザが端末に向って作業(学習/勤務)していた細切れの作業時間を容易に管理サーバにて把握することができるとともに、その信憑性をも確認することができ、その仕組みを知るユーザのサボタージュが抑制される。
なお、画像キャプチャにおける「予め定められた頻度」とは、一定時間内に何回キャプチャを行うかであり、一定時間間隔で毎回キャプチャする場合だけでなく、ランダムなタイミングで一定時間内に一定回数のキャプチャを行う場合も含まれる。
また、管理者を第1の管理者(例えばチェック者)と第2の管理者(例えばすべての情報を閲覧できる権限を持つ管理者)とに役割を分けることにより、第2の管理者がユーザのキャプチャされた画像に関する情報について閲覧しなくとも、チェック者がキャプチャされた画像を閲覧してユーザのサボタージュを判定することができる。また、チェック者には、縮小画像のみを閲覧させることにより、ユーザの個人情報をチェック者が得ることを抑制することができる。
また、前記サーバ側表示画像生成部は、前記ユーザが前記第2の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、キャプチャ指令を出力させるための入力を受け付けるためのキャプチャ指令ボタンを、前記情報端末ごとに対応させて前記サーバ側表示部に表示させ、前記管理サーバは、さらに、前記キャプチャ指令ボタンを押すという入力が前記サーバ側入力受付部に受け付けられた場合に、当該キャプチャ指令ボタンが対応する情報端末に対してキャプチャ指令を出力するキャプチャ指令部と、前記キャプチャ指令部による前記キャプチャ指令の対象となった情報端末に前記キャプチャ指令を送信するサーバ側情報送信部と、を備え、前記画像キャプチャ部は、前記管理サーバから送信されてきた前記キャプチャ指令を受信した時点で、当該キャプチャ指令に基づいて前記端末側表示部に表示されている画像をキャプチャしてもよい。
また、前記端末側情報送信部は、前記画像キャプチャ部が前記キャプチャ指令に基づいて前記端末側表示部に表示されている画像をキャプチャした場合に、当該キャプチャされた画像をキャプチャされた時点で前記管理サーバに送信してもよい。
これにより、管理者が任意のタイミングで任意の端末装置に対して当該端末装置に表示されている画像をキャプチャさせることができる。また、管理者はリアルタイムに任意の情報端末の画像を取得することができる。
また、前記サーバ側表示画像生成部は、さらに、前記ユーザが前記第2の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、前記情報端末における勤務中の時間帯及び休憩中の時間帯を示す情報を前記サーバ側表示部に前記情報端末ごとに表示させ、前記サーバ側入力受付部が前記勤務中の時間帯を示す情報に対する指定を示す入力を受け付けた場合に、当該勤務中の時間帯に当該情報端末においてキャプチャされた画像の一覧表示を前記サーバ側表示部に表示させてもよい。
また、前記画像キャプチャ部は、前記予め定められた頻度として、一定時間内に一定回数の頻度のうちのランダムなタイミングでキャプチャを行ってもよい。
このため、例えば、「1時間に6回」という頻度である場合、画像キャプチャ部は、乱数を用いることにより、7分後、18分後、21分後、33分後、42分後、55分後、というように、事前に、ランダムな6回分(1時間分)のキャプチャリング時刻を決定し、その時刻になったら画像キャプチャを行うことになる。これによって、ユーザが推測しにくいタイミングで画像がキャプチャされる。
ここで、前記一以上の情報端末の各々は、さらに、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となって継続していた時間を計測する計測部を備え、前記端末側情報送信部は、前記状態情報に関する情報として、前記計測部によって計測された結果を前記管理サーバに送信してもよい。これにより、情報端末において細切れの勤務時間/学習時間が算出され、管理サーバでは、その時間を集計することで、総勤務時間/総学習時間を把握することができる。
また、前記画像キャプチャ部は、前記管理サーバを管理する管理者により設定された所定の頻度で前記画像をキャプチャしてもよい。これにより、管理サーバを操作する管理者は、画像キャプチャリングのサンプリング間隔を任意に設定することができ、管理サーバに蓄積されるキャプチャリング画像のデータ容量を制御することができる。
また、前記画像保持部は、前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像を縮小した画像を保持し、前記端末側情報送信部は、前記画像に関する情報として、前記画像保持部に保持されている縮小画像を前記管理サーバに送信してもよい。これにより、情報端末から管理サーバに送信されるデータ容量及び管理サーバに蓄積されるキャプチャリング画像のデータ容量を抑制することができる。
また、前記端末側表示画像生成部は、前記状態情報が「勤務中又は学習中」であるか「休憩中」であるかに基づいて、ウィンドウの表示形態又は背景画像の少なくとも一方を変更して前記端末側表示部に表示させてもよい。
このように、特定の領域において状態情報について表示するのではなく、画面全体において状態情報について表示しているため、管理者は、状態情報が「勤務中又は学習中」であるか「休憩中」であるかを、瞬時に判定することができる。また、管理者は、縮小画像を見るだけで状態情報を判別することができる。このため、状態情報を判別するための画像データの容量を低減することができ、通信に係る設備への負担を抑えること、又は、画像データが記憶される記憶容量を抑えることができる。
また、前記端末側情報送信部は、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となっている場合に、前記入力受付部が前記ユーザから第1の入力を受け付けると、勤務開始情報を予め指定された送信先に送信し、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「休憩中」となっている場合に、前記入力受け付け部が前記ユーザから第2の入力を受け付けると、勤務終了情報を前記予め指定された送信先に送信してもよい。
これにより、予め送信先として指定された者(例えば管理者)は、ユーザの勤務開始情報又は勤務終了情報を得ることができ、ユーザが勤務を開始したか否か、または、ユーザが勤務を終了したか否かを知ることができる。
前記管理サーバは、前記情報端末の各々から送信されてきた前記状態情報に関する情報に基づいて、当該情報端末が備える前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」として継続していた時間の累計値を算出する集計部を備えてもよい。
そして、前記管理サーバは、さらに、前記集計部が前記累計値の算出を開始する時間である集計開始時間と、前記集計部が前記累計値の累計を算出する累計期間とを、ユーザからの入力に基づいて設定する集計時間設定部を備え、前記集計部は前記集計時間設定部により設定される前記集計開始時間から前記累計値の累計を開始し、前記集計開始時間から前記累計期間が経過すると前記累計を終了してもよい。
そして、前記管理サーバは、さらに、サーバ側表示部と、前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は、当該管理サーバが備える集計部による集計結果を表す情報を前記サーバ側表示部に表示させるサーバ側表示画像生成部とを備えてもよい。これにより、一定期間(例えば、一つの学習テーマ、あるいは、一つの業務プロジェクト)における総学習時間/総勤務時間が管理サーバにて集計され、管理サーバの画面に表示される。
また、前記一以上の情報端末の各々は、さらに、前記ユーザを識別するためのユーザIDを、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像に対応させるユーザID追加部を備え、前記サーバ側表示画像生成部は、前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は前記画像に関する情報を、前記ユーザID毎に前記サーバ側表示部に表示させてもよい。
また、前記集計部は、所定期間中における前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」として継続していた時間の累計値を前記ユーザID毎に算出し、前記管理サーバは、さらに、前記集計部が算出する前記所定期間中における累計値が所定値を超えているか否かを判定する時間判定部を備え、前記サーバ側表示画像生成部は、前記時間判定部による判定の結果を前記ユーザID毎に前記サーバ側表示部に表示させてもよい。
これにより、ユーザID毎に、情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は画像に関する情報を、管理することができる。
また、前記管理サーバは、さらに、前記ユーザIDと前記ユーザを複数のグループ毎に分類するグループIDとを関連付けたユーザ情報を保持するユーザ情報保持部を備え、前記サーバ側表示画像生成部は、前記管理者に選択されたグループに関する入力と前記ユーザ情報とに基づいて、当該グループに属するユーザIDに対応する前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、前記画像に関する情報、又は前記集計結果を表す情報を前記グループ毎に前記サーバ側表示部に表示させてもよい。
これにより、情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は画像に関する情報をグループごとに管理サーバの画面に表示させることができる。このため、管理者は、グループ毎にユーザを管理することが容易になる。
また、前記管理サーバは、さらに、前記ユーザ情報保持部を含み、かつ、前記情報端末の各々から送信されてきた前記状態情報に関する情報、前記画像に関する情報、及び前記集計結果を表す情報を保持する情報保持部と、前記情報保持部が保持する前記状態情報に関する情報、及び、前記画像に関する情報から、前記ユーザID、前記グループID、又は前記所定期間中における前記累計値の内の少なくとも1つを前記管理者の入力に基づいて検索する情報検索部とを備え、前記サーバ側表示画像生成部は、前記情報検索部の検索の結果を前記サーバ側表示部に表示させてもよい。
このように、ユーザID、グループID、又は所定期間中における累計値の内の少なくとも1つを管理者の入力に基づいて検索することができるため、管理者が確認したい情報をすぐに閲覧することができる。また、条件毎にユーザを抽出することができるため、ユーザの管理が容易になる。
また、前記情報端末の少なくとも一つは、さらに、当該端末においてスクリーンセーバーが動作を始めたことを検出するスクリーンセーバー動作検出部を備え、前記スクリーンセーバー動作検出部は、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」であって、スクリーンセーバーが動作を始めたことを検出した場合には、一定の処理をした後に、前記状態情報を、「休憩中」を示す情報に切り替えてもよい。これにより、ユーザの入力操作を必要とする学習/勤務においては、その入力操作が一定時間なかった場合には、その学習/勤務が中断されていることを意味するので、スクリーンセーバーとの連動により、学習/勤務の中断が自動検知され、一定の処理を経た後に(例えば、「在席の有無」の確認画面がポップアップされ、それに対して一定時間入力がない場合に)、状態情報が「勤務中又は学習中」から「休憩中」に自動的に切り替えられる。
また、前記スクリーンセーバー動作検出部は、さらに、スクリーンセーバー動作状態が解消したことを検出し、当該スクリーンセーバー動作状態が解消したことを検出した場合には、前記情報を「勤務中又は学習中」を示す情報に切り替えてもよい。これにより、学習/勤務の中断が解消された場合には、元の状態に自動的に復帰される。
また、前記情報端末の少なくとも一つは、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となったタイミングから「勤務中又は学習中」が継続している時間である連続勤務時間を計測する連続勤務時間計測部と、前記連続勤務時間が予め設定された所定の時間を超えた場合に、その旨を示す情報を当該情報端末の表示部に表示させる連続勤務画像表示部とを備えてもよい。これにより、連続勤務時間が長時間に及ぶ場合に、そのことが自動検知され、ユーザに休憩が促され、ユーザの健康に対する配慮が行われる。
なお、本発明は、上記情報伝達システムとして実現できるだけでなく、上記情報伝達システムにおける情報端末単体、管理サーバ単体、情報端末による処理方法、管理サーバによる処理方法、各処理方法をコンピュータに実行させるプログラム、そのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能なDVD等の記録媒体等として、実現することもできる。
本発明に係る情報伝達システム等によれば、ユーザが端末に向って作業(学習/勤務)していた細切れの作業時間を容易に管理サーバにて把握することができるとともに、その信憑性をも確認することができる。つまり、以下のことが実現される。
(1)実質の業務時間管理
PC(パソコン)の前に座っていた何時から何時までの時間、ではなく、「PCを使って仕事(あるいは、学習)をしていた」(つまり、細切れの)時間を集計できる。
(2)サボタージュ抑制
PCを用いて仕事(あるいは、学習)でネットをみていたら、面白い商品を見つけたので、ちょっとプライベートで買い物、といった状況を抑制することができる。
(3)業務外作業への対応
本人の希望があればPC上の「休憩中(業務外)」ボタンを押すことで、来客対応や、ネットでの買い物などに対応できる。
(4)働きすぎ抑制
PCを使って仕事(あるいは、学習)をしていた時間が所定期間に対して多すぎる状況を抑制することができる。
(5)管理画面の閲覧性の向上
ユーザID毎又はグループID毎に、各種情報を管理サーバの画面に表示させることができる。また、ユーザID、グループID、又は累計値の少なくとも一つを入力して検索することにより、入力した条件ごとに抽出されたユーザ毎に各種情報を管理サーバの画面に表示させることができる。
よって、インターネットを用いたeラーニングシステムや在宅就労支援システムが普及してきた今日における本発明の実用的意義は極めて高い。
本発明の一実施の形態における情報伝達システムの全体システム構成の一例を示す図 情報端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態の情報端末の機能ブロック図 本実施の形態における情報端末の表示画像の一例を示す図 勤務時間情報保持部に保持される勤務時間情報の一例を示す図 勤務中指示領域押下時処理を示すフローチャート 休憩中指示領域押下時処理を示すフローチャート 情報端末と管理サーバとの間の通信シーケンスの一例を示す図 本実施の形態における管理サーバの機能ブロック図 本実施の形態におけるユーザID入力画面の一例を示す図 本実施の形態における管理者画面を示す図 本実施の形態におけるユーザステータス画面を示す図 本実施の形態におけるユーザ一覧画面を示す図 本実施の形態におけるIN/OUT情報画面の一例を示す図 本実施の形態におけるキャプチャ情報閲覧画面を示す図 本実施の形態におけるユーザ検索画面を示す図 本実施の形態における検索結果画面を示す図 本実施の形態におけるチェック者画面を示す図 本実施の形態におけるユーザ一覧画面を示す図 本実施の形態におけるキャプチャ情報閲覧画面を示す図 管理サーバに蓄積された画像データの一覧表示を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における情報伝達システムの全体システム構成の一例を示す図である。本実施の形態では、本発明を、在宅就労支援システムに適用した場合について説明する。ただし、本発明をeラーニングシステムに適用することも可能である。その場合には、本実施の形態における「勤務」を「学習」と読み替えればよい。
同図に示されるように、本実施の形態では、管理サーバ101、一以上の情報端末(同図では、102A、102Bが図示される。以下、特に区別する必要が無い場合には、単に「情報端末102」と記することもある。)が、インターネット等のネットワーク103を介して接続される。なお、本実施の形態では、管理サーバ101を利用する管理者及びチェック者(広義の管理者)と、情報端末102を利用するユーザとが、情報伝達システムを利用することになる。ここで、「管理者」は、ユーザに関するユーザ情報やその他の情報などの全ての情報へのアクセス権限を有しているものであり、「広義の」と指定しない単なる管理者を指す。「チェック者」は、ユーザに関する一部の情報のみのアクセス権限を有しているものであり、広義の管理者とは管理者とチェック者とを含む。「ユーザ」は、本実施の形態ではいわゆる在宅就労者である。なお、本発明をeラーニングシステムに適用する場合には、「ユーザ」は在宅就学者である。
情報端末102A、102Bは、それぞれ画面を表示する表示部1021A、1021B、ユーザからの入力を受け付ける入力受付部1022A、1022Bが設けられている。入力受付部1022A、1022Bとしては、図1に例示されるキーボードだけでなく、マウス等のポインティングデバイスを設ける構成にすることが好ましい。なお、表示部、入力受付部とも、特に区別する必要が無い場合には、以下、単に「表示部1021」、「入力受付部1022」と記することもある。
図2は、情報端末102のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報端末102は、CPU201、RAM202、ROM203、NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)204、HDD(ハード・ディスク・ドライブ)205を備えている。CPU201は、表示部1021への表示制御、入力受付部1022からの入力受付を行う他、CPU201上でコンピュータプログラムが動作することにより、本実施の形態の情報伝達システム各部の機能が実現される。CPU201から表示部1021等へのI/Oインタフェースの詳細については図示を省略している。
HDD205には、本実施の形態の情報伝達システムを実現するためのプログラムが格納される。プログラムモジュールは必要に応じてHDD205から読み出され、RAM202に格納される。さらにCPU201によりRAM202から読み出し、実行されることにより、情報伝達システムの動作を実現する。さらに、HDD205には、後述するようにキャプチャされた画面の画像データが格納される。画像データは、NIC204を介してネットワーク103に送出され、管理サーバ101に送信される。
図3は、本実施の形態の情報端末102の機能ブロック図である。情報端末102では、CPU201においてプログラムが動作することにより、表示画像生成部2011、状態情報切替部2012、画像キャプチャ部2013、スクリーンセーバー動作検出部2014、情報送信部2015、計測部2016、及びユーザID追加部2017の機能が実現される。
表示画像生成部2011は、表示部1021への表示画像を生成する。図4は、本実施の形態における表示画像の一例について説明するための図である。本実施の形態では、表示画像生成部2011より、表示部1021の画面上に、ユーザが「勤務中」であるか「休憩中」であるかを示す状態情報(ここでは、「勤務中」(状態情報表示領域301))、ユーザが「勤務中」である場合に押下するためのボタン画像「IN」(勤務中指示領域302)、ユーザが「休憩中」である場合に押下するためのボタン画像「OUT」(休憩中指示領域303)が表示される。なお、本実施の形態では、「勤務中」は、「勤務中又は学習中」の一例であり、eラーニングシステムにおける「学習中」に置き換えてもよい(以下の全ての「勤務中」について同様)。
ユーザは、自らが勤務中(eラーニングシステムにおいては学習中)である場合には、入力受付部(例えばマウス)1022を用いて、勤務中指示領域302を押下する。勤務中指示領域302が押下されると、表示画像生成部2011よって状態情報表示領域301の表示が「勤務中」になるとともに、状態情報切替部2012が、状態情報保持部2021に保持される状態情報のうちで当該ユーザに対応する状態情報を「勤務中」を示す情報(例えば、「1」)に切り替える。状態情報保持部2021に保持される状態情報はユーザ毎に管理されている。状態情報切替部2012はユーザID追加部2017を介して状態情報保持部2021に保持される状態情報の中から、ユーザにより入力されたユーザIDに基づいて、該当するユーザIDに対応する状態情報を切り替える。なお、ここでユーザにより入力されたユーザIDは、ユーザが情報端末102のOSにログインする際に入力受付部1022を操作することにより入力したユーザIDである。勤務中指示領域302が押下されるとさらに、表示画像生成部2011によって、「勤務中」を示すテーマにOS(オペレーティングシステム)の表示形態が切り替えられる。具体的には、「勤務中」のテーマにおいて、表示画像生成部2011は、ウィンドウの表示形態を青系統の色で表示させ、背景画像として青系統の画像(例えば青空などの写真)を表示部1021に表示させる。本実施の形態では、状態情報保持部2021は、RAM202中に設けられる。状態情報が、「勤務中」を示す情報に切り替えられると、情報送信部2015により「勤務中」を示す状態情報が管理サーバに送信され、さらに計測部2016により、その切り替えたタイミングが記録されるとともに、時間の計測が開始される。計測部2016としては、例えばCPU201中のタイマを用いることができる。
一方、入力受付部1022により、休憩中指示領域303が押下された場合、表示画像生成部2011よって状態情報表示領域301の表示が「休憩中」になるとともに、状態情報切替部2012が、状態情報保持部2021に保持される当該ユーザに対応する状態情報を「休憩中」を示す情報(例えば、「0」)に切り替える。休憩中指示領域303が押下されるとさらに、表示画像生成部2011によって、「休憩中」を示すテーマにOSの表示形態が切り替えられる。具体的には、「休憩中」のテーマにおいて、表示画像生成部2011は、ウィンドウの表示形態を赤系統の色で表示させ、背景画像として赤系統の画像(例えば夕焼け空などの写真)を表示部1021に表示させる。本実施の形態では、状態情報保持部2021に保持される情報が「勤務中」を示す情報である場合にだけ、画像キャプチャ部2013により、表示部1021の画面に表示されている画像データを予め定められた頻度でキャプチャする。キャプチャする頻度は、頻度情報として、予め頻度情報保持部2022に保持されており、例えば、「1時間に6回」という頻度でキャプチャするように設定されている。この頻度情報保持部2022は、RAM202中に設けてユーザにより変更可能とすることもできるし、ROM203中に設けてもよい。また、管理サーバ101の管理者が、管理サーバ101の側から画像キャプチャの頻度を設定するようにすることもできる。
なお、本実施の形態では、画像キャプチャリングにおける「頻度」とは、一定時間内に何回キャプチャを行うかであり、ランダムなタイミングで一定時間内に一定回数のキャプチャを行うことを示している。例えば、「1時間に6回」という頻度である場合、画像キャプチャ部2013は、乱数を用いることにより、7分後、18分後、21分後、33分後、42分後、55分後、というように、事前に、ランダムな6回分(1時間分)のキャプチャリング時刻を決定し、その時刻になったら画像キャプチャを行う。これによって、ユーザが推測しにくいタイミングで画像がキャプチャされる。
ただし、本発明に係る情報伝達システムにおける画像キャプチャの頻度としては、このようなランダムなタイミングに限られず、一定時間間隔であってもよい。
キャプチャされた画像はユーザID追加部2017によりユーザのID情報が追加された上で画像保持部2051に保持される。画像保持部2051は、例えばHDD205内に設けることができる。画像保持部2051に保持されたデータは、所定のタイミングで情報送信部2015によって管理サーバ101へと送信される。送信のタイミングとしては、例えば、状態情報保持部2021に保持される状態情報が「勤務中」から「休憩中」に切り替わったときに送信することができるが、本発明はこれに限定されない。たとえば、一定のデータ容量あるいは一定個数の画像が蓄積されたとき、日付が更新されたとき、ユーザが指示したとき、管理サーバから要求されたとき等に送信してもよい。なお、画像保持部2051に保持する情報としては、キャプチャされた画像だけに限られず、これに代えて、キャプチャされた画像を圧縮したもの、キャプチャされた画像の解像度を小さくした縮小画像等であってもよい。
スクリーンセーバー動作検出部2014は、情報端末102において、スクリーンセーバーが動作を開始したこと、及び、動作を終了したことを検出する。通常、スクリーンセーバーは、一定時間、情報端末に対して何の操作もされない場合に起動するところ、入力操作を要する作業(例えば、データエントリー業務、ソフトウェアのコーディング等)であれば、スクリーンセーバーの動作開始を検出することにより、状態情報が「勤務中」であっても、ユーザが実際には勤務していない、というような事態(サボタージュ)を検出することができる。具体的には、スクリーンセーバー動作検出部2014は、状態情報が「勤務中」になっているときに、スクリーンセーバーの動作開始を検出した場合、一定の処理、たとえば、表示画像生成部2011に指示することよって「在席の有無」の確認画面を表示部1021にポップアップ表示させる処理を行う。これに対して、ユーザが入力受付部1022を介して「在席」している旨を通知した(例えば、確認画面におけるボタン「在席」を押した)場合には、スクリーンセーバー動作検出部2014は、状態情報を「勤務中」のまま維持し、一方、一定時間、入力受付部1022からの指示がない場合には、スクリーンセーバー動作検出部2014は、その旨を状態情報切替部2012に通知し、その通知を受けた状態情報切替部2012は、状態情報保持部2021に保持された状態情報(「勤務中」)を、「休憩中」を示す情報に切り替える。これと連動して、状態情報表示領域301の表示も「勤務中」から「休憩中」に切り替わり、またOSの表示形態も「休憩中」を示すテーマに切り替わる。
なお、上記「一定の処理」として、スクリーンセーバー動作検出部2014は、「在席の有無」の確認画面を表示し、一定時間入力がないことを確認したが、これ以外に、確認画面を表示することなく、単にスクリーンセーバーの動作が一定時間継続していることを確認してもよい。
一方、スクリーンセーバー動作検出部2014が、スクリーンセーバーが動作を終了したことを検出した場合、状態情報が「休憩中」である場合には、状態情報切替部2012は、状態情報を、「勤務中」を示す情報に切り替えてもよい。これと連動して、状態情報表示領域301の表示も「休憩中」から「勤務中」に切り替わる。もっとも、ユーザにより、休憩中指示領域303が押下された後の場合には、スクリーンセーバーの動作終了を検出しても状態情報を、「勤務中」を示す情報に切り替えないようにしてもよい。休憩中に、私用で情報端末を操作(インターネット上で買い物など)する場合もあるからである。具体的には、状態情報保持部2021に、ユーザが「休憩中」を指示することにより「休憩中」となったか、スクリーンセーバーの動作開始により「休憩中」となったかを保持しておき、スクリーンセーバーの動作開始によって「休憩中」となった場合にのみ、スクリーンセーバー動作終了時に、状態情報を「勤務中」に切り替えるようにすればよい。
状態情報が「勤務中」となって継続していた個々の時間(つまり、細切れの勤務時間、ただし、eラーニングシステムでは学習時間)は、計測部2016により計測され、計測された勤務時間の情報は、ユーザID追加部2017によってユーザのID情報が追加された上で勤務時間情報保持部2052に保持される。図5は、勤務時間情報保持部2052に保持される情報(勤務時間情報)の一例を示す図である。同図の例では、状態情報が「勤務中」に切り替わった時刻(「開始時刻」)、「勤務中」から「休憩中」に切り替わった時刻(「終了時刻」)、及び、「勤務中」として継続していた時間(「勤務時間」)が、その事象ごとに、保持されている。
なお、本実施の形態のように終了時刻の時点で勤務時間をも算出して保持するようにしておけば、後で行う集計(総勤務時間の算出)が迅速に行えるという利点があるが、このような方法以外に、勤務時間情報保持部2052では開始時刻及び終了時刻だけ保持しておき、個々の勤務時間については情報端末102又は管理サーバ101での集計時に算出するようにしてもよい。
また、計測部2016により、状態情報が「勤務中」となったタイミングから「勤務中」が継続している時間(つまり、連続勤務時間)が予め情報端末102又は管理サーバ101によって設定された所定の時間(例えば1時間30分)を超えた場合に、表示部1021に休憩を促すメッセージを表示するような構成とすると、在宅就労者(ユーザ)の健康維持に有効である。つまり、この情報端末102に、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「勤務中」となったタイミングから「勤務中」が継続している時間である連続勤務時間を計測する連続勤務時間計測部と、連続勤務時間が所定の時間を超えた場合に、その旨を示す情報を当該情報端末102の表示部1021に表示させる連続勤務画像表示部とを設けてもよい。
ユーザID追加部2017は、ユーザを識別するためのユーザIDを、状態情報、計測部2016により計測された勤務時間の情報、及び画像キャプチャ部2013がキャプチャした画像(ここでは、キャプチャされた画像、あるいは、その縮小画像等)に追加する。つまり、状態情報保持部2021に保持される状態情報、勤務時間情報保持部2052に保持される勤務時間の情報、及び画像保持部2051に保持される画像には、ユーザIDが含まれる。なお、ユーザIDは、上述のOSのログイン時に入力するものに限るものではなく、OSにログインするIDとは別に設けてもよく、例えばアプリケーション上においてユーザIDの入力を求めてもよい。
情報送信部2015は、NIC204及びネットワーク103を介して、管理サーバ101にデータを送信する。具体的には、情報送信部2015は、状態情報保持部2021に保持されている状態情報、勤務時間情報保持部2052に保持されている勤務時間情報、及び画像保持部2051に保持されている画像に関する情報(ここでは、キャプチャされた画像、あるいは、その縮小画像等)を管理サーバ101に送信する。情報送信部2015は、状態情報が「休憩中」から「勤務中」に切り替わったときと、「勤務中」から「休憩中」に切り替わったときとにおいて、状態情報を管理サーバ101に送信する。なお、管理サーバ101への情報送信プロトコルは特に限定されず、HTTP、HTTPS等のプロトコルでの転送、SMTP等のプロトコルを用いてメール送信、あるいはメール添付の形式で送信するようにしてもよい。また、管理サーバ101の側からFTP、TELNET等のプロトコルで情報端末102からデータを取得するような形態も可能である。
また、情報送信部2015は、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「勤務中」となっている場合に、入力受付部1022がユーザから第1の入力を受け付けると、勤務開始情報を予め指定された送信先に送信する。情報送信部2015はまた、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「休憩中」となっている場合に、入力受付部1022がユーザから第2の入力を受け付けると、勤務終了情報を予め指定された送信先に送信する。例えば、ユーザは、第1の入力あるいは第2の入力として入力受付部(例えばマウス)1022を用いてメッセージ指示領域304を押下する。メッセージ指示領域304が押下されると、情報送信部2015は、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「勤務中」であれば勤務開始を示すメッセージを予め指定された送信先(例えば、当該ユーザの上司(管理者またはチェック者)のメールアドレス)に自動的に送信し、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「休憩中」であれば勤務終了を示すメッセージを上司のメールアドレスに自動的に送信する。勤務開始を示すメッセージは、例えば、「これから勤務を開始します。」であり、勤務終了を示すメッセージは、例えば、「これで勤務を終了します。」である。なお、このメッセージは電子メールで送信されてもよいし、インスタントメッセージ機能を有するアプリケーションにより送信されてもよい。
なお、上述の第1の入力と第2の入力とは、メッセージ指示領域304を入力受付部1022において押下することであり、第1の入力及び第2の入力は共通であるが、これに限らない。例えば、メッセージ指示領域304として、勤務開始メッセージ指示領域(図示せず)と勤務終了メッセージ指示領域(図示せず)とを分けて設けることにより、ユーザが入力受付部1022により勤務開始メッセージ指示領域を押下することを第1の入力とし、ユーザが入力受付部1022により勤務終了メッセージ指示領域を押下することを第2の入力としてもよい。また、この場合には、勤務開始の際に、ユーザが勤務中指示領域302を押下しなくとも勤務開始メッセージ指示領域を押下するのみで、状態情報切替部2012が状態情報保持部2021に保持される状態情報を「勤務中」に示す情報に切り替えてもよい。また、同様の場合であって勤務終了の際に、ユーザが休憩中指示領域303を押下しなくとも勤務終了メッセージ指示領域を押下するのみで、状態情報切替部2012が状態情報保持部2021に保持される状態情報を「休憩中」に示す情報に切り替えてもよい。
以上のような情報端末102での管理機能は、情報端末102で常駐して動作するコンピュータプログラムとして実現され得る。以下、その具体的な処理内容の一例について説明する。本実施の形態では、情報端末102の電源がオンとされ、OSが起動する際に、本実施の形態のコンピュータプログラムも動作を開始する。プログラムの動作開始の際に、状態情報保持部2021に保持された状態情報の値は、初期値として「休憩中」が設定され、表示画面の状態情報表示領域301の表示も「休憩中」となる。
ユーザにより、勤務中指示領域302が押下された場合に、「勤務中指示領域押下時処理」が開始する。図6は、勤務中指示領域押下時処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。
勤務中指示領域押下時処理では、まず、状態情報切替部2012が、状態情報保持部2021に保持された状態情報の値を、「勤務中」を表す情報に書き替える(S101)。これにより、表示画像生成部2011よって表示部1021の状態情報表示領域301の表示が「勤務中」に切り替わる。そして同時に、表示画像生成部2011によって、表示部1021に表示されるOSのテーマが「勤務中」を示すテーマに切り替わる。次に、情報送信部2015が状態情報保持部2021に保持された状態情報を管理サーバ101に送信する(S102)。その後、計測部2016による勤務時間の計測を開始する(S103)。
ユーザにより、メッセージ指示領域304が押下された場合(S104:YES)には、勤務開始情報として勤務開始を示すメッセージが予め指定された送信先に送信される(S105)。それ以外の場合(S104:NO)であって、ユーザにより、休憩中指示領域303が押下された場合(S106:YES)には、後述する「休憩中指示領域押下時処理」が開始する(S107)。さらにそれ以外の場合(S106:NO)であって、頻度情報保持部2022に保持される頻度情報で定まる時刻が到来した場合(S108:YES)には、画像キャプチャ部2013により、表示部1021に表示されている画像をキャプチャする(S109)。ステップS108で画像キャプチャを行うべき時刻が到来していない場合(S108:NO)にはステップS106へと戻る。勤務中の状態が所定時間以上継続した場合には(S110:YES)、表示画像生成部2011が、その旨のメッセージを表示部1021に表示する(S111)。
図7は、休憩中指示領域押下時処理の内容の一例について説明するためのフローチャートである。休憩中指示領域押下時処理では、まず、状態情報切替部2012が、状態情報保持部2021に保持された状態情報の値を、「休憩中」を表す情報に書き替える(S201)。これにより、表示画像生成部2011によって表示部1021の状態情報表示領域301の表示が「休憩中」に切り替わる。そして同時に、表示画像生成部2011によって、表示部1021に表示されるOSのテーマが「休憩中」を示すテーマに切り替わる。次に、計測部2016による勤務時間の計測を終了し(S202)、勤務時間情報保持部2052に、勤務時間情報の書き込みを行う(S203)。本実施の形態では、休憩中指示領域303が押下された場合に、その時の状態情報と、その1回の勤務(状態情報が「勤務中」になってから「休憩中」になるまでの期間)に関する勤務時間情報と、その勤務においてキャプチャされた全ての画像データを情報送信部2015が管理サーバ101に送信する(S204)。
図8は、情報端末102と、管理サーバ101との間の通信シーケンスの一例を示す図であり、本実施の形態では、勤務の開始前に、あるいは、任意のタイミングで、管理サーバ101から情報端末102に対して、画像のキャプチャを行う頻度を指定する(S10、S20)。そして、状態情報が「勤務中」を示す情報である場合に、情報端末102において画像キャプチャを行い、休憩中指示領域303が押下される度に、その1回の勤務に関わる勤務時間情報と、その勤務中に蓄積された画像データとが管理サーバ101に送信される(S11、S12、S21)。
再び図7のフローチャートを参照して、ユーザにより、メッセージ指示領域304が押下された場合(S205:YES)には、勤務終了情報として勤務終了を示すメッセージが予め指定された送信先に送信される(S206)。それ以外の場合(S205:NO)であって、ユーザにより、勤務中指示領域302が押下された場合(S207:YES)には、図6に例示した勤務中指示領域押下時処理へと戻る。なお、状態情報が「勤務中」を示す情報である場合に、情報端末102の電源がオフとされたときには、基本的には、休憩中指示領域押下時処理と同様の処理(例えばステップS202からステップS204までの処理)及び勤務終了を示すメッセージの送信処理(S206)を行ってから電源をオフとする。電源オフの場合には、状態情報保持部2021の内容の書き替え(S201)は割愛しても構わない。例えば、状態情報保持部2021が不揮発性メモリに設けられる場合であっても、前述したように、再度電源がオンされた場合に、初期化段階で、状態情報が「休憩中」を表す情報に設定されるからである。
次に、本実施の形態における管理サーバ101の処理について説明する。図9は、管理サーバ101の構成の一例を示す機能ブロック図である。なお、ハードウェア構成については、図2に示した情報端末102の構成と略同一であり、図2の情報端末102の符号の200番台を400番台に置き換えたものであるから、ここでの詳細な説明は省略する。
管理サーバ101は、情報端末102と同様に表示部1011を備えており(図1参照)、管理者の操作により、ユーザの勤務時間の集計結果を閲覧したり、情報端末102の画面の画像データを閲覧したりすることができる。管理サーバ101にも、キーボード、マウス等の入力受付部1012(図9参照)を備えているが、図1では図示を省略している。図9は、管理サーバ101の構成の一例について説明するための機能ブロック図である。
同図9に示されるように、本実施の形態の管理サーバ101は、表示画像生成部4011、情報送受信部4012、情報検索部4011d、キャプチャ指令部4014、集計時間設定部4013、画像保持部4051、勤務時間情報保持部4052、状態情報保持部4053、及びユーザ情報保持部4054を備えている。
情報送受信部4012は、ネットワーク103を介して情報端末102から送信されてきた状態情報、勤務時間情報、及び情報端末102にてキャプチャされた画像のデータを、NIC404を介して受信し、画像保持部4051、勤務時間情報保持部4052、及び状態情報保持部4053に格納する。
集計時間設定部4013は、後述する集計部4011aが累計値の算出を開始する時間である集計開始時間と、集計部4011aが累計値の累計を算出する累計期間とを、管理者からの入力に基づいて設定する。
キャプチャ指令部4014は、管理者からの入力受付部1012による入力に従い、指定された情報端末102に対してキャプチャ指令を出力する。情報送受信部4012はまた、指定された情報端末102にキャプチャ指令部4014から出力されたキャプチャ指令を送信する(後述参照)。
情報送受信部4012が受信した状態情報、勤務時間情報、及び画像データは、それぞれ状態情報保持部4053、勤務時間情報保持部4052、画像保持部4051に格納される。また、ユーザ情報保持部4054は、ユーザIDと、ユーザを複数のグループ毎に分類するグループIDと、権限情報と、有効/無効情報と、パスワードとを関連付けたユーザ情報を保持する。勤務時間情報保持部4052、画像保持部4051、状態情報保持部4053、及びユーザ情報保持部4054は、本実施の形態では、管理サーバ101に備えられるHDD405に設けられる。なお、ここに言う「権限情報」とは、ここで管理される広義のユーザが管理者、チェック者、又はユーザ(在宅就労者)のいずれかであることを識別するための情報である。なお、広義のユーザとは、管理者、チェック者、およびユーザ(在宅就労者)全てを含む本実施形態の情報伝達システムを利用する人を指し、「広義の」と指定しない単なるユーザについては在宅就労者を指す。ここに言う「有効/無効情報」とは、例えばユーザが退職したときに、当該ユーザの情報が無効であることを示すための情報であり、ユーザが在職中であれば有効/無効情報は「有効」となる。
表示画像生成部4011は、表示部1011への表示画像を生成する処理部であり、表示に先立つ集計を行う集計部4011aと、時間判定部4011bと、管理者判定部4011cと、情報検索部4011dとを有する。そして、この表示画像生成部4011は、情報端末102から送信されてきた状態情報、勤務時間情報、画像のデータをユーザID毎に表示部1011に表示させる。
集計部4011aは、情報端末102から送信されてきた状態情報に関する情報(ここでは、勤務時間情報)に基づいて、当該情報端末102が備える状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「勤務中」として継続していた時間(つまり、勤務時間情報における「勤務時間」)の累計値(総勤務時間)を算出する。なお、この累計値は、本実施形態では、カレンダーにおける直近の月曜日から金曜日までの5日間のような所定期間における勤務時間の累計値として初期設定されている。なお、ここにいう「カレンダーにおける直近の月曜日から金曜日までの5日間」とは、その日の前の週の月曜日から金曜日までの5日間を指しており、2011年1月25日の時点を例にして説明すると、この場合は2011年1月17日から1月21日までの5日間における総勤務時間が累計値として算出されることになる。なお、累計値の算出にかかる所定期間は、上記のような1週間単位(本実施形態では、勤務日のみを算出するため5日間となる)に限らずに、1日(つまり24時間)単位や、10日間単位、2週間単位、1ヶ月単位などであってもよい。また、集計部は集計時間設定部4013により設定される集計開始時間から累計値の算出(累計)を開始し、集計開始時間から累計期間が経過すると累計値の算出(累計)を終了して1つの単位とする。つまり、管理者からの入力に基づいて、集計時間設定部は、累計期間として上述した1週間ような所定期間を設定する。また、管理者からの入力に基づいて、集計時間設定部4013は、累計を行う集計開始時間を例えば午前0時などに設定する。集計開始時間は、本実施形態では、全てのユーザについて初期設定として0時に設定されている。管理者は、入力を行うことで集計時間設定部4013にユーザ毎に異なる集計開始時間(例えば、23時、1時、2時など)の設定を行うことができる。
時間判定部4011bは、集計部4011aが算出した所定期間中における累計値が所定値を超えているか否かを判定する。本実施形態では、時間判定部4011bは、カレンダーにおける直近の月曜日から金曜日までの5日間における累計値(総勤務時間)が50時間(所定値)を超えているか否かを判定する。時間判定部4011bの当該判定により5日間の総勤務時間が50時間を超えていると判定されたユーザが一目で判別できるように、表示画像生成部4011は、ユーザの総勤務時間を表す情報に加えて、オーバーワークを示す情報として時間判定部4011bによる判定の結果を表示部1011に表示させる。
また、オーバーワークを判定するための所定値については、上述のような1週間単位の総勤務時間に対して50時間とすることに限らずに、例えば45時間であってもよいし、55時間や60時間などであってもよく、管理者が任意の時間に設定可能である。また、オーバーワークを判定するための所定値は、総勤務時間の算出に基づく日数によって異なり、1日当たりの勤務時間の平均を設定しておいて、1日あたりの勤務時間の平均から算出するようにしてもよい。なお、上述の場合においては、総勤務時間の算出に基づく日数が5日間であり、50時間がオーバーワークを判定するための所定値となっているため、1日当たりの平均値として10時間と設定することによりオーバーワークを判定させてもよい。したがって、このように1日当たりの平均値を10時間と設定した場合であって、例えば1ヶ月単位で所定の勤務日が20日間である場合には、所定値は10時間に20日間を乗ずることにより算出され、200時間となる。
管理者判定部4011cは、管理サーバ101にログインした(広義の)管理者が第1の管理者であるか第2の管理者であるかを判定する。つまり、管理者判定部4011cは、管理サーバ101において管理者が入力受付部1012を操作することにより入力したユーザIDに基づいて、当該管理者が全てのユーザ情報を閲覧できる第2の管理者であるか、縮小画像のデータのみを閲覧できる第1の管理者としてのチェック者であるかを判定する。そして、管理者判定部4011cが第2の管理者であると判定した場合に、表示画像生成部4011は全てのユーザ情報を閲覧可能になるフロントページである管理者画面510(図13)を表示部1011に表示させる。一方で、管理者判定部4011cが第1の管理者(チェック者)であると判定した場合に、表示画像生成部4011は、情報端末102の各々から送信されてきた情報のうちで縮小された画像に関する情報(縮小画像のデータ)のみを閲覧可能になるフロントページであるチェック者画面580(図20)を表示部1011に表示させる。このとき表示画像生成部4011は、第1の管理者(チェック者)の選択を受け付ける状態で縮小画像のデータを表示部1011に表示させる。具体的には、表示画像生成部4011は、縮小画像の右側にチェック者が押すことが可能な送信ボタンを表示させ、チェック者が送信ボタンを押す(つまり、当該入力により選択を受け付ける)と情報送受信部は、チェック者により選択された縮小画像のデータに関する情報(つまり元の拡大画像のデータ)を確認することを管理者に促すメッセージを送信する。
情報検索部4011dは、情報保持部が保持する状態情報に関する情報、及び、画像に関する情報から、ユーザID、グループID、又は所定期間中における累計値の内の少なくとも1つを管理者の入力に基づいて検索し、当該検索の結果を表示部1011に表示させる。例えば、情報検索部4011dは、グループに関する入力を行うことにより管理者により選択されたグループと、ユーザ情報保持部4054に保持されているユーザ情報とに基づいて、選択されたグループに属するユーザIDに対応する情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、画像に関する情報、又は集計結果を表す情報をグループ毎に表示部1011に表示させる。なお、ここで「所定期間中における累計値」の所定期間については、管理者が管理サーバ101において指定した期間となる。
次に、管理サーバ101において、表示画像生成部4011が表示部1011に表示させる画像について、図10〜20に基づいて説明する。以下、管理サーバ101の表示部1011に表示される管理アプリケーション上で、「xxボタンを押す」という表現を使うが、この表現は管理者又はチェック者がポインティングデバイスなどの入力受付部1012を操作することによりクリックする動作のことを指す。
図10は、ユーザID入力画面500を示す図である。まず、管理サーバ101では、広義の管理者が端末上で例えば管理アプリケーションを実行すると、ユーザID入力欄501と、パスワード入力欄502と、ログインボタン503とがユーザID入力画面500として図10に示すように表示される。広義の管理者は、ユーザID入力欄501と、パスワード入力欄502とにおいて、入力受付部1012(ここではキーボード)を操作することにより所定のユーザID及びパスワードを入力して、ログインボタン503を押す。ログインボタン503を押下されると、管理サーバ101では、管理者判定部4011cがユーザID入力欄501に入力されたユーザIDとパスワード入力欄502に入力されたパスワードとに基づいて、当該ユーザID及びパスワードを入力した広義の管理者が正規の管理者であるか否かを判定する。なお、管理者判定部4011cは、ユーザ情報保持部4054に保持されるユーザ情報に基づいて当該広義の管理者が管理者であるか否かを判定する。なお、ここで、パスワード入力欄502に入力されたパスワードが誤っていると判定されると、ユーザID又はパスワードが誤っている旨のメッセージが表示される。なお、ユーザID入力画面500は管理アプリケーションを実行する事により表示されるが、独自の管理アプリケーションを実行する携帯に限らずに、例えばブラウザにより所定のHTMLファイルを閲覧したときに表示させる形態であってもよい。
図11は、管理者画面510を示す図である。ユーザID入力画面500においてユーザID入力欄501に入力されたユーザIDが管理者であって、かつ、パスワード入力欄502に入力されたパスワードが正しいと管理者判定部4011cにより判定されると、図11に示すような、管理者画面510が表示される。管理者画面510では、ユーザステータス表示ボタン511と、ユーザ一覧ボタン512と、ユーザ検索ボタン513と、戻ボタン514とが表示される。管理者がユーザステータス表示ボタン511を押すと、表示画像生成部4011は、ユーザステータス画面520(図12参照)を表示させる。また、管理者がユーザ一覧ボタン512を押すと、表示画像生成部4011は、ユーザ一覧画面530(図13参照)を表示させる。また、管理者がユーザ検索ボタン513を押すと、表示画像生成部4011は、ユーザ検索画面560(図16参照)を表示させる。なお、管理者が戻ボタン514を押すと、表示画像生成部4011は、ユーザID入力画面500を表示させる。
図12は、ユーザステータス画面520を示す図である。ユーザステータス画面520では、図12に示すように、状態情報フィールド521と、ユーザ名フィールド522と、直近の1週間(平日の5日間)における勤務時間累計フィールド523と、オーバーワーク表示フィールド524とが表示される。つまり、表示画像生成部4011は、ユーザステータス画面520として、状態情報と、直近の1週間における勤務時間累計と、オーバーワーク表示とを、ユーザ毎に表示部1011に表示させる。各ユーザの状態情報フィールド521は、在席中フィールド521a、離席中フィールド521b、及びログアウト中フィールド521cの3つのフィールドにさらに分かれて表示される。これらの3つのフィールドのうちの該当する箇所に黒丸が表示されることにより、ユーザの状態情報が示される。具体的には、在席中フィールド521aに黒丸が表示されると、当該ユーザは「勤務中」であることを示す。また、離席中フィールド521bに黒丸が表示されると、当該ユーザは「休憩中」であることを示す。また、ログアウト中フィールド521cに黒丸が表示されると、当該ユーザは勤務開始前、勤務終了後、又は非勤務日のいずれかであることを示す。また、直近の1週間における勤務時間累計フィールド523では、集計部4011aにより算出された累計値(総勤務時間)が表示される。オーバーワーク表示フィールド524においては、時間判定部4011bによってユーザがオーバーワークであるか否かの判定結果が表示される。具体的には、集計部4011aが集計した直近の1週間における勤務時間累計が50時間を超えているか否かを時間判定部4011bが判定し、直近の勤務時間累計が50時間を超えているユーザのオーバーワーク表示フィールド524にオーバーワークであることを示すチェックマークを表示画像生成部4011が表示させる。この時、該当するユーザのユーザ名、勤務時間累計フィールド、及びオーバーワーク表示フィールドは、黄色のハイライト(図ではグレー)により強調されて表示される。なお、この強調表示は、黄色のハイライトに限らずに、別の色のハイライト表示であってもよいし、文字の色を赤などの別の色に変える表示であってもよいし、文字の字体を例えば太字に変えるなどであってもよい。また、ユーザステータス画面520には、戻ボタン525が表示されており、管理者が戻ボタン525を押すと、管理者画面510に戻る。
図13は、ユーザ一覧画面530を示す図である。管理者は、管理者画面510においてユーザ一覧ボタン512を押すと、図13に示すようなユーザ一覧画面530が表示される。ユーザ一覧画面530では、グループフィールド531と、ユーザフィールド532と、権限フィールド533と、有効/無効フィールド534と、ユーザ情報フィールド535と、IN/OUT情報フィールド536と、キャプチャ情報フィールド537と、キャプチャ指令フィールド538とがユーザ毎に表示され、さらに戻ボタン539が表示される。グループフィールド531には、ユーザ情報保持部4054に保持されるユーザ情報に基づいてユーザが属しているグループが表示される。なお、図15に示すように、グループには本実施形態では「北海道」、「東京」、「大阪」などがあり、グループはユーザを所属している地域毎に分類している。このグループは、管理者が自由に設定可能である。また、ユーザフィールド532は、ユーザIDフィールド532aとユーザ名フィールド532bとにさらに分かれて表示される。ユーザIDフィールド532aにはユーザIDが表示される。ユーザ名フィールド532bにはユーザ名が表示される。権限フィールド533には、上述した権限情報が表示される。有効/無効フィールド534には、有効/無効情報が「有効」であるか、「無効」であるかが表示される。
ユーザ情報フィールド535には、ユーザ毎にユーザ情報編集ボタン535aが表示される。管理者がユーザ情報編集ボタン535aを押すと、当該ユーザに関する住所、電話番号などの個人情報や、権限の属性、有効/無効属性などを設定する画面(図示せず)が表示され、管理者はその画面においてユーザの各種情報の入力をすることができるようになっている。
IN/OUT情報フィールド536には、ユーザ毎にIN/OUT情報閲覧ボタン536aが表示される。管理者がIN/OUT情報閲覧ボタン536aを押すと、当該ユーザにおける、例えば図14に示すようなその日(「2010年5月30日」)の情報端末102側での勤務中の時間帯、休憩中の時間帯がグラフのように分かりやすく表示される。
キャプチャ情報フィールド537には、ユーザ毎にキャプチャ情報閲覧ボタン537aが表示される。管理者がキャプチャ情報閲覧ボタン537aを押すと、当該ユーザにおける、例えば図15に示すようなその日(「2010年5月30日」)の情報端末102側の画像キャプチャ部2013によりキャプチャされた画像の縮小画像の一覧がキャプチャ情報閲覧画面550として表示される。
キャプチャ指令フィールド538には、ユーザ毎にキャプチャ指令ボタン538aが表示される。管理者がキャプチャ指令ボタン538aを押すと、管理サーバ後述するキャプチャ指令を当該ユーザの情報端末102に送信する。
管理者は、ユーザ一覧画面530においてIN/OUT情報閲覧ボタン536aを押すと、図14に示すようなIN/OUT情報画面540が表示される。IN/OUT情報画面540は、管理者が指定した一日(「2010年5月30日」)における情報端末102側での勤務中の時間帯、休憩中の時間帯がグラフのように分かりやすく表示される。IN/OUT情報画面540には、さらに、キャプチャ情報閲覧ボタン541と、キャプチャ指令ボタン542と、戻るボタン543とが表示される。キャプチャ情報閲覧ボタン541と、キャプチャ指令ボタン542とは、ユーザ一覧画面530で説明した各ボタン541、542と同様であるためここでは説明を省略する。なお、管理者が戻るボタン543を押すとユーザ一覧画面530に戻る。また、ここには、画像がキャプチャリングされたタイミングや、情報端末102が起動していた時間帯(「PCの起動」)も併せて表示されている。なお、画像がキャプチャリングされたタイミングについては、キャプチャリングされた画像に付随している時刻情報から特定し、情報端末102が起動していた時間帯については、勤務時間情報と併せて、情報端末102が起動していた時間情報を情報端末102から読み出して取得することで、特定することができる。
図15は、キャプチャ情報閲覧画面550を示す図である。キャプチャ情報閲覧画面550では、図15に示すように、ユーザ一覧ボタン551、IN/OUT時間一覧ボタン552、キャプチャ指令ボタン553、日付指定受付欄554、カレンダーボタン555、更新ボタン556、縮小画像群557、及び戻ボタン558が表示される。ユーザ一覧ボタン551は、ユーザ一覧画面530に遷移するためのボタンであり、管理者がユーザ一覧ボタン551を押すと、ユーザ一覧画面530が表示される。IN/OUT時間一覧ボタン552は、IN/OUT情報画面540に遷移するためのボタンであり、管理者がIN/OUT時間一覧ボタン552を押すと、IN/OUT情報画面540を表示させる。キャプチャ指令ボタン553は、後述するキャプチャ指令を当該ユーザの情報端末102に送信するためのボタンである。日付指定受付欄554では、管理者が当該ユーザのその日以外の日(ここでは、2011年1月14日以外の日)におけるキャプチャ画像を閲覧する際に日付を指定することができる。カレンダーボタン555は、カレンダーを表示させるためのボタンである。ここで、管理者がカレンダーボタン555を押すことによって表示されたカレンダーにおいて日付を選択する入力を行うことは、日付指定受付欄554において日付を指定するのと同義である。更新ボタン556は、日付指定受付欄554又はカレンダーボタン555によって指定された日付における縮小画像を表示させるためのボタンであり、管理者が更新ボタン556を押すと当該指定された日付における縮小画像が表示される。縮小画像群557は、キャプチャされた画像の縮小画像である。なお、縮小画像群557の下方には、当該縮小画像がキャプチャされた時間が縮小画像毎に表示される。管理者が縮小画像群557の一つを選択してクリックすると、表示画像生成部4011は管理者に選択された縮小画像の拡大画像(つまり、縮小前の元のキャプチャされた画像)を表示部1011に表示させる。また、戻ボタン558は、ユーザ一覧画面530に遷移するためのボタンであり、管理者が戻ボタン558を押すと、ユーザ一覧画面530が表示される。
図16は、ユーザ検索画面560を示す図である。管理者は、管理者画面510においてユーザ検索ボタン513を押すと、表示画像生成部4011の情報検索部4011dは、図16に示すようなユーザ検索画面560を表示させる。ユーザ検索画面560では、氏名入力欄561、グループ入力欄562、属性選択欄563、有効/無効選択欄564、所定期間における累計勤務時間入力欄565、キャプチャ設定枚数入力欄566、検索開始ボタン567、及び戻ボタン568が表示される。ユーザ検索画面560では、氏名入力欄561、グループ入力欄562、属性選択欄563、有効/無効選択欄564、所定期間における累計勤務時間入力欄565、及びキャプチャ設定枚数入力欄566の少なくとも1つにおいて、管理者が入力を行って検索開始ボタン567を押すことにより、情報検索部4011dが画像保持部4051、勤務時間情報保持部4052、状態情報保持部4053、及びユーザ情報保持部4054に保持されている勤務時間情報、画像データ、状態情報、及びユーザ情報から当該入力に基づいた検索を開始する。そして、情報検索部4011dによる検索の結果が例えば図17の検索結果画面570のように表示させる。
以下、各入力欄及び選択欄561〜566について説明する。氏名入力欄561は、この入力欄に入力された文字列に基づいて、登録されているユーザの氏名に該当するユーザの各種情報(状態情報や画像情報など)を検索し抽出するための入力欄である。グループ入力欄562は、この入力欄に入力された文字列に基づいて、登録されているユーザのグループに該当するユーザを検索し抽出するための入力欄である。属性選択欄563は、ユーザが管理者であるか一般ユーザであるかを指定するための選択欄である。有効/無効選択欄564は、そのユーザの情報が有効であるか無効であるかを指定するための選択欄である。所定期間における累計勤務時間入力欄565は、指定された期間中の累計勤務時間が指定された勤務時間を超えているユーザを検索し抽出するための入力欄である。キャプチャ設定枚数入力欄566は、この入力欄において指定された1時間当たりのキャプチャ枚数を超えるキャプチャ設定枚数が設定されているユーザを検索し抽出するための入力欄である。
また、検索開始ボタン567は、各種入力欄及び選択欄561〜566において指定された情報に基づいて、ユーザ情報から検索を開始するためのボタンである。また、ユーザ検索画面560には、戻ボタン568が表示されており、管理者が戻ボタン568を押すと、管理者画面510に戻る。
図17は、検索結果画面570を示す図である。ユーザ検索画面560において検索開始ボタン567が管理者によって押されると、表示画像生成部4011の情報検索部4011dは、図17に示すような検索結果画面570を表示させる。検索結果画面570では、ユーザ検索画面560の各入力欄及び選択欄561〜566に管理者によって入力された情報に基づいて情報検索部4011dが検索した結果のユーザが抽出して表示される。ユーザ検索画面560では、ユーザ一覧画面530と同様にユーザ一覧画面530の各フィールド531〜538に対応する複数のフィールド571〜578が表示され、ユーザ検索画面560において入力された情報に該当するユーザが抽出して表示される。
検索結果画面570には、グループフィールド571と、ユーザフィールド572と、権限フィールド573と、有効/無効フィールド574と、ユーザ情報フィールド575と、IN/OUT情報フィールド576と、キャプチャ情報フィールド577と、キャプチャ指令フィールド578とが表示され、さらに戻ボタン579が表示される。また、ユーザフィールド572は、ユーザIDフィールド572aとユーザ名フィールド572bとに分かれて表示される。検索結果画面570において表示される各フィールド571〜578はユーザ一覧画面530で説明した各フィールド531〜538と同様であるためここでは説明を省略する。また、ユーザ情報フィールド575に表示されるユーザ情報編集ボタン575aと、IN/OUT情報フィールド576に表示されるIN/OUT情報閲覧ボタン576aと、キャプチャ情報フィールド577に表示されるキャプチャ情報閲覧ボタン577aと、キャプチャ指令フィールド578に表示されるキャプチャ指令ボタン578aとについても、ユーザ一覧画面530で説明した各ボタン535a〜538aと同様であるためここでは説明を省略する。
このように、氏名、グループ、属性情報、有効/無効情報、所定期間における累計勤務時間、又はキャプチャ設定枚数の内の少なくとも1つを管理者の入力に基づいて検索することができるため、管理者が確認したい情報をすぐに閲覧することができる。また、条件毎にユーザを抽出することができるため、ユーザの管理が容易になる。
なお、ここでは、氏名やグループをそのまま入力して検索しているが、これに限らず、氏名の代わりにユーザIDで検索できるようにしてもよいし、グループの代わりにグループIDで検索できるようにしてもよい。なお、戻ボタン579についてはユーザ一覧画面530の戻ボタン539とは異なり、管理者が戻ボタン579を押すとユーザ検索画面560に戻る。管理者が検索結果画面570において戻ボタン579を押してユーザ検索画面560に戻ったときには、ユーザ検索画面560において最後に入力した結果を残しておくことが望ましい。なぜなら、戻ボタン579を押してユーザ検索画面560に戻ることによりその直前に行った検索の条件の一部を変更する場合があり、その場合に、一旦検索の条件の入力をリセットしてしまうと一部のみの変更を行いたいのに全ての条件を入力する必要があり、手間がかかるためである。
図18は、チェック者画面580を示す図である。ユーザID入力画面500においてユーザID入力欄501に入力されたユーザIDがチェック者であって、かつ、パスワード入力欄502に入力されたパスワードが正しいと管理者判定部4011cにより判定されると、図18に示すような、チェック者画面580が表示される。チェック者画面580では、管理者画面510と同様に、ユーザステータス表示ボタン581と、ユーザ一覧ボタン582と、ユーザ検索ボタン583と、戻ボタン584とが表示される。ユーザステータス表示ボタン581とユーザ検索ボタン583とは、管理者画面510とは異なりグレーアウトした状態で表示され、チェック者がこれらのボタン581、583は押すことができないような表示となる。なお、ユーザステータス表示ボタン581とユーザ検索ボタン583とは、上記のようなグレーアウトした状態で表示することに限らずに、表示そのものが無くてもよい。チェック者は、ユーザ一覧ボタン582を押すとユーザ一覧画面590(図19参照)が表示される。なお、チェック者が戻ボタン584を押すとログアウトされてユーザID入力画面500に戻る。
図19は、ユーザ一覧画面590を示す図である。チェック者は、チェック者画面580においてユーザ一覧ボタン582を押すと、図19に示すように、ユーザ一覧画面590が表示される。ユーザ一覧画面590では、ユーザ一覧画面530と同様に、グループフィールド591と、ユーザフィールド592と、権限フィールド593と、有効/無効フィールド594と、ユーザ情報フィールド595と、IN/OUT情報フィールド596と、キャプチャ情報フィールド597と、キャプチャ指令フィールド598とが表示され、さらに戻ボタン599が表示される。ユーザフィールド592は、ユーザIDフィールド592aとユーザ名フィールド592bとに分かれて表示される。ユーザ一覧画面590において表示される各フィールド591〜598はユーザ一覧画面530で説明した各フィールド531〜538と同様であるためここでは説明を省略する。ユーザ一覧画面590において、ユーザ情報フィールド595に表示されるユーザ情報編集ボタン595aと、IN/OUT情報フィールド596に表示されるIN/OUT情報閲覧ボタン596aと、キャプチャ指令フィールド598に表示されるキャプチャ指令ボタン598aとについては、ユーザ一覧画面530とは異なりグレーアウトした状態で表示され、チェック者がこれらのボタン595a、596a、598aは押すことができないような表示となる。なお、ユーザ情報編集ボタン595aとIN/OUT情報閲覧ボタン596aとキャプチャ指令ボタン598bとは、上記のようなグレーアウトした状態で表示することに限らずに、表示そのものが無くてもよい。チェック者は、キャプチャ情報フィールド597に表示されるキャプチャ情報閲覧ボタン597aを押すとキャプチャ情報閲覧画面600(図20参照)が表示される。なお、チェック者が戻ボタン599を押すとチェック者画面580に戻る。
図20は、キャプチャ情報閲覧画面600を示す図である。チェック者は、ユーザ一覧画面590においてキャプチャ情報閲覧ボタン597aを押すと図20に示すように、キャプチャ情報閲覧画面600が表示される。キャプチャ情報閲覧画面600では、キャプチャ情報閲覧画面550と同様に、ユーザ一覧ボタン601、IN/OUT時間一覧ボタン602、キャプチャ指令ボタン603、日付指定受付欄604、カレンダーボタン605、更新ボタン606、縮小画像群607、及び戻ボタン608が表示される。キャプチャ情報閲覧画面600により表示される各ボタン601、604〜606はキャプチャ情報閲覧画面550で説明した各ボタン551、554〜556と同様であるためここでは説明を省略する。キャプチャ情報閲覧画面600において、IN/OUT時間一覧ボタン602及びキャプチャ指令ボタン603については、キャプチャ情報閲覧画面550とは異なりグレーアウトした状態で表示され、チェック者がIN/OUT時間一覧ボタン602およびキャプチャ指令ボタン603は押すことができないような表示となる。なお、チェック者がIN/OUT時間一覧ボタン602およびキャプチャ指令ボタン603は、上記のようなグレーアウトした状態で表示することに限らずに、表示そのものが無くてもよい。キャプチャ情報閲覧画面600において表示される縮小画像群607は、キャプチャ情報閲覧画面550において表示される縮小画像群557とは異なり、チェック者がクリックしても押された縮小画像に対応する拡大画像は表示されずにそのままの表示となる。
また、キャプチャ情報閲覧画面600では、キャプチャ情報閲覧画面550とは異なり、各縮小画像群607の右側に送信ボタン609がそれぞれ表示される。チェック者が送信ボタン609を押すと、予め指定された送信先(例えばチェック者の上司である管理者など)に指定された縮小画像に対応するキャプチャ画像を確認することを管理者に促すメッセージを情報送受信部4012が送信する。例えば、図20に示すキャプチャ情報閲覧画面600に表示される13:18にキャプチャされた縮小画像(右下の画像)の右側の送信ボタン609aをチェック者が押すと「ユーザID:××○○さんの1月14日13:18のキャプチャ画面をご確認ください」というメッセージが予め指定された送信先に送信される。なお、このメッセージは、電子メールで送信されてもよいし、インスタントメッセージ機能を有するアプリケーションにより送信されてもよい。なお、チェック者が戻ボタン608を押すとユーザ一覧画面590に戻る。
管理者は、ユーザ一覧画面530におけるキャプチャ指令ボタン534a、キャプチャ情報閲覧画面550におけるキャプチャ指令ボタン553、又は検索結果画面570におけるキャプチャ指令ボタン578aを押すと、各キャプチャ指令ボタン534a、553、578aに対応するユーザの情報端末102に対してキャプチャ指令が出力される。キャプチャ指令は、キャプチャ指令部4014により出力され、情報送受信部4012により指定された情報端末102に対して送信される。管理者がこの操作を行うことにより、指定した情報端末102が当該キャプチャ指令を受信した時点において当該情報端末102の表示部1021に表示されている画像を、当該情報端末102の画像キャプチャ部2013にキャプチャさせることができる(以下、この処理をキャプチャ指令処理とする)。つまり、管理者は、任意の情報端末102の表示部1021において表示されている画像を、任意のタイミングで当該情報端末102の画像キャプチャ部2013に対してキャプチャさせることが出来る。そして、キャプチャ指令処理によって画像キャプチャ部2013にキャプチャされた画像は、情報送受信部4012によって、当該キャプチャの時点において管理サーバ101に送信される。なお、キャプチャ指令処理によって画像キャプチャ部2013にキャプチャされた画像は、すぐに管理サーバ101に送信されなくてもよく、例えば、上述したキャプチャ指令処理以外の処理で画像キャプチャ部2013によってキャプチャされた画像のように、所定のタイミングで情報送信部2015によって管理サーバ101へ送信されるようにしてもよい。キャプチャ指令処理により、管理者は、任意のタイミングで任意の情報端末102に対して当該情報端末102に表示されている画像をキャプチャさせることができる。また、管理者はリアルタイムに任意の情報端末102の画像を取得することができる。
このように、広義の管理者をチェック者(第1の管理者)と管理者(第2の管理者)とに役割を分けることにより、管理者がユーザのキャプチャされた画像に関する情報について閲覧しなくとも、チェック者がキャプチャされた画像を閲覧してユーザのサボタージュを判定することができる。また、チェック者には、縮小画像のみを閲覧させることにより、ユーザの個人情報をチェック者が得ることを抑制することができる。
ここで、ユーザが「勤務中」の場合だけにおいて画像キャプチャの対象となる点は、本実施の形態の情報伝達システムの特徴的な部分である。例えば、図14に示される画面表示に対して、実働時間として示される矩形部分を管理サーバ101側で指定することで、その矩形部分に相当する勤務時間中に情報端末102でキャプチャされた画像の一覧表示を、例えば、キャプチャ情報閲覧画面550のように表示させることができる。管理者は、この一覧表示の中からいずれかの画像を指定することにより、ユーザが使用する情報端末102でキャプチャされた画像(つまり、ユーザが表示部1021に表示させていた画像)を確認することができる。これにより、ユーザが「勤務中」として設定していた時間においてそのユーザが情報端末102でいかなる作業をしていたか(いかなる画面表示をさせていたか)を確認することができ、ユーザが勤務していたことの信憑性を確認することができる。
なお、図21に示すように、画像データのファイル名に、ユーザの氏名、日付、時刻などを付与しておくと、管理者による画像データの管理が容易である。
以上、本発明に係る情報伝達システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲で実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明に含まれる。
たとえば、携帯電話機、携帯情報端末などから、遠隔操作によって、「勤務中」、「休憩中」の指示ができるようなシステム構成としておけば、ユーザは、出張先からでも状態情報を切り替えることができ、在宅だけに留まらず、外出先での勤務を含む就労管理が可能となり、利便性が高まる。
また、上記実施の形態では、本発明を在宅就労支援システムに適用した場合について説明したが、eラーニングシステムに適用することも可能であり、この場合には、学習者(ユーザ)が、実際に学習しているか否か(学習時間、及び、学習中における表示部での表示画像)を管理者が容易に管理することが可能となる。
また、上記実施の形態では、メッセージ指示領域304が第1又は第2の入力として押下されると、情報送信部2015は、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「勤務中」であれば勤務開始を示すメッセージを管理サーバ101に自動送信し、状態情報保持部2021に保持されている状態情報が「休憩中」であれば勤務終了を示すメッセージを管理サーバ101に自動的に送信しているが、第1又は第2の入力はメッセージ指示領域304を押下することに限らない。
例えば、予めユーザが使用するアプリケーションを登録しておき、登録されたアプリケーションの起動を第1の入力とし、当該アプリケーションの終了を第2の入力としてもよい。なお、アプリケーションが複数登録されている場合には、全くアプリケーションが起動されていない状態からアプリケーションを起動した時(つまり最初のアプリケーションを起動した時)の入力を第1の入力とし、全てのアプリケーションが終了した時(つまり最後のアプリケーションを終了した時)の入力を第2の入力とする。また、第2の入力としては、情報端末102の電源がオフにされたときとしてもよい。ただし、情報端末102の電源がオフにされると、必ず起動されているアプリケーションは終了されるため、アプリケーションの終了を第2の入力と認識してもよい。
また、上記実施の形態では、ユーザID追加部2017は、勤務時間情報保持部2052に勤務情報が保存される前にユーザIDを勤務情報に追加し、また画像保持部2051に画像が保存される前にユーザIDを画像に追加しているが、ユーザIDを追加するタイミングはこれに限らない。
例えば、情報送信部2015が勤務情報又は画像を送信する時に、ユーザID追加部2017がユーザIDを追加してもよい。なお、この場合には、上記実施の形態と異なり、情報端末102が一人のユーザに専用の場合のみに有効である。したがって、複数のユーザが1台の情報端末102を利用するような場合においては上記実施の形態の方が、複数のユーザに応じてユーザIDを変更できるため望ましい。
また、上記実施の形態では、チェック者は、縮小画像のデータのみを閲覧可能な状態とされているが、これに限らずに、チェック者が確認できる情報の種類を縮小画像以外にも設定できるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、管理者が、キャプチャ指令を行う際に、管理者にキャプチャ指令を指定された情報端末102のユーザが勤務中であるか休憩中であるかなどを判定することについては言及していない。例えば、管理者が、キャプチャ指令を行った際に、当該ユーザが休憩中であるか非勤務日であるかを判定する。そして、当該判定の結果が休憩中あるいは非勤務日であった場合に、当該指定された情報端末102の画像キャプチャ部2013に表示部1021において表示されている画像をキャプチャさせずに、当該ユーザが休憩中又は非勤務日であることを知らせるメッセージを管理サーバに通知するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、管理サーバ101が1台で管理者とチェック者とが共有して利用しているがこれに限らない。上記実施形態の管理サーバ画面で説明した画面を情報端末102に表示させることができるようにしてもよい。この場合に、チェック者が情報端末102を利用して、所定のアプリケーションを起動することにより、管理サーバ101の情報保持部に保持されている情報にアクセスして情報端末102の表示部1021にキャプチャ情報閲覧画面570bを表示させるようにしてもよい。また、管理サーバ101は表示部及び入力受付部を有しないものであってもよく、この場合には、管理者も情報端末102を操作することにより、例えば管理者の情報端末102の表示部1021に上記実施形態において説明した管理サーバ101に表示される各画面を表示させるような構成としてもよい。
本発明は、例えば、インターネットなどを介して情報を伝達する情報伝達システムとして、特に、ユーザが情報端末で勤務・学習した時間等を管理するシステムとして、例えば、在宅就労支援システム、eラーニングシステムとして、利用することができる。
101 管理サーバ
1011 表示部
1012 入力受付部
102、102A、102B 情報端末
1021、1021A、1021B 表示部
1022、1022A、1022B 入力受付部
103 ネットワーク
201 CPU
2011 表示画像生成部
2012 状態情報切替部
2013 画像キャプチャ部
2014 スクリーンセーバー動作検出部
2015 情報送信部
2016 計測部
2017 ユーザID追加部
202 RAM
2021 状態情報保持部
2022 頻度情報保持部
203 ROM
204、404 NIC(ネットワーク・インタフェース・カード)
205、405 HDD(ハード・ディスク・ドライブ)
2051 画像保持部
2052 勤務時間情報保持部
301 状態情報表示領域
302 勤務中指示領域
303 休憩中指示領域
304 メッセージ指示領域
4011 表示画像生成部
4011a 集計部
4011b 時間判定部
4011c 管理者判定部
4011d 情報検索部
4012 情報送受信部
4013 集計時間設定部
4014 キャプチャ指令部
4051 画像保持部
4052 勤務時間情報保持部
4053 状態情報保持部
4054 ユーザ情報保持部

Claims (23)

  1. 管理サーバと一以上の情報端末とから構成される情報伝達システムであって、
    前記一以上の情報端末の各々は、
    端末側表示部と、
    入力受付部と、
    前記端末側表示部に、ユーザにより「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを指定させるための画像を表示させる端末側表示画像生成部と、
    「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを示す状態情報を保持する状態情報保持部と、
    前記入力受付部が受け付けた前記ユーザからの入力に従い、前記状態情報保持部に保持されている前記状態情報を切り替える状態情報切替部と、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」を示す場合に、前記端末側表示部に表示されている画像を予め定められた頻度でキャプチャする画像キャプチャ部と、
    前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像を保持する画像保持部と、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報を前記管理サーバに送信する端末側情報送信部と、を備え、
    前記管理サーバは、
    サーバ側表示部と、
    ユーザからの入力を受け付けるサーバ側入力受付部と、
    前記ユーザが、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧できる権限を持つ第1の管理者であるか、全ての情報を閲覧できる権限を持つ第2の管理者であるか、前記第1の管理者および前記第2の管理者以外のユーザであるか、前記サーバ側入力受付部により入力されたユーザを識別するためのユーザIDと、予め保持されている第1の管理者および第2の管理者のいずれかであることを識別するための権限情報との比較に基づいて、判定する管理者判定部と、
    前記サーバ側表示部への表示画像を生成するサーバ側表示画像生成部と、
    を備え、
    前記サーバ側表示画像生成部は、
    前記ユーザが前記第1の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報のうちで、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧可能な状態で前記サーバ側表示部に表示させ、かつ、前記縮小画像のデータを、前記第1の管理者の選択を受け付ける状態で前記サーバ側表示部に表示させ、
    前記管理者判定部が前記第2の管理者であると判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報の全てを閲覧可能な画面を前記サーバ側表示部に表示させ、
    前記管理サーバは、さらに、
    前記第1の管理者であると前記管理者判定部に判定されたユーザによる入力であって、前記サーバ側入力受付部が前記縮小された画像の選択を示す入力を受け付けたとき、予め定められたメッセージを予め指定された送信先に送信するサーバ側情報送信部を備える
    情報伝達システム。
  2. 前記サーバ側表示画像生成部は、前記ユーザが前記第2の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、キャプチャ指令を出力させるための入力を受け付けるためのキャプチャ指令ボタンを、前記情報端末ごとに対応させて前記サーバ側表示部に表示させ、
    前記管理サーバは、さらに、
    前記キャプチャ指令ボタンを押すという入力が前記サーバ側入力受付部に受け付けられた場合に、当該キャプチャ指令ボタンが対応する情報端末に対してキャプチャ指令を出力するキャプチャ指令部と、
    前記キャプチャ指令部による前記キャプチャ指令の対象となった情報端末に前記キャプチャ指令を送信するサーバ側情報送信部と、
    を備え、
    前記画像キャプチャ部は、前記管理サーバから送信されてきた前記キャプチャ指令を受信した時点で、当該キャプチャ指令に基づいて前記端末側表示部に表示されている画像をキャプチャする
    請求項1に記載の情報伝達システム。
  3. 前記端末側情報送信部は、前記画像キャプチャ部が前記キャプチャ指令に基づいて前記端末側表示部に表示されている画像をキャプチャした場合に、当該キャプチャされた画像をキャプチャされた時点で前記管理サーバに送信する
    請求項2に記載の情報伝達システム。
  4. 前記サーバ側表示画像生成部は、さらに、
    前記ユーザが前記第2の管理者であると前記管理者判定部が判定した場合に、
    前記情報端末における勤務中の時間帯及び休憩中の時間帯を示す情報を前記サーバ側表示部に前記情報端末ごとに表示させ、
    前記サーバ側入力受付部が前記勤務中の時間帯を示す情報に対する指定を示す入力を受け付けた場合に、当該勤務中の時間帯に当該情報端末においてキャプチャされた画像の一覧表示を前記サーバ側表示部に表示させる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  5. 前記画像キャプチャ部は、前記予め定められた頻度として、一定時間内に一定回数の頻度のうちのランダムなタイミングでキャプチャを行う
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  6. 前記一以上の情報端末の各々は、さらに、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となって継続していた時間を計測する計測部を備え、
    前記端末側情報送信部は、前記状態情報に関する情報として、前記計測部によって計測された結果を前記管理サーバに送信する
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  7. 前記画像キャプチャ部は、
    前記管理サーバを管理する管理者により設定された所定の頻度で前記画像をキャプチャする
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  8. 前記画像保持部は、前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像を縮小した画像を保持し、
    前記端末側情報送信部は、前記画像に関する情報として、前記画像保持部に保持されている縮小画像を前記管理サーバに送信する
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  9. 前記端末側表示画像生成部は、前記状態情報が「勤務中又は学習中」であるか「休憩中」であるかに基づいて、ウィンドウの表示形態又は背景画像の少なくとも一方を変更して前記端末側表示部に表示させる
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  10. 前記端末側情報送信部は、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となっている場合に、前記入力受付部が前記ユーザから第1の入力を受け付けると、勤務開始情報を予め指定された送信先に送信し、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「休憩中」となっている場合に、前記入力受け付け部が前記ユーザから第2の入力を受け付けると、勤務終了情報を前記予め指定された送信先に送信する
    請求項1からのいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  11. 前記管理サーバは、
    前記情報端末の各々から送信されてきた前記状態情報に関する情報に基づいて、当該情報端末が備える前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」として継続していた時間の累計値を算出する集計部を備える
    請求項1に記載の情報伝達システム。
  12. 前記管理サーバは、さらに、
    前記集計部が前記累計値の算出を開始する時間である集計開始時間と、前記集計部が前記累計値の累計を算出する累計期間とを、ユーザからの入力に基づいて設定する集計時間設定部を備え、
    前記集計部は前記集計時間設定部により設定される前記集計開始時間から前記累計値の累計を開始し、前記集計開始時間から前記累計期間が経過すると前記累計を終了する
    請求項11に記載の情報伝達システム。
  13. 前記管理サーバは、さらに、
    サーバ側表示部と、
    前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は、当該管理サーバが備える集計部による集計結果を表す情報を前記サーバ側表示部に表示させるサーバ側表示画像生成部と、を備える
    請求項6、11又は12のいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  14. 前記一以上の情報端末の各々は、さらに、
    前記ユーザを識別するためのユーザIDを、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像キャプチャ部がキャプチャした画像に対応させるユーザID追加部を備え、
    前記サーバ側表示画像生成部は、前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、又は前記画像に関する情報を、前記ユーザID毎に前記サーバ側表示部に表示させる 請求項13に記載の情報伝達システム。
  15. 前記集計部は、所定期間中における前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」として継続していた時間の累計値を前記ユーザID毎に算出し、
    前記管理サーバは、さらに、
    前記集計部が算出する前記所定期間中における累計値が所定値を超えているか否かを判定する時間判定部を備え、
    前記サーバ側表示画像生成部は、前記時間判定部による判定の結果を前記ユーザID毎に前記サーバ側表示部に表示させる
    請求項14に記載の情報伝達システム。
  16. 前記管理サーバは、さらに、
    前記ユーザIDと前記ユーザを複数のグループ毎に分類するグループIDとを関連付けたユーザ情報を保持するユーザ情報保持部を備え、
    前記サーバ側表示画像生成部は、前記管理者に選択されたグループに関する入力と前記ユーザ情報とに基づいて、当該グループに属するユーザIDに対応する前記情報端末の各々から送信されてきた状態情報に関する情報、前記画像に関する情報、又は前記集計結果を表す情報を前記グループ毎に前記サーバ側表示部に表示させる
    請求項15に記載の情報伝達システム。
  17. 前記管理サーバは、さらに、
    前記ユーザ情報保持部を含み、かつ、前記情報端末の各々から送信されてきた前記状態情報に関する情報、前記画像に関する情報、及び前記集計結果を表す情報を保持する情報保持部と、
    前記情報保持部が保持する前記状態情報に関する情報、及び、前記画像に関する情報から、前記ユーザID、前記グループID、又は前記所定期間中における前記累計値の内の少なくとも1つを前記管理者の入力に基づいて検索する情報検索部と
    を備え、
    前記サーバ側表示画像生成部は、前記情報検索部の検索の結果を前記サーバ側表示部に表示させる
    請求項16に記載の情報伝達システム。
  18. 前記情報端末の少なくとも一つは、さらに、当該端末においてスクリーンセーバーが動作を始めたことを検出するスクリーンセーバー動作検出部を備え、
    前記スクリーンセーバー動作検出部は、前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」であって、スクリーンセーバーが動作を始めたことを検出した場合には、一定の処理をした後に、前記状態情報を、「休憩中」を示す情報に切り替える
    請求項1から17のいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  19. 前記スクリーンセーバー動作検出部は、さらに、スクリーンセーバー動作状態が解消したことを検出し、当該スクリーンセーバー動作状態が解消したことを検出した場合には、前記状態情報を、「勤務中又は学習中」を示す情報に切り替える
    請求項18に記載の情報伝達システム。
  20. 前記情報端末の少なくとも一つは、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」となったタイミングから「勤務中又は学習中」が継続している時間である連続勤務時間を計測する連続勤務時間計測部と、
    前記連続勤務時間が予め設定された所定の時間を超えた場合に、その旨を示す情報を当該情報端末の端末側表示部に表示させる連続勤務画像表示部とを備える
    請求項1から19のいずれか1項に記載の情報伝達システム。
  21. 請求項1記載の情報伝達システムにおける管理サーバ。
  22. 管理サーバと一以上の情報端末とから構成される情報伝達システムにおける前記一以上の情報端末の各々による情報伝達方法であって、
    表示部に、ユーザにより「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを指定させるための画像を表示させる指定画面表示ステップと、
    入力受付部が受け付けた前記ユーザからの入力に従い、状態情報保持部に保持されている「勤務中又は学習中」か「休憩中」かを示す状態情報を切り替える状態情報切替ステップと、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報が「勤務中又は学習中」を示す場合に、前記表示部に表示されている画像を予め定められた頻度でキャプチャする自動キャプチャステップと、
    前記自動キャプチャステップにおいてキャプチャされた画像を画像保持部に保持させる画像保持ステップと、
    前記状態情報保持部に保持されている状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報を前記管理サーバに送信する送信ステップと、
    前記ユーザが、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧できる権限を持つ第1の管理者であるか、全ての情報を閲覧できる権限を持つ第2の管理者であるか、前記第1の管理者および前記第2の管理者以外のユーザであるか、前記サーバ側入力受付部により入力されたユーザを識別するためのユーザIDと、予め保持されている第1の管理者および第2の管理者のいずれかであることを識別するための権限情報との比較に基づいて、判定する管理者判定ステップと、
    前記表示部への表示画像を生成するサーバ側表示画像生成ステップと、
    前記管理者判定ステップにおいて前記第1の管理者であると判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報のうちで、前記画像に関する情報が縮小されることにより得られる縮小画像のデータのみを閲覧可能な状態で前記サーバ側表示部に表示させ、かつ、前記縮小画像のデータを、前記第1の管理者の選択を受け付ける状態で前記サーバ側表示部に表示させる第一表示ステップと、
    前記管理者判定ステップにおいて前記第2の管理者であると判定した場合に、前記情報端末の各々から送信されてきた、前記状態情報に関する情報、及び、前記画像保持部に保持されている画像に関する情報の全てを閲覧可能な画面を前記サーバ側表示部に表示させる第二表示ステップと、
    前記第1の管理者であると前記管理者判定ステップにおいて判定されたユーザによる入力であって、前記サーバ側入力受付部が前記縮小された画像の選択を示す入力を受け付けたとき、予め定められたメッセージを予め指定された送信先に送信するサーバ側情報送信ステップと
    を含む情報伝達方法。
  23. 管理サーバと一以上の情報端末とから構成される情報伝達システムにおける前記一以上の情報端末の各々による情報伝達方法のためのプログラムであって、
    請求項22記載の情報伝達方法に含まれるステップを当該情報端末が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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